JP2019088217A - 圃場作業支援端末、圃場作業機、および、圃場作業支援プログラム - Google Patents

圃場作業支援端末、圃場作業機、および、圃場作業支援プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019088217A
JP2019088217A JP2017219037A JP2017219037A JP2019088217A JP 2019088217 A JP2019088217 A JP 2019088217A JP 2017219037 A JP2017219037 A JP 2017219037A JP 2017219037 A JP2017219037 A JP 2017219037A JP 2019088217 A JP2019088217 A JP 2019088217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
field
field work
machine
support terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017219037A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6910926B2 (ja
Inventor
武智 貫太
Kanta Takechi
貫太 武智
大督 内藤
Daisuke Naito
大督 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2017219037A priority Critical patent/JP6910926B2/ja
Publication of JP2019088217A publication Critical patent/JP2019088217A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6910926B2 publication Critical patent/JP6910926B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】圃場作業機により作業中の作業者が的確に作業の状況を知ることができる圃場作業支援端末を実現する。【解決手段】走行機体21A〜21Dと圃場に対する作業を行う圃場作業装置22A〜22Dとを備えた圃場作業機2A〜2Dに設けられ当該圃場作業機2A〜2Dによる圃場作業を支援する圃場作業支援端末1であって、表示部11と、走行機体21A〜21Dの位置を示す機***置情報を取得する機***置情報取得部12と、圃場作業装置22A〜22Dによる作業の内容を示す作業情報を取得する作業情報取得部13と、表示部11への表示を制御する表示制御部14と、圃場作業機2A〜2Dと通信を行う通信部15と、を備え、表示制御部14は、機***置情報および作業情報に基づいて表示部11に表示された圃場上に当該圃場における作業履歴を表示する。【選択図】図5

Description

本発明は、圃場作業支援端末、圃場作業機、および、圃場作業支援プログラムに関する。
近年、圃場における農作業を支援するための種々のガイダンスシステムが用いられている。特に、圃場作業機による作業にあたっては、作業の重複や漏れが無く、かつ、効率的に作業を行えるように、作業者を案内するガイダンスシステムが用いられている。
このようなガイダンスシステムとして、たとえば、特許文献1には、トラクタを複数台登録する機能を備えたガイダンスシステムが開示されている。このガイダンスシステムは、複数台のトラクタ間で共有される圃場の枕地に関する定義などの情報と、あらかじめ登録されたトラクタごとの旋回半径の情報と、を用いて、登録された複数台のうちの実際に作業を行うトラクタに適した走行経路を案内することができる点で有利である。
また、特許文献2には、GPSによる作業者の位置情報、および、加速度センサによる作業者の動作情報を、あらかじめ記憶された圃場情報などと組み合わせることで、作業者の作業内容を特定して作業履歴を記録する農作業管理方法が開示されている。この方法によれば、いつ、どの圃場で、どのような作業をしたのか、の履歴を、自宅に置かれたPCなどの作業管理端末に記録することができるので、作業の履歴や計画を管理しやすい点で有利である。
国際公開第2015/132928号 特開2015−208244号公報
ところで、特許文献1に開示されているガイダンスシステムは、登録されている複数台のトラクタのうち、実際に作業に用いられた個体の旋回半径を反映した案内を行うことができるが、トラクタの案内にのみ対応しており、田植機などの他の種類の圃場作業機には対応していない。そのため、作物の生育段階に応じて行われる異なる作業の全般にわたってガイダンスシステムを活用するためには、圃場作業機ごとに異なるガイダンスシステムを用意する必要があった。このような構成は、圃場作業機あるいは専用端末の調達に要するコストが増大するおそれや、圃場作業機ごとに端末の操作方法が異なるため作業者が扱いにくさを感じるおそれがあった。
また、特許文献2の農作業管理方法においては、作業履歴を記録し、作業の後で作業履歴を確認することはできるが、作業者に対し即時に作業履歴情報を提供するには至っていない。また、特許文献2の農作業管理方法における、あらかじめ記憶された圃場情報は、メロンを植える区画、ほうれん草を植える区画、といった、大まかな区画ごとの情報に留まり、当該区画の中の作業済領域と未作業領域を識別するには至っていない。このような構成は、作業中に即時に作業履歴を把握し作業内容を調整したいという要望には、十分に応えられないおそれがあった。
上記に鑑み、圃場作業機により作業中の作業者が的確に作業の状況を知ることができる圃場作業支援端末の実現が望まれる。
本発明に係る圃場作業支援端末は、走行機体と圃場に対する作業を行う圃場作業装置とを備えた圃場作業機に設けられ当該圃場作業機による圃場作業を支援する圃場作業支援端末であって、表示部と、前記走行機体の位置を示す機***置情報を取得する機***置情報取得部と、前記圃場作業装置による作業の内容を示す作業情報を取得する作業情報取得部と、前記表示部への表示を制御する表示制御部と、前記圃場作業機と通信を行う通信部と、を備え、前記表示制御部は、前記機***置情報および前記作業情報に基づいて前記表示部に表示された前記圃場上に当該圃場における作業履歴を表示する。
また、本発明に係る圃場作業支援プログラムは、走行機体と圃場に対する作業を行う圃場作業装置とを備えた圃場作業機に設けられ当該圃場作業機による圃場作業を支援する圃場作業支援プログラムであって、前記走行機体の位置を示す機***置情報を取得する機***置情報取得機能と、前記圃場作業装置による作業の内容を示す作業情報を取得する作業情報取得機能と、前記機***置情報および前記作業情報に基づいて表示部に表示された前記圃場上に当該圃場における作業履歴を表示する機能と、をコンピューターに実現させる。
これらの構成によれば、圃場作業支援端末に圃場における作業履歴が表示されるので、作業者が圃場において即時に作業履歴を把握し作業内容を調整する支援を行うことができる。
以下、本発明の好適な態様について説明する。ただし、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定されるわけではない。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、前記表示制御部による前記作業履歴の表示は、前記機***置情報と前記作業情報とに基づいて、前記表示部に表示された前記圃場上の各領域に対して、行われた作業の内容ごとに異なる色の着色を施すことによって行われることが好ましい。
この構成によれば、段階的に行われる複数の圃場作業について、それぞれの作業が行われた領域を色分けして表示することができるので、作業者は作業の履歴を簡単に把握することができる。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、前記表示制御部による前記作業履歴の表示は、さらに、同一の作業が重複して行われた領域を、当該作業が一回のみ行われた領域と識別可能に着色することを含むことが好ましい。
この構成によれば、作業者は同一の作業が重複して行われた領域を簡単に把握することができるので、重複が生じないように作業の内容を調整することができる。これによって、作業効率を高めることができる。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、前記作業情報取得部は、前記通信部を介して、前記走行機体および前記圃場作業装置と通信を行うことにより、前記作業情報を取得することが好ましい。
この構成によれば、圃場作業機の機種や装備状況に基づいて作業履歴を認識することができるため、作業履歴を表示する精度が高まる。また、圃場作業機の状態を圃場作業支援端末に認識させるための人為操作を必要としない点で有利である。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、前記表示部はタッチパネル式の表示部であり、前記作業情報取得部は、前記表示部に対する人為操作を介して、前記作業情報を取得することが好ましい。
この構成によれば、圃場作業機の機種、装備などの状況に基づいて作業履歴を認識することができるため、作業履歴の精度が高まる。また、圃場作業機の状態を圃場作業支援端末に認識させるにあたり、作業者が任意に調整を行ったり、自動認識させた場合のエラーを作業者が修正したりすることができる点で有利である。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、前記走行機体の走行ルートを決定する走行ルート決定部を備え、第一の作業の後に第二の作業を行うときに、前記走行ルート決定部は、第一の作業において前記走行機体が走行した走行実績ルートを、第二の作業のための走行予定ルートとして決定し、前記表示制御部は、前記走行予定ルートを前記表示部に表示することが好ましい。
この構成によれば、第一の作業の走行実績ルートを、第二の作業の走行予定ルートに反映することができる。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、前記走行ルート決定部は、前記第一の作業が行われなかった領域を除外して、前記走行予定ルートを決定することが好ましい。
この構成によれば、障害物などの存在を考慮に入れた走行ルート決定が可能になる。また、そのような走行ルート決定に際して、同一の圃場に対する一の作業における情報を、他の作業においても利用することができるため、作業ごとに障害物などの考慮をやり直す必要が生じない点で有利である。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、前記機***置情報と、前記走行実績ルートまたは走行予定ルートから選択される一つのルートとの、乖離方向および乖離距離を認識する乖離認識部を備え、前記表示制御部は、前記乖離方向、および、前記乖離距離を前記表示部に表示することが好ましい。
この構成によれば、過去の作業における走行実績ルートまたは現作業における走行予定ルートと、圃場作業機の現在位置との、乖離方向および乖離距離を、作業者が認識できるため、圃場作業機の操舵を即時に修正することができる。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、前記乖離認識部は、前記乖離距離と、あらかじめ定められた乖離距離基準とに基づいて、有限段の水準に区切られた乖離距離レベルのうちから一の乖離距離レベルを決定し、前記表示制御部は、前記乖離方向、前記乖離距離、および、前記乖離距離レベルを前記表示部に表示することが好ましい。
この構成によれば、指定のルートからの乖離の度合を作業者が認識できるため、操舵の修正を要するか否かの判断が容易になる。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、前記機***置情報取得部は、前記通信部を介して、前記圃場作業機に設けられた測位装置から前記機***置情報を取得することが好ましい。
この構成によれば、圃場作業機の走行履歴に基づいて作業履歴を記録することができる。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、前記機***置情報を取得するための測位装置を備えることが好ましい。
この構成によれば、それぞれの圃場作業機に測位装置を設ける必要が無いため、一連の圃場作業に用いる圃場作業機全体の費用を低減できる。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、上記のいずれかの態様の圃場作業支援端末を備えた圃場作業機であることが好ましい。
この構成によれば、使いやすいガイダンスシステムを備えた圃場作業機を提供することができる。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
本発明に係る圃場作業支援端末の第一の実施形態を用いた圃場作業の概略図。 本発明に係る圃場作業支援端末の第一の実施形態の画面表示の例。 本発明に係る圃場作業支援端末の第一の実施形態による作業非対象領域の設定を表す概略図。 本発明に係る圃場作業支援端末の第一の実施形態による走行ルートの決定の例。 本発明に係る圃場作業支援端末の第一の実施形態を含むガイダンスシステムにおける各構成要素の関係を表す図。
〔第一の実施形態〕
本発明に係る圃場作業支援端末の実施形態について、図1〜5を参照して説明する。本実施形態では、本発明に係る圃場作業支援端末1が、水田P(圃場の一例)における一連の稲作作業を支援する場合を例について説明する。なお、圃場作業支援端末は、例えば、畑作作業等の稲作作業以外の圃場作業の支援にも適用可能である。なお、以下の説明において、全球測位衛星システムをGNSSと記載する。
本実施形態に係る圃場作業支援端末1は、水田Pにおいて、トラクタ2Aによる耕耘作業ならびに代掻作業、田植機2Bによる田植作業、乗用管理機2Cによる農薬散布作業、および、コンバイン2Dによる収穫作業、を支援することができる圃場作業支援端末である。ここで、トラクタ2A、田植機2B、乗用管理機2C、および、コンバイン2Dは、圃場作業機の例であり、圃場作業機2と総称する。また、耕耘作業、代掻作業、田植作業、農薬散布作業、および、収穫作業は、圃場作業の例である。
以下に説明する例においては、水田Pは、主要部P1と畔際P2とを有するものであり、主要部P1の一部に撤去不可能な岩P3(障害物の一例)があるものとする(図1)。圃場作業機の走行にあたり、畔際P2では切り返し操作を行う必要があり、岩P3は回避する必要がある。
トラクタ2Aは、走行機体21AおよびGNSS23A(測位装置の一例)を備えるとともに、耕耘作業装置221Aあるいは代掻作業装置222Aを備える。耕耘作業装置221Aおよび代掻作業装置222Aは、作業内容に応じて、いずれかを選択して装着することができる。同様に、田植機2Bは走行機体21B、田植作業装置22B、および、GNSS23B、を備え、乗用管理機2Cは走行機体21C、農薬散布作業装置22C、および、GNSS23Cを備え、コンバイン2Dは走行機体21D、収穫作業装置22D、および、GNSS23D、を備える。ここで、耕耘作業装置221A、代掻作業装置222A、田植作業装置22B、農薬散布作業装置22C、および、収穫作業装置22Dは、圃場作業装置の例である。
図2および図5に示すように、圃場作業支援端末1は、タッチパネル11(表示部の一例)、機***置情報取得部12、作業情報取得部13、表示制御部14、通信部15、走行ルート決定部16、および、乖離認識部17、を備える。
表示内容3は、圃場作業機2の機***置情報31、ガイドライン32、作業履歴33、および、ルート乖離情報34、を含む。作業履歴33は、タッチパネル11に表示された水田P上に、作業の履歴や作物の生育状況に応じた着色を施すことにより表示される。
続いて、上記の圃場作業支援端末1の使用形態について説明する。まず、水田Pにおける耕耘作業にあたり、作業者はトラクタ2Aに耕耘作業装置221Aを装着し、さらに圃場作業支援端末1を装着する。このとき、作業情報取得部13は、通信部15を介したトラクタ2Aとの通信により、トラクタ2Aに耕耘作業装置221Aが装着されていることを把握し、これより行われる作業が耕耘作業であることを認識する。また、機***置情報取得部12は、通信部15を介したトラクタ2Aとの通信によるGNSS23Aによる機***置情報31の取得を開始する。加えて、走行ルート決定部16は、水田Pの全域について効率よく耕耘作業を行うのに適した走行ルート32Aを決定する。なお、以下の説明において、以上の段階を「準備段階」と記載する。
圃場作業支援端末1によるガイダンスを開始すると、表示制御部14は、機***置情報取得部12による機***置情報31、および、走行ルート32Aに基づくガイドライン32、を、タッチパネル11に表示する。また、このとき、タッチパネル11に表示された水田Pの全域について、未作業領域331であることを示す黄土色の着色が施されている。ガイダンス機能を実行した状態で、耕耘作業装置221Aを運転しながらトラクタ2Aを走行させると、タッチパネル11にトラクタ2Aの走行履歴311が表示される。そして、走行履歴311に沿った、耕耘作業装置221Aの作業幅に対応した幅の領域が、耕耘作業済領域332として、焦茶色に着色される(図2)。なお、上記の作業幅に関する情報は、作業情報取得部13が、通信部15を介したトラクタ2Aとの通信により取得する。また、このとき、表示制御部14は、乖離認識部17が機***置情報31と走行ルート32Aとの乖離に基づいて認識したルート乖離情報34を、タッチパネル11に表示する。ルート乖離情報34は、機***置情報31が走行ルート32Aの左右いずれの方向に乖離しているのかを表す乖離方向情報341と、機***置情報31の走行ルート32Aからの乖離幅を表す乖離距離情報342と、当該乖離幅がいずれの水準に達しているのかを表す乖離距離レベル情報343と、を含む。たとえば図2に示した例では、乖離距離レベルは4段階に区分されており、乖離距離レベル情報343は点灯するインジケータの数(1〜4個)として表示される。このようなガイダンスにより、作業者は、耕耘作業済領域332と未作業領域331を視覚的に識別することができるとともに、走行ルート32A上を走行するように操舵を調整することができる。
水田Pの主要部P1において耕耘作業を進めると、やがて畔際P2に到達する。すると作業者はトラクタ2Aの切り返し運転を行い、直前の走行経路と平行する次の走行経路にトラクタ2Aを進入させ、耕耘作業を続ける。このとき、引き続き耕耘作業済領域332が焦茶色に着色されるが、すでに耕耘作業済領域332として認識されている領域に重複して耕耘作業が行われた場合には、当該重複領域35を赤色に着色する。このように、重複領域35が耕耘作業済領域332とは異なる色に着色されることで、作業者は重複して作業が行われた領域の有無や大小を認識することができる。重複領域35を認識できると、これを低減するようにトラクタ2Aの運転方法を調整できるため、効率よく耕耘作業を行うことができる。
さらに耕耘作業を進めると、やがて岩P3の近傍に到達する。すると作業者は、岩P3を避けて走行するようにトラクタ2Aを操縦する。水田Pの全域に対して耕耘作業が完了すると、タッチパネル11には岩P3に対応する部分が未作業領域331として表示される。走行ルート決定部16は、以降の作業において、この未作業領域331を、作業非対象領域36として認識する(図3)。
なお、障害物(岩P3)の回避の態様としては、たとえば図4に示すものであってもよい。図4において、作業者は、岩P3の近傍に到達すると岩P3を迂回するようにトラクタ2Aを操縦する。岩P3を迂回した後は元の作業走行ラインに沿って作業を行う。岩P3を迂回した部分については、耕耘作業済領域332が未作業領域331側に膨らむことになるが、その後の耕耘作業において作業領域が重複することを避けるためには、岩P3を迂回した走行ラインに沿って作業を行うことになる。この場合、走行ルート決定部16は、岩P3を迂回した後の走行において、岩P3を回避するように走行した走行ラインに基づいて走行ルート32Aを修正する。なお、耕耘作業において岩P3を回避するために作業を行わなかった未作業領域331を、以降の作業において作業非対象領域36として認識することは、図3の場合と同様である。
次に、水田Pにおける代掻作業にあたり、作業者はトラクタ2Aに代掻作業装置222Aを装着する。さらに圃場作業支援端末1を装着すると、上記の耕耘作業のときと同じように準備段階が行われる。ただしこのとき走行ルート決定部16は、耕耘作業(第一の作業の例)において作業非対象領域36として認識された岩P3に対応する位置情報を考慮し、作業非対象領域36を回避するように代掻作業(第二の作業の例)のための走行ルート32Bを決定する。これによって、圃場作業支援端末1は、岩P3の回避を考慮した案内を行うことができる。
トラクタ2Aを運転して代掻作業を行うと、表示制御部14は、トラクタ2Aの走行履歴311および代掻作業装置222Aの幅に基づいて、タッチパネル11に表示された水田P上において、代掻作業済領域333を薄茶色に着色する。なお、代掻作業においても、耕耘作業と同じように、重複領域35の表示が行われる。このようにして、作業者は代掻作業済領域333と耕耘作業済領域332を視覚的に識別することができるとともに、重複領域35が生じないように運転方法を調整できる。
なお、トラクタ2Aは、その他に、特に限定はされないが、圃場作業装置として、畝立装置、畝立播種装置、マルチ作業装置、肥料散布装置、ブームスプレーヤ装置などの種々の圃場作業装置などを装着可能である。トラクタ2Aに、圃場作業装置として畝立装置を装着した場合、畝縦作業を行う。トラクタ2Aに、圃場作業装置として畝立播種装置を装着した場合、畝縦播種作業を行う。トラクタ2Aに、圃場作業装置としてマルチ作業装置を装着した場合、畝縦播種作業を行う。トラクタ2Aに、圃場作業装置として施肥装置を装着した場合、施肥作業を行う。トラクタ2Aに、圃場作業装置としてブームスプレー装置を装着した場合、薬剤散布作業を行う。これらの場合も、表示制御部14は、圃場作業装置(圃場作業)の種類ごとに作業済領域をそれぞれの圃場作業装置(圃場作業)に対応した色に着色する。
次に、水田Pにおける田植作業にあたり、作業者は田植機2Bに圃場作業支援端末1を装着する。準備段階は、上記の代掻作業の場合と同様に行われる。田植機2Bを運転して田植作業を行うと、表示制御部14は、田植機2Bの走行履歴311および田植作業装置22Bの幅に基づいて、タッチパネル11に表示された水田P上において、田植作業済領域334を緑色に着色する。ここで、田植作業装置22Bは複数条植え形式(例えば8条植え)に構成されており、各条クラッチ(不図示)を操作することにより、植え付け条数を変更することができる。作業情報取得部13は、通信部15を介した田植機2Bとの通信により、田植作業装置22Bが実際に何条植え形式で運転されているのかを認識し、表示制御部14は、認識された田植条数に応じて、田植作業済領域334として認識する幅を調整する。このように、圃場作業支援端末1が設置された圃場作業機2の種類のみならず、その具体的な運転状態も反映して、作業履歴33を表示することができる。なお、田植作業においても、重複領域35の表示が行われる。
次に、水田Pにおける農薬散布作業にあたり、作業者は乗用管理機2Cに圃場作業支援端末1を装着する。準備段階は、上記の田植作業の場合と同様に行われる。乗用管理機2Cを運転して農薬散布作業を行うと、表示制御部14は、乗用管理機2Cの走行履歴311および農薬散布作業装置22Cの幅に基づいて、タッチパネル11に表示された水田P上において、農薬散布作業済領域335を白色に着色する。なお、農薬散布作業においても、重複領域35の表示が行われる。ここで、たとえば二種類の農薬を散布する場合は、第一の農薬を散布した領域を白色で、第二の農薬を散布した領域を灰色で、表示することができる。このように、作業の進捗に応じて作業履歴33の表示色を適宜追加、変更することができる。
最後に、水田Pにおける収穫作業にあたり、作業者はコンバイン2Dに圃場作業支援端末1を装着する。準備段階は、上記の田植作業の場合と同様に行われる。コンバイン2Dを運転して収穫作業を行うと、表示制御部14は、コンバイン2Dの走行履歴311および収穫作業装置22Dの幅に基づいて、タッチパネル11に表示された水田P上において、収穫作業済領域336を黄土色に着色する。なお、収穫作業においても、重複領域35の表示が行われる。
以上のように、稲作に係る耕耘、代掻、田植、農薬散布、および、収穫の一連の作業において、1台の圃場作業支援端末1を共通して用いることができるとともに、作業履歴33や作業非対象領域36に関する過去の情報を活用することができるため、効率よく圃場作業を行うことができる。なお、上記実施形態では、圃場作業支援端末1を複数の圃場作業機2で共用する場合を例に説明したが、それぞれの圃場作業機2にそれぞれ別個の圃場作業支援端末1を備えてもよい。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明に係る圃場作業支援端末のその他の実施形態について説明する。なお、以下のそれぞれの実施形態で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。
上記の実施形態では、圃場作業機がトラクタ2A、田植機2B、乗用管理機2C、および、コンバイン2Dである構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、本発明に係る圃場作業支援端末を設置する圃場作業機は、他の任意の圃場作業機であってよい。
上記の実施形態では、作業情報取得部13が、通信部15を介した圃場作業機2との通信により、作業情報を取得する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、作業情報取得部による作業情報の取得は、作業者による表示部に対する人為操作を介して行われてもよい。
上記の実施形態では、機***置情報取得部12が通信部15を介してGNSS23による機***置情報31を取得する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、たとえば、圃場作業支援端末がGNSSなどの測位装置を備え、当該測位装置によって機***置情報取得部が機***置情報を取得するように構成してもよい。なお、圃場作業機、圃場作業支援端末のいずれに測位装置を備える場合であっても、機***置情報取得部が、測位装置と圃場作業装置との設置位置の差異を考慮して作業情報を補正するように構成すると、より精密なガイダンスを行うことができる。
上記の実施形態では、圃場作業支援端末1が専用端末である構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、たとえば、スマートフォンやタブレット端末などの汎用可搬端末に、機***置情報取得機能と、作業情報取得機能と、作業履歴を表示する機能と、を実現させるプログラムとして構成してもよい。あるいは、上記の機能を備える圃場作業支援端末を搭載した圃場作業機として構成してもよい。
その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本発明の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本発明の範囲に含まれる。
本発明は、たとえば圃場作業支援端末に利用することができる。
1 :圃場作業支援端末
11 :タッチパネル
12 :機***置情報取得部
13 :作業情報取得部
14 :表示制御部
15 :通信部
16 :走行ルート決定部
17 :乖離認識部
2 :圃場作業機
2A :トラクタ
2B :田植機
2C :乗用管理機
2D :コンバイン
21 :走行機体
22 :圃場作業装置
221A :耕耘作業装置
222A :代掻作業装置
22B :田植作業装置
22C :農薬散布作業装置
22D :収穫作業装置
23 :GNSS
3 :表示内容
31 :機***置情報
311 :走行履歴
32 :ガイドライン
33 :作業履歴
331 :未作業領域
332 :耕耘作業済領域
333 :代掻作業済領域
334 :田植作業済領域
335 :農薬散布作業済領域
336 :収穫作業済領域
34 :ルート乖離情報
341 :乖離方向情報
342 :乖離距離情報
343 :乖離距離レベル情報
35 :重複領域
36 :作業非対象領域

Claims (13)

  1. 走行機体と圃場に対する作業を行う圃場作業装置とを備えた圃場作業機に設けられ当該圃場作業機による圃場作業を支援する圃場作業支援端末であって、
    表示部と、
    前記走行機体の位置を示す機***置情報を取得する機***置情報取得部と、
    前記圃場作業装置による作業の内容を示す作業情報を取得する作業情報取得部と、
    前記表示部への表示を制御する表示制御部と、
    前記圃場作業機と通信を行う通信部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記機***置情報および前記作業情報に基づいて前記表示部に表示された前記圃場上に当該圃場における作業履歴を表示する圃場作業支援端末。
  2. 前記表示制御部による前記作業履歴の表示は、前記機***置情報と前記作業情報とに基づいて、前記表示部に表示された前記圃場上の各領域に対して、行われた作業の内容ごとに異なる色の着色を施すことによって行われる請求項1に記載の圃場作業支援端末。
  3. 前記表示制御部による前記作業履歴の表示は、さらに、同一の作業が重複して行われた領域を、当該作業が一回のみ行われた領域と識別可能に着色することを含む請求項2に記載の圃場作業支援端末。
  4. 前記作業情報取得部は、前記通信部を介して、前記走行機体および前記圃場作業装置と通信を行うことにより、前記作業情報を取得する請求項1〜3のいずれか1項に記載の圃場作業支援端末。
  5. 前記表示部はタッチパネル式の表示部であり、
    前記作業情報取得部は、前記表示部に対する人為操作を介して、前記作業情報を取得する請求項1〜4のいずれか1項に記載の圃場作業支援端末。
  6. 前記走行機体の走行ルートを決定する走行ルート決定部を備え、
    第一の作業の後に第二の作業を行うときに、
    前記走行ルート決定部は、第一の作業において前記走行機体が走行した走行実績ルートを、第二の作業のための走行予定ルートとして決定し、
    前記表示制御部は、前記走行予定ルートを前記表示部に表示する請求項1〜5のいずれか1項に記載の圃場作業支援端末。
  7. 前記走行ルート決定部は、前記第一の作業が行われなかった領域を除外して、前記走行予定ルートを決定する請求項6に記載の圃場作業支援端末。
  8. 前記機***置情報と、前記走行実績ルートまたは走行予定ルートから選択される一つのルートとの、乖離方向および乖離距離を認識する乖離認識部を備え、
    前記表示制御部は、前記乖離方向、および、前記乖離距離を前記表示部に表示する請求項6または7に記載の圃場作業支援端末。
  9. 前記乖離認識部は、前記乖離距離と、あらかじめ定められた乖離距離基準とに基づいて、有限段の水準に区切られた乖離距離レベルのうちから一の乖離距離レベルを決定し、
    前記表示制御部は、前記乖離方向、前記乖離距離、および、前記乖離距離レベルを前記表示部に表示する請求項8に記載の圃場作業支援端末。
  10. 前記機***置情報取得部は、前記通信部を介して、前記圃場作業機に設けられた測位装置から前記機***置情報を取得する請求項1〜9のいずれか1項に記載の圃場作業支援端末。
  11. 前記機***置情報を取得するための測位装置を備える請求項1〜10のいずれか1項に記載の圃場作業支援端末。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の圃場作業支援端末を備えた圃場作業機。
  13. 走行機体と圃場に対する作業を行う圃場作業装置とを備えた圃場作業機に設けられ当該圃場作業機による圃場作業を支援する圃場作業支援プログラムであって、
    前記走行機体の位置を示す機***置情報を取得する機***置情報取得機能と、
    前記圃場作業装置による作業の内容を示す作業情報を取得する作業情報取得機能と、
    前記機***置情報および前記作業情報に基づいて表示部に表示された前記圃場上に当該圃場における作業履歴を表示する機能と、をコンピューターに実現させる圃場作業支援プログラム。
JP2017219037A 2017-11-14 2017-11-14 圃場作業支援端末、圃場作業機、および、圃場作業支援プログラム Active JP6910926B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017219037A JP6910926B2 (ja) 2017-11-14 2017-11-14 圃場作業支援端末、圃場作業機、および、圃場作業支援プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017219037A JP6910926B2 (ja) 2017-11-14 2017-11-14 圃場作業支援端末、圃場作業機、および、圃場作業支援プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019088217A true JP2019088217A (ja) 2019-06-13
JP6910926B2 JP6910926B2 (ja) 2021-07-28

Family

ID=66835130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017219037A Active JP6910926B2 (ja) 2017-11-14 2017-11-14 圃場作業支援端末、圃場作業機、および、圃場作業支援プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6910926B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110289878A (zh) * 2019-08-01 2019-09-27 苏州极目机器人科技有限公司 便携式作业辅助设备以及***
WO2022195721A1 (ja) * 2021-03-16 2022-09-22 本田技研工業株式会社 自律芝刈システム
JP2023017688A (ja) * 2021-07-26 2023-02-07 昌昭 北川 田畑の除草システム、田畑用散布材の散布システム、田畑植付けシステム及び水田用肥料散布システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023147899A (ja) 2022-03-30 2023-10-13 ヤンマーホールディングス株式会社 制御装置及び作業車両

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11275914A (ja) * 1998-03-27 1999-10-12 Kubota Corp 情報端末装置、農作業機、通信システム及び記録媒体
US20060175541A1 (en) * 2005-02-04 2006-08-10 Novariant, Inc. System and method for interactive selection of agricultural vehicle guide paths through a graphical user interface other than moving the vehicle
JP2014187953A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Iseki & Co Ltd 作業情報共有システム
JP2016106608A (ja) * 2014-12-10 2016-06-20 井関農機株式会社 農用作業車両

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11275914A (ja) * 1998-03-27 1999-10-12 Kubota Corp 情報端末装置、農作業機、通信システム及び記録媒体
US20060175541A1 (en) * 2005-02-04 2006-08-10 Novariant, Inc. System and method for interactive selection of agricultural vehicle guide paths through a graphical user interface other than moving the vehicle
JP2014187953A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Iseki & Co Ltd 作業情報共有システム
JP2016106608A (ja) * 2014-12-10 2016-06-20 井関農機株式会社 農用作業車両
CN105684587A (zh) * 2014-12-10 2016-06-22 井关农机株式会社 农用作业车辆

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110289878A (zh) * 2019-08-01 2019-09-27 苏州极目机器人科技有限公司 便携式作业辅助设备以及***
WO2022195721A1 (ja) * 2021-03-16 2022-09-22 本田技研工業株式会社 自律芝刈システム
JP2023017688A (ja) * 2021-07-26 2023-02-07 昌昭 北川 田畑の除草システム、田畑用散布材の散布システム、田畑植付けシステム及び水田用肥料散布システム
JP7270309B2 (ja) 2021-07-26 2023-05-10 昌昭 北川 田畑の除草システム、田畑用散布材の散布システム、田畑植付けシステム及び水田用肥料散布システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6910926B2 (ja) 2021-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2019142468A1 (ja) 農業支援装置及び農業支援システム
US7591226B2 (en) Automatic path generation for tramlines
US20150285647A1 (en) Planning system and method for planning fieldwork
JP2019088217A (ja) 圃場作業支援端末、圃場作業機、および、圃場作業支援プログラム
CA2894568C (en) Plot placement systems and methods
US20200288625A1 (en) Agricultural utility vehicle
JP6943736B2 (ja) 圃場作業機
US10806074B2 (en) System for treatment of an agricultural field using an augmented reality visualization
JP2020113121A (ja) 営農システム
JP6772105B2 (ja) 作業管理システム
EP3751501B1 (en) Agriculture support system
JP2016218949A (ja) 表示装置
JP6815971B2 (ja) 作業管理システム
JP7144145B2 (ja) 農業支援システム
KR20220086549A (ko) 작업 관련 정보 관리 장치 및 작업 관련 정보 관리 시스템
JP7270309B2 (ja) 田畑の除草システム、田畑用散布材の散布システム、田畑植付けシステム及び水田用肥料散布システム
WO2024143237A1 (ja) 圃場登録装置、圃場登録方法、及びコンピュータプログラム
JPH06175722A (ja) 農作業機の圃場作業制御システム
JP7451619B2 (ja) 作業マップ提供システム
WO2021049513A1 (ja) 農作業支援システム
JP2020101467A (ja) 圃場形状生成システム及び農作業車
JP2021087362A (ja) 作業情報管理装置
KR20240094994A (ko) 설정 방법, 자동 주행 방법, 설정 시스템, 및 설정 프로그램
JP2024090660A (ja) 農作業支援装置、農作業支援システム、農業機械、走行ライン作成方法
JP2024090659A (ja) 農作業支援装置、農業機械

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6910926

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150