JP2019104312A - 空調装置 - Google Patents

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【課題】車室内に送風される空気の清浄性能の向上と送風される空気の量の増加とを適宜選択することができる空調装置を提供する。【解決手段】車両に搭載され、車室内に送風する空調装置であって、車室内に送風する空気を清浄する第1フィルタと、車室内に送風する空気を清浄する、第1フィルタより低密度の第2フィルタと、第2フィルタを閉止または開放する開閉部と、車両の走行を運転手の操作に依らずに行う自動運転走行制御部を作動させる自動運転走行制御選択部と、開閉部を制御する制御部とを備え、制御部は、自動運転走行制御選択部によって自動運転走行制御部が作動すると(S10)、開閉部によって第2フィルタを閉止する(S20)。【選択図】図4

Description

本発明は空調装置に係り、特に車室内に送風される空気の清浄性能を切り替える技術に関する。
一般的に乗用車には、車室内の空気の温度の調整及び清浄をする空調装置が搭載される。このような空調装置は、空気の清浄に活性炭等を織込んだ布フィルタが取り付けられる。
また、2種類のフィルタを予め取付け、導入する空気が内気または外気のどちらであるかに応じて切り替えるブロアユニットが開発されている(特許文献1)。
特開2004−322670号公報
ところで、空調装置による空気の清浄に密度の高い布フィルタを使用すると、空調装置から車室内に送風される空気の量が低下し、フロントガラス等の窓が曇る虞がある。
そこで、例えば、空調装置の吸排気性能を向上させるために空調装置に設けられるファンを回転させるモータの駆動力を上昇させることが考えられるが、モータの駆動力を向上させることは、消費電力が増加することやファンを回転させるときに騒音が発生することとなり、望ましいことではない。
また、上記特許文献1に開示される技術では、2種類のフィルタを切り替えることが可能であるが、選択されたフィルタによって空調装置から車室内に送風される空気の量が低下することについては何ら考慮されておらず、更なる改善の余地があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車室内に送風される空気の清浄性能の向上と送風される空気の量の増加とを適宜選択することができる空調装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の空調装置は、車両に搭載され、車室内に送風する空調装置であって、前記車室内に送風する空気を清浄する第1フィルタと、前記車室内に送風する空気を清浄する、前記第1フィルタより低密度の第2フィルタと、前記第2フィルタを閉止または開放する開閉部と、前記車両の走行を運転手の操作に依らずに行う自動運転走行制御部を作動させる自動運転走行制御選択部と、前記開閉部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記自動運転走行制御選択部によって前記自動運転走行制御部が作動すると、前記開閉部によって前記第2フィルタを閉止することを特徴とする。
これにより、車両が自動運転走行制御によって走行するときのような窓ガラスが曇っても走行に支障がないときに限り開閉部によって第2フィルタを閉止して第2フィルタより高密度の第1フィルタによってのみ車室内に送風する空気を清浄することで、窓ガラスが曇ることを抑制するより優先して車室内に送風する空気を清浄することが可能とされる。
その他の態様として、前記車室内の空気の汚れを検出する空気状態検出部を有し、前記制御部は、前記空気状態検出部によって検出される前記車室内の空気の汚れが所定度合未満のとき、前記自動運転走行制御部の作動にかかわらず前記開閉部によって前記第2フィルタを開放するのが好ましい。
これにより、車室内の空気の汚れが所定度合未満のとき第2フィルタを開放して第2フィルタによって車室内に送風する空気を清浄することで、第1フィルタの使用頻度を低下させて第1フィルタの劣化を抑制することが可能とされる。
その他の態様として、前記車室内にいる乗員の体調を推定する体調推定部を有し、前記制御部は、前記乗員が空気感染する感染症患者ではないことを推定すると、前記自動運転走行制御部の作動にかかわらず前記開閉部によって前記第2フィルタを開放するのが好ましい。
これにより、乗員が空気感染する感染症患者ではないことを推定するとき、第2フィルタを開放して第2フィルタによって車室内に送風する空気を清浄することで、第1フィルタの使用頻度をより低下させて第1フィルタの劣化を抑制することが可能とされる。
その他の態様として、前記空調装置の風量を設定する風量設定部を有し、前記制御部は、前記風量設定部によって設定される前記空調装置の風量が規定量以上であるとき、前記自動運転走行制御部の作動にかかわらず前記開閉部によって前記第2フィルタを開放するのが好ましい。
これにより、乗員が設定した空調装置の風量が規定量以上であるとき、第2フィルタを開放して第2フィルタによって車室内に送風する空気を清浄することで、車室内に送風する空気の清浄より優先して窓ガラスが曇ることを抑制することが可能とされる。
本発明の空調装置によれば、車両が自動運転走行制御によって走行するときのような窓ガラスが曇っても走行に支障がないときに限り開閉部によって第2フィルタを閉止して第2フィルタより高密度の第1フィルタによってのみ車室内に送風する空気を清浄したので、窓ガラスが曇ることを抑制するより優先して車室内に送風する空気を清浄することができる。
これにより、車室内に送風される空気の清浄性能の向上と送風される空気の量の増加とを適宜選択することができる。
本発明に係るエアコンユニットが搭載された車両の概略構成図である。 エアフィルタユニットの断面図である。 本発明に係る空調装置の制御に係るECUの接続構成を示すブロック図である。 ECUが実行する、本発明に係るエアコンユニットの制御手順を示すルーチンが示されたフローチャートである。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。
図1を参照すると、本発明に係るエアコンユニット10が搭載された車両1の概略構成図が示されている。
車両1には、エアコンユニット(空調装置)10及びECU(制御部)50が備えられる。この車両1は、ECU50によってエアコンユニット10を制御することで車室内3の空気の状態を調整することが可能である。
エアコンユニット10は、車内吸気ダクト12、車外吸気ダクト14、吸気切替弁16、エアフィルタユニット20、熱交換器30、ファン32が備えられる。このエアコンユニット10は、ファン32が作動することで車内吸気ダクト12または車外吸気ダクト14から空気を吸入し、エアフィルタユニット20によって空気を清浄し、熱交換器30によって空気の温度を調整し、車室内3に空気を送り込むことができる。
車内吸気ダクト12は、一端が車室内3に連通するダクトである。車外吸気ダクト14は、一端が車両1の外に連通するダクトである。また、車内吸気ダクト12及び車外吸気ダクト14は、それぞれの他端が吸気切替弁16に接続される。吸気切替弁16は、車内吸気ダクト12及び車外吸気ダクト14の一方を閉止しつつ他方を開放する弁である。この吸気切替弁16は、車内吸気ダクト12または車外吸気ダクト14から吸入する空気をエアフィルタユニット20に排出する。
図2を参照すると、エアフィルタユニット20の断面図が示されている。エアフィルタユニット20は、ケース22、高密度フィルタ(第1フィルタ)24、低密度フィルタ(第2フィルタ)26、開閉弁28が備えられる。ケース22は、一端に吸気口22a、他端に排気口22bが設けられる例えば樹脂製のケースである。
高密度フィルタ24及び低密度フィルタ26は、ケース22の吸気口22aと排気口22bとの間に隙間なく仕切25に隔てられて設けられる。高密度フィルタ24は、例えばウイルスや微小粒子状物質等の空気中の細かいゴミや汚れを集塵することが可能なフィルタである。また、低密度フィルタ26は、例えば衣類からでる埃や砂塵等の空気中のゴミや汚れを集塵することが可能なフィルタである。換言すると、低密度フィルタ26は、高密度フィルタ24よりも密度の低いフィルタである。
開閉弁28は、軸28a、扉28bによって構成される。この開閉弁28は、軸28a周りで扉28bを例えば軸28aに設けられた図示しないモータを駆動して回動させることで低密度フィルタ26を閉止または開放することが可能である。
即ち、エアフィルタユニット20は、開閉弁28によって低密度フィルタ26を閉止することで、高密度フィルタ24のみによる集塵をして、空気中の細かいゴミや汚れを集塵することができる。
また、エアフィルタユニット20は、開閉弁28によって低密度フィルタ26を閉止せず開放することで、ケース22の吸気口22aから吸入する空気を高密度フィルタ24及び低密度フィルタ26によって集塵して排気口22bから排出することができる。これにより、エアコンユニット10は、車室内3に送り込む空気の量を低密度フィルタ26を閉止するときと比較して増加させることができる。
図1に戻り、熱交換器30は、図示しないエバポレータによって冷却された冷媒と空気とで熱交換して空気を冷やすことが可能である。また、熱交換器30は、図示しないエンジンの排熱を利用して空気を温めることが可能である。即ち、熱交換器30は、エアフィルタユニット20から吸入する空気の温度を調整してファン32に排出することができる。ファン32は、作動することで熱交換器30から車室内3に空気を循環させることができる。
車室内3に送り込む空気の量を増加させることは、図示しない窓ガラスに当てる風の量を増加させることや、車室内3の換気を効率よく行うことで、窓ガラスが曇ることを抑制することが可能である。
車内吸気ダクト12には、循環空気センサ60が取り付けられる。この循環空気センサ60は、接触する空気中に含まれるゴミや汚れを検出することができる。
車両1の後部には、車室内3と車両1の外部とを連通するリアベンチレーションダクト40が備えられる。このリアベンチレーションダクト40には、車内吸気ダクト12に取付けられる循環空気センサ60と同様の排出空気センサ62が取り付けられる。
これにより、エアコンユニット10が車内吸気ダクト12から空気を吸入するときは、循環空気センサ60によって車室内3の空気中に含まれるゴミや汚れを検出することができる。また、エアコンユニット10が車外吸気ダクト14から空気を吸入するときは、排出空気センサ62によって車室内3から排出される空気中に含まれるゴミや汚れを検出することができる。
エアコンユニット10は、車室内3に設けられた操作パネル64を乗員が操作することで、エアコンユニット10の作動操作及び車室内3の目標温度、風向、風量等の調整をすることが可能である。
車室内3には、室内カメラ66が取り付けられる。この室内カメラ66は、車室内3にいる乗員の表情や行動を撮像することが可能である。
図3を参照すると、本発明に係る空調装置の制御に係るECU50の接続構成がブロック図で示されている。ECU50は、図示しないエンジンの運転制御をはじめとして総合的な制御を行うための制御装置であり、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央処理装置(CPU)等を含んで構成されている。特に、ECU50には、風量制御部54、体調推定部56、及び自動運転走行制御部58が備えられる。
風量制御部54は、操作パネル64によって乗員が設定した風量に基づき、ファン32の回転速度を調整して風量を調整する制御プログラムが記憶される。
体調推定部56は室内カメラ66によって乗員の表情や行動から、乗員が風邪等の空気感染する感染症を患っていることを推定する制御プログラムが記憶される。
自動運転走行制御部58は、図示しないカメラやミリ波レーダ等から車両1の周辺を走行する車両や歩行者等の障害物を検出し、エンジンやブレーキ装置、ステアリング装置等を制御して車両1の加速、減速、操舵を運転手の操作に依らずに行う自動運転走行制御プログラムが記憶される。この自動運転走行制御部58は、車室内3に設けられた自動運転切替スイッチ68を乗員がONにすることで作動する。
このECU50の入力側には、循環空気センサ(空気状況検出部)60、排出空気センサ(空気状況検出部)62、操作パネル(風量設定部)64、室内カメラ66、及び自動運転切替スイッチ(自動運転走行制御選択部)68が電気的に接続されており、循環空気センサ60または排出空気センサ62からは車室内3の空気中に含まれるゴミや汚れの度合(以下、単に空気の汚れ度合という)が入力され、操作パネル64からは乗員によるエアコンユニット10の作動操作及び乗員によって設定された風量が入力され、室内カメラ66からは乗員の表情や行動が入力され、自動運転切替スイッチ68からは乗員による自動運転走行制御のON操作が入力される。
また、ECU50の出力側には、エアフィルタユニット20の開閉弁(開閉部)28が電気的に接続されており、開閉弁28を制御して開閉することで、低密度フィルタ26を閉止または開放することができる。
図4を参照すると、ECU50が実行する、本発明に係るエアコンユニット10の制御手順を示すルーチンがフローチャートで示されており、以下、同フローチャートに沿い説明する。
このフローチャートは、乗員が操作パネル64によってエアコンユニット10を作動させることでスタートする。
ステップS10では、自動運転切替スイッチ68によって乗員が自動運転走行制御をONにしたか否かが判別される。ステップS10の判別結果が偽(No)で自動運転走行制御をOFFにしたと判別すると、ステップS22に移行して低密度フィルタ26を開放して本ルーチンを終了する。また、ステップS10の判別結果が真(Yes)で自動運転走行制御をONにしたと判別すると、ステップS12に移行する。
即ち、ステップS10では、自動運転走行制御部58による自動運転走行制御がされておらず、車両1の走行が運転手の操作に依るときには、エアフィルタユニット20の開閉弁28によって低密度フィルタ26を開放する。これにより、エアコンユニット10から車室内3に送り込む空気の量を増加させることで、図示しない窓ガラスが曇ることを抑制することができる。
また、自動運転走行制御部58による自動運転走行制御がされており、車両1の走行が運転手の操作に依らないときには、後述するステップS12〜ステップS16次第ではステップS20に移行して低密度フィルタ26が閉止される。これにより、エアコンユニット10は、空気中の細かいゴミや汚れを取り除くことができる。換言すると、窓ガラスが曇る可能性があるが、自動運転走行制御が実行されているため、窓ガラスが曇っても車両1の走行に支障がないので車室内3の空気の清浄を優先することができる。
ステップS12では、循環空気センサ60または排出空気センサ62から検出される空気の汚れ度合が所定度合未満か否かを判別する。ステップS12の判別結果が真(Yes)で空気の汚れ度合が所定度合未満と判別すると、ステップS14に移行する。また、ステップS12の判別結果が偽(No)で空気の汚れ度合が所定度合以上と判別すると、ステップS16に移行する。
ステップS14では、体調推定部56によって乗員が空気感染する感染症を患って保菌者となっているか否かを推定する。ステップS14の判別結果が偽(No)で乗員の中に保菌者はいないと推定すると、ステップS22に移行して低密度フィルタ26を開放して本ルーチンを終了する。また、ステップS14の判別結果が真(Yes)で乗員の中に保菌者がいると推定すると、ステップS16に移行する。
即ち、ステップS12及びステップS14では、車室内3の空気の汚れが所定度合未満、または乗員の中に保菌者はいないと判別及び推定すると、ステップS22に移行して低密度フィルタ26を開放する。これにより、車室内3の空気の清浄をする必要がない場合にまで低密度フィルタ26を閉止しないことで、高密度フィルタ24のみでの使用頻度を低下させて高密度フィルタ24の目詰まり等の劣化を抑制することができる。
ステップS16では、操作パネル64によって乗員が設定した風量が規定量以上か否かを判別する。ステップS16の判別結果が真(Yes)で乗員が設定した風量が規定量以上であると判別すると、ステップS22に移行して低密度フィルタ26を開放して本ルーチンを終了する。また、ステップS16の判別結果が偽(No)で乗員が設定した風量が規定量未満であると判別すると、ステップS20に移行して低密度フィルタ26を閉止して本ルーチンを終了する。
乗員が風量を規定量以上に設定する場合として、例えば乗員が窓ガラスを通して車両1の外部の風景を眺めたい場合のような、窓ガラスを曇らせたくない場合に風量を調整することが考えられる。即ち、ステップS16では、設定した風量が規定量以上であると判別すると、低密度フィルタ26を開放して(ステップS22)エアコンユニット10から車室内3に送り込む空気の量を増加させることで窓ガラスが曇ることを抑制することができる。また、設定した風量が規定量未満であると判別すると、低密度フィルタ26を閉止し(ステップS20)、高密度フィルタ24のみによる集塵によって空気中の細かいゴミや汚れを取り除くことができる。
このようなECU50の制御により、本発明に係るエアコンユニット10は、自動運転走行制御が実行されており(ステップS10)、車室内3の空気が汚れている、または空気感染する感染症が車室内3に充満する可能性があるために車室内3の空気の清浄が望ましく(ステップS12、ステップS14)、乗員が設定した風量が規定量未満である(ステップS16)場合には、低密度フィルタ26を閉止し(ステップS20)、高密度フィルタ24のみによる集塵によって空気中の細かいゴミや汚れを取り除くことができる。
また、自動運転走行制御が実行されていない(ステップS10)または乗員が設定した風量が規定量以上である(ステップS16)場合には、低密度フィルタ26を開放して(ステップS22)エアコンユニット10から車室内3に送り込む空気の量を増加させることで窓ガラスが曇ることを抑制することができる。
以上説明したように、本発明に係る空調装置は、車両1に搭載された車室内3に送風するエアコンユニット10であって、車室内3に送風する空気を清浄する高密度フィルタ24と、高密度フィルタ24より低密度の低密度フィルタ26と、低密度フィルタ26を閉止または開放する開閉弁28と、車両1の走行を運転手の操作に依らずに行う自動運転走行制御部58を作動させる自動運転切替スイッチ68と、開閉弁28を制御するECU50と、を備え、ECU50は、自動運転切替スイッチ68によって自動運転走行制御部58が作動すると、開閉弁28によって低密度フィルタ26を閉止する。
従って、車両1が自動運転走行制御部58によって走行するときのような窓ガラスが曇っても走行に支障がないときに限り開閉弁28によって低密度フィルタ26を閉止して低密度フィルタ26より高密度の高密度フィルタ24によってのみ車室内3に送風する空気を清浄したので、窓ガラスが曇ることを抑制するより優先して車室内3に送風する空気を清浄することができる。
以上で本発明に係る空調装置の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、本実施形態では、室内カメラ66によって撮像される車室内3にいる乗員の表情や行動から体調推定部56が乗員の体調を推定するようにしたが、サーモカメラを用いて乗員の体温を測定して推定するようにしてもよい。
また、本実施形態では、高密度フィルタ24及び低密度フィルタ26の2つのフィルタを用いたが、3つ以上のフィルタを用い、適宜選択するようにしてもよい。
また、本実施形態では、開閉弁28によって低密度フィルタ26の閉止または開放を行っているが、開閉弁28のような構造でなくてもよく、低密度フィルタ26を開放するときに高密度フィルタ24を閉止するようにしてもよい。
1 車両
3 車室内
10 エアコンユニット(空調装置)
24 高密度フィルタ(第1フィルタ)
26 低密度フィルタ(第2フィルタ)
28 開閉弁(開閉部)
50 ECU(制御部)
56 体調推定部
58 自動運転走行制御部
60 循環空気センサ(空気状態検出部)
62 排出空気センサ(空気状態検出部)
64 操作パネル(風量設定部)
68 自動運転切替スイッチ(自動運転走行制御選択部)

Claims (4)

  1. 車両に搭載され、車室内に送風する空調装置であって、
    前記車室内に送風する空気を清浄する第1フィルタと、
    前記車室内に送風する空気を清浄する、前記第1フィルタより低密度の第2フィルタと、
    前記第2フィルタを閉止または開放する開閉部と、
    前記車両の走行を運転手の操作に依らずに行う自動運転走行制御部を作動させる自動運転走行制御選択部と、
    前記開閉部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記自動運転走行制御選択部によって前記自動運転走行制御部が作動すると、前記開閉部によって前記第2フィルタを閉止する空調装置。
  2. 前記車室内の空気の汚れを検出する空気状態検出部を有し、
    前記制御部は、前記空気状態検出部によって検出される前記車室内の空気の汚れが所定度合未満のとき、前記自動運転走行制御部の作動にかかわらず前記開閉部によって前記第2フィルタを開放する、請求項1に記載の空調装置。
  3. 前記車室内にいる乗員の体調を推定する体調推定部を有し、
    前記制御部は、前記乗員が空気感染する感染症患者ではないことを推定すると、前記自動運転走行制御部の作動にかかわらず前記開閉部によって前記第2フィルタを開放する、請求項1または2に記載の空調装置。
  4. 前記空調装置の風量を設定する風量設定部を有し、
    前記制御部は、前記風量設定部によって設定される前記空調装置の風量が規定量以上であるとき、前記自動運転走行制御部の作動にかかわらず前記開閉部によって前記第2フィルタを開放する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の空調装置。
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