JP2019097107A - 画像処理装置、制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】給電装置から電力の供給を受け付ける画像処理装置において、適切な動作モードでジョブを実行することを目的とする。【解決手段】前記画像処理装置の外部の給電装置から電力の供給を受ける接続部と、前記給電装置が前記画像処理装置に対して供給可能な電力である供給可能電力を示す電力情報を取得する取得部と、消費電力が異なる複数の動作モードのうち、前記取得された前記電力情報が示す供給可能電力に基づく動作モードで、画像処理のためのジョブを実行する制御部と、を有する画像処理装置を提供することで課題を解決する。【選択図】図2
Description
本発明は、画像処理装置、制御方法及びプログラムに関する。
消費電力が異なる複数の動作モードのうちいずれかの動作モードでジョブを処理する画像処理装置が知られている。
特許文献1には、消費電力を低減することが可能な複数の電力低減手法をユーザに提示し、ユーザにて選択された電力低減手法を用いて消費電力を低減させる記録装置が開示されている。
特許文献1には、消費電力を低減することが可能な複数の電力低減手法をユーザに提示し、ユーザにて選択された電力低減手法を用いて消費電力を低減させる記録装置が開示されている。
ところで、USB・PD(USBパワーデリバリー:USB Power Delivery)のような、給電装置から、画像処理装置のような受電装置に対して電力を供給するための電力供給規格が知られている。このような電力供給規格によって給電装置から受電する受電装置において、ジョブを実行する際の動作モードを適切に制御することが要望されている。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、ユーザが手動で電力低減手法(動作モード)を選択する必要があり、ユーザによっては、動作モードが適切に選択されないことがあるという課題がある。そのため、上述のような受電装置に、特許文献1に開示された技術を適用すると、ジョブが適切な動作モードで実行されないことがあるという課題がある。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、ユーザが手動で電力低減手法(動作モード)を選択する必要があり、ユーザによっては、動作モードが適切に選択されないことがあるという課題がある。そのため、上述のような受電装置に、特許文献1に開示された技術を適用すると、ジョブが適切な動作モードで実行されないことがあるという課題がある。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、給電装置から電力の供給を受け付ける画像処理装置において、適切な動作モードでジョブを実行することを目的とする。
本発明による画像処理装置は、画像処理装置であって、
前記画像処理装置の外部の給電装置から電力の供給を受ける接続部と、
前記給電装置が前記画像処理装置に対して供給可能な電力である供給可能電力を示す電力情報を取得する取得部と、
消費電力が異なる複数の動作モードのうち、前記取得された前記電力情報が示す供給可能電力に基づく動作モードで、画像処理のためのジョブを実行する制御部と、を有することを特徴とする。
前記画像処理装置の外部の給電装置から電力の供給を受ける接続部と、
前記給電装置が前記画像処理装置に対して供給可能な電力である供給可能電力を示す電力情報を取得する取得部と、
消費電力が異なる複数の動作モードのうち、前記取得された前記電力情報が示す供給可能電力に基づく動作モードで、画像処理のためのジョブを実行する制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、給電装置から電力の供給を受け付ける画像処理装置において、適切な動作モードでジョブを実行することが可能になる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同じ機能を有するものには同じ符号を付け、その説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
本発明を適用した画像処理装置及び、本発明を適用した記録装置に対して給電を行う給電装置について説明する。本実施形態において、画像処理装置として、記録装置であり、記録剤としてインクを用いて記録媒体上に画像を形成するインクジェット方式のマルチファンクションプリンタ(MFP)を例示している。なお、記録装置は、フルカラープリンタやモノクロプリンタであっても良いし、印刷方式は、インクジェット方式に限定されず、例えば、電子写真方式であっても良い。また、画像処理装置は、記録媒体上の画像や文字を読み取る読み取り装置(スキャナ)であっても良いし、記録機能と読み取り機能の両方を備えていても良い。また、本実施形態において、給電装置としてパーソナルコンピュータ(PC)を例示している。なお、給電装置は、画像処理装置への給電機能を有する装置であれば良く、例えば、スマートホン、PC、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ、ハードディスク(HDD)、画像処理装置に取り付け可能なオプション機器等の装置でもあっても良い。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電力システムを示す概略構成図である。図1に示す電力システムは、給電装置10と、記録装置20とを有する。給電装置10および記録装置20は、ケーブル30を介して互いに電気的に接続されている。ケーブル30は、電力伝送および通信の両方に対応したケーブルである。
給電装置10は、商用電源などの外部電源(図1では、図示せず)と電気的に接続する電源ケーブル11を備え、外部電源から電源ケーブル11を介して供給された電力を、ケーブル30を介して記録装置20に供給する。また、給電装置10は、ケーブル30を介して記録装置20と通信可能である。
記録装置20は、給電装置10からケーブル30を介して供給された電力で動作する電気機器(受電装置)であり、紙などの記録媒体に画像を記録する。記録装置20は、ケーブル30を介して給電装置10と通信可能である。また、記録装置20は、外部電源と電気的に接続する電源ケーブル21を備えており、外部電源から電源ケーブル21を介して供給された電力で動作することもできる。
給電装置10から記録装置20に対して電力を供給するための電力供給規格は、本実施形態では、USB・PB(USBパワーデリバリー)である。このため、ケーブル30は、USB・PBに対応したUSBケーブルである。
(第1の実施形態)
本発明を適用した画像処理装置及び、本発明を適用した記録装置に対して給電を行う給電装置について説明する。本実施形態において、画像処理装置として、記録装置であり、記録剤としてインクを用いて記録媒体上に画像を形成するインクジェット方式のマルチファンクションプリンタ(MFP)を例示している。なお、記録装置は、フルカラープリンタやモノクロプリンタであっても良いし、印刷方式は、インクジェット方式に限定されず、例えば、電子写真方式であっても良い。また、画像処理装置は、記録媒体上の画像や文字を読み取る読み取り装置(スキャナ)であっても良いし、記録機能と読み取り機能の両方を備えていても良い。また、本実施形態において、給電装置としてパーソナルコンピュータ(PC)を例示している。なお、給電装置は、画像処理装置への給電機能を有する装置であれば良く、例えば、スマートホン、PC、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ、ハードディスク(HDD)、画像処理装置に取り付け可能なオプション機器等の装置でもあっても良い。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電力システムを示す概略構成図である。図1に示す電力システムは、給電装置10と、記録装置20とを有する。給電装置10および記録装置20は、ケーブル30を介して互いに電気的に接続されている。ケーブル30は、電力伝送および通信の両方に対応したケーブルである。
給電装置10は、商用電源などの外部電源(図1では、図示せず)と電気的に接続する電源ケーブル11を備え、外部電源から電源ケーブル11を介して供給された電力を、ケーブル30を介して記録装置20に供給する。また、給電装置10は、ケーブル30を介して記録装置20と通信可能である。
記録装置20は、給電装置10からケーブル30を介して供給された電力で動作する電気機器(受電装置)であり、紙などの記録媒体に画像を記録する。記録装置20は、ケーブル30を介して給電装置10と通信可能である。また、記録装置20は、外部電源と電気的に接続する電源ケーブル21を備えており、外部電源から電源ケーブル21を介して供給された電力で動作することもできる。
給電装置10から記録装置20に対して電力を供給するための電力供給規格は、本実施形態では、USB・PB(USBパワーデリバリー)である。このため、ケーブル30は、USB・PBに対応したUSBケーブルである。
図2は、記録装置20のハードウェアの構成を示すブロック図である。図2に示すように記録装置20は、プリンタ部201と、スキャナ部202と、UI(User Interface)部203と、主制御部204とを有する。
プリンタ部201は、記録媒体に対して画像を記録する記録部である。本実施形態では、プリンタ部201は、画像を記録する記録ヘッドとしてインクなどの液体を吐出する複数の吐出口を備えた液体吐出ヘッド(図示せず)を有し、液体吐出ヘッドを用いて画像を記録する。液体の色は複数あり、液体吐出ヘッドには、色ごとに吐出口が設けられている。
スキャナ部202は、読取原稿から画像を読み取る読取部である。スキャナ部202は、LED(Light Emitting Diode)のような読取原稿に光を照射する光源(図示せず)を有し、光源の光に対する読取原稿からの反射光に基づいて画像を読み取る。光源は、複数あり、各光源は、それぞれ異なる色の光を照射する。
UI部203は、ユーザに対して入出力を行う入出力部である。UI部203は、例えば、種々の情報を出力してユーザに通知する通知部である出力部(図示せず)と、ユーザから種々の情報を受け付ける入力部(図示せず)とを含む。出力部は、例えば、LCD(liquid crystal display)のような種々の情報を表示する表示部などである。UI部203(具体的には、入力部)は、例えば、ユーザから、記録装置20に備わった機能に係るジョブ(処理)の実行を指示する実行命令や、記録装置20を起動するための起動指示などを受け付ける。
主制御部204は、エンジンIF(Interface:インターフェイス)部211と、スキャナIF部212と、操作IF部213と、USBIF部214と、ネットワークIF部215と、電源部216とを有する。また、主制御部204は、ROM(Read Only Memory)217と、RAM(Random access memory)218と、CPU(Central Processing Unit)219とを有する。主制御部204の各部は、システムバス220を介して相互に接続されている。
エンジンIF部211は、プリンタ部201と信号の送受を行う。スキャナIF部212は、スキャナ部202との信号の送受を行う。操作IF部213は、UI部203と信号の送受を行う。
USBIF部214は、図1に示したケーブル30を介して給電装置10と接続する接続部である。USBIF部214は、USB・PDに従って給電装置10から電力の供給を受け、その電力を記録装置20の各部に供給する。また、USBIF部214は、給電装置10と通信し、給電装置10と信号の送受を行う。
ネットワークIF部215は、インターネットなどのネットワーク(図示せず)を介して外部装置と通信可能に接続し、外部装置と信号の送受を行う。外部装置は、給電装置10でもよいし、給電装置10とは別の装置でもよいが、本実施形態では、給電装置10である。電源部216は、外部電源40から電力の供給を受け、その電力を記録装置20の各部に供給する。外部電源40は、例えば、商用電源などである。
ROM217は、CPU219にて読み取り可能な記録媒体であり、CPU219の動作を規定するプログラムを記録する。プログラムは、OS(Operating System:オペレーティングシステム)、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムを含む。また、ROM217は、CPU219が動作中に使用する種々の管理情報を記憶する。RAM218は、ROM217に記録されたプログラムによる演算処理のワーク領域として使用される。CPU219は、ROM217に記録されたプログラムを読み取り、その読み取ったプログラムを実行することで、記録装置20全体を制御する。
例えば、CPU219は、UI部203が受け付けた実行命令に応じたジョブを実行する。このとき、CPU219は、USBIF部214を介して給電装置10との間で、供給可能電力を決定するネゴシエーションを行い、供給可能電力を示す電力情報であるプロファイルを給電装置10から取得する。CPU219は、プロファイルが示す供給可能電力に基づいて、ジョブを制御して記録装置20の消費電力を制御する電力制御処理を行う。以下では、主に電力制御処理に関して説明する。
なお、図2に示した記録装置20のハードウェア構成は、単なる一例であって、この例に限らない。例えば、記録装置20は、FAX機能を実現するための構成などを有していてもよい。また、USBIF部214およびネットワークIF部215が給電装置10から実行命令を受け付けてもよい。この場合、USBIF部214およびネットワークIF部215が実行命令を受け付ける入力部として機能する。
プリンタ部201は、記録媒体に対して画像を記録する記録部である。本実施形態では、プリンタ部201は、画像を記録する記録ヘッドとしてインクなどの液体を吐出する複数の吐出口を備えた液体吐出ヘッド(図示せず)を有し、液体吐出ヘッドを用いて画像を記録する。液体の色は複数あり、液体吐出ヘッドには、色ごとに吐出口が設けられている。
スキャナ部202は、読取原稿から画像を読み取る読取部である。スキャナ部202は、LED(Light Emitting Diode)のような読取原稿に光を照射する光源(図示せず)を有し、光源の光に対する読取原稿からの反射光に基づいて画像を読み取る。光源は、複数あり、各光源は、それぞれ異なる色の光を照射する。
UI部203は、ユーザに対して入出力を行う入出力部である。UI部203は、例えば、種々の情報を出力してユーザに通知する通知部である出力部(図示せず)と、ユーザから種々の情報を受け付ける入力部(図示せず)とを含む。出力部は、例えば、LCD(liquid crystal display)のような種々の情報を表示する表示部などである。UI部203(具体的には、入力部)は、例えば、ユーザから、記録装置20に備わった機能に係るジョブ(処理)の実行を指示する実行命令や、記録装置20を起動するための起動指示などを受け付ける。
主制御部204は、エンジンIF(Interface:インターフェイス)部211と、スキャナIF部212と、操作IF部213と、USBIF部214と、ネットワークIF部215と、電源部216とを有する。また、主制御部204は、ROM(Read Only Memory)217と、RAM(Random access memory)218と、CPU(Central Processing Unit)219とを有する。主制御部204の各部は、システムバス220を介して相互に接続されている。
エンジンIF部211は、プリンタ部201と信号の送受を行う。スキャナIF部212は、スキャナ部202との信号の送受を行う。操作IF部213は、UI部203と信号の送受を行う。
USBIF部214は、図1に示したケーブル30を介して給電装置10と接続する接続部である。USBIF部214は、USB・PDに従って給電装置10から電力の供給を受け、その電力を記録装置20の各部に供給する。また、USBIF部214は、給電装置10と通信し、給電装置10と信号の送受を行う。
ネットワークIF部215は、インターネットなどのネットワーク(図示せず)を介して外部装置と通信可能に接続し、外部装置と信号の送受を行う。外部装置は、給電装置10でもよいし、給電装置10とは別の装置でもよいが、本実施形態では、給電装置10である。電源部216は、外部電源40から電力の供給を受け、その電力を記録装置20の各部に供給する。外部電源40は、例えば、商用電源などである。
ROM217は、CPU219にて読み取り可能な記録媒体であり、CPU219の動作を規定するプログラムを記録する。プログラムは、OS(Operating System:オペレーティングシステム)、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムを含む。また、ROM217は、CPU219が動作中に使用する種々の管理情報を記憶する。RAM218は、ROM217に記録されたプログラムによる演算処理のワーク領域として使用される。CPU219は、ROM217に記録されたプログラムを読み取り、その読み取ったプログラムを実行することで、記録装置20全体を制御する。
例えば、CPU219は、UI部203が受け付けた実行命令に応じたジョブを実行する。このとき、CPU219は、USBIF部214を介して給電装置10との間で、供給可能電力を決定するネゴシエーションを行い、供給可能電力を示す電力情報であるプロファイルを給電装置10から取得する。CPU219は、プロファイルが示す供給可能電力に基づいて、ジョブを制御して記録装置20の消費電力を制御する電力制御処理を行う。以下では、主に電力制御処理に関して説明する。
なお、図2に示した記録装置20のハードウェア構成は、単なる一例であって、この例に限らない。例えば、記録装置20は、FAX機能を実現するための構成などを有していてもよい。また、USBIF部214およびネットワークIF部215が給電装置10から実行命令を受け付けてもよい。この場合、USBIF部214およびネットワークIF部215が実行命令を受け付ける入力部として機能する。
図3は、CPU219にて実現される機能的な構成を示すソフトウェア構成図である。図3に示すようにCPU219は、OSにて実現されるオペレーティングシステム部310と、ミドルウェアにて実現されるミドルウェア部320と、アプリケーションプログラムにて実現されるアプリケーション部330とを含む。
オペレーティングシステム部310は、ミドルウェア部320を介してアプリケーション部330の動作を管理する。ミドルウェア部320は、オペレーティングシステム部310とアプリケーション部330とを仲介する。ミドルウェア部320は、例えば、オペレーティングシステム部310と協働して、エンジンIF部211、スキャナIF部212、操作IF部213、USBIF部214およびネットワークIF部215を介した信号の送受などを行う。以下では、オペレーティングシステム部310が行う処理については、その詳細な説明を省略する。
ミドルウェア部320は、プリンタ制御部321と、スキャナ制御部322と、電源管理部323と、IF制御部324と、UI制御部325とを有する。
プリンタ制御部321は、エンジンIF部211を介してプリンタ部201と信号の送受を行うことで、プリンタ部201を制御する。スキャナ制御部322は、スキャナIF部212を介してスキャナ部202と信号の送受を行うことで、スキャナ部202を制御する。
電源管理部323は、記録装置20の電源状態を管理する。電源状態は、記録装置20が外部電源40と接続しているAC接続状態か、記録装置20が外部電源40と接続しておらず、かつ、給電装置10と接続しているUSB接続状態かを電源接続状態として示す。また、電源状態は、給電装置10および外部電源40から供給されている供給電力を示す。電源管理部323は、例えば、現在の電源状態を取得したり、電源状態が変化したか否かを監視したりする。
IF制御部324は、USBIF部214およびネットワークIF部215を介して給電装置10と通信する。例えば、IF制御部324は、USBIF部214またはネットワークIF部215を介して給電装置10から実行命令を受信する。また、IF制御部324は、給電装置10との間でネゴシエーションを行い、給電装置10からプロファイルを取得する取得部として機能する。例えば、IF制御部324は、USBIF部214を介して給電装置10に対して供給可能電力を問い合わせ、USBIF部214を介して給電装置10からプロファイルを取得する。
UI制御部325は、操作IF部213を介してUI部203と通信する。例えば、UI制御部325は、UI部203から実行命令を受信する。
アプリケーション部330は、ミドルウェア部320と協働して電力制御処理を行う制御部である。アプリケーション部330は、電力管理部331と、ジョブ管理部332とを有する。
電力管理部331は、記録装置20の給電状態に基づいて、UI制御部325が受信した実行命令に応じたジョブを実行する動作モードである実行モードを決定する。給電状態は、電源管理部323が取得した電源状態内の電源接続状態と、IF制御部324が取得したプロファイルが示す供給可能電力とを含む。動作モードは、本実施形態では、ジョブごとに複数あり、各動作モードは、ジョブの実行にかかる消費電力が異なる。ここでジョブの実行にかかる消費電力は、具体的には、ジョブの実行中の消費電力のピーク値を示す。
実行モードの決定は、例えば、以下のように行われる。
先ず、記録装置20の給電状態と動作モードとの対応関係を示す動作モード表を管理情報としてROM217に予め記録させておく。そして電力管理部331は、動作モード表においてプロファイルが示す供給可能電力と対応する動作モードを実行モードとして決定する。動作モード表において、供給可能電力と対応する動作モードは、供給可能電力を超えない消費電力を有する動作モードである。このとき、供給可能電力と対応する動作モードを、消費電力が供給可能電力を超えない動作モードのうち最も大きい消費電力の動作モードとすることが望ましい。
なお、供給可能電力を超えない消費電力を有する動作モードが存在しない場合、電力管理部331は、ジョブが実行できない動作不可を実行モードとして判断する。
ジョブ管理部332は、種々のジョブを管理する。具体的には、ジョブ管理部332は、UI制御部325が受信した実行命令に応じたジョブを、電力管理部331が決定した実行モードで実行する。なお、実行モードが動作不可を示す場合には、ジョブ管理部332は、ジョブの実行を中止する
オペレーティングシステム部310は、ミドルウェア部320を介してアプリケーション部330の動作を管理する。ミドルウェア部320は、オペレーティングシステム部310とアプリケーション部330とを仲介する。ミドルウェア部320は、例えば、オペレーティングシステム部310と協働して、エンジンIF部211、スキャナIF部212、操作IF部213、USBIF部214およびネットワークIF部215を介した信号の送受などを行う。以下では、オペレーティングシステム部310が行う処理については、その詳細な説明を省略する。
ミドルウェア部320は、プリンタ制御部321と、スキャナ制御部322と、電源管理部323と、IF制御部324と、UI制御部325とを有する。
プリンタ制御部321は、エンジンIF部211を介してプリンタ部201と信号の送受を行うことで、プリンタ部201を制御する。スキャナ制御部322は、スキャナIF部212を介してスキャナ部202と信号の送受を行うことで、スキャナ部202を制御する。
電源管理部323は、記録装置20の電源状態を管理する。電源状態は、記録装置20が外部電源40と接続しているAC接続状態か、記録装置20が外部電源40と接続しておらず、かつ、給電装置10と接続しているUSB接続状態かを電源接続状態として示す。また、電源状態は、給電装置10および外部電源40から供給されている供給電力を示す。電源管理部323は、例えば、現在の電源状態を取得したり、電源状態が変化したか否かを監視したりする。
IF制御部324は、USBIF部214およびネットワークIF部215を介して給電装置10と通信する。例えば、IF制御部324は、USBIF部214またはネットワークIF部215を介して給電装置10から実行命令を受信する。また、IF制御部324は、給電装置10との間でネゴシエーションを行い、給電装置10からプロファイルを取得する取得部として機能する。例えば、IF制御部324は、USBIF部214を介して給電装置10に対して供給可能電力を問い合わせ、USBIF部214を介して給電装置10からプロファイルを取得する。
UI制御部325は、操作IF部213を介してUI部203と通信する。例えば、UI制御部325は、UI部203から実行命令を受信する。
アプリケーション部330は、ミドルウェア部320と協働して電力制御処理を行う制御部である。アプリケーション部330は、電力管理部331と、ジョブ管理部332とを有する。
電力管理部331は、記録装置20の給電状態に基づいて、UI制御部325が受信した実行命令に応じたジョブを実行する動作モードである実行モードを決定する。給電状態は、電源管理部323が取得した電源状態内の電源接続状態と、IF制御部324が取得したプロファイルが示す供給可能電力とを含む。動作モードは、本実施形態では、ジョブごとに複数あり、各動作モードは、ジョブの実行にかかる消費電力が異なる。ここでジョブの実行にかかる消費電力は、具体的には、ジョブの実行中の消費電力のピーク値を示す。
実行モードの決定は、例えば、以下のように行われる。
先ず、記録装置20の給電状態と動作モードとの対応関係を示す動作モード表を管理情報としてROM217に予め記録させておく。そして電力管理部331は、動作モード表においてプロファイルが示す供給可能電力と対応する動作モードを実行モードとして決定する。動作モード表において、供給可能電力と対応する動作モードは、供給可能電力を超えない消費電力を有する動作モードである。このとき、供給可能電力と対応する動作モードを、消費電力が供給可能電力を超えない動作モードのうち最も大きい消費電力の動作モードとすることが望ましい。
なお、供給可能電力を超えない消費電力を有する動作モードが存在しない場合、電力管理部331は、ジョブが実行できない動作不可を実行モードとして判断する。
ジョブ管理部332は、種々のジョブを管理する。具体的には、ジョブ管理部332は、UI制御部325が受信した実行命令に応じたジョブを、電力管理部331が決定した実行モードで実行する。なお、実行モードが動作不可を示す場合には、ジョブ管理部332は、ジョブの実行を中止する
以下、具体例を用いて記録装置20の動作について説明する。
図4は、記録装置20の機能とその機能の実行に係る最大消費電力との関係を示す図である。図4では、記録装置20の機能として、システム起動、記録装置起動、プリント機能、スキャン機能およびコピー機能が示されている。
システム起動は、CPU219を起動してプログラムを実行できる状態にする機能である。記録装置起動は、操作IF部213、USBIF部214およびネットワークIF部215などに電力を供給して、記録装置20を待機状態にする機能である。プリント機能は、プリンタ部201を用いて画像を記録する機能である。スキャン機能は、スキャナ部202を用いて画像を読み取る機能である。コピー機能は、スキャン機能およびコピー機能からなり、プリンタ部201およびスキャナ部202を用いて、画像を読み取りつつ、その読み取った画像を記録する機能である。
図4では、システム起動、記録装置起動、プリント機能、スキャン機能およびコピー機能の最大消費電力をそれぞれ、1W、4W、18W、10Wおよび25Wとしている。しかしながら、これらの値は単なる一例であって、最大消費電力は、記録装置20のモータの数、プリンタ部201の吐出口の数、FAX機能の有無などの記録装置20の構成に応じて変化する。なお、最大消費電力は、機能を実現するための種々の構成の使用方法などに応じて決まるため、シミュレーションによる計算や実測などによって求めることができる。
図4は、記録装置20の機能とその機能の実行に係る最大消費電力との関係を示す図である。図4では、記録装置20の機能として、システム起動、記録装置起動、プリント機能、スキャン機能およびコピー機能が示されている。
システム起動は、CPU219を起動してプログラムを実行できる状態にする機能である。記録装置起動は、操作IF部213、USBIF部214およびネットワークIF部215などに電力を供給して、記録装置20を待機状態にする機能である。プリント機能は、プリンタ部201を用いて画像を記録する機能である。スキャン機能は、スキャナ部202を用いて画像を読み取る機能である。コピー機能は、スキャン機能およびコピー機能からなり、プリンタ部201およびスキャナ部202を用いて、画像を読み取りつつ、その読み取った画像を記録する機能である。
図4では、システム起動、記録装置起動、プリント機能、スキャン機能およびコピー機能の最大消費電力をそれぞれ、1W、4W、18W、10Wおよび25Wとしている。しかしながら、これらの値は単なる一例であって、最大消費電力は、記録装置20のモータの数、プリンタ部201の吐出口の数、FAX機能の有無などの記録装置20の構成に応じて変化する。なお、最大消費電力は、機能を実現するための種々の構成の使用方法などに応じて決まるため、シミュレーションによる計算や実測などによって求めることができる。
図5は、IF制御部324が取得したプロファイルと供給可能電力との対応を示す図である。
図5に示すように本実施形態の電力供給規格であるUSB・PDでは、USB・PD専用のプロファイル1〜5と、過去のUSB規格であるUSB2.0、USB3.0およびUSB・BC(USB Battery Charging)とに対応している。過去のUSB規格は、ネゴシエーションを行うことができないため、供給可能電力は一定である。USB・PDでは、ネゴシエーションによりプロファイル1〜5のいずれかが選択される。
プロファイル1は、携帯電話機などへの給電が可能なプロファイルである。プロファイル2は、タブレット型端末などへの給電が可能なプロファイルである。プロファイル3は、ノート型パソコンなどへの給電が可能なプロファイルである。プロファイル4は、タワー型パソコンなどへの給電が可能なプロファイルである。プロファイル5は、サーバのような大型なコンピュータなどへの給電が可能なプロファイルである。
図5に示すように本実施形態の電力供給規格であるUSB・PDでは、USB・PD専用のプロファイル1〜5と、過去のUSB規格であるUSB2.0、USB3.0およびUSB・BC(USB Battery Charging)とに対応している。過去のUSB規格は、ネゴシエーションを行うことができないため、供給可能電力は一定である。USB・PDでは、ネゴシエーションによりプロファイル1〜5のいずれかが選択される。
プロファイル1は、携帯電話機などへの給電が可能なプロファイルである。プロファイル2は、タブレット型端末などへの給電が可能なプロファイルである。プロファイル3は、ノート型パソコンなどへの給電が可能なプロファイルである。プロファイル4は、タワー型パソコンなどへの給電が可能なプロファイルである。プロファイル5は、サーバのような大型なコンピュータなどへの給電が可能なプロファイルである。
図6は、記録装置20の給電状態と各機能を実行する実行モードとの対応を示す図である。図6では、記録装置20の機能として、プリント機能、スキャン機能およびコピー機能が示されている。
プリント機能は、ジョブの動作モードとして、プリントモード(Print Mode)P1およびP2を有する。プリントモードP1は、動作制限を行わない動作モードであり、その消費電力は最大消費電力である25Wである。プリントモードP2は、プリントモードP1では同期駆動する複数のモータを排他的に駆動することで消費電力を低減させる動作モードであり、その消費電力は10Wである。モータは、記録媒体を搬送させるためのモータや記録ヘッドを搭載したキャリッジを移動させるためのモータなどを含む。
スキャン機能は、ジョブの動作モードとして、スキャンモード(Scan ModeS1)S1およびS2を有する。スキャンモードS1は、動作制限を行わない動作モードであり、その消費電力は最大消費電力である10Wである。スキャンモードS2は、画像を読み取るための光源の光量を下げたり、読取原稿を搬送するためのモータの回転数を小さくしたりして消費電力を低減する動作モードであり、その消費電力は7Wである。
コピー機能は、ジョブの動作モードとして、コピーモード(Copy Mode)C1〜C3を有する。コピーモードC1は、動作制限を行わない動作モードである。具体的には、コピーモードC1は、スキャン機能のスキャンモードS1とプリント機能のプリントモードP1を同時に実行するモードであり、その消費電力は最大消費電力である25Wである。コピーモードC2は、スキャン機能とプリント機能を排他的に実行することで消費電力を低減する動作モードである。つまり、コピーモードC2は、スキャン機能を用いて読み取った画像をRAM218に一時的に記録し、その後、スキャン機能を停止してからプリント機能を用いて画像を記録する動作モードである。コピーモードC2の消費電力は18Wである。コピーモードC3は、スキャン機能とプリント機能とを排他的に行い、かつ、プリント機能の実行時にプリントモードP2を実行する動作モードである。コピーモードC3の消費電力は、7Wである。
AC接続状態の場合、外部電源40から1000W以上の電力が供給されるため、供給可能電力が各機能の最大消費電力よりも十分に大きく、各機能の動作に制限を設ける必要がない。このため、実行モードは、各機能において、最大消費電力を有する動作モードであるプリントモードP1、スキャンモードS1およびコピーモードC1となる。
USB接続状態の場合、給電装置10からの給電可能電力に応じて各機能の実行モードが異なる。
例えば、プリント機能では、実行モードは、給電可能電力が18W以上の場合、プリントモードP1となり、給電可能電力が10W〜17Wの場合、プリントモードP2となる。また、給電可能電力が10W未満の場合、プリント機能は動作不可となる。
スキャン機能では、実行モードは、給電可能電力が10W以上の場合、スキャンモードS1となり、給電可能電力が7W〜9Wの場合、スキャンモードS2となる。また、給電可能電力が7W未満の場合、プリント機能は動作不可となる。
コピー機能では、実行モードは、給電可能電力が25W以上の場合、コピーモードC1となり、給電可能電力が18W〜24Wの場合、コピーモードC2となり、供給可能電力が10W〜17Wの場合、コピーモードC3となる。また、給電可能電力が10W未満の場合、コピー機能は動作不可となる。
なお、図4に示したシステム起動および記録装置起動は、複数の動作モードを有しておらず、単に最大消費電力が供給可能電力を超えていない場合に動作し、最大消費電力が供給可能電力を超えると、動作不可となる。
プリント機能は、ジョブの動作モードとして、プリントモード(Print Mode)P1およびP2を有する。プリントモードP1は、動作制限を行わない動作モードであり、その消費電力は最大消費電力である25Wである。プリントモードP2は、プリントモードP1では同期駆動する複数のモータを排他的に駆動することで消費電力を低減させる動作モードであり、その消費電力は10Wである。モータは、記録媒体を搬送させるためのモータや記録ヘッドを搭載したキャリッジを移動させるためのモータなどを含む。
スキャン機能は、ジョブの動作モードとして、スキャンモード(Scan ModeS1)S1およびS2を有する。スキャンモードS1は、動作制限を行わない動作モードであり、その消費電力は最大消費電力である10Wである。スキャンモードS2は、画像を読み取るための光源の光量を下げたり、読取原稿を搬送するためのモータの回転数を小さくしたりして消費電力を低減する動作モードであり、その消費電力は7Wである。
コピー機能は、ジョブの動作モードとして、コピーモード(Copy Mode)C1〜C3を有する。コピーモードC1は、動作制限を行わない動作モードである。具体的には、コピーモードC1は、スキャン機能のスキャンモードS1とプリント機能のプリントモードP1を同時に実行するモードであり、その消費電力は最大消費電力である25Wである。コピーモードC2は、スキャン機能とプリント機能を排他的に実行することで消費電力を低減する動作モードである。つまり、コピーモードC2は、スキャン機能を用いて読み取った画像をRAM218に一時的に記録し、その後、スキャン機能を停止してからプリント機能を用いて画像を記録する動作モードである。コピーモードC2の消費電力は18Wである。コピーモードC3は、スキャン機能とプリント機能とを排他的に行い、かつ、プリント機能の実行時にプリントモードP2を実行する動作モードである。コピーモードC3の消費電力は、7Wである。
AC接続状態の場合、外部電源40から1000W以上の電力が供給されるため、供給可能電力が各機能の最大消費電力よりも十分に大きく、各機能の動作に制限を設ける必要がない。このため、実行モードは、各機能において、最大消費電力を有する動作モードであるプリントモードP1、スキャンモードS1およびコピーモードC1となる。
USB接続状態の場合、給電装置10からの給電可能電力に応じて各機能の実行モードが異なる。
例えば、プリント機能では、実行モードは、給電可能電力が18W以上の場合、プリントモードP1となり、給電可能電力が10W〜17Wの場合、プリントモードP2となる。また、給電可能電力が10W未満の場合、プリント機能は動作不可となる。
スキャン機能では、実行モードは、給電可能電力が10W以上の場合、スキャンモードS1となり、給電可能電力が7W〜9Wの場合、スキャンモードS2となる。また、給電可能電力が7W未満の場合、プリント機能は動作不可となる。
コピー機能では、実行モードは、給電可能電力が25W以上の場合、コピーモードC1となり、給電可能電力が18W〜24Wの場合、コピーモードC2となり、供給可能電力が10W〜17Wの場合、コピーモードC3となる。また、給電可能電力が10W未満の場合、コピー機能は動作不可となる。
なお、図4に示したシステム起動および記録装置起動は、複数の動作モードを有しておらず、単に最大消費電力が供給可能電力を超えていない場合に動作し、最大消費電力が供給可能電力を超えると、動作不可となる。
図6では、各機能に1つのジョブを対応させていたが、同じ機能でも、パラメータの設定値が異なる複数のジョブが存在し、各ジョブの消費電力が異なることがある。このため、同じ機能でも、ジョブごとに動作モードを変更することも可能である。具体的には、ジョブに含まれる設定情報や、画像データのサイズ、解像度等から、ジョブを処理するにあたって必要な消費電力を特定し、特定された消費電力と給電状態とを参照することで、ジョブに対応する動作モードを特定する。
図7は、プリント機能のジョブと実行モードとの関係を示す図である。図7では、供給可能電力が10W〜17Wの場合におけるプリント機能のジョブの実行モードが設定値に応じて細分化されている。
プリント機能のジョブは、パラメータとして、「色合い」と「印刷品位」とを有する。「色合い」は、設定値として、画像をカラーで記録する「カラー」と、画像を白黒で記録する「白黒」とを有する。「印刷品位」は、設定値として、画像を高品位で記録する「キレイ」と、画像を中品位で記録する「標準」と、画像を低品位で記録する「早い」を有する。
プリンタ部201は、液体の色ごとに異なる吐出口を備えており、白黒の画像を記録する場合、カラーの画像を記録する場合と比べて、使用する吐出口の数が少ない。このため、消費電力は、「カラー」よりも「白黒」の方が小さくなる。
また、印刷品位が低いほど、早い速度で画像を記録することができる。早い速度で画像を記録するためには、記録媒体の搬送用のモータや液体吐出ヘッドを備えたキャリッジを移動させるためのモータを高速で駆動する必要がある。このため、印刷品位が低くなるほど、消費電力が大きくなる。
したがって、図6の例では、供給可能電力が10W〜17Wの場合、動作制限を行うプリントモードP2を実行モードとしていたが、設定値によっては、動作制限を行う必要がない場合がある。図7の例では、供給可能電力が10W〜17Wの場合、各パラメータの設定値に応じて、実行モードを、プリントモードP1と同様に動作制限を行わないプリントモードP2_1と、動作制限を行うプリントモードP2_2とのいずれかに設定している。具体的には、実行モードは、設定値が「キレイ」かつ「カラー」、「キレイ」かつ「白黒」、および、「標準」かつ「白黒」の場合、プリントモードP2_1であり、それ以外の場合、プリントモードP2_2である。
図7は、プリント機能のジョブと実行モードとの関係を示す図である。図7では、供給可能電力が10W〜17Wの場合におけるプリント機能のジョブの実行モードが設定値に応じて細分化されている。
プリント機能のジョブは、パラメータとして、「色合い」と「印刷品位」とを有する。「色合い」は、設定値として、画像をカラーで記録する「カラー」と、画像を白黒で記録する「白黒」とを有する。「印刷品位」は、設定値として、画像を高品位で記録する「キレイ」と、画像を中品位で記録する「標準」と、画像を低品位で記録する「早い」を有する。
プリンタ部201は、液体の色ごとに異なる吐出口を備えており、白黒の画像を記録する場合、カラーの画像を記録する場合と比べて、使用する吐出口の数が少ない。このため、消費電力は、「カラー」よりも「白黒」の方が小さくなる。
また、印刷品位が低いほど、早い速度で画像を記録することができる。早い速度で画像を記録するためには、記録媒体の搬送用のモータや液体吐出ヘッドを備えたキャリッジを移動させるためのモータを高速で駆動する必要がある。このため、印刷品位が低くなるほど、消費電力が大きくなる。
したがって、図6の例では、供給可能電力が10W〜17Wの場合、動作制限を行うプリントモードP2を実行モードとしていたが、設定値によっては、動作制限を行う必要がない場合がある。図7の例では、供給可能電力が10W〜17Wの場合、各パラメータの設定値に応じて、実行モードを、プリントモードP1と同様に動作制限を行わないプリントモードP2_1と、動作制限を行うプリントモードP2_2とのいずれかに設定している。具体的には、実行モードは、設定値が「キレイ」かつ「カラー」、「キレイ」かつ「白黒」、および、「標準」かつ「白黒」の場合、プリントモードP2_1であり、それ以外の場合、プリントモードP2_2である。
図8は、スキャン機能のジョブと実行モードとの関係を示す図である。図8では、供給可能電力が7W〜9Wの場合におけるスキャン機能のジョブの実行モードが設定値に応じて細分化されている。
スキャン機能のジョブは、パラメータとして、「色合い」と「解像度」とを有する。「色合い」は、設定値として、画像をカラーで読み取る「カラー」と、画像を白黒で読み取る「白黒」とを有する。「解像度」は、設定値として「600dpi」、「300dpi」および「150dpi」を有する。
スキャナ部202は、読取原稿から色を読み取るために、出射する光の色が異なる複数の光源を備えており、白黒で画像を読み取る場合、カラーで画像を読み取る場合と比べて、点灯する光源の数が少ない。このため、消費電力は、「カラー」よりも「白黒」の方が小さくなる。
また、解像度が低いほど、早い速度で読取原稿から画像を読み取ることができるため、解像度が小さくなるほど、消費電力は大きくなる。
したがって、図6の例では、供給可能電力が7W〜9Wの場合、動作制限を行うスキャンモードS2を実行モードとしていたが、設定値によっては、動作制限を行う必要がない場合がある。図8の例では、
供給可能電力が7W〜9Wの場合、各パラメータの設定値に応じて、実行モードを、スキャンモードS1と同様に動作制限を行わないスキャンモードS2_1と、動作制限を行うスキャンモードS2_2とのいずれかに設定している。具体的には、実行モードは、設定値が「600dpi」かつ「カラー」、「600dpi」かつ「白黒」、「300dpi」かつ「カラー」、および、「300dpi」かつ「白黒」の場合、スキャンモードS2_1であり。これら以外の場合、実行モードは、スキャンモードS2_2である。
スキャン機能のジョブは、パラメータとして、「色合い」と「解像度」とを有する。「色合い」は、設定値として、画像をカラーで読み取る「カラー」と、画像を白黒で読み取る「白黒」とを有する。「解像度」は、設定値として「600dpi」、「300dpi」および「150dpi」を有する。
スキャナ部202は、読取原稿から色を読み取るために、出射する光の色が異なる複数の光源を備えており、白黒で画像を読み取る場合、カラーで画像を読み取る場合と比べて、点灯する光源の数が少ない。このため、消費電力は、「カラー」よりも「白黒」の方が小さくなる。
また、解像度が低いほど、早い速度で読取原稿から画像を読み取ることができるため、解像度が小さくなるほど、消費電力は大きくなる。
したがって、図6の例では、供給可能電力が7W〜9Wの場合、動作制限を行うスキャンモードS2を実行モードとしていたが、設定値によっては、動作制限を行う必要がない場合がある。図8の例では、
供給可能電力が7W〜9Wの場合、各パラメータの設定値に応じて、実行モードを、スキャンモードS1と同様に動作制限を行わないスキャンモードS2_1と、動作制限を行うスキャンモードS2_2とのいずれかに設定している。具体的には、実行モードは、設定値が「600dpi」かつ「カラー」、「600dpi」かつ「白黒」、「300dpi」かつ「カラー」、および、「300dpi」かつ「白黒」の場合、スキャンモードS2_1であり。これら以外の場合、実行モードは、スキャンモードS2_2である。
図9は、記録装置20に給電装置10または外部電源40が接続され、記録装置20に電力が供給された際の動作を説明するためのフローチャートである。
先ず、記録装置20に電力が供給されると、CPU219は、ROM217に記録されたプログラムを読み取り、その読み取ったプログラムを実行することで、図3に示したソフトウェア構成を構築する。
そして、電力管理部331は、電源管理部323に対して電源接続状態がAC接続状態か否かを問い合わせる(ステップS101)。
電源接続状態がAC接続状態の場合、電力管理部331は、給電状態としてAC接続状態を示す給電状態情報をRAM218に記録して(ステップS102)、動作を終了する。一方、給電状態がUSB接続状態の場合、電力管理部331は、IF制御部324に給電装置10とのネゴシエーションを実行させ、プロファイルを取得させる(ステップS103)。電力管理部331は、IF制御部324が取得したプロファイルにて示される給電可能電力を給電状態として示す給電状態情報をRAM218に記録して(ステップS104)、動作を終了する。
先ず、記録装置20に電力が供給されると、CPU219は、ROM217に記録されたプログラムを読み取り、その読み取ったプログラムを実行することで、図3に示したソフトウェア構成を構築する。
そして、電力管理部331は、電源管理部323に対して電源接続状態がAC接続状態か否かを問い合わせる(ステップS101)。
電源接続状態がAC接続状態の場合、電力管理部331は、給電状態としてAC接続状態を示す給電状態情報をRAM218に記録して(ステップS102)、動作を終了する。一方、給電状態がUSB接続状態の場合、電力管理部331は、IF制御部324に給電装置10とのネゴシエーションを実行させ、プロファイルを取得させる(ステップS103)。電力管理部331は、IF制御部324が取得したプロファイルにて示される給電可能電力を給電状態として示す給電状態情報をRAM218に記録して(ステップS104)、動作を終了する。
図10は、記録装置20のUI部203に起動指示が入力され、記録装置20を起動する際の動作を説明するためのフローチャートである。
先ず、電力管理部331は、RAM218に記録された給電状態情報が示す給電状態を確認し(ステップS201)、給電状態情報がAC接続状態を示すか否かを判断する(ステップS202)。
給電状態情報がAC接続状態を示さない場合、電力管理部331は、給電状態が示す供給可能電力が閾値以上か否かを確認する(ステップS203)。閾値は、記録装置起動が可能な電力の最低値であり、本実施形態では、4Wである。
ステップS202で給電状態情報がAC接続状態を示す場合、および、ステップS203で供給可能電力が4W以上の場合、電力管理部331は、記録装置起動が可能と判断する。電力管理部331は、実際に記録装置起動を行い、記録装置20を待機状態にして(ステップS204)、動作を終了する。一方、ステップS203で供給可能電力が4W未満の場合、電力管理部331は、記録装置起動ができないため、記録装置起動を中止し(ステップS205)、動作を終了する。
先ず、電力管理部331は、RAM218に記録された給電状態情報が示す給電状態を確認し(ステップS201)、給電状態情報がAC接続状態を示すか否かを判断する(ステップS202)。
給電状態情報がAC接続状態を示さない場合、電力管理部331は、給電状態が示す供給可能電力が閾値以上か否かを確認する(ステップS203)。閾値は、記録装置起動が可能な電力の最低値であり、本実施形態では、4Wである。
ステップS202で給電状態情報がAC接続状態を示す場合、および、ステップS203で供給可能電力が4W以上の場合、電力管理部331は、記録装置起動が可能と判断する。電力管理部331は、実際に記録装置起動を行い、記録装置20を待機状態にして(ステップS204)、動作を終了する。一方、ステップS203で供給可能電力が4W未満の場合、電力管理部331は、記録装置起動ができないため、記録装置起動を中止し(ステップS205)、動作を終了する。
図11は、UI部203が実行命令を受け付けた際の動作を説明するフローチャートである。
先ず、UI部203は、実行命令を受け付けると、その実行命令を、操作IF部213を介してIF制御部324に送信する。IF制御部324が実行命令を受信すると、ジョブ管理部332は、その実行命令に応じたジョブを特定し、そのジョブを電力管理部331に通知する。電力管理部331は、ジョブが通知されると、RAM218に記録された給電状態情報が示す給電状態を確認する(ステップS301)。
電力管理部331は、ROM217に記録されている動作モード表において、ステップS301で確認した給電状態に対応する動作モードを実行モードとして決定し、その実行モードをジョブ管理部332に通知する(ステップS302)。ジョブ管理部332は、通知された実行モードが動作不可であるか否かを判断する(ステップS303)。
実行モードが動作不可でない場合、ジョブ管理部332は、実行命令に応じたジョブを通知された実行モードで実行し(ステップS304)、動作を終了する。一方、実行モードが動作不可の場合、ジョブ管理部332は、ジョブを中止する(ステップS305)。そしてジョブ管理部332は、UI制御部325および操作IF部213を介して、ジョブを中止した旨の通知情報を、UI部203に通知させ(ステップS306)、動作を終了する。
図12は、通知情報の一例を示す図である。図12に示す通知情報1200は、UI部203の表示部に表示するための情報であり、ジョブの実行を中止した旨のメッセージ1201を含む。
なお、ステップS306でジョブ管理部332は、通知情報を、IF制御部324およびUSBIF部214を介して給電装置10に送信することで、給電装置10に通知させてもよい。この場合、記録装置20がUI部203またはUI部203内の出力部を備えていない場合でも、通知情報を通知することができる。
先ず、UI部203は、実行命令を受け付けると、その実行命令を、操作IF部213を介してIF制御部324に送信する。IF制御部324が実行命令を受信すると、ジョブ管理部332は、その実行命令に応じたジョブを特定し、そのジョブを電力管理部331に通知する。電力管理部331は、ジョブが通知されると、RAM218に記録された給電状態情報が示す給電状態を確認する(ステップS301)。
電力管理部331は、ROM217に記録されている動作モード表において、ステップS301で確認した給電状態に対応する動作モードを実行モードとして決定し、その実行モードをジョブ管理部332に通知する(ステップS302)。ジョブ管理部332は、通知された実行モードが動作不可であるか否かを判断する(ステップS303)。
実行モードが動作不可でない場合、ジョブ管理部332は、実行命令に応じたジョブを通知された実行モードで実行し(ステップS304)、動作を終了する。一方、実行モードが動作不可の場合、ジョブ管理部332は、ジョブを中止する(ステップS305)。そしてジョブ管理部332は、UI制御部325および操作IF部213を介して、ジョブを中止した旨の通知情報を、UI部203に通知させ(ステップS306)、動作を終了する。
図12は、通知情報の一例を示す図である。図12に示す通知情報1200は、UI部203の表示部に表示するための情報であり、ジョブの実行を中止した旨のメッセージ1201を含む。
なお、ステップS306でジョブ管理部332は、通知情報を、IF制御部324およびUSBIF部214を介して給電装置10に送信することで、給電装置10に通知させてもよい。この場合、記録装置20がUI部203またはUI部203内の出力部を備えていない場合でも、通知情報を通知することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、USBIF部214は、給電装置10から電力の供給を受ける接続部と、IF制御部324は、給電装置10が供給可能な電力である供給可能電力を示すプロファイルを取得する。アプリケーション部330は、IF制御部324にて取得されたプロファイルが示す供給可能電力に基づいて、ジョブを制御する。このため給電装置10が供給可能な供給可能電力に基づいて、ジョブが制御されるため、ユーザが供給可能電力を把握しなくても、ジョブの制御により消費電力を低減させることが可能になる。したがって、消費電力を適切に低減させることが可能になる。
また、本実施形態では、アプリケーション部330は、供給可能電力に基づいて、消費電力が異なる複数の動作モードのいずれかでジョブを実行する。このため、適切な動作モードでジョブを実行すればよいため、消費電力を容易にかつ適切に低減させることが可能になる。
また、本実施形態では、アプリケーション部330は、消費電力が供給可能電力を超えない動作モードのうち最も大きい消費電力の動作モードでジョブを実行する。このため、消費電力が必要以上に低くなることを抑制することが可能になるため、消費電力をより適切に低減させることが可能になる。
また、本実施形態では、ROM217は、供給可能電力と動作モードとの対応関係を示す動作モード表を記録する。アプリケーション部330は、ROM217に記録された動作モード表においてプロファイルが示す供給可能電力と対応する動作モードでジョブを実行する。このため、複雑な処理を行わなくても、適切な動作モードでジョブを実行することができるため、消費電力を容易にかつ適切に低減させることが可能になる。
また、本実施形態では、アプリケーション部330は、供給可能電力に基づいて、消費電力が異なる複数の動作モードのいずれかでジョブを実行する。このため、適切な動作モードでジョブを実行すればよいため、消費電力を容易にかつ適切に低減させることが可能になる。
また、本実施形態では、アプリケーション部330は、消費電力が供給可能電力を超えない動作モードのうち最も大きい消費電力の動作モードでジョブを実行する。このため、消費電力が必要以上に低くなることを抑制することが可能になるため、消費電力をより適切に低減させることが可能になる。
また、本実施形態では、ROM217は、供給可能電力と動作モードとの対応関係を示す動作モード表を記録する。アプリケーション部330は、ROM217に記録された動作モード表においてプロファイルが示す供給可能電力と対応する動作モードでジョブを実行する。このため、複雑な処理を行わなくても、適切な動作モードでジョブを実行することができるため、消費電力を容易にかつ適切に低減させることが可能になる。
(第2の実施形態)
本実施形態では、記録装置20の電源状態が変化した場合に対応することができる記録装置20について説明する。なお、記録装置20の構成は、第1の実施形態と同様である。
図13は、記録装置20の電源状態が変化した際の動作を説明するためのフローチャートである。記録装置20の電源状態の変化は、電源ケーブル21やケーブル30の挿抜などによって生じ、電源管理部323がその電源状態の変化を検知する。
電源状態が変化すると、電力管理部331は、図9で説明したステップS101〜S104の処理を行い、給電状態情報をRAM218に記録するとともに、その給電状態情報が示す給電状態を確認する(ステップS401)。電力管理部331は、給電状態がAC接続状態か、または、供給可能電力が閾値である4W以上か否かを判断する(ステップS402)。
給電状態情報がAC接続状態でない、または、供給可能電力が4W未満の場合、電力管理部331は、記録装置20を駆動し続けることができないと判断して、記録装置20を停止し(ステップS403)、動作を終了する。一方、給電状態情報がAC接続状態、または、給電電力が4W以上の場合、電力管理部331は、ジョブ管理部332にジョブが実行中か否かを問い合わせる(ステップS404)。
ジョブが実行中でない場合、電力管理部331は、動作を終了する。一方ジョブが実行中の場合、電力管理部331は、ジョブ管理部332にジョブを実行している実行モードを問い合わせ、その実行モードの消費電力が供給可能電力を超えているか否かを判断する(ステップS405)。
実行モードの消費電力が供給可能電力を超えていない場合、電力管理部331は、動作を終了する。一方、実行モードの消費電力が供給可能電力を超えている場合、電力管理部331は、ROM217に記録されている動作モード表において、ステップS301で確認した給電状態に対応する動作モードを新たな実行モードとして決定する。電力管理部331は、決定した新たな実行モードをジョブ管理部332に通知する(ステップS406)。ジョブ管理部332は、通知された新たな実行モードが動作不可であるか否かを判断する(ステップS407)。
新たな実行モードが動作不可でない場合、ジョブ管理部332は、実行中のジョブの実行モードを新たな実行モードに変更して(ステップS408)、動作を終了する。一方、実行モードが動作不可の場合、ジョブ管理部332は、ジョブを中止し、UI制御部325および操作IF部213を介して、ジョブを中止した旨の通知情報を、UI部203に通知させ(ステップS409)、動作を終了する。なお、通知情報は、例えば、図12で示した通知情報1200である。
本実施形態では、記録装置20の電源状態が変化した場合に対応することができる記録装置20について説明する。なお、記録装置20の構成は、第1の実施形態と同様である。
図13は、記録装置20の電源状態が変化した際の動作を説明するためのフローチャートである。記録装置20の電源状態の変化は、電源ケーブル21やケーブル30の挿抜などによって生じ、電源管理部323がその電源状態の変化を検知する。
電源状態が変化すると、電力管理部331は、図9で説明したステップS101〜S104の処理を行い、給電状態情報をRAM218に記録するとともに、その給電状態情報が示す給電状態を確認する(ステップS401)。電力管理部331は、給電状態がAC接続状態か、または、供給可能電力が閾値である4W以上か否かを判断する(ステップS402)。
給電状態情報がAC接続状態でない、または、供給可能電力が4W未満の場合、電力管理部331は、記録装置20を駆動し続けることができないと判断して、記録装置20を停止し(ステップS403)、動作を終了する。一方、給電状態情報がAC接続状態、または、給電電力が4W以上の場合、電力管理部331は、ジョブ管理部332にジョブが実行中か否かを問い合わせる(ステップS404)。
ジョブが実行中でない場合、電力管理部331は、動作を終了する。一方ジョブが実行中の場合、電力管理部331は、ジョブ管理部332にジョブを実行している実行モードを問い合わせ、その実行モードの消費電力が供給可能電力を超えているか否かを判断する(ステップS405)。
実行モードの消費電力が供給可能電力を超えていない場合、電力管理部331は、動作を終了する。一方、実行モードの消費電力が供給可能電力を超えている場合、電力管理部331は、ROM217に記録されている動作モード表において、ステップS301で確認した給電状態に対応する動作モードを新たな実行モードとして決定する。電力管理部331は、決定した新たな実行モードをジョブ管理部332に通知する(ステップS406)。ジョブ管理部332は、通知された新たな実行モードが動作不可であるか否かを判断する(ステップS407)。
新たな実行モードが動作不可でない場合、ジョブ管理部332は、実行中のジョブの実行モードを新たな実行モードに変更して(ステップS408)、動作を終了する。一方、実行モードが動作不可の場合、ジョブ管理部332は、ジョブを中止し、UI制御部325および操作IF部213を介して、ジョブを中止した旨の通知情報を、UI部203に通知させ(ステップS409)、動作を終了する。なお、通知情報は、例えば、図12で示した通知情報1200である。
以上のように本実施形態では、アプリケーション部330は、ジョブの実行中に供給可能電力が変化した場合、その変化後の供給可能電力に基づいて、ジョブを実行している実行モードを制御することになる。具体的には、変化後の供給可能電力が実行モードの消費電力を超えていない場合、アプリケーション部330は、その実行モードを維持する。一方、変化後の供給可能電力が実行モードの消費電力を超えた場合、アプリケーション部330は、実行モードを、変化後の供給可能電力を超えていない消費電力を有する動作モードに切り替える。
したがって、本実施形態では、ジョブの実行中に供給可能電力が変化しても、適切な動作モードでジョブを実行できるため、消費電力を適切に低減させることが可能になる。
したがって、本実施形態では、ジョブの実行中に供給可能電力が変化しても、適切な動作モードでジョブを実行できるため、消費電力を適切に低減させることが可能になる。
(第3の実施形態)
本実施形態では、プリント機能およびスキャン機能のような複数の機能を独立して同時に実行させることができる記録装置20の例を説明する。なお、記録装置20の構成は、第1の実施形態と同様である。
図14は、本実施形態の記録装置20の動作を説明するためのフローチャートである。
先ず、UI部203は、実行命令を受け付けると、その実行命令を、操作IF部213を介してIF制御部324に送信する。IF制御部324が実行命令を受信すると、ジョブ管理部332は、その実行命令に応じたジョブを特定し、そのジョブを電力管理部331に通知する。電力管理部331は、ジョブが通知されると、RAM218に記録された給電状態情報が示す給電状態を確認する(ステップS501)。
また、電力管理部331は、ジョブ管理部332にジョブが実行中か否かを問い合わせる(ステップS502)。ジョブが実行中でない場合、図11を用いて説明したステップS302〜S306の処理が実行される。
一方、ジョブが実行中の場合、電力管理部331は、ステップS501で確認した給電状態に基づいて、実行中のジョブである第1のジョブと、実行命令に応じた第2のジョブが同時に実行可能か否かを判断する(ステップS503)。
具体的には、先ず、各機能のジョブの動作モードと消費電力との対応関係を示す消費電力表を管理情報としてROM217に予め記録させておく。そして電力管理部331は、ROM217に記録されている消費電力表に基づいて、第1のジョブの動作モードと第2のジョブの動作モードの組のうち、それらの動作モードの消費電力の和が供給可能電力を超えない組が存在するか否かを判断する。
ステップS503で第1のジョブと第2のジョブが同時に実行可能である場合、電力管理部331は、第1のジョブと第2のジョブが同時に実行可能である各ジョブの動作モードをそれぞれ実行モードとして決定する(ステップS504)。
例えば、第1のジョブがプリント機能のジョブであるプリントジョブ、第2のジョブがスキャン機能のジョブであるスキャンジョブであり、プリントジョブがプリントモードP1で実行されている場合を考える。この場合、電力管理部331は、プリントジョブの動作モードとスキャンモードの動作モードの組ごとに、組内の各動作モードの消費電力の和が供給可能電力を超えないか否かの判断を、所定の順番で行う。そして、電力管理部331は、消費電力の和が供給可能電力を超えない組が見つかると、その組内の各動作モードを実行モードとして決定する。所定の順番は、プリントジョブの現在の実行モードを出来る限り維持するように決定されることが望ましい。例えば、所定の順番は、プリントモードP1およびスキャンモードS1の組、プリントモードP1およびスキャンモードS2の組、プリントモードP2およびスキャンモードS2の組の順である。
実行モードを決定すると、電力管理部331は、それらの実行モードをジョブ管理部332に通知する。ジョブ管理部332は、第1のジョブおよび第2のジョブのそれぞれを、電力管理部331から通知された実行モードで同時に実行して(ステップS505)、動作を終了する。
一方、ステップS503で第1のジョブと第2のジョブが同時に実行可能でない場合、電力管理部331は、第1のジョブと第2のジョブが同時に実行可能でない旨をジョブ管理部332に通知する。ジョブ管理部332は、その旨を受けると、第2のジョブを、第1のジョブの終了後に実行する待機ジョブとして設定し(ステップS506)、動作を終了する。
本実施形態では、プリント機能およびスキャン機能のような複数の機能を独立して同時に実行させることができる記録装置20の例を説明する。なお、記録装置20の構成は、第1の実施形態と同様である。
図14は、本実施形態の記録装置20の動作を説明するためのフローチャートである。
先ず、UI部203は、実行命令を受け付けると、その実行命令を、操作IF部213を介してIF制御部324に送信する。IF制御部324が実行命令を受信すると、ジョブ管理部332は、その実行命令に応じたジョブを特定し、そのジョブを電力管理部331に通知する。電力管理部331は、ジョブが通知されると、RAM218に記録された給電状態情報が示す給電状態を確認する(ステップS501)。
また、電力管理部331は、ジョブ管理部332にジョブが実行中か否かを問い合わせる(ステップS502)。ジョブが実行中でない場合、図11を用いて説明したステップS302〜S306の処理が実行される。
一方、ジョブが実行中の場合、電力管理部331は、ステップS501で確認した給電状態に基づいて、実行中のジョブである第1のジョブと、実行命令に応じた第2のジョブが同時に実行可能か否かを判断する(ステップS503)。
具体的には、先ず、各機能のジョブの動作モードと消費電力との対応関係を示す消費電力表を管理情報としてROM217に予め記録させておく。そして電力管理部331は、ROM217に記録されている消費電力表に基づいて、第1のジョブの動作モードと第2のジョブの動作モードの組のうち、それらの動作モードの消費電力の和が供給可能電力を超えない組が存在するか否かを判断する。
ステップS503で第1のジョブと第2のジョブが同時に実行可能である場合、電力管理部331は、第1のジョブと第2のジョブが同時に実行可能である各ジョブの動作モードをそれぞれ実行モードとして決定する(ステップS504)。
例えば、第1のジョブがプリント機能のジョブであるプリントジョブ、第2のジョブがスキャン機能のジョブであるスキャンジョブであり、プリントジョブがプリントモードP1で実行されている場合を考える。この場合、電力管理部331は、プリントジョブの動作モードとスキャンモードの動作モードの組ごとに、組内の各動作モードの消費電力の和が供給可能電力を超えないか否かの判断を、所定の順番で行う。そして、電力管理部331は、消費電力の和が供給可能電力を超えない組が見つかると、その組内の各動作モードを実行モードとして決定する。所定の順番は、プリントジョブの現在の実行モードを出来る限り維持するように決定されることが望ましい。例えば、所定の順番は、プリントモードP1およびスキャンモードS1の組、プリントモードP1およびスキャンモードS2の組、プリントモードP2およびスキャンモードS2の組の順である。
実行モードを決定すると、電力管理部331は、それらの実行モードをジョブ管理部332に通知する。ジョブ管理部332は、第1のジョブおよび第2のジョブのそれぞれを、電力管理部331から通知された実行モードで同時に実行して(ステップS505)、動作を終了する。
一方、ステップS503で第1のジョブと第2のジョブが同時に実行可能でない場合、電力管理部331は、第1のジョブと第2のジョブが同時に実行可能でない旨をジョブ管理部332に通知する。ジョブ管理部332は、その旨を受けると、第2のジョブを、第1のジョブの終了後に実行する待機ジョブとして設定し(ステップS506)、動作を終了する。
以上のように本実施形態では、アプリケーション部330は、ジョブの実行中にUI部203が実行命令を受け付けた場合、供給可能電力に基づいて、実行中のジョブと実行命令に応じたジョブとを同時に実行可能な動作モードが存在するか否かを判断する。同時に実行可能な動作モードが存在する場合、アプリケーション部330は、その動作モードで各ジョブを同時に実行する。
したがって、給電可能電力に応じて複数のジョブを適切な動作モードで同時に実行することが可能になるため、ユーザの利便性を向上させることが可能になる。
したがって、給電可能電力に応じて複数のジョブを適切な動作モードで同時に実行することが可能になるため、ユーザの利便性を向上させることが可能になる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、各実施形態では、給電装置10から電力の供給を受ける受電装置として記録装置20を用いていたが、受電装置は、記録装置20に限らず、給電装置10から電力の供給を受けることができる電気機器であればよい。
また、各実施形態では、給電装置10から記録装置20に対して電力を供給するための電力供給規格としてUSB・PBが使用されていたが、電力供給規格は、USB・PBに限らない。例えば、電力供給規格は、IEEE802.3afとして標準化されているパワーオーバーイーサネット(登録商標)などでもよい。
また、図3で示したアプリケーション部330の機能は、給電装置10が備えていてもよい。この場合、動作モード表などの電力制御処理に必要な種々の情報を記録装置20から給電装置10に提供する。また、給電装置10は、提供された情報に基づいて、実行可能な記録装置20の機能や、記録装置20への給電電力を増加させる方法などをユーザに通知してもよい。
上述の実施形態は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを実行する処理でも実現可能である。また、上述の実施形態は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
例えば、各実施形態では、給電装置10から電力の供給を受ける受電装置として記録装置20を用いていたが、受電装置は、記録装置20に限らず、給電装置10から電力の供給を受けることができる電気機器であればよい。
また、各実施形態では、給電装置10から記録装置20に対して電力を供給するための電力供給規格としてUSB・PBが使用されていたが、電力供給規格は、USB・PBに限らない。例えば、電力供給規格は、IEEE802.3afとして標準化されているパワーオーバーイーサネット(登録商標)などでもよい。
また、図3で示したアプリケーション部330の機能は、給電装置10が備えていてもよい。この場合、動作モード表などの電力制御処理に必要な種々の情報を記録装置20から給電装置10に提供する。また、給電装置10は、提供された情報に基づいて、実行可能な記録装置20の機能や、記録装置20への給電電力を増加させる方法などをユーザに通知してもよい。
上述の実施形態は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを実行する処理でも実現可能である。また、上述の実施形態は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
10 給電装置
20 記録装置(電気機器)
20 記録装置(電気機器)
Claims (19)
- 画像処理装置であって、
前記画像処理装置の外部の給電装置から電力の供給を受ける接続部と、
前記給電装置が前記画像処理装置に対して供給可能な電力である供給可能電力を示す電力情報を取得する取得部と、
消費電力が異なる複数の動作モードのうち、前記取得された前記電力情報が示す供給可能電力に基づく動作モードで、画像処理のためのジョブを実行する制御部と、を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記制御部は、消費電力が前記供給可能電力を超えない動作モードのうち最も大きい消費電力の動作モードで前記ジョブを実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、消費電力が前記供給可能電力を超えない動作モードがない場合、前記ジョブを実行しないことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 消費電力が前記供給可能電力を超えない動作モードがない場合、前記ジョブを実行しないことをユーザに通知する通知部をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記供給可能電力と前記動作モードとの対応関係を示す管理情報を記録する記録部をさらに有し、
前記制御部は、前記管理情報において前記電力情報が示す供給可能電力と対応する動作モードで前記ジョブを実行することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記制御部は、前記ジョブの実行中に前記供給可能電力が変化する場合、変化後の供給可能電力に基づいて、前記ジョブを実行している動作モードを制御することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、前記変化後の供給可能電力が前記ジョブを実行している動作モードの消費電力を超えない場合、当該動作モードを維持することを特徴とする、請求項6に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、前記変化後の供給可能電力が前記ジョブを実行している動作モードの消費電力を超える場合、当該動作モードを前記消費電力が前記変化後の供給可能電力を超えない動作モードに切り替えることを特徴とする請求項6または7に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、前記変化後の供給可能電力が前記ジョブを実行している動作モードの消費電力を超え、かつ消費電力が前記変化後の供給可能電力を超えない動作モードがない場合、前記ジョブの実行を停止することを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記変化後の供給可能電力が前記ジョブを実行している動作モードの消費電力を超え、かつ消費電力が前記変化後の供給可能電力を超えない動作モードがない場合、前記ジョブを実行しないことをユーザに通知する通知部をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
- 前記ジョブの実行を指示する実行命令を受け付ける入力部をさらに有し、
前記制御部は、第1のジョブの実行中に前記入力部が、実行中の前記第1のジョブと異なる第2のジョブの実行を指示する前記実行命令を受け付けた場合、前記供給可能電力に基づいて、前記動作モードのうち前記実行中のジョブと前記実行命令に応じたジョブとを同時に実行可能な動作モードが存在するか否かを判断し、当該動作モードが存在する場合、当該動作モードで各ジョブを同時に実行することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記接続部は、USBパワーデリバリーまたはパワーオーバーイーサネット(登録商標)に従って、前記給電装置から電力の供給を受けることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 当該画像処理装置は、記録剤によって記録媒体上に画像を記録する記録装置であり、
前記ジョブは、前記画像を記録するためのジョブであることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記複数の動作モードは、動作制限を行わない動作モードと、記録媒体を搬送させるためのモータ及び記録ヘッドを搭載したキャリッジを移動させるためのモータを含む複数のモータを排他的に駆動する動作モードと、を含むことを特徴とする請求項13に記載の画像処理装置。
- 当該画像処理装置は、記録媒体上の画像を読み取る読み取り装置であり、
前記ジョブは、前記記録媒体上の前記画像を読み取るためのジョブであることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記複数の動作モードは、動作制限を行わない動作モードと、画像を読み取るための光源の光量を下げる動作モードと、を含むことを特徴とする請求項15に記載の画像処理装置。
- 前記複数の動作モードは、動作制限を行わない動作モードと、読取原稿を搬送するためのモータの回転数を小さくする動作モードと、を含むことを特徴とする請求項15に記載の画像処理装置。
- 画像処理装置の制御方法であって、
前記画像処理装置の外部の給電装置から電力の供給を受ける受け付けステップと、
前記給電装置が前記画像処理装置に対して供給可能な電力である供給可能電力を示す電力情報を取得する取得ステップと、
消費電力が異なる複数の動作モードのうち、前記取得された前記電力情報が示す供給可能電力に基づく動作モードで、画像処理のためのジョブを実行する制御ステップと、を有することを特徴とする制御方法。 - 画像処理装置のコンピュータに、
前記画像処理装置の外部の給電装置から電力の供給を受ける受け付けステップと、
前記給電装置が前記画像処理装置に対して供給可能な電力である供給可能電力を示す電力情報を取得する取得ステップと、
消費電力が異なる複数の動作モードのうち、前記取得された前記電力情報が示す供給可能電力に基づく動作モードで、画像処理のためのジョブを実行する制御ステップと、を実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017226820A JP2019097107A (ja) | 2017-11-27 | 2017-11-27 | 画像処理装置、制御方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017226820A JP2019097107A (ja) | 2017-11-27 | 2017-11-27 | 画像処理装置、制御方法及びプログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020121456A (ja) * | 2019-01-30 | 2020-08-13 | ブラザー工業株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム |
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-
2017
- 2017-11-27 JP JP2017226820A patent/JP2019097107A/ja active Pending
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