JP2019122192A - モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】ヨークの圧入により生じる変形を抑制又は防止すること。【解決手段】モータ100は、中心軸CAを中心に回転可能なロータ1と、ロータを駆動するステータ22と、を備える。ロータは、ステータと径方向に対向するマグネット13と、マグネットが固定される円筒形状のヨーク12と、ヨークを保持するロータハブ11と、を有する。ロータハブは、円筒形状のロータ基部111と、軸方向上面に環状の板部材が載置可能なフランジ部112と、フランジ部の軸方向下端部から軸方向上方に突出する突出部113と、を有する。突出部は、ヨークが固定される先端部1131と、フランジ部の軸方向下端部と先端部とを接続する接続部1132と、を有する。突出部が突出する方向と交わる方向における接続部の最小幅は、径方向における先端部の最大幅よりも小さい。先端部の径方向内端部の径方向位置は、マグネットの径方向内方側面よりも径方向外方にある。【選択図】図1
Description
本発明は、モータに関する。
ディスク記録装置は、光ディスクなどの記録媒体を回転させるモータを備えている。たとえば、特許文献1では、ディスク載置部に載置される記録ディスクを回転させるスピンドルモータを教示している。このスピンドルモータのロータハブは、記録ディスクが載置されるディスク載置部と、マグネットを固定する環状のヨークが圧入される環状突起部と、を有する。ディスク載置部は、記録ディスクに当接するディスク受面と、ディスク受面の内周側に形成された非接触面と、を有する。環状突起部は、ディスク載置部の軸方向下方に設けられる。
ヨークを圧入する際、ディスク載置部が変形して、ディスク受面の平面度が低下することがある。平面度の低下は、たとえば、ロータハブの精密切削加工などにより矯正できるが、ヨークが設けられた状態でロータハブを加工すると、塵埃、及び加工時の細かな破片などのコンタミネーションが付着してしまう。このコンタミネーションに起因する問題を回避すべく、特許文献1では、環状突起部の外径を非接触面の外径よりも小さくすることにより、ヨークの圧入により生じるディスク載置部の変形を防止している。
しかしながら、特許文献1は、上記構成以外でヨークの圧入により生じる変形を防止する方法を教示していない。従って、上記構成を有さないモータでは、他の構成によって、ヨークの圧入により生じる変形を抑制又は防止する必要がある。
本発明は、ヨークの圧入により生じる変形を抑制又は防止することを目的とする。
本発明の例示的なモータは、中心軸を中心に回転可能なロータと、前記ロータを駆動するステータと、を備える。前記ロータは、前記ステータと径方向に対向するマグネットと、前記マグネットが固定される円筒形状のヨークと、前記ヨークを保持するロータハブと、を有する。前記ロータハブは、円筒形状のロータ基部と、軸方向一方側を向く面に環状の板部材が載置可能なフランジ部と、前記フランジ部の軸方向他方側における端部から軸方向他方側に突出する突出部と、を有する。前記フランジ部は、前記ロータ基部の径方向外方に設けられて周方向に延び、前記ステータよりも軸方向一方側に位置する。前記突出部は、前記ヨークが固定される先端部と、前記フランジ部の軸方向他方側における端部と前記先端部とを接続する接続部と、を有する。前記突出部が突出する方向と交わる方向における前記接続部の最小幅は、径方向における前記先端部の最大幅よりも小さい。前記先端部の径方向内方における端部の径方向位置は、前記マグネットの径方向内方における側面よりも径方向外方にある。
本発明の例示的なモータによれば、ヨークの圧入により生じる変形を抑制又は防止することができる。
以下に図面を参照して本発明の例示的な実施形態を説明する。
なお、本明細書では、モータ100において、中心軸CAと平行な方向を「軸方向」と呼ぶ。軸方向において、後述する静止部2のステータ21から後述するロータ1のロータハブ11に向かう方向を軸方向一方側として「軸方向上方」と呼び、ロータハブ11からステータ21に向かう方向を軸方向他方側として「軸方向下方」と呼ぶ。各々の構成要素において、軸方向上方における端部を「軸方向上端部」と呼び、軸方向下方における端部を「軸方向下端部」と呼ぶ。さらに、各々の構成要素のうち、軸方向上方の部分を「軸方向上部」と呼び、軸方向下方の部分を「軸方向下部」と呼ぶ。また、各々の構成要素の表面において、軸方向上方を向く面を「軸方向上面」と呼び、軸方向下方を向く面を「軸方向下面」と呼ぶ。
さらに、中心軸CAに直交する方向を「径方向」と呼び、中心軸CAを中心とするロータ1の回転方向を「周方向」と呼ぶ。径方向において、中心軸CAに向かう方向を径方向一方側として「径方向内方」と呼び、中心軸CAから離れる方向を径方向他方側として「径方向外方」と呼ぶ。各々の構成要素において、径方向内方における端部を「径方向内端部」と呼び、径方向外方における端部を「径方向外端部」と呼ぶ。また、各々の構成要素の側面において、径方向内方を向く側面を「径方向内側面」と呼び、径方向外方を向く側面を「径方向外側面」と呼ぶ。
なお、以上に説明した方向、端部、及び面などの呼称は、実際の機器に組み込まれた場合での位置関係及び方向などを示すものではない。
<1.実施形態>
<1−1.モータの構成>
本実施形態に係るモータ100は、たとえばディスク記録装置に搭載され、記録用の環状の板部材200を駆動して回転させる。環状の板部材200は、たとえば、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc;登録商標)などの光学ディスクである。図1は、モータ100の構成例を示す断面図である。なお、図1は、中心軸CAを含む平面でモータ100を仮想的に切断した場合の断面構造を示している。
<1−1.モータの構成>
本実施形態に係るモータ100は、たとえばディスク記録装置に搭載され、記録用の環状の板部材200を駆動して回転させる。環状の板部材200は、たとえば、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc;登録商標)などの光学ディスクである。図1は、モータ100の構成例を示す断面図である。なお、図1は、中心軸CAを含む平面でモータ100を仮想的に切断した場合の断面構造を示している。
モータ100は、アウターロータ型である。モータ100は、ロータ1と、静止部2と、を備える。
<1−1−1.ロータの構成>
ロータ1は、上下方向に延びる中心軸CAを中心にして、中心軸CA周りに回転可能である。図1に示すように、ロータ1は、シャフト10と、ロータハブ11と、ヨーク12と、マグネット13と、を有している。
ロータ1は、上下方向に延びる中心軸CAを中心にして、中心軸CA周りに回転可能である。図1に示すように、ロータ1は、シャフト10と、ロータハブ11と、ヨーク12と、マグネット13と、を有している。
シャフト10は、中心軸CAに沿って延びている。シャフト10の軸方向下部は、後述する軸受機構23の内部に収容されている。シャフト10の軸方向上部は、軸受機構23の軸方向上端部から軸方向上方に突出している。シャフト10の軸方向上部には、ロータハブ11が固定されている。シャフト10は、モータ100の回転軸である。シャフト10は、上下方向に延びる中心軸CAを中心として、中心軸CA回りに回転可能である。なお、この例示に限定されず、シャフト10は、静止部2に固定されていてもよい。つまり、シャフト10は、固定軸であってもよい。なお、シャフト10が固定軸である場合、シャフト10は、ロータハブ11との間には、ベアリング(不図示)が設けられる。
ロータハブ11は、シャフト10の軸方向上端部に取り付けられている。ロータハブ11は、ヨーク12を保持する。ロータハブ11は、ロータ基部111と、フランジ部112と、突出部113と、を有する。ロータ基部111は、中心軸CAを中心とする円筒形状であり、シャフト10に固定されている。フランジ部112は、ロータ基部111の径方向外端部に設けられて周方向に延び、静止部2の後述するステータ21よりも軸方向上方に位置している。フランジ部112の軸方向上面112aには、環状の板部材200が載置可能である。突出部113は、フランジ部112の軸方向下端部から軸方向下方に突出している。なお、突出部113の構成は後に説明する。
より具体的には、ロータ基部111は、筒部1111と、嵌合部1112と、を有する。筒部1111は、中心軸CAを中心とする筒状である。筒部1111には、シャフト10が軸方向に挿通されている。特に、筒部1111の軸方向下部には、シャフト10及び軸受機構23が挿通されている。筒部1111の軸方向上部は、シャフト10の軸方向上部に取り付けられている。嵌合部1112は、筒部1111の軸方向下部において径方向外端部に設けられ、周方向に延びている。嵌合部1112の径方向外側面には、フランジ部112が設けられる。言い換えると、フランジ部112は、嵌合部1112の径方向外側面から径方向外方に突出している。
環状の板部材200がフランジ部112の軸方向上面112aに載置される際、嵌合部1112の軸方向上端部が、環状の板部材200の径方向内端部に嵌る。より具体的には、フランジ部112よりも軸方向上方において、環状の板部材200の径方向内側面が、嵌合部1112の径方向外側面に接する。
嵌合部1112の軸方向上面には、軸方向下方に凹むクランプ孔1112aが設けられている。環状の板部材200がフランジ部112の軸方向上面112aに載置される際、クランプ部材(不図示)がフランジ部112の軸方向上面112aとの間に環状の板部材200を狭持する。この際、クランプ孔1112aには、クランプ部材の一部が嵌合される。
ヨーク12は、中心軸CAを中心とする円筒形状であり、本実施形態では中心軸CAに沿って軸方向に延びている。ヨーク12は、フランジ部112よりも軸方向下方において、突出部113の径方向外方に配置され、突出部113に取り付けられている。より具体的には、ヨーク12の軸方向上端部が、フランジ部112よりも軸方向下方において、突出部113の先端における径方向外側面に固定されている。ヨーク12は、少なくとも圧入により固定されている。なお、ヨーク12は、圧入に加えて、他の方法を用いて固定されてもよい。たとえば、圧入されたヨーク12が、さらに接着剤を用いて突出部113の先端における径方向外側面に固定されてもよい。
マグネット13は、互いに異なり且つ周方向において交互に並ぶ磁極を有し、静止部2のステータ21よりも径方向外方に配置されている。マグネット13は、ステータ21と径方向に対向している。マグネット13は、ヨーク12に固定されている。
<1−1−2.静止部の構成>
静止部2は、ロータ1を回転可能に支持する。図1に示すように、静止部2は、ステータ21と、ブラケット22と、軸受機構23と、を有している。
静止部2は、ロータ1を回転可能に支持する。図1に示すように、静止部2は、ステータ21と、ブラケット22と、軸受機構23と、を有している。
ステータ21は、モータ100を駆動する際に、ロータ1を駆動して回転させる。ステータ21は、ロータ1のマグネット13よりも径方向内方に配置されている。ステータ21は、径方向内方においてブラケット22に固定され、径方向外方においてマグネット13と径方向に間隙を有して対向している。
図1に示すように、ステータ21は、ステータコア211と、インシュレータ212と、コイル部213と、を有する。ステータコア211は、たとえば電磁鋼板が複数積層された積層鋼板からなる鉄心部材である。ステータコア211は、中心軸CAを中心とする環状であってもよい。或いは、ステータコア211を構成する複数の分割コア(不図示)が中心軸を中心として周方向に繋がっていてもよい。ステータコア211の径方向内端部は、ブラケット22に固定されている。ステータコア211の径方向外端部は、ロータ1のマグネット13と径方向に間隙を有して対向している。インシュレータ22は、たとえば樹脂材料を用いた絶縁部材であり、ステータコア21の少なくとも一部を覆っている。コイル部23は、インシュレータ22を介してステータコア21に巻き付けられた導線からなる。
図1に示すように、ブラケット22は、板部221と、内周壁部222と、外周壁部223と、を有する。板部221は、中心軸CAが通る中央部分に開口を有する板状であり、ロータ1、ステータ21、及び軸受機構23よりも軸方向下方に位置している。内周壁部222は、板部221の径方向内端部から軸方向上方に突出し、周方向に延びる。内周壁部222の内部には、シャフト10と軸受機構23とが挿通されている。内周壁部222の径方向外側面には、ステータ21が固定され、本実施形態ではステータコア211が固定されている。外周壁部223は、板部221の径方向外端部から軸方向上方に突出し、周方向に延びる。板部221、内周壁部222、及び外周壁部223に囲まれた空間には、マグネット13が固定されたヨーク12と、ステータ21と、が収容されている。
軸受機構23は、潤滑油などの作動流体による流体動圧を利用して、シャフト10を回転可能に支持している。図1に示すように、軸受機構23は、ベアリングホルダ231と、スリーブベアリング232と、スラストプレート233と、キャップ234と、を有している。
ベアリングホルダ231は、中心軸CAを中心として軸方向に延びる筒状であり、ブラケット22の内周壁部222の内部に挿通されて固定されている。ベアリングホルダ231の内部には、シャフト10の軸方向下部、ベアリングホルダ231、スリーブベアリング232、スラストプレート233、及びキャップ234が配置されている。ベアリングホルダ211の軸方向上端部は、径方向に作動流体を介してシャフト10と対向している。スリーブベアリング232は、軸方向に延びる筒状である。ベアリングホルダ231及びスリーブベアリング232には、シャフト10が挿通されている。スラストプレート233は、軸方向と垂直に広がる板状である。スラストプレート233は、シャフト10よりも軸方向下方に設けられ、軸方向に作動流体を介してシャフト10の軸方向下端部と対向している。これにより、シャフト10がスラストプレート233よりも軸方向下方に移動することを防止できる。キャップ234は、ベアリングホルダ231の軸方向下端部に嵌め込まれ、該軸方向下端部を覆って閉じている。
ベアリングホルダ231の内部には、たとえば潤滑油などの作動流体が充填されている。より具体的には、作動流体は、シャフト10の軸方向下端部、ベアリングホルダ231、スリーブベアリング232、スラストプレート233、及びキャップ234それぞれの間隙に充填されている。ベアリングホルダ231は、作動流体及びベアリング232を介してシャフト10を回転可能に支持している。また、作動流体の潤滑作用により、シャフト10は、ベアリングホルダ231の軸方向上端部、スリーブベアリング232、及びスラストプレート233と滑らかに摺動することができる。
<1−2.突出部の構成>
次に、突出部113の構成を説明する。図1に示すように、突出部113は、先端部1131と、接続部1132と、を有する。先端部1131には、ヨーク12が固定されている。接続部1132は、フランジ部112の軸方向下端部と先端部1131とを接続している。言い換えると、接続部1132の一方端は、先端部1131に接続されている。接続部1132の他方端は、フランジ部112の軸方向下端部に接続されている。
次に、突出部113の構成を説明する。図1に示すように、突出部113は、先端部1131と、接続部1132と、を有する。先端部1131には、ヨーク12が固定されている。接続部1132は、フランジ部112の軸方向下端部と先端部1131とを接続している。言い換えると、接続部1132の一方端は、先端部1131に接続されている。接続部1132の他方端は、フランジ部112の軸方向下端部に接続されている。
突出部113が突出する方向と交わる方向における接続部1132の最小幅は、径方向における先端部1131の最大幅よりも小さくなっている。つまり、突出部113は、突出部113が突出する方向と交わる方向において、接続部1132で括れている。この構成によれば、突出部113のうちの接続部1132が弾性変形し易くなっている。そのため、ヨーク12が突出部113に圧入される際、ヨーク12の圧入によりロータハブ11に作用する応力は、突出部113の接続部1132の弾性変形により緩和される。より具体的には、ロータハブ11が突出部113を有していない場合、たとえばロータハブ11をヨーク12に嵌め込む際、上記の応力により、ロータハブ11が変形して、フランジ部112の軸方向上面112aの法線方向が径方向に傾くことがある。このようなフランジ部112の変形は、たとえば光学ディスクなどの環状の板部材200がフランジ部112の軸方向上面112aに載置される際に問題となる。一方、本構成によれば、ロータハブ11にヨーク12を保持させる際に、ロータ基部111の変形と上述のようなフランジ部112の変形とを抑制でき、それに伴う問題の発生とを抑制又は防止できる。
さらに、先端部1131の径方向内端部の径方向位置は、マグネット13の径方向内側面よりも径方向外方にある。この構成によれば、突出部113の径方向内端部がステータ21に当たり難い。従って、モータ100内部におけるステータ21の収容空間を確保できる。
先端部1131の軸方向下端部の軸方向位置は、本実施形態では、ステータ21の軸方向上端部よりも軸方向上方に位置している。この構成によれば、マグネット13の軸方向長さを比較的長くすることができる。これにより、磁気性能が高いマグネット13を使わなくても済むので、モータ100のコストを低減できる。
但し、本実施形態の例示に限定されず、先端部1131の軸方向下端部の軸方向位置は、ステータ21の軸方向上端部よりも軸方向下方に位置していてもよい。この構成によれば、突出部113の軸方向長さを比較的長くすることができる。そのため、ロータハブ11にヨーク12を保持させる際の応力を突出部113の弾性変形によってより緩和し易くなる。従って、環状の板部材200が載置可能なフランジ部112の変形をより抑制することができる。或いは、先端部1131の軸方向下端部の軸方向位置は、ステータ21の軸方向上端部の軸方向位置と同じであってもよい。
周方向から見て、フランジ部112と突出部113との間には、図1に示すように、凹部1aが設けられる。凹部1は、径方向内方に凹み、周方向に延びている。言い換えると、ロータ1は、凹部1aをさらに有している。凹部1aは、ロータハブ11の径方向外端部から、ヨーク12の径方向内端部よりも径方向内方に凹んでいる。凹部1aは、フランジ部112の軸方向下方に設けられ、径方向から見て接続部1132と重なっている。フランジ部112の軸方向下方においてロータハブ11の径方向外端部に凹部1aを設けることにより、ロータハブ11の径方向寸法を大きくしなくても、突出部113の接続部1132を設けることができる。
ヨーク12よりも径方向内方において、フランジ部と突出部113との間には、凹部1aによって軸方向に間隙が設けられている。また、ヨーク12の軸方向上端部は、軸方向に間隙を有してフランジ部112の軸方向下面と対向している。従って、フランジ部112の軸方向下方において、突出部113が変形可能な空間を確保できる。よって、たとえばロータハブ11にヨーク12を保持させる際、ヨーク12の圧入によりロータハブ11に作用する応力を緩和するためのヨーク12の変形がし易くなっている。
凹部1aは、周方向から見て図1に示すように、フランジ部112の軸方向下面及び突出部113の傾斜面113aで構成される。傾斜面113aは、径方向外方に向かうにつれて軸方向下方に向かう面であり、突出部113の径方向外側面の一部である。つまり、突出部113の径方向外側面は、傾斜面113aを含んでいなくてもよいが、好ましくは、径方向外方に向かうにつれて軸方向下方に向かう傾斜面113aを含んでいる。但し、この例示は、突出部113の径方向外側面が傾斜面113aを含まない構成を排除しない。傾斜面113aは、凹部1aに面している。
この構成によれば、凹部1aに面する傾斜面113aにより、接続部1132をより薄くすることができ、傾斜面113aとフランジ部112との間に、接続部1132が軸方向に変位可能な空間を設けることができる。より具体的に説明すると、たとえば、仮に突出部113が、凹部1aに面する傾斜面113を含まず、径方向に延びてフランジ部112と軸方向に対向する軸方向上面を含む場合、少なくとも軸方向を含む方向における接続部1132の幅がより広くなる。そのため、接続部1132が軸方向に曲がり難くなる。さらに、フランジ部112と上記の軸方向上面との間に間隙を確保し難くなるため、突出部113が軸方向に変位し難くなる。一方、本実施形態の上記構成では、突出部113が径方向に延びる軸方向上面を含む上記仮の構成と比べて、接続部1132が軸方向に曲がり易く、且つ、突出部113が軸方向に変位し易くなる。従って、ヨーク12の圧入によりロータハブ11に作用する応力を接続部1132の弾性変形によってより緩和し易くなる。
<2.その他>
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾を生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾を生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
本発明は、マグネットを固定するヨークを備えるモータに有用である。
100・・・モータ、200・・・環状の板部材、1・・・ロータ、1a・・・凹部、10・・・シャフト、11・・・ロータハブ、111・・・ロータ基部、1111・・・筒部、1112・・・嵌合部、1112a・・・・クランプ孔、112・・・フランジ部、112a・・・軸方向上面、112b・・・軸方向下面、113・・・突出部、113a・・・傾斜面、1131・・・先端部、1132・・・接続部、12・・・ヨーク、13・・・マグネット、2・・・静止部、21・・・ステータ、212・・・ステータコア、212・・・コイル部、22・・・ブラケット、221・・・板部、222・・・内周壁部、223・・・外周壁部、23・・・軸受機構、231・・・ベアリングホルダ、232・・・スリーブベアリング、233・・・スラストプレート、234・・・キャップ、CA・・・中心軸
Claims (5)
- 中心軸を中心に回転可能なロータと、
前記ロータを駆動するステータと、
を備え、
前記ロータは、
前記ステータと径方向に対向するマグネットと、
前記マグネットが固定される円筒形状のヨークと、
前記ヨークを保持するロータハブと、
を有し、
前記ロータハブは、
円筒形状のロータ基部と、
軸方向一方側を向く面に環状の板部材が載置可能なフランジ部と、
前記フランジ部の軸方向他方側における端部から軸方向他方側に突出する突出部と、
を有し、
前記フランジ部は、前記ロータ基部の径方向外方に設けられて周方向に延び、前記ステータよりも軸方向一方側に位置し、
前記突出部は、
前記ヨークが固定される先端部と、
前記フランジ部の軸方向他方側における端部と前記先端部とを接続する接続部と、
を有し、
前記突出部が突出する方向と交わる方向における前記接続部の最小幅は、径方向における前記先端部の最大幅よりも小さく、
前記先端部の径方向内方における端部の径方向位置は、前記マグネットの径方向内方における側面よりも径方向外方にある、モータ。 - 前記先端部の軸方向他方側における端部の軸方向位置は、前記ステータの軸方向一方側における端部よりも軸方向他方側に位置する、請求項1に記載のモータ。
- 前記先端部の軸方向他方側における端部の軸方向位置は、前記ステータの軸方向一方側における端部よりも軸方向一方側に位置する、請求項1に記載のモータ。
- 前記ロータは、前記ロータハブの径方向外方における端部から、前記ヨークの径方向内方における端部よりも径方向内方に凹む凹部を有し、
前記凹部は、前記フランジ部の軸方向下方に設けられ、径方向から見て前記接続部と重なる、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のモータ。 - 前記突出部の径方向外方における側面は、径方向外方に向かうにつれて軸方向他方側に向かう傾斜面を含み、
前記傾斜面は、前記凹部に面する、請求項4に記載のモータ。
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