JP2019126139A - ロータ及びモータ - Google Patents

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佳朗 竹本
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Abstract

【課題】軸方向の大型化を抑えつつマグネットの脱落を抑えられるロータを提供する。【解決手段】ロータ30は、マグネット磁極部33と、マグネット磁極部33間におけるロータコア32の突極部35が他方の磁極として機能するように構成されたコンシクエントポール型である。マグネット磁極部33は、マグネット34がロータコア32内に埋め込み配置され、突極部35よりも軸方向に窪んだ形状をなしている。マグネット磁極部33の軸方向端面におけるマグネット34を挿入するマグネット収容孔33aを覆うカバーを備える。カバーは、その軸方向端面39aが軸方向において突極部35の軸方向端面35aと同一に位置する。【選択図】図3

Description

本発明は、ロータ及びモータに関する。
従来、モータのロータでは、ロータコアの内部にマグネットを埋め込み配置した所謂IPM構造が知られている(例えば特許文献1参照)。
このようなロータにおいては、マグネットの軸方向への抜けを抑えるべくロータコアの軸方向端面にカバー(特許文献1では端面板)が設けられている。
特開2010−4630号公報
ところで、上記のようなロータでは、カバーをロータコアの軸方向端面に設けることで軸方向への大型化が懸念される。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、軸方向の大型化を抑えつつマグネットの脱落を抑えられるロータ及びモータを提供することにある。
上記課題を解決するロータは、ロータコアの周方向にマグネットを有するマグネット磁極部と、マグネット磁極部間における前記ロータコアの鉄心部が他方の磁極として機能するように構成されたコンシクエントポール型であり、前記マグネット磁極部は、前記マグネットが前記ロータコア内に埋め込み配置され、前記鉄心部よりも軸方向に窪んだ形状をなし、前記マグネット磁極部の軸方向端面における前記マグネットを挿入する開口部を覆うカバーを備え、前記カバーは、その軸方向端面が軸方向において前記鉄心部の軸方向端面と同一又は前記鉄心部の軸方向端面よりも前記マグネット磁極部側に位置するように設けられるが軸方向において前記鉄心部よりもはみ出さないように設けられる。
この構成によれば、カバーの軸方向端面が軸方向において鉄心部の軸方向端面と同一又は鉄心部の軸方向端面よりも前記マグネット磁極部側に位置する。これにより、カバーが軸方向において鉄心部よりもはみ出さない構成となるため、軸方向の大型化を抑えつつ、カバーによってマグネットの脱落を抑えることができる。
上記ロータにおいて、前記カバーは、非磁性体であることが好ましい。
この構成によれば、カバーが非磁性体であるため、カバーへのマグネットの磁束の漏れを抑えることができる。
上記ロータにおいて、前記カバーは網目状に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、カバーが網目状であるため、放熱を行うことができる。
上記ロータにおいて、前記カバーは、伸縮可能な部材で構成されることが好ましい。
この構成によれば、カバーが伸縮可能な部材で構成されることでロータコアへの組み付けを容易にできる。
上記ロータにおいて、前記ロータコアは、前記マグネットを挿入する前記開口部に対応する貫通孔及び前記鉄心部に対応する鉄心片を有する第1コアシートと、前記鉄心部に対応する鉄心片を有する第2コアシートとを積層してなり、前記ロータコアの軸方向端面側において前記第2コアシートが配置されることが好ましい。
この構成によれば、種類の異なるコアシートによってマグネット磁極部を突極部よりも軸方向に窪んだ形状とすることができる。また、コアシートの積層数によって窪み量を調整することが可能となる。
上記課題を解決するモータは、上記いずれかに記載のロータと、該ロータと対向配置されるステータと、を備える。
この構成によれば、軸方向の大型化を抑えつつマグネットの脱落を抑えられるモータを提供できる。
本発明のロータ及びモータによれば、軸方向の大型化を抑えつつマグネットの脱落が抑えられる。
一実施形態における電動ブレーキシステムの概略構成図。 電動ブレーキシステムに備えられるブラシレスモータの概略構成図。 ブラシレスモータに備えられるロータの斜視図。 ブラシレスモータに備えられるロータの正面図。 ロータコアを構成する第1コアシートの平面図。 ロータコアを構成する第2コアシートの平面図。 ブラシレスモータの制御態様を説明するための説明図。 (a)(b)は変形例におけるコイルの結線態様を説明するための説明図。
以下、電動ブレーキシステムの一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の電動ブレーキシステム10は、車両に搭載されるものであって、加圧ユニット11と、制御ユニット12と、油圧ユニット13とを有する。
加圧ユニット11は、例えば、ユーザがブレーキペダルを介して入力する踏力を倍増するものであり、ブラシレスモータM1とポンプPとを有する。ポンプPは、例えばギヤポンプであってブラシレスモータM1によって駆動されるようになっている。
制御ユニット12は、加圧ユニット11と油圧ユニット13との間に設けられ、油圧ユニット13に供給する液圧の制御を行うものである。制御ユニット12は、例えば、ブラシレスモータM2を駆動させることによって内部のポンプ等を制御して油圧ユニット13側にブレーキ液の液圧を制御する。
油圧ユニット13は、例えば各ホイールW1〜W4に対応するホイールシリンダである。
加圧ユニット11のブラシレスモータM1並びに制御ユニット12のブラシレスモータM2は、各モータM1,M2に対応して設けられるモータECU14によって制御されている。
次に、電動ブレーキシステム10に用いられるブラシレスモータM1について説明する。なお、以下の説明においてブラシレスモータM1について説明するが、ブラシレスモータM2についても略同様の構成を採用することができる。
図2に示すように、ブラシレスモータM1は、円環状のステータ20の径方向内側にロータ30が回転可能に収容されている。
ステータ20は、ステータコア21とコイル22とを備えている。ステータコア21は、磁性金属にて略円環状に形成され、その周方向略等角度間隔においてそれぞれ径方向内側に伸びる12個のティース21aを有している。コイル22は、ティース21aと同数の12個備えられ、各ティース21aにそれぞれ集中巻にて巻装されている。つまり、ティース21a及びコイル22により構成されるコイル磁極は、30度等角度間隔で、磁極数が12極で構成されている。
図2に示すように、ステータ20の径方向内側の空間に収容されるロータ30は、回転軸31と回転軸31に固着された略円柱状のロータコア32とを有する。回転軸31は、その中心軸線が環状のステータ20の中心軸線と一致するように配置され、回転軸31の軸線方向の両側が図示しない軸受に回転可能に支持されている。
ロータコア32の外周部には、5つのマグネット磁極部33と5つの鉄心部としての突極部35とが周方向に交互に形成されている。
各マグネット磁極部33は、ロータコア32の周縁部にマグネット34を埋設することにより形成される。具体的には、各マグネット磁極部33は、ロータコア32に軸方向に沿って穿設された開口部としてのマグネット収容孔33aを有し、各マグネット収容孔33a内にマグネット34が収容固定されている。つまり、本例のロータ30は、マグネット34が埋め込み配置された所謂IPM構造となっている。
各マグネット34は、互いに略同形状をなし、周方向等角度間隔(72度間隔)に配置されるとともに、マグネット34の板面(主面)がロータコア32の径方向と直交するように設けられている。また、各マグネット34は、径方向外側の磁極面が互いに同極(本実施形態ではN極)となるように構成されている。
各マグネット磁極部33間には、径方向外側に突出する突極部35がロータコア32に一体形成されている。各突極部35は、周方向等角度間隔(72度間隔)に形成され、周方向に隣り合うマグネット磁極部33との間には空隙36が設定されている。なお、各マグネット磁極部33の周方向幅は、例えば突極部35の周方向幅よりも広く設定されている。
上記ロータ30において、マグネット磁極部33の磁束(マグネット34の磁束)は、ロータコア32の内部を経由して突極部35に流入する。そして、その磁束が径方向外側に向かって突極部35を通過することにより、突極部35がマグネット磁極部33とは異なる極性(本実施形態ではS極)の磁極として機能する。つまり、ロータ30は、N極のマグネット磁極部33(マグネット34)に対して突極部35をS極として機能させる所謂コンシクエントポール型にて構成されている。
図3〜図6に示すように、ロータ30のロータコア32は、2種類の第1及び第2コアシート37,38を軸方向に積層して構成される。
図5に示すように、第1コアシート37は、円環状の環状部37aと、環状部37aから径方向外側に突出して周方向略等角度間隔で設けられる複数の第1突出片37bと、環状部37aから径方向外側に突出して各第1突出片37b間に設けられる第2突出片37cとを有する。第2突出片37cには、第1コアシート37を積層した状態で前記マグネット収容孔33aを構成する貫通孔37dが形成される。
図6に示すように、第2コアシート38は、円環状の環状部38aと、環状部38aから径方向外側に突出して周方向略等角度間隔で設けられる複数の突出片38bとを有する。第2コアシート38の突出片38bは第1コアシート37の第1突出片37bに相当する。つまり、第2コアシート38は、第1コアシート37の第2突出片37cを省略した構成をなしている。
そして、第1コアシート37と第2コアシート38とは、第1コアシート37の第1突出片37bと、第2コアシート38の突出片38bとが周方向において一致するように軸方向に積層され、前述した突極部35が構成される。また、第1コアシート37の各第2突出片37cが積層されることで各貫通孔37dが周方向において一致して前記マグネット収容孔33aが構成され、マグネット収容孔33aに前記マグネット34が挿入(収容)されることで前記マグネット磁極部33が構成されることとなる。
本例のロータコア32は、軸方向に積層された第1コアシート37の軸方向両端部に第2コアシート38が配置されている。このため、マグネット磁極部33は、径方向から視た時に突極部35よりも軸方向に窪んだ形状をなしている。
また、マグネット磁極部33には、マグネット34を挿入した状態でマグネット収容孔33aの開口33bを塞ぐ環状のカバー39が取着される。マグネット34が軸方向に抜けることが抑えられている。カバー39を取着した状態で、カバー39の軸方向端面39aと突極部35の軸方向端面35aとが軸方向において同一面、すなわち面一となっている。これによってカバー39が突極部35から軸方向にはみ出さないようになっている。
また、カバー39は、非磁性体で構成してもよい。非磁性体としては例えば樹脂やオーステナイト系ステンレスなどが挙げられる。
また、カバー39は例えば網目状で構成してもよい。カバー39を網目状で構成した場合、例えばロータ30とステータ20との径方向におけるエアギャップよりも小さい網目であることが好ましい。これによって、万一網目からマグネット34の欠片が飛散した場合であってもロータ30とステータ20とのエアギャップよりも小さいため、ロータ30とステータ20との間で挟まることによるロータ30の回転規制が起きることが抑えられる。
また、カバー39は、伸縮可能な部材で構成してもよい。伸縮可能な部材としては、例えば伸縮可能な樹脂フィルムなどが挙げられる。
上記のように構成されたブラシレスモータM1は、モータECU14によって制御される。以下に、モータの制御態様を説明する。
図7に示すように、コイル22の結線態様について、第1系統と第2系統との2つの給電系統に分かれてそれぞれY結線がなされている。ここで、モータECU14は、第1インバータ41と第2インバータ42との2つの給電部を備え、第1インバータ41から給電がなされる系統を第1系統、第2インバータ42から給電がなされる系統を第2系統とする。各インバータ41,42からは、U相、V相、W相の3相給電がなされる。
第1系統としては、U相コイルとして直列接続されるU1及びU3コイル22と、V相コイルとして直列接続されるV1及びV3コイル22と、W相コイルとして直列接続されるW1及びW3コイル22とを有する。本例では、U1コイル22の一端が第1インバータ41のU相出力端子に接続されている。また、V3コイル22の一端が第1インバータ41のV相出力端子に接続されている。そして、W3コイル22の一端が第1インバータ41のW相出力端子に接続されている。U3コイル22の他端、V1コイル22の他端、W1コイル22の他端はY結線の中性点として互いに接続されている。
第2系統としては、U相コイルとして直列接続されるU2及びU4コイル22と、V相コイルとして直列接続されるV2及びV4コイル22と、W相コイルとして直列接続されるW2及びW4コイル22とを有する。本例では、U2コイル22の一端が第2インバータ42のU相出力端子に接続されている。また、V4コイル22の一端が第2インバータ42のV相出力端子に接続されている。そして、W4コイル22の一端が第2インバータ42のW相出力端子に接続されている。U4コイル22の他端、V2コイル22の他端、W2コイル22の他端はY結線の中性点として互いに接続されている。
モータECU14は、各インバータ41,42を制御することでコイル22に供給される電流を調整することでモータM1(ロータ30)の駆動を制御している。例えば、モータECU14は、コイル22にd軸電流を供給することでマグネット34の磁束を相殺するように励磁されて誘起電圧の小さい高回転駆動が行われる。また、コイル22にq軸電流を供給することで高トルク駆動が可能となる。
次に、ブラシレスモータM1の作用を説明する。
本実施形態のブラシレスモータM1ではマグネット磁極部33のマグネット収容孔33aを塞ぐようにカバー39が設けられてマグネット34の軸方向移動が規制されている。このため、マグネット34の脱落が抑えられている。また、マグネット磁極部33が突極部35よりも軸方向において窪んだ形状をなし、当該部分にカバー39が配置されることで突極部35よりも軸方向外側にはみ出さないようになっている。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)カバー39の軸方向端面39aが軸方向において突極部35の軸方向端面35aと同一に位置する。これにより、カバー39が軸方向において鉄心部としての突極部35よりもはみ出さない構成であるため、軸方向の大型化を抑えつつ、カバー39によってマグネット34の脱落を抑えることができる。
(2)カバー39が非磁性体であるため、カバー39へのマグネット34の磁束の漏れを抑えることができる。
(3)カバー39が網目状であるため、放熱を行うことができる。
(4)カバー39が伸縮可能な部材で構成されることでロータコア32(マグネット磁極部33)への組み付けを容易にできる。
(5)種類の異なるコアシート37,38によってマグネット磁極部33を突極部35よりも軸方向に窪んだ形状とすることができる。また、コアシート37,38の積層数によって窪み量を調整することが可能となる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、カバー39の軸方向端面39aと、突極部35の軸方向端面35aとが面一となるように構成したが、カバー39の軸方向端面39aが突極部35の軸方向端面35aよりも軸方向中心側(マグネット磁極部33側)に位置して、カバー39が突極部35よりも軸方向においてはみ出さない構成としてもよい。
・上記実施形態では、カバー39を非磁性体としたが、磁性体であってもよい。
・上記実施形態では、カバー39を網目状としたが、網目を有しない構成としてもよい。
・上記実施形態では、カバー39を伸縮可能な部材で構成したが、伸縮しない部材でカバーを構成してもよい。
・上記実施形態では、2種類のコアシート37,38を積層してロータコア32を構成したが、3種類以上のコアシートを用いる構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2コアシート37,38を積層してロータコア32を構成したが、圧粉磁心によって一体構成のロータコアを採用してもよい。これによって、積層する工程を省略することができる。
・上記実施形態では、全体を覆う構成としたが、少なくとも一部を覆ってマグネット34の抜けを抑える構成としてもよい。
・上記実施形態では、液圧を発生させるポンプPとしてギヤポンプを用いる構成としたが、シリンダ内のピストンを動作させて液圧を発生させる構成を採用してもよい。また、液圧以外に気圧式また機械式で圧力を発生させる構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、ステータ20側の磁極を12(12スロット)、ロータ30側の磁極を10としたが、適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、コイル22を集中巻としたが、分布巻などのその他の巻回方法を採用してもよい。
・上記実施形態では、コイル22をY結線としたが、これに限らず、例えばΔ(デルタ)結線してもよい。
・上記実施形態において第1系統と第2系統とでのコイル22の結線態様を説明したが、図8(a)に示す結線態様や、図8(b)に示す結線態様に変更してもよい。
図8(a)に示すように、第1系統としては、U相コイルとして直列接続されるU1及びU2コイル22と、V相コイルとして直列接続されるV1及びV2コイル22と、W相コイルとして直列接続されるW1及びW2コイル22とを有する。本例では、U1コイル22の一端が第1インバータ41のU相出力端子に接続されている。また、V2コイル22の一端が第1インバータ41のV相出力端子に接続されている。そして、W2コイル22の一端が第1インバータ41のW相出力端子に接続されている。U2コイル22の他端、V1コイル22の他端、W1コイル22の他端はY結線の中性点として互いに接続されている。第2系統としては、U相コイルとして直列接続されるU3及びU4コイル22と、V相コイルとして直列接続されるV3及びV4コイル22と、W相コイルとして直列接続されるW3及びW4コイル22とを有する。本例では、U3コイル22の一端が第2インバータ42のU相出力端子に接続されている。また、V4コイル22の一端が第2インバータ42のV相出力端子に接続されている。そして、W4コイル22の一端が第2インバータ42のW相出力端子に接続されている。U4コイル22の他端、V3コイル22の他端、W3コイル22の他端はY結線の中性点として互いに接続されている。
図8(b)に示すように、第1系統としては、U相コイルとして直列接続されるU1及びU4コイル22と、V相コイルとして直列接続されるV1及びV4コイル22と、W相コイルとして直列接続されるW1及びW4コイル22とを有する。本例では、U1コイル22の一端が第1インバータ41のU相出力端子に接続されている。また、V4コイル22の一端が第1インバータ41のV相出力端子に接続されている。そして、W4コイル22の一端が第1インバータ41のW相出力端子に接続されている。U4コイル22の他端、V1コイル22の他端、W1コイル22の他端はY結線の中性点として互いに接続されている。第2系統としては、U相コイルとして直列接続されるU2及びU3コイル22と、V相コイルとして直列接続されるV2及びV3コイル22と、W相コイルとして直列接続されるW2及びW3コイル22とを有する。本例では、U2コイル22の一端が第2インバータ42のU相出力端子に接続されている。また、V3コイル22の一端が第2インバータ42のV相出力端子に接続されている。そして、W3コイル22の一端が第2インバータ42のW相出力端子に接続されている。U3コイル22の他端、V2コイル22の他端、W2コイル22の他端はY結線の中性点として互いに接続されている。
・上記実施形態では、加圧ユニット11と制御ユニット12とのそれぞれに設けられる各モータM1,M2を各モータECU14によって制御する構成としたが、これに限らない。つまり、加圧ユニット11と制御ユニット12とを1つのブレーキECUで制御する構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、電動ブレーキシステム10に用いられるモータに適用したが、電動ブレーキシステム10以外に用いられるモータに適用してもよい。
・上記実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
20…ステータ、30…ロータ、32…ロータコア、33…マグネット磁極部、33a…マグネット収容孔(開口部)、34…マグネット、35…突極部(鉄心部)、35a…軸方向端面、37…第1コアシート、37d…貫通孔、38…第2コアシート、39…カバー、39a…軸方向端面、M1,M2…ブラシレスモータ(モータ)。

Claims (6)

  1. ロータコアの周方向にマグネットを有するマグネット磁極部と、該マグネット磁極部間における前記ロータコアの鉄心部が他方の磁極として機能するように構成されたコンシクエントポール型であり、
    前記マグネット磁極部は、前記マグネットが前記ロータコア内に埋め込み配置され、前記鉄心部よりも軸方向に窪んだ形状をなし、
    前記マグネット磁極部の軸方向端面における前記マグネットを挿入する開口部を覆うカバーを備え、
    前記カバーは、その軸方向端面が軸方向において前記鉄心部の軸方向端面と同一又は前記鉄心部の軸方向端面よりも前記マグネット磁極部側に位置するように設けられることを特徴とするロータ。
  2. 請求項1に記載のロータにおいて、
    前記カバーは、非磁性体であることを特徴とするロータ。
  3. 請求項1又は2に記載のロータにおいて、
    前記カバーは網目状に形成されていることを特徴とするロータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のロータにおいて、
    前記カバーは、伸縮可能な部材で構成されることを特徴とするロータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のロータにおいて、
    前記ロータコアは、前記マグネットを挿入する前記開口部に対応する貫通孔及び前記鉄心部に対応する鉄心片を有する第1コアシートと、前記鉄心部に対応する鉄心片を有する第2コアシートとを積層してなり、
    前記ロータコアの軸方向端面側において前記第2コアシートが配置されることを特徴とするロータ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のロータと、該ロータと対向配置されるステータとを備えたことを特徴とするモータ。
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