JP2019164541A - 試合結果管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】試合の参加者自身が試合の結果に関する情報を入力する際に、現実の試合結果と異なる入力である不正入力が行われることを抑制する。【解決手段】本発明の試合結果管理装置は、管理システムにより管理された複数の試合のうちの一の試合の結果に関する情報である結果情報が示す試合結果に、試合の参加者である第1参加者が同意することを示す第1同意情報を取得する第1同意部と、結果情報が示す試合結果に対して、試合の参加者であるとともに試合において第1参加者と競い合う関係にある第2参加者が同意することを示す第2同意情報を取得する第2同意部と、第1同意情報および第2同意情報に関連付けて、結果情報を保持する保持部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、試合結果管理装置、試合結果管理方法、大会運営支援装置、およびプログラムに関する。
特許文献1には、所定期間毎に開催される大会の運営担当者及び大会参加者が用いるチーム端末及び運営担当者端末と、大会管理サーバとがネットワークを介して接続され、大会の運営を支援する大会支援システムが記載されている。この大会管理サーバは、チーム端末から受信した大会概要データ及びチームデータと、チームメンバーの集合写真等と、各参加者の対戦結果を示すスコアデータ及び順位データを大会毎に記憶する大会DBとを備えるとともに、チーム端末及び運営担当者端末は、所望の大会に対応する大会概要データやスコアデータ、写真データ等を大会管理サーバから読み出すとともに、受信した大会概要データ等を用いて、記念品を作成するための記念品データを生成するCPUを備える。
特開2008−9836号公報
ところで、例えばテニスなどの大会において、試合会場や試合日程が分散しているなどの理由により、大会運営者が試合に立ち会わないことが想定される。そして、このように大会運営者が試合に立ち会わない場合においては、大会参加者である選手自身が、大会管理装置などに試合結果を入力する態様が考えられる。しかしながら、このような態様においては、大会参加者によって、例えば現実の試合結果と異なる入力(不正入力)がなされることが想定される。さらに説明をすると、例えば賞金が付与される大会においては、大会参加者の試合で勝ちたいという意識が強まるため、上記のような不正入力がより発生しやすい。
そこで、本発明では、試合の参加者自身が試合の結果に関する情報を入力する際に、現実の試合結果と異なる入力である不正入力が行われることを抑制する試合結果管理装置などを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、管理システムにより管理された複数の試合のうちの一の試合の結果に関する情報である結果情報が示す試合結果に、前記試合の参加者である第1参加者が同意することを示す第1同意情報を取得する第1同意部と、前記結果情報が示す試合結果に対して、前記試合の参加者であるとともに当該試合において前記第1参加者と競い合う関係にある第2参加者が同意することを示す第2同意情報を取得する第2同意部と、前記第1同意情報および前記第2同意情報に関連付けて、前記結果情報を保持する保持部とを有する試合結果管理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記第1同意部は、ネットワークを介して接続され前記第1参加者が操作する端末から、前記結果情報と前記第1同意情報とを取得することを特徴とする請求項1記載の試合結果管理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記第2同意部は、ネットワークを介して接続され前記第2参加者が操作する他の端末に、前記結果情報が示す試合結果を表示し、当該表示の内容に同意する操作を受け付けることにともない、前記第2同意情報を取得することを特徴とする請求項2記載の試合結果管理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記第1同意部が前記第1同意情報を取得し、かつ前記第2同意部が前記第2同意情報を取得すると、記憶部に記憶された前記第1参加者および前記第2参加者の属性を更新する属性更新部を有することを特徴とする請求項1記載の試合結果管理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記第1参加者は、前記試合において競技を行う競技者が所属するチームに登録されているチームメンバーであり、前記属性更新部が更新した前記属性に応じて前記第1参加者の前記チームにおける順位を決定する順位決定部を有することを特徴とする請求項4記載の試合結果管理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記第1同意部は、前記第1参加者が操作する端末から、前記結果情報と、前記第1同意情報と、前記第2同意情報とを取得することを特徴とする請求項1記載の試合結果管理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記第2同意情報は、前記第2参加者を識別する識別情報であることを特徴とする請求項6記載の試合結果管理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記第1同意部が前記第1同意情報を取得し、かつ前記第2同意部が前記第2同意情報を取得することにともない、当該第1同意情報を送信した端末と当該第2同意情報を送信した他の端末との距離に関する情報を取得し、当該距離が予め定めた距離以下であると前記試合結果を確定する試合結果確定部を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載の試合結果管理装置である。
請求項9に記載の発明は、前記保持部が保持する前記結果情報に応じて、他の試合を設定する試合設定部を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項のいずれか1項記載の試合結果管理装置である。
請求項10に記載の発明は、管理システムにより管理された複数の試合のうちの一の試合の結果に関する情報である結果情報が示す試合結果に、前記試合の参加者である第1参加者が同意することを示す第1同意情報を取得するステップと、前記結果情報が示す試合結果に対して、前記試合の参加者であるとともに当該試合において前記第1参加者と競い合う関係にある第2参加者が同意することを示す第2同意情報を取得するステップと、前記第1同意情報および前記第2同意情報を取得することにともない、前記第1参加者および前記第2参加者の少なくとも一方の属性情報を前記結果情報に応じて更新するステップとを有する試合結果管理方法である。
請求項11に記載の発明は、管理システムにより管理された大会において参加者に付与される賞金の額を受け付ける賞金額受付部と、前記大会の参加者である第1参加者が操作する端末から、当該大会の予選として行われる第1試合の結果に関する情報である第1結果情報を取得する第1結果取得部と、前記第1結果取得部が前記第1結果情報を取得することにともない、ネットワークを介して接続された他の端末に、前記大会の参加者であるとともに前記第1試合で前記第1参加者と対戦した第2参加者から当該第1結果情報が示す試合結果に同意する指示を受け付ける画面を表示させる画面表示部と、前記他の端末における操作により前記第2参加者から前記指示を受け付けることにともない、前記第1結果情報を保持する保持部と、前記保持部により保持される前記第1結果情報に従って、前記第1参加者および前記第2参加者のうちの少なくとも一方を予選通過者として決定する決定部と、複数の前記予選通過者により行われる第2試合の結果に関する情報である第2結果情報を取得する第2結果取得部と、前記第2結果取得部が取得した前記第2試合の結果に従って、前記賞金を分配する分配部とを有する大会運営支援装置である。
請求項12に記載の発明は、管理システムにより管理された複数の試合のうちの一の試合の参加者である第1参加者の操作に従い、当該試合の結果に関する情報である結果情報を示すステップと、前記結果情報により示される前記試合の結果に対して、当該試合の参加者であるとともに当該試合において前記第1参加者と競い合う関係にある第2参加者が同意することを示す操作を受け付けるステップとをコンピュータに実行させる、プログラムである。
請求項1の発明によれば、試合の参加者自身が試合の結果に関する情報を入力する際に、現実の試合結果と異なる入力である不正入力が行われることを抑制する試合結果管理装置が提供される。
請求項2の発明によれば、第2参加者の操作が簡略化される。
請求項3の発明によれば、第2参加者の操作が簡略化される。
請求項4の発明によれば、試合結果に応じて参加者の属性を変化させることができる。
請求項5の発明によれば、試合結果に応じて参加者のチームにおける順位を変化させることができる。
請求項6の発明によれば、試合結果管理装置における処理が簡略化される。
請求項7の発明によれば、第1参加者による不正入力が抑制される。
請求項8の発明によれば、不正入力が行われることがより抑制される。
請求項9の発明によれば、他の試合の設定が容易になる。
請求項10の発明によれば、試合の参加者自身が試合の結果に関する情報を入力する際に、現実の試合結果と異なる入力である不正入力が行われることを抑制する試合結果管理方法が提供される。
請求項11の発明によれば、試合の参加者自身が試合の結果に関する情報を入力する際に、現実の試合結果と異なる入力である不正入力が行われることを抑制する大会運営支援装置が提供される。
請求項12の発明によれば、試合の参加者自身が試合の結果に関する情報を入力する際に、現実の試合結果と異なる入力である不正入力が行われることを抑制するプログラムが提供される。
本実施の形態が適用される大会管理システムの全体構成例を示した図である。 (a)は大会管理システムの動作を示すフローチャートであり、(b)はチームメンバーを説明するための図であり、(c)は個人スコアおよびチームスコアを説明するための図である。 大会管理装置の構成例を説明するための図である。 募集型試合設定を示すフローチャートである。 指名型試合設定を示すフローチャートである。 賞金分配部による賞金分配動作を示すフローチャートである。 (a)は試合結果入力画面を説明する図であり、(b)は試合結果承認画面を説明する図である。 大会情報画面を説明する図である。 大会管理装置のハードウェア構成例を示した図である。 端末のハードウェア構成例を示した図である。 変形例1における試合結果入力画面を説明する図であり、(b)は変形例2における試合結果確定処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
<大会管理システム1>
図1は、本実施の形態が適用される大会管理システム1の全体構成例を示した図である。
大会管理システム1は、大会管理装置10と、端末30、40、50とを有する。これらの大会管理装置10および端末30、40、50は、ネットワーク90を介して接続されている。
なお、以下の説明においては、大会管理システム1は、予選を経て決勝トーナメントが行われるテニス大会を管理する。また、このテニス大会では、予選によって決勝トーナメント出場者を決定した後、決勝トーナメントで出場者の総合順位を決定し、この総合順位に従って賞金が分配される。
大会管理装置10は、コンピュータ装置によって構成される。この大会管理装置10は、大会管理システム1におけるサーバとして機能する。本実施の形態の大会管理装置10は、端末30、40、50のユーザに大会管理サービスを提供する機能を備えている。
端末30、40、50の各々は、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、あるいはノート型コンピュータなどのコンピュータ装置によって構成される。この端末30、40、50は、大会管理システム1におけるクライアントとして機能する。ここで、端末30、40、50の各々は、大会管理システム1が管理する大会の参加者(大会参加者)によって操作される。図示の例においては、簡略化のため端末30、40、50が示されているが、大会管理システム1が管理する大会は複数の大会参加者によって利用可能であり、大会管理システム1は、端末30、40、50以外の端末が接続可能である。
<大会運営フロー>
図2(a)は大会管理システム1の動作を示すフローチャートであり、図2(b)はチームメンバーを説明するための図であり、図2(c)は個人スコアおよびチームスコアを説明するための図である。
次に、図1および図2(a)を参照しながら、大会管理システム1の動作、すなわち大会管理システム1が管理する大会の運営手順の概略について説明をする。
図2(a)に示すように、大会管理システム1における大会管理装置10は、大会運営者が操作することによって大会の設定を行う(S201)。そして、大会に参加を希望する選手が操作する端末30、40、50からの指示に従い、大会管理装置10が選手登録を行う(S202)。
次に、大会管理装置10は、端末30、40、50からの指示に従い、予選で行われる試合の設定を行う(S203)。そして、大会管理装置10は、端末30、40、50からの指示に従い、予選として行われた試合の試合結果を受け付ける(S204)。そして、大会管理装置10は、予選の試合結果に応じて決勝トーナメントを設定する(S205)。
次に、大会管理装置10は、大会管理者が大会管理装置10を操作することにともない、決勝トーナメントにおいて行われた試合の試合結果を受け付ける(S206)。そして、大会管理装置10は、決勝トーナメントで決定した順位に基づいて、賞金を分配する(S207)。
ここで、大会管理システム1が管理する大会における決勝トーナメントおよび予選について説明をする。まず、決勝トーナメントは、例えば1つの会場(例えば品川プリンステニスコート)で、かつ予め定めた日程(例えば12月1日)に開催される。また、予選は、決勝戦の日程よりも前に設定される予め定めた期間(予選期間、例えば6カ月間)に行われる。
ここで、決勝トーナメントにおいては、大会管理装置10が予選の試合結果によって決勝トーナメントの出場者を確定し、決勝トーナメントにおける各試合の組み合わせを確定する。すなわち、決勝トーナメント出場者が決定した時点で、決勝トーナメントの試合日程および各選手の対戦相手が確定する。さらに言い替えると、決勝トーナメントにおいては、決勝進出者の意思とは無関係に試合が設定される。
一方で、本実施の形態における予選は、大会参加者が操作する端末30、40、50から指示を受けることにともない、大会管理装置10が試合を設定する。すなわち、予選に参加する選手(大会出場者)が決定した時点において、予選の試合日程および選手の対戦相手は確定しない。また、決勝トーナメントへの進出者は後述する個人スコアに基づいて決定するため、各選手が予選で設定すべき試合数の制限もない。具体的には、各参加者は、予選として1試合のみを行う場合でもよいし、多数の試合(例えば、10試合以上)を行ってもよい。したがって、予選においては、大会参加者が自身の意思で試合を自由に設定することができる。
なお、本実施の形態においては、上記のように大会参加者が自ら予選の試合を設定することが必要である。したがって、予選期間の長さは、大会参加者による試合設定の自由度が過度に制限されない長さに設定されることが望ましい。そこで、予選期間は、例えば1月以上であることが好ましく、2月以上であるとさらに好ましい。予選期間を1月以上とすることにより、試合設定の自由度が向上する。あるいは、予選期間を1月以上とすることにより、予選において行われる試合数が増加する。また、予選期間は、例えば1年以下であることが好ましく、10月以下であるとさらに好ましい。予選期間を1年以下とすることにより、例えば大会参加者の緊張感が低下することが抑制される。あるいは、予選期間を1年以下とすることにより、大会参加者が大会途中に諸般の事情で棄権することが低減される。
さて、上記では説明を省略したが、大会参加者は、各々チームに所属している。また、大会参加者は、予選の試合結果によって変動する持ち点(後述する個人スコア)を有する。そして、図示の例においては、決勝トーナメントに進出する決勝進出者を、各チーム内における個人スコアの争いによって決定する。すなわち、各チームにおける順位を個人スコアによって決定し、この順位に従い決勝進出者を確定する。例えば、各チームにおける個人スコアが1位の選手を決勝進出者とする。
なお、ここではチーム内の順位により決勝進出者を決定するが、予選の試合自体は所属チームとは関係なく設定することができる。すなわち、予選の試合における対戦相手は、チーム内の選手であってもよいし、チーム外の選手であってもよい。
さて、図示の例においては、決勝トーナメントで決定した総合順位に従って賞金が分配される。そして、この賞金は、決勝進出者だけでなく、決勝進出者が所属していたチームのチームメンバーにも分配される。例えば、優勝した選手に賞金が分配される場合には、優勝者だけでなく、優勝した選手が所属するチームのチームメンバー全員にも賞金が分配される。したがって、優勝者以外のチームメンバーが、決勝トーナメントで行われる試合に強い興味を持ち得る。
次に、図2(b)を参照しながら、チームを構成するチームメンバーについて説明をする。本実施の形態におけるチームメンバーは、大会出場者(選手)に限定されない。言い替えると、各チームのチームメンバーとして登録されるために、大会に出場することは要件とならない。例えば、図2(b)に示すチームAのチームメンバーとしては、選手A、選手X、選手Y、および選手Zに加えて、コーチP、マネージャQ、家族R、サポータSを含む。ここで、コーチPは、チームAの選手を指導する指導者である。また、家族Rは、例えば選手Xの家族(親族)である。また、サポータSは、チームAのチームメンバーの友人などチームAを応援する立場にある者である。そして、コーチP、マネージャQ、家族R、サポータSは、大会には出場しない。このように、チームは、大会出場者(選手)以外のチームメンバー(選手外メンバー)を有してもよい。なお、各チームに所属するチームメンバーの人数に制限はない。したがって、1つのチームに所属するチームメンバーは1人でもよいし、2人以上の複数でもよい。このように、選手外メンバーもチームメンバーとして登録可能とすることで、大会出場者以外の本大会に関する興味を高め得る。付言すると、チームメンバー全員を、大会参加者として捉えることができる。さらに説明をすると、試合を実際に行う選手同士が互いに競い合うとともに、一方の選手が所属するチームのチームメンバーは、他方の選手あるいは他方の選手が所属するチームのチームメンバーと競い合う関係にある。
次に、図2(c)を参照しながら、本実施の形態における決勝進出者の決定の際などに用いられる個人スコアおよびチームスコアについて説明をする。
まず、図2(c)に示すように、個人スコアは、選手レベルおよびゲームポイントの積により定まる。このレベルポイントは、選手登録時など予め定めた時点で大会出場者が所属する選手レベルに応じて決定されるポイント(値)である。なお、レベルポイントは、大会期間中に変動しない固定値である。ここで、選手レベルは、対象とする選手の過去の出場大会における成績などにより定められる。なお、選手レベルは、元プロテニスプレーヤであることや、予め定められたチームや学校に所属していた対象とする選手の経歴などにより、選手レベルを定めてもよい。図示の例においては、選手レベルは、初級、中初級、中級、中上級、上級、オープンの6つのレベルが設定される。そして、これらの選手レベル各々に対して、1(初級)から6(オープン)の値が付与される。この選手レベルに付与される値がレベルポイントである。
次に、ゲームポイントについて説明をする。ゲームポイントは、予選で行われた試合の試合結果に応じて決定されるポイント(値)である。このゲームポイントは、大会期間中に変動する変動値である。そして、ゲームポイントは、予選期間中により多くの試合に出場するほど、高ポイントとなるように定められる。例えば、ゲームポイントは、予選期間中に行った試合の数(試合数)、予選期間中に行った試合の勝利数(勝ち星)、対戦相手のレベルに応じた値(チャレンジポイント)などにより算出される。なお、チャレンジポイントとは、例えば対戦相手が自身よりも上位のレベルである場合に、加算(積算)される値である。
上記のように、個人スコアは、固定値であるレベルポイントと、変動値であるゲームポイントにより算出される。このように、固定値および変動値の両者に基づく個人スコアを用いることで、選手レベルが高い強豪選手が予選敗退となり決勝トーナメントの魅力が低減することを抑制しつつ、予選で積極的に試合を設定し大会を盛り上げた選手にも決勝トーナメントへの出場の機会が増える。したがって、大会の魅力がより高まるようになる。
さて、図2(c)に示すように、チームスコアは、対象とするチームに所属するチームメンバーの個人スコアの総和である。そして、チームスコアが大きいほど、そのチームから決勝トーナメントに出場する選手の決勝トーナメントにおける地位が有利となる。例えば、決勝トーナメントにおけるシード権が得られる。よって、各チームのチームメンバーは、自身が所属するチームのチームスコアを増加させるように、より積極的に予選の試合に参加するようになる。
なお、試合を行わない選手外メンバーの個人スコアは、予め定めた値(固定値)に設定する。なお、選手外メンバーの個人スコアは、選手外メンバーが特定の選手(例、応援する選手)を選択し、その選手の個人スコアに連動させた値(変動値)にしてもよい。例えば、選手外メンバーの個人スコアが、選択した選手の個人スコアの10分の1となるように調整値を設定してもよい。また、選手外メンバーの個人スコアは、上記のような予め定めた固定値、あるいは変動値のいずれかから選択できるようにしてもよい。
<大会管理装置10の構成例>
図3は、大会管理装置10の構成例を説明するための図である。
次に、図1および図3を参照しながら大会管理装置10の構成例について説明をする。
本実施の形態の大会管理装置10は、大会設定部110、スコア管理部120、チーム管理部130、試合設定部140、試合結果確定部150、結果出力部160、賞金分配部170、記憶部180を有する。なお、大会管理装置10は試合結果管理装置および大会運営支援装置の一例である。
大会設定部110は、大会運営者から決勝戦の日程および予選期間大会を指定する指示を受け付け、大会の設定を行う。具体的には、大会設定部110は、大会運営者から決勝戦の日程および予選期間大会を指定する指示を受け付ける。例えば、決勝戦の日程を12月1日とし、予選期間を6月1日から11月15日とする指示を受け付ける。また、大会設定部110は、大会運営者から賞金に関する指示、すなわち賞金の情報(賞金情報)を受け付ける。図示の例における賞金情報は、賞金の金額および分配の割合を含む。例えば、賞金の金額を100万円とする。また、この賞金を、支持された分配の割合に従い、優勝した選手、および優勝した選手が所属するチームメンバーで分配する。例えば、分配の割合が、優勝した選手に50%、チームメンバーに50%と指定される。大会設定部110は賞金額受付部の一例である。
なお、チームの中での賞金の分配(再分配)は、各チームメンバーの個人スコアにしたがって行われる。例えば、賞金の分配を行うチームに、チームメンバーM、チームメンバーT、チームメンバーUがいるものとする。そして、チームメンバーMの個人スコアが60、チームメンバーTの個人スコアが30、チームメンバーUの個人スコアが10であるとする。この場合、個人スコアの総計が100となる。したがって、チームメンバーMの再分配の割合は60/100、チームメンバーTの再分配の割合は30/100、チームメンバーUの再分配の割合は10/100となる。この各再分配の割合に応じて、賞金の50%が再分配される。
スコア管理部120は、個人スコアおよびチームスコアの管理を行う。このスコア管理部120は、個人スコア算出部121およびチームスコア算出部123を有する。個人スコア算出部121は、予め定めた時点での各選手の選手レベルに応じて、レベルポイントを算出する。また、個人スコア算出部121は、各選手の予選の試合結果などに応じて、ゲームポイントを算出する。さらに、個人スコア算出部121は、これらのレベルポイントおよびゲームポイントに応じて、各選手の個人スコアを算出する。チームスコア算出部123は、各選手の個人スコアに応じて、各チームのチームスコアを算出する。
チーム管理部130は、チームおよび各チームに所属するチームメンバーの登録や管理を行う。このチーム管理部130は、チームの登録を行うとともに、各チームのチームメンバーの登録を行う。
試合設定部140は、予選の試合を設定する。ここで、予選の試合を設定する態様には、募集型試合設定(後述する図4参照)と、指名型試合設定(後述する図5参照)とがある。詳細は後述するが、募集型試合設定においては、試合の日時などを指定した上で、対戦相手を募集する。すなわち、試合日時の後に対戦相手が決定する。また、指名型試合設定においては、対戦相手を指定した上で、試合の日時などを設定する。すなわち、対戦相手の後で、あるいは対戦相手とともに試合日時が決定する。図示の例における試合設定部140は、募集型試合設定部141および指名型試合設定部143を有する。
募集型試合設定部141は、募集型試合設定において、選手が試合設定を希望する日時、場所、対戦相手の選手レベルなどの開催条件を受け付ける。また、募集型試合設定部141は、募集型試合設定において、対戦相手を募集した試合について告知し、他の選手からの参加申し込みを受け付ける。また、募集型試合設定部141は、告知した試合に参加を申し込んだ選手を特定し、その選手の属性情報(名前、顔写真、選手レベル)や、その選手からのコメントなどを取得する。さらに、募集型試合設定部141は、募集型試合設定において、試合設定者(図4の例においては選手A)から対戦相手を選択する指示を受け付け、参加者を確定させる。
指名型試合設定部143は、指名型試合設定において、試合設定者(図5の例においては選手D)からの指示に従い、選手の属性情報に基づいて対戦相手の検索を行う。また、指名型試合設定部143は、試合設定者からの指示に従い、検索した対戦相手(図5の例においては選手E)に試合の申し込みを実行する。また、指名型試合設定部143は、検索した対戦相手(選手E)からの指示に従い、対戦の可否を確定する。
試合結果確定部150は、選手によって入力される予選の試合結果を確定する。この試合結果確定部150は、結果受付部151、承認要求部153、および承認受付部155を有する。結果受付部151は、試合を設定した選手である試合設定者(図4の例においては選手A)から試合結果を受け付ける。図示の例における結果受付部151は、試合における各選手の得点を受け付ける。承認要求部153は、試合設定者の対戦相手(図4の例においては選手B)に対して、試合設定者(選手A)が入力した試合結果の内容を承認する操作を要求する。承認受付部155は、対戦相手(選手B)から、試合設定者(選手A)が入力した試合結果の内容を承認する操作を受け付ける。なお、結果受付部151は、第1同意部および第1結果取得部の一例である。また、承認要求部153は、画面表示部の一例である。また、承認受付部155は、第2同意部および試合結果確定部の一例である。また、選手Aは第1参加者の一例である。また、選手Bは第2参加者の一例である。
結果出力部160は、試合結果確定部150が確定させた試合結果を出力する。この結果出力部160は、試合結果表示部161およびトーナメント設定部163を有する。
試合結果表示部161は、試合結果確定部150が確定させた試合結果に応じて、スコア管理部120にゲームポイント、個人スコア、およびチームスコアを更新させる。また、試合結果表示部161は、更新された個人スコアおよびチームスコアに従い、対象とする選手が所属するチームが優勝した場合に、対象とする選手が獲得すると予想される賞金の額(予想分配額)を算出する。また、試合結果表示部161は、試合結果を例えば端末30などに表示する。ここで、図示の例においては、各試合の試合結果とともに、試合に出場した選手の予想分配額が表示される(詳細は後述)。
トーナメント設定部163は、個人スコアに応じて、各チームにおける順位を定める。すなわち、図示の例におけるトーナメント設定部163は、個人スコアが高い順に従い順位を定める。また、トーナメント設定部163は、予選期間終了時における個人スコアに従い、決勝トーナメントにおけるトーナメント表を設定する。例えば、トーナメント設定部163は、各チームにおける順位が1位の選手を決勝トーナメント参加者とする。さらに、トーナメント設定部163は、各選手が所属するチームのチームスコアに応じて、決勝トーナメントにおける試合の組み合わせが決定される。例えば、チームスコアが最も大きいチームから順に、シード権が与えられる。なお、トーナメント設定部163は、順位決定部、試合設定部、および決定部の一例である。
賞金分配部170は、決勝トーナメントにおける総合順位が確定することにともない、賞金の分配を行う。図示の例における賞金分配部170は、優勝した選手、および優勝した選手が所属するチームの全チームメンバーに賞金が分配される。この賞金分配部170は、分配先確定部171、分配額確定部173、および分配実行部175を有する。分配先確定部171は、賞金を分配する分配先を確定する。具体的には、分配先確定部171は、優勝した選手および優勝した選手が所属するチームのチームメンバーを特定する。分配額確定部173は、優勝した選手およびそのチームメンバーが取得する分配額を算出する。この分配額の算出においては、上記のように各チームメンバーの個人スコアにより定まる再分配割合が用いられる。分配実行部175は、分配先の情報を取得し、賞金を分配する。例えば、分配実行部175は、優勝した選手およびそのチームメンバーから、各人が開設している銀行口座の口座番号を分配先の情報として取得する。そして、分配実行部175は、取得した分配先の情報に基づき、各々の分配額を分配(送金)する。なお、分配先確定部171は第2結果取得部の一例である。また、分配実行部175は分配部の一例である。
記憶部180は、大会を管理するための各種情報を記憶する。図示の例においては、記憶部180は、大会設定記憶部181、チーム記憶部183、スコア記憶部185、試合設定記憶部187、試合結果記憶部189を有する。大会設定記憶部181は、大会設定部110が設定する賞金の金額などを記憶する。チーム記憶部183は、チームおよび各チームに所属するチームメンバーなどを記憶する。スコア記憶部185は、スコア管理部120が管理するレベルポイント、ゲームポイント、個人スコア、およびチームスコアなどを記憶する。試合設定記憶部187は、試合設定部140が設定する試合日程などを記憶する。試合結果記憶部189は、試合結果確定部150が確定した試合結果などを記憶する。
なお、試合結果記憶部189が記憶する試合結果は、選手Aおよび選手Bが同意した情報として記憶される。すなわち、試合結果記憶部189が記憶する試合結果は、選手Aの同意情報と、選手Bの同意情報と関連付けて保持される。また、ここでは記憶部180が大会管理装置10に設けられることを説明したが、大会管理装置10外に設けられてもよい。なお、試合結果記憶部189は、保持部の一例である。
<募集型試合設定>
図4は、募集型試合設定を示すフローチャートである。
次に、図4を参照しながら、募集型試合設定の動作について説明をする。なお、図4に示す例においては、端末30を選手Aが操作し、端末40を選手Bが操作し、端末50を選手Cが操作する。また、選手Aが募集型試合の設定を行う。すなわち、選手Aが対戦相手を募集する。そして、この例においては、選手Bおよび選手Cが対戦相手として応募する。さらに、この例において募集する対戦相手の人数は1人であり、選手Aによって対戦相手として選手Bが選択されるものとする。
まず、選手Aが端末30を操作することにより試合の開催条件が指定され、端末30から大会管理装置10の募集型試合設定部141に開催条件が送信される(S401)。この開催条件は、上記のように選手Aが指定する日時、場所、対戦相手の選手レベルなどである。そして、大会管理装置10の募集型試合設定部141は、受け付けた開催条件に従い、参加者を募集する試合の日程、場所、対戦相手の選手レベルを決定する(S402)。そして、大会管理装置10の募集型試合設定部141は、決定した試合の日程などに応じて、端末40、50に大会情報画面(後述する図8参照)を表示し、試合の告知を行う(S403)。
次に、選手Bが端末40を操作することにより、選手Bの参加申し込みの指示が送信され、大会管理装置10の募集型試合設定部141が参加申し込みの指示を受け付ける(S404)。同様に、選手Cが端末50を操作することにより、選手Cの参加申し込みの指示を募集型試合設定部141が受け付ける(S405)。
次に、大会管理装置10の募集型試合設定部141は、参加を申し込んだ選手の情報を取得し、選手Aが参加選手を選択することの要求を端末30に送信する(S406)。そして、選手Aが端末30を操作することにより、参加選手の選択指示が送信され、その選択指示を募集型試合設定部141が受信する(S407)。そして、募集型試合設定部141は、受信した選択指示において選択された選手B(端末40)に対して、試合が成立したことを示す試合成立通知を送信する(S408)。また、募集型試合設定部141は、受信した選択指示において選択されなかった選手C(端末50)に対して、試合が成立しなかったことを示す試合不成立通知を送信する(S409)。そして、募集型試合設定部141は大会情報画面(後述する図8参照)を更新し、試合が設定されたことを表示する(S410)。
次に、設定された日時で試合が行われた後、言い替えると試合開催日時以降に、試合を設定した選手である選手Aが端末30を操作して入力された試合結果が送信され、大会管理装置10の結果受付部151が受け付ける(S411)。そして、大会管理装置10の承認要求部153は、試合設定者の対戦相手である選手B(端末40)に対して、選手Aが入力した試合結果の内容の承認を要求する(S412)。そして、選手Bが端末40を操作することにより、承認指示が送信される(S413)。この承認指示を、大会管理装置10の承認受付部155が受け付けることにより、試合結果が確定する(S414)。そして、大会管理装置10の試合結果表示部161の指示により、個人スコアおよびチームスコアが更新される(S415)。また、試合結果表示部161により予想分配額が更新される(S416)。また、試合結果表示部161により大会情報画面(後述する図8参照)が更新され試合結果が表示される(S417)。
なお、大会管理装置10の試合結果表示部161の指示により更新される個人スコアおよびチームスコアは、選手Aおよび選手Bの属性の一例である。
<指名型試合設定>
図5は、指名型試合設定を示すフローチャートである。
次に、図5を参照しながら、指名型試合設定の動作について説明をする。なお、図5に示す例においては、端末60を選手Dが操作し、端末70を選手Eが操作する。また、この例においては、選手Dが選手Eを指名して試合の申し込みを行う。
まず、選手Dが端末60を操作し試合の対戦相手の条件が指定され、端末60から大会管理装置10の指名型試合設定部143に、対戦相手検索要求が送信される(S501)。そして、指名型試合設定部143は、受け付けた対戦相手の要求に従い、大会参加者における対戦相手の検索処理を実行し(S502)、その検索結果を端末60に送信(通知)する(S503)。
次に、選手Dが端末60を操作し検索結果から試合の対戦相手が指定され、端末60から大会管理装置10の指名型試合設定部143に、試合申し込み要求が送信される(S504)。なお、この試合申込要求においては、試合の日程および会場の指定も含まれる。そして、大会管理装置10の指名型試合設定部143は、受け付けた試合申込要求に従い、指定された対戦相手(図示の例においては選手E)が操作する端末70に試合申込を送信する(S505)。
次に、選手Eが端末70を操作することにより、端末70から試合を受諾する指示である試合受諾指示が送信される(S506)。この試合受諾指示を受けた大会管理装置10の指名型試合設定部143は、選手D(端末60)に対して試合成立通知を送信する(S507)。そして、指名型試合設定部143は大会情報画面(後述する図8参照)を更新し、試合が設定されたことを表示する(S508)。付言すると、図示の例とは異なり、端末70から試合受諾指示が送信されない場合は、試合が設定されることなく処理を終了する。
次に、設定された日時で試合が行われた後、言い替えると試合開催日時以降に、選手Dが端末60を操作して入力された試合結果が送信され、大会管理装置10の結果受付部151が受け付ける(S509)。そして、大会管理装置10の承認要求部153は、選手E(端末70)に対して、選手Dが入力した試合結果の内容の承認を要求する(S510)。そして、選手Eが端末70を操作することにより、承認指示が送信される(S511)。この承認指示を、大会管理装置10の承認受付部155が受け付けることにより、試合結果が確定する(S512)。そして、大会管理装置10の試合結果表示部161の指示により、個人スコアおよびチームスコアが更新される(S513)。また、大会管理装置10の試合結果表示部161により予想分配額が更新されるとともに(S514)、大会情報画面(後述する図8参照)が更新され試合結果が表示される(S515)。
<賞金分配動作>
図6は、賞金分配部170による賞金分配動作を示すフローチャートである。
次に、図6を参照しながら、賞金分配部170による賞金分配動作について説明をする。なお、図6に示す賞金分配動作は、図2(a)における賞金分配ステップ(S207)に対応する。
まず、賞金分配部170の分配先確定部171は、例えば大会運営者から決勝トーナメントにおいて行われた試合の試合結果を受け付け(S601)、受け付けた試合結果に従い総合順位を確定する(S602)。そして、分配先確定部171は、確定した総合順位に従い、賞金の分配先を確定する。例えば、選手Aが優勝した場合においては、選手Aと、選手Aが所属するチームのチームメンバーが分配先となる。
次に、賞金分配部170の分配額確定部173は、確定した各分配先に分配される賞金の分配額を確定する(S604)。上記の例においては、分配先であるチームメンバーの個人スコアにしたがって再分配割合が定まり、この再分配割合によってチームメンバーへの賞金の分配額が確定する。そして、賞金分配部170の分配先確定部171は、分配先である選手Aおよびチームメンバーに対して、分配先の情報(例えば銀行口座の口座番号)を要求する通知である賞金分配通知が送信される(S605)。このとき、賞金分配通知が、各チームメンバーの再分配割合および分配額を有してもよい。そして、選手Aおよびチームメンバーの各々が端末30などを操作することにともない、端末30などから分配先の情報が送信されることにより、賞金分配部170の分配先確定部171が分配先の情報を取得する(S606)。そして、賞金分配部170の分配実行部175は、取得した分配先の情報に従い、確定した分配額を分配先に分配(送金)する(S607)。
<試合結果入力画面>
図7(a)は試合結果入力画面を説明する図であり、図7(b)は試合結果承認画面を説明する図である。
次に、図7(a)および図7(b)を参照しながら、予選として行われた試合の試合結果を大会管理装置10が受け付ける動作について説明をする。なお、ここでは募集型試合設定により設定された試合の結果を入力する場合を説明するが、指名型試合設定における動作も同様である。また、図示の例においては、募集型試合設定の試合設定者は選手Aであり、対戦相手は選手Bである。
上記図4で説明をしたように、予選として行われた試合の試合結果は、その試合を行った選手が入力する。そして、現実の試合結果と異なる入力である不正入力、所謂チートを抑制するため、本実施の形態においては、試合結果の入力と、入力された試合結果の承認とを、別の選手が行う。
具体的に説明をすると、まず、試合開催日時以降、言い替えると試合開始時刻以降、予め定めた時間内(例えば試合開始時刻から24時間以内)に選手Aが端末30を操作することにともない、大会管理装置10の結果受付部151が端末30に試合結果入力画面を表示させる(図7(a)参照)。図示の試合結果入力画面においては、試合における各選手の得点を受け付ける得点受付領域301、302と、入力した各選手の得点を結果受付部151に送信(申請)する申請アイコン303とを有する。そして、選手Aが操作することにより、得点受付領域301、302に各選手の得点が入力された後、申請アイコン303が選択されることで結果受付部151に試合結果が送信される。なお、選手Aが申請アイコン303を選択することは、選手Aが得点受付領域301、302に入力された得点に同意することを示す。また、得点受付領域301、302に入力される得点は、結果情報の一例である。
次に、大会管理装置10の結果受付部151が端末30から試合結果を受けることにともない、大会管理装置10の承認要求部153が、選手Bが操作する端末40に試合結果承認画面を表示させる(図7(b)参照)。図示の試合結果承認画面においては、選手Aによって入力された各選手の得点表示領域401と、表示された各選手の得点を承認する際に選択される承認アイコン402と、承認しない際に選択される不承認アイコン403と、端末を操作する選手Bが負けたことを示す負け画像404とを有する。そして、選手Bが承認アイコン402を選択することは、選手Bが得点表示領域401に表示された得点に同意することを示す。
ここで、図7(a)に示す試合結果入力画面と、図7(b)に示す試合結果承認画面とを比較する。まず、図7(a)に示す試合結果入力画面は、各選手の得点を受け付ける得点受付領域301、302を有する。一方、図7(b)に示す試合結果承認画面は、得点受付領域301、302を有しない。すなわち、図7(b)の試合結果承認画面に従い入力操作をする選手Bは、試合結果を入力する権限を有しない。また、図7(b)に示す試合結果承認画面は試合結果を承認する承認アイコン402を有する。一方、図7(a)に示す試合結果入力画面は、承認アイコン402を有しない。すなわち、図7(a)に示す試合結果入力画面に従い入力操作をする選手Aは、試合結果を承認する権限を有しない。このような構成とすることで、対戦をした両者(図示の例においては選手Aおよび選手B)が入力された試合結果に同意する場合にのみ、試合結果確定部150が試合結果を確定させることとなる。言い替えると、試合結果と、選手Aの同意と、選手Bの同意とが揃うことにより、初めて試合結果が確定する。このことにより、上記不正入力が抑制される。
なお、ここでは試合設定者(選手A)が試合結果承認画面によって試合結果を入力することを説明したが、これに限定されない。例えば、試合の勝者が試合結果を入力するようにしてもよい。言い替えると、試合の勝者が入力した試合結果を、敗者が承認するように構成してもよい。この構成においては、試合後に落胆した心理状態となり得る敗者の操作が簡易となる。このことにより、試合結果がより確実に確定し得る。
また、上記のように図7(b)に示す負け画像404を表示することにより、試合後に落胆した心理状態となり得る敗者が、試合結果を誤認した上で、試合結果の承認を実行することが抑制される。
また、ここでは試合結果に関する情報として、各選手の得点を試合結果入力画面に入力することを説明したが、これに限定されない。例えば、試合勝者(敗者)の名前やIDの入力や得失点差などであってもよい。
<大会情報画面>
図8は大会情報画面を説明する図である。
次に、大会管理装置10によって端末30などに表示される大会情報画面について説明をする。なお、上述の各機能を実現するアプリケーションソフトウェア(アプリ)を大会管理装置10などからダウンロードして端末30にインストールする場合において、アプリ起動時に表示される画面(トップ画面)が図8に示す大会情報画面である。なお、上述の各機能を実現するウェブサイトのトップ画面が、図8に示す大会情報画面であってもよい。
図8に示すように、大会情報画面は、過去の試合の試合結果(図中、全国の最近の試合結果)を表示する第1表示領域310と、今後行われる予定の試合(図中、全国で予定されている試合)を表示する第2表示領域320と、現在対戦相手を募集している試合を表示する第3表示領域330(図中、対戦相手募集中の試合)とが表示される。
ここで、過去の試合の試合結果を表示する第1表示領域310について説明をする。第1表示領域310は、複数に区分けされ各々の領域で1つの試合に関する画像が表示されている。ここで、第1表示領域310に表示される各試合の試合結果を示す画像には、対戦する選手の顔画像311と、選手名312と、試合日時および場所を示す試合詳細313と、試合結果(得点)314と、表示される試合結果を反映させた予想分配額315と、対象とする選手の選手レベル316と、対象とする選手の勝利数317と、勝者を表示する勝者表示アイコン318とが表示される。ここで、勝者表示アイコン318は、対象とする試合が終了したことを示す画像として捉えることもできる。
次に、今後行われる予定の試合を表示する第2表示領域320について説明をする。第2表示領域320も、複数に区分けされ各々の領域で1つの試合に関する画像が表示されている。ここで、第2表示領域320には、顔画像311と、選手名312と、試合詳細313と、現時点の予想分配額315と、選手レベル316と、勝利数317とが表示される。ここで、第1表示領域310と異なる点として、第2表示領域320には、試合結果314に替えて、対戦関係を示す対戦表示画像(図中、VSの文字)321が表示される。また、予想分配額315は、現時点で試合が行われていないことから、表示される試合の試合結果を含めずに計算されている。
次に、現在対戦相手を募集している試合を表示する第3表示領域330について説明をする。第3表示領域330も、複数に区分けされ各々の領域で1つの試合に関する画像が表示されている。ここで、第3表示領域330には、顔画像311と、選手名312と、試合詳細313と、現時点の予想分配額315と、選手レベル316と、勝利数317とが表示される。ここで、第2表示領域320と異なる点として、第3表示領域330には、現時点で相手が未定であることから、各試合における一方の選手のみの情報が表示される。また、第3表示領域330には、募集する対戦相手の選手レベルを示す募集レベル322が表示される。
<大会管理装置10のハードウェア構成>
図9は、大会管理装置10のハードウェア構成例を示した図である。
図9に示すように、大会管理装置10は、CPU11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、HDD(Hard Disk Drive)14と、通信I/F15とを備える。
CPU11は、ROM13等に記憶された各種プログラムをRAM12にロードして実行することにより、大会管理装置10の上記各機能を実現する。
RAM12は、CPU11の作業用メモリ等として用いられるメモリである。
ROM13は、CPU11が実行する各種プログラム等を記憶するメモリである。
HDD14は、各選手のレベルポイント、ゲームポイント、および個人スコアや、各チームのチームメンバー、およびチームスコア等を記憶する例えば磁気ディスク装置である。
通信I/F15は、ネットワーク90を介して他の装置との間で各種情報の送受信を行う。
ここで、CPU11によって実行されるプログラムは、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で、大会管理装置10へ提供しうる。また、CPU11によって実行されるプログラムは、大会管理装置10を介して端末30へダウンロードしてもよい。例えば、大会管理装置10の上記各機能を実現するプログラムを、アプリケーションソフトウェア(アプリ)として大会管理装置10へダウンロードしてもよい。
<端末30のハードウェア構成>
図10は、端末30のハードウェア構成例を示した図である。
図10に示すように、端末30は、CPU31と、RAM32と、ROM33と、記憶部34と、操作パネル35と、スピーカ36と、マイク37と、カメラ38と、GPSセンサ39と、通信I/F41とを備える。
CPU31は、ROM33等に記憶された各種プログラムをRAM32にロードして実行することにより、端末30の上記各機能を実現する。
RAM32は、CPU31の作業用メモリ等として用いられるメモリである。
ROM33は、CPU31が実行する各種プログラム等を記憶するメモリである。
記憶部34は、各種アプリケーションのプログラム、および当該プログラムによって使用される各種データ等を記憶する例えばフラッシュメモリである。
操作パネル35は、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行う例えばタッチパネルである。
スピーカ36は、通話先から受信された受話音声を含む種々の音声を出力する。
マイク37は、ユーザの発話音声を含む種々の音声を取得する。
カメラ38は、レンズと、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)などの撮像素子(画像センサ)とを含み、被写体を撮影する。
GPSセンサ39は、GPS(Global Positioning System)信号を取得し、端末30の位置情報を取得する。
通信I/F41は、ネットワーク90(図1参照)などを介して他の通信機器との間でデータを送受信する。
ここで、CPU31によって実行されるプログラムは、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で、端末30へ提供し得る。また、CPU31によって実行されるプログラムは、ネットワーク90を介して端末30へダウンロードしてもよい。例えば、端末30の上記各機能を実現するプログラムを、アプリケーションソフトウェア(アプリ)として端末30へダウンロードしてもよい。
<変形例>
図11(a)は変形例1における試合結果入力画面を説明する図であり、図11(b)は変形例2における試合結果確定処理を示すフローチャートである。
次に、図11(a)を参照しながら、上記実施の形態の変形例である変形例1について説明をする。
上記の図7においては、予選として行われた試合の試合結果を選手Aが端末30から入力し、入力された試合結果の承認を選手Bが端末40から行うことを説明したが、対戦をした両者(選手Aおよび選手B)が入力された試合結果に同意したことが確認できる態様であれば、これに限定されない。
例えば、図11(a)に示すように、一方の選手(例えば選手A)が操作する端末30において、対戦をした両者(選手Aおよび選手B)が試合結果に同意したことを確認する試合結果入力画面350を表示させてもよい。この試合結果入力画面350は、試合における各選手の得点を受け付ける得点受付領域351、352と、選手Bのパスワード(識別情報)を受け付けるパスワード受付領域353と、入力結果を送信する送信アイコン354とを有する。
ここで、試合結果入力画面350においては、パスワード受付領域353に選手Bのパスワードを入力することが必要である。このパスワードは、例えば大会登録時に各選手が自身で決定するものである。そして、この試合結果入力画面350が表示されると、選手Bのパスワードを選手Bから聞き出して選手Aが入力する、あるいは選手B自身が端末30を操作してパスワードを入力することが必要となる。そして、パスワード受付領域353へ入力されたパスワードが、例えば大会登録時に決定されたものと一致することを条件として、大会管理装置10の結果受付部151が入力結果を受け付ける。このように、選手Bのパスワードを選手Aの端末から入力することにより、選手Bが試合結果に同意したものとして捉えることができる。このことにより、大会管理装置10における処理が簡略化される。
なお、上記パスワードは、同一の選手であっても、大会ごとの選手登録時に各選手が毎回決定するとよい。このことにより、自身のパスワードが他者に用いられるおそれが低減される。また、ここでは、選手Bのパスワードを用いることを説明したが、例えば選手Bの署名(サイン)など選手Bの同意を示す他の情報により選手Bの同意を確認してもよい。
次に、図11(b)を参照しながら、変形例2における試合結果確定処理について説明をする。まず、上記図7に示すように、予選として行われた試合の試合結果を選手Aが端末30から入力し、入力された試合結果の承認を選手Bが端末40から行うことで試合結果を受け付けることを説明した。ここで、より確実に不正入力を抑制するための追加の処理を経て、大会管理装置10の結果受付部151が試合結果を受け付けてもよい。
具体的には、図11(b)に示す手順で試合結果を受け付ける。まず、図7(a)に示す試合結果入力画面に従い、選手Aが入力する試合結果が端末30から送信され大会管理装置10が受け付ける(S1101)。そして、図7(b)に示す試合結果承認画面に従い、選手Bが承認(同意)する指示が端末40から送信され大会管理装置10が受け付ける(S1102)。そして、大会管理装置10の承認受付部155は、端末30および端末40それぞれの位置情報を、GPS信号を用いて取得する(S1103)。そして、取得した端末30および端末40の位置情報に基づき、端末30および端末40の離間距離を算出し、この離間距離が予め定めた距離である基準距離(図示の例では1km)以下であるかを判断する(S1104)。
離間距離が基準距離以下である場合(S1104でYES)には、大会管理装置10の承認受付部155は、試合結果を受け付け試合結果が確定する(S1105)。一方、離間距離が基準距離よりも大きい場合(S1104でNO)には、大会管理装置10の承認受付部155は、試合結果を受け付けずに、試合結果を再度送信する指示(再送要求)を端末30に出力する(S1106)。この構成により、選手Aが試合結果を入力した後、選手Bによる承認がなされるまで、例えば選手Aおよび選手Bが試合会場に留まるなど基準距離以下の位置にいることが条件となる。このことにより、選手Aおよび選手Bが心理的に不正入力をし難い状況となる。付言すると、上記のように基準距離内に選手Aおよび選手Bが留まることを試合結果確定の条件とすることにより、例えば選手Aおよび選手Bが実際に試合会場に行かず(試合を行わず)に試合結果のみを入力するという不正の発生も低減し得る。
さて、上記の説明においては、予選の試合を行った2人の選手が、試合結果入力画面や試合結果承認画面などを用いて試合結果を入力することを説明したが、これに限定されない。試合結果を入力する2人のうちの一方が試合結果により利益を得るとともに、他の一方が試合結果により不利益を得る関係(利益相反関係)にあればよい。例えば、各選手が所属するチームの他のチームメンバー(他の選手や選手外メンバー)が試合結果を入力してもよい。付言すると、これらのチームメンバーは、試合結果に影響を受けるものであり、試合参加者(大会参加者)として捉えられる。
また、上記の説明においては、試合結果入力画面や試合結果承認画面などを用いて試合結果を入力することを説明したが、これに限定されない。例えば、試合結果確定部150が、予選の試合を行った2人の選手の各々から試合結果(例えば各選手の得点)を受信し、各選手が入力した試合結果が一致した場合にのみ、試合結果確定部150が試合結果を確定する態様であってもよい。
また、上記の説明においては、チームおよび各チームに所属するチームメンバーの登録や管理をチーム管理部130が行うことを説明した。このチーム管理部130がチームメンバーの登録などを行うタイミングは、特に限定されない。チームメンバーの登録の実行タイミングは、例えば、大会管理装置10が選手登録を行う際(図2のS202参照)でもよいし、大会設定(図2のS201参照)から予選期間の開始前までの期間であってもよいし、大会設定から決勝トーナメント開始前までの期間であってもよい。
さらに説明をすると、予選期間が開始された後において、チームに所属するチームメンバーの追加、削減、変更などがあってもよい。例えば、予選に参加している選手が、一のチームから他のチームに移籍することも許容される。すなわち、チーム間で選手の引き抜きがあってもよい。そして、このようなチームメンバーの移籍にともない、移籍するチームメンバーの個人ポイントが、移籍元のチーム(一のチーム)のチームスコアの算出から除外され、移籍先のチーム(他のチーム)のチームスコアの算出に追加される。このことにより、移籍元および移籍先の両チームのチームスコアが変動し、例えば各チームに対して決勝トーナメントのシード権が付与されるか否かが切り替わることがある。また、各チーム内における選手の順位も変動する。このように予選期間開始後にもメンバーの移籍を許容することで、各チームメンバーの大会に関する興味をより高め得る。
また、大会管理装置10は、例えば選手の引き抜きを狙うチームのチームメンバーから、引き抜かれる選手に対して、移籍を打診するメッセージを送信する機能を有してもよい。また、大会管理装置10は、移籍を打診された選手や、移籍先のチームのチームメンバーに対して、当該選手が移籍した場合の予想分配額を表示する機能を有してもよい。
さて、上記の説明においては、募集型試合設定(図4参照)として、選手Aと選手Bとが試合をすること、所謂シングルスの試合を実行することを説明したが、これに限定されない。例えば、ダブルスやチーム戦などであってもよく、試合を行う選手の数は特に限定されない。さらに説明をすると、対戦相手を募集する側の選手の人数と、応募する側の選手の人数とが一致しなくともよい。例えば、一人の選手が、複数(多数)の選手を募集し、各選手と順に試合を行う形式でもよい。
また、上記の説明においては、大会管理システムが管理する対象をテニスの大会として説明したが、大会参加者(選手)同士が競い合う大会であれば、特に限定されない。例えば、野球、サッカー、ラグビー、ラクロス、アメリカンフットボールなどの他のスポーツの大会でもよいし、チェス、囲碁、将棋、カードゲーム(例、トランプ)などの大会でもよい。
また、上記の大会においては総合順位に応じて賞金が付与されることを説明したが、これに限定されない。例えば、賞金ではなく商品が付与される場合や、あるいは次の大会におけるシード権などを付与してもよい。あるいは、単に総合順位を定めるのみで、賞金などを付与しなくともよい。
また、図8に示す大会情報画面は、例えば大会管理装置10が端末30などに表示させるウェブサイトの画面として表示してもよい。
また、大会設定部110は、選手レベルや性別など、選手の参加要件の指定を受け付け、参加要件を満たす選手のみが参加できる大会を設定してもよい。
なお、上記では種々の実施形態および変形例を説明したが、これらの実施形態や変形例同士を組み合わせて構成してももちろんよい。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
1…大会管理システム、10…大会管理装置、30、40、50、60、70…端末、90…ネットワーク、150…試合結果確定部、151…結果受付部、153…承認要求部、155…承認受付部
請求項1に記載の発明は、管理システムにより管理された複数の試合のうちの一の試合の結果に関する情報である結果情報が示す試合結果に、前記試合の参加者である第1参加者が同意することを示す第1同意情報を取得する第1同意部と、前記結果情報が示す試合結果に対して、前記試合の参加者であるとともに当該試合において前記第1参加者と競い合う関係にある第2参加者が同意することを示す第2同意情報を取得する第2同意部と、前記第1同意情報および前記第2同意情報に関連付けて、前記結果情報を保持する保持部と、前記第1同意部が前記第1同意情報を取得し、かつ前記第2同意部が前記第2同意情報を取得することにともない、当該第1同意情報を送信した端末と当該第2同意情報を送信した他の端末との距離に関する情報を取得し、当該距離が予め定めた距離以下であると前記試合結果を確定する試合結果確定部とを有する試合結果管理装置である。
請求項1の発明によれば、試合の参加者自身が試合の結果に関する情報を入力する際に、現実の試合結果と異なる入力である不正入力が行われることを抑制する試合結果管理装置が提供される。また、請求項1の発明によれば、不正入力が行われることがより抑制される

Claims (12)

  1. 管理システムにより管理された複数の試合のうちの一の試合の結果に関する情報である結果情報が示す試合結果に、前記試合の参加者である第1参加者が同意することを示す第1同意情報を取得する第1同意部と、
    前記結果情報が示す試合結果に対して、前記試合の参加者であるとともに当該試合において前記第1参加者と競い合う関係にある第2参加者が同意することを示す第2同意情報を取得する第2同意部と、
    前記第1同意情報および前記第2同意情報に関連付けて、前記結果情報を保持する保持部と
    を有する試合結果管理装置。
  2. 前記第1同意部は、ネットワークを介して接続され前記第1参加者が操作する端末から、前記結果情報と前記第1同意情報とを取得する
    ことを特徴とする請求項1記載の試合結果管理装置。
  3. 前記第2同意部は、ネットワークを介して接続され前記第2参加者が操作する他の端末に、前記結果情報が示す試合結果を表示し、当該表示の内容に同意する操作を受け付けることにともない、前記第2同意情報を取得する
    ことを特徴とする請求項2記載の試合結果管理装置。
  4. 前記第1同意部が前記第1同意情報を取得し、かつ前記第2同意部が前記第2同意情報を取得すると、記憶部に記憶された前記第1参加者および前記第2参加者の属性を更新する属性更新部を有することを特徴とする請求項1記載の試合結果管理装置。
  5. 前記第1参加者は、前記試合において競技を行う競技者が所属するチームに登録されているチームメンバーであり、
    前記属性更新部が更新した前記属性に応じて前記第1参加者の前記チームにおける順位を決定する順位決定部を有することを特徴とする請求項4記載の試合結果管理装置。
  6. 前記第1同意部は、前記第1参加者が操作する端末から、前記結果情報と、前記第1同意情報と、前記第2同意情報とを取得する
    ことを特徴とする請求項1記載の試合結果管理装置。
  7. 前記第2同意情報は、前記第2参加者を識別する識別情報である
    ことを特徴とする請求項6記載の試合結果管理装置。
  8. 前記第1同意部が前記第1同意情報を取得し、かつ前記第2同意部が前記第2同意情報を取得することにともない、当該第1同意情報を送信した端末と当該第2同意情報を送信した他の端末との距離に関する情報を取得し、当該距離が予め定めた距離以下であると前記試合結果を確定する試合結果確定部を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載の試合結果管理装置。
  9. 前記保持部が保持する前記結果情報に応じて、他の試合を設定する試合設定部を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項のいずれか1項記載の試合結果管理装置。
  10. 管理システムにより管理された複数の試合のうちの一の試合の結果に関する情報である結果情報が示す試合結果に、前記試合の参加者である第1参加者が同意することを示す第1同意情報を取得するステップと、
    前記結果情報が示す試合結果に対して、前記試合の参加者であるとともに当該試合において前記第1参加者と競い合う関係にある第2参加者が同意することを示す第2同意情報を取得するステップと、
    前記第1同意情報および前記第2同意情報を取得することにともない、前記第1参加者および前記第2参加者の少なくとも一方の属性情報を前記結果情報に応じて更新するステップと
    を有する試合結果管理方法。
  11. 管理システムにより管理された大会において参加者に付与される賞金の額を受け付ける賞金額受付部と、
    前記大会の参加者である第1参加者が操作する端末から、当該大会の予選として行われる第1試合の結果に関する情報である第1結果情報を取得する第1結果取得部と、
    前記第1結果取得部が前記第1結果情報を取得することにともない、ネットワークを介して接続された他の端末に、前記大会の参加者であるとともに前記第1試合で前記第1参加者と対戦した第2参加者から当該第1結果情報が示す試合結果に同意する指示を受け付ける画面を表示させる画面表示部と、
    前記他の端末における操作により前記第2参加者から前記指示を受け付けることにともない、前記第1結果情報を保持する保持部と、
    前記保持部により保持される前記第1結果情報に従って、前記第1参加者および前記第2参加者のうちの少なくとも一方を予選通過者として決定する決定部と、
    複数の前記予選通過者により行われる第2試合の結果に関する情報である第2結果情報を取得する第2結果取得部と、
    前記第2結果取得部が取得した前記第2試合の結果に従って、前記賞金を分配する分配部と
    を有する大会運営支援装置。
  12. 管理システムにより管理された複数の試合のうちの一の試合の参加者である第1参加者の操作に従い、当該試合の結果に関する情報である結果情報を示すステップと、
    前記結果情報により示される前記試合の結果に対して、当該試合の参加者であるとともに当該試合において前記第1参加者と競い合う関係にある第2参加者が同意することを示す操作を受け付けるステップと
    をコンピュータに実行させる、プログラム。
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