JP2019154145A - 振動波モータ及びレンズ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】案内部材の振動に起因する異音を低減した振動波モータを提供する。【解決手段】電圧を印加することで振動する振動子と、振動子と摩擦面にて当接して振動により振動子に対して所定の駆動方向に相対的に駆動され、駆動方向に延在する摩擦部材と、駆動方向に延在して、振動子の相対的な駆動を案内する案内部材と、駆動方向における摩擦部材の両端各々の近傍で、摩擦部材に対して案内部材の両端部各々を固定する固定部材と、を備えた振動波モータにおいて、案内部材が固定部材に固定される板状の端部において当接する部材は、案内部材の端部に対して、駆動方向及び摩擦面内の駆動方向に垂直な幅方向の少なくとも何れかにおいて、一致するもしくは外側に位置するように外縁が設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、振動波モータ、及び該振動波モータを用いたレンズ装置に関する。
振動波モータは、比較的小型でありながら高出力、静粛性という特徴を併せ持つモータであり、例えばカメラなどの撮像装置に付随したレンズ装置内のレンズの駆動に用いられている。このような振動波モータとして、突起を設けた振動体を加振して突起先端に楕円運動を起こし、該突起と摩擦摺動する摩擦部材に対して駆動力を生じさせるものが提案されている。この振動波モータでは、得られる駆動力を用いて、被駆動体をリニア駆動している。
特許文献1には、このような振動波モータ、及び該振動波モータをレンズ駆動装置として用いたレンズ装置が開示されている。この振動波モータは、振動体と可動案内部材を含む可動部と、摩擦部材と固定案内部材や摩擦部材を保持する保持部材とを含む固定部と、により構成される。可動案内部材と固定案内部材には、それぞれ対向する位置に長溝が設けられており、長溝の間に転動部材を挟み込むことで可動部の駆動を案内している。また、この振動波モータでは、摩擦部材と固定案内部材は、それぞれが保持部材に対し個別にビス固定されている。
特開2017−200400号広報
特許文献1に開示された振動波モータでは、保持部材に対し摩擦部材と固定案内部材を個別にビス固定している。ビス固定を行う場合、ビス固定部の近傍には、ビス自身の体積や下穴周りの壁構造の体積を配することができる空間を確保することが必要となる。このため、振動波モータの小型化のためには、これらの部材におけるビス固定部を共通化することが好ましい。
しかし、摩擦部材と固定案内部材を同一ビスで保持部材へ固定する場合、摩擦部材と固定案内部材の被固定部が隣接し、振動子の振動が摩擦部材を介して固定案内部材へ伝達され易くなる。これにより固定案内部材の共振が誘発され異音が発生する懸念がある。また、同様の理由から、このような振動波モータを用いたレンズ装置では、レンズ駆動時に異音が発生する懸念がある。
本発明はこのような事態に鑑みたものであって、案内部材の振動に起因する異音を低減した振動波モータ、及び該振動波モータを用いたレンズ装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態に係る振動波モータは、
電圧を印加することで振動する振動子と、
前記振動子と摩擦面にて当接して前記振動により前記振動子に対して所定の駆動方向に相対的に駆動され、前記駆動方向に延在する摩擦部材と、
前記駆動方向に延在して、前記振動子の前記相対的な駆動を案内する案内部材と、
前記駆動方向における前記摩擦部材の両端各々の近傍で、前記摩擦部材に対して前記案内部材の両端部各々を固定する固定部材と、を備え、
前記案内部材が前記固定部材に固定される板状の端部において当接する部材は、前記案内部材の端部に対して、前記駆動方向及び前記摩擦面内の前記駆動方向に垂直な幅方向の少なくとも何れかにおいて、一致するもしくは外側に位置するように外縁が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、案内部材の振動による異音を低減した振動波モータ、及び該振動波モータを用いたレンズ駆動時の異音を低減したレンズ装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態の振動波モータの構成を表す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態の振動波モータの特徴を表す図である。 本発明の第2の実施形態の振動波モータの特徴を表す図である。 本発明の第3の実施形態の振動波モータの構成を表す分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態の振動波モータの特徴を表す図である。 本発明の第4の実施形態のレンズ駆動装置の概略構成を表す図である。 本発明の効果を説明する図である。 案内部材の共振について説明する図である。
以下、本発明を実施するための例示的な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下の実施形態で説明される寸法、材料、及び構成要素の相対的な位置等は任意であり、本発明が適用される装置の構成又は様々な条件に応じて変更できる。また、同一であるか又は機能的に類似している要素を示す場合には、図面間で同じ参照符号を用いる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態である振動波モータ1の構成について、該振動波モータ1の分解斜視図である図1(a)及び図1(b)を参照して以下に説明する。なお、以下で述べる振動波モータは直動式であり、該振動波モータ1による被駆動部の駆動方向をA1と定義し、後述する振動子が接触する摩擦部材の面内において駆動方向A1と直行する方向を幅方向A2と定義する。また、後述する振動波モータ1を構成する各構成要素は、駆動方向A1及び幅方向A2により規定される平面に垂直な方向に積み重ねられる。図1(a)はこの積み重ねの状態を上方から見た図であり、図1(b)は下方から見た図である。
図1に示す振動波モータ1は、振動子111、摩擦部材112、保持部材113、及び案内部材114を主たる構成として備える。また、振動子111は、振動子保持枠115、可動枠116、加圧部材117、加圧板118、加圧緩衝部材119、可動案内部材120、及び転動部材121と共に、可動部を構成する。保持部材113は、摩擦部材112を保持する。案内部材114は、振動子111を駆動方向A1に移動可能に案内する。可動部を構成する各構成要素は、振動子111を保持しつつ該振動子111を摩擦部材112に対して加圧する。
振動子111は、例えば板状の圧電素子111aに対して弾性部材111bを貼り付けることで得られる。弾性部材111bの貼り付け面とは逆の面には2つの円柱状の突起111cが設けられ、駆動方向A1における両端部には被保持部111dが設けられる。圧電素子111aは例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)により構成され、弾性部材111bは例えばステンレス等の金属より構成される。適切な交流電圧を圧電素子111aに付与することにより圧電素子111aを長手方向及び短手方向に伸縮させ、摩擦部材112との接触部である突起111cの先端に楕円運動を発生させることができる。
摩擦部材112は、駆動方向A1に沿って延在する板状の部材からなり、ステンレス等の金属より構成される。また、本実施形態において保持部材113は樹脂製の筐体であり、摩擦部材112は後述する固定部材122によって保持部材113に固定され、保持される。摩擦部材112の表面には突起111cの先端が加圧力を伴って当接しており、この先端の楕円運動により摩擦部材112が送り出されることによって、振動子111は摩擦部材に対して駆動方向A1に相対移動する。
案内部材114は、本実施形態では、幅方向A2の両端に配されて駆動方向A1に延在する一対の長溝114aを有する。そして、摩擦部材112と同様に固定部材122によって保持部材113に固定され、保持される。より詳細には、摩擦部材112と案内部材114とは、駆動方向A1の両端部近傍で保持部材113と固定部材122である例えばビス等の締結部材によって挟持される。これら摩擦部材112、保持部材113及び案内部材114は、本実施形態において直線駆動しない固定部として機能する。
上述した固定部に対し、本実施形態において実際に駆動方向A1に駆動する構成を可動部とする。この可動部は、摩擦部材112に当接する振動子111から上方に振動子保持枠115、加圧緩衝部材119、加圧板118の順で配置される構成を備える。また、この可動部は、摩擦部材112及び案内部材114を挟んで振動子と111と反対側(下方)に配置される可動案内部材120も備える。可動部の一構成要素である加圧部材117は、加圧板118と可動案内部材120とに各々両端が固定され、摩擦部材112を幅方向A2において挟むように配置される複数の引張コイルバネより構成される。
加圧部材117である引張コイルバネは、振動子111を摩擦部材112に対して加圧する加圧力F1を生じさせる。この加圧力F1は、加圧板118、加圧緩衝部材119を介して振動子111に作用し、該振動子111の突起111cを摩擦部材112に加圧接触させる。加圧板118と振動子111の間に加圧緩衝部材119を配置することで、振動子111の振動を阻害せず加圧力F1のみを振動子111へ伝えることができる。加圧緩衝部材119としては例えばフェルト等が用いられる。
振動子保持枠115は、振動子111の被保持部111dに対し接着等の様式で固定される。また可動枠116は枠状の部材であって、枠内に配置される振動子保持枠115を、加圧力F1方向には移動可能に収容しかつ駆動方向A1には拘束する。これら振動子保持枠115、可動枠116及び加圧緩衝部材119を配することにより加圧部材117が生じる加圧力F1を損なうことなく振動子111に伝達しつつ、振動子111を可動部内に保持することができる。
可動案内部材120は、案内部材114の長溝114aに対向する位置に長溝120aを有し、可動枠116にビス固定される。案内部材114、可動案内部材120に設けられた長溝114a、120aの間にはボールなどの転動部材121が挟み込まれる。これら長溝、転動部材等により、案内部材114に対して、振動子111を含む可動部の駆動方向A1に沿った駆動が案内される。
上述したように、これら構成において、振動子111が振動し突起111cに楕円運動を発生すると、突起111cと摩擦部材112の接触面で駆動方向A1に駆動力が生じる。この時、振動子111、振動子保持枠115、可動枠116、加圧部材117、加圧板118、加圧緩衝部材119、可動案内部材120が可動部として一体となり、駆動方向A1に直進駆動される。なお、本実施形態では、振動子111を含む構成を可動部とすると共に摩擦部材112を含む構成を固定部としたが、これら可動部と固定部とを逆とし、摩擦部材112を含む構成を可動部としてもよい。また、各々の部材を構成した材料は例示であり、同等の機能を有する公知の他の材料等により代替してもよい。
次に、本実施形態の振動波モータ1の特徴と効果について、図2を参照して説明する。図2(a)は振動波モータ1の正面図を、図2(b)は底面図を表す。また、図2(c)は、図2(b)における案内部材114の駆動方向A1における両端部近傍、即ち案内部材114等の保持部材113に対する固定部分の拡大図である。
本実施形態の振動波モータ1では、摩擦部材112と案内部材114の駆動方向A1における両端を、保持部材113と例えばビス等公知の締結部材からなる固定部材122とで挟持することで保持している。この時、摩擦部材112と固定部材122が案内部材114に当接している。この振動波モータ1では、更にこの保持位置の近傍において、摩擦部材112の駆動方向A1の端E1が案内部材114の端E2に対して一致又は外側に位置するように、各々の長手方向寸法が定められている。更に、この振動波モータ1では、保持位置の近傍において、摩擦部材112の幅方向A2の端E3が案内部材114の端E4に対して一致又は外側に位置するように、各々の短手寸法が定められている。
このような構成による効果について、図7及び図8を参照して以下に説明する。図7(a)は、上述した振動波モータ1の特徴を有さない、従来の態様の振動波モータの案内部材914の駆動方向A1における両端近傍の拡大図及び断面図である。また、図7(b)は、上述した振動波モータ1の案内部材114の駆動方向A1における両端近傍の拡大図および断面図である。図8は案内部材114,914に生じる共振について説明する図である。
図7(a)及び図7(b)において、案内部材114,914は、摩擦部材112,912を保持部材113,913とで挟持するように、固定部材122,922により保持部材113,913に対して固定される。摩擦部材112,912と案内部材114,914とは、上述した構造上、駆動方向A1における両端部の近傍で略当接している。従って、振動子111等の振動が摩擦部材112,912を介して案内部材114,914まで伝達し、これら案内部材114,914の共振が誘発されることが懸念される。
案内部材114,914のような板状の部材で最も発生しやすい共振を図8(a)に、次に発生しやすい共振を図8(b)に例示する。図8(a)は例えば案内部材114(914でも同じ)の屈曲振動に対応し、図8(b)は例えば案内部材114(914でも同じ)のねじり振動に対応する。図8(a)に示す屈曲振動では、案内部材114の駆動方向A1の端部がM1で示すように特に大きく振動する。また、図8(b)に示すねじり振動では、案内部材114の幅方向A2の端がM2で示すように特に大きく振動する。
本実施形態の特徴を有さない従来の振動波モータ9では、図7(a)で示すように摩擦部材912の駆動方向A1の端が案内部材914の駆動方向A1の端より内側に位置している。これにより案内部材914は駆動方向A1にはみ出しており、はみ出し部P1は摩擦部材912に当接されないため保持されない。このため、図8(a)で示す屈曲振動が発生した時には、はみ出し部P1にM1で示す振動が生じ、摩擦部材912との間のたたき音により異音が発生する可能性がある。
これに対し、振動波モータ1では、図7(b)で示すように摩擦部材112の駆動方向A1方向の端が案内部材114の駆動方向A1の端より外側に位置しており、はみ出し部は無い。このため図8(a)で示す屈曲振動が発生した時であっても、大きく振動するであろう部分が他の部材に当接していることから、はみ出し部単独の振動が生じることはなく、異音の発生を低減することができる。
また、振動波モータ9では、案内部材914は幅方向A2方向に保持されないはみ出し部P2が存在している。このため、図8(b)で示すねじり振動が発生した時にははみ出し部P2にM2で示す振動が生じ、異音が発生する可能性がある。これに対し振動波モータ1では、案内部材114の幅方向A2のはみ出し部は存在していない。従って、図8(b)で示すねじり振動が発生した時であっても異音が発生する可能性を低減することができる。また、本実施形態では、単一のビスを固定部材122として摩擦部材112と案内部材114とを当接、固定している。このため、固定のための構成を配するスペースを削減でき、振動波モータ1を小型化できるという副次的な効果も得られる。
なお、以上に述べたように、駆動方向A1及び幅方向A2の両方向において、案内部材114と当接する摩擦部材112の端は、案内部材114の端に対し一致もしくは外側に位置するように長手寸法が定められている。しかし、本発明は当該形態に限られず、駆動方向A1のみがこの条件を満たす構造であってもよい。当該構造としても、図8(a)に示す案内部材114の屈曲振動による異音発生の可能性を低減することができ、本発明の効果を得ることができる。しかし、併せて、幅方向A2においても摩擦部材112の端を案内部材114の端に対し一致もしくは外側に位置するように短手寸法を定めることが好ましい。これにより、図8(b)に示す案内部材114のねじり振動による異音発生の可能性も併せて低減することができる。
また、上述した実施形態では、案内部材114に当接する一方の部材である摩擦部材112において、駆動方向A1及び幅方向A2方向の端を案内部材114の端と一致もしくは該端より外側に配置している。しかし、案内部材114に当接するもう一つの部材である固定部材122において、駆動方向A1及び幅方向A2方向の端を、案内部材114の端と一致もしくは該端より外側に位置するように固定部材の122の形状を定めても同様の効果を得ることができる。
上述したように、本実施形態に係る振動波モータ1は、振動子111と、摩擦部材112と、案内部材114と、固定部材122とを備える。振動子111は、所定の電圧を印加することで振動し、摩擦部材112に対して相対駆動する駆動力を生成する。摩擦部材112は、振動子111と摩擦面にて当接して、前述した振動により該振動子に対して所定の駆動方向に相対的に駆動される。この摩擦部材は、上述した駆動方向A1及び幅方向A2により規定され、該駆動方向A1に延在する摩擦面112aを有するように構成される。なお、幅方向A2は、摩擦部材112の摩擦面内の駆動方向A1に垂直な幅方向とも規定できる。案内部材114は前述した相対移動における駆動方向A1に延在する板状の部材からなり、振動子111により行われる相対的な駆動を案内する。
固定部材122は駆動方向A1における摩擦部材112の両端各々の近傍で、該摩擦部材112に対して案内部材114の両端部各々を固定する。なお、固定部材122が案内部材114を固定する摩擦部材112の両端各々の近傍とは、該摩擦部材112に対して振動子111が相対駆動する際の駆動範囲の外側で摩擦部材112の端部の内側の領域を意味する。以上の構成を有する振動波モータ1において、案内部材114が固定部材122に固定される板状の端部において当接する部材は、その両端部の外縁に特徴を有する。即ち、この当接する部材は、該案内部材114の端部に対して、駆動方向A1及び幅方向A2の少なくとも何れかにおいて、一致するもしくは外側に位置するように外縁が設けられる。
なお、上述した実施形態において、振動波モータ1は更に、固定部材122により摩擦部材112が固定されて該摩擦部材112を保持する保持部材113を備える。この場合、案内部材114は摩擦部材112と固定部材122とにより挟持されて、該摩擦部材112が上述した当接する部材として作用するとよい。また、併せて、固定部材122も当接する部材として作用するとよりよい。なお、上述した実施形態では、固定部材122として、摩擦部材112と当接する保持部材113に形成されたネジ穴に対して螺合するように各々の端部に一つずつ配される単一のビスを用いた例を示している。しかし、固定部材122の態様はこれに限られない。即ち、単一の構成にて案内部材114と摩擦部材112とを当接させた状態で固定する、或いは何らかの部材を挟持させた状態でこれらを固定することができれば、公知の任意の締結手段を用いることができる。また、第1の実施形態等において述べられる端部は摩擦部材112、案内部材114等において、振動子111等の相対移動する部材の移動範囲の外側に対応する。或いは、前述したビス等を配しても振動子111等に干渉しない位置から各々の部材の末端までの領域であって、ビス等によってこれら部材の固定が可能な領域に対応する。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態である振動波モータ2の構成について、第1の実施形態における図2と同様の様式にてこれを示す図3を参照して以下に説明する。なお、以下の説明において、駆動方向A1、幅方向A2等に関しても、上述した第1の実施形態の場合と同じ方向として定義する。
本実施形態の振動波モータ2は、振動波モータ1と同様に、振動子211、摩擦部材212、保持部材213、及び案内部材214を主たる構成として備える。保持部材213は摩擦部材212を保持し、案内部材214は振動子211を駆動方向A1に移動可能に案内する。なお、後述するように、本実施形態では、これら主たる構成の積み重ね方向の配置順序が第1の実施形態のそれと異なる。しかし、振動子211を保持しつつ摩擦部材212へ加圧する、振動子保持部材、可動枠、加圧部材、加圧板、加圧緩衝部材、可動案内部材等は、第1の実施形態の対応する構成と構造上格別の差異がない。このため、ここでの説明を省略する。
図3(a)は振動波モータ2の正面図を、図3(b)は底面図を表す。また、図3(c)は、図3(b)における案内部材214の駆動方向A1における両端部近傍、即ち案内部材214等の保持部材213に対する固定部分の拡大図である。振動波モータ2は、摩擦部材212と案内部材214とが駆動方向A1の両端部近傍で保持部材213と固定部材222で挟持される点では振動波モータ1と同様である。しかし、本実施形態の振動波モータ2は、積み重ねの方向で上方から順に、保持部材213、摩擦部材212、案内部材214、及び固定部材222の順で配置される。この積層順において、振動波モータ2は上述した振動波モータ1と異なり、案内部材214は保持部材213と摩擦部材212に挟持され、これら部材と当接する。
振動波モータ2では、駆動方向A1における両端の近傍において、摩擦部材212に加えて、保持部材213の駆動方向A1の端E1が案内部材214の端E2に対して一致するあるいは当該端が外側に位置している。さらに、振動波モータ2では、案内部材214の駆動方向A1両端の近傍において、摩擦部材212の幅方向A2の端E3が案内部材214の端E4に対して一致するあるいは外側に位置している。また、保持部材213は、案内部材214の端E4の外方まで延在している。
本実施形態では、以上に述べた構成により、振動波モータ1と同様に図8(a)で示す屈曲振動や図8(b)で示すねじり振動が発生した時であっても異音が発生する可能性を低減することができる。また、本実施形態では、案内部材214と当接する全部材において、案内部材214の駆動方向A1の両端部近傍で駆動方向A1、及び幅方向A2の端が案内部材214の端に対して一致するあるいは当該端が外側に位置するように外形寸法が定められている。従って、第1の実施形態で示した振動波モータ1の場合より、案内部材214の共振による振動を低減する効果を大きく得ることが期待できる。
なお、第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に駆動方向A1及び幅方向A2の両方向において、案内部材214と当接する全部材の端が案内部材214の端に対し一致するもしくは当該端が外側に位置している。しかし、本発明は当該形態に限られず、駆動方向A1のみがこの条件を満たす構造であってもよい。当該構造としても、図8(a)に示す案内部材114の屈曲振動による異音発生の可能性を低減することができる。しかし、併せて、幅方向A2においても、案内部材214と当接する全部材の端が、案内部材214の端に対し一致するもしくは当該端が外側に位置することが好ましい。これにより、図8(b)に示す案内部材114のねじり振動による異音発生の可能性も低減することができる。
即ち、本実施形態に係る振動波モータ2は、振動子と、摩擦部材212と、案内部材214と、固定部材222とを備え、更に保持部材213を備える。この保持部材213は、固定部材222により摩擦部材212が固定され、これにより該摩擦部材212を保持する。そして、本実施形態において、案内部材214は摩擦部材212と保持部材213とにより挟持されて、これら摩擦部材212及び保持部材213の少なくとも何れかが第1の実施形態でも述べた当接する部材として作用する。なお、本実施形態でも、固定部材222として、保持部材213に形成されたネジ穴に対して螺合するように各々の端部に一つずつ配される単一のビスを用いた例を示している。しかし、固定部材222の態様はこれに限られず、省スペースを達成しつつ的確な固定状態が得られれば、公知の種々の締結部材の使用ができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態である振動波モータ3の構成について、第1の実施形態における図1及び図2と同様の様式にてこれを示す図4及び図5を参照して以下に説明する。なお、以下の説明において、駆動方向A1、幅方向A2等に関しても、上述した第1の実施形態の場合と同じ方向として定義する。
図4に示す振動波モータ3は、振動子311、摩擦部材312、及び案内部材314を主たる構成として備える。また、振動子311は、振動子保持枠315、可動枠316、加圧部材317、加圧板318、加圧緩衝部材319、可動案内部材320、及び転動部材321と共に、可動部を構成する。案内部材314は、摩擦部材312を保持し、振動子311(可動部)を駆動方向A1に移動可能に案内する。また、この振動波モータ3は、摩擦部材312及び案内部材314と共に固定部を構成するように、摩擦部材312と案内部材314の間に配置される緩衝部材323を更に備える。
ここで、第1の実施形態及び第2の実施形態の振動波モータ1,2と第3の実施形態の振動波モータ3とは、次の点で異なる。即ち、案内部材314が摩擦部材312を保持し、上述した保持部材113,213が省略されている。また、摩擦部材312と案内部材314の間に、緩衝部材323が配置されている。なお、緩衝部材323は例えば樹脂フィルム等、摩擦部材312と案内部材314よりもヤング率が低い材料より構成される。また、案内部材314と固定部材322であるビス等の公知の締結部材は摩擦部材312と緩衝部材323とを挟持し、これらを案内部材314に対して固定する。なお、本実施形態において、振動子311を含む可動部材、及び摩擦部材312に関しては上述した振動波モータ1及び振動波モータ2と同様に構成されるため、ここでの説明を省略する。
次に、本実施形態の振動波モータ3の特徴と効果について、図5を参照して説明する。図5(a)は振動波モータ3の正面図を、図5(b)は底面図を表す。また、図5(c)は、図5(b)における案内部材314の駆動方向A1における両端部近傍、即ち案内部材314等に対する固定部材322による固定状態の拡大図である。
本実施形態の振動波モータ3では、摩擦部材312の駆動方向A1の両端と緩衝部材323とを案内部材314と固定部材322で挟持することで保持している。この時、緩衝部材323と固定部材322とが案内部材314に当接している。この保持位置の近傍において、緩衝部材323の駆動方向A1の端E1が案内部材314の端E2に対して一致するあるいは当該端の外側に位置するように緩衝部材323の外径寸法が定められている。更に、この振動波モータ3では、保持位置の近傍において、緩衝部材323の幅方向A2の端E3が案内部材314の端E4に対して一致するあるいは当該端の外側に位置するように緩衝部材323の外径寸法が定められている。従って、案内部材314において大きく振動するであろう部分が他の部材に当接していることから、案内部材314単独で振動することがなくなる。
本実施形態では、以上に述べた構成により、振動波モータ1あるいは振動波モータ2と同様に図8(a)で示す屈曲振動や図8(b)で示すねじり振動が発生した時であっても異音が発生する可能性を低減することができる。また、本実施形態では、案内部材314と摩擦部材312との間にヤング率が低い緩衝部材323を配置している。これにより、摩擦部材312を介した案内部材314への振動伝達を低減すると共に、案内部材314が振動した際でも緩衝部材323の弾性によりこの振動を吸収することができる。従って、第1の実施形態あるいは第2の実施形態で示した振動波モータ1,2の場合より、案内部材314の共振による振動を低減する効果を大きく得ることが期待できる。
なお、第3の実施形態では、第1の実施形態等と同様に駆動方向A1及び幅方向A2の両方向において、案内部材314と当接する緩衝部材323の端が案内部材314の端に対し一致するもしくは当該端の外側に位置している。しかし、本発明は当該形態に限られず、駆動方向A1のみがこの条件を満たす構造であってもよい。当該構造としても、図8(a)に示す案内部材314の屈曲振動による異音発生の可能性を低減することができる。しかし、併せて、幅方向A2においても、緩衝部材323の端が案内部材314の端に対し一致するもしくは当該端の外側に位置することが好ましい。これにより、図8(b)に示す案内部材314のねじり振動による異音発生の可能性も低減することができる。
また、本実施形態では、案内部材314に当接する緩衝部材323における駆動方向A1及び幅方向A2の端が案内部材314の端に一致するもしくは当該端の外側に位置している。しかし、本実施形態において、案内部材314に当接するもう一つの部材である固定部材322の駆動方向A1及び幅方向A2方向の端が、案内部材314の端に一致するもしくは当該端の外側に位置するようにしてもよい。あるいは緩衝部材323と共に固定部材322がこの条件を満たすこととしてもよい。これによりに、上述した形態と同様、あるいはより大きな効果を得ることが期待できる。
即ち、本実施形態に係る振動波モータ3は、振動子と、摩擦部材312と、案内部材314と、固定部材322とを備え、更に緩衝部材323を備える。この緩衝部材323は、固定部材322により案内部材314に当接するように固定され。上述した案内部材314に対して当接する部材として作用する。なお、緩衝部材323を配する構成は第3の実施形態に限られず、第1の実施形態で例示した構成に対して配することもできる。また、上述したように、この緩衝部材323は、摩擦部材312及び案内部材314よりもヤング率が低い材料より構成することが望ましい。また、本実施形態でも、固定部材322として、摩擦部材312と当接する案内部材314に形成されたネジ穴に対して螺合するように各々の端部に一つずつ配される単一のビスを用いた例を示している。しかし、固定部材322の態様はこれに限られず、省スペースを達成しつつ的確な固定状態が得られれば、公知の種々の締結部材の使用ができる。
摩擦部材112,212,312と案内部材114,214,314との固定部分近傍の構成を以上の実施形態で述べたような構成とすることにより、案内部材の共振を低減し、異音発生の可能性を下げることが可能となる。なお、以上に述べた振動波モータ1,2,3の構成は、本発明を実施する形態の例にすぎない。例えば、振動子111,311と摩擦部材112,212,312とを加圧接触させる加圧機構や可動部の移動を案内する案内機構は本実施形態の構成に限定されない。即ち、振動子の駆動原理、振動子と摩擦部材の保持案内構造、あるいは各部材の材質等は上述した事項に限られず、公知の代替可能なものと置き換えることができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態として、上述した振動波モータ1をレンズ駆動装置として用いたレンズ装置について、図6を参照して説明する。なお、図6(a)は上述した振動波モータ1を組込んだレンズ装置41とこれを装着したカメラ本体42とからなる撮影装置の断面構造を模式的に示す図である。また、図6(b)は、振動波モータ1と、該振動波モータ1によりレンズを駆動するための関連する構成を示す分解斜視図である。
図6(a)に示す撮影装置は、カメラ本体42と、これに着脱自在に装着されるレンズ装置41を備える。カメラ本体42内には、撮像素子42aが設けられている。カメラ本体42のマウント421には更に、レンズ装置41をカメラ本体42に取り付けるためのバヨネット部が配されている。
レンズ装置41は、振動波モータ1、固定筒411、前鏡筒412、後鏡筒413、フォーカスレンズ保持枠414、ガイドバー415、マウント421、及びレンズG1,G2,G3を備える。固定筒411は、カメラ本体42側の端部に配されるマウント421のフランジ部と当接し、固定筒411とマウント421とは不図示のビスに固定されている。固定筒411には更に、レンズG1を保持する前鏡筒412とレンズG3を保持する後鏡筒413とが固定される。前鏡筒412はレンズ装置41の被写体側端部に、後鏡筒413はマウント421より被写体側に配置される。レンズG1とレンズG3の間に配置されるフォーカスレンズ保持枠414は、フォーカス用のレンズG2を保持している。フォーカスレンズ保持枠414は更に、前鏡筒412と後鏡筒413に保持されたガイドバー415によって直進移動可能に保持されている。振動波モータ1は後鏡筒413に不図示のビス等の締結部材で固定されている。
図6(b)は振動波モータ1と、フォーカス用のレンズG2と、フォーカスレンズ保持枠414と、ガイドバー415の分解斜視図である。振動波モータ1の可動枠116には該振動波モータ1より得られる駆動力を外部に伝達する軸116aが設けられている。この軸116aは、フォーカスレンズ保持枠414に設けられた係合部414aと係合する。以上のような構成で、振動波モータ1を駆動すると、その駆動力は可動枠116を介してフォーカスレンズ保持枠414に伝達される。フォーカスレンズ保持枠414は振動波モータ1の駆動方向と平行に配置されるガイドバー415によって直線移動可能に保持されている。よって、フォーカスレンズ保持枠414はこのガイドバー415に案内されて、振動波モータ1によりリニア移動される。
以上に述べたように、本発明に係る振動波モータをレンズ装置4に用いることにより、振動波モータ駆動時の異音発生の可能性を低減することができる。このことは撮影時におけるフォーカスレンズ駆動時のレンズ装置からの異音を抑制することにつながり、ひいてはより静粛なレンズ駆動が可能なレンズ装置を提供することができる。
本発明は、以上に述べたように、小型高出力なモータが求められる撮影装置のレンズ装置内において、レンズ駆動等を行う構成に対して利用可能である。なお、本実施形態では振動波モータ1によってフォーカス用のレンズG2を含む被駆動部を駆動させる態様について述べたが、振動波モータ1の使用態様はここでの例示に限られず、その他の構成の被駆動部或いは他の部材を駆動する構成に用いてもよい。更に、振動波モータの振動周波数は、動作速度、応答性等の観点から超音波領域の周波数を用いることが好ましく、所謂超音波モータであることが望ましい。また、レンズ装置が一体化した撮像装置のレンズ又はその他の被駆動部を上述の振動波モータで駆動させる構成でもよい。また、本実施形態は、振動波モータを搭載する機器としてのレンズ装置や撮像装置に限定されず、当該振動波モータを搭載する電子機器、光学機器等も含む。
1、2、3 振動波モータ
111、311 振動子
112、212、312 摩擦部材
113、213 保持部材
114、214、314 案内部材
122、222、322 固定部材
G1、G2、G3 レンズ

Claims (13)

  1. 電圧を印加することで振動する振動子と、
    前記振動子と摩擦面にて当接して前記振動により前記振動子に対して所定の駆動方向に相対的に駆動され、前記駆動方向に延在する摩擦部材と、
    前記駆動方向に延在して、前記振動子の前記相対的な駆動を案内する案内部材と、
    前記駆動方向における前記摩擦部材の両端各々の近傍で、前記摩擦部材に対して前記案内部材の両端部各々を固定する固定部材と、を備え、
    前記案内部材が前記固定部材に固定される板状の端部において当接する部材は、前記案内部材の端部に対して、前記駆動方向及び前記摩擦面内の前記駆動方向に垂直な幅方向の少なくとも何れかにおいて、一致するもしくは外側に位置するように外縁が設けられることを特徴とする振動波モータ。
  2. 前記固定部材により前記摩擦部材が固定されて前記摩擦部材を保持する保持部材を更に備え、
    前記案内部材は前記摩擦部材と前記固定部材とにより挟持されて、前記摩擦部材が前記当接する部材として作用することを特徴とする請求項1に記載の振動波モータ。
  3. 前記固定部材により前記案内部材に当接するように固定される緩衝部材を更に備え、
    前記緩衝部材は前記当接する部材として作用することを特徴とする請求項1又は2に記載の振動波モータ。
  4. 前記緩衝部材は、前記摩擦部材及び前記案内部材よりもヤング率が低い材料からなることを特徴とする請求項3に記載の振動波モータ。
  5. 前記固定部材は、前記当接する部材として作用することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の振動波モータ。
  6. 前記固定部材は、前記摩擦部材と当接する部材に形成されたネジ穴に対して螺合するように前記各々の端部に配される単一のビスからなることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の振動波モータ。
  7. 前記固定部材により前記摩擦部材が固定されて前記摩擦部材を保持する保持部材を更に備え、
    前記案内部材は前記摩擦部材と前記保持部材とにより挟持されて、前記摩擦部材及び前記保持部材の少なくとも何れかが前記当接する部材として作用することを特徴とする請求項1に記載の振動波モータ。
  8. 前記固定部材は、前記保持部材に形成されたネジ穴に対して螺合するように前記各々の端部に配される単一のビスからなることを特徴とする請求項7に記載の振動波モータ。
  9. 前記振動波モータは、超音波領域の周波数の振動を用いた超音波モータであることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の振動波モータ。
  10. 請求項1乃至9の何れか1項に記載の振動波モータを備えるレンズ装置。
  11. 請求項10に記載のレンズ装置を備える撮像装置。
  12. 請求項1乃至9の何れか1項に記載の振動波モータを備える電子機器。
  13. 請求項1乃至9の何れか1項に記載の振動波モータを備える光学機器。
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