JP2014044641A - 犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】犯行前後の犯人および犯行の様子を効果的に捉え、警察への連絡および情報提供を適切に行うことができ、また、犯罪発生を抑制することができる、犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システムを提供することにある。
【解決手段】犯罪情報管理システムにおいて、携帯端末が取得した端末位置情報および端末コードからなる第1の犯罪情報を基地局を介し、犯罪情報管理装置に送信し、犯罪警報を受信する。犯罪情報管理装置は第1の犯罪情報を受信すると、管理コードを生成し、受信時刻とともに記憶し、犯罪警報を携帯端末に送信し、端末位置情報の近傍の撮影データを記憶している記憶制御装置を検索し、撮影データの要求を送信し、当該の撮影データを受信し、管理コードに関連付けて記憶する。記憶制御装置は、撮影データの要求を受信すると、当該の撮影データを犯罪情報管理装置に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システムに関する。
近年、犯罪に関する多様な装置およびシステムが考案されている。
例えば、犯罪の防止や抑制のための提案の一例には、特許文献1がある。特許文献1は、ATMコーナーなどの付近に、パスワードを盗むために設置した盗撮カメラからの電波を受信し、電波を受信した際にアラート通報し、その前後の時間の監視カメラの映像を監視センタ用装置に送信する、などのシステムである。
また、犯罪発生時の連絡や救助要請のための提案の一例には、特許文献2がある。特許文献2は、GPS(Global Positioning System)機能付き携帯端末にカメラ、マイク、およびブザーを取り付け、緊急時操作を行うと、これらが作動し、GPS機能で取得した位置情報とともに、画像および音声データを警備会社サーバに送信する。警備会社サーバは、受信した位置情報をもとに、近くにいる警備員の携帯端末を検索し、当該の携帯端末に救助要請の連絡をし、救助要請を受信した警備員を連絡者の救助に向かわせる、などのシステムである。
さらに、犯罪発生時に犯罪に巻き込まれないようにするための提案の一例には、特許文献3がある。特許文献3は、予めグループ化して登録された複数の通信端末において、緊急事態が発生した危険エリア内に位置する通信端末を抽出し、当該通信端末が属するグループの通信端末に緊急情報を通知し、危険エリアに入った通信端末に対して注意を促すための特定動作を行う信号を送信する、などのシステムである。
特開2007−257041 特開2005−208858 特開2005−284825
しかしながら、特許文献1は、監視対象(図13の監視対象装置2)が特定されていて、監視対象以外の犯罪情報を入手することが困難であり、監視対象が不特定である一般的な犯罪の犯罪情報を入手することは困難であった。
特許文献2は、犯罪に遭った本人の携帯端末(図14のユーザ携帯端末10)から犯罪情報を入手するため、当該の携帯端末のカメラが、犯人や犯行の様子を捉えられない可能性がある。
特許文献3は、契約者(図15の携帯端末20と30)に対する、犯罪(緊急事態)の発生や、危険エリアに入った通信端末に対する注意などの連絡であり、犯人や犯行の様子を捉えることはできなかった。
これらを鑑み、犯行前後の犯人および犯行の様子を効果的に捉え、警察への連絡および情報提供を適切に行うことができ、また、犯罪発生を抑制することができる、携帯端末と監視カメラを利用した犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システムを提供することにある。
本発明の犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システムは、犯罪情報を送信する犯罪情報送信機能を有する携帯通信端末と、前記携帯通信端末を通信制御する基地局と、監視カメラと、前記監視カメラが撮影した動画もしくは画像である撮影データを記憶する記憶制御装置と、前記携帯通信端末および前記記憶制御装置と通信する犯罪情報管理装置と、を備えた犯罪情報管理システムであって、前記携帯通信端末は、犯罪情報を送信する操作がなされると、自端末の位置情報である端末位置情報と、自端末を一意に示す端末コードと、を取得し、少なくとも、前記端末位置情報と、前記端末コードと、からなる第1の犯罪情報を、前記基地局を介し、前記犯罪情報管理装置に送信し、犯罪が発生したことを示す犯罪警報を前記犯罪情報管理装置から受信し、前記犯罪情報管理装置は、前記第1の犯罪情報を受信すると、前記第1の犯罪情報を一意とする管理コードを生成し、前記第1の犯罪情報を受信した受信時刻とともに記憶し、前記犯罪警報を前記携帯通信端末に送信し、前記端末位置情報の近傍に設置された前記監視カメラの前記撮影データを記憶している前記記憶制御装置を検索し、当該の記憶制御装置に第1の検索条件とともに撮影データの要求を送信し、前記撮影データの要求に対する返信である当該の前記撮影データを受信し、当該の前記撮影データを前記管理コードに関連付けて記憶し、前記記憶制御装置は、前記撮影データの要求を受信すると、前記第1の検索条件により決定する第2の検索条件を満たす前記撮影データを検索し、当該の前記撮影データを前記犯罪情報管理装置に送信することを特徴とする。
本発明によれば、犯行前後の犯人および犯行の様子を効果的に捉え、警察への連絡および情報提供を適切に行うことができ、また、犯罪発生を抑制することができる。
本発明の実施形態を示すシステム構成図である。 犯罪情報管理装置300の機能構成を示す図である。 犯罪情報管理DB315に記憶しているデータ構成の一例と、記憶している情報およびその関連付けのイメージを示す図である。 本システムの処理フローを示す図である。 本システムの処理フローを示す図である。 本システムの処理フローを示す図である。 画面表示の一例を示す図である。 画面表示の一例を示す図である。 画面表示の一例を示す図である。 画面表示の一例を示す図である。 犯罪発生マップの一例である。 本システムの処理フローの一部を示す図である。 画面表示の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すシステム構成図である。 本システムの処理フローの一部を示す図である。 犯罪情報管理DB315に記憶しているデータ構成の一例と、記憶している情報およびその関連付けのイメージを示す図である。 表示画面の一例を示す図である。 特許文献1を説明する図である。 特許文献2を説明する図である。 特許文献3を説明する図である。
本発明の第1の実施形態について、図を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態である犯罪情報管理システムを示すシステム構成図である。
犯罪情報管理システムは、少なくとも、緊急通報を行う緊急通報機能を有する、携帯通信端末400(以下、端末400と記述)と、端末400を通信制御する基地局100と、動画もしくは画像を撮影する監視カメラ520と、監視カメラ520が撮影した撮影データ(動画もしくは画像のデータ)を記憶し、記憶している撮影データを検索し、当該の撮影データを送信する記憶制御装置510と、記憶制御装置510および基地局100を介し、端末400と通信を行い、犯罪情報を記憶し、管理する犯罪情報管理装置300(以下、管理装置300と記述)と、これらの装置を結ぶネットワーク200と、で構成されている。
ここで、端末400を、緊急通報を行う通報端末400Aと、その他の契約ユーザの端末を示すユーザ端末400Bと、警備会社関係者の端末を示す警備端末400Cと、に分けて説明する。
図2は、管理装置300の機能構成を示す図である。
管理装置300は、少なくとも、装置本体310と、キーボード、マウス、タッチパネルなどの入力装置320と、ディスプレイなどの表示装置330と、スピーカなどの音声出力装置340と、で構成される。これらの装置の一部もしく全てを、装置本体310に内蔵してもよいし、一体型パソコンやタブレット型携帯端末などで代用してもよい。
装置本体310は、少なくとも、データを記憶する次の4つのDB(データベース)と、これらを制御し、データの処理および送受信を行う制御部311と、位置情報を地図上のマークするマッピング部316と、記憶している情報を集計する集計部317と、で構成される。
第1のDBは、地図情報DB312で、少なくとも、緯度および経度と関連付いた地図情報を記憶している。
第2のDBは、利用者情報管理DB313(以下、利用者DB313と記述)で、少なくとも、電話番号などの端末400を一意にする端末コードと、メールアドレスなどの配信先と、契約者や警備会社関係者などを区分する情報などを記憶している。
第3のDBは、監視カメラ情報管理DB314(以下、カメラDB314と記述)で、少なくとも、記憶制御装置510とおよび監視カメラ520を一意とするカメラコードと、緯度や経度、建物内の設置場所や階数などの監視カメラ520の設置場所を示す位置情報と、を記憶している。
図3は、犯罪情報管理DB315(以下、犯罪DB315と記述)に記憶しているデータ構成の一例と、記憶している情報およびその関連付けのイメージを示す図である。
第4のDBは、犯罪DB315で、図3(a)に示すように、少なくとも、端末400の位置情報と、端末コードまたはカメラコードからなる識別コードと、データを受信した受信時刻と、識別コードと受信時刻との組合せにおいて一意となる管理コードと、識別コードに関連付いた端末400または記憶制御装置510からの音声を含む撮影データと、親の管理コードを示す親コードと、を記憶している。
犯罪DB315は、記憶している情報により、第1、第2および第3の犯罪情報に分けられ、管理コードと、親コードと、の一致により、親子関係が関連付けられ、図3(b)は関連付けた情報の親子関係のイメージである。なお、3つの情報を、個々に3つのDBで構成してもよい。
端末400は、スマートフォンなどの携帯電話であり、緊急通報機能は、例えば、専用サイトからソフトウエアをダウンロードしたり、専用部品を取り付けたり、することで端末400に付加される。あるいは、警備会社と契約すると、緊急通報機能付きの携帯通信端末が提供される。この緊急通報機能は、通報先である管理装置300への通信アドレスや、端末400での処理手段、などを記憶している。
図4a〜図4cは、本システムの処理フローを示す図である。
通報端末400Aおよび専用部品におけるスイッチやキーなどの部位を押したり、引いたり、などの緊急通報の操作がなされると、通報端末400Aは、GPS機能により自端末の位置情報である位置情報400Aを取得する。そして、少なくとも、通報端末400Aが記憶している端末コード400Aと、位置情報400Aと、からなる第1の犯罪情報を管理装置300に送信する(ステップS101)。
ここで、位置情報400Aを取得する手段は、通報端末400AのGPS機能の他に次の2つの手段が考えられ、GPS機能が無効となる場所では、次の2つの手段により位置情報を取得する。
第1の手段は、監視カメラが、当該の監視カメラを特定できる情報、例えば、カメラコード、を含む電波を発信し、通報端末400Aがその電波を受信し、犯罪管理装置300に送信する。犯罪管理装置300は、カメラ情報DB314において、受信したカメラコードと一致する監視カメラを検索し、当該の監視カメラの設置場所を位置情報400Aとする手段である。
第2の手段は、基地局100に、例えば、端末400の位置情報を取得する位置情報管理サーバを設置し、通報端末400Aが、所定の操作において、緊急通報を行うと、基地局100が緊急通報を受信し、位置情報管理サーバから位置情報400Aを取得し、位置情報400Aを管理装置300に送信する手段である。
前述の緊急通報の操作がなされると、通報端末400Aは、同時に、マイクまたはカメラ、もしくはその両方を動作させ、所定の時間が経過するまで、これらが取得した音声データまたは撮影データ、もしくはその両方(以下、これらを総称して、音声撮影データと記述)を示すを記憶する。そして、少なくとも、音声撮影データと、端末コードと、からなる第2の犯罪情報を管理装置300に送信する(ステップS102)。なお、第2の犯罪情報の送信は、所定時間経過後に1回でもよいし、一定間隔毎に複数回でもよい。
管理装置300は、通報端末400Aからの第1または第2の犯罪情報を受信すると、音声出力装置340から警告音を発する。そして、管理装置300は、犯罪情報を管理する管理コード400Aを生成し、犯罪情報を受信した時刻である受信時刻400Aとともに、当該の犯罪情報を関連付けて、犯罪DB315に記憶し、当該の犯罪情報が、第1の犯罪情報かどうかを判断する(ステップS201)。
第2の犯罪情報であれば、管理装置300は、記憶している当該の第1の犯罪情報を検索し、当該の第1の犯罪情報に関連付けて、犯罪DB315に記憶し、表示装置330の画面の表示情報を更新する(ステップS202)。
第1の犯罪情報であれば、管理装置300は、マッピング部316により、位置情報400Aを示すマーク400Aを地図上に表示し、当該の地図情報を表示装置330の画面に表示する(ステップS203)。
ここでステップS203における画面表示の一例を図5aに示す。
表示装置330は、マーク400Aを表示した地図情報331と、そのリンク情報332と、を表示している。リンク情報332は、非表示状態からマーク400Aにカーソールなどを移動させた際に、表示するとしてもよい。また、タッチパネル付表示装置であれば、マーク400Aの部分が押下された際にリンク情報332を表示するとしてもよい。そして、リンク情報にカーソールなどを移動させ、実行キーなどが押されると、リンク先の情報を表示する。
次に、管理装置300は、カメラDB314において、位置情報400Aの近傍の監視カメラ520の有無を検索する(ステップS204)。当該の監視カメラ520がない場合は、ステップS211に進む。当該の監視カメラ520がある場合は、管理装置300は、新たな管理コード400Cを生成し、当該の第1の犯罪情報と関連付けて、当該カメラコードを犯罪DB315に記憶する(ステップS205)。
次に、管理装置300は、少なくとも、受信時刻400Aを検索条件とするデータ要求を、管理コード400Cとともに、当該の記憶制御装置510に送信する(ステップS206)。ここで、受信時刻400Aを基点とした前後の一定時刻を算出し、当該の開始時刻および終了時刻とする検索対象時間を算出し、検索条件としてもよい。
記憶制御装置510は、当該のデータ要求を受信し、当該の検索条件である受信時刻400Aをもとに、当該の時刻を基点とした前後の一定時刻を算出し、当該の開始時刻および終了時刻とする検索対象時間を算出し、記憶している音声撮影データから対象データを検索する(ステップS301)。
そして、管理コード400Cと、少なくとも、当該の音声撮影データからなる第3の犯罪情報を管理装置300に送信する(ステップS302)。
管理装置300は、第3の犯罪情報を受信すると、当該の犯罪情報を受信した受信時刻400Cと関連付けて、当該の犯罪情報を記憶し、画面の表示情報を更新する(ステップS207)。
ステップS207における画面表示の一例を図5bに示す。
表示装置330の画面に、当該の監視カメラ520のライブ映像333を表示するとしてもよい。
ここで、管理装置300の操作者は、表示画面の情報などにより、受信した第1の犯罪情報が誤報でないことを確認し、犯罪警報の配信操作を行う。また、状況によって、管理装置300の操作者は警察に連絡を取り、要求に応じて、警察にこれらの犯罪情報を提供する。
管理装置300は、犯罪発生を示す犯罪警報の配信操作がなされると、利用者DB313に記憶している配信先情報を確認する(ステップS211)。
配信先が一般ユーザ以外(警備会社の関係者など)であれば、犯罪管理装置300は、マーク400Aを表示した地図情報およびマーク400Aに対する当該の犯罪情報へのリンク情報を警備端末400Cに送信する(ステップS216)。
警備端末400Cは、地図情報およびリンク情報を受信すると、GPS機能により自端末の最新の位置情報400Cを取得して、位置情報400Cを示すマーク400Cを、受信した地図情報にマッピングして、画面に表示する(ステップS501)。ここでの画面表示の一例を図5cに示す。
配信先が一般ユーザであれば、管理装置300は、犯罪警報とともに、位置情報の要求をユーザ端末400Bに送信する(ステップS212)。
ユーザ端末400Bは、犯罪警報および位置情報の要求を受信すると、犯罪警報および位置情報の送信可否の選択を表示し(ステップS401)、送信拒否が選択されると、ユーザ端末400Bは、処理を終了する。
送信が選択されると、自端末の位置情報400Baを取得し、端末コード400Bとともに管理装置300に送信する(ステップS402)。
管理装置300は、位置情報400Baを受信すると、位置情報400Baが、位置情報400Aの近傍であることを判断し(ステップS213)、近傍であれば、管理装置300は、マーク400Aを表示した地図情報をユーザ端末400Bに送信する(ステップS214)。
ユーザ端末400Bは、地図情報を受信すると、GPS機能により自端末の最新の位置情報400Bbを取得して、位置情報400Bbを示すマーク400Bbを、受信した地図情報にマッピングして、画面に表示する(ステップS403)。ここでの画面表示の一例を図5dに示す。
近傍でなければ、管理装置300は、範囲外であることを示す情報をユーザ端末400Bに送信する(ステップS215)し、ユーザ端末400Bは、当該の情報を受信し、表示する(ステップS404)。
ここで、位置情報400Baを取得するフローを省略し、ステップS214において、管理装置300が、犯罪警報と、マーク400Aを表示した地図情報と、をユーザ端末400Bに送信するとしてもよい。
最後に、犯行の処理などが完了した後、管理装置300は、犯罪の種類などの犯行情報とともに、本件の処置完了が入力されると、処置完了を全ての端末400に配信し(ステップS221)、端末400は、処置完了を受信し、表示する(ステップS601)。
ここまでで、犯罪発生時の処理フローは終了であるが、管理装置300に記憶している犯罪情報は防犯対策に活用することができる。例えば、犯罪の発生件数などを集計し、地図上にマッピングした犯罪発生マップなどを生成し、犯罪の発生しやすい場所や特徴などを捉えることである。
管理装置300は犯罪発生マップを生成する機能を有し、図6は管理装置300が生成した犯罪発生マップの一例である。
管理装置300は、図6(a)に示すように地図情報における緯度および経度により、犯罪警報件数を集計する集計範囲が設定される。管理装置300は、マッピング部316および集計部317により、例えば、範囲毎に犯罪警報件数を集計し、件数に応じた色や模様を集計範囲につけた犯罪発生マップ(図6(a))を生成したり、件数を立体棒グラフとした犯罪発生マップ(図6(b))を生成したり、する。この他にも犯罪発生マップは、多様に生成することができるので、説明は省略する。
したがって、緊急連絡時に、犯罪に遭遇した端末の音声撮影データおよびその端末近傍の監視カメラの撮影データにより、犯行前後の犯人および犯行の様子を効果的に捉え、警察への連絡および情報提供を適切に行うことができる。
また、多様な犯罪発生マップを生成し、分析することで、犯罪が発生しやすい場所や犯罪の種類などを把握することができ、重点的にパトロールしたり、防犯対策を講じたり、することで、犯罪発生を抑制することができる。
第2の実施形態について、図を参照して説明する。
緊急通報機能は、犯罪に遭遇した当人以外に、その近傍にいる人が使用してもよく、第2の実施形態は、一定の条件を満たす場合に、当該の犯罪情報を第1報の犯罪情報に関連付ける機能を、第1の実施形態の管理装置300に付加した犯罪情報管理システムである。
図7は、管理装置300に付加した処理フローを示す図であり、ステップS203の直前に付加されている。
管理装置300は、ステップS201において判断した第1の犯罪情報に対し、一定の範囲内の位置情報であり、かつ、一定の時間内の受信時刻であり、かつ、子として関連付いていない第1の犯罪情報を、犯罪DB315において検索する(ステップS231)。
当該の犯罪情報があれば、当該の犯罪に関する関連情報と判断し、管理装置300は、当該の犯罪情報に新しい第1の犯罪情報に関連付けて記憶し、画面の表示情報を更新する(S232)。
当該の犯罪情報がなければ、新たな犯罪として、ステップS203に進む。
図8は第2の実施形態の画面表示の一例である。
例えば、犯罪に遭った本人の端末を端末Aとし、その近傍でその犯罪を見た人々の端末を端末B、端末Cとする。端末Aの第1および第2の犯罪情報とともに、子として関連付けた端末B、端末Cの第1および第2の犯罪情報である関連情報334をリンク情報332に表示している。また、子として関連付けた端末B、端末Cの位置情報を、地図上にマッピングし、地図情報331にマーク335を表示してもよい。
したがって、第1の実施例の効果に加え、犯行近傍の端末の音声撮影データにより、犯行前後の犯人および犯行の様子を第1の実施例より効果的に捉えることができる。
また、同一の犯罪と関連付けることで、犯罪件数の集計が容易となり、犯罪発生マップの作成を第1の実施例より容易とすることができる。
第3の実施形態について、図を参照して説明する。
図9は、第3の実施形態を示すシステム構成図であり、一部を省略している。
第3の実施形態は、複数の拠点や他社など、複数の管理装置300で運用し、複数の管理装置300で監視カメラの撮影データなどを共有し、表示する犯罪情報管理システムである。管理装置300A、記憶制御装置510Aおよび監視カメラ520AをA社での運用とし、管理装置300B、記憶制御装置510Bおよび監視カメラ520BをB社での運用として説明する。
図10は、管理装置300Aの管理装置300Bに対する接続に関する処理フローであり、第1または第2の実施形態において、S204に付加される処理フローである。
管理装置300Aは、自装置内のカメラDB314Aにおいて近傍の監視カメラを検索する(ステップS204)とともに、管理装置300Bに接続要求を送信する(ステップS204a)。管理装置300Bは、接続要求を受信し、接続許可と接続拒否の選択を表示する(ステップS251)。接続許可が選択されると、管理装置300Bは、管理装置300Aを接続させる(ステップS252)。接続拒否が選択されると、管理装置300Bは、管理装置300Aに接続拒否を送信し(ステップS253)、管理装置300Aは、接続拒否を表示する(ステップS261)。ここで説明した接続要求のフローは省略してもよい。
管理装置300Aは、自装置内のカメラDB314Aと同様に、管理装置300B内のカメラDB314Bにおいて、近傍の監視カメラ520Bの有無を検索する。当該の監視カメラ520Bがあれば、管理装置300Aは、管理装置300Bを介して、管理コードと、受信時刻とともに、当該の記憶制御装置510Bにデータ要求を送信し、撮影データを受信する。要求した撮影データを全て受信すると、管理装置300Aは、管理装置300Bとの接続を切断する。
図11は、第3の実施形態における犯罪DB315に記憶しているデータ構成の一例と、記憶している情報およびその関連付けのイメージを示す図である。
管理装置300を一意とする装置コードが追加され、管理装置300は、装置コードによりB社からの情報であることを判断し、関連付けている。
図12は、第3の実施形態における表示画面の一例である。
図12(a)は、リンク情報332に、監視カメラ520Bが撮影した撮影データであるB社情報336へのリンク情報を表示している。
図12(b)は、リンク情報332に、更に、管理装置400Bが受信したB社関連情報337へのリンク情報を表示している。
したがって、第1および第2の実施例の効果に加え、他社からの音声撮影データにより、犯行前後の犯人および犯行の様子を第1および第2の実施例より効果的に捉えることができる。
本システムは、犯罪について説明してきたが、犯罪以外に、災害や交通事故などにも適用でき、例えば、救助に向かうまでの間に災害や交通事故の状況を把握することができる。
100 基地局
200 ネットワーク
300、300A、300B 犯罪情報管理装置
310 犯罪情報管理装置本体
311 制御部
312 地図情報DB
313 利用者情報DB
314 監視カメラ情報DB
315 犯罪情報管理DB
320 入力装置
330 表示装置
340 音声出力装置
400A 通報端末
400B ユーザ端末
400C 警備端末
510、510A、510B 記憶制御装置
520、520A、520B 監視カメラ

Claims (10)

  1. 犯罪情報を送信する犯罪情報送信機能を有する携帯通信端末と、前記携帯通信端末を通信制御する基地局と、監視カメラと、前記監視カメラが撮影した動画もしくは画像である撮影データを記憶する記憶制御装置と、前記携帯通信端末および前記記憶制御装置と通信する犯罪情報管理装置と、を備えた犯罪情報管理システムであって、
    前記携帯通信端末は、犯罪情報を送信する操作がなされると、自端末の位置情報である端末位置情報と、自端末を一意に示す端末コードと、を取得し、少なくとも、前記端末位置情報と、前記端末コードと、からなる第1の犯罪情報を、前記基地局を介し、前記犯罪情報管理装置に送信し、犯罪が発生したことを示す犯罪警報を前記犯罪情報管理装置から受信し、
    前記犯罪情報管理装置は、前記第1の犯罪情報を受信すると、前記第1の犯罪情報を一意とする管理コードを生成し、前記第1の犯罪情報を受信した受信時刻とともに記憶し、前記犯罪警報を前記携帯通信端末に送信し、前記端末位置情報の近傍に設置された前記監視カメラの前記撮影データを記憶している前記記憶制御装置を検索し、当該の記憶制御装置に第1の検索条件とともに撮影データの要求を送信し、前記撮影データの要求に対する返信である当該の前記撮影データを受信し、当該の前記撮影データを前記管理コードに関連付けて記憶し、
    前記記憶制御装置は、前記撮影データの要求を受信すると、前記第1の検索条件により決定する第2の検索条件を満たす前記撮影データを検索し、当該の前記撮影データを前記犯罪情報管理装置に送信する、
    ことを特徴とする犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システム。
  2. 前記携帯通信端末が、付属のマイクが取得した所定の時間の録音データ、または付属のカメラが取得した所定の時間の録画もしくは所定の枚数の画像である撮影データ、あるいはそれらの組合せと、前記端末コードと、からなる第2の犯罪情報を、前記犯罪情報管理装置に送信する機能を有し、
    前記犯罪情報管理装置は、前記第2の犯罪情報を受信すると、前記第2の犯罪情報の前記受信時刻を記憶し、前記第2の犯罪情報における前記端末コードと一致し、かつ、関連付条件を満たす、記憶している前記第1の犯罪情報に、前記第2の犯罪情報を関連付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システム。
  3. 前記第1の犯罪情報の前記受信時刻が、前記第2の犯罪情報の前記受信時刻に対し、所定の時間内、かつ、最新であることが、前記関連付条件である
    ことを特徴とする請求項2に記載の犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システム。
  4. 前記犯罪情報管理が、記憶している前記端末位置情報を、一定領域を集計単位とする犯罪発生件数として集計し、地図上に犯罪発生件数を合成した犯罪発生マップを生成する機能を有する、
    ことを特徴とする請求項1及至請求項3のいずれかに記載の犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システム。
  5. 前記犯罪警報が、少なくとも、前記第1の犯罪情報の発信場所を示す前記端末位置情報を地図上に合成した地図情報を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1及至請求項4のいずれかに記載の犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システム。
  6. 前記犯罪警報が、少なくとも、前記犯罪警報を受信した時点の、前記犯罪警報を受信した前記通信端末の前記端末位置情報を地図上に合成した地図情報を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1及至請求項5のいずれかに記載の犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システム。
  7. 前記携帯通信端末がGPS機能を有し、前記GPS機能により前記端末位置情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1及至請求項6のいずれかに記載の犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システム。
  8. 前記監視カメラが当該の前記監視カメラを特定できるカメラ情報を含む電波を発信し、
    前記携帯通信端末が前記電波を受信し、前記犯罪情報管理装置に送信し、
    前記犯罪情報管理装置が前記カメラ情報を受信し、前記カメラ情報により前記監視カメラの設置場所を特定し、前記端末位置情報とする
    ことを特徴とする請求項1及至請求項6のいずれかに記載の犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システム。
  9. 前記基地局が前記携帯通信端末の位置情報を取得する機能を有し、
    前記携帯通信端末が、所定の操作により、犯罪発生を示す緊急通報を前記基地局に送信し、
    前記基地局が前記緊急通報を受信し、前記携帯通信端末の位置情報である基地局位置情報を取得し、前記犯罪情報管理装置に送信し、
    前記犯罪情報管理装置が前記基地局位置情報を受信し、前記基地局位置情報を前記端末位置情報とする
    ことを特徴とする請求項1及至請求項6のいずれかに記載の犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システム。
  10. 前記第1の検索条件または前記第2の検索条件が、少なくとも、前記第1の犯罪情報の受信時刻を基点にした、その前後の所定の時間を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1及請求項9のいずれかに記載の犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システム。
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