JP2015208701A - フィルタ枠およびエアフィルタ - Google Patents

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晴義 山口
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【課題】枠体に濾材を着脱可能としたエアフィルタにおいて、フィルタ枠の側板外側の凸凹を無くし、連設されるエアフィルタ同士の間のより高い気密性を確保する
【解決手段】天板13を、一対の側板14、14と地板15からなる枠本体から取り外し可能とする。シート状の濾材をプリーツ状に折り畳み、濾材パック12とする。濾材パック12を、プリーツの折り目が側板14、14に平行となるように枠本体に装着する。天板13、側板14、14、地板15において、フィルタ枠の上流側および下流側の開口を形成する各辺に沿って折り曲げられた側辺部を形成する。天板13の長さを側板14、14の外側壁面間距離以下とする。天板13の側辺部13Sの内側に設けられた突起13Pと側板14の側辺部14Sに設けられた孔14Hとの嵌合により天板13を側板14、14へ固定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、濾材がフィルタ枠に交換可能に装填されるエアフィルタに関する。
空調やクリーンルームなどの給排気システムで使用されるフィルタ装置では、矩形のフィルタ枠内に濾材パックを配置したエアフィルタが広く使用されている。このようなエアフィルタには、濾材パックの周囲をフィルタ枠に接着剤で固着して一体化したものと、濾材パックをフィルタ枠に対して着脱自在とし、濾材パックの交換を可能としたものが知られている。濾材パックを交換可能としたエアフィルタでは、例えばフィルタ枠の天板を両側板から取り外して、古い濾材パックの抜き取りや、新しい濾材パックの装填が行われる。天板の側板への着脱には、例えば天板に設けた突起を側板に設けた挿入孔に嵌合することで行われる(特許文献1参照)。
特許第3460032号明細書
特許文献1の構成では、天板の長手方向両端部が略直角に折り曲げられ、突起はこの折り曲げられた部分の内側に設けられている。挿入孔は両側板の側壁に設けられ、天板装着時には、折り曲げ部の突起が挿入孔に両側板の外側から嵌入される。すなわち、天板の折り曲げられた部分は両側板の外側壁に覆い被さる。このような構成では、折り曲げられた部分がその板厚分だけ両側板の外側壁から外側に突出するので、複数のエアフィルタを連接して使用する場合、フィルタ枠間に隙間が形成され、気密性を確保する観点から不利である。
本発明は、枠体に濾材を着脱可能としたエアフィルタにおいて、フィルタ枠の側板外側の凸凹を無くし、連設されるエアフィルタ同士の間のより高い気密性を確保することを課題としている。
本発明のフィルタ枠は、天板と、一対の側板と、地板とを備え、天板は一対の側板に着脱自在であり、天板を取り外した状態で濾材パックを装着可能である矩形のフィルタ枠であって、天板、側板、地板は、フィルタ枠の上流側および下流側の開口を形成する各辺に沿って折り曲げられた側辺部を備え、天板の長さは一対の側板の外側壁面間距離以下であり、天板の側辺部と側板の側辺部の一方に設けられた突起と他方に設けられた孔との嵌合により天板が側板に固定可能であることを特徴としている。
天板の両端に、濾材パックの両角部を側板に固定する濾材固定手段が更に設けられることが好ましい。濾材固定手段は、例えば天板の両端から延出する板部材であり、濾材パックの両角部が、板部材と側板に挟まれて固定される。濾材パックは、例えばプリーツ状に折り畳まれた濾材シートからなり、板部材は濾材シートの最後の折り畳み部分を側板との間に挟み込み固定する。
本発明のエアフィルタは、上記何れかに記載のフィルタ枠に、濾材パックを装填したものである。
本発明によれば、枠体に濾材を着脱可能としたエアフィルタにおいて、フィルタ枠の側板外側の凸凹を無くし、連設されるエアフィルタ同士の間のより高い気密性を確保することができる。
本発明の一実施形態であるエアフィルタを、フィルタの下流側から見た斜視図である。 天板が取り外された状態の図1のエアフィルタの斜視図である。 天板のフィルタ枠への取り付け手順を説明する図である。 濾材固定部による濾材のフィルタ枠への固定方法を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態であるエアフィルタを、フィルタの下流側から見たときの斜視図である。
本実施形態のエアフィルタ10は、濾材が交換可能なエアフィルタであり、矩形のフィルタ枠(枠体)11と、その内側に配置される濾材パック12とから主に構成される。フィルタ枠11は、天板13と、左右一組の側板14、14と、地板15とを備える。
図2には、天板13が取り外された状態のエアフィルタ10が示される。天板13、側板14、14、地板15の横断面形状はコの字形状を呈し、それぞれコの字の開口がフィルタ枠11の内側を向くように組み付けられる。側板14、14の下端は、地板15の両端に、側板14、14の外側壁面に突出部ができないように、リベットや溶接などを用いて接合され、フィルタ枠本体を構成する。
濾材パック12は、フィルタ枠11よりも一回り小さい矩形形状を呈し、各板部材13〜15の内側に配置される。濾材パック12は、シート状の濾材をプリーツ状に折り畳んで構成され、濾材にはガラス繊維等からなる濾紙や、ポリエステル等からなる不織布が用いられる。濾材パック12は、プリーツの折れ目が側板14、14の長手方向に平行となるように、すなわち折り目が上下方向に沿うようにフィルタ枠11内に装填される。山折りされた濾材の各山部同士は、上下方向に一定間隔を開けて樹脂接着剤を用いた帯状の樹脂接着部16により相互に連結され、濾材パック12全体の形状が保持される。また、濾材パック12と、各板部材13〜15の間には、弾性体からなるシール部材(不図示)が介装され、濾材パック12とフィルタ枠11の間の気密性が保持される。
フィルタ枠11を構成する各板部材13〜15は、例えば金属板などから形成され、長手方向に沿った両側辺をコの字状に折り曲げて形成される。各板部材13〜15において、折り曲げられた両側辺部は、各板部材13〜15に長手方向の剛性を与えるとともに、フィルタ枠の上流側および下流側開口を形成し、装填された濾材パック12の四辺をフィルタ枠11内に保持する役割を担う。
天板13の折り曲げられた側辺部13S、13Sの両端部近傍には、それぞれ内側に向けて突出し、互いに相対する突起13P、13Pが形成される。一方、側板14、14の折り曲げられた側辺部14S、14Sの上端近傍には、突起13P、13Pを嵌め合わせるための孔14H、14Hが設けられる。すなわち、天板13の側板14、14への取り付けは、突起13P、13Pを孔14H、14Hに嵌合させることで行われ、これにより天板13は側板14、14をフィルタの上流側および下流側から挟み込む形でフィルタ枠本体に固定される。また天板13の長さは、両側板14、14の外側壁面間距離以下の長さとされ、天板13を側板14、14に取り付けた際、天板13が側板14、14よりも外側に突出することはない。
図3(a)〜図3(d)に、天板13の側板14(フィルタ枠本体)への取り付け手順を示す。図3(a)には、濾材パック12を側板14、14、地板15の内側に装填し、天板13を上方から側板14に被せる様子が示される。図3(b)、図3(c)に示されるように、突起13Pと孔14Hの嵌め合わせは、例えば、天板13を前後に傾けた状態で、まず上流側の側辺部13Sの突起13Pを、上流側の側辺部14Sの孔14Hに外側から嵌合させ、その後、下流側の側辺部13Sの突起13Pを、下流側の側辺部14Sの孔14Hに外側から嵌合させる。このとき、コの字状に折り曲げられた側辺部13S、13Sは、天板13の板材としての弾性により広げられ、突起13Pが、側辺部14Sを乗り越えて孔14Hに嵌合される。なお、突起13Pと孔14Hの嵌合は、下流側、上流側の順で行ってもよい。
また、本実施形態の天板13は、その両端部にそれぞれ濾材固定部13F、13Fを有する。濾材固定部13F、13Fは、天板13の両端において、長手方向外側に向けて延出された舌辺を側辺部13S、13Sと同じ側に略直角に折り曲げたものである。濾材固定部13Fは、プリーツ状に折り畳まれた濾材シートの側板14に接触する部分の上端を、側板14との間に挟み込み、固定する部材である。
次に図4を参照して、濾材固定部13Fによる濾材のフレーム枠への固定方法について説明する。図4では、説明の便宜上、濾材パック12が側板14の上端から突出した状態で示されるが、実際に天板13を側板14に装着する際には、濾材パック12の頂部は、側板14の上端よりも下側に位置する。なお、図4に示される濾材固定部13Fによる濾材シートの固定は、図3に示される天板13の取り付け作業中に行われる。
図4に示されるように、天板13を側板14へ取り付ける際、板状の濾材固定部13Fは、プリーツ状に折り畳まれた濾材シート(12)の最後の折り畳み部分の内側(折り畳まれた濾材シートの間)に差し込まれる。天板13が側板14に装着され、突起13Pが孔14Hに嵌合されると、濾材固定部13Fは、濾材シートの最後の折り畳み部分を側板14の内壁面に押し当て、濾材シートは濾材固定部13Fと側板14の間に挟まれる。これにより、濾材パック12の上側の両角部がフィルタ枠11に確りと固定される。なお、濾材パック12の下側の角部は、濾材パックの重さにより、弾性シールに確りと係合するので、側板14や地板15の側辺部による保持のみで十分にフィルタ枠内に保持され得る。
以上のように、本実施形態によれば、フィルタ枠に濾材パックを着脱可能としたエアフィルタにおいて、フィルタ枠の側板外側の凸凹を除去し、連設されるエアフィルタ同士の間のより高い気密性を確保することができる。また、本実施形態では、天板の両端に濾材固定部を設けたことにより、濾材パックの角部がフィルタ枠からのずれるのを確実に防止できる。
なお、本実施形態では、天板に設けられる濾材固定部に板状の部材を用いたが、例えば棒状の部材でもよく、濾材パックの角部を枠体に固定できるものであれば、他の構成であってもよい。フレーム枠は、耐久性の観点からは金属性が好ましいが、樹脂など他の素材を用いることも可能である。本実施形態では突起13P、13Pは、例えば側辺部13S、13Sを外側から内側へ凹ますことで形成されるが、突起物を側辺部13S、13Sの内側に取り付ける構成であってもよい。また本実施形態では突起を天板に設け、突起が嵌合される孔を側板に設けたが、突起を側板側辺部の外側に設け、孔を天板の側辺部に設けることもできる。更に、本実施形態では、側板14、14、地板15をリベットや溶接で接合してフィルタ枠本体としたが、フィルタ枠本体の側板の外側面に突出部ができない構成であれば、フィルタ枠本体は一体的に成型されてもよい。
10 エアフィルタ
11 フィルタ枠
12 濾材パック(プリーツ状濾材シート)
13 天板
13F 濾材固定部
13P 突起
13S 天板側辺部
14 側板
14H 孔
14S 側板側辺部
15 地板
16 樹脂接着部

Claims (5)

  1. 天板と、一対の側板と、地板とを備え、前記天板が前記一対の側板に着脱自在であり、前記天板を取り外した状態で濾材パックを装着可能である矩形のフィルタ枠であって、
    前記天板、前記側板、前記地板は、前記フィルタ枠の上流側および下流側の開口を形成する各辺に沿って折り曲げられた側辺部を備え、
    前記天板の長さが前記一対の側板の外側壁面間距離以下であり、前記天板の側辺部と前記側板の側辺部の一方に設けられた突起と他方に設けられた孔との嵌合により前記天板が前記側板に固定可能である
    ことを特徴とするフィルタ枠。
  2. 前記天板の両端に、前記濾材パックの両角部を前記側板に固定する濾材固定手段が更に設けられることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ枠。
  3. 前記濾材固定手段が、前記天板の両端から延出する板部材であり、前記濾材パックの両角部が、前記板部材と前記側板に挟まれて固定されることを特徴とする請求項2に記載のフィルタ枠。
  4. 前記濾材パックが、プリーツ状に折り畳まれた濾材シートからなり、前記板部材が前記濾材シートの最後の折り畳み部分を前記側板との間に挟み込むことを特徴とする請求項3に記載のフィルタ枠
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のフィルタ枠に、前記濾材パックが装填されたエアフィルタ。
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