JP2019095843A - インシデント検知システム - Google Patents
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Abstract
【課題】様々な場所で起こり得るインシデントを素早く把握することができるインシデント検知システムを提供する。【解決手段】互いに通信可能なサーバ装置(セキュリティマネージメントクラウドサーバ12)と複数の検出装置(音声センサ搭載ゲートウェイ11−1〜3)とを備えるインシデント検知システム1であって、複数の検出装置の各々は、音響情報を検出する音響情報検出部と、音響情報検出部により特定の周波数を有する特定の音が検出された場合に特定の音が検出された時刻を自装置の識別番号と対応づけた信号をサーバ装置に送信する通信部と、を有する。サーバ装置は、検出装置により送信された信号を受信する通信部と、検出装置の識別番号を検出装置が設置された位置と対応づけて記憶する記憶部と、通信部により受信された信号及び記憶部により記憶された情報に基づいて、検出装置が設置された位置を取得する情報取得部と、を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、事件、事故等のインシデントの発生を検知するインシデント検知システムに関する。
犯罪や事故等のインシデントは、様々な場所で起こり得る。このため犯罪や事故に備えて、街中に数多くの防犯カメラが設置されるようになってきている。防犯カメラを用いると、事件や事故の瞬間を映像で記録しておくことができ、インシデントの発生後の解析に効果的である。
また、特許文献1には、住居やオフィス等での泥棒等による犯罪を防止するためのシステムとして、異常音が検出された場合に通信装置に情報を送出する技術が記載されている。また、特許文献2には、赤外線センサ等により不審者の侵入が検出された場合に、サーバから情報端末にメールによる通知を行う技術が記載されている。
しかしながら、防犯カメラによるシステムでは、映像分析による不審人物や行動を特定するためには、画像認識など高度な技術が要求されることに加えて、カメラの設置台数が増加するに連れて分析にかかるリソース及び分析に要する時間が指数関数的に増大する。このため、防犯カメラにおいてはインシデントの発生を素早く把握するという観点で限界がある。
また、特許文献1及び特許文献2に示されている技術は、機器が設置された住居やオフィス等決められた場所内で発生する特定の犯罪等を検知するものであり、様々な場所で発生するインシデントの発生に対処することは難しい。
上述の課題を鑑み、本発明は、様々な場所で起こり得るインシデントを素早く把握することができるインシデント検知システムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の一態様に係るインシデント検知システムは、互いに通信可能なサーバ装置と複数の検出装置とを備えるインシデント検知システムであって、前記複数の検出装置の各々は、音響情報を検出する音響情報検出部と、前記音響情報検出部により特定の周波数を有する特定の音が検出された場合に前記特定の音が検出された時刻を自装置の識別番号と対応づけた信号をサーバ装置に送信する通信部と、を有し、前記サーバ装置は、前記検出装置により送信された信号を受信する通信部と、前記検出装置の識別番号を前記検出装置が設置された位置と対応づけて記憶する記憶部と、前記通信部により受信された信号、及び前記記憶部により記憶された情報に基づいて、前記検出装置が設置された位置を取得する情報取得部と、を有する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様に係るインシデント検知システムでは、前記特定の音は、所定のキーワードが含まれる音声、所定の閾値以上の音量を有する音、所定の音の組合せを有する音のうち少なくともいずれか一つであることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係るインシデント検知システムでは、前記サーバ装置の前記通信部により受信された情報、及び前記情報取得部により取得された情報を表示する表示部を更に備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係るインシデント検知システムでは、前記特定の音が検出された時刻を表示するとともに、前記複数の検出装置のうち前記特定の音を検出した検出装置が設置された位置を地図上に表示することを特徴とする。
また、本発明の一態様に係るインシデント検知システムでは、前記情報取得部は、前記複数の検出装置の各々から送信された情報に基づいて、インシデントが発生した場所を特定し、前記表示部は、前記インシデントが発生した場所を地図上に表示することを特徴とする。
本発明によれば、所定の音響情報を検出することで、様々な場所で起こり得るインシデントを素早く把握することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。なお、図面において、同一又は類似の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省く場合がある。また、図面における要素の形状及び大きさ等はより明確な説明のために誇張されることがある。
明細書の全体において、ある部分がある構成要素を「含む」、「有する」や「備える」とする時、これは、特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含むことができるということを意味する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1は、音声センサ搭載ゲートウェイ11(音声センサ搭載ゲートウェイ11−1、11−2、11−3、…)と、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12と、表示端末13(表示端末13−1、13−2、…)とから構成される。
音声センサ搭載ゲートウェイ11、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12、及び表示端末13のそれぞれの間は、ネットワーク14を介して接続可能とされている。ネットワーク14は、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、及びLTE(Long Term Evolution)や3G(第3世代移動通信システム)等の携帯電話回線(SIM、Subscriber Identity Module)、光通信、赤外線通信等、各種のアナログ若しくはディジタル通信を含む。
ここで、音声センサ搭載ゲートウェイ11は、「検出装置」の一例である。また、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、「サーバ装置」の一例である。
音声センサ搭載ゲートウェイ11、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12、及び表示端末13のそれぞれの間は、ネットワーク14を介して接続可能とされている。ネットワーク14は、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、及びLTE(Long Term Evolution)や3G(第3世代移動通信システム)等の携帯電話回線(SIM、Subscriber Identity Module)、光通信、赤外線通信等、各種のアナログ若しくはディジタル通信を含む。
ここで、音声センサ搭載ゲートウェイ11は、「検出装置」の一例である。また、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、「サーバ装置」の一例である。
音声センサ搭載ゲートウェイ11は、学校、家庭、オフィス、公衆トイレ、劇場、路地裏等、インシデントの発生が予測される屋外や屋内の各所に設置されている。音声センサ搭載ゲートウェイ11には、無線LANやLTE、3Gのような無線ネットワークの通信機能が設けられている。このため、音声センサ搭載ゲートウェイ11は、様々な場所に簡単に設置できる。
利用者15(利用者15−1、15−2、15−3、…)は、警報発信機17(警報発信機17−1、17−2、17−3、…)を所持している。
警報発信機17は、ボタンを押下すると、所定の周波数で変化する警告音を発生する。より具体的には、警報発信機17は、防犯ブザーや防犯タグである。また、警報発信機17は、携帯端末のアプリケーションプログラムで実現しても良い。
警報発信機17は、ボタンを押下すると、所定の周波数で変化する警告音を発生する。より具体的には、警報発信機17は、防犯ブザーや防犯タグである。また、警報発信機17は、携帯端末のアプリケーションプログラムで実現しても良い。
音声センサ搭載ゲートウェイ11の各々には、機器毎に固有の識別番号が付与されている。また、音声センサ搭載ゲートウェイ11は、所定の音響情報を検出すると、その識別番号と時刻を、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12にネットワーク14を介して送信する。所定の音響情報とは、例えば、インシデントの発生を知らせる音響情報である。より具体的には、音声センサ搭載ゲートウェイ11は、警報発信機17から発生されるインシデントの発生を知らせる警告音を検出すると、自身の識別番号と時刻を、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12に送信する。例えば、警報発信機17から発生される警告音を、一般の街中で生成される音響の周波数帯とは異なる音響とすることにより、音声センサ搭載ゲートウェイ11は、インシデントの発生を知らせる特定の音響情報を検知するようにしてもよい。これにより、インシデントの発生を知らせる音響情報を、他の音(例えば、音響装置付き信号機等から出力される誘導音等)と区別し、環境によらず当該音響情報を検知しやすいものとすることができる。
セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、ネットワーク14上のサーバである。セキュリティマネージメントクラウドサーバ12には、音声センサ搭載ゲートウェイ11の識別番号と設置位置とを対応付けて記憶した記憶部(図3における設置位置データベース33)を有する。セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、音声センサ搭載ゲートウェイ11からの情報を受信すると、送られてきた識別番号から音声センサ搭載ゲートウェイ11の設置位置を特定する。そして、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、特定した設置位置と時刻とを、インシデント発生情報として表示端末13に送信する。
また、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、複数の音声センサ搭載ゲートウェイ11各々から送られてくる情報を収集することで、インシデントの発生場所を特定し、特定したインシデント発生場所を、インシデント発生情報として表示端末13に送信するようにしてもよい。例えば、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、ほぼ同時刻に、音声センサ搭載ゲートウェイ11−1、および音声センサ搭載ゲートウェイ11−2のそれぞれから情報を受信した場合、音声センサ搭載ゲートウェイ11−1の設置位置と音声センサ搭載ゲートウェイ11−2の設置位置との中間にあたる場所を、インシデントの発生場所と特定する。
なお、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、物理的に1つのサーバである必要はなく、複数のサーバに分散するような構成としても良い。
また、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、複数の音声センサ搭載ゲートウェイ11各々から送られてくる情報を収集することで、インシデントの発生場所を特定し、特定したインシデント発生場所を、インシデント発生情報として表示端末13に送信するようにしてもよい。例えば、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、ほぼ同時刻に、音声センサ搭載ゲートウェイ11−1、および音声センサ搭載ゲートウェイ11−2のそれぞれから情報を受信した場合、音声センサ搭載ゲートウェイ11−1の設置位置と音声センサ搭載ゲートウェイ11−2の設置位置との中間にあたる場所を、インシデントの発生場所と特定する。
なお、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、物理的に1つのサーバである必要はなく、複数のサーバに分散するような構成としても良い。
表示端末13は、PC(Personal Computer)や、携帯端末もしくはタブレット端末で構成できる。この例では、表示端末13−1はPCであり、表示端末13−2は、タブレット端末である。表示端末13は、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12から、ネットワーク14を介して、音声センサ搭載ゲートウェイ11各々の設置位置と時刻をインシデント発生情報として受信すると、この位置と時刻を表示部40に表示する。
また、表示端末13は、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12から、インシデントの発生場所をインシデント発生情報として受信した場合、当該インシデントの発生場所を地図上に重畳して表示しても良い。
また、表示端末13は、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12から、インシデントの発生場所をインシデント発生情報として受信した場合、当該インシデントの発生場所を地図上に重畳して表示しても良い。
図2は、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1における音声センサ搭載ゲートウェイ11の構成を示すブロック図である。図2に示すように、音声センサ搭載ゲートウェイ11は、マイクロホン21と、音響情報検出部22と、制御部23と、識別番号保存部24と、時刻情報発生部25と、通信部26とを備える。
マイクロホン21は、外部の音響を集音し、音響を電気信号に変換する。音響情報検出部22は、マイクロホン21からの音響信号から、特定の音響情報を検出する。この例では、音響情報検出部22は、警報発信機17の発信音の周波数に対応して変化する音響信号を検出する。音響情報検出部22は、例えば、FFT(Fast Fourier transform)で入力音響信号を時間軸の信号から周波数軸の信号に変換して、収集した音響信号の周波数を分析することにより実現できる。もちろん、音響情報検出部22は、例えばバンドパスフィルタで入力音響信号から所望の周波数の信号を抽出して、収集した音響信号の周波数を分析するようにしても良い。制御部23は、機器全体の制御を行う。識別番号保存部24は、音声センサ搭載ゲートウェイ11の機器固有の識別番号を保存している。時刻情報発生部25は、時刻情報を発生する時計である。通信部26は、無線LAN、LTEや3Gにより、ネットワーク14を介して、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12と通信を行う。
警報発信機17からの発信音がマイクロホン21に入力されると、この警報発信機17からの発信音が音響情報検出部22で検出される。防犯ブザーや防犯タグ等の警報発信機17の発信音には特徴がある。音響情報検出部22は、このような周波数の変化に特徴のある音響を検出することで、警報発信機17からの発信音を検出できる。
警報発信機17からの発信音が音響情報検出部22で検出されると、制御部23は、識別番号保存部24から識別番号を読み出すとともに、時刻情報発生部25から現在時刻を読み出す。そして、制御部23は、識別番号と時刻とを通信部26に送る。通信部26は、この識別番号と時刻とを、ネットワーク14を介して、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12に送信する。
図3は、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1におけるセキュリティマネージメントクラウドサーバ12の構成を示すブロック図である。図3に示すように、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、通信部31と、制御部32と、設置位置データベース33とを有する。
ここで、制御部32は、「情報取得部」の一例である。また、設置位置データベース33は、「記憶部」の一例である。
ここで、制御部32は、「情報取得部」の一例である。また、設置位置データベース33は、「記憶部」の一例である。
通信部31は、ネットワーク14を介して、音声センサ搭載ゲートウェイ11及び表示端末13と、通信を行う。制御部32は、設置位置情報取得機能部35と時刻情報取得機能部36とを備えている。設置位置情報取得機能部35は、音声センサ搭載ゲートウェイ11からの情報から識別番号を取得し、設置位置データベース33を参照して、その設置位置を検索する機能を提供する。時刻情報取得機能部36は、音声センサ搭載ゲートウェイ11からの情報から時刻情報を取得する機能を提供する。設置位置データベース33には、音声センサ搭載ゲートウェイ11の識別番号と、その設置位置とが対応付けて記憶されている。
図4は、設置位置データベース33の一例の説明図である。図4に示すように、設置位置データベース33には、各音声センサ搭載ゲートウェイ11毎に、その識別番号と、その設置位置とが対応付けて記憶されている。
図5は、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1における表示部40の説明図である。表示端末13は、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12から、音声センサ搭載ゲートウェイ11の設置位置と時刻とをインシデント発生情報として受信すると、この位置と時刻とをインシデント発生情報41として、表示部40に表示する。また、表示端末13は、インシデント発生位置42を地図43上に重畳して表示する。
次に、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1での各部の処理について説明する。
図1において、例えば利用者15−1が「11時35分」にストーカー18の被害に遭遇し、警報発信機17−1を鳴らしたとする。また、警報発信機17−1の識別番号は、「ID01」であるとする。この場合、利用者15−1の近くに設置されている音声センサ搭載ゲートウェイ11−1により、警報発信機17−1の発信音が検出される。音声センサ搭載ゲートウェイ11−1は、警報発信機17−1の発信音を検出すると、警報発信機17−1の識別番号「ID01」と、発信音の検出時刻「11時35分」とをネットワーク14を介して、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12に送信する。
セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、音声センサ搭載ゲートウェイ11−1からの情報を受信すると、送られてきた識別番号から音声センサ搭載ゲートウェイ11−1の設置位置を特定する。ここでは、識別番号として「ID01」、時刻として「11時35分」が音声センサ搭載ゲートウェイ11−1からセキュリティマネージメントクラウドサーバ12に送られてくる。この場合、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、識別番号「ID01」を取得して、図4に示す設置位置データベース33を参照して、設置位置を検索する。この場合には、図4に示すように、設置位置として「東京都新宿区***公会堂」が検索される。
セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、識別番号に対応する設置位置を検索すると、この検索された設置位置「東京都新宿区***公会堂」と、時刻「11時35分」をインシデント発生情報としてネットワーク14を介して表示端末13に送信する。
表示端末13−1は、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12からインシデント発生情報を受信すると、インシデントの発生場所と時刻とをその表示部40に表示する。ここでは、表示端末13は、設置位置「東京都新宿区***公会堂」と時刻「11時35分」をインシデント発生情報としてセキュリティマネージメントクラウドサーバ12から受信する。
表示端末13は、例えば、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12から、設置位置として「東京都新宿区***公会堂」と、時刻として「11時35分」を受信すると、図5に示すようなインシデント発生情報41を表示し、また、インシデント発生位置42を地図43上に重畳して表示する。この表示端末13の表示部40から、インシデントの発生場所と時刻を知ることができる。これにより、インシデントの発生に対処できる。
すなわち、表示端末13−1のように警備会社等に置かれるPCが表示端末の場合には、表示端末13−1の画面を注視している担当者は、インシデントの発生場所の担当者に、インシデントの発生を通報したり、インシデントの発生場所に担当者19を派遣したりすることができる。また、この場合、近くの防犯カメラと連携して、インシデントの発生に素早く対処できる。具体的には、インシデントの発生場所の担当者は、通報を受けて、音声センサ搭載ゲートウェイ11−1の設置位置の近くの防犯カメラの映像分析プロセスを開始したり、音声センサ搭載ゲートウェイ11−1の設置位置の近くに設置された防犯カメラの撮影方向を設定して、撮影を行うことなどが考えられる。また、インシデントの発生場所の担当者は、通報を受けて、守衛や警備員に警備強化の指示を出したり、インシデントの発生場所の近くの門を閉める指示を出したりすることが考えられる。また、本発明の実施形態に係るインシデント検知システムとメール配信システムとを組み合わせて、インシデント発生時に、近くにいる守衛や警備員にメールで連絡することも考えられる。
また、表示端末13−2のように、携帯端末やタブレット端末が表示端末である場合には、守衛や警備員等が表示端末を携帯することで、インシデントの発生を直接知ることができ、インシデントの発生に素早く対処できる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1では、互いに通信可能なセキュリティマネージメントクラウドサーバ12と、所定の位置にそれぞれ設置された複数の音声センサ搭載ゲートウェイ11とを備えるインシデント検知システム1である。音声センサ搭載ゲートウェイ11の各々は、音響情報を検出する音響情報検出部22と、音響情報検出部22により特定の周波数を有する特定の音が検出された場合に、特定の音が検出された時刻を自装置の識別番号と対応づけた信号をセキュリティマネージメントクラウドサーバ12に送信する通信部26と、を有する。セキュリティマネージメントクラウドサーバ12は、音声センサ搭載ゲートウェイ11により送信された信号を受信する通信部31と、音声センサ搭載ゲートウェイ11の識別番号を音声センサ搭載ゲートウェイ11が設置された位置と対応づけて記憶する設置位置データベース33と、通信部31により受信された信号、及び設置位置データベース33により記憶された情報に基づいて、音声センサ搭載ゲートウェイ11が設置された位置を取得する制御部32と、を有する。
これにより、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1では、様々な位置に設置された音声センサ搭載ゲートウェイ11の各々が特定の音を検出することにより、当該設置された位置の周辺でインシデントが発生している可能性を通知することができる。また、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12が特定の音を検出した音声センサ搭載ゲートウェイ11の設置位置を取得することができる。これにより、特定の音を検出した音声センサ搭載ゲートウェイ11の設置位置の周辺で発生したインシデントを検知することで、様々な場所で発生し得るインシデントを把握することができる。また、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1では、音声センサ搭載ゲートウェイ11が検知した内容がセキュリティマネージメントクラウドサーバ12に通知されることでインシデントを把握することができ、防犯カメラの映像を分析することによりインシデントを把握する場合と比較して素早くインシデントを把握することができる。
これにより、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1では、様々な位置に設置された音声センサ搭載ゲートウェイ11の各々が特定の音を検出することにより、当該設置された位置の周辺でインシデントが発生している可能性を通知することができる。また、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12が特定の音を検出した音声センサ搭載ゲートウェイ11の設置位置を取得することができる。これにより、特定の音を検出した音声センサ搭載ゲートウェイ11の設置位置の周辺で発生したインシデントを検知することで、様々な場所で発生し得るインシデントを把握することができる。また、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1では、音声センサ搭載ゲートウェイ11が検知した内容がセキュリティマネージメントクラウドサーバ12に通知されることでインシデントを把握することができ、防犯カメラの映像を分析することによりインシデントを把握する場合と比較して素早くインシデントを把握することができる。
また、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1では、セキュリティマネージメントクラウドサーバ12の通信部31により受信された情報、及び制御部32により取得された情報を表示する表示端末13を更に備える。
これにより、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1は、表示端末13が、特定の音を検出した音声センサ搭載ゲートウェイ11に関する情報を表示することができる。このため、インシデントの発生を可視化することができ、表示端末13の表示内容を視認したユーザ等は、インシデントの発生に素早く対処できる。
これにより、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1は、表示端末13が、特定の音を検出した音声センサ搭載ゲートウェイ11に関する情報を表示することができる。このため、インシデントの発生を可視化することができ、表示端末13の表示内容を視認したユーザ等は、インシデントの発生に素早く対処できる。
また、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1では、表示端末13は、特定の音が検出された時刻を表示するとともに、複数の音声センサ搭載ゲートウェイ11のうち特定の音を検出した音声センサ搭載ゲートウェイ11が設置された位置を地図上に表示する。
これにより、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1は、特定の音が検出された時刻、及び当該特定の音を検出した音声センサ搭載ゲートウェイ11が設置された位置を地図上に表示することができる。このため、表示端末13の表示内容を視認したユーザ等は、表示された時刻と、地図上に表示された音声センサ搭載ゲートウェイ11が設置された位置とに基づいて、その位置の周辺にいる警備員に通報したり、その位置の周辺に設置された防犯カメラの映像分析プロセスを動作させたり、撮影方向を変更して撮像させたりする等の対応を行うことができる。
これにより、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1は、特定の音が検出された時刻、及び当該特定の音を検出した音声センサ搭載ゲートウェイ11が設置された位置を地図上に表示することができる。このため、表示端末13の表示内容を視認したユーザ等は、表示された時刻と、地図上に表示された音声センサ搭載ゲートウェイ11が設置された位置とに基づいて、その位置の周辺にいる警備員に通報したり、その位置の周辺に設置された防犯カメラの映像分析プロセスを動作させたり、撮影方向を変更して撮像させたりする等の対応を行うことができる。
また、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1では、制御部32は、複数の音声センサ搭載ゲートウェイ11の各々から送信された情報に基づいて、インシデントが発生した場所を特定し、表示端末13は、インシデントが発生した場所を地図上に表示する。
これにより、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1は、インシデントが発生した可能性がある場所を地図上に表示することができる。このため、表示端末13の表示内容を視認したユーザ等は、インシデントが発生した可能性があると特定された場所に基づいて、その場所に警備員を急行させたりする等の対応を行うことができる。
これにより、本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1は、インシデントが発生した可能性がある場所を地図上に表示することができる。このため、表示端末13の表示内容を視認したユーザ等は、インシデントが発生した可能性があると特定された場所に基づいて、その場所に警備員を急行させたりする等の対応を行うことができる。
本発明の実施形態に係るインシデント検知システム1は、トイレで盗撮されたときやストーカーに遭遇したときの被害通報、近くの人が具合が悪くなったときや事故の被害を見つけたときの事故通報、危険物を見つけたときや逃走中の犯人を見つけたときの犯罪通報等、様々なインシデントが発生したときの検知システムとして活用できる。
なお、上述の例では、音声センサ搭載ゲートウェイ11の音響情報検出部22では、警報発信機17が発する所望の周波数に対応して変化する音響信号を音響情報として検出しているが、音響情報の検出は、これに限定されるものではない。また、例えば、店舗に設置されている万引き警報器の警報音、火災報知器、若しくはセキュリティ報知器等の報知音、消防車、救急車、若しくはパトロールカーのサイレンの音、更には、被害者が発する悲鳴、急ブレーキの音、若しくは車のクラクションの音等を音響情報として検出しても良い。また、例えば、モールス符号のような断続音を使用して、インシデントの発生を検出しても良い。
また、音響情報の検出は、特定の周波数を有する音、所定のキーワードが含まれる音声、所定の閾値以上の音量を有する音、所定の音の組合せを有する音を検出しても良いし、また、その組み合わせを検出しても良い。所定のキーワードとは、例えば、「捕まえて」等という、犯罪に遭ったり、犯罪を目撃したりした人物から発せられることが想定される所定の文言を含む言葉である。また、所定の閾値とは、例えば、人が通常会話する音量と、犯罪に遭ったり、犯罪を目撃したりした人物が、周囲に助けを求める場合に発する大声に相当する音量との間にある音量である。このように、特定の周波数を有する音、所定のキーワードが含まれる音声、あるいは所定の閾値以上の音量を有する音に基づいて音響情報が検出されることにより、インシデントを、より精度よく検知することが可能となる。
なお、インシデント検知システム1の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1…インシデント検知システム、11…音声センサ搭載ゲートウェイ、12…セキュリティマネージメントクラウドサーバ、13…表示端末、21…マイクロホン、22…音響情報検出部、23…制御部、24…識別番号保存部、26…通信部、31…通信部、32…制御部、33…設置位置データベース、40…表示部
Claims (5)
- 互いに通信可能なサーバ装置と、所定の位置にそれぞれ設置された複数の検出装置と、を備えるインシデント検知システムであって、
前記複数の検出装置の各々は、
音響情報を検出する音響情報検出部と、
前記音響情報検出部により特定の周波数を有する特定の音が検出された場合に前記特定の音が検出された時刻を自装置の識別番号と対応づけた信号をサーバ装置に送信する通信部と、を有し、
前記サーバ装置は、
前記複数の検出装置の各々により送信された信号を受信する通信部と、
前記複数の検出装置の各々の識別番号を、前記識別番号の検出装置が設置された位置と対応づけて記憶する記憶部と、
前記通信部により受信された信号、及び前記記憶部により記憶された情報に基づいて、前記特定の音を検出した検出装置が設置された位置を取得する情報取得部と、を有する、
ことを特徴とするインシデント検知システム。 - 前記特定の音は、所定のキーワードが含まれる音声、所定の閾値以上の音量を有する音、所定の音の組合せを有する音のうち少なくともいずれか一つである
ことを特徴とする請求項1に記載のインシデント検知システム。 - 前記サーバ装置の前記通信部により受信された情報、及び前記情報取得部により取得された情報を表示する表示部を更に備える
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインシデント検知システム。 - 前記表示部は、前記特定の音が検出された時刻を表示するとともに、前記複数の検出装置のうち前記特定の音を検出した検出装置が設置された位置を地図上に表示する
ことを特徴とする請求項3に記載のインシデント検知システム。 - 前記情報取得部は、前記複数の検出装置の各々から送信された情報に基づいて、インシデントが発生した場所を特定し、
前記表示部は、前記インシデントが発生した場所を地図上に表示する
ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のインシデント検知システム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113409818A (zh) * | 2021-08-18 | 2021-09-17 | 宁波帅特龙集团有限公司 | 一种基于声音传感器的生产设备预测性维修方法与*** |
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- 2017-11-17 JP JP2017222118A patent/JP2019095843A/ja active Pending
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