JP2019089631A - ワーク受け台 - Google Patents

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Yoriyuki Hattori
頼幸 服部
隼敏 中川
Hayatoshi Nakagawa
隼敏 中川
尚史 梅村
Hisashi Umemura
尚史 梅村
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Abstract

【課題】異なる外径の円柱状部又は円筒状部をそれぞれ有する複数種類のワークを保持することのできるワーク受け台の提供。【解決手段】円柱状部又は円筒状部(W2a)を備えるワーク(W10)を保持して、生産ライン(L1)に搬送されるワーク受け台(W10)である。ワーク受け台(W10)は、2つの把持片(31)と、2つの把持片(31)を移動可能に保持する把持片スライド部(2)とを備える。2つの把持片(31)は、ワーク(W10)と接触する傾斜面(31a)を備える。把持片スライド部(2)は、回転つまみ(21)と、回転つまみ(21)を回転させることにより、2つの把持片(31)同士を接近させて、ワーク(W10)に傾斜面(31a)を接触させワーク(W10)を挟持するスライド機構とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ワーク受け台に関する。
ワークを挟持して、把持するワーク受け台が利用されている。特許文献1に開示のワーク挾持具は、箱型に形成したメインフレーム内に配置した一対のクランプアームと、このクランプアームを接離移動させる駆動機構とを備える。この駆動機構は、各クランプアームに出退ロッドを固定した一対のアーム駆動用シリンダと、各クランプアームの基端部から平行となる状態に連出した一対のラック板と、両ラック板に咬み合うクランプアーム同期作動用小歯車とを備える。従って、アーム駆動用シリンダの作動で両クランプアームは接離する状態に移動する。一方、この移動速度及び移動量は両アームから連出したラック板が小歯車を介して連動連結されていることから、同速同量移動することになり、挾持されたワークの中心がワーク挾持具の支持軸の軸芯上に位置することになる。
実公平07−041707号公報
ところで、異なる外径の円形状部をそれぞれ有する複数のワークを複数のワーク受け台にそれぞれ保持させて、1つの組み付けラインに搬送させることが有る。しかし、このようなワーク受け台は、異なる外径の円形状部を把持するために、段取り替えを行うことを必要とし得る。そのため、ワークの円形状部の外径に応じて異なるワーク受け台を準備し、段取り替えを行うことがあった。また、その段取り替えを行うために、生産ラインを止める必要があった。
本発明は、異なる外径の円柱状部又は円筒状部をそれぞれ有する複数種類のワークを保持することができるものとする。
本発明に係るワーク受け台は、
円柱状部又は円筒状部を備えるワークを保持して、生産ラインに搬送されるワーク受け台であって、
2つの把持片と、
前記2つの把持片を移動可能に保持する把持片スライド部と、を備え、
前記2つの把持片は、前記ワークと接触する傾斜面を備え、
前記把持片スライド部は、
回転つまみと、
前記回転つまみを回転させることにより、前記2つの把持片同士を接近させて、前記ワークに傾斜面を接触させ前記ワークを挟持するスライド機構と、を備える。
このような構成によれば、ワークの円柱状部又は円筒状部を2つの把持片の間に配置した後、電動ドライバ等を用いて回転つまみを回転させる。これによって、2つの把持片が接近してワークの円柱状部又は円筒状部を挟み込んで把持する。従って、異なる外径の円柱状部又は円筒状部をそれぞれ有する複数種類のワークであっても、1種類のワーク受け台を複数用いて、保持することができる。すなわち、異なる外径の円形状部をそれぞれ有する複数種類のワークを保持することができる。
本発明は、異なる外径の円柱状部又は円筒状部をそれぞれ有する複数種類のワークを保持することができる。
実施の形態1に係るワーク受け台の全体斜視図である。 実施の形態1に係るワーク受け台の要部を示す斜視図である。 実施の形態1に係るワーク受け台の動作を示す図である。 ワークの要部の側面図である。 ワークの要部の上面図である。 ワークの側面図である。 ワークの上面図である。 実施の形態1に係るワーク受け台の使用方法を示す図である。 実施の形態1に係るワーク受け台を用いた生産ラインの一例を示す模式図である。 関連する技術のワーク受け台を用いた生産ラインを示す模式図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。図1〜図10では、三次元xyz直交座標を規定した。図2では、把持片スライド部2の構成のうち、カバー2aの図示を省略した。
(実施の形態1)
図1〜図3を参照して実施の形態1に係るワーク受け台について説明する。
図1に示すように、ワーク受け台10は、ベース1と、把持片スライド部2と、ワーク保持部3とを備える。
ベース1は、把持片スライド部2を搭載しつつ、ワークを搬送する搬送レールに載置可能な形状を備えればよい。図1に示すベース1の一例は、アルファベット文字H状に延びる枠状体である。
2つの把持片スライド部2は、実質的に直線状に延びた形状を備え、所定の間隔を空けて略平行になるように、ベース1上に配置されている。把持片スライド部2は、2つのワーク保持部3を把持片スライド部2の長手方向(ここでは、y軸方向)にスライド移動させて、接近又は離間可能に保持する。2つの把持片スライド部2は互いに対向し、具体的には、それぞれが保持するワーク保持部3側同士を対向させる。
図2に示すように、把持片スライド部2は、カバー2aと、回転つまみ21と、軸22とを備える。なお、図2及び図3では、分かり易さのため、カバー2a(図1参照)の図示を省略した。回転つまみ21と軸22とは、カバー2aに保護され、プレート等によってそれぞれ回転可能に保持されている。また、回転つまみ21と軸22とは、ギア構造やラックアンドピニオン構造等を用いて、互いに連結されている。回転つまみ21は、電動ドライバ等の回転駆動源に接続されて、この回転駆動源から駆動力を与えられて回転する。軸22は、回転つまみ21から駆動力を伝達されて回転する。軸22の一例は、同軸上において直列に回転可能に配置された2本の軸であり、この2本の軸は、回転つまみ21から駆動力を与えられると、異なる方向に回転するように配置されていてもよい。
ワーク保持部3は、把持片スライド部2によって、互いに接近又は離間可能に保持されている。ワーク保持部3は、把持片31と、軸支持部32とを備える。把持片31は、傾斜面31aを備えればよく、図1に示す把持片31の一例は、略三角柱体である。軸支持部32は、把持片31から軸22へ延びた形状を備え、軸22に移動可能に支持されている。また、把持片31は、軸支持部32によって、軸22の軸方向(ここでは、y軸方向)に移動可能に支持されている。
ここで、回転つまみ21を、上記した回転駆動源から駆動力を与えて、所定の方向(ここでは、X軸に沿った仮想軸周りに回転する回転方向)に回転させる。すると、軸22は駆動力を与えられて、所定の方向に回転し、ワーク保持部3の把持片31同士も互いに接近する。なお、回転つまみ21を、上記した回転駆動源から駆動力を与えて、所定の方向と逆方向に回転させた場合、軸22は駆動力を与えられて、逆方向に回転し、ワーク保持部3の把持片31同士が互いに離間するように、回転つまみ21、軸22、ワーク保持部3を設けてもよい。把持片スライド部2の軸22と、ワーク保持部3の軸支持部32とは、把持片31をスライド移動させるスライド機構として機能する。
(使用方法)
次に、図4〜図10を参照して、ワークをワーク受け台10に保持させる方法の一具体例について説明する。この一具体例では、ワークの一具体例であるワークW10をワーク受け台10に保持させる。
図4及び図5に示すように、ワークW10は、ディスクロータW1と、ディスクロータW1に組み付けられたキャリパW2とを備える。ワークW10は、図4紙面奥側(ここでは、y軸プラス側)に延びる搬送レールT1に載置されて、搬送レールT1によって搬送することができる。
図6及び図7に示すように、ディスクロータW1は、略円板状体である。図6及び図7では、ディスクロータW1と搬送レールT1との大小関係を示すため、搬送レールT1を仮想的に示した。ディスクロータW1は、大円板状部W1aと、大円板状部W1aよりも径が小さな小円板状部W1bとを備える。大円板状部W1aと、小円板状部W1bとは、同一の軸Z0上に隣接して設けられている。大円板状部W1aと、小円板状部W1bとは、製品種類に応じて、所定の範囲で異なる値を備える。ワークW10の芯の位置は、小円板状部W1bの径R1に基づいて導出してもよい。
図4及び図5に示すように、キャリパW2は、キャリパ本体W2aを備え、キャリパ本体W2aは、略円筒状体又は略円柱状体であり、径R3を備える。2つの搬送レールT1同士は、キャリパ本体W2aの径R3以上、大円板状部W1aの径R2以下の間隔を空けて位置する。搬送レールT1同士の間隔は、略一定である。
図8に示すように、ワークW10をワーク受け台10に保持させる。具体的には、ワークW10をワーク受け台10のワーク保持部3に載置する。電動ドライバ等の回転駆動源を用いて、回転つまみ21を回転させると、ワーク保持部3の把持片31同士を接近させて、把持片31同士の傾斜面31aがそれぞれキャリパ本体W2aに接触し、把持片31同士がキャリパ本体W2aを挟持する。これによって、ワークW10をワーク受け台10に保持する。キャリパ本体W2aの径R3が所定の範囲内において異なる複数種類のワークW10であっても、ワーク受け台10に保持させることができる。
また、図9に示す生産ラインL1の一例において、ワークW10をワーク受け台10に保持させたまま、ワーク受け台10を搬送レールT1に載置し、搬送することができる。これを繰り返し、複数のワーク受け台10を搬送レールT1によって搬送することができる。また、搬送レールT1を進行させたまま、電動ドライバ等の回転駆動源を用いて、回転つまみ21を回転させることができる。そのため、搬送レールT1の進行を止めることなく、キャリパ本体W2aの径R3が所定の範囲内において異なる複数種類のワークW10であっても、ワーク受け台10に保持させることができる。
以上、キャリパ本体W2aの径R3が所定の範囲内において異なる複数種類のワークW10であっても、サイズが略同一のワーク受け台10の複数にそれぞれ搭載することによって、保持することができる。すなわち、自動的に段取り替えをおこなうことができる。キャリパ本体W2aの径R3が異なる複数種類のワークW10をそれぞれ保持したワーク受け台10のベース1のサイズは、略同じである。よって、この複数のワーク受け台10を搬送レールT1上に配置することによって、搬送することができる。なお、生産ラインL1中途における側方には、所定の大きさの生産スペースSP1が残存し、利用することができる。
(関連する技術)
ところで、ワーク受け台10と関連する技術として、キャリパ本体W2aの径R3に応じて、サイズの異なるワークW10をそれぞれ保持可能なワーク受け台80、90(図10参照)がある。ワーク受け台80、90を用いて、径R3が異なる2種類のワークW10を、搬送レールT1によって搬送させる場合が有る。このような場合、段取り替えのため、ワーク受け台80、90を径R3に応じたサイズごとに分けて、搬送レールT1中途における側方にストックしておき、径R3に応じて、ワークW10ごとに対応するワーク受け台80、90に搭載させることを必要とする。例えば、供給装置800と、供給装置900とが搬送レールT1中途における側方に配置されている。供給装置800は、ワーク受け台80に保持させるワークW80を生産ラインL1へ供給し、供給装置900は、ワーク受け台90に保持させるワークW90を生産ラインL1へ供給する。供給装置800と、供給装置900とが配置されていることから、生産スペースSP1(図9参照)を利用することができない。
一方、ワーク受け台10(図9参照)は、径R3が異なる複数種類のワークW10を、搬送レールT1によって搬送させる場合、自動的に段取り替えを行うことができ、ワーク受け台80、90と異なり、段取り替えを必要としない。また、これに伴って、ワーク受け台を搬送レールT1中途における側方にストックする必要が無く、大きな生産スペースSP1(図9参照)を確保することができる。
なお、本発明は上記実施の形態1に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施の形態1では、ワーク受け台10は、把持片31を計4つ備えたが、ワークW10を保持できれば、個数を特に限定しなくてもよい。言い換えると、ワーク受け台10は、把持片31を少なくとも2つ備える。
10 ワーク受け台
2 把持片スライド部
21 回転つまみ
3 ワーク保持部
31 把持片
R1、R2、R3 径
L1 生産ライン T1 搬送レール
W10 ワーク
W2 キャリパ
W2a キャリパ本体

Claims (1)

  1. 円柱状部又は円筒状部を備えるワークを保持して、生産ラインに搬送されるワーク受け台であって、
    2つの把持片と、
    前記2つの把持片を移動可能に保持する把持片スライド部と、を備え、
    前記2つの把持片は、前記ワークと接触する傾斜面を備え、
    前記把持片スライド部は、
    回転つまみと、
    前記回転つまみを回転させることにより、前記2つの把持片同士を接近させて、前記ワークに傾斜面を接触させ前記ワークを挟持するスライド機構と、を備える、
    ワーク受け台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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