JP2019088160A - ステータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ステータコアをより確実に固定すること。【解決手段】ステータコア2と、ステータコア2の外周を囲うケース3と、を備えるステータであって、ステータコア2のステータ面に対して略垂直に延在し、回転可能に支持される断面楕円形の複数のピン4aを有する複数の第1の固定具4と、第1の固定具4の夫々に対応し、ピン4aの端部に設けられたねじ溝にかみ合うボルト5bと、ピン4aの断面の長径よりも径が大きく、ボルト5bとともに移動するワッシャ5aと、を有する複数の第2の固定具5と、を備え、ステータコア2は、ケース3内において、ピン4aよりも径方向内側に配置され、ワッシャ5aは、ステータコア2の端面に接触するように、各ピン4aの上部に配置され、ボルト5bは、ワッシャ5aをステータコア2のステータ面に押し込むように移動してピン4aに締結され、ピン4aは、ステータコア2の外周面とケース3の内周面に接する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のステータコアを環状に配列して形成するステータに関する。
従来、このような分野の技術として、特開平11−089129号公報がある。この公報に記載されたステータは、複数のステータコアを環状に配置してステータを形成している。このようなステータでは、ステータコアの基部をハウジングの軸方向から圧接して、ステータコアを固定することにより形成している。
特開平11−089129号公報
しかしながら、前述した従来のステータでは、ハウジングの径方向外側から内側に向けてステータを固定する力がかからないため、径方向の位置ずれが発生しやすくなることがある。また、ステータの燃費向上を目的として、ステータコアにナノ軟磁材料を用いるものを用いる場合があるが、材料特性として非常に固く、圧入や焼嵌めで固定することができないという問題がある。
本発明は、ステータコアをより確実に固定したステータを提供するものである。
本発明にかかるステータは、ステータコアと、前記ステータコアの外周を囲うケースと、を備えるステータであって、前記ステータコアのステータ面に対して略垂直方向に延在し、前記略垂直方向を軸として回転可能に支持される断面楕円形のピンを有する複数の第1の固定具と、前記第1の固定具の夫々に対応し、前記ピンの端部に設けられたねじ溝にかみ合うボルトと、前記ピンの断面の長径よりも径が大きく、前記ボルトとともに移動するワッシャと、を有する複数の第2の固定具と、を備え、前記ステータコアは、前記ケース内において、前記ピンよりも径方向内側に配置され、前記ワッシャは、前記ステータコアの端面に接触するように、各ピンの上部に配置され、前記ボルトは、前記ワッシャを前記ステータコアの前記ステータ面に押し込むように移動して前記各ピンに締結され、前記ピンは、前記ステータコアの外周面と、前記ケースの内周面の双方に接するように配置されている。
これにより、ステータコアに対して、径方向外側から内側に固定する力を発生させることができる。
これにより、ステータコアをより確実に固定することができる。
ステータの上面図である。 第1の固定具の斜視図である。 ステータコアとケースの間に配置された楕円ピンの長径が周方向と略平行状態の拡大図である。 ステータコアとケースの間に配置された楕円ピンが回転した状態の拡大図である。 第2の固定具の斜視図である。 ステータコアのプレス取合配置の例を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に示すように、ステータ1は、ステータコア2と、ステータコア2の外周を囲うケース3と、第1の固定具4と、第2の固定具5と、を備える。なお、図1のステータ1の上面図において、第2の固定具5は第1の固定具4の位置と重なるため記載を省略している。
ステータコア2は、環状に形成されている薄い平板である。典型的には、ステータコア2には、複数の溝状のスロットが形成されており、ステータコイルを挿入した状態で利用する。なおステータコア2は、上下方向(Z方向)に板面2aが配置され、径方向及び周方向がXY平面に対して平行方向となるように、ケース3内に配置されるものとして説明する。
また、ステータコア2の外周部には、内周側に向かって凹む複数の凹部2bが形成されている。凹部2bは、ステータコア2を上面視した場合に、略円形である外径部の一部が楕円弧状に凹むように形成されている箇所である。ステータコア2は、凹部2b及びその近傍において、第1の固定具4及び第2の固定具5によってケース3に固定される。このとき、ステータコア2は、ケース3内において、第1の固定具4及び第2の固定具5より径方向内側に配置された状態で固定される。
ケース3は、上面視した場合に、ステータコア2を内部に収めるケースである。言い換えると、ケース3の内周は、ステータコア2の外周より僅かに大きく形成されている。ケース3の下側に配置された底面のうち、ケース3の内周壁面には穴部が形成されている。また、ケース3の内周面であって、ステータコア2をケース3内に配置した際にステータコア2の凹部2bと対向する位置には、ケース3の外側方向に楕円弧状に凹んだ凹部3aが形成されている。
第1の固定具4は、ケース3に対して固定される固定部と、ケース3の内周かつステータコア2の外周に配置される楕円ピン4aと、楕円ピン4aとともに回転するナット部4bと、を備える。なお、ステータ1に対して、複数の第1の固定具4が用いられる。図2は、第1の固定具4の外観を示している。
第1の固定具4の固定部は、ケース3の内周壁面に設けられた穴部に対して挿入される。これにより、第1の固定具4は、ケース3に対してインローで固定される。
楕円ピン4aは、ステータコア2及びケース3の下方向から上方向に向かって延在するピンである。言い換えると、楕円ピン4aは、ステータコア2のステータ面に対して略垂直方向に延在している。また、楕円ピン4aは、ステータコア2のステータ面に対して略垂直方向であり、楕円ピン4aの中心を通る軸を回転軸として回転可能であるように支持されている。すなわち図3及び図4に示すように、楕円ピン4aは、Z軸周りの回転を行う。なお、楕円ピン4aは、XY平面状の断面形状が楕円形である。また、楕円ピン4aは、ステータコア2の凹部2bとケース3の凹部3aの間に配置されている。
図3に示すように、楕円ピン4aの長軸方向がステータコア2の周方向と略平行である場合には、楕円ピン4aの外周面4cは、凹部2b及び凹部3aには接触していない状態となる。一方、図4に示すように、楕円ピン4aが、楕円ピンの中心を通るZ軸を回転中心として回転し、その長軸方向が径方向に向くようにずれた状態となった場合に、楕円ピン4aの外周面4cの一部はステータコアの凹部2bと当接する。また同時に、楕円ピン4aは、回転軸を挟んだ反対側の外周面4cが、ケース3の凹部3aに当接する。
ナット部4bは、楕円ピン4aの先端側(Z軸上方側)であって、楕円ピン4aの中心軸上に設けられている。ナット部4bは、楕円ピン4aと連結されており、ナット部4bが回転することにより楕円ピン4aが回転する。ナット部4bには、後述する第2の固定具5に設けられているボルト5bが挿入される。したがって、ナット部4bに対してボルト5bから回転力が加わる場合に、ナット部4bと楕円ピン4aがZ軸周りに回転する。
図5に示すように、第2の固定具5は、フランジ状のワッシャ5aと、ワッシャ5aの中心を貫通するように設けられたボルト5bを備える。第2の固定具5は、ステータコア2及びケース3の上方に配置される。なお、第2の固定具5は、ステータ1に対して複数が用いられる。具体的には、第2の固定具5は、第1の固定具4に対応するように第1の固定具4と同数が用いられる。また、複数の第2の固定具5は、第1の固定具4の夫々の上方に配置される。
ワッシャ5aは、楕円ピン4aの上方に配置されている。すなわちワッシャ5aは、上面視した場合に、ステータコア2の凹部2bとケース3の凹部3aを覆うように配置されている。またワッシャ5aは、ステータコア2より上方に配置され、ワッシャ5aの下面がステータコア2の上部の端面に当接する。ここでワッシャ5aの径は、楕円ピン4aの長径よりも径が大きく形成されており、ワッシャ5aの下面は、ステータコア2の上部の端面と、ケース3の上部と、に当接する。ワッシャ5aは、ボルト5bに対して下方向に押し込むように力が加えた場合に、ステータコア2の上部の端面を下方に押し込む。
ボルト5bは、フランジ状のワッシャ5aの中心部を貫通するように設けられている。ワッシャ5aから突出するように配置されるボルト5bの先端部は、ワッシャ5aより下方になるように配置されており、上方に配置された後端部側を操作することによりボルト5bを回転させることができる。ボルト5bはワッシャ5aに連結しており、ボルト5bを下方に移動させることで、ワッシャ5aが同時に下方に移動する。また、ボルト5bの先端部は、第1の固定具4のナット部4bに挿入されることで、楕円ピン4aに締結される。
次に、第1の固定具4及び第2の固定具5により、ステータコア2が径方向内側に力を受ける状態でケース3に固定される動作について説明する。
ステータコア2は、ケース3の内周内に配置されている。ここで、第1の固定具4の楕円ピン4aは、ステータコア2の外周面の凹部2bの径方向外側、かつ、ケース3の内周面の凹部3aの径方向内側に配置されている。
このとき、図3に示すように、楕円ピン4aの長径方向は、ステータコア2の周方向と略平行である。そのため楕円ピン4aは、ステータコア2の外周面に当接せず、さらにケース3の内周面にも当接していない状態である。言い換えると、ステータコア2は、ケース3に対して径方向に固定されていない状態である。
次に、ステータコア2の上方から、第2の固定具5のボルト5bの先端部が、ナット部4bに挿入される。このとき、ボルト5bを下降させると同時に、ワッシャ5aが下降してステータコア2の上面に当接する。これによりステータコア2は、ワッシャ5aによって軸方向(Z方向)に固定される。
次に、ボルト5bを回転させる。これにより、ナット部4bに挿入され、締結している先端部が回転するため、ナット部4bにZ軸周りの回転力が生まれ、これと同時に楕円ピン4aが回転する。
このとき図4に示すように、楕円ピン4aの長径方向が、ステータコア2の周方向である状態から径方向となるように回転し、一部がステータコア2の凹部2bと当接するとともに、他の一部がケース3の凹部3aに当接する。これにより、ステータコア2の凹部2bには、内径方向に押圧する力が発生する。
したがって、ステータコア2は、複数の第1の固定具4の各楕円ピン4aにより、径方向内側に向かって押圧されるため、ケース3に対して固定された状態となる。
これにより、ステータコア2の外周を囲うケース3により、ステータコア2に対して径方向外側から内側に押圧する力を発生させて、固定することができる。すなわち、ステータコア2は、ワッシャ5aによりZ方向で固定されるとともに、楕円ピン4aにより径方向に固定されるため、ケース3内に、より確実に固定された状態となる。
なお、従来ではステータコアの外周面から外側に突出するようにボルト座面を設ける必要があるが、本実施形態によるステータコア2では、ボルト座面に代わって外周面から内側方向に凹むように凹部2bが設けられている。そのため、図6に示すように、ステータコア2を形成するために、電磁鋼板からステータコア2の一部分を、プレス装置によって切り出す際には、単位長さあたりの密度を向上することができる。したがって、プレス時の部品取りの歩留まりが向上し、コストを抑制することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 ステータ
2 ステータコア
2a 板面
2b 凹部
3 ケース
3a 凹部
4 第1の固定具
4a 楕円ピン
4b ナット部
4c 外周面
5 第2の固定具
5a ワッシャ
5b ボルト

Claims (1)

  1. ステータコアと、前記ステータコアの外周を囲うケースと、を備えるステータであって、
    前記ステータコアのステータ面に対して略垂直方向に延在し、前記略垂直方向を軸として回転可能に支持される断面楕円形のピンを有する複数の第1の固定具と、
    前記第1の固定具の夫々に対応し、前記ピンの端部に設けられたねじ溝にかみ合うボルトと、前記ピンの断面の長径よりも径が大きく、前記ボルトとともに移動するワッシャと、を有する複数の第2の固定具と、を備え、
    前記ステータコアは、前記ケース内において、前記ピンよりも径方向内側に配置され、
    前記ワッシャは、前記ステータコアの端面に接触するように、各ピンの上部に配置され、
    前記ボルトは、前記ワッシャを前記ステータコアの前記ステータ面に押し込むように移動して前記各ピンに締結され、
    前記各ピンは、前記ステータコアの外周面と、前記ケースの内周面の双方に接するように配置されている
    ステータ。
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