JP2019101311A - 画像形成装置、色補正制御方法および色補正制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、色補正制御方法および色補正制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019101311A
JP2019101311A JP2017234243A JP2017234243A JP2019101311A JP 2019101311 A JP2019101311 A JP 2019101311A JP 2017234243 A JP2017234243 A JP 2017234243A JP 2017234243 A JP2017234243 A JP 2017234243A JP 2019101311 A JP2019101311 A JP 2019101311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
color
sheet
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017234243A
Other languages
English (en)
Inventor
弘成 木寺
Hironari Kidera
弘成 木寺
尚知 郡谷
Takatomo Koriya
尚知 郡谷
大樹 山中
Taiki Yamanaka
大樹 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2017234243A priority Critical patent/JP2019101311A/ja
Publication of JP2019101311A publication Critical patent/JP2019101311A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)

Abstract

【課題】両面印刷時における出力画像の色補正を迅速に行いつつ、当該色補正の精度を向上させるとともに、色補正の際の工数・負担を軽減することが可能な画像形成装置、色補正制御方法および色補正制御プログラムを提供する。【解決手段】画像形成装置は、用紙の第1面および第2面に画像を形成する両面印刷が可能な画像形成装置であって、用紙の第1面および第2面に画像を形成する画像形成部と、用紙に形成された画像の測色を行う測色部と、測色部に、用紙の第1面に形成された画像の測色を行わせ、第1面に形成された画像の測色結果と、第1面に形成された画像の色に与える影響を表す影響度とに基づいて、前記画像形成部による画像形成の色補正を行う制御部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置、色補正制御方法および色補正制御プログラムに関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)は、帯電した感光体ドラム(像担持体)に対して、画像データに基づくレーザー光を照射(露光)することにより静電潜像を形成する。そして、静電潜像が形成された感光体ドラムへ現像装置よりトナーを供給することにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。さらに、このトナー像を直接または間接的に用紙に転写させた後、定着ニップで加熱、加圧して定着させることにより用紙にトナー像を形成する。
用紙に形成された出力画像と、画像形成装置に入力された入力画像とを一致させるために出力の色補正が行われる。しかし、用紙の両面に印刷した場合、用紙の裏面に形成された出力画像に起因して、用紙の表面に形成された出力画像の色が変わるため、表面に形成された出力画像を用いて色補正を行うと誤差が生じる可能性がある。
このように、裏面にも画像が形成された用紙の表面の出力画像を用いた場合、色補正に誤差が生じることを避けるため、例えば、特許文献1には、用紙の裏面にも出力画像があるような用紙を色補正に用いない技術が開示されている。
特開2011−109446号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、用紙の裏面に出力画像がある場合、表面の出力画像を色補正に用いることができないので、色補正を行うためには、裏面に出力画像のない用紙を別途作成する必要がある。例えば、特許文献1に記載の技術では、両面印刷時の実際の出力画像を色補正に用いることができない。そのため、色補正を行う際の補正データを作成するのに時間がかかってしまい、ユーザーにも負担がかかってしまう。
本発明の目的は、両面印刷時における出力画像の色補正を迅速に行いつつ、当該色補正の精度を向上させるとともに、色補正の際の工数・負担を軽減することが可能な画像形成装置、色補正制御方法および色補正制御プログラムを提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、
用紙の第1面および第2面に画像を形成する両面印刷が可能な画像形成装置であって、
前記用紙の前記第1面および第2面に画像を形成する画像形成部と、
前記用紙に形成された画像の測色を行う測色部と、
前記測色部に、前記用紙の第1面に形成された画像の測色を行わせ、前記第1面に形成された画像の測色結果と、前記第1面に形成された画像の色に与える影響を表す影響度とに基づいて、前記画像形成部による画像形成の色補正を行う制御部と、
を備える。
本発明に係る色補正制御方法は、
用紙の第1面および第2面に画像を形成する両面印刷が可能な画像形成装置の色補正制御方法であって、
前記用紙の前記第1面および第2面に画像を形成し、
前記用紙に形成された画像の測色を行い、
前記用紙の第1面に形成された画像の測色を行い、前記第1面に形成された画像の測色結果と、前記第1面に形成された画像の色に与える影響を表す影響度とに基づいて、画像形成の色補正を行う。
本発明に係る色補正制御プログラムは、
用紙の第1面および第2面に画像を形成する両面印刷が可能な画像形成装置の色補正制御プログラムであって、
コンピューターに、
前記用紙の前記第1面および第2面に画像を形成する画像形成処理と、
前記用紙に形成された画像の測色を行う測色処理と、
前記用紙の第1面に形成された画像の測色を行い、前記第1面に形成された画像の測色結果と、前記第1面に形成された画像の色に与える影響を表す影響度とに基づいて、画像形成の色補正を行う色補正制御処理と、
を実行させる。
本発明によれば、両面印刷時における出力画像の色補正を迅速に行いつつ、当該色補正の精度を向上させるとともに、色補正の際の工数・負担を軽減することができる。
本実施の形態に係る画像形成システムの全体構成を概略的に示す図である。 本実施の形態に係る画像形成システムの制御系の主要部を示す図である。 第2面に単色の画像がある場合における、第1面の画像の色ずれを説明するための図である。 両面印刷時における非重複部および重複部を説明するための図である。 透過率と補正係数の関係を示す図である。 用紙の種類に対する透過率を示す図である。 用紙の色に対する透過率を示す図である。 用紙の坪量に対する透過率を示す図である。 階調に対する透過率を示す図である。 階調に対する補正係数を示す図である。 画像形成装置における色補正制御を実行するときの動作例の一例を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る画像形成システム100の全体構成を概略的に示す図である。図2は、本実施の形態に係る画像形成システム100の制御系の主要部を示す図である。
図1に示すように、画像形成システム100は、用紙Sの搬送方向に沿って上流側から、画像形成装置1および測色装置2が接続されて構成される。
画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に一次転写し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、給紙トレイユニット51a〜51cから送出された用紙Sに二次転写することにより、画像を形成する。
また、画像形成装置1には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
図2に示すように、画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60および制御部101を備える。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104等を備える。CPU102は、ROM103から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM104に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロック等の動作を集中制御する。このとき、記憶部72に格納されている各種データが参照される。記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部101は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部101は、例えば、外部の装置から送信された画像データ(入力画像データ)を受信し、この画像データに基づいて用紙Sに画像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
図1に示すように、画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11および原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11により、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることが可能となる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
図2に示すように、操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21及び操作部22として機能する。表示部21は、制御部101から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部101に出力する。
画像処理部30は、初期設定又はユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、制御部101の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部30は、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
図1に示すように、画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット42等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示及び説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、又はKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414、及びドラムクリーニング装置415等を備える。
感光体ドラム413は、例えばドラム状の金属基体の外周面に、有機光導電体を含有させた樹脂よりなる感光層が形成された有機感光体よりなる。
制御部101は、感光体ドラム413を回転させる駆動モーター(図示略)に供給される駆動電流を制御することにより、感光体ドラム413を一定の周速度で回転させる。
帯電装置414は、例えば帯電チャージャーであり、コロナ放電を発生させることにより、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。
露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。その結果、感光体ドラム413の表面のうちレーザー光が照射された画像領域には、背景領域との電位差により各色成分の静電潜像が形成される。
現像装置412は、二成分逆転方式の現像装置であり、感光体ドラム413の表面に各色成分の現像剤を付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。
現像装置412には、例えば帯電装置414の帯電極性と同極性の直流現像バイアス、または交流電圧に帯電装置414の帯電極性と同極性の直流電圧が重畳された現像バイアスが印加される。その結果、露光装置411によって形成された静電潜像にトナーを付着させる反転現像が行われる。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に当接され、弾性体よりなる平板状のドラムクリーニングブレード等を有し、中間転写ベルト421に転写されずに感光体ドラム413の表面に残留するトナーを除去する。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424、及びベルトクリーニング装置426等を備える。
中間転写ベルト421は無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも1つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー422よりもベルト走行方向下流側に配置されるローラー423Aが駆動ローラーであることが好ましい。これにより、一次転写部におけるベルトの走行速度を一定に保持しやすくなる。駆動ローラー423Aが回転することにより、中間転写ベルト421は矢印A方向に一定速度で走行する。
中間転写ベルト421は、導電性および弾性を有するベルトであり、表面に高抵抗層を有する。中間転写ベルト421は、制御部101からの制御信号によって回転駆動される。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光体ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光体ドラム413に圧接されることにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424は、駆動ローラー423Aのベルト走行方向下流側に配置されるバックアップローラー423Bに対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424がバックアップローラー423Bに圧接されることにより、中間転写ベルト421から用紙Sへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光体ドラム413上のトナー像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側、つまり一次転写ローラー422と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、用紙Sが二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像が用紙Sに二次転写される。具体的には、二次転写ローラー424に二次転写バイアスを印加し、用紙Sの裏面側、つまり二次転写ローラー424と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は用紙Sに静電的に転写される。トナー像が転写された用紙Sは定着部60に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置426は、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーを除去する。
定着部60は、用紙Sの定着面、つまりトナー像が形成されている面側に配置される定着面側部材を有する上側定着部60A、用紙Sの裏面つまり定着面の反対の面側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部60B、および加熱源等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙Sを挟持して搬送する定着ニップが形成される。
定着部60は、トナー像が二次転写され、搬送されてきた用紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。定着部60は、定着器F内にユニットとして配置される。
上側定着部60Aは、定着面側部材である無端状の定着ベルト61、加熱ローラー62および定着ローラー63を有する。定着ベルト61は、加熱ローラー62と定着ローラー63とによって張架されている。
下側定着部60Bは、裏面側支持部材である加圧ローラー64を有する。加圧ローラー64は、定着ベルト61との間で用紙Sを挟持して搬送する定着ニップを形成している。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52、及び搬送経路部53等を備える。給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類毎に収容される。
搬送経路部53は、レジストローラー対53a等の複数の搬送ローラー対、用紙Sを画像形成部40および定着部60を通過させ、画像形成装置1の機外に排出する通常搬送路53bと、定着部60を通った用紙Sの表裏を反転させた後、画像形成部40の上流で再び通常搬送路53bに合流させる反転搬送路53cとを有する。両面印刷時には、最初に通常搬送路53bを通る際に用紙Sの表面、つまり、第1面にトナー像が形成され、反転搬送路53cを通過した後、再び通常搬送路53bを通る際に用紙Sの裏面、つまり、第2面にトナー像が形成されるようになっている。
給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。画像形成部40においては、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。画像形成された用紙Sは、排紙ローラー52aを備えた排紙部52により機外に排紙される。
測色装置2は、画像形成装置1から排紙された用紙Sに形成されたトナー像、つまり、画像を測色する測色部200を有する。測色部200は、例えばスキャナー等であり、用紙Sの搬送経路を挟むように一対設けられている。上側の測色部200は、用紙Sの第2面における画像の色情報を検出し、下側の測色部200は、用紙Sの第1面における画像の色情報を検出する。測色部200は、用紙Sから検出した画像の色情報を画像形成装置1の制御部101にフィードバックする。
用紙Sに形成された画像(以下、出力画像)は、入力画像のRGB値やCMYK値と一致することが望ましいが、例えば出力される用紙の種類によって、用紙の色やトナーのしみこみ具合が変わるので、出力画像の色がそれぞれにおいて異なる場合がある。そのため、入力画像の色値を補正の目標値として色補正が行われる。
制御部101は、測色部200によりフィードバックされた色情報を元に、入力画像の色値を補正の目標値として色補正を行う。
また、制御部101は、測色部200に、第1面および第2面に画像が形成された用紙の第1面に形成された画像の測色を行わせ、第1面に形成された画像の測色結果と、第2面に形成された画像の、第1面に形成された画像の色に与える影響を表す影響度とに基づいて、画像形成部40による画像形成の色補正を行う。制御部101は、測色部200による第1用紙の測色結果を取得し、当該第1用紙の測色結果を用いて、第1用紙の後の第2用紙における色補正を行う。
用紙Sの両面に印刷すると、何れか一方の面から見た場合、他方の面に形成された出力画像の色が透けて見えたりすること等に起因して、用紙の一方の面に形成された色が変わるため、一方の面に形成された出力画像を用いて色補正を行うと誤差が生じる可能性がある。
しかし、本実施の形態では、用紙Sの第2面に形成される出力画像が第1面の画像に与える影響を考慮して出力の色補正を行うので、第2面に形成される出力画像が第1面の画像に与える影響に起因して、第1面に形成された出力画像を用いた色補正に誤差が生じることを抑制することができる。
ここで、第1面および第2面に形成された両面画像を用いた色補正方法の一例について説明する。例えば、用紙Sの両面印刷において、第1面がイエローのベタ画像で、第2面がシアンのベタ画像である場合の、第1面の色補正に用いるパラメーターを表1に示す。表1では、色補正の対象となる色値として、L*a*b色空間におけるL値、a値、b値を例示するが、その他のものであっても良い。
Figure 2019101311
表1における第1面の色補正に用いるパラメーターについて説明する。目標値は、第1面に形成される画像における入力画像の色値であり、例えば、枚葉印刷用ジャパンカラー(登録商標)に基づく値である。また、1枚目に印刷される色値の測色結果等を目標値としても良い。このようにすることで、実際の印刷ジョブの1枚目の画像の測色結果を用いることで、印刷ジョブ全体の色値を当該1枚目の画像の測色結果に合わせることができるので、印刷ジョブ全体としての色ずれを低減することができる。
測定値は、測色装置2における測色部200による第1面に形成された出力画像の測色結果である。
影響度は、第2面に形成される画像の、第1面に形成される画像に与える影響を示す値である。影響度の詳細については後述する。
推定値は、第2面における画像の影響がないとした場合における、第1面の画像の色値の推定値である。つまり、推定値は、第1面の画像の色値の実測値から、第2面に形成される画像の、第1面に形成される画像に与える影響を差し引いた値であり、例えば、表1の測定値と、表1の影響度に所定の補正係数を乗算した値との差分値で示される。
また、補正係数は、用紙Sの透過率等によって変動する係数である。用紙Sの透過率によって、第1面から見た場合の第2面の画像の透過しやすさが変わり、それに伴い影響度を加減する必要があるので、推定値の算出には、補正係数が用いられる。補正係数の詳細については後述する。なお、表1では、補正係数を1として推定値が算出されている。
補正量は、制御部101にフィードバックされて目標値に加減される値であり、例えば、推定値と目標値との差分値で示される。
次に、表1を用いて補正の一例について説明する。表1における色値のうち、L値の場合、測定値が85とであり、第1面がイエローのベタ画像で第2面がシアンのベタ画像のときにおける、影響度が−1であるので推定値が85と−1との差分である86となる。その結果、補正量が、目標値の89.1と推定値の86との差分値である3.1となる。この補正量が、制御部101にフィードバックされ、現像バイアス等に適用されて、L値の目標値が色補正される。a値、b値の目標値についても同様に、それぞれ補正量が算出された上で色補正される。
次に、影響度について説明する。影響度は、上述した通り、第2面に形成される画像の、第1面に形成される画像に与える影響を示す値であるが、第2面の画像のトナー量によって、その値が変動する。
第2面における画像の色が単色である場合、図3に示す6角形状のラインを通るように第1面における画像の色ずれが発生することが確認されている。6角形状のラインの各頂点は、イエロー(Yellow)、レッド(Red)、マゼンタ(Magenta)、ブルー(Blue)、シアン(Cyan)、グリーン(Green)の各目標値を示しており、時計回り方向においてこの順に並んでいる。
イエロー、マゼンタ、シアンは単色の色を示している。レッドはイエローとマゼンタの混合色を示し、イエローとマゼンタの頂点に挟まれた頂点部分に位置する。ブルーはマゼンタとシアンの混合色を示し、マゼンタとシアンの頂点に挟まれた頂点部分に位置する。グリーンはイエローとシアンの混合色を示し、イエローとシアンの頂点に挟まれた頂点部分に位置する。
例えば、第1面における画像の色がイエローであり、第2面における画像の色がシアンである場合、第1面における画像の色は、仮に目標値通りに形成されたとしても、目標値であるM1から、第2面における画像のトナー量によって、イエローとシアンの混合色であるグリーン側に色値がずれていく。
例えば、第2面における画像のトナー量が、第1面に影響がほとんどない程度に少ない場合、第1面の色値はM1からややグリーン側にずれたM2の値となる。第2面における画像のトナー量が、第1面に比較的多くの影響を与える場合、第1面の色値はM1,M2からさらにグリーン側にずれたM3の値となる。
なお、第1面における画像の色がイエローであり、第2面における画像の色がマゼンタである場合、例えば、M1から第2面におけるトナー量によって、イエローとマゼンタの混合色であるレッド側に色値がずれていく。また、第1面における画像の色がマゼンタであり、第2面における画像の色がシアンである場合、例えば、マゼンタの頂点部分の色値から、第2面におけるトナー量によって、マゼンタとシアンの混合色であるブルー側に色値がずれていく。
このように、第2面における画像のトナー量によって、第1面における画像の色に影響を与える度合いが変動する。そのため、当該度合いを影響度として設定して、補正量を算出するためのパラメーターとして用いることにより、第2面における画像の影響を考慮した補正量を算出することが可能となる。すなわち、制御部101は、第2面に形成される画像の、第1面に形成される画像に与える影響度に基づいて、色補正における補正量を算出する。
表1における影響度としては、実験等により予め設定された値が用いられている。そして、トナー量や用紙Sの種類等により値が変動する補正係数を影響度に乗算することにより、補正量が調整される。なお、表1における影響度は、イエローのベタ画像に対するシアンのベタ画像が影響する度合いを示しているが、ベタ画像以外にも階調を異ならせた複数のデータに対応した影響度を記憶部72に記憶させておいても良い。また、様々な条件に関連付けられた影響度をテーブル等により記憶部72に記憶させておいても良い。また、各色のベタ画像において濃度を異ならせた複数のデータに対応した影響度を記憶部72に記憶させておいても良い。
また、制御部101は、入力画像データ等から表裏の画像位置に基づいて、影響度を算出するようにしても良い。図4に示すように、両面印刷においては、第1面から見た際に、第1面における画像T1と、第2面における画像T2とで重複しない非重複部T11と、重複する重複部T12とを有する画像が形成される場合がある。
制御部101は、両面印刷において、第1面が非重複部T11と重複部T12とを有する場合、非重複部T11の色情報と重複部T12の色情報とに基づいて影響度を算出する。すなわち、制御部101は、測色部200における測色結果を用いて影響度を算出する。影響度は、例えば、非重複部T11の測定値と重複部T12の測定値との差分値である。
画像T1の色がイエローであり、画像T2の色がシアンである場合における、各測定値と、影響度とを表2に示す。
Figure 2019101311
表2における色値のうち、L値の場合、非重複部T11の測定値が89となり、重複部T12の測定値が85となる。そのため、制御部101は、89と85との差分値である−4を影響度として算出する。a値、b値についても同様に影響度を算出する。そして、制御部101は、算出した影響度を用いて補正量を算出する。算出された影響度は、記憶部72等に記憶される。
重複部T12の部分については、第2面の影響を受けているが、非重複部T11の部分については、第2面の影響をほとんど受けていない。そのため、非重複部T11と重複部T12との差分値を影響度とする、つまり、非重複部T11の実測値を用いて影響度を算出することにより、実際の測定値に合わせた影響度とすることができる。
また、影響度の算出については、所定の印刷ジョブにおける画像形成における出力画像を用いることで行っても良いし、印刷ジョブとは別に、制御部101が、用紙Sの第1面が、重複部および非重複部を有するパッチ画像を形成するように画像形成部40を制御しても良い。
この場合、制御部101は、測色部200による当該用紙Sの測色結果を用いて、当該用紙Sの後の用紙Sにおける色補正を行う。印刷ジョブによっては、重複部および非重複部の両方が存在せず、影響度を算出できない場合が起こり得る。しかし、上記のようなパッチ画像を形成することで、実際の測定値に合わせた影響度を容易に算出することができるので、実際のジョブの出力画像に重複部と非重複部とが存在しなくても、実際の状況に応じた影響度を算出することができる。そして、記憶部72等における、実際の測定値に合わせた影響度を随時更新することができる。その結果、予め記憶された影響度を用いるよりも、装置の都合や印字の際の環境条件等の実際の状況に合わせた適切な影響度を算出することができる。
また、パッチ画像を形成する際における、第1面に形成される画像と、第2面に形成される画像との間における色の組み合わせ等は、任意に設定される。
また、第1面が非重複部T11および重複部T12の両方を有さない場合には、制御部101は、予め設定した影響度に基づいて、補正量を算出するようにすれば良い。
次に、補正係数について説明する。補正係数は、上述した通り、用紙Sの透過率等によって変動する係数である。具体的には、図5に示すように、補正係数は、用紙Sの透過率が大きくなるほど高くなるように設定される。用紙Sの透過率が高くなるほど、第1面から見た際に、第2面における画像の色が透けて見えやすくなるからである。
そして、制御部101は、用紙Sの透過率に基づいて、色補正の補正量を算出する。具体的には、制御部101は、図5のようなグラフを参照する等して、用紙Sの透過率に応じて補正係数を変更することで、色補正の補正量を算出する。このように、変更した補正係数を上述した影響度に乗算することで、用紙Sの透過率等を考慮した補正量を算出することができる。なお、図6〜図9にて用いられる透過率は、公知の方法等により算出される。
また、図6に示すように、用紙Sの透過率は、用紙Sの種類に応じて変動する。例えば、普通紙と、コート紙とを比較すると、コート紙の第1面がコーティングされて、第1面から見た際に、第2面における画像の色が透けて見えにくくなることから、コート紙の方が普通紙よりも透過率が大きくなる。そのため、制御部101は、用紙Sの種類に応じて補正係数を変更することにより、色補正の補正量を算出する。これにより、用紙Sの種類に応じた適切な色補正を行うことができる。なお、図6における普通紙とコート紙は、同一の坪量である。
また、図7に示すように、用紙Sの透過率は、用紙Sの色に応じて変動する。例えば、イエロー(Yellow)、マゼンタ(Magenta)、シアン(Cyan)、ブラック(Black)とで、第2面の色が濃い色になるほど第1面から透けて見えやすくなる。具体的には、ブラックのときが最も透過率が高くなり、マゼンタおよびシアンが同じ透過率となり、イエローが最も透過率が低くなる。なお、図7において各色の画像を形成した用紙Sの坪量は、全て同一である。
そのため、制御部101は、用紙Sに形成された画像の色に応じて補正係数を変更することにより、色補正の補正量を算出する。これにより、用紙Sの色に応じた適切な色補正を行うことができる。
また、図8に示すように、用紙Sの透過率は、用紙Sの坪量に応じて変動する。用紙Sの坪量が大きくなるほど、用紙Sの透過率が小さくなる。なお、図8における黒丸は、画像の色がブラックであることを示し、図8における三角は画像の色がシアンであることを示している。また、図8におけるバツは画像の色がマゼンタであることを示し、図8における白丸は画像の色がイエローであることを示している。図9および図10も同様である。
一般的に、用紙Sの坪量が大きくなるほど用紙Sの厚みが大きくなることが知られている。用紙Sの厚みが大きくなると、用紙Sが厚くなる分、第2面の色が第1面から透けて見えにくくなる。具体的には、用紙Sの坪量が100g/mになると、透過率は0%となり、第1面が第2面の色の影響をほとんど受けなくなる。
そのため、制御部101は、用紙Sの坪量に応じて、補正係数を変更することにより、色補正の補正量を算出する。これにより、用紙Sの坪量に応じた適切な色補正を行うことができる。なお、制御部101は、用紙Sの厚みに応じて、色補正の補正量を算出しても良い。
また、図9に示すように、用紙Sの透過率は、第2面のトナー量が多くなるほど、大きくなる。なお、図9では、トナー量を階調で示している。つまり、第2面のトナー量が多くなるほど、第1面から透けて見えやすくなる。
そのため、制御部101は、用紙Sの第2面のトナー量に応じて、補正係数を変更することにより、色補正の補正量を算出する。これにより、用紙Sの第2面のトナー量に応じた適切な色補正を行うことができる。
また、第1面のトナー量が多くなると、その裏側にある画像の色が透けて見えにくくなるため、補正係数と第1面のトナー量との関係は、図10に示すように、第1面のトナー量が多くなるほど、補正係数が小さくなるような関係となる。そのため、制御部101は、用紙Sの第1面のトナー量に応じて、補正係数を変更することにより、色補正の補正量を算出する。これにより、用紙Sの第1面のトナー量に応じた適切な色補正を行うことができる。
次に、画像形成装置1における色補正制御を実行するときの動作例について説明する。図11は、画像形成装置1における色補正制御を実行するときの動作例の一例を示すフローチャートである。図11における処理は、例えば、画像形成装置1において、両面印刷の印刷ジョブが実行された際に適宜実行される。
図11に示すように、制御部101は、測色部200における出力画像の測色結果を取得する(ステップS101)。次に、制御部101は、出力画像における第1面が、重複部T12と非重複部T11を有するか否かについて判定する(ステップS102)。
判定の結果、第1面が重複部T12と非重複部T11を有しない場合(ステップS102、NO)、つまり、第1面に重複部T12と非重複部T11とが混在しない場合、処理はステップS104に遷移する。一方、第1面が重複部T12と非重複部T11を有する場合(ステップS102、YES)、制御部101は、重複部T12と非重複部T11の差分値から影響度を算出する(ステップS103)。
次に、制御部101は、補正係数を算出する(ステップS104)。具体的には、用紙Sの種類や坪量等の情報とトナーの色、トナー量から用紙Sの透過率を算出することにより、補正係数を算出する。
次に、制御部101は、影響度および補正係数に基づいて推定値を算出する(ステップS105)。この場合の影響度は、ステップS102でYESの場合、ステップS103で算出された影響度であり、ステップS102でNOの場合、予め設定された影響度である。
次に、制御部101は、推定値に基づいて補正量を算出する(ステップS106)。次に、制御部101は、算出した補正量を画像形成部40における画像形成条件にフィードバックする(ステップS107)。
次に、制御部101は、印刷ジョブが終了したか否かについて判定する(ステップS108)。判定の結果、印刷ジョブが終了していない場合(ステップS108、NO)、処理はステップS101に戻る。一方、印刷ジョブが終了した場合(ステップS108、YES)、本制御は終了する。
以上のように構成された本実施の形態によれば、第1面に形成された画像の測色結果と、用紙Sの第2面に形成される画像の影響度とに基づいて、第1面に形成される出力画像を用いた色補正を行うので、両面印刷時における出力画像の補正の精度を向上させることができる。
ところで、特許文献1に記載の技術では、両面印刷時における出力画像の補正を行わないため、両面印刷が行われる用紙の時は、補正データを取得することができないため、出力画像の補正を行う際の補正データを作成するのに時間がかかってしまい、ユーザーにも負担がかかってしまう。しかし、本実施の形態では、用紙Sの第2面に形成される出力画像が第1面の出力画像に与える影響を考慮して、用紙Sの第1面に形成される出力の補正を行うことができるので、不足無く出力画像の補正データを取得することができる。その結果、両面印刷時における第1面の出力画像を用いた色補正を迅速に行うことができるので、色補正の際の工数・負担を軽減することができる。
なお、上記実施の形態では、画像形成装置1の外部に設けられた測色装置2により、用紙Sに形成された画像の測色を行っていたが、本発明はこれに限定されず、画像形成装置1の内部に測色部200を有する構成であっても良い。
また、上記実施の形態では、測色部200が搬送経路を挟んで2つ設けられた構成であったが、本発明はこれに限定されず、測色部200を1つのみ、つまり、用紙Sの片面ずつ測色する構成であっても良い。この場合、例えば、図1における定着部60の下流側であって、反転搬送路53cの入口より上流側に測色部200を設けるようにすれば良い。
また、上記実施の形態では、用紙Sの表面を第1面、裏面を第2面として説明したが、用紙Sの裏面を第1面、表面を第2面としても良い。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 画像形成装置
2 測色装置
40 画像形成部
53c 反転搬送路
101 制御部
200 測色部

Claims (18)

  1. 用紙の第1面および第2面に画像を形成する両面印刷が可能な画像形成装置であって、
    前記用紙の前記第1面および第2面に画像を形成する画像形成部と、
    前記用紙に形成された画像の測色を行う測色部と、
    前記測色部に、前記用紙の第1面に形成された画像の測色を行わせ、前記第1面に形成された画像の測色結果と、前記第1面に形成された画像の色に与える影響を表す影響度とに基づいて、前記画像形成部による画像形成の色補正を行う制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記用紙の第1面および第2面に形成された画像の入力画像の色情報並びに前記用紙の第1面および第2面に形成された画像の画像位置の少なくとも一方に基づいて前記色補正を行う、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記画像形成部による画像形成の色補正の目標値に基づいて、前記色補正における補正量を算出する、
    請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成部による画像形成の色補正の目標値は、前記用紙の第1面に形成される画像の入力画像の色情報、又は、前記第1面に形成された画像の測色結果である、
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 記憶部をさらに有し、
    前記影響度は、前記記憶部に予め記憶されている、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、
    前記第1面に形成された画像が、前記第2面に形成された画像との間で画像位置が重複する重複部と、前記第2面に形成される画像との間で前記画像位置が重複しない非重複部とを有する場合、前記重複部の色情報と前記非重複部の色情報とに基づいて、前記影響度を算出する、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    前記画像形成部に、前記用紙の第1面に形成された画像が、前記第2面に形成された画像との間で画像位置が重複する重複部と、前記第2面に形成される画像との間で前記画像位置が重複しない非重複部を有するパッチ画像を形成させ、
    前記第1面のパッチ画像の測色結果を用いて前記影響度を算出し前記色補正を行う、
    請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記用紙は、両面印刷のジョブにおいて出力された、前記第1面および第2面に画像が形成された用紙であり、
    前記目標値は、前記用紙の第1面に形成された画像の測色結果であり、
    前記制御部は、
    前記ジョブの最中に前記色補正を行い、前記色補正を行った後に、前記ジョブにおける画像形成を続ける、
    請求項4〜6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記用紙の透過率に基づいて前記色補正の補正量を算出する、
    請求項1〜8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記用紙の種類に応じて前記補正量を算出する、
    請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記用紙の厚みに応じて前記補正量を算出する、
    請求項9または請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、前記用紙の坪量に応じて前記補正量を算出する、
    請求項9〜11の何れか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御部は、前記画像の色に応じて前記補正量を算出する、
    請求項9〜12の何れか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記制御部は、前記第2面に形成された画像の色に応じて前記補正量を算出する、
    請求項9〜13の何れか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記制御部は、前記第2面に形成された画像のトナー量に応じて前記補正量を算出する、
    請求項9〜14の何れか1項に記載の画像形成装置。
  16. 前記制御部は、前記第1面に形成された画像のトナー量に応じて前記補正量を算出する、
    請求項9〜15の何れか1項に記載の画像形成装置。
  17. 用紙の第1面および第2面に画像を形成する両面印刷が可能な画像形成装置の色補正制御方法であって、
    前記用紙の前記第1面および第2面に画像を形成し、
    前記用紙に形成された画像の測色を行い、
    前記用紙の第1面に形成された画像の測色を行い、前記第1面に形成された画像の測色結果と、前記第1面に形成された画像の色に与える影響を表す影響度とに基づいて、画像形成の色補正を行う色補正制御方法。
  18. 用紙の第1面および第2面に画像を形成する両面印刷が可能な画像形成装置の色補正制御プログラムであって、
    コンピューターに、
    前記用紙の前記第1面および第2面に画像を形成する画像形成処理と、
    前記用紙に形成された画像の測色を行う測色処理と、
    前記用紙の第1面に形成された画像の測色を行い、前記第1面に形成された画像の測色結果と、前記第1面に形成された画像の色に与える影響を表す影響度とに基づいて、画像形成の色補正を行う色補正制御処理と、
    を実行させる色補正制御プログラム。
JP2017234243A 2017-12-06 2017-12-06 画像形成装置、色補正制御方法および色補正制御プログラム Pending JP2019101311A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017234243A JP2019101311A (ja) 2017-12-06 2017-12-06 画像形成装置、色補正制御方法および色補正制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017234243A JP2019101311A (ja) 2017-12-06 2017-12-06 画像形成装置、色補正制御方法および色補正制御プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019101311A true JP2019101311A (ja) 2019-06-24

Family

ID=66973590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017234243A Pending JP2019101311A (ja) 2017-12-06 2017-12-06 画像形成装置、色補正制御方法および色補正制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019101311A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006139089A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Canon Inc カラー画像形成装置
JP2009166389A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Canon Inc キャリブレーションデータ作成方法、及び情報処理装置
JP2010118808A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Sharp Corp 画像データ処理装置、画像データ処理方法、プログラム及び記録媒体
JP2013118517A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Canon Inc 画像処理装置および画像処理方法
JP2017072632A (ja) * 2015-10-05 2017-04-13 コニカミノルタ株式会社 画像読取装置及び画像形成システム
JP2017107135A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム、画像形成装置および画像形成方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006139089A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Canon Inc カラー画像形成装置
JP2009166389A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Canon Inc キャリブレーションデータ作成方法、及び情報処理装置
JP2010118808A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Sharp Corp 画像データ処理装置、画像データ処理方法、プログラム及び記録媒体
JP2013118517A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Canon Inc 画像処理装置および画像処理方法
JP2017072632A (ja) * 2015-10-05 2017-04-13 コニカミノルタ株式会社 画像読取装置及び画像形成システム
JP2017107135A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム、画像形成装置および画像形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018148481A (ja) 画像読取装置および画像形成システム
JP6256446B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システムおよび濃度ムラ補正方法
JP5928494B2 (ja) 画像形成装置
JP5272105B2 (ja) 画像形成装置
EP3309621B1 (en) An image forming apparatus and a recording medium
US10788780B2 (en) Image forming apparatus and correction control program
JP4955421B2 (ja) 画像形成装置
JP2019101311A (ja) 画像形成装置、色補正制御方法および色補正制御プログラム
JP5222623B2 (ja) 画像形成装置
JP6965550B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム、補正制御方法および補正制御プログラム
JP6750391B2 (ja) 画像形成システム、画像形成装置、階調補正方法および階調補正プログラム
JP6206453B2 (ja) 画像形成装置
JP2019074723A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム
JP2015114476A (ja) 画像形成システム
JP7358976B2 (ja) 光源設定装置、光源設定方法および光源設定プログラム
JP6903995B2 (ja) 画像形成装置
JP5135168B2 (ja) 画像形成装置
JP6834361B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム、色補正方法および色補正プログラム
JP6844196B2 (ja) 画像形成装置および画像形成プログラム
JP6922378B2 (ja) 画像形成装置および搬送制御方法
JP6855775B2 (ja) 画像形成装置および階調補正方法
JP2024004206A (ja) 画像形成装置および画像処理装置
JP2021076809A (ja) 画像形成装置及び画像不良位置の特定方法
JP2021097265A (ja) 色調整装置、画像形成装置および色調整プログラム
JP2019180084A (ja) 画像読取装置および画像形成システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190708

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20191011

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220405