JP2019139981A - コネクタ付きケーブルの製造方法 - Google Patents

コネクタ付きケーブルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019139981A
JP2019139981A JP2018022810A JP2018022810A JP2019139981A JP 2019139981 A JP2019139981 A JP 2019139981A JP 2018022810 A JP2018022810 A JP 2018022810A JP 2018022810 A JP2018022810 A JP 2018022810A JP 2019139981 A JP2019139981 A JP 2019139981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
connector
terminal
slot
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018022810A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6472553B1 (ja
Inventor
和正 若尾
Kazumasa Wakao
和正 若尾
千秋 加藤
Chiaki Kato
千秋 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
VEGA SYSTEMS CO Ltd
Original Assignee
VEGA SYSTEMS CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by VEGA SYSTEMS CO Ltd filed Critical VEGA SYSTEMS CO Ltd
Priority to JP2018022810A priority Critical patent/JP6472553B1/ja
Priority to CN201980009655.6A priority patent/CN111630732A/zh
Priority to PCT/JP2019/004064 priority patent/WO2019159763A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6472553B1 publication Critical patent/JP6472553B1/ja
Publication of JP2019139981A publication Critical patent/JP2019139981A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for soldered or welded connections
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/20Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

【課題】 端子30と芯線3との接続不良の問題を軽減することができるコネクタ付きケーブル1の製造方法を提供する。【解決手段】 金属線5の周囲に外皮6を有する複数の芯線3が外側被覆7の内側で束ねられた構成を有するケーブル2と、板状端子30が設けられた複数のスロット12と後面に設けられた後面開口を有するケーブル収容部コネクタ10と、を有するコネクタ付きケーブル1のケーブルの製造方法である。前記ケーブル2の両端の前記金属線5を露出させてその周囲に半田を塗布して端子接続部9を作成し、前記コネクタ10の前記後面開口からケーブル収容部13内へ端子接続部9を挿入し、前記端子接続部9が、前記スロットに挿入可能なスロット挿入部41を有する加熱装置40を、前記スロット12内に挿入して、前記スロット挿入部41を加熱して、前記端子接続部9と前記板状端子とを溶接する。【選択図】 図7

Description

本発明は、RJ45,RJ47コネクタなどのコネクタと、ツイストペアケーブル(以下、TPケーブルと略記する。)などの内部に複数の芯線を有するケーブルから構成されるコネクタ付きケーブルの製造方法に関する。
RJ45コネクタは、LANなどのイーサネット(登録商標)における通信用コネクタとして広く使用されている。RJ45コネクタのプラグに8芯4組のTPケーブルを接続したコネクタ付きLANケーブルは、コンピュータ、Webカメラ、スイッチングハブ、無線LANアクセスポイント、IP電話などのデータ機器に設けられているジャックにRJ45コネクタプラグを差し込むことで通信機器間の信号送受信を行うことが行われている。
このように、RJ45コネクタを備えたLANケーブルが通信機器間の信号送受信に広く用いられるようになってきている理由としては、世界共通の規格で世界中どこでもコネクタ及びプラグが容易に入手可能であること、8極8芯の信号線を1本のケーブルに含んでいることなどが挙げられる。このため、RJ45コネクタを備えたLANケーブルは、これに勝る好適なケーブルが他になく、通信ケーブルとしての用途に優れている。
これに加えて、近年当該LANケーブルを用いて通信信号に直流電流を供給するいわゆるPoE(Power over Ethernet)も普及しつつあり、これらのデータ機器に給電することが行われている。PoEは、IEEE802.3af,atなどの規格により、電送のための仕様が定められている。
通常、コネクタのピンと芯線の接続は、特許文献1(特開2014−235902号公報)に示すように、TPケーブルをコネクタに差し込んだ状態で、コネクタをかしめることで実現されている。すなわち、芯線を差し込んだコネクタをかしめることで、コネクタの8本のピンが同時にコネクタ内に深く押し込まれ、それぞれのピンの上端の鋭利な先端部がTPケーブルの芯線に刺さることにより、電線の芯線とピンとを圧着させている(特許文献2,図7、図8参照)。
このLANケーブルを信号線またはPoEの電送線として使用した場合、特許文献1に開示されているように、ケーブルとコネクタとの間との接触不良が問題となる。
特許文献1のコネクタでは、端子の上方に芯線と接続するための電線接続部を備え、電線接続部は、端部が二股に分かれて内側に屈曲してなるU字状に構成され、二股に分かれた端部間の距離は芯線の径より小さく構成する。これにより、二股に分かれた端部で芯線を幅方向から挟み込み、芯線内の金属線と端部とを電気的に接続する構成である。
特開2014−235902号公報
しかし、近年LANケーブルとして、例えば、28〜32AWG以上の細番手のものの需要が増大しており、特に、LANケーブルを通信機器の信号線として用いる場合には、その要望が大きい。細番手のTPケーブルは、芯線も細いものが使用されており、芯線の幅方向から端子で挟み込まれると、芯線が切断して、断線するおそれがある。
また、LANケーブルを、通信機器の信号線として用いると、LANケーブルのコネクタが接続された電子機器が動く状態で使用されることも増える。このため、コネクタからTPケーブルが離れる方向に引っ張られることもあり、さらに断線しやすくなるという問題もあった。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、端子と芯線との接続不良の問題を軽減することができるコネクタ付きケーブルの製造方法を提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下のコネクタ付きケーブルの製造方法を提供する。
本発明の第1態様によれば、略直方体を有するケーシングと、前記ケーシングの下面に開口し左右方向に一列に配列され、それぞれに板状端子が設けられた複数のスロットと、前記スロットの上端と連通し前記ケーシングの後面に設けられた後面開口を有するケーブル収容部と、を有するコネクタと、
金属線の周囲に外皮を有する複数の芯線が外側被覆の内側で束ねられた構成を有するケーブルと、を有し、
前記ケーブルの両端に前記コネクタが接続されたコネクタ付きケーブルの製造方法であって、
前記ケーブルの両端に位置する前記外側被覆と外皮を取り除いて前記金属線を露出させて端子接続部を作成する端子接続部作成ステップと、
前記板状端子と前記端子接続部との接触部分に半田を塗布する半田塗布ステップと、
前記コネクタの前記後面開口から前記ケーブル収容部内へ前記ケーブルの端子接続部を挿入する、ケーブル挿入ステップと、
前記スロットに挿入可能なスロット挿入部を有する加熱装置を、前記スロット内に挿入して、前記スロット挿入部と前記板状端子とが接触した状態で、前記スロット挿入部を加熱して、前記端子接続部と前記板状端子とを溶接する、端子溶接ステップと、を有する、コネクタ付きケーブルの製造方法を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記半田塗布ステップは、前記露出した前記金属線の周囲に半田を塗布することを特徴とする、第1態様のコネクタ付きケーブルの製造方法を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記コネクタは、RJ45コネクタであり、ケーブルは、ツイストペアケーブルである、第1又は第2態様のコネクタ付きケーブルの製造方法を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記スロット挿入部は、前記複数のスロットに挿入された状態で前記スロット内の板状端子を前記スロットの奥側に押し込み、前記端子接続部と板状端子とを接触させる、第1から第3態様のいずれか1つのコネクタ付きケーブルの製造方法を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記端子溶接ステップは、前記スロット挿入部をIHにより加熱する、第1から第4態様のいずれか1つのコネクタ付きケーブルの製造方法を提供する。
本発明によれば、コネクタの板状端子と、ケーブルの金属線とを半田により溶接することができるため、コネクタとケーブルとの接続を強固にすることができる。したがって、板状端子と芯線との接続不良の問題を軽減することができる。
また、コネクタの板状端子と、ケーブルの金属線とを半田により溶接するため、ケーブルは、両端に形成された、コネクタに挿入される端子接続部を、芯線の外皮を取り除いて金属線を露出させて構成し、さらに露出した金属線の周囲に半田を塗布したものを用いる。また、端子接続部と板状端子との溶接に、スロット内に挿入されるスロット挿入部を介して板状端子を加熱することによって、端子接続部の周囲に設けられた半田を溶解させ、板状端子と端子接続部とを溶接することができる。
したがって、板状端子と芯線との接続不良の問題を軽減することができ、動く状態で使用されても、接触不良を生じることがない。
図1は、本発明の実施形態にかかるコネクタ付きケーブルの外観構成を示す斜視図である。 図2は、図1のコネクタ付きケーブルを他の角度から見た外観構成を示す斜視図である。 図3は、図1のコネクタ付きケーブルの断面図である。 図4は、図1のコネクタ付きケーブルに用いられるTPケーブルの構造を模式的に示した断面図である。 図5は、図1のコネクタ付きケーブルに用いられるTPケーブルの他の構成例を模式的に示した断面図である。 図6は、図1のコネクタ付きケーブルの板状端子とTPケーブルの構成を模式的に示す図である。 図7は、図1のコネクタ付きケーブルの製造方法を示すフローチャートである。 図8は、図1のコネクタ付きケーブルの組み立て工程を説明する図であり、コネクタに加熱装置のスロット挿入部を挿入する状態を示す図である。 図9は、図1のコネクタ付きケーブルの組み立て工程を示す図であり、スロット挿入部により板状端子がスロット内に押し込まれる状態を示す図である。 図10は、端子接続部の加熱工程に用いる加熱器の構成を模式的に示す図である。 図11は、端子接続部の加熱工程における温度と時間との関係を模式的に示すグラフである。 図12は、本発明のコネクタ付きケーブルに用いる金属端子の他の構成例を模式的に示す斜視図である。 図13は、図12のA−A線における断面図である。
図1は、本発明の実施形態にかかるコネクタ付きケーブルの外観構成を示す斜視図である。図2は、本発明の実施形態にかかるコネクタ付きケーブルを他の角度から見た外観構成を示す斜視図である。図3は、本実施形態にかかるコネクタ付きケーブルの断面図である。なお、以下、本明細書では、図1に示すように、コネクタ付きケーブルの方向を定義する。
本実施形態にかかるコネクタ付きケーブル1は、一般的にLANケーブルとして用いられるケーブルであり、TPケーブル2の両端にコネクタ10をそれぞれ接続した構成である。なお、図1、図2及び図3では、LANケーブルの一端側のみを図示している。コネクタ付きケーブル1は、LANケーブルのカテゴリによる規格は問わない。
TPケーブル2は、2本の芯線3が撚り合わさった、より芯線対4を複数組有するツイストペアケーブルである。TPケーブル2には、芯線対4にシールド加工が施されているケーブル(STPケーブル)や芯線対にシールドがされていないケーブル(UTPケーブル)を含む。
本実施形態では、TPケーブル2は、図4に示すように、2本の芯線3が寄り合わされた芯線対4を4組備え、これらの芯線対4を外側被覆7で束ねた状態で被覆した構成である。それぞれの芯線3は、金属線5の周囲を、規格にしたがって着色された外皮6で被覆されている。
また、それぞれの芯線3の太さは特に限定されるものではなく、AWG24程度からAWG28〜32程度以上の細い芯線を用いることができる。また、金属線5は1本の金属線で構成された単線でもよいし、複数の細い金属線を束ね合せたより線でもよい。
本実施形態のTPケーブル2は、断面形状が円形に構成されているが、図5に示すような、断面が扁平に構成されたフラットケーブル2aを用いることもできる。
また、本実施形態では、TPケーブル2に、コネクタ10との境界部分を被覆するモジュラカバー8が設けられている。モジュラカバー8は、後述するコネクタ10とTPケーブルとの接続後、コネクタ側に移動させて、コネクタ10の後面開口14を被覆する。なお、モジュラカバー8は、必ずしも設ける必要はない。
芯線3は、2本1組の芯線対4が同系色の外皮6を有しており、橙白の外皮を有する1番線と橙の外皮を有する2番線がよりあわされて第1の芯線対4が構成されている。同様に、3番線(緑白)と4番15線(緑)、5番線(青白)と6番線(青)、7番線(茶白)と8番線(茶)がより合わさってそれぞれ芯線対が構成されている。
コネクタ10は、TPケーブルに対応し、TPケーブルと接続されるTPケーブル用のコネクタを意味する。例えば、8P8Cコネクタ(RJ45コネクタ)などが例示できる。
本実施形態では、コネクタ10は、RJ45コネクタであり、合成樹脂製のケーシング11と8つの板状端子30とを有する。ケーシング11は、略直方体を有する形状である。ケーシング11を構成する合成樹脂は、後述する加熱温度以上の耐熱性を有する熱硬化性樹脂及び熱可塑性樹脂などを用いることが好ましい。なお、本実施形態に係るコネクタ付きケーブル1においては、ケーシング11は、後述するように、板状端子とTPケーブルの接続状態を視認する必要がないため、透明に構成されている必要はない。
図2及び図3に示すように、ケーシング11は、前方下面側に開口するスロット12を有する。図2に示すように、スロット12は、コネクタ10の下面11bに左右方向に一列に並んで8つ配列されている。スロット12は、前面11a及び下面11b側が開口し上下方向に延びる。それぞれのスロット12には、板状端子30が配置されている。
コネクタ10は、図示しないモジュラージャックにコネクタ10が差し込まれると、モジュラージャックの端子がスロット12内に入り、スロット12内のコネクタの板状端子30と接触して、コネクタ10とモジュラージャックが電気的な接続を確保する。
また、ケーシング11の内側は、後述するTPケーブル2を収容するケーブル収容部13となっている。ケーブル収容部13は、ケーシング11の後面11cに開口する。TPケーブル2は、当該後面開口14から、両端に位置する端子接続部9をケーブル収容部13内に挿入する。
ケーブル収容部13は、後面開口14から略水平に前方方向に延び、後方側に位置する拡幅部13aと、拡幅部13aに連通しケーシング11の前方側に位置する前方小幅部13bとで構成されている。
拡幅部13aは、図3に示すように、TPケーブル2の外径寸法よりも大きく構成されており、後述するかしめ工程において形成される、ケーブル支持突起15が設けられている。TPケーブル2は、ケーブル支持突起15及び拡幅部13aの上面によって、上下方向に挟まれることにより、コネクタ10からの抜けを防止する。
前方小幅部13bは、拡幅部13aと連続し、芯線3の外径寸法程度の高さ幅に構成された略水平方向に延びる空間である。前方小幅部13bは、拡幅部13aに対して、ケーブル収容部13内の底壁が高くなるように構成されている。前方小幅部13bは、底壁において、スロット12の上端と連通する。
なお、前方小幅部13bは、TPケーブル2の芯線3の挿入時に、芯線3を確実に前方向に案内するために、図示しない区画壁や凹凸などを設けてもよい。例えば、区画壁によりにより、内部を左右方向に区画することにより、左右方向に並ぶ芯線3の挿入位置が左右方向にずれることが防止できる。
また、コネクタ10は、ケーシング11と組み合わされるロードバーを備えていてもよい。ロードバーを用いることにより、芯線を確実にスロット12に対応した位置に配置することができ、後述する板状端子30との溶接の工程の作業ミスを少なくすることができる。
ケーシング11の上面には、モジュラージャックからの抜け防止のためにラッチ17が設けられている。
図6は、板状端子30とTPケーブル2の構成を模式的に示す図である。TPケーブル2は、図3及び図6に示すように、コネクタのケーブル収容部13内に収容される両端側において、外部被覆7が除去され、芯線対4が露出する。なお、露出した芯線対4の長さは、特に限定されるものではないが、ケーブル収容部13の前後方向長さより短く構成され、ケーブル支持突起15よりも前方側まで外部被覆7が延びることが好ましい。
また、芯線対4の先端部分は、対となる芯線3のよりが戻されて直線状に伸ばされ、さらに、外皮6が除去されて金属線5が露出した状態となっている。当該露出した金属線5の部分は端子接続部9に相当する。当該外皮6が除去された金属線5の表面は、半田層18により被覆されている。以下、本実施形態では、当該半田層18が形成された状態にある金属線5を説明の便宜上、端子接続部9として説明を続ける。
半田層18に用いられる半田としては、低温で溶接可能なものを用いることが好ましい。また、クリーム半田を用いることもできる。また、半田層18の膜厚は特に限定されるものではない。
なお、端子接続部9の半田層18の表面には、図示しないフラックス(はんだ付け促進剤)が塗布されていてもよい。フラックスとしては、松ヤニをベースとする公知のフラックスを用いることができる。
端子接続部9の長さは、特に限定されるものではないが、後述するように、板状端子30の前後方向長さより長く形成されていることが好ましい。また、端子接続部9の先端は、ケーブル収容部13の最奧まで挿入されていることが好ましい。
端子接続部9には、図6に示すように、板状端子30の上面に接続面30aが形成されている。板状端子30の接続面30aには、端子接続部9が溶接されている。板状端子30と端子接続部9は、後述するように、板状端子30を加熱することにより、端子接続部9の表面の半田層18が溶融して接続面30aと溶接される。
次に、本実施形態に係るコネクタ付きケーブル1の製造方法について説明する。図7は、本実施形態に係るコネクタ付きケーブルの製造方法を示すフローチャートである。
コネクタ付きケーブル1を製造するにあたり、最初に、TPケーブルの一端側の外側被覆7を除去し、各芯線を伸ばす。その後、所定の長さの外皮6を除去して、金属線5を露出させる(#1)。これにより、TPケーブル2の両端に、端子接続部9が形成される。
図7における#1の工程が、端子接続部作成ステップに相当する。
次いで、露出した金属線5の周囲に半田層18を形成する(#2)。半田層18の形成は、例えば、溶融した半田中に金属線5の先端部分を浸し、冷却させることで形成することができる。また、半田層18の表面には、必要に応じてフラックスを塗布してもよい。
図7における#2の工程が、半田塗布ステップに相当する。
次に、TPケーブルの端子接続部9をコネクタ10に挿入する(#3)。具体的には、図8に示すように、芯線3を所定の配線順序に配列させ、必要に応じて端子接続部9の先端を切断して各芯線3の先端を揃えた後、端子接続部9をコネクタ1の後面開口14からケーブル収容部13内に挿入する。これにより、端子接続部9が所定のスロット12に対応して配置される。
なお、コネクタ10がロードバーを有する場合は、芯線3にロードバーを取り付けた後、ロードバーごとケーブル収容部13に端子接続部9を挿入する。
TPケーブルは、ケーブル収容部13内の最奧まで深く挿入することにより、それぞれの端子接続部9が各スロットの板状端子30の接続面30aに対向するように配置される。
図7における#3の工程が、ケーブル挿入ステップに相当する。
この状態で、コネクタ10のスロット12に加熱装置40のスロット挿入部41を挿入する(#4)。加熱装置のスロット挿入部41は、図8に示すように、スロット12の配列方向に沿って凹凸形状に構成されているチップ部42を備えている。スロット挿入部41は、図8の矢印91に示すように、上下方向に移動可能に構成され、下側の位置において、チップ部42がスロット12に挿入されるように、コネクタ10に対して配置される。
チップ部42がスロット12に挿入されると、図9の矢印92に示すように、チップ部42がスロット12内に配置されている板状端子30を奧側に押し込み、端子接続部9と板状端子30の接続面30aとを接触させる。これにより、板状端子30の接続面30aを端子接続部9に密着させることができ、半田付をより確実に行うことができる。
スロット挿入部41は、金属で構成されており、加熱装置40に内蔵されている加熱部43によって加熱される。加熱部43は、スロット挿入部41を温度管理することができるように構成されている。加熱部43は、スロット挿入部41を加熱することができるものであれば特にその構成は問わない。例えば、電熱線やIHヒータなどを用いることができる。特にIHヒータは、正確な温度管理などが容易であるため好適に使用することができる。
また、加熱装置40は、コネクタのかしめ工程も同時に行うことができるように構成されていてもよい。かしめ工程では、ケーブル支持突起15を形成することにより、TPケーブル2のコネクタ10からの抜けを防止する。
加熱装置40は、図10に示すように、幅方向に複数のコネクタを同時に挟持して加熱できるように、幅方向に長く構成することが好ましい。
次いで、加熱装置は、スロット挿入部41を加熱して、スロット挿入部41に接触する板状端子30を加熱する(#5)。これにより、端子接続部9の半田層18を溶解させ、板状端子30と端子接続部9を半田付により溶接する。
図12は、端子接続部9の加熱工程における温度と時間との関係を模式的に示すグラフである。加熱工程では、最大温度Tmax及び当該最大温度に至るまでの時間T1を制御することが好ましい。具体的には、半田層に用いる半田の種類などに応じて、最大温度Tmaxは、180〜260℃とすることができる。また、最大温度に至るまでの時間T1は、2〜10秒程度とすることが好ましい。
最大温度Tmaxが高すぎると、半田層18が流れてしまい、隣り合う板状端子30同士の短絡や、ケーシング11の変形などの原因になる。一方、Tmaxが低すぎると、半田層18が十分に溶解せず、板状端子30と端子接続部9との半田付が十分にできない場合がある。
また、時間T1が短すぎると、半田層18の溶解不足の原因となり、時間T1が長すぎると、隣り合う板状端子30同士の短絡や、ケーシング11の変形などの原因になる。
加熱装置40により、端子接続部9が所定の温度まで加熱されたあとは、例えば、自然冷却により、半田を固化し、端子接続部9と板状端子30とを溶接させる。
図7における#6の工程が、端子溶接ステップに相当する。
また、TPケーブル2の他端側についても、上記と同様の工程を繰り返すことにより、コネクタ10を接続する。
上記説明したとおり、本実施形態に係るコネクタ付きケーブル1の製造方法は、コネクタの板状端子と、ケーブルの金属線とを半田により溶接することができるため、コネクタとケーブルとの接続を強固にすることができる。したがって、板状端子と芯線との接続不良の問題を軽減することができる
したがって、板状端子と芯線との接続不良の問題を軽減することができ、動く状態で使用されても、接触不良を生じることがない。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、板状端子30の形状は、上記実施形態に係る略矩形の金属板に限定されず、例えば、図12及び図13に示すような端子接続部のガイド32a,32bを有する板状端子31としてもよい。
本実施形態では、コネクタはRJ45コネクタを用いて説明しているが、複数の芯線が外側被覆の内側で束ねられた構成のケーブルと共に使用可能であり、スロット内に板状端子を有する他の規格にしたがったコネクタであってもよい。例えば、RJ11、RJ9、RJ14、RJ25、RJ48、RJ61などの規格にしたがったコネクタを例示することができる。
また、本実施形態では、端子接続部は、ケーブルの両端に位置する芯線の金属線を露出し、金属線の周囲に半田を塗布した構成としているが、半田を板状端子側の金属線との接触面に塗布するようにしてもよい。この場合、板状端子をコネクタのケーシングに取り付ける前に予め板状端子側に半田を塗布しておいてもよい。
本発明のコネクタ付きケーブルは、板状端子とケーブルとの接触を確実にすることができるため、ネットワーク用のLANケーブルの他、各種通信機器の信号線としても使用することができる。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
1 LANケーブル
2 TPケーブル
3 芯線
4 芯線対
5 金属線
6 外皮
7 外側被覆
8 モジュラカバー
9 端子接続部
10 コネクタ
11 ケーシング
11a ケーシング前面
12 スロット
13 ケーブル収容部
13a 拡幅部
13b 前方小幅部
14 後面開口
15 ケーブル支持突起
17 ラッチ
18 半田層
30,31 板状端子
32a,32b ガイド
40 加熱装置
41 スロット挿入部
42 チップ
43 加熱部
本発明の第1態様によれば、略直方体を有するケーシングと、前記ケーシングの下面に開口し左右方向に一列に配列され、それぞれに板状端子が設けられた複数のスロットと、前記スロットの上端と連通し前記ケーシングの後面に設けられた後面開口を有するケーブル収容部と、を有するコネクタと、
金属線の周囲に外皮を有する複数の芯線が外側被覆の内側で束ねられた構成を有するケーブルと、を有し、
前記ケーブルの両端に前記コネクタが接続されたコネクタ付きケーブルの製造方法であって、
前記ケーブルの両端に位置する前記外側被覆と外皮を取り除いて前記金属線を露出させて端子接続部を作成する端子接続部作成ステップと、
前記板状端子と前記端子接続部との接触部分に半田を塗布する半田塗布ステップと、
前記コネクタの前記後面開口から前記ケーブル収容部内へ前記ケーブルの端子接続部を挿入する、ケーブル挿入ステップと、
前記スロットに挿入可能なスロット挿入部を有する加熱装置の前記スロット挿入部を、前記ケーシングの下面側から前記スロット内に挿入して、前記スロット挿入部と前記板状端子とが接触した状態で、前記スロット挿入部を加熱して、前記端子接続部と前記板状端子とを溶接する、端子溶接ステップと、を有する、コネクタ付きケーブルの製造方法を提供する。
本発明の第1態様によれば、略直方体を有するケーシングと、前記ケーシングの下面に開口し左右方向に一列に配列され、それぞれに板状端子が設けられた複数のスロットと、前記スロットの上端と連通し前記ケーシングの後面に設けられた後面開口を有するケーブル収容部と、を有するコネクタと、
金属線の周囲に外皮を有する複数の芯線が外側被覆の内側で束ねられた構成を有するケーブルと、を有し、
前記ケーブルの両端に前記コネクタが接続されたコネクタ付きケーブルの製造方法であって、
前記ケーブルの両端に位置する前記外側被覆と外皮を取り除いて前記金属線を露出させて端子接続部を作成する端子接続部作成ステップと、
前記板状端子と前記端子接続部との接触部分に半田を塗布する半田塗布ステップと、
前記コネクタの前記後面開口から前記ケーブル収容部内へ前記ケーブルの端子接続部を挿入する、ケーブル挿入ステップと、
前記スロットに挿入可能なスロット挿入部を有する加熱装置の前記スロット挿入部を、前記ケーシングの下面側から前記スロット内に挿入して、前記スロット内の板状端子を前記スロットの奥側に押し込むことで前記端子接続部と板状端子とを接触させ、当該スロット挿入部が前記半田に接触せず、且つ、前記板状端子と接触した状態で、前記スロット挿入部を加熱して、前記端子接続部と前記板状端子とを溶接する、端子溶接ステップと、を有する、コネクタ付きケーブルの製造方法を提供する。

本発明の第態様によれば、前記端子溶接ステップは、前記スロット挿入部をIHにより加熱することを特徴とする、第1から第3態様のいずれか1つに記載のコネクタ付きケーブルの製造方法を提供する。

Claims (5)

  1. 略直方体を有するケーシングと、前記ケーシングの下面に開口し左右方向に一列に配列され、それぞれに板状端子が設けられた複数のスロットと、前記スロットの上端と連通し前記ケーシングの後面に設けられた後面開口を有するケーブル収容部と、を有するコネクタと、
    金属線の周囲に外皮を有する複数の芯線が外側被覆の内側で束ねられた構成を有するケーブルと、を有し、
    前記ケーブルの両端に前記コネクタが接続されたコネクタ付きケーブルの製造方法であって、
    前記ケーブルの両端に位置する前記外側被覆と外皮を取り除いて前記金属線を露出させて端子接続部を作成する端子接続部作成ステップと、
    前記板状端子と前記端子接続部との接触部分に半田を塗布する半田塗布ステップと、
    前記コネクタの前記後面開口から前記ケーブル収容部内へ前記ケーブルの端子接続部を挿入する、ケーブル挿入ステップと、
    前記スロットに挿入可能なスロット挿入部を有する加熱装置を、前記スロット内に挿入して、前記スロット挿入部と前記板状端子とが接触した状態で、前記スロット挿入部を加熱して、前記端子接続部と前記板状端子とを溶接する、端子溶接ステップと、を有する、コネクタ付きケーブルの製造方法。
  2. 前記半田塗布ステップは、前記露出した前記金属線の周囲に半田を塗布することを特徴とする、請求項1に記載のコネクタ付きケーブルの製造方法。
  3. 前記コネクタは、RJ45コネクタであり、ケーブルは、ツイストペアケーブルである、請求項1又は2に記載のコネクタ付きケーブルの製造方法。
  4. 前記スロット挿入部は、前記複数のスロットに挿入された状態で前記スロット内の板状端子を前記スロットの奥側に押し込み、前記端子接続部と板状端子とを接触させる、請求項1から3のいずれか1つに記載のコネクタ付きケーブルの製造方法。
  5. 前記端子溶接ステップは、前記スロット挿入部をIHにより加熱することを特徴とする、請求項1から4のいずれか1つに記載のコネクタ付きケーブルの製造方法。
JP2018022810A 2018-02-13 2018-02-13 コネクタ付きケーブルの製造方法 Active JP6472553B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018022810A JP6472553B1 (ja) 2018-02-13 2018-02-13 コネクタ付きケーブルの製造方法
CN201980009655.6A CN111630732A (zh) 2018-02-13 2019-02-05 带连接器线缆的制造方法
PCT/JP2019/004064 WO2019159763A1 (ja) 2018-02-13 2019-02-05 コネクタ付きケーブルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018022810A JP6472553B1 (ja) 2018-02-13 2018-02-13 コネクタ付きケーブルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6472553B1 JP6472553B1 (ja) 2019-02-20
JP2019139981A true JP2019139981A (ja) 2019-08-22

Family

ID=65442980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018022810A Active JP6472553B1 (ja) 2018-02-13 2018-02-13 コネクタ付きケーブルの製造方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6472553B1 (ja)
CN (1) CN111630732A (ja)
WO (1) WO2019159763A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6063884A (ja) * 1983-06-03 1985-04-12 モレツクス・インコ−ポレ−テツド 担持用組立体、およびその製造方法
JPH10334960A (ja) * 1997-05-30 1998-12-18 Yazaki Corp 端子及び端子と電線との接続構造
JP2001148209A (ja) * 1999-11-22 2001-05-29 Sumitomo Wiring Syst Ltd ツイストペア電線のコネクタ接続方法
JP2010146939A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Sumitomo Electric Ind Ltd フラットケーブルの半田接続方法
JP2014235902A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 日本電気株式会社 PoE規格対応コネクタ及びLANケーブル

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6063884A (ja) * 1983-06-03 1985-04-12 モレツクス・インコ−ポレ−テツド 担持用組立体、およびその製造方法
JPH10334960A (ja) * 1997-05-30 1998-12-18 Yazaki Corp 端子及び端子と電線との接続構造
JP2001148209A (ja) * 1999-11-22 2001-05-29 Sumitomo Wiring Syst Ltd ツイストペア電線のコネクタ接続方法
JP2010146939A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Sumitomo Electric Ind Ltd フラットケーブルの半田接続方法
JP2014235902A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 日本電気株式会社 PoE規格対応コネクタ及びLANケーブル

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019159763A1 (ja) 2019-08-22
JP6472553B1 (ja) 2019-02-20
CN111630732A (zh) 2020-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6461444B1 (ja) コネクタ付きケーブルの製造方法
US9105375B2 (en) Cable assembly and method of manufacturing the same
JP6358807B2 (ja) ケーブル組立体
US9843143B2 (en) Cable connector assembly having improved wire spacer
US7467969B2 (en) Cable connector assembly with wire management member
US7540785B1 (en) Ultra fine pitch connector and cable assembly
TWM357760U (en) Cable connector assembly with improved wire organizer
JP2013182889A (ja) キャップ本体絶縁圧接コネクタ
US9601857B2 (en) Methods and apparatus for terminating wire wound electronic devices
US5673480A (en) SCSI cable with termination circuit and method of making
US6783402B2 (en) Fast electric connector plug satisfying category 6 standard
CN104124559B (zh) 具有内模定位焊接的线缆连接器及其制造方法
US6837738B1 (en) Fast electric connector plug
JP6472553B1 (ja) コネクタ付きケーブルの製造方法
JP2001307559A (ja) 配線材および該配線材の接続構造
JP2019083144A (ja) ツイストペアケーブル用コネクタ
JPH03501310A (ja) ケーブル用電気コネクタ組立体
JP3106268U (ja) 高速電気コネクタプラグ
US8070513B2 (en) Cable assembly with improved wire holding device
EP1063736B1 (en) Electrical connector and method of soldering cable to such a connector
JP3410971B2 (ja) Uスリット端子の結線方法
JP4771834B2 (ja) ケーブル用電気コネクタおよびケーブル接続方法
JP2010157396A (ja) コネクタ及びその製造方法
JP3143621U (ja) 電気コネクタ
JPH11238559A (ja) Rj45型差込みコネクタ用のブシュ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180215

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180215

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180529

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181009

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20181009

C11 Written invitation by the commissioner to file amendments

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11

Effective date: 20181023

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20181109

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20181113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6472553

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250