JP2019140095A - レセプタクルコネクタ及びタブ端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】相手側のコネクタとの着脱をスムーズに行うことができると共に、繰り返し着脱してもへたりが生じにくく案定した接触が得られるタブ端子を備えたレセプタクルコネクタを提供する。【解決手段】一の回路基板の実装面上に配置され実装面に対して直角な方向をコネクタ挿抜方向として、他の回路基板の実装面上に配置されたプラグコネクタPGが挿入され嵌合接続されるレセプタクルコネクタRCであって、薄型の略直方体形に形成されたハウジング10と、ハウジング10に保持される複数の信号端子30と、ハウジング10の長手方向・両端部の外側に配置されて取り付けられたタブ端子50とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、回路基板に搭載されたレセプタクルコネクタ及びレセプタクルコネクタに用いられるタブ端子に関する。
従来から、回路基板同士を接続するために電気コネクタ(BtoBコネクタ)が用いられている。BtoBコネクタは、一方の回路基板に搭載されたレセプタクルコネクタと、他方の回路基板に搭載されたプラグコネクタとにより構成され、レセプタクルコネクタにプラグコネクタを嵌入して嵌合させることで、回路基板同士が電気的に接続されるようになっている。
ここで、図13〜15を参照しながら、従来技術の電気コネクタ(レセプタクルコネクタ及びプラグコネクタ)の構成を簡単に説明する。
なお、図13は、従来技術の電気コネクタの斜視図であり、(a)がレセプタクルコネクタの斜視図であり、(b)がプラグコネクタの斜視図であり、いずれも嵌合方向を上側とした姿勢で示している。
また、図14は、従来技術のレセプタクルコネクタのハウジングの両端部側に装着されるタブ端子を説明するための模式図であり、(a)がタブ端子を斜め上方から見た模式図であり、(b)がタブ端子を上方から見た模式図である。
また、図15は、従来技術のレセプタクルコネクタのハウジングの両端部側に装着されているタブ端子を説明するための模式図であり、(a)がタブ端子を前方から見た模式図であり、(b)がタブ端子を後方から見た模式図である。
図13に示すレセプタルコネクタ200及びプラグコネクタ300は、それぞれ、異なる回路基板(図示せず)の実装面上に配置され、回路基板同士の接続に用いられる。なお、レセプタクルコネクタ200及びプラグコネクタ300は、各回路基板の面に対して直角な方向が挿抜方向になっている。
上記のレセプタルコネクタ200は、薄型の略直方体形に形成されたハウジング210(樹脂製のハウジング210)と、ハウジング210の長手方向を端子配列方向としてハウジング210によって二列・配列で保持される複数の信号端子(金属製の信号端子)230と、ハウジング210の両端部側の上端部に被せられるように保持されるタブ(TAB)端子(金属製のタブ端子)250とを備えている。
このタブ端子250は、回路基板に対して、レセプタルコネクタ200の両端を半田付けで止めて固定する役割と、相手側となるプラグコネクタ300のタブ端子350が挿嵌されて、タブ端子350と電気的に接続する役割とを担っている。
なお、タブ端子250は、信号端子230と比べて、大きい大きさ寸法で形成されており、信号端子230に流れる電流よりも大きい電流を流すことができるようになっている。例えば、タブ端子250は、電源用の接続端子として利用される。
上記のハウジング200は、図13(a)に示すように、回路基板の実装面に対して平行な底面をもつ底壁211と、底壁211から上方へ向けて起立するとともに信号端子230の配列方向に延びる矩形島状の中央突部215と、底壁211の外周部から上方へ向けて起立するとともに中央突部215を囲む枠状の周壁212とを有している。この周壁212は、信号端子230の配列方向に延びる一対の側壁部212aと、一対の側壁部212aの端部同士を連結する一対の端壁部212bとにより構成されている。
そして、中央突部215と周壁212との間に上方に向けて開口している環状空間が形成され、この環状空間が、相手側のプラグコネクタ300の対応する嵌合部(四角枠状の周壁312)を受け入れるための受入部になっている。
また、タブ端子250は、図13(a)に示すように、ハウジング100を構成する周壁212の長手方向・両側の上端部に被せられるように取り付けられている。具体的には、図14、15に示すように、タブ端子250は、端壁部212bの上端側に当接し配置される基部251と、基部251の両側から一方(前方)に向けて直角に屈曲して延びる1対のアーム部252と、基部251の上端に設けられたフック部253と、アーム部252にそれぞれ設けられたフック部254とを有している。そして、フック部253が、ハウジング100の端壁部212bの上端部に被せられて取り付けられ、フック部254が、ハウジング100の側壁部212aに被さられて取り付けられている。また、一対のアーム部252は、それぞれ、その自由端側の上端部に、逆U字形状をなす弾性接触片255が設けられている。
そして、一対のアーム部252にそれぞれ設けられた、一対の弾性接触片255により、プラグコネクタ300の両端部に設けられたタブ端子350が挟持されるようになっている。
なお、1対のアーム部252は、その下端に脚部252a(図15(a)参照)が形成されており、この脚部252aが回路基板の実装面に半田付けされるようになっている(脚部252aが半田付け部になっている)。
一方、プラグコネクタ300は、図13(b)に示すように、樹脂製のハウジング310と、ハウジング310の長手方向を端子配列方向としてハウジング310によって二列・配列で保持されている信号端子(金属製の信号端子)330と、ハウジング310の両端部に取り付けられたタブ(TAB)端子(金属製のタブ端子)350とを有している。
なお、タブ端子350は、回路基板に対して、プラグコネクタ300の両端を半田付けで止めて固定する役割を担っていると共に、相手側となるレセプタルコネクタ200のタブ端子250と電気的に接続するための役割を担っている。
また、上記のハウジング310は、四角枠状の周壁312と底壁311とを有しており、四角枠状の周壁312が、レセプタルコネクタ200の島状の中央突部215とこれを囲む周壁212との間に形成された空間に嵌合するようになっている。
そして、レセプタクルコネクタ200にプラグコネクタ300を嵌入して嵌合させると、レセプタクルコネクタ200の信号端子230が、プラグコネクタ300の対応する信号端子330に接触して電気的に接続されると共に、レセプタクルコネクタ200のタブ端子250に、プラグコネクタ300のタブ端子350が嵌合して電気的に接続されるようになっている。
なお、上記のような、回路基板同士を接続する電気コネクタ(BtoBコネクタ)において、樹脂製のハウジングの両端部側の上端部に被せるようにタブ端子を配置して取り付け、信号端子に流れる電流よりも大きい電流を流すことができるようにしたものは、例えば、特許文献1に開示されている。
特許第5972855号公報
ところで、上述した従来技術のレセプタクルコネクタは、樹脂製のハウジングの両端部において、それぞれ、ハウジングの上端部側にタブ端子を被せるように配置してハウジングにタブ端子を装着する構成が採用されている。
しかし、上記の構成では、タブ端子の厚さ寸法(回路基板の面に対して直角な方向の厚さ寸法)が制限されてしまい、タブ端子を自由な形状に設計できないという問題が生じる。そのため、上述した従来技術のレセプタクルコネクタのタブ端子は、相手側のコネクタの接触部と接触するバネ部分(例えば、図15に示す弾性接触片255)に十分な大きさ寸法の形状のものを配置できず、バネ部分がしなやかではない固いバネになっていた。その結果、従来技術のレセプタクルコネクタは、相手側のコネクタとの着脱がスムーズにできないと共に、バネ部分がちょっとした変位でへたってしまい安定した接触が得られない虞があるという課題が生じていた。特に、スマートフォン等のモバイル機器に用いられている回路基板に搭載されるレセプタクルコネクタは、非常に小型化しているため、上記の課題が顕著に現れる。
なお、上述した従来技術のレセプタクルコネクタは、図15(a)に示すように、相手側と電気的に接触する部分(弾性接触片255)と、半田付け部(アーム部252の下端の脚部252a)が近いため、半田が端子を伝わって、接触部に乗ってしまい、接触性能が落ちる現象が生じていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、回路基板に搭載されたレセプタクルコネクタであつて、相手側のコネクタとの着脱をスムーズに行うことができると共に、繰り返し着脱してもへたりが生じにくく案定した接触が得られるタブ端子を備えたレセプタクルコネクタを提供することにある。また、本発明は、上記レセプタクルコネクタに搭載するタブ端子を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明は、一の回路基板の実装面上に配置され該実装面に対して直角な方向をコネクタ挿抜方向として、他の回路基板の実装面上に配置されたプラグコネクタが挿入され嵌合接続されるレセプタクルコネクタであって、薄型の略直方体形に形成されたハウジングと、前記ハウジングの長手方向を端子配列方向として該ハウジングにより保持される複数の信号端子と、前記ハウジングの長手方向・両端部の外側に、それぞれ、配置されて取り付けられたタブ端子とを備えることを特徴とする。
このように、本発明のタブ端子は、上述した従来技術のタブ端子のように、樹脂製のハウジングの両端部の上側に被せるように配置し取り付ける構成ではなく、ハウジングの両端部の外側に配置されて取り付けられる構成になっている。この構成によれば、タブ端子の厚さ寸法(回路基板の面に対して直角な方向の厚さ寸法)が制限されることがなく、タブ端子を自由な形状に設計できる。そのため、本発明によれば、相手側のコネクタの接触部と接触する、タブ端子のバネ部分に十分な大きさ寸法の形状のものを用いることができ、その結果、本発明のタブ端子によれば、相手側のコネクタとの着脱をスムーズに行うことができると共に、繰り返し着脱してもへたりが生じにくく案定した接触が得られるようになる。また、ハウジングの長手方向・両端部の外側にタブ端子が取り付けられることにより、従来技術の「ハウジングの上側に被せて取り付ける構成(図13参照)」と比べて、電流印加時の温度上昇熱の放熱性が向上する。すなわち、本発明によれば、従来技術のものと比べて、放熱性能が良好なレセプタクルコネクタが提供される。
また、前記タブ端子は、前記ハウジングの幅方向に延びると共に、前記一の回路基板の実装面に配置されている底面部と、前記底面部のなかの、前記幅方向の両側の端部から上方に向けて立ち上がり延設される少なくとも1対の弾性接触片とを有し、前記プラグコネクタが挿入されると、少なくとも1対の前記弾性接触片が該プラグコネクタに設けられた接続部に当接して前記幅方向に弾性変位し、該プラグコネクタに設けられた接続部を挟持するようになっていることが望ましい。
本発明のタブ端子は、ハウジングの両端部側に被せるように配置する構成ではないため、回路基板の実装面に配置する底面部を設けることが可能となった。さらに、本発明は、プラグコネクタの接続部に接触する、少なくとも一対の弾性接触片を、底面部の両側・端部から上方に向けて立ち上がり延設される構成にした。この構成によれば、タブ端子のバネ部分(弾性接触片)を、従来技術のタブ端子のバネ部分(例えば、図15に示す弾性接触片255)と比べて、大きい長さ寸法に設計することができ、従来技術と比べて、バネ部分をしなやかに弾性変位させることができる。
また、本発明では、少なくとも一対の弾性接触片が底面部で繋がっているため(弾性接触片を繋ぐ金属(底面部)が配置された構成になっているため)、従来技術のタブ端子のバネ部分と比べて、バネ常数が上がり、ちょっとした変位でへたってしまうことがなく、安定した接触が得られるようになる。
また、前記弾性接触片は、前記幅方向の両側の端部から立ち上がり上方に向けて延設される立設部と、該立設部の上端から該幅方向・内側に逆U字状に折り曲げられて下方に向けて延設される屈曲部とを有し、前記屈曲部の前記内側に、前記プラグコネクタに設けられた接続部に接触する接触部が形成されていることが望ましい。
このように弾性接触片を構成することにより、プラグコネクタに設けられた接続部を大きいバネ力で挟持することができ、安定した接続が得られると共に、繰り返しの着脱にも耐えることができる。
また、前記底面部の幅方向・中央部であり且つ前記ハウジングの長さ方向・外側の端部には、ガイド片が形成されており、前記ガイド片は、前記底面部の幅方向・中央部から前記外側に向けて平行に延設される第1水平片部と、該第1水平部の端部から上方に向けて略直角に屈曲して立ち上がる第1垂直片部と、該第1垂直片部の上端から該外側に逆U字状に折り曲げられて下方に向けて延設される屈曲片部とを有していることが望ましい。
このガイド片により、レセプタクルコネクタに対してプラグコネクタを嵌合させるときに、プラグコネクタのタブ端子の対応する接続部分を、レセプタクルコネクタのタブ端子の1対の弾性接触片の間の位置に、位置決めして呼び込むことができる。すなわち、ガイド片により、レセプタクルコネクタとプラグコネクタとの嵌合をスムーズに行うことができる。
また、前記底面部の幅方向・中央部であり且つ前記ハウジングの長さ方向・内側の端部には、取り付け片が形成され、該取り付け片は、前記ハウジングの長手方向の端部に取り付けられていることが望ましい。
このように、本発明は、従来技術のタブ端子のような「樹脂製のハウジングの両端部に被せるように取り付ける構成」ではないため、上述した従来技術と比べて、金属製のタブ端子を設置するためのスペースを大きく取ることができる。その結果、本発明では、タブ端子のバネ部分(弾性接触片)を、従来技術のタブ端子のバネ部分と比べ、大きい寸法に設計することができる。
また、本発明は、一の回路基板の実装面上に配置され該実装面に対して直角な方向をコネクタ挿抜方向として、他の回路基板の実装面上に配置されたプラグコネクタが挿入され嵌合接続されるレセプタクルコネクタのハウジングの両端部に取り付けられるタブ端子であって、前記ハウジングの幅方向に延びると共に、前記一の回路基板の実装面に配置されている底面部と、前記底面部のなかの、前記幅方向の両側の端部から上方に向けて立ち上がり延設される1対の弾性接触片とを有し、前記プラグコネクタが挿入されると、1対の前記弾性接触片が該プラグコネクタに設けられた接続部に当接して前記幅方向に弾性変位し、該プラグコネクタに設けられた接続部を挟持するようになっていることを特徴とする。
本発明によれば、回路基板に搭載されたレセプタクルコネクタであつて、相手側のコネクタとの着脱をスムーズに行うことができると共に、繰り返し着脱してもへたりが生じにくく案定した接触が得られるタブ端子を備えたレセプタクルコネクタを提供することができる。また、本発明によれば、上記のレセプタクルコネクタに搭載するタブ端子を提供することができる。
また、本発明によれば、従来技術のものと比べて、放熱性能が良好なレセプタクルコネクタ、及びレセプタクルコネクタに搭載するタブ端子が提供できる。
本発明の実施形態のレセプタクルコネクタの斜視図である。 本発明の実施形態のレセプタクルコネクタを説明するための模式図であり、(a)がレセプタクルコネクタの上面を示した模式図であり、(b)がレセプタクルコネクタの側面を示した模式図である。 本発明の実施形態のレセプタクルコネクタを説明するための模式図であり、(a)がレセプタクルコネクタの長手方向側の端部を示した模式図であり、(b)がレセプタクルコネクタのタブ端子・部分の断面を示した模式図である。 本発明の実施形態のレセプタクルコネクタに設けられるタブ端子の斜視図である。 本発明の実施形態のレセプタクルコネクタに設けられるタブ端子を説明するための模式図であり、(a)がタブ端子の前端部を示した模式図であり、(b)がタブ端子の上面を示した模式図であり、(c)がタブ端子の後端部を示した模式図であり、(d)がタブ端子の側面部を示した模式図である。 本発明の実施形態のレセプタクルコネクタに設けられるタブ端子の断面を示した模式図であり、(a)がタブ端子の幅方向・中央部の断面を示して模式図であり、(b)がタブ端子の長さ方向・中央部の断面を示して模式図である。 本発明の実施形態のプラグコネクタの斜視図である。 本発明の実施形態のプラグコネクタを説明するための模式図であり、(a)がプラグコネクタの上面を示した模式図であり、(b)がプラグコネクタの側面を示した模式図である 本発明の実施形態のプラグコネクタのタブ端子の斜視図であり、(a)がタブ端子を後方側から見た斜視図であり、(b)がタブ端子を前方側から見た斜視図である。 本発明の実施形態のプラグコネクタのタブ端子を説明するための模式図であり、(a)がタブ端子の後面を示す模式図であり、(b)がタブ端子の側面を示す模式図であり、(c)がタブ端子の前面を示す模式図であり、(d)がタブ端子の上面を示す模式図であり、(e)がタブ端子の下面を示す模式図である。 本発明の実施形態のレセプタクルコネクタのタブ端子にプラグコネクタのタブ端子を嵌合させて状態を示した模式図であり、(a)が嵌合させて状態を上方から見た模式図であり、(b)が嵌合させて状態を後方から見た模式図であり、(c)が嵌合させて状態を側方から見た模式図である。 本実施形態のレセプタクルコネクタのタブ端子にプラグコネクタのタブ端子を嵌合させた状態における断面を示した模式図である。 従来技術の電気コネクタの斜視図であり、(a)がレセプタクルコネクタの斜視図であり、(b)がプラグコネクタの斜視図である。 従来技術のレセプタクルコネクタのハウジングの両端部側に装着されるタブ端子を説明するための模式図であり、(a)がタブ端子を斜め上方から見た模式図であり、(b)がタブ端子を上方から見た模式図である。 従来技術のレセプタクルコネクタのハウジングの両端部側に装着されているタブ端子を説明するための模式図であり、(a)がタブ端子を前方から見た模式図であり、(b)がタブ端子を後方から見た模式図である。
以下、本発明の実施形態の電気コネクタ(レセプタクルコネクタRC及びプラグコネクタPC)の構成について図面を用いて説明する。
ここで、本実施形態のレセプタクルコネクタRC(図1参照)及びプラグコネクタPC(図7.参照)は、それぞれ、異なる回路基板(図示せず)の実装面上に配置され、回路基板同士の接続に用いられる。なお、レセプタクルコネクタRC及びプラグコネクタPCは、いずれも、各回路基板の面に対して直角な方向が挿抜方向になっている。
なお、本発明は、レセプタクルコネクタRCの構成(特にタブ端子50)に特徴が有り、プラグコネクタPCは既存技術の構成により実現されるものである。そのため、以下では、レセプタクルコネクタRC(特に、タブ端子50)の構成を中心に説明し、それ以外の構成については説明を簡略化する。
先ず、レセプタクルコネクタRCの構成について、図1〜3を参照しながら説明する。
図示するように、レセプタクルコネクタRCは、薄型の略直方体形に形成されたハウジング10(樹脂製のハウジング10)と、ハウジング10の長手方向を端子配列方向としてハウジング10によって二列に配列されて保持される複数の信号端子(金属製の信号端子)30と、ハウジングの長手方向・両端部の外側に、それぞれ、配置されて取り付けられたタブ端子(金属製のタブ端子)50とを備えている。
上記のタブ端子50は、上述した従来技術と同様、回路基板に対して、レセプタルコネクタRCの両端を半田付けで止めて固定する役割と、相手側となるプラグコネクタPGのタブ端子150が挿嵌され、タブ端子150と電気的に接続する役割とを担っている。
なお、タブ端子50は、信号端子30と比べて、大きい大きさ寸法で形成されており、信号端子30に流れる電流よりも大きい電流を流すことができるようになっている。例えば、タブ端子50は、電源用の接続端子として利用される。
また、ハウジング10は、回路基板の実装面に対して平行な底面をもつ底壁11と、底壁11の中央部(長手方向・中央部)から上方へ向けて起立すると共に信号端子30の配列方向に延びる矩形凸状の中央突部15と、底壁11の短手方向・両側から上方へ向けて起立すると共に信号端子30の配列方向に延びる矩形凸状のサイド突部12・12(一対のサイド突部12)とを備えている。
なお、サイド突部12は、その下端部がハウジング10の長手方向に沿って切り欠かれた形状になっており(図1、図2(b)参照)、この切り欠き部に、信号端子30の外側脚部30a(後述する)が配置されている。
また、サイド突部12の両端部には、回路基板に当接する脚片14が設けられている。
そして、中央突部15と、各サイド突部12との間に上方に向けて開口している溝状の空間(平行な2本の溝状空間)が形成され、この空間が、相手側のプラグコネクタPGの対応する嵌合部(2本の側壁102)を受け入れるための受入部になっている。
また、ハウジング10に収容・保持される信号端子30は、例えば、帯状金属板をその厚み方向に屈曲加工することにより形成されている。この信号端子30は、信号端子配列方向で見たときに、逆U字状部分とU字状部分を連結した横S字状に形成されている。
また、信号端子30の逆U字状部分は、内側脚部(図示せず)と外側脚部30aを有することでサイド突部12に設けられている信号端子保持部12aにより保持され、信号端子保持部12aを跨ぐようにして、サイド突部12に一体成形で取り付けられている。信号端子30の逆U字状部分の内側脚部(図示せず)がサイド突部12の内面側に配置され、逆U字状部分の外側脚部30aがサイド突部12の下端部の切り欠き部に配置され、外側脚部30aの端部がサイド突部12の外面側に配置されている。なお、この外側脚部30aが基板回路の端子に接続される。
また、信号端子30のU字状部分は、その下曲部分が底壁11に沿って凹状に弯曲し、上記サイド凸部12の信号端子保持部12aの下部位置から中央突部15の側面の位置にわたっている。このU字状部分の自由端側をなす部分が上記中央突部15の側面に位置しており、弾性接触片になっている。
また、信号端子30は、対向して位置する二つのサイド凸部12の両方で同様に保持され、コネクタ幅方向で中央突部15に対して対称的に位置して、長手方向に定間隔で配列されている。
なお、信号端子30の構成や、信号端子30を取り付けるハウジング10の構造は、既存の技術であるため、詳細な説明は省略する。
次に、レセプタクルコネクタRCのタブ端子50の構成について、上述した図1〜3と、図4〜6とを参照しながら説明する。
なお、図4は、本実施形態のレセプタクルコネクタに設けられるタブ端子の斜視図である。また、図5は、本実施形態のレセプタクルコネクタに設けられるタブ端子を説明するための模式図である。また、図6は、本実施形態のレセプタクルコネクタに設けられるタブ端子の断面を示した模式図である。
具体的には、図4〜6に示すように、タブ端子50は、ハウジング10の幅方向に延びると共に、回路基板(図示せず)の実装面に配置されている底面部51と、底面部51のなかの、幅方向の両側の端部から上方に向けて立ち上がり延設される1対の弾性接触片52とを有している。
上記の弾性接触片52は、図6(a)に示すように、底面部51の幅方向の両側・端部から立ち上がり上方に向けて延設される立設部52aと、立設部52aの上端から幅方向・内側に逆U字状に折り曲げられて下方に延びる屈曲部52bとを有している(1対の弾性接触片52と底面部51は、左右対称なシンメントリーな形状に形成されている)。
また、屈曲部52bの内側(ハウジング10の幅方向・内側)には、プラグコネクタPGに設けられたタブ端子150に接触する接触部52c(略ドーム形状に突出する接触部52c)が形成されている。
なお、一方の弾性接触片52の接触部52cと、他方の弾性接触片52の接触部52cとは、相対向するように配置されていると共に、プラグコネクタPCの対応する接続部(タブ端子150)の幅方向の寸法と同じ寸法(或いは僅かに小さい寸法)だけ離間して配置されている。
また、タブ端子50には、底面部51の幅方向・中央部であり、且つ長さ方向・外側の端部(幅方向の中央部)から当該外側に向けて平行に延びると共に、上方に向けて略直角に屈曲して延設されると共に、その上端から該長さ方向・外側に逆U字状に折り曲げられたガイド片53が設けられている(図3〜5参照)。
具体的には、図6(b)に示すように、ガイド片53は、底面部51の幅方向・中央部であり且つ長さ方向・外側の端部(幅方向の中央部)から当該外側に向けて平行に延設される水平片部53a(底面部51に平行は水平片部53a)と、水平片部53aの端部から上方に向けて略直角に屈曲して立ち上がる垂直片部53bと、垂直片部53bの上端から外側(ハウジング10の長さ方向の外側)に逆U字状に折り曲げられ且つ下方に向けて垂直に延びる屈曲片部53cと、屈曲片部53cの下端から外側(ハウジング10の長さ方向の外側)に延びる脚片部53dとを有している。
なお、上記の脚片部53dが底面部51と同じ高さの位置に配置されて、回路基板の実装面に当接するようになっている。
また、ガイド片53の上端部は、弾性接触片52の上端部と同じ高さ寸法(回路基板の面に対して直角な方向の寸法)になるように設計されている(図5(a)、(d)参照)。
そして、このガイド片53は、レセプタクルコネクタRCにプラグコネクタPCを嵌合させるときに、プラグコネクタPCのタブ端子150を、レセプタクルコネクタRCのタブ端子50の1対の弾性接触片52の間の領域に、位置合わせをして呼び込む役割を果たすようになっている。すなわち、ガイド片53を設けることにより、レセプタクルコネクタRCとプラグコネクタPCとの嵌合をスムーズに行うことができる。
また、タブ端子50には、底面部51の幅方向・中央部であり、且つ長さ方向・内側の端部(幅方向の中央部)から当該内側に向けて平行に延びると共に、上方に向けて略直角に屈曲して立ち上がり延設される取り付け片54が設けられている(図4〜6参照)。
具体的には、図6(b)に示すように、取り付け片54は、底面部51の幅方向・中央部であり且つ長さ方向・内側の端部から当該内側に向けて平行に延設される水平片部54a(底面部51に平行は水平片部54a)と、水平片部54aの端部から上方に向けて略直角に屈曲して立ち上がる垂直片部54bとを有したL字形状をなし、垂直片部54bがハウジング10の端部(長手方向の端部)に取り付けられている。例えば、垂直片部54bは、一体成形によりハウジング10の端部(長手方向の端部)に埋設されている(樹脂に埋設されている)。
なお、図示する垂直片部54bには、貫通穴54b1が形成されている。
このように、本実施形態のタブ端子50は、従来技術のタブ端子のように、樹脂製のハウジングの上端部分に被せるように取り付けるのではなく、ハウジング10の端部に、タブ端子50の内側端部に設けられた取り付け片54(垂直片部54b)を埋設させる等の方法で取り付けられるようになっている。
そのため、上述した従来技術と比べて、金属製のタブ端子50の設置スペースを大きく取ることができる。その結果、本実施形態では、相手側端子と接触するタブ端子50のバネ部分(弾性接触片52)を、従来技術のタブ端子のバネ部分と比べ、大きい寸法に設計することができ、従来技術と比べて、相手側端子との安定した接触が可能になる。また、タブ端子50のバネ部分(弾性接触片52)を大きくしたことにより、従来技術のタブ端子と比べて、大電流を流すことが可能になる。
また、本実施形態では、ハウジング10の長手方向・両端部の外側にタブ端子150が取り付けられることにより、従来技術の「ハウジングの上側に被せて取り付ける構成(図13参照)」と比べて、電流印加時の温度上昇熱の放熱性が向上する。
さらに、図5に示すように、本実施形態のタブ端子50には、ガイド片53の、屈曲片部53cの高さ方向の中央部分から、幅方向両側に延びる1対の後端アーム片55と、各後端アーム片55の端部で内側に向けて略直角に屈曲し且つ弾性接触片52の外側(ハウジング10の幅方向・外側)を通って取り付け片54(垂直片部54b)の位置まで延びる1対の側面アーム片56とが設けられている。
また、一対の側面アーム片56には、それぞれ、弾性接触片52を、長手方向(ハウジング10の長手方向)において両側から挟むように配置される1対の逆U字形状の保護片57・57が設けられている。すなわち、図5(b)に示すように、タブ端子50には、4つの保護片57が設けられている。
この保護片57は、弾性接触片52とは所定寸法分離間しており、側面アーム片56の上端部から逆U字形状に延設されて、その自由端が底面部51と同じ高さの位置に配置されている(自由端が回路基板に当接するようになっている)。
なお、図4に示すように、一対の側面アーム片56には、それぞれ、長手方向(ハウジング10の長手方向)の中央部・下端側に、下方に向けて延設される脚部56aが形成されている。この脚部56aが回路基板の実装面に半田付けされるようになっている(脚部56aが半田付け部になっている)。
このように保護片57を設けることにより、レセプタクルコネクタRCを回路基板により強固に装着することができる。また、後端アーム片55、側面アーム片56、及び保護片57を設けることにより、レセプタクルコネクタRCとプラグコネクタPCとを嵌合させる作業の際に、作業者のミスなどにより、弾性接触片52が想定していない他の部品に衝突したりすることを防止することができる。
次に、レセプタクルコネクタRCの相手側の端子となるプラグコネクタPGの構成について、図7〜10を用いて説明する。
なお、図7は、本実施形態のプラグコネクタの斜視図である。図8は、本実施形態のプラグコネクタを説明するための模式図であり、(a)がプラグコネクタの上面を示した模式図であり、(b)がプラグコネクタの側面を示した模式図である。図9は、本実施形態のプラグコネクタのタブ端子の斜視図であり、(a)がタブ端子を後方側から見た斜視図であり、(b)がタブ端子を前方側から見た斜視図である。図10は、本実施形態のプラグコネクタのタブ端子を説明するための模式図であり、(a)がタブ端子の後面を示す模式図であり、(b)がタブ端子の側面を示す模式図であり、(c)がタブ端子の前面を示す模式図であり、(d)がタブ端子の上面を示す模式図であり、(e)がタブ端子の下面を示す模式図である。
図7、8に示すように、プラグコネクタPGは、樹脂製のハウジング100と、ハウジング100の長手方向を端子配列方向としてハウジング100によって二列に配列で保持される複数の信号端子(金属製の信号端子)130と、ハウジング100の長手方向・両端部に被せるように取り付けられるタブ端子(金属製のタブ端子)150とを有している。
なお、タブ端子150は、回路基板に対して、プラグコネクタPGの両端を半田付けで止めて固定する役割を担っていると共に、相手側となるレセプタルコネクタ200のタブ端子250と電気的に接続するための役割を担っている。
また、ハウジング100は、回路基板の実装面に対して平行な底面をもつ底壁101と、底壁101の長手方向の両側から上方へ向けて起立すると共に信号端子130の配列方向に延びる矩形凸状の1対の側壁102と、1対の側壁102の長手方向・両端部を接続する端壁103(1対の端壁103)とを備えている。
また、上記の側壁103には、ハウジング100の長手方向を端子配列方向として複数の信号端子130(レセプタクルコネクタRCの対応する信号端子30に接続するための信号端子130)が保持されている。
また、ハウジング100の端壁103には、その外周部に被せられるようにタブ端子150が取り付けられている(一体成形により取り付けられている)。
なお、図9、10に示すように、タブ端子150は、上壁部151と、上壁部151の幅方向(ハウジング100の幅方向)・両側から下方に向けて折り曲がり延設される一対の側壁部152・152と、上壁部151の長さ方向(ハウジング100の長さ方向)・内側から下方に向けて折り曲がり延設される前壁部153と、前壁部153の下端部から外側に向けて且つ上壁部151と平行方向に延設される底壁部154とを備えている。
そして、タブ端子150は、例えば、上壁部151の内側面が端壁103の上端部に埋設され、側壁部152の内側面が端壁103の側端部に埋設され、前壁部153の内側面が端壁103の内端部に埋設され、底壁部154の内側面が端壁103の下端部に埋設されることにより、ハウジング100の端壁103に取り付けられている。
次に、本実施形態のレセプタクルコネクタのタブ端子にプラグコネクタのタブ端子を嵌合させて状態について、図11、12を参照しながら説明する。
ここで、図11は、本実施形態のレセプタクルコネクタのタブ端子にプラグコネクタのタブ端子を嵌合させて状態を示した模式図であり、(a)が嵌合させて状態を上方から見た模式図であり、(b)が嵌合させて状態を後方から見た模式図であり、(c)が嵌合させて状態を側方から見た模式図である。
また、図12は、本実施形態のレセプタクルコネクタのタブ端子にプラグコネクタのタブ端子を嵌合させた状態における断面を示した模式図である。
なお、図11、12は、図面を見やすくするために、ハウジング10、100を省略している。
本実施形態のレセプタクルコネクタRCに、プラグコネクタPCを嵌入して嵌合させると、レセプタクルコネクタRCの中央突部15と、各サイド突部12とにより形成された溝状の空間(平行な2本の溝状空間)に、相手側のプラグコネクタPGの対応する嵌合部(2本の側壁102)が嵌合されて、レセプタクルコネクタRCの各信号端子30が、プラグコネクタPCの対応する信号端子130と接続する。
また、レセプタクルコネクタRCに、プラグコネクタPCを嵌入して嵌合させるときには、レセプタクルコネクタRCのガイド片53が、プラグコネクタPCのタブ端子150を、レセプタクルコネクタRCのタブ端子50の1対の弾性接触片52の間の領域に、位置合わせをして呼び込み、図11に示すように、レセプタクルコネクタRCのタブ端子50と、プラグコネクタPGのタブ端子150を嵌合させることができる。
そして、レセプタクルコネクタRCにプラグコネクタPCを嵌入して嵌合させると、図12に示すように、1対の弾性接触片52がプラグコネクタPCに設けられたタブ端子150に当接すると共に、ハウジング10の幅方向に弾性変位して、プラグコネクタPCに設けられたタブ端子150を挟持する。具体的には、1対の弾性接触片52の接触部52cが、プラグコネクタPCに設けられたタブ端子150の側壁部152を挟持する。
このように、本実施形態のタブ端子50は、上述した従来技術のタブ端子のように、樹脂製のハウジングの両端部側に被せるように配置し取り付ける構成ではなく、ハウジング10の両端部に、タブ端子50の内側に設けた取り付け片54を取り付ける構成を採用している。この構成によれば、上述した従来技術と比べて、金属製のタブ端子50を設置するためのスペースを大きく取ることができる。その結果、本実施形態では、タブ端子50のバネ部分(弾性接触片52)を、従来技術のタブ端子のバネ部分と比べ、大きい寸法に設計することができる。すなわち、本実施形態によれば、相手側端子と接触するバネ部分がしなやかに弾性変位させることができ、相手側端子との着脱がスムーズになる。
また、本実施形態によれば、一対の弾性接触片52が底面部51で繋がっているため(弾性接触片52を繋ぐ金属(底面部51)が配置された構成になっているため)、従来技術のタブ端子のバネ部分と比べて、バネ常数が上がり、ちょっとした変位でへたってしまうことがなく、安定した接触が得られるようになる。
さらに、本実施形態のタブ端子50は、図12に示すように、相手側と電気的に接触する部分(弾性接触片52)と、半田付け部(側面アーム片56の下端部の脚部56a)が物理的に離れているため、上述した従来技術のタブ端子250(図15(a)参照)のように、半田が端子を伝わって、接触部に乗ってしまうという現象が生じることがない。すなわち、本実施形態のタブ端子50は、上述した従来技術のタブ端子250と比べて、半田付けにより、接触性能が落ちる可能性を軽減させた構造になっている。
また、本実施形態では、タブ端子50のバネ部分(弾性接触片52)を大きくしたことにより、従来技術のタブ端子と比べて、大電流を流すことが可能になる。また、本実施形態では、ハウジング10の長手方向・両端部の外側にタブ端子150が取り付けられることにより、従来技術の「ハウジングの上側に被せて取り付ける構成(図13参照)」と比べて、電流印加時の温度上昇熱の放熱性が向上する。
以上、説明したように、本実施形態によれば、回路基板に搭載されたレセプタクルコネクタRCであつて、相手側のコネクタとの着脱をスムーズに行うことができると共に、繰り返し着脱してもへたりが生じにくく案定した接触が得られるタブ端子50を備えたレセプタクルコネクタRCを提供することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変更が可能である。
上述した実施形態では、タブ端子50は、底面部51の幅方向の両側の端部から上方に向けて立ち上がり延設される1対の弾性接触片52を有する構成になっているが、特にこれに限定されるものではない。タブ端子50に、2対以上の弾性接触片52が設けられていても良い。すなわち、タブ端子50は、底面部の幅方向の両側の端部から上方に向けて立ち上がり延設される少なくとも1対の弾性接触片を有する構成になっていれば良い。
また、上述した実施形態では、タブ端子50の取り付け片54は、底面部51の幅方向・中央部であり且つ長さ方向・内側の端部から当該内側に向けて平行に延設される水平片部54aと、水平片部54aの端部から上方に向けて略直角に屈曲して立ち上がる垂直片部54bとを有したL字形状をなしていたが、特にこれに限定されるものではない。取り付け片54は、上記の水平片部54aだけが設けられ、上記の垂直片部54bが設けられていない構成であっても良い。この場合、取り付け片54の水平片部54aが、ハウジング10の端部(長手方向の端部)に埋設されている。
RC…レセプタクルコネクタ
10…ハウジング
11…底壁
12…サイド突部
12a…信号端子保持部
15…中央突部
30…信号端子
50…タブ端子
51…底面部
52…弾性接触片
52a…立設部
52b…屈曲部
52c…接触部
53…ガイド片
53a…水平片部
53b…垂直片部
53c…屈曲片部
53d…脚部
54…取り付け片
54a…水平片部
54b…垂直片部
54b1…貫通穴
55…後端アーム片
56…側面アーム片
57…保護片

PG…プラグコネクタ
100…ハウジング
101…底壁
102…側壁
103…端壁
130…信号端子
150…タブ端子
151…上壁部
152…側壁部
153…前壁部
154…底壁部

Claims (6)

  1. 一の回路基板の実装面上に配置され該実装面に対して直角な方向をコネクタ挿抜方向として、他の回路基板の実装面上に配置されたプラグコネクタが挿入され嵌合接続されるレセプタクルコネクタであって、
    薄型の略直方体形に形成されたハウジングと、
    前記ハウジングの長手方向を端子配列方向として該ハウジングにより保持される複数の信号端子と、
    前記ハウジングの長手方向・両端部の外側に、それぞれ、配置されて取り付けられたタブ端子とを備えることを特徴とするレセプタクルコネクタ。
  2. 前記タブ端子は、
    前記ハウジングの幅方向に延びると共に、前記一の回路基板の実装面に配置されている底面部と、
    前記底面部のなかの、前記幅方向の両側の端部から上方に向けて立ち上がり延設される少なくとも1対の弾性接触片とを有し、
    前記プラグコネクタが挿入されると、少なくとも1対の前記弾性接触片が該プラグコネクタに設けられた接続部に当接して前記幅方向に弾性変位し、該プラグコネクタに設けられた接続部を挟持するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のレセプタクルコネクタ。
  3. 前記弾性接触片は、前記幅方向の両側の端部から立ち上がり上方に向けて延設される立設部と、該立設部の上端から該幅方向・内側に逆U字状に折り曲げられて下方に向けて延設される屈曲部とを有し、
    前記屈曲部の前記内側に、前記プラグコネクタに設けられた接続部に接触する接触部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレセプタクルコネクタ。
  4. 前記底面部の幅方向・中央部であり且つ前記ハウジングの長さ方向・外側の端部には、ガイド片が形成されており、
    前記ガイド片は、前記底面部の幅方向・中央部から前記外側に向けて平行に延設される第1水平片部と、該第1水平部の端部から上方に向けて略直角に屈曲して立ち上がる第1垂直片部と、該第1垂直片部の上端から該外側に逆U字状に折り曲げられて下方に向けて延設される屈曲片部とを有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のレセプタクルコネクタ。
  5. 前記底面部の幅方向・中央部であり且つ前記ハウジングの長さ方向・内側の端部には、取り付け片が形成され、該取り付け片が、前記ハウジングの長手方向の端部に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のレセプタクルコネクタ。
  6. 一の回路基板の実装面上に配置され該実装面に対して直角な方向をコネクタ挿抜方向として、他の回路基板の実装面上に配置されたプラグコネクタが挿入され嵌合接続されるレセプタクルコネクタのハウジングの両端部に取り付けられるタブ端子であって、
    前記ハウジングの幅方向に延びると共に、前記一の回路基板の実装面に配置されている底面部と、
    前記底面部のなかの、前記幅方向の両側の端部から上方に向けて立ち上がり延設される1対の弾性接触片とを有し、
    前記プラグコネクタが挿入されると、1対の前記弾性接触片が該プラグコネクタに設けられた接続部に当接して前記幅方向に弾性変位し、該プラグコネクタに設けられた接続部を挟持するようになっていることを特徴とするタブ端子。
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