JP2002142385A - サーバ装置、ネットワーク機器、ネットワークシステム並びにそれらの制御方法 - Google Patents

サーバ装置、ネットワーク機器、ネットワークシステム並びにそれらの制御方法

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JP2002142385A
JP2002142385A JP2000331053A JP2000331053A JP2002142385A JP 2002142385 A JP2002142385 A JP 2002142385A JP 2000331053 A JP2000331053 A JP 2000331053A JP 2000331053 A JP2000331053 A JP 2000331053A JP 2002142385 A JP2002142385 A JP 2002142385A
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network device
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JP2000331053A
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Tetsuya Onishi
哲也 大西
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Canon Inc
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    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/221General power management systems

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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに接続された機器の電力消費量
を管理することにより、システム全体の安定した稼働を
実現可能なサーバ装置及びネットワークシステム並びに
その制御方法を提供すること 【解決手段】 予めネットワークに接続された機器毎の
消費電力量を登録しておく。そして、機器からの稼働通
知、動作開始通知を受信すると(S402)、現在のネ
ットワーク全体での消費電力量と、通知された動作によ
って増加する消費電力量との和が、システムの動作条件
を満足するかどうかをチェックする(S407)。動作
条件を満足しない場合には、通知を発行した機器の種類
によって、稼働・動作を拒否、他の機器の動作モードも
しくは通知を発行した機器の動作モードを省電力モード
に変更するように制御する、あるいは他の機器の動作が
終了するまで動作開始を待たせる等の制御を行い(S4
09〜S416)、予め定めたシステムの動作条件内で
機器が動作するように制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバ装置及びネ
ットワークシステムに関し、特にネットワークシステム
全体の消費電力を検知しながら、消費電力があるレベル
を超えないように、ネットワークシステムを制御し、安
定したシステム稼働を実現するサーバ装置及びネットワ
ークシステム並びにそれらの制御方法に関する。
【0002】本発明はまた、ネットワークに接続可能な
ネットワーク機器及びその制御方法に関し、特にネット
ワーク全体の消費電力が監視されるネットワークに好適
に接続可能なネットワーク機器及びその制御方法に関す
る。
【0003】
【従来の技術】近年、コンピュータ装置のネットワーク
化が進み、プリンタもローカルプリンタからネットワー
クの中に組み込まれるネットワークプリンタが主流とな
ってきている。一方、複写機内部にプリンタコントロー
ラ装置及びネットワークインタフェースを組み込み、1
台で複写機とプリンタの両方に利用できる複合機が市場
で発売されている。また、さらにファクシミリ文書の送
受信機能が追加される場合もあり、別々の機器を設置す
るよりも設置面積が節約できる等の理由により、この種
の複合機が広く用いられるようになってきている。
【0004】しかしながら、プリンタや複合機をネット
ワークに組み入れて用いる場合、通常複数のユーザーが
1台のプリンタ(もしくはプリンタとしての複合機。以
下、両者をまとめて単にプリンタと言う)を共有するた
め、どのような高速プリンタであっても、大量印刷処理
が複数の共有ユーザから要求されると非常に生産性が悪
くなり、作業効率が落ちてしまう結果となっていた。生
産性を上げるためには、2台目、3台目とネットワーク
によって共有されるプリンタを増やさなければならな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、共有プ
リンタの台数を増やせば、消費電力もそれに応じて増大
してしまう。電力事情の悪い地域や国において、接続さ
れる複数台のプリンタが同時に動作した場合は、過度の
電力の消費から起こる電源の瞬断や、電圧の低下などに
よって、動作が安定しなかったり、故障の原因にもなっ
てしまい、接続台数を制限する必要があった。特に多機
能の複合機においては、利用する機能ごとに消費電力が
違うため、プリンタとして用いる場合には他のプリンタ
と同時動作が可能であるが、複写機として用いる場合は
他のプリンタと同時動作ができないといったような場合
が生じ、この場合、他のプリンタの動作が終了するまで
コピーがとれないといったような不便な状況になってし
まう。
【0006】本発明のこのような従来技術の問題点に鑑
みなされたものであり、その目的は、ネットワーク上に
接続された機器の電力消費量を管理することにより、シ
ステム全体の安定した稼働を実現可能なサーバ装置及び
ネットワークシステム並びにその制御方法を提供するこ
とにある。本発明はまた、ネットワークに接続可能なプ
リンタ、コンピュータ、複合機、ファクシミリ装置等の
ネットワーク機器及びその制御方法に関し、特にネット
ワーク全体の消費電力が監視されるネットワークに好適
に接続可能なネットワーク機器及びその制御方法に関す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、ネットワークに接続された機器の管理を行うサーバ
装置であって、ネットワーク全体の消費電力量を監視す
る監視手段と、ネットワークに接続された機器が開始し
ようとする動作によって、ネットワーク全体の消費電力
量が予め定められた許容消費電力量を超える場合、所定
の条件が満たされるまで動作の開始を行わないように機
器を制御する制御手段とを有することを特徴とするサー
バ装置に存する。
【0008】また、本発明の別の要旨は、本発明のサー
バ装置を有するネットワークシステムに存する。
【0009】また、本発明の別の要旨は、ネットワーク
に接続可能なネットワーク機器であって、稼働中の消費
電力量を予め記憶した記憶手段と、ネットワーク機器の
稼働状況、消費電力量のいずれかを少なくとも含むネッ
トワーク機器に固有な固有情報をネットワークへ送信す
る固有情報送信手段とを有することを特徴とするネット
ワーク機器に存する。
【0010】また、本発明の別の要旨は、本発明のネッ
トワーク機器を有するネットワークシステムに存する。
【0011】また、本発明の別の要旨は、本発明のサー
バ装置及びネットワーク機器を有するネットワークシス
テムに存する。
【0012】また、本発明の別の要旨は、複数の機器が
接続されたネットワークシステムの制御方法であって、
ネットワーク全体の消費電力量を監視する監視ステップ
と、ネットワークに接続された機器が開始しようとする
動作によって、ネットワーク全体の消費電力量が予め定
められた許容消費電力量を超える場合、所定の条件が満
たされるまで動作の開始を行わないように機器を制御す
る制御ステップとを有することを特徴とするネットワー
クシステムの制御方法に存する。
【0013】また、本発明の別の要旨は、稼働中の消費
電力量を予め記憶した記憶手段を有するネットワークに
接続可能なネットワーク機器の制御方法であって、ネッ
トワーク機器の稼働状況、消費電力量のいずれかを少な
くとも含むネットワーク機器に固有な固有情報をネット
ワークへ送信する固有情報送信ステップを有することを
特徴とするネットワーク機器の制御方法に存する。
【0014】また、本発明の別の要旨は、ネットワーク
に接続された機器の管理を行うサーバ装置の制御プログ
ラムが格納されたコンピュータ装置読み取り可能な記憶
媒体であって、プログラムが、ネットワーク全体の消費
電力量を監視する監視工程のプログラムコードと、ネッ
トワークに接続された機器が開始しようとする動作によ
って、ネットワーク全体の消費電力量が予め定められた
許容消費電力量を超える場合、所定の条件が満たされる
まで動作の開始を行わないように機器を制御する制御工
程のプログラムコードとを有することを特徴とする記憶
媒体に存する。
【0015】また、本発明の別の要旨は、稼働中の消費
電力量を予め記憶した記憶手段を有するネットワークに
接続可能なネットワーク機器の制御プログラムが格納さ
れたコンピュータ装置読み取り可能な記憶媒体であっ
て、ネットワーク機器の稼働状況、消費電力量のいずれ
かを少なくとも含むネットワーク機器に固有な固有情報
をネットワークへ送信する固有情報送信工程のプログラ
ムを有することを特徴とする記憶媒体に存する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して、本
発明の好適な実施形態を詳細に説明する。図1は本発明
の実施形態に係るサーバ装置の一例としてのプリントサ
ーバ及び本発明の実施形態に係るネットワーク機器の一
例としてのネットワークプリンタ、クライアントコンピ
ュータをそれぞれ用いたプリントシステムの全体構成例
を示すブロック図である。同図において、101は、プ
リントシステムの各々の装置を接続するローカルエリア
ネットワーク(LAN)であり、プリントサーバ104
があらかじめ決められたプロトコルによって、LAN1
01に接続された各装置間の制御を行っている。10
2、106はクライアントコンピュータであり、ユーザ
ーによって書類の作成、編集およびデータ処理が行われ
るコンピュータである。103はネットワークプリンタ
であり、サーバ104の制御のもとで、クライアントコ
ンピュータ102、106から送られるプリントデータ
をプリントする。
【0017】105は複写機にFAX、ネットワークプ
リンタなどの機能を備えた複合機である。107は公衆
電話回線であり、複合機105はファクシミリ文書の送
受信を公衆電話回線107を介して行っている。また、
プリンタ103と同様に、サーバ104の制御のもと
で、クライアントコンピュータ102、106から送ら
れるプリントデータをプリントすることもできるように
なっている。もちろん単独で複写機として用いることも
できる。
【0018】クライアントコンピュータ102、106
にて編集、作成された文書や画像の出力をユーザが希望
すると、アプリケーションソフトウェア及びプリンタド
ライバソフトウェア等により、ユーザが選択した共有プ
リンタ、即ちプリンタ103または複合機105のいず
れかに対するプリントファイルが作成され、対応するプ
リンタに転送される。
【0019】これらの操作は、クライアントコンピュー
タ102、106にて文書や画像の作成、編集に使用し
ているアプリケーションソフトウェアやプリンタドライ
バのユーザーインターフェースによって、ユーザが容易
に設定、出力指示できるようになっている。
【0020】プリンタに転送されるプリントファイル
は、一時、プリントサーバ104に貯えられた後、選択
されたプリンタに転送される。プリントサーバ104
は、クライアントコンピュータ102または106から
送られるプリントファイルを、指定されたプリンタ毎に
整理しJOBとして管理し、各プリンタの制御を集中し
て行っている。
【0021】例えば、クライアントコンピュータ側に多
量のプリントファイルがあった場合でも、プリントサー
バ104が、プリントファイルを連続して受信できるよ
うにすることで、クライアントコンピュータ側は、個々
のプリントJOBの終了を待つことなくプリントファイ
ルを送信できるようになる。このように、プリントファ
イル作成後の処理をプリントサーバ104に引き渡すこ
とによって、クライアントコンピュータは次の作業に移
る事ができ、クライアントコンピュータ側の生産性を向
上させることができる。
【0022】プリントサーバ104は常にLAN101
を介して、ネットワーク上のクライアントコンピュータ
や、プリンタもしくは、複合機の稼動状況を監視、確認
し、その情報から、システム全体の消費電力の計算を行
い、システム全体の動作制御を行っている。これは、上
述したように、例えば電力事情の悪い地域や国におい
て、システムに接続されるすべての装置が、一度に稼動
した場合、電力不足から動作が不安定になったり、過度
の電力消費から起こる電源の瞬断などによる故障を防ぐ
ために行っている。そして、すべての装置が同時に動く
という低い確率で起こる。このような状況だけのため
に、稼動台数を減らすことなく、また、ユーザーが意識
することなく自動的に電力制御を行うことで、より生産
性を高めることに役立っている。
【0023】図2はプリントサーバ104の基本構成例
を示すブロック図である。201はネットワークI/F
であり、クライアントコンピュータ102、106、プ
リンタ103、複合機105などLAN101に接続さ
れる各装置とのあらかじめ決められたプロトコルによる
通信を行っている。
【0024】ネットワークI/F201には、図示はし
ないが、ネットワークコントローラとCPU、CPUが
実行する制御プログラムが記憶されたROMおよびワー
クRAMが搭載されており、制御プログラムをCPUが
実行することによってプロトコルがコントロールされ、
より高速な通信が可能となっている。
【0025】202はプリントサーバ104の全体をコ
ントロールするCPU、204は各クライアントコンピ
ュータ102及び106から送られるプリントファイル
や、LAN101に接続される各装置の稼動状況などを
示すデータを一時格納するハードディスク、205はワ
ークRAMおよびCPU202が実行する制御プログラ
ムが書かれたROMであり、これらブロック201〜2
04はそれぞれローカルバス203にて相互接続されて
いる。
【0026】プリントサーバ104は、各クライアント
コンピュータからLAN101に送られる各プリントフ
ァイルを、指定の出力先毎、すなわちプリンタ103、
または複合機105毎に整理分別し、ハードディスク2
04に順次格納していく。そして、プリンタ103、ま
たは複合機105がプリント可能になり次第、順次ハー
ドディスク204に格納したプリントファイルを所望の
プリンタ103、または複合機105に転送するように
なっている。
【0027】またプリントサーバ104は、システム全
体の電力の監視、確認の作業も行っている。例えば、今
まで稼動していなかったクライアントコンピュータ10
6に対して、あるユーザーが電源を入れると、そのパワ
ーオンシーケンスによって、クライアントコンピュータ
106は、プリントサーバ104に対して稼動中という
通知と共に、稼動中の電力消費、例えば、3[A](ア
ンペア)という自身の電力消費のデータもLAN101
を介し送ってくるようになっている。尚、以下説明の簡
略のために消費電力の単位を仮に[A](アンペア)と
いう単位で表現するが、他の単位を用いても良いことは
言うまでもない。
【0028】また、逆に電源を切ると、そのパワーダウ
ンシーケンスにより、電源が切れる前に稼動停止という
通知を送ってくるようになっている。これらパワーオン
シーケンス及びパワーダウンシーケンスにおける通知機
能は、LAN101に接続されるすべての装置に適応さ
れ、あらかじめそれぞれの装置のプログラムに組み込ま
れている。なお、プリンタや複合機など、動作状態によ
って消費電力が変動する機器においては、動作状態(動
作モード)毎の電力消費に関する情報を通知する。
【0029】図3は、本実施形態におけるネットワーク
機器(複合機105、クライアントコンピュータ102
及び106、プリンタ103)において、ネットワーク
(ネットワークにおいて消費電力の監視、制御を行う端
末。本実施形態においてはプリントサーバ104)に、
管理に必要な情報を送信する動作を説明するフローチャ
ートである。
【0030】本実施形態において、図3に示す処理は、
電源投入時(起動時)、リセット等の初期化時及び電源
断時はもとより、ネットワーク機器が消費電力量の異な
る複数の動作モード(コピーモード、スキャンモード等
の機能毎の動作モード及び、省電力モード等)を有する
場合には、動作モードの変更時等、ネットワーク機器の
電力消費量がネットワークに影響を及ぼす場合に実行さ
れる。もちろん、上述した場合以外のタイミングで通知
を行うようにすることも可能である。
【0031】まず、ステップS301で、通知を行うべ
きイベントが発生したかの検出が行われる。イベントが
検出されると、ステップS302において、イベントの
種別が判別される。電源断の場合は、ステップS303
で、非稼働(稼働中止)になる旨を通知する。また、動
作モードが変更される場合には、ステップS304でこ
れから動作しようとしている動作モードを通知する。起
動時及び初期化時には、ステップS305で稼働中であ
ること及びモード毎の消費電力値を通知する。
【0032】もちろん、これら通知を行う場合には、ネ
ットワーク機器のネットワークアドレス等、プリントサ
ーバ104がその通知元を特定可能な情報を含めて通知
することは言うまでもない。
【0033】なお、図3においては、起動時及び初期化
時に稼働中であること及び動作モード毎の電力消費量を
常に通知する場合を説明したが、動作モード毎の電力消
費量については設置時に1度送信し、プリントサーバ1
04が後述するテーブル作成後はプリントサーバ104
から要求があった場合のみ応答するように構成すること
もできる。この場合、テーブル作成後の起動時及び初期
化時(ステップS305)では、稼働中であることと動
作モードを通知すればよいことになる。
【0034】これら各装置から通知される電力消費のデ
ータを基にプリントサーバ104は、図4に示すような
テーブルを作成し、システム全体の電力の監視、確認の
作業を行う。
【0035】本実施形態においては、図4に示すよう
に、クライアントコンピュータ102は3[A]、クラ
イアントコンピュータ102は3[A]、プリントサー
バ104は3[A]の電力消費量であり、プリンタ10
3は通常モードと省エネルギーモードを持ち、通常モー
ドは2[A]、省エネルギーモードは1[A]となって
いる。省エネルギーモードは、プリントサーバ104か
らの指示により実行するようになっている。
【0036】なお、図4において記載される動作モード
は、更に細分化することも可能である。例えば、複写機
モードにおいて、両面ユニットやソーター等のオプショ
ン機器を用いる場合と用いない場合で電力消費量が変化
する場合には、複写機モードを更に複写機モード1(両
面)、2(片面)、3(ソートあり)、4(両面・ソー
トあり)等細分化し、細分化された各モード毎に電力消
費量を記憶することも可能である。
【0037】複合機105は、クライアントコンピュー
タ102、106からのプリントデータをプリントする
プリントモード、原稿台に置かれた原稿の複写を行う複
写機モード、ファクシミリ文書の送受信を行うFAXモ
ード、受信したファクシミリ文書を出力せず、一時的に
装置内部の記憶装置、例えばハードディスクドライブ等
に記憶するFAX受信モードを持ち、それぞれ2
[A]、5[A]、4[A]、2[A]の電力消費量を
有する。
【0038】複合機105において、複写機モード、F
AXモードおよびFAX受信モードは、複合機105の
ローカルなモードであって、プリントサーバ104によ
って指示実行されるモードではないため、それぞれのモ
ードで動作する前に、複合機105からプリントサーバ
104に動作通知が発行される。動作通知を受けたプリ
ントサーバ104は、現在、システム内で稼動、もしく
は、動作中の装置の消費電力から、動作許可を発行する
かどうか決定する。
【0039】プリンタ103および複合機105は、稼
動していても、なにも動作しない状態、すなわち待機中
の消費電力は無視できるほど小さく設計されている。
【0040】例えば、システム全体の消費電力が、最大
14[A]までの動作環境下において、クライアントコ
ンビユータ102、106、プリントサーバ104が稼
動しているとすると、消費電力は、3+3+3=9
[A]となる。この場合、14−9=5[A]まで、残
りの装置の動作が可能となる。
【0041】例えば、あるクライアントコンピュータか
らの指示により、プリンタ103がプリント動作中、す
なわち、システム全体の消費電力が3+3+3+2=1
1[A]である状態で、あるユーザーが複合機105に
て複写を行おうとした場合、複合機105は、プリント
サーバ104に対して、LAN101を介して複写機モ
ード動作通知を出力する。プリントサーバ104は、受
け取った複写機モード動作通知から、前述したように図
4に示す、あらかじめ作成されたテーブルを参照し、複
合機105の複写機モードにおける消費電力5[A]を
得る。
【0042】この結果、複写機モードを動作させた場
合、クライアントコンピュータ102、106、プリン
トサーバ104が稼動し、プリンタ103が動作中であ
るため、総消費電力は計算によって、3+3+3+2+
5=16[A]となって、最大14[A]という動作環
境をオーバーしてしまう。
【0043】すなわち、クライアントコンピュータ10
2、106及びプリントサーバ104が稼働中である場
合、プリンタ103と複合機105の複写機モードは同
時動作できない。このため、プリントサーバ104は、
プリンタ103もしくは複合機105のいずれかに停止
指示を出力する。このとき停止指示を出力する機器にあ
らかじめ優先順位をつけておくことができ、例えば、複
合機105の複写機モードが優先されるならば、プリン
トサーバ104は、プリンタ103に一時停止指示を、
複合機105に対しては動作許可をそれぞれLAN10
1を介し発行する。
【0044】また例えば、プリンタ103がプリント動
作中に、複合機105にてファクシミリ文書が受信され
た場合、複合機105は、プリントサーバ104に対し
て、LAN101を介してFAXモード動作通知を出力
する。プリントサーバ104は、受け取ったFAXモー
ド動作通知から、前述したように図4に示す、あらかじ
め作成されたテーブルを参照し、FAXモードの消費電
力4[A]を得る。
【0045】FAXモードを動作させた場合、クライア
ントコンピュータ102、106、プリントサーバ10
4が稼動し、プリンタ103が動作中であり、総消費電
力は計算によって、3+3+3+2+4=15[A]と
なって、最大14[A]という動作環境をオーバーして
しまう。すなわち、クライアントコンピュータ102、
106、プリントサーバ104が稼動している状態でプ
リンタ103と複合機105のFAXモードは同時動作
できない。このため、ププリントサーバ104は、プリ
ンタ103もしくは複合機105のいずれかに停止指示
を出力する。このとき停止指示を出力する機器にあらか
じめ優先順位をつけておくことができ、例えば、複合機
105のFAXモードが優先されるならば、プリントサ
ーバ104は、プリンタ103に一時停止指示を、複合
機105に対しては動作許可をそれぞれLAN101を
介し発行する。
【0046】一方、プリンタ103の動作が優先される
ならば、プリントサーバ104は、複合機105に対
し、LAN101を介してFAX受信モードへの切り替
え指示を発行する。また、例えば、優先順位が同じ場合
は、プリンタ103に対し、LAN101を介し、省エ
ネルギーモードへの切り替え指示を出すようになってい
る。なお、プリンタ103の省エネルギーモードは、プ
リントスピードを落とすことによって、消費電力を低く
する動作モードである。
【0047】このように、ネットワークのユーザーが意
識することなく自動的に、総消費電力をコントロールす
ることによって、システムの安定した動作を可能にして
いる。
【0048】図5に、上述したプリントサーバ104の
動作のフローチャートを示す。システム管理者がプリン
トサーバ104を稼動させた時点から、図5に示す処理
が開始される。まず、ステップS401ではシステムの
動作条件がシステム管理者より入力される。システムの
動作条件とは、許容できる総消費電力、接続される各装
置の動作優先順位、また例えば、稼動できるクライアン
トコンピュータの台数、等である。なお、ステップS4
01で入力した動作条件はプリントサーバ104の例え
ばHD204に記憶され、その後新たな機器が接続、取
り外しされたり、優先順位が変更される場合等の変更が
ない限り、プリントサーバ104の起動時に入力処理を
行う必要はない。
【0049】ステップS402はクライアントコンピュ
ータの稼動通知、複合機105の動作通知、またはクラ
イアントコンピュータからのプリント指示を新たに受信
したか、もしくは処理できずにプリントサーバ104に
溜まっている、LAN101に接続された装置からの通
知、指示があるかどうかをチェックする。
【0050】もし、通知もしくは指示があった場合には
ステップS404にて、ステップS405、ステップS
406から得られる現時点の消費電力に、図4に示すテ
ーブルを参照して求めた、ステップS402で検出され
た稼動通知、動作通知、プリント指示に対応する消費電
力を加算して、総消費電力を算出する。ステップS40
5では、常にLAN101に接続された各装置の状態を
チェックし、ステップS406にて図4のテーブルを参
照し、現時点での消費電力を計算している。
【0051】ステップS407は、ステップS401に
て入力されるシステムの動作条件を満足するかチェック
する。特に本実施形態では、ステップS404で計算さ
れた消費電力値がシステムにおいて許容できる総消費電
力を満足するかについてチェックする。また、稼動して
いるクライアントコンピュータの総数をチェックしても
よい。システムの動作条件を満足しているのであれば、
ステップS408で、それぞれ通知のあった装置に稼動
許可もしくは動作許可を通知し、プリント指示があった
プリンタ103または複合機105にプリント指示を発
行する。そして再びステップS402に戻って、通知ま
たは指示をチェックする。
【0052】一方、ステップS407において、システ
ムの動作条件を満足していないと判断された場合、特に
本実施形態では、許容できる総消費電力を満足していな
い場合は、ステップS409にて、ステップS402で
検出した新たな稼働通知(もしくは処理待ちの稼働通
知)が、クライアントコンピュータ102もしくは10
6の稼動通知かどうかチェックし、クライアントコンピ
ュータの稼動通知であれば、新たなクライアントコンピ
ュータの稼動は不可能であるので、ステップS410に
て稼働拒否通知を発行し、再びステップS402にて通
知、または指示をチェックする。
【0053】ステップS409においてクライアントコ
ンピュータの稼働通知でないと判断された場合には、ス
テップS411で複合機105からの動作通知かどうか
を判定する。複合機105からの動作通知であれば、ス
テップS412において現在稼働/動作中の機器と複合
機105との優先順位を比較し、複合機105を優先さ
せることにより動作が可能なのか、または動作中の機器
のモード切り換えによって動作可能かをチェックする。
【0054】チェックの結果、動作可能ならば、ステッ
プS413にて動作モードを変更する命令を対象となる
稼働/動作中の装置に出力し、再びステップS402に
て通知、または指示をチェックする。
【0055】一方、複合機105の優先順位が低い場合
や、稼働中の装置の動作モードを切り替えることによっ
ても動作が不可能な場合は、ステップS414にて複合
機105に動作拒否を通知し、再びステップS402に
もどり動作可能か順次チェックする。
【0056】ステップS409およびS411において
「NO」と判断された場合、即ちステップS402で検
出された通知がクライアントコンピュータ102、10
6のものでも複合機105でも無い場合、即ち、プリン
タ103による通知である場合には、ステップS415
で動作モードを変えてプリント指示が可能かどうかチェ
ックし、可能である場合はステップS416にて、動作
モードを例えば小電力モードに変えてプリントするよう
に指示を発行し、ステップS402にて新たな通知、ま
たは指示を待つようになっている。動作モードを替えて
もプリント不可能ならばステップS402にもどり、再
び動作可能か順次チェックを行う。
【0057】(プリンタ103の構成)図6にプリンタ
103の内部構成の概略ブロック図を示す。501はネ
ットワークコントローラであり、クライアントコンピュ
ータ102、106、プリントサーバ104、複合機1
05などLAN101に接続される各装置とのあらかじ
め決められたプロトコルによる通信を行う。なお、ネッ
トワークコントローラ501は、オプションで装着され
る場合と、標準に装着される場合がある。
【0058】502はCPU(中央演算処理装置)で、
ROM(リードオンリーメモリ)503に記憶された制
御プログラムに基づいてプリンタ103の全体の制御を
司っている。504はワークRAMで、図示しないオプ
ションRAMによりその容量を拡張可能に構成されてい
る。ワークRAM504は、各種の情報を格納するとと
もに、CPU502のワークエリアとしても機能する。
505は専用画像コントローラ(ASIC)で、画像メ
モリ506へのレンダリング処理と、該レンダリングさ
れた画像データのプリンタエンジン507への転送を制
御する。
【0059】具体的には、ASIC505は専用画像コ
ントローラであり、ページ記述言語で記述されたプリン
トファイルに基づいて画像メモリ506にラスタイメー
ジ画像を展開し、プリンタエンジン507からの同期信
号508に基づいて展開画像を転送する機能を有してい
る。なお、このASIC506については後述する。5
10はハードディスクであり、511は印刷状態や設定
された内容を確認するためのキーや表示機を備え、外部
からの各種操作を行ったり、エラー情報等の各種情報を
表示するための操作部である。
【0060】512は、CPUバスで、該CPUバス5
12を介して接続される各デバイスとのアクセスをCP
U502が制御している。なお、プリンタエンジン50
7は、インクジェットプリンタエンジンやレーザービー
ムプリンタエンジン等で構成され、図示しないプリンタ
部を駆動するもので、ビデオバス509を介してASI
C505に接続され同期信号508を出力する。画像メ
モリ506は、ASIC506に接続されラスタイメー
ジ画像が展開されるものである。またその領域は、α、
βと2つに分割されている。画像メモリ506は2領域
に分割されなければならない訳ではなく、任意の数に分
割することが可能である。
【0061】次に、上記構成のシステム各部の動作を説
明する。クライアントコンピュータ102、106より
プリントを指示され、プリントサーバ104経由で送付
されたページ記述言語、例えばLIPS、PostScript
(商標)によって記述されたページ記述言語データファ
イルは、ネットワークコントローラ501により受け取
られ、CPU502を介しワークRAM504上に確保
される、例えば受信バッファ等に一時格納される。CP
U502はワークRAM504に一時格納してあるペー
ジ記述言語データを参照し、ASIC505が利用でき
る中間言語データに変換し、再びワークM504に順次
格納していく。
【0062】CPU502は、上記中間言語データへの
変換処理がある程度進むと、ASIC505に対して画
像展開開始のコマンドを送り、これに応答してASIC
505はワークRAM504に格納されている中間言語
データを参照しながら高速に画像メモリ506のα側領
域へラスタイメージ画像の展開処理(レンダリング処
理)を行う。またCPU502は、同時に引き続き中間
言語データへの変換処理を行い、ワークRAM504に
格納していく。このとき、CPU502とASIC50
5によって、バス512を介して同時にワークRAM5
04へのアクセスが発生しないように、ASIC505
に内蔵しているバス512獲得のための調停回路(アー
ビトレーション回路)によって調停を行っている。
【0063】CPU502は、ASIC505からの画
像メモリ506のα領域への画像データの展開終了の割
り込みを受けると、プリンタエンジン507に対して起
動コマンドを送り、プリンタエンジン507を起動す
る。これと同時にCPU502は、ASIC505にコ
マンドを送ってメモリ506のα領域をビデオ出力モー
ドとして、プリンタエンジン507からの同期信号50
8を待機する状態となる。
【0064】このようにしてプリンタエンジン507が
起動すると、図示はしないが、印刷用紙が給紙され、水
平同期信号、垂直同期信号(以下まとめて同期信号50
8と記述する)が発生してASIC505に送られる。
ASIC505は同期信号508が入力されると、画像
メモリ506のα領域に展開されている画像データを、
ビデオバス509を介し順次プリンタエンジン507に
転送する。
【0065】このとき同時にCPU502、ASIC5
05は、前述した、上記中間言語データへの変換処理と
RAM504の格納されている中間言語データを参照し
ながら高速に、画像メモリ506のβ側領域へラスタイ
メージ画像の展開処理(レンダリング処理)が続けられ
ており、α側領域のプリンタエンジン507への転送が
終了すると、β側領域に切り換わり、β側領域の転送が
続けられる。
【0066】プリンタエンジン507への転送と、画像
メモリ506へのラスタイメージ画像の展開を、α、β
交互に行うことによって、ラスタイメージ画像の展開と
プリントを同時に行い、プリントスピードを上げること
によってより生産性を高める工夫がされている。
【0067】以下に、省エネルギーモードでプリントす
る場合を説明する。クライアントコンピュータ102、
106よりプリントを指示され、プリントサーバ104
経由で省エネルギーモードのコマンドともに送付された
ページ記述言語データファイルは、ネットワークコント
ローラ501により受け取られ、CPU502を介しワ
ークRAM504上に記憶される。CPU502はワー
クM504に一時格納してあるページ記述言語データを
参照し、ASIC505が利用できる中間言語データに
変換し、再びワークRAM504に順次格納していく。
【0068】CPU502は、上記中間言語データへの
変換処理がある程度進むと、ASIC505に対して画
像展開開始のコマンドを送りASIC505はワークR
AM504の格納されている中間言語データを参照しな
がら高速に画像メモリ506のα側領域へラスタイメー
ジ画像の展開処理(レンダリング処理)を行う。またC
PU502は、引き続き中間言語データへの変換処理を
行い、ワークRAM504に格納していく。このとき、
CPU502とASIC505によって、バス512を
介して同時にワークRAM504へのアクセスが発生し
ないように、ASIC505内のバス512獲得のため
の調停回路(アービトレーション回路)によって調停を
行っている。
【0069】CPU502は、ASIC505から画像
メモリ506のα領域への画像データ展開終了の割り込
みを受けると、ASIC505に内蔵しているDMAコ
ントロール回路に対して起動コマンドを送り、ハードデ
ィスク510へ画像メモリ506のα領域への画像デー
タを転送するように指示を送る。図示しないDMAコン
トロール回路はメモリ506のα領域から画像データを
読み取り、調停回路(アービトレーション回路)の調停
によって順次CPUバス512を獲得し、CPUバス5
12を介してハードディスク510に転送し格納してい
く。
【0070】このとき同時にCPU502、ASIC5
05によって、前述した中間言語データへの変換処理
と、RAM504に格納されている中間言語データを参
照しながら、画像メモリ506のβ領域への高速ラスタ
イメージ画像展開処理(レンダリング処理)が続けられ
ており、α領域のハードディスク510への転送が終了
すると、β領域に切り換わり、β領域の転送が続けられ
る。
【0071】α領域、β領域と順次展開を進め、1ペー
ジ分の画像データを展開し、ハードディスク510への
転送を終了すると、CPU502はプリンタエンジン5
07及び、ASIC505に内蔵しているDMAコント
ロール回路を起動し、プリンタエンジン507からの同
期信号508を待機する状態とする。
【0072】このようにしてプリンタエンジン507が
起動すると、同期信号508が発生してASIC505
に送られる。ASIC505に同期信号508が入力さ
れると、図示しないDMAコントロール回路はCPUバ
ス512を順次獲得し、ハードディスク510から画像
データを読み出し、CPUバス512を介してASIC
505に転送し、さらにビデオバス509を介し順次プ
リンタエンジン507に転送し、プリント出力が得られ
る。
【0073】このようにプリンタ103の省エネルギー
モードでは、それぞれ電力の消費が大きいレンダリング
処理とプリンタエンジンの動作を別々に行うことで、プ
リントスピードは遅くなるが、一度に消費する電力を小
さくする工夫がされている。
【0074】(複合機105の構成)図7に複合機10
5の内部構成の概略ブロック図を示す。601はネット
ワークコントローラであり、クライアントコンピュータ
102、106、プリンタ103、プリントサーバ10
4などLAN101に接続される各装置とのあらかじめ
決められたプロトコルによる通信を行っている。
【0075】602はCPU(中央演算処理装置)で、
ROM(リードオンリーメモリ)603に記憶された制
御プログラムに基づいて複合機105の全体の制御を司
っている。604はワークRAMで、各種の情報を格納
するとともに、CPU602のワークエリアとしても機
能する。605は専用画像コントローラ(ASIC)
で、画像メモリ606へのレンダリング処理と、該レン
ダリングされた画像データや、スキャナ608、および
スキャナI/F609を介して送られるスキャナ画像も
しくは、FAXユニット612からの画像などを、画像
メモリ606を経由させ、プリンタエンジン607への
転送を制御する。
【0076】具体的には、ASIC605は専用画像コ
ントローラであり、ページ記述言語で記述されたプリン
トファイルに基づいて画像メモリ606にラスタイメー
ジ画像を展開し、プリンタエンジン607からの同期信
号608に基づいて展開画像を転送する機能を有してい
る、また、スキャナI/F609やFAXユニット61
2からの画像データを、メモリ606を介して転送する
機能も有している。なお、このASIC606について
は後述する。610はハードディスク(HD)であり、
611はコピー状態や、印刷状態、設定された内容を確
認するためのキーや表示機を備え、外部からの各種操作
を行ったり、エラー情報等の各種情報を表示する操作部
である。612はFAXユニットであり、公衆回線10
7に接続され、FAX通信が可能になっている。
【0077】613は、CPUバスで、該CPUバス6
13を介して接続される各デバイスとのアクセスをCP
U602が制御している。なお、プリンタエンジン60
7は、インクジェットプリンタエンジンやレーザービー
ムプリンタエンジン等で構成され、図示しないプリンタ
部を駆動するもので、ビデオバス614を介してASI
C605に接続され同期信号615を出力する。画像メ
モリ606は、ASIC606に接続されラスタイメー
ジ画像が展開、およびスキャナ画像やFAX画像が一時
格納されるものである。またその領域は、α、βと2つ
に分かれている。画像メモリ606は2領域に分割され
なければならない訳ではなく、任意の数に分割すること
が可能である。
【0078】次に、上記構成のシステム各部の動作を説
明する。ユーザーがスキャナ608上に原稿を置き操作
部611のコピーボタンを押すと、CPU602は、C
PUバス613を介してコピーボタンが押されたことを
検知し、各ブロックに対し、コピー動作のための制御を
開始する。CPU602はネットワークコントローラ6
01、LAN101通じて、サーバ104に対してコピ
ー動作の通知を発行する。複合機105からコピー動作
通知を受け取ったサーバ104は、前述したようにシス
テムの電力消費量を計算し、動作可能であるならば、動
作許可通知を複合機105に対して発行する。例えば、
動作許可が発行されなかった場合は、CPU602は操
作部611の状態表示部を用い、コピー待ち状態をユー
ザーに知らせることができる。もちろんユーザーはコピ
ーをキャンセルすることも可能である。
【0079】例えば動作許可が発行されると、LAN1
01、ネットワークコントローラ601を通じて、許可
通知を受け取ったCPU602は、直ちにコピー動作の
ための制御を開始する。CPU602は、ASIC60
5、プリンタエンジン607およびスキャナI/F60
9に対して、コピー動作のためのコマンドをCPUバス
613を介して発行する。
【0080】コマンドを受け取ったスキャナI/F60
9は、さらに通信線616を介しスキャン動作の指令を
出す。指令を受けたスキャナ608は、図示しない光源
より光を原稿に当て、図示しないセンサにより順次原稿
を読み取り、読み取ったデータを同期信号618に同期
させながら、データバス617を介して順次スキャナI
/F609に転送していく。画像データを受け取ったス
キャナI/F609は、階調補正等のプリンタエンジン
607よりプリントするための適切な補正を行い、順次
バス619を介して画像メモリ606に格納していく。
【0081】同時にコマンドを受け取ったプリンタエン
ジン607は、同期信号615を発生し、またASIC
605は、同期信号615に基づいて順次画像メモリ6
06に格納されるコピー画像を読み出し、バス614を
介してプリンタエンジン607に転送し、コピー出力を
得る。この時、画像メモリ606は独立して動作するス
キャナ608、およびプリンタエンジン607のタイミ
ングを合わせるためのバッファメモリとして用いられ
る。
【0082】FAXを送信する場合は、操作部611に
より、送信先の電話番号を入力後、スタートボタンを押
すことにより、CPU602はCPUパス613を介し
てFAXのスタートボタンが押されたことを検知し、各
ブロックに対し、FAX動作のための制御を開始する。
CPU602はネットワークコントローラ601、LA
N101を通じて、プリントサーバ104に対してFA
X動作の通知を発行する。
【0083】複合機105からFAX動作通知を受け取
ったサーバ104は、前述したようにシステム全体の電
力の消費量を計算し、動作可能であるならば、動作許可
通知を複合機105に対して発行する。例えば、動作許
可が発行されなかった場合は、CPU602は操作部6
11の状態表示部を用い、FAX送信待ち状態をユーザ
ーに知らせるようになっている。この場合、もちろんユ
ーザーはFAX送信をキャンセルできる。
【0084】一方、動作許可が発行されると、LAN1
01、ネットワークコントローラ601を通じて、許可
通知を受け取ったCPU602は、直ちにFAX送信動
作のための制御を開始する。CPU602は、ASIC
605、およびスキャナI/F609に対してFAX動
作のためのコマンドを、FAXユニット612に対して
は、操作部611より読み取った送信先の電話番号およ
びコマンドを、CPUバス613を介して発行する。
【0085】コマンドを受け取ったスキャナI/F60
9は、さらに通信線616を介しスキャン動作の指令を
出す。指令を受けたスキャナ608は、図示しない光源
より光を原稿に当て、図示しないセンサにより順次原稿
を読み取り、データバス617を介して読み取ったデー
タを同期信号618に同期させながら、順次スキャナI
/F609に転送していく。画像データを受け取ったス
キャナI/F609は、順次バス619を介して画像メ
モリ606に格納していく。
【0086】またASIC605は、内蔵のDMAコン
トローラにより順次画像メモリ606に格納されるスキ
ャナ画像を読み出し、CPUバス613を介してFAX
ユニット612に転送し、FAXユニット612は規格
に沿った画像圧縮を行い公衆回繚107を介して送信す
るようになっている。この時、画像メモリ606は独立
に動作するスキャナ608、およびFAXユニット61
2へのDMAのタイミングを合わせるためのバッファメ
モリとして用いられている。
【0087】FAXが公衆回線107を介して受信され
た場合、FAXユニット612はバス613を介してC
PU602にFAX受信通知を発行する。FAX受信通
知を受けたCPU602はネットワークコントローラ6
01、LAN101を通じて、サーバ104に対してF
AX受信動作の通知を発行する。複合機105からFA
X受信通知を受け取ったサーバ104は、前述したよう
にシステム全体の電力の消費量を計算し、FAX動作可
能であるならば、FAX動作許可通知を複合機105に
対して発行する。
【0088】また、FAX動作が許可できない場合に
は、上述したようにFAX受信モードでの動作の指示を
する。CPU602はFAX受信モードでの動作を受け
た場合は、プリンタエンジン607を起動せずに、FA
Xユニット612に対し、受信した画像をハードディス
ク610に格納するように指示を出す。このように、プ
リンタエンジン607を起動しないようにすることで、
FAX受信モードでは、消費電力を抑えている。ハード
ディスク610に格納された画像は、システムの消費電
力に余裕のある時間帯にユーザーによって操作部より自
由にプリントすることが可能である。もちろん別のプリ
ンタ、例えば、プリンタ103を操作部にて指定して、
画像データをLAN101を介して転送し、プリントす
ることも可能である。
【0089】一方、FAX動作が許可された場合は、C
PU602は、CPUバス613を介し、FAXユニッ
ト612、プリンタエンジン607、ASIC605に
FAX動作のためのコマンドを発行する。FAXユニッ
ト612により受信された画像は、規格従った手順によ
って順次伸張され、ASIC605に内蔵されるDMA
コントローラによりCPUバス613を介してFAXユ
ニット612から順次画像メモリ606に転送される。
【0090】同時に、起動されたプリンタエンジン60
7から同期信号615が発生し、ASIC605は同期
信号615によって順次画像メモリ606からFAX画
像を読み出しプリント出力を得る。
【0091】複合機105でのプリンタとしての動作
は、プリンタ103同等であり重複するので説明は省略
する。
【0092】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0093】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0094】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0095】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図5に示す)フローチ
ャートに対応するプログラムコードが格納されることに
なる。
【0096】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、複
数のプリンタ、および複合機をコントロールするサーバ
ーに消費電力検知手段を設け、システム全体の消費電力
を監視するとともに、消費電力が所定の値を超えるおそ
れのある場合には、プリントを待たせたりより小さな電
力でプリント可能なモードでの動作を指示することによ
り、システムの安定稼働が可能になる。特に、電力事情
の悪い地域や国においても、ユーザーが特に意識する必
要がなく、安定した、かつ円滑な動作の継続を可能とす
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーバ装置を適用可能なネットワ
ークシステムの構成例を示す図である。
【図2】本発明に係るサーバ装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明に係るネットワーク機器におけるイベン
ト発生時の通知処理を説明するフローチャートである。
【図4】サーバ装置で作成する消費電力テーブルの例を
示す図である。
【図5】サーバ装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】図1におけるプリンタ103の構成例を示すブ
ロック図である。
【図7】図1における複合機105の構成例を示すブロ
ック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 H04L 11/00 310Z Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 5B011 DA01 EB06 FF04 LL00 LL14 MA14 MB11 5C062 AA13 AA30 AA35 AB40 AB42 AB49 AC58 AF00 BA00 5G064 AA04 AB03 AC05 AC09 CA07 CB08 CB12 DA06

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された機器の管理を
    行うサーバ装置であって、 前記ネットワーク全体の消費電力量を監視する監視手段
    と、 前記ネットワークに接続された機器が開始しようとする
    動作によって、前記ネットワーク全体の消費電力量が予
    め定められた許容消費電力量を超える場合、所定の条件
    が満たされるまで前記動作の開始を行わないように前記
    機器を制御する制御手段とを有することを特徴とするサ
    ーバ装置。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークに接続された機器毎の
    消費電力量を記憶した記憶手段を更に有し、 前記監視手段が前記記憶手段を用いて前記ネットワーク
    全体の消費電力量を監視することを特徴とする請求項1
    記載のサーバ装置。
  3. 【請求項3】 前記監視手段が、前記ネットワークに接
    続された機器から受信した情報に基づいて前記ネットワ
    ーク全体の消費電力量を監視することを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のサーバ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、前記ネットワーク全体
    の消費電力量が前記開始しようとする動作が開始されて
    も前記許容消費電力量を超えない値になるまで、前記動
    作の開始を行わないように前記機器を制御することを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の
    サーバ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、前記動作を開始しよう
    としている機器以外の機器による消費電力量を低減させ
    るよう制御することを特徴とすることを特徴とする請求
    項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が、前記機器が前記開始し
    ようとしている動作を、より少ない消費電力量で実行す
    ることが可能であり、かつ当該より少ない消費電力量で
    前記開始しようとする動作が実行されても前記許容消費
    電力量を超えない場合、前記機器に対して前記より少な
    い消費電力量での実行を指示することを特徴とする請求
    項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
    記載のサーバ装置を有するネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 ネットワークに接続可能なネットワーク
    機器であって、 稼働中の消費電力量を予め記憶した記憶手段と、 前記ネットワーク機器の稼働状況、前記消費電力量のい
    ずれかを少なくとも含む前記ネットワーク機器に固有な
    固有情報を前記ネットワークへ送信する固有情報送信手
    段とを有することを特徴とするネットワーク機器。
  9. 【請求項9】 前記固有情報送信手段が、前記ネットワ
    ーク機器の起動時、省電力状態からの復帰時もしくは初
    期化時に、前記ネットワーク機器が稼働中であることを
    示す情報を前記固有情報に含めて送信することを特徴と
    する請求項8記載のネットワーク機器。
  10. 【請求項10】 前記固有情報送信手段が、前記ネット
    ワーク機器の電源断時に、前記ネットワーク機器が非稼
    働であることを示す情報を前記固有情報に含めて送信す
    ることを特徴とする請求項8または請求項9記載のネッ
    トワーク機器。
  11. 【請求項11】 前記ネットワーク機器が、消費電力量
    の異なる複数の動作モードを有し、 前記記憶手段が前記複数の動作モードに対応した消費電
    力量を記憶すると共に、 前記固有情報送信手段が、前記ネットワーク機器の前記
    動作モードの変更に先立って前記固有情報を送信するこ
    とを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれか1項
    に記載のネットワーク機器。
  12. 【請求項12】 前記ネットワーク機器が、ファクシミ
    リ装置として動作するファクシミリモード、画像読み取
    り装置として動作するスキャナモード、ネットワークプ
    リンタとして動作するプリンタモード、複写機として動
    作するコピーモードの少なくとも2つを前記動作モード
    として有することを特徴とする請求項11記載のネット
    ワーク機器。
  13. 【請求項13】 前記動作モードが、さらに使用するオ
    プション機器の組み合わせにより細分化され、前記記憶
    手段が前記細分化された動作モードに対応した電力消費
    量を記憶することを特徴とする請求項12記載のネット
    ワーク機器。
  14. 【請求項14】 請求項8乃至請求項13記載のネット
    ワーク機器を有するネットワークシステム。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項6のいずれか1項
    に記載のサーバ装置及び請求項8乃至請求項13記載の
    ネットワーク機器を有するネットワークシステム。
  16. 【請求項16】 複数の機器が接続されたネットワーク
    システムの制御方法であって、 前記ネットワーク全体の消費電力量を監視する監視ステ
    ップと、 前記ネットワークに接続された機器が開始しようとする
    動作によって、前記ネットワーク全体の消費電力量が予
    め定められた許容消費電力量を超える場合、所定の条件
    が満たされるまで前記動作の開始を行わないように前記
    機器を制御する制御ステップとを有することを特徴とす
    るネットワークシステムの制御方法。
  17. 【請求項17】 前記ネットワークに接続された機器毎
    の消費電力量を記憶する記憶ステップを更に有し、 前記監視ステップが前記記憶ステップで記憶した内容を
    用いて前記ネットワーク全体の消費電力量を監視するこ
    とを特徴とする請求項16記載のネットワークシステム
    の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記監視ステップが、前記ネットワー
    クに接続された機器から受信した情報に基づいて前記ネ
    ットワーク全体の消費電力量を監視することを特徴とす
    る請求項16または請求項17記載のネットワークシス
    テムの制御方法。
  19. 【請求項19】 前記制御ステップが、前記ネットワー
    ク全体の消費電力量が前記開始しようとする動作が開始
    されても前記許容消費電力量を超えない値になるまで、
    前記動作の開始を行わないように前記機器を制御するこ
    とを特徴とする請求項16乃至請求項18のいずれか1
    項に記載のネットワークシステムの制御方法。
  20. 【請求項20】 前記制御ステップが、前記動作を開始
    しようとしている機器以外の機器に対して、その消費電
    力量を低減させるよう制御することを特徴とすることを
    特徴とする請求項16乃至請求項19のいずれか1項に
    記載のネットワークシステムの制御方法。
  21. 【請求項21】 前記制御ステップが、前記機器が前記
    開始しようとしている動作を、より少ない消費電力量で
    実行することが可能であり、かつ当該より少ない消費電
    力量で前記開始しようとする動作が実行されても前記許
    容消費電力量を超えない場合、前記機器に対して前記よ
    り少ない消費電力量での実行を指示することを特徴とす
    る請求項16乃至請求項20のいずれか1項に記載のネ
    ットワークシステムの制御方法。
  22. 【請求項22】 稼働中の消費電力量を予め記憶した記
    憶手段を有するネットワークに接続可能なネットワーク
    機器の制御方法であって、 前記ネットワーク機器の稼働状況、前記消費電力量のい
    ずれかを少なくとも含む前記ネットワーク機器に固有な
    固有情報を前記ネットワークへ送信する固有情報送信ス
    テップを有することを特徴とするネットワーク機器の制
    御方法。
  23. 【請求項23】 前記固有情報送信ステップが、前記ネ
    ットワーク機器の起動時、省電力状態からの復帰時もし
    くは初期化時に、前記ネットワーク機器が稼働中である
    ことを示す情報を前記固有情報に含めて送信することを
    特徴とする請求項22記載のネットワーク機器の制御方
    法。
  24. 【請求項24】 前記固有情報送信ステップが、前記ネ
    ットワーク機器の電源断時に、前記ネットワーク機器が
    非稼働であることを示す情報を前記固有情報に含めて送
    信することを特徴とする請求項22または請求項23記
    載のネットワーク機器の制御方法。
  25. 【請求項25】 前記ネットワーク機器が、消費電力量
    の異なる複数の動作モードを有し、 前記記憶ステップが前記複数の動作モードに対応した消
    費電力量を記憶すると共に、 前記固有情報送信ステップが、前記ネットワーク機器の
    前記動作モードの変更に先立って前記固有情報を送信す
    ることを特徴とする請求項22乃至請求項24のいずれ
    か1項に記載のネットワーク機器の制御方法。
  26. 【請求項26】 前記ネットワーク機器が、ファクシミ
    リ装置として動作するファクシミリモード、画像読み取
    り装置として動作するスキャナモード、ネットワークプ
    リンタとして動作するプリンタモード、複写機として動
    作するコピーモードの少なくとも2つを前記動作モード
    として有することを特徴とする請求項25記載のネット
    ワーク機器の制御方法。
  27. 【請求項27】 前記動作モードが、さらに使用するオ
    プション機器の組み合わせにより細分化され、前記記憶
    手段が前記細分化された動作モードに対応した電力消費
    量を記憶することを特徴とする請求項26記載のネット
    ワーク機器の制御方法。
  28. 【請求項28】 ネットワークに接続された機器の管理
    を行うサーバ装置の制御プログラムが格納されたコンピ
    ュータ装置読み取り可能な記憶媒体であって、前記プロ
    グラムが、 前記ネットワーク全体の消費電力量を監視する監視工程
    のプログラムコードと、 前記ネットワークに接続された機器が開始しようとする
    動作によって、前記ネットワーク全体の消費電力量が予
    め定められた許容消費電力量を超える場合、所定の条件
    が満たされるまで前記動作の開始を行わないように前記
    機器を制御する制御工程のプログラムコードとを有する
    ことを特徴とする記憶媒体。
  29. 【請求項29】 稼働中の消費電力量を予め記憶した記
    憶手段を有するネットワークに接続可能なネットワーク
    機器の制御プログラムが格納されたコンピュータ装置読
    み取り可能な記憶媒体であって、 前記ネットワーク機器の稼働状況、前記消費電力量のい
    ずれかを少なくとも含む前記ネットワーク機器に固有な
    固有情報を前記ネットワークへ送信する固有情報送信工
    程のプログラムを有することを特徴とする記憶媒体。
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