JP2019080195A - 住宅 - Google Patents

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Abstract

【課題】設備の故障の有無、或いは故障リスクに関する情報とともに、対応に必要な情報を利用者に提示する。【解決手段】住宅10は、設備、ゲートウェイ機器、及び入出力装置を備える住宅10であって、設備17は、電気、ガス、又は水のエネルギーを利用して動作する本体部171と、本体部171の動作に伴って変化する動作特性値を検出する検出部173と、動作特性値に基づいて本体部171の故障の有無、或いは故障に至る故障リスクを判定する判定部175と、故障の有無、或いは故障リスクを含む故障情報を、ゲートウェイ機器12を介して設備を管理する設備管理サーバ20に送信する設備通信部176と、を備え、入出力装置18は、設備17のメンテナンス申込みを可能とする情報と故障情報とに関する故障表示情報を設備管理サーバ20から受信し、故障表示情報を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、住宅に関する。
近年、住宅に設置される設備の故障を検知する技術が知られている。例えば、特許文献1には、ガス給湯器が停止に至る不具合を検知して警告情報を作成する故障診断装置が記載されている。また、特許文献2には、ガス流入路を開閉する電磁弁の故障を検知するガス給湯器が記載されている。
特開2001−235178号公報 特開平9−42666号公報
しかし、上述の特許文献1及び特許文献2には、ガス給湯器等の設備が停止する前に、該停止の可能性の度合いを判定することは記載されていない。そのため利用者は、設備の不具合に対してすぐに対応すべきか判断することが困難である場合がある。また、利用者は、設備が不具合を有していることを認識しても、どのように対応してよいかわからず不便をきたすことがある。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、設備の故障リスクに関する情報とともに、対応に必要な情報を利用者に提示することによって利便性を向上させる住宅を提供することにある。
本発明の一態様としての住宅は、設備、ゲートウェイ機器、及び入出力装置を備える住宅であって、前記設備は、電気、ガス、又は水のエネルギーを利用して動作する本体部と、前記本体部の動作に伴って変化する動作特性値を検出する検出部と、前記動作特性値に基づいて前記本体部の故障の有無、或いは故障に至る故障リスクを判定する判定部と、前記故障の有無、或いは前記故障リスクを含む故障情報を、前記ゲートウェイ機器を介して前記設備を管理する設備管理サーバに送信する設備通信部と、を備え、前記入出力装置は、前記設備のメンテナンス申込みを可能とする情報と前記故障情報とに関する故障表示情報を前記設備管理サーバから受信し、前記故障表示情報を出力することを特徴とする。
本発明の一態様としての住宅は、設備、ゲートウェイ機器、及び入出力装置を備える住宅であって、前記設備は、電気、ガス、又は水のエネルギーを利用して動作する本体部と、前記本体部の動作に伴って変化する動作特性値を検出する検出部と、前記動作特性値を、前記ゲートウェイ機器に送信する設備通信部と、を備え、前記ゲートウェイ機器は、前記設備通信部から受信した前記動作特性値を、該動作特性値に基づいて、前記設備の故障の有無、或いは故障リスクを判定する判定部を含む設備管理サーバに送信し、前記設備管理サーバから前記設備のメンテナンス申込みを可能とする情報と前記設備の故障の有無、或いは故障リスクを含む故障情報とに関する故障表示情報を受信し、前記入出力装置は、前記故障表示情報を出力することを特徴とする。
本発明の1つの実施形態として、前記判定部は、所定期間以内に検出された複数の前記動作特性値のうち、設計値との差が基準値以上である割合が高いほど前記故障リスクが高いと判定することが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記判定部は、複数の前記動作特性値のうち設計値からの差分が基準値以上である動作特性値の割合が第1割合以上である場合、前記故障リスクが第1値であると判定し、前記割合が前記第1割合未満で、かつ前記第1割合より小さい第2割合以上である場合、前記故障リスクが前記第1値より低い第2値であると判定し、前記割合が前記第2割合未満である場合、前記故障リスクが前記第2値より低い第3値であると判定することが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記入出力装置は、前記故障リスクに応じた色で前記故障表示情報を出力することが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記メンテナンス申込みを可能とする情報は、前記設備のメンテナンスを申し込むための操作ボタンであることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記入出力装置に、前記メンテナンス申込みを可能とする情報に基づく操作がなされると、前記ゲートウェイ機器は、前記設備のメンテナンス申込みを示す情報を前記設備管理サーバに送信することが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記入出力装置は、前記メンテナンス申込みを可能とする情報に基づく操作がなされると、所定の入力フォームを出力することが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記入出力装置は、前記メンテナンス申込みを可能とする情報に基づく操作がなされると、前記設備をメンテナンスする事業者に関する情報を出力することが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記複数の設備に少なくとも給湯器と空調設備(エアコン)とが含まれることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記入出力装置は、前記メンテナンス申込みを可能とする情報に基づく操作がなされると、ダイヤルアップが起動し、前記設備のメンテナンス事業者に発信或いは、発信準備状態とすることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、複数の前記設備を備え、前記複数の設備がそれぞれ有する複数の前記設備通信部は、前記故障情報を1つの前記ゲートウェイ機器を介して前記設備管理サーバに送信することが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記設備管理サーバは、前記メンテナンス申込みを示す情報を受信すると、メンテナンスに関する情報を前記入出力装置に送信することが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記設備管理サーバは、サーバ出力部を備え、前記サーバ出力部は、前記メンテナンス申込みを示す情報を受信すると前記メンテナンス申込みを示す情報を出力することが好ましい。
本発明によれば、設備の故障リスクに関する情報とともに、対応に必要な情報を利用者に提示することができる。
第1の実施形態に係る設備管理システムの概略構成図である。 図1に示す入出力装置の画面の例を示す図である。 図1に示す入出力装置が出力する入力フォームの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る設備管理システムの概略構成図である。
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して第1の実施形態の全体構成について説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係る設備管理システム1の概略構成図である。
図1に示すように、設備管理システム1は、住宅10と、サービス提供会社が管理する設備管理サーバ20を備える。設備管理サーバ20はインターネット回線を通じたクラウド上にあってもよい。また、住宅10は、設備管理サーバ20に相当する設備を備えていてもよい。なお、サービス提供会社とは、住宅10に関する様々なサービスを直接的又は間接的に提供する会社であり、住宅10を建築した会社であってもよい。
住宅10は、集線装置11と、ゲートウェイ機器12と、分電盤13と、分電盤計測ユニット14と、スマートメーター15と、Bルート受信可能装置16と、1つ以上の設備17と、入出力装置18とを備える。また、住宅10は、該住宅10内にルーター機能を有する機器を備える。集線装置11、ゲートウェイ機器12、分電盤計測ユニット14、Bルート受信可能装置16、設備17、及び入出力装置18それぞれにはIPアドレスが割り振られ、ルーター機能を有する機器により構成されたLAN(Local Area Network)を介して通信する。住宅10は、LANに接続される機器にIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てるDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)機能を有する機器を備えてもよい。
集線装置11は、ハブ又は無線ネットワーク基地局である。集線装置11は、例えば、設備17が情報を送受信するために直接、又は間接的に接続される通信ケーブルを集線する。集線装置11は有線ハブであってもよい。住宅10内といったある程度、情報通信機器の移動が限られた環境では、移動についての利点を有する無線ハブよりも、通信の安定性が高いという利点を有する有線ハブを用いることが好ましい。なお、集線装置11が有線ハブであり、有線方式の通信ネットワークを用いて通信する場合、該通信ネットワークはイーサネット(登録商標)により構成されてもよい。この場合、集線装置11に接続されるケーブルの少なくとも一部は住宅10の壁内に、住人からは視認できないようにして配線されてもよい。これによって、通信の安定性を維持しつつ、美観を保つことができる。また、集線装置11は、WiFi(登録商標)、Wi−SUN(登録商標)等の無線によるネットワークにより通信してもよい。
ゲートウェイ機器12は、例えば、PC(Personal Computer)、タブレット、スマートフォンである。また、ゲートウェイ機器12は、AI(Artificial Intelligence)スピーカ等のスピーカ端末、又はロボット端末であってもよい。また、ゲートウェイ機器12は、回線事業者が設置するモデム、ONU(Optical Network Unit:光回線終端装置)、ホームゲートウェイ等に含まれてもよい。
ゲートウェイ機器12は、集線装置11を介して分電盤計測ユニット14、Bルート受信可能装置16、設備17、及び入出力装置18と互いに通信する。ゲートウェイ機器12は、分電盤計測ユニット14、Bルート受信可能装置16、設備17、及び入出力装置18から受信した情報をインターネット等の通信ネットワークを介して設備管理サーバ20に送信する。ゲートウェイ機器12は、該ゲートウェイ機器12を備える住宅10を一意に識別するための住宅ID(Identification)を記憶してもよく、この場合、ゲートウェイ機器12が送受信する情報に住宅IDを含ませてもよい。また、ゲートウェイ機器12は、設備管理サーバ20から受信した情報を分電盤計測ユニット14、Bルート受信可能装置16、設備17、及び入出力装置18に送信する。ゲートウェイ機器12は、設備管理サーバ20から、pull方式により情報を受信してもよいし、push方式により情報を受信してもよい。具体的には、ゲートウェイ機器12は、設備管理サーバ20とリアルタイム通信ができるようにNATトラバーサル(NAT越え)を実現するよう構成されてもよい。NATトラバーサルを実現するための技術として、ポーリング、Comet、WebSocketのいずれが用いられてもよい。ただし、設備管理サーバ20との通信における高いリアルタイム性が要求される場合、Comet、WebSocketのいずれかが用いられるのが好ましい。
ゲートウェイ機器12は、テレビ放送によって映像及び音声を受信するテレビチューナを有してもよい。これにより、住宅10が、別途、テレビ放送による映像及び音声を受信するための専用の機器を備えることなく、住人は、費用を抑えてテレビ放送を視聴することができる。同様にして、ゲートウェイ機器12はラジオチューナを有してもよい。また、ゲートウェイ機器12は、分電盤13と一体であってもよい。具体的には、ゲートウェイ機器12は、簡易的ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS:Home Energy Management System)機能を有する高機能分電盤であってもよい。これにより、住宅10がゲートウェイ機器12と分電盤13とを別体として備える場合に比べて、費用を抑えて分電と、住宅10に設置された各設備17による外部との通信とが実現され得る。
ゲートウェイ機器12は、HEMSであってもよい。この場合、HEMSは、集線装置11を介して設備17から送信された、該設備17の使用状況を示す使用状況データを記憶したり、入出力装置18に出力させたりしてもよい。また、HEMSは、住宅10に備えられている分電盤計測ユニット14及びBルート受信可能装置16と、集線装置11を介して通信してもよい。この場合、HEMSは、Bルート受信可能装置16から送信されるBルート電力データ、及び分電盤計測ユニット14から送信される分電盤電力データを記憶したり、入出力装置18に出力させたりしてもよい。また、HEMSは、インターネット等の外部の通信回線を介して、Bルート電力データ、分電盤電力データ、及び使用状況データをサービス提供会社のサーバに送信してもよい。
HEMSは、LANのルーターとなることが可能であるようにルーター機能を有する。そのため、通信ケーブルで接続された機器等にルーターが含まれない場合、HEMSはルーター機能を有効にしてルーター(LANの親)としても機能する。また、通信ケーブルで接続され機器等にルーターが含まれる場合、HEMSはルーター機能を無効にしてノード(LANの子)として機能する。
また、HEMSは、ウェブサーバ機能を有し、入出力装置18に各種情報を出力させるための表示情報を生成してもよい。また、HEMSは、生成した表示情報を、例えばクラウド上の別のサーバ及び表示用ウェブサーバに提供してもよい。また、HEMSは、別のウェブサーバから受信した各種情報を、入出力装置18を介して出力してもよい。ゲートウェイ機器12がHEMSである場合、入出力装置18はHEMS専用の表示端末であってもよい。また、HEMSは、テレビ放送を受信するテレビ放送受信部、ラジオ放送を受信するラジオ放送受信部、及びテレビ放送やラジオ放送により受信した映像及び音声を記録する記録部、を備え、受信した映像を入出力装置18に出力させてもよい。また、HEMSは、緊急地震速報を受信する緊急地震速報受信部、及び気象特別警報を受信する気象特別警報受信部を備えてもよい。
分電盤13は、電気事業者から供給される主幹電力を受電し、受電した電力を分岐回路に分配する。それぞれの分岐回路は、住宅10内に設置されたコンセント、照明器具等に接続され、分岐回路によって分岐された電力がこれらのコンセント、照明器具等に供給される。また、分電盤13は、アンペアブレーカー、漏電遮断機、配線遮断器等を備える。
分電盤計測ユニット14は、分電盤13によって各設備17によって供給された電力量を計測する。分電盤計測ユニット14は、分電盤13におけるそれぞれの分岐回路に係る電線の磁力変化に基づいて電流を計測するCT(Current Transformer)センサを含み、CTセンサによって計測された電流に基づいて電力量を計測する。
また、分電盤計測ユニット14は、計測された電力量を表す分電盤電力データをHEMSに送信する。分電盤計測ユニット14は、分電盤13の内部に配置されてもよいし、分電盤13の近傍に配置されてもよい。なお、分電盤計測ユニット14が分電盤13の内部に配置される場合、住宅10内の人物から通常は視認されないため美観の点では優れている。そのため、住宅10を新規に建築する場合には、この点を考慮して分電盤計測ユニット14を内部に配置するよう分電盤13が設けられる。
スマートメーター15は、住宅10の屋外であって、住宅10が建設された敷地内に設置される。スマートメーター15は、電気事業者によって供給された電力量を計測し、電力量、課金情報等を含む電力データを生成する。また、スマートメーター15は、Aルートの通信ネットワークを用いて電力データを遠隔地にある電気事業者の備える電気事業者サーバに送信する。電気事業者サーバに電力データを送信するために用いられる通信ネットワークは、有線通信方式を用いても無線通信方式を用いてもよい。なお、スマートメーター15は、将来的には電力小売り自由化の一環である発送電分離政策により送配電事業者の所有物となる可能性もある。
また、スマートメーター15は、Bルートの通信ネットワークを用いて住宅10内のBルート受信可能装置16に電力データを送信する。Bルート受信可能装置16に電力データを送信するために用いられる通信ネットワークは、有線通信方式を用いても無線通信方式を用いてもよい。
Bルート受信可能装置16は、スマートメーター15から情報を受信し、受信した情報を、集線装置11を介してゲートウェイ機器12へ送信する。また、Bルート受信可能装置16は、ゲートウェイ機器12から出力された情報をスマートメーター15に送信する。なお、上述のようにゲートウェイ機器12がHEMSである場合、Bルート受信可能装置16は、HEMSに内蔵されてもよいし、HEMSとは別体の機器であってもよい。Bルート受信可能装置16が、HEMSと別体の機器である場合、ドングルとしてHEMSに挿入される。
また、Bルート受信可能装置16は、有線方式又は無線方式の通信ネットワークによって、直接的又は間接的に集線装置11に接続され、集線装置11を介してHEMSと情報を送受信する。
設備17は、電気、ガス、又は水のエネルギーによって動作する機器又は装置である。設備17には、例えば、ガス給湯器、電気給湯器、エアコンが含まれる。設備17には、トイレ、ガスコンロ、電気コンロ、発電・蓄電機器、給排水設備が含まれてもよい。なお、このような設備17の寿命は、住宅10の寿命より短いことが多い。
設備17は、本体部171と、識別子記憶部172と、検出部173と、特性値情報記憶部174と、判定部175と、設備通信部176とを備える。
本体部171は、電気、ガス、又は水のエネルギーを利用して動作する。本体部171の例については後述する。
識別子記憶部172は、設備17を識別するための設備IDを記憶する。識別子記憶部172は、住宅IDを記憶してもよい。
検出部173は、本体部171の、動作に伴って変化する特性値(以下、「動作特性値」という)を検出する。動作特性値の例については後述する。
特性値情報記憶部174は、検出部173によって検出された動作特性値を、該動作特性値が検出された時刻とともに記憶する。
判定部175は、公知の方法により、本体部171が故障しているか否かを判定する。また、判定部175は、特性値情報記憶部174に記憶されている動作特性値及び時刻に基づいて故障に至る故障リスクを判定する。
本実施形態では、「故障」とは本体部171が利用不可となる状態である。具体的には、本体部171は、利用者により設定された状態、又は製造時に設定された状態を実現することができない場合、「故障」している。例えば、設備17が給湯器である場合、本体部171は、利用者によって設定された温度に水を加熱することができれば利用可能であり、該温度に水を加熱することができなければ利用不可である。例えば、設備17がエアコンである場合、本体部171は、利用者によって設定された温度に室温を調整することができれば利用可能であり、該温度に室温を調整することができなければ利用不可である。
本体部171が利用可能であっても、該本体部171を構成する部品の劣化、不具合等に起因して設計値より多くエネルギーが消費される場合がある。このような場合、利用者は劣化した部品を交換又は修理する必要があることに気付くことができないことがある。したがって、判定部175は、利用者によって認識することが困難である故障リスクを判定する。
ここで、判定部175が故障リスクを判定する処理について詳細に説明する。判定部175は、動作特性値が、設計時に期待される理想的な値(以下、「設計値」という)から乖離している程度に基づいて故障リスクを判定する。具体的には、判定部175は、現在から所定期間(例えば、1ヶ月)以内に検出された複数の動作特性値のうち、設計値からの差分が基準値以上である動作特性値の割合が高いほど故障リスクが高いと判定する。故障リスクは、例えば、0〜100%の数値で表される。故障リスクは、例えば、「故障の可能性が高い」、「故障の可能性が低い」といった文言で表されてもよい。また、故障リスクは、例えば、入出力装置18に該故障リスクを示す情報を表示する際の背景色、文字色等の色によって表されてもよい。
他の例では、判定部175は、複数の動作特性値のうち、設計値からの差分が基準値以上である動作特性値の割合が第1割合以上である場合、故障リスクが第1値(例えば、70%)であると判定する。判定部175は、複数の動作特性値のうち、設計値からの差分が基準値以上である動作特性値の割合が第1割合未満で、かつ第1割合より小さい第2割合以上である場合、故障リスクが第1値より低い第2値(例えば、50%)であると判定する。さらに、判定部175は、複数の動作特性値のうち、設計値からの差分が基準値以上である動作特性値の割合が第2割合未満である場合、故障リスクが第2値より低い第3値(例えば、30%)であると判定する。
判定部175は、故障リスクに基づいて故障予測時期を推測してもよい。例えば、判定部175は、統計で予め定められた故障リスクと故障予測時期との関係に基づいて、故障リスクが高いほど故障予測時期が近いと判定してよい。故障予測時期は、例えば「1年以内」、「6ヶ月以内」等のように年数、月数、週数、日数等を用いて表される。また、判定部175は、統計等により予め定められた関係に基づいて、故障予測時期と該故障予測時期までに故障する故障リスクとを判定してもよい。
設備通信部176は、ECHONET Lite(登録商標)等の通信規格に対応しており、集線装置11を介してゲートウェイ機器12と通信する。設備通信部176は、故障情報を、集線装置11を介してゲートウェイ機器12に送信する。故障情報には、判定部175によって判定された故障リスク、及び識別子記憶部172に記憶されている設備IDが含まれる。識別子記憶部172に住宅IDが記憶されている場合、故障情報には、故障リスク、設備IDに加え、住宅IDが含まれる。
なお、故障情報を受信したゲートウェイ機器12は、該故障情報を設備管理サーバ20に送信する。ゲートウェイ機器12は、故障情報に故障リスク及び設備IDのみが含まれる場合、故障情報にさらに住宅IDを含ませて設備管理サーバ20に送信する。ゲートウェイ機器12は、故障情報に故障リスク、設備ID、及び住宅IDが含まれる場合、設備17から受信した故障情報をそのまま設備管理サーバ20に送信する。このため、設備管理サーバ20は、住宅10が備える複数の設備17を紐づけることが可能になる。これによって、多種多様な設備17を一元的に管理する際に大きなメリットがある。
また、上述において住宅10は1つ以上の設備17を備えるとしたが、住宅10が複数の設備17を備える場合、複数の設備17がそれぞれ有する複数の設備通信部176は、それぞれ故障情報を1つのゲートウェイ機器12を介して設備管理サーバ20に送信する。
以降において、設備17の種類ごとに、本体部171、検出部173、特性値情報記憶部174、及び判定部175について詳細に説明する。判定部175については、故障リスクを判定する処理について詳細に説明する。
(設備がガス給湯器又はガスコンロである場合)
設備17がガス給湯器又はガスコンロである場合、本体部171は、燃焼指令が入力されるとバーナを点火し、燃焼ファンを回転させる。本例において動作特性値は、バーナが燃焼を開始するまでの点火回数である。また、動作特性値は燃焼ファンの回転数であってもよい。
検出部173は、本体部171におけるバーナが燃焼を開始するまでの点火回数を検出する。また、検出部173は、本体部171における燃焼ファンの回転数を検出する。
特性値情報記憶部174は、検出部173によって検出された点火回数を検出時刻とともに記憶する。検出時刻は、本体部171においてバーナが燃焼を開始するまでの点火回数が検出された時刻、すなわち、バーナが燃焼を開始した時刻である。また、特性値情報記憶部174は、検出部173によって検出された燃焼ファンの回転数を検出時刻とともに記憶する。検出時刻は、燃焼ファンの回転数が検出された時刻である。
判定部175は、検出部173によって検出された点火回数及び検出時刻に基づいて、故障リスクを判定する。具体的には、判定部175は、特性値情報記憶部174に記憶されている検出時刻が現在から所定期間(例えば、1ヶ月)以内の点火回数を抽出する。そして、例えば、判定部175は、検出部173によって検出された複数の点火回数のうち、点火回数が基準値以上である割合が高いほど故障リスクが高いと判定する。
他の例では、判定部175は、複数の点火回数のうち、設計値との差が基準値以上である割合が第1割合以上である場合、故障リスクが第1値であると判定する。判定部175は、複数の点火回数のうち、設計値との差が基準値以上である割合が、第1割合未満で、かつ第1割合より小さい第2割合以上である場合、故障リスクが第1値より低い第2値であると判定する。さらに、判定部175は、複数の点火回数のうち、設計値との差が基準値以上である割合が第2割合未満である場合、故障リスクが第2値より低い第3値であると判定する。
また、判定部175は、検出部173によって検出された燃焼ファンの回転数に基づいて故障リスクを判定する。具体的には、判定部175は、特性値情報記憶部174に記憶されている検出時刻が現在から所定期間(例えば、1ヶ月)以内の回転数を抽出する。そして、例えば、検出部173によって検出された複数の回転数のうち、回転数の設計値との差が基準値以上である割合が高いほど故障リスクが高いと判定する。この場合、故障リスクは、0〜100%の数値で表される。
他の例では、判定部175は、複数の回転数のうち、設計値との差が基準値以上である割合が第1割合以上である場合、故障リスクが第1値であると判定する。判定部175は、複数の回転数のうち、設計値との差が基準値以上である割合が第1割合未満で、かつ第1割合より小さい第2割合以上である場合、故障リスクが第1値より低い第2値であると判定する。さらに、判定部175は、複数の回転数のうち、設計値との差が基準値以上である割合が、第2割合未満である場合、故障リスクが第2値より低い第3値であると判定する。ここでの第1割合、第2割合、第1値、第2値、及び第3値それぞれは、上述の点火回数に基づく判定における第1割合、第2割合、第1値、第2値、及び第3値とは同一でなくてもよい。
(設備が電気給湯器、エアコン、電気コンロ、又はトイレである場合)
設備17が電気給湯器、エアコン、電気コンロ、又はトイレのいずれかである場合、本体部171は、被制御対象の温度を所望の温度に変更する。設備17が、例えばエコキュート(登録商標)のような電気給湯器である場合、被制御対象は水である。設備17がエアコンである場合、被制御対象は、該エアコンが設置されている室内の空気である。設備17が電気コンロである場合、被制御対象は、該電気コンロが有する加熱部材である。設備17がトイレである場合、被制御対象は、該トイレの便座である。設備17がトイレである場合、被制御対象は、該トイレが供給する洗浄用の水であってもよい。
例えば、設備17が電気給湯器である場合、本体部171は、公知の方法により水を加熱する。具体的には、本体部171は、電気エネルギーを用いて、水を利用者により設定された設定温度に加熱する。
例えば、設備17がエアコンである場合、本体部171は、公知の方法によりエアコンが設置されている室内の室内温度を変更する。具体的には、本体部171は、電気エネルギーを用いて、室内を利用者により設定された設定温度に調整する。
例えば、設備17が電気コンロである場合、本体部171は、公知の方法により該本体部171が有する加熱部の温度を調整する。具体的には、本体部171は、電気エネルギーを用いて、加熱部を利用者により設定された設定温度に調整する。
例えば、設備17がトイレである場合、本体部171は、公知の方法により該本体部171が有する弁座の温度及び給水温度を調整する。具体的には、本体部171は、電気エネルギーを用いて、弁座及び給水を利用者により設定された設定温度に調整する。
検出部173は、設備17が非制御対象の温度を単位温度、変更するのに要する消費電力量である電力効率を動作特性値として検出する。具体的には、検出部173は、本体部171が動作を開始した時点の被制御対象の温度が設定温度になるまでの消費電力量を検出する。そして、検出部173は、消費電力量を設定温度と被制御対象の温度との差で除することによって電力効率を検出する。
特性値情報記憶部174は、検出部173によって検出された電力効率を検出時刻とともに記憶する。検出時刻は、本体部171によって電力効率を算出するための消費電力量が検出された時刻である。
判定部175は、検出部173によって検出された電力効率及び検出時刻に基づいて故障リスクを判定する。具体的には、判定部175は、特性値情報記憶部174に記憶されている検出時刻が現在から所定期間(例えば、1ヶ月)以内の電力効率を抽出する。そして、例えば、判定部175は、検出部173によって検出された複数の電力効率のうち設計値との差が基準値以上である電力効率の割合が高いほど故障リスクが高いと判定する。この場合、故障リスクは、0〜100%の数値で表される。
例えば、判定部175は、複数の電力効率のうち、設計値との差が基準値以上である電力効率の割合が第1割合以上である場合、故障リスクが第1値であると判定する。判定部175は、複数の電力効率のうち、設計値との差が基準値以上である電力効率の割合が、第1割合未満で、かつ第1割合より小さい第2割合以上である場合、故障リスクが第1値より低い第2値であると判定する。さらに、判定部175は、複数の電力効率のうち、設計値との差が基準値以上である電力効率の割合が、第2割合未満である場合、故障リスクが第2値より低い第3値であると判定する。ここでの第1割合、第2割合、第1値、第2値、及び第3値それぞれは、上述の設備17がガス給湯器及びガスコンロである場合の判定における第1割合、第2割合、第1値、第2値、及び第3値とは同一でなくてもよい。
(設備が発電・蓄電機器である場合)
本体部171は、太陽光(PV:Photovoltaics)、又はエネファーム(登録商標)のような燃料電池によって電力を発生させる。また、本体部171は、発生した電力を蓄積する。本体部171は、発生した電力量、及び蓄積されている電力量を表す発電・蓄電データに基づいて、発生する電力量を制御する。本体部171は、パワーコンディショナーを用いて電力量を計測してもよい。このようにすることによって、CTセンサを介さずに電力量を計測することができ、PV及び燃料電池による発電を制御することが可能となる。
検出部173は、本体部171が蓄積している充電量の最大値を動作特性値として検出する。
特性値情報記憶部174は、検出部173によって検出された充電量の最大値を、該最大値が検出された検出時刻とともに記憶する。
判定部175は、検出部173によって検出された充電量及び検出時刻に基づいて、故障リスクを判定する。具体的には、判定部175は、特性値情報記憶部174に記憶されている検出時刻が現在から所定期間(例えば、1ヶ月)以内の充電量の最大値を抽出する。そして、例えば、判定部175は、検出部173によって検出された、複数の最大値のうち、設計値との差が基準値以上である割合が高いほど故障リスクが高いと判定する。この場合、故障リスクは、0〜100%の数値で表される。
例えば、判定部175は、複数の最大値のうち、設計値との差が基準値以上である最大値の割合が第1値以上である場合、故障リスクが第1値であると判定する。判定部175は、複数の最大値のうち、設計値との差が基準値以上である最大値の割合が第1値未満であり、かつ第1値より小さい第2値以上である場合、故障リスクが第1値より低い第2値であると判定する。さらに、判定部175は、複数の最大値のうち設計値との差が基準値以上である最大値の割合が、第2割合未満である場合、故障リスクが第2値より低い第3値であると判定する。ここでの第1割合、第2割合、第1値、第2値、及び第3値それぞれは、上述の設備17がガス給湯器、ガスコンロ、エアコン、電気コンロ、及びトイレである場合の判定における第1割合、第2割合、第1値、第2値、及び第3値とは同一でなくてもよい。
(設備が給水設備である場合)
設備17が給水設備である場合、本体部171は、公知の方法により住宅10の外に敷設された水道本管から水を引き込み、住宅10内の所定の箇所に供給する。具体的には、本体部171は、配水管を有し、利用者の操作によって発生された給水圧力を用いて、配水管を介して住宅10内のキッチン、風呂場、トイレ等に水を供給する。
検出部173は、給水圧力により配水管に流れる水の流量を検出することによって、単位圧力当たりの流量である流量効率を動作特性値として検出する。
特性値情報記憶部174は、検出部173によって検出された流量効率を、該流量効率が検出された検出時刻とともに記憶する。
判定部175は、検出部173によって検出された流量効率及び検出時刻に基づいて、故障リスクを判定する。具体的には、判定部175は、特性値情報記憶部174に記憶されている検出時刻が現在から所定期間(例えば、1ヶ月)以内の流量効率を抽出する。そして、例えば、判定部175は、検出部173によって検出された複数の流量効率のうち、設計値との差が基準値以上である流量効率の割合が高いほど故障リスクが高いと判定する。この場合、故障リスクは、0〜100%の数値で表される。
他の例では、判定部175は、複数の流量効率のうち、設計値との差が基準値以上である流量効率の割合が第1割合以上である場合、故障リスクが第1値であると判定する。判定部175は、複数の流量効率のうち、設計値との差が基準値以上である流量効率の割合が、第1割合未満で、かつ第1割合より小さい第2割合以上である場合、故障リスクが第1値より低い第2値であると判定する。さらに、判定部175は、複数の流量効率のうち、設計値との差が基準値以上である流量効率の割合が、第2割合未満である場合、故障リスクが第2値より低い第3値であると判定する。ここでの第1割合、第2割合、第1値、第2値、及び第3値それぞれは、上述の設備17がガス給湯器及びガスコンロである場合、設備17がエアコン、電気コンロ、及びトイレである場合、並びに設備17が発電・蓄電機器である場合の判定における第1割合、第2割合、第1値、第2値、及び第3値とは同一でなくてもよい。
入出力装置18は、設備管理サーバ20からゲートウェイ機器12を介して故障表示情報を受信して、受信した故障表示情報をディスプレイ18Aに出力する。また、入出力装置18は、利用者等の操作によって各種情報を入力する。入出力装置18は、テレビ、専用タブレット、汎用タブレット、スマートフォン、PC(Personal Computer)、ドアホン用の屋内モニタのいずれかであってもよい。また、上述のように、ゲートウェイ機器12がHEMSである場合、入出力装置18は、HEMS用の専用入出力装置(HEMSモニター)であってもよい。
故障表示情報は、故障情報に基づいて生成される、入出力装置18のディスプレイ18Aに出力させる情報であって、設備17を示す情報及び故障情報に関する情報を含む。設備17を示す情報は、例えば、設備IDによって識別される設備17の名称(例えば、「給湯器」)を含む。故障情報に関する情報は、故障リスク又は該故障リスクの説明、並びに故障リスクに応じた色を含む。例えば、設備17が給湯器であり、故障リスクが第2値以上である場合、図2(A)に示すように、故障表示情報は、黄色の背景色で、「給湯器は6ヶ月以内に故障が原因で停止する恐れが50%程度あります」という説明を含んでもよい。設備17が給湯器であり、故障リスクが第1値である場合、例えば、図2(B)に示すように、故障表示情報は、赤い背景色で、「給湯器は1ヶ月以内に故障が原因で停止する恐れが70%程度あります」という説明を含んでもよい。また、例えば、設備17が給湯器であり、故障リスクが第3値である場合、故障表示情報は、青い背景色で「現在のところ故障が原因で給湯器が停止する恐れは低いです」という説明を含んでもよい。また、故障リスクに応じた色とは、背景色以外に、入出力装置18に表示させる文字色、画面自体の色、追って詳細に説明するメンテナンス申込みボタンの色、入出力装置18の周辺に設置されたLED光源が発行する光の色等であってもよい。
故障表示情報には、設備17を示す情報及び故障情報に関する情報とともに、設備17のメンテナンス申込みを可能にする情報が含まれる。メンテナンス申込みを可能とする情報は、例えば、「メンテナンス申し込み」と標記された操作ボタン(メンテナンス申し込みボタン)を出力するための情報である。この場合、入出力装置18は、メンテナンス申込みを可能とする情報をポップアップウィンドウにより出力してもよい。入出力装置18はメンテナンス申込を可能とする情報と故障情報とを1つのポップアップウィンドウに出力してもよいし、それぞれを別のポップアップウィンドウに出力してもよい。
例えば、入出力装置18は、メンテナンス申込みを可能にする情報に基づく操作として、メンテナンス申込みボタンがクリックされると、ゲートウェイ機器12を介してメンテナンス申込み情報を設備管理サーバ20に送信する。メンテナンス申込み情報は、メンテナンスを申し込みことが示された情報、設備ID、及び住宅IDを含む情報である。
また、例えば、入出力装置18は、メンテナンス申込みボタンがクリックされると、設備管理サーバ20から図3に示すような所定の入力フォームを受信してもよい。この場合、入出力装置18は、所定の入力フォームをディスプレイ18Aに出力する。所定の入力フォームには、設備17の利用者の名前、該名前のふりがな、連絡先、サービス提供会社から連絡可能な時間帯、訪問希望の有無、訪問希望日及び訪問希望曜日等のメンテナンス申込み詳細情報を入力する欄が含まれる。所定の入力フォームには利用規約と、該利用規約に同意する場合に入力されるチェックボックスが含まれてもよい。そして、利用者によって所定の入力フォームに上記の事項が入力されると、入出力装置18は、利用者によって入力されたメンテナンス申込み詳細情報を、ゲートウェイ機器12を介して設備管理サーバ20に送信する。なお、以下では、メンテナンス申込み情報又はメンテナンス申込み詳細情報を「メンテナンス申込みを示す情報」という。
他の例では、入出力装置18は、メンテナンス申込みボタンがクリックされると、設備管理サーバ20からメンテナンス事業者に関する情報を受信して、出力してもよい。メンテナンスする事業者に関する情報は、例えばメンテナンス事業者の電話番号である。
他の例では、入出力装置18が電話機能を有するスマートフォン等である場合、メンテナンス申込みボタンがクリックされると、入出力装置18は、設備管理サーバ20かメンテナンス事業者の電話番号を含む情報を受信し、該電話番号に対して発信するための発信画面を出力してもよい。入出力装置18は、メンテナンス申込みボタンがクリックされると、ダイヤルアップを起動し、設備17のメンテナンス事業者に発信、或いは発信準備状態としてもよい。
また、入出力装置18は、LED(Light Emitting Diode)を備えてもよい。入出力装置18は、故障表示情報に含まれる故障リスクが閾値より高い場合、あるいは故障表示情報に故障リスクが閾値より高いことが示されている場合、LEDを点滅させたり、点灯させたりしてもよい。
また、入出力装置18は、メール送受信機能を備えてもよい。例えば、入出力装置18は、メンテナンス申込みボタンがクリックされると、メールの宛先にメンテナンス事業者のメールアドレスが入力されたメール作成画面をディスプレイ18Aに出力してもよい。例えば、入出力装置18は、メンテナンス申込みボタンがクリックされると、メンテナンスを申し込むことがあらかじめ記載されているメールをメンテナンス申込み情報としてメンテナンス事業者に送信してもよい。
また、入出力装置18は、ハードキーを備えてもよい。この場合、上述のメンテナンス申込みを可能にする情報には、設備17のメンテナンスを申し込むためにハードキーを押下することを示す情報が含まれてもよい。
また、入出力装置18は、スピーカを備えてもよい。この場合、入出力装置18は、設備17を示す情報と該設備17が故障する可能性を示す情報とを、スピーカを用いて音声で出力してもよい。
設備管理サーバ20は、1つ以上の住宅10それぞれが備える1つ以上の設備17を管理する。設備管理サーバ20は、1つのサーバ又は複数のサーバ群から構成される。設備管理サーバ20は、インターネット等の外部の通信ネットワークを介して、住宅10内のゲートウェイ機器12と情報を送受信する。設備管理サーバ20は、サーバ通信部21と、故障情報記憶部24と、表示情報生成部25と、サーバ出力部26とを備える。
サーバ通信部21は、住宅10から送信された故障情報を受信する。また、サーバ通信部21は、住宅10から送信されたメンテナンス申込み情報及びメンテナンス申込み詳細情報を受信する。また、サーバ通信部21は、表示情報生成部25によって生成された故障表示情報を送信する。また、サーバ通信部21は、故障情報記憶部24に記憶されている故障情報に基づいて、住宅10に設備17のメンテナンスを提案するための提案情報を送信することができる。提案情報は、メールによって送信されてもよいし、入出力装置18に出力させることができる形式のファイルとして送信されてもよい。
故障情報記憶部24は、住宅10から送信され、サーバ通信部21によって受信された故障情報を記憶する。
表示情報生成部25は、住宅10から送信され、サーバ通信部21によって受信された故障情報に基づいて故障表示情報を生成する。入出力装置18がWebブラウザである場合、表示情報生成部25は、Webサーバである。この場合、表示情報生成部25は、故障表示情報をWebブラウザで表示され得る、例えばHTMLファイル、XMLファイルとして生成する。
サーバ出力部26は、住宅10から送信され、サーバ通信部21によって受信されたメンテナンス申込み情報及びメンテナンス申込み詳細情報を表示器に出力する。また、サーバ出力部26は、故障情報記憶部24に記憶されている故障情報を表示器に出力する。表示器は、故障情報を表示するディスプレイであってもよいし、故障情報を音声で出力するスピーカであってもよい。
以上説明したように、第1の実施形態では、入出力装置18は、設備17のメンテナンス申し込みを可能とする情報と故障情報とに関する故障表示情報を出力する。このため、住宅10の住人は、設備17が故障したこと、及び設備17が故障に至る可能性を認識することができるとともに、迅速かつ容易に設備17のメンテナンスを申し込むことができる。従来のように、住人が設備17の故障のみを認識しても、どのようにメンテナンスを申込めばよいか分からない場合、申込み先を調べることに手間がかかることがあった。また、住人が設備17の故障リスクが高いことを認識しても申込み先を調べることを面倒に感じて対応しない場合、設備17がメンテナンスされずに故障して住人が不便を被ることがあった。第1の実施形態では、入出力装置18が、故障リスクとともに設備17のメンテナンス申込みを可能とする情報を出力するため、上述のような手間、不便を解消することができる。
また、第1の実施形態では、判定部175は、複数の動作特性値のうち、設計値との差が基準値以上である動作特性値の割合が高いほど故障リスクが高いと判定する。また、動作特性値の割合を複数の割合(第1割合、第2割合等)と比較して故障リスクが判定される。このため、住人は、設備17が故障に至る可能性の程度を認識することができる。これにより、例えば、住人は、設備17が故障に至る可能性の程度によって、自身の都合を鑑みて、メンテナンスをすぐに申し込むか、後で申し込むかを判断することができる。したがって、設備17のメンテナンスに関する住人の利便性は向上する。
また、第1の実施形態では、入出力装置18は、故障リスクに応じた色で故障表示情報を出力する。このため、例えば、故障リスクが高い場合に該故障リスクが赤い背景色又は赤い文字色で出力され、故障リスクが低い場合に該故障リスクが青い背景色又は青い文字色で出力され得る。したがって、住人は、色によって直観的に故障の程度を認識することができる。
また、第1の実施形態では、入出力装置18は、メンテナンス申込みを可能とする情報に基づく操作がなされると、設備17のメンテナンス申込み情報を設備管理サーバ20に送信する。そして、設備管理サーバ20のサーバ出力部26がメンテナンス申込み情報に基づく出力を行う。このため、設備管理サーバ20を有するサービス提供会社のオペレータ等は住宅10の住人が設備17のメンテナンスを申し込んだことを認識する。そして、該オペレータ等は、住宅10の住人と電話等によりメンテナンスのための訪問日時を調整することができる。また、該オペレータ等は、住宅10の住人に電話等によりメンテナンスに関する情報を提供したり、ダイレクトメールを発送したりすることができる。
また、第1の実施形態では、サーバ出力部26は、故障情報記憶部24に記憶されている故障情報を出力する。このため、これによって、設備管理サーバ20を有するサービス提供会社のオペレータ等は、住宅10の設備17の故障リスクを認識する。したがって、該オペレータ等は、電話によって住宅10の住人に設備17のメンテナンスを提案することができる。また、オペレータ等は、設備17の故障をトリガーに住人のライフスタイルの状況をヒアリングし、適切なサービスを提案することができる。サービスは、例えば、保険、リフォームに関するサービスであり、特に設備17が給湯器、トイレ、給排水設備である場合、水回りのリフォームを提案することができる場合もある。
また、第1の実施形態では、住宅10は、複数の設備17を備える。そして、複数の設備17がそれぞれ有する複数の設備通信部176は、それぞれ故障情報を1つのゲートウェイ機器12を介して設備管理サーバ20に送信する。このため、住宅10は、設備17それぞれから送信された故障情報を外部の通信ネットワークを介して送信するための機器を、設備17ごとに備える必要がない。すなわち、住宅10は、コストの低いシンプルな構成により実現され得る。
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。
図4を参照して第2の実施形態の全体構成について説明する。図4は本発明の第2の実施形態に係る設備管理システム2の概略構成図である。
図4に示すように、設備管理システム2は、第1の実施形態の設備管理システム1と同様に、集線装置11と、ゲートウェイ機器12と、分電盤13と、分電盤計測ユニット14と、スマートメーター15と、Bルート受信可能装置16と、1つ以上の設備17と、入出力装置18とを備える。なお、第1の実施形態と同様の構成ブロックについては同一の参照符号を付して、適宜、説明を省略する。
第2の実施形態において、設備17は、本体部171と、識別子記憶部172と、検出部173と、設備通信部176とを備える。第2の実施形態の設備17は、特性値情報記憶部174と、判定部175とを備えない点で第1の実施形態の設備17とは異なる。
設備通信部176は、集線装置11を介して特性値情報をゲートウェイ機器12に送信する。特性値情報には、動作特性値、検出時刻、及び設備IDが含まれる。特性値情報には、動作特性値、検出時刻、及び設備IDに加えて住宅IDが含まれてもよい。
ゲートウェイ機器12は、設備17から受信した特性値情報を設備管理サーバ20に送信する。特性値情報に住宅IDが含まれない場合、ゲートウェイ機器12は、特性値情報に住宅IDをさらに含めて、該特性値情報を設備管理サーバ20に送信する。特性値情報に住宅IDが含まれる場合、ゲートウェイ機器12は、設備17から受信した、住宅IDを含む特性値情報を設備管理サーバ20に送信する。
設備管理サーバ20は、第1の実施形態と同様に、サーバ通信部21と、故障情報記憶部24と、表示情報生成部25と、サーバ出力部26とを備える。設備管理サーバ20は、さらに特性値情報記憶部22と、判定部23とを備え、この点で第1の実施形態の設備管理サーバ20と異なる。
サーバ通信部21は、住宅10から送信された特性値情報を受信する。また、サーバ通信部21は、設備17のメンテナンス申込みを可能とする情報と設備17の故障の有無、或いは故障リスクを含む故障情報とに関する故障表示情報を住宅10に送信する。また、サーバ通信部21は、住宅10からメンテナンス申込み情報又はメンテナンス申込み詳細情報を受信する。
特性値情報記憶部22は、住宅10から送信された特性値情報を記憶する。
判定部23は、特性値情報記憶部22に記憶されている特性値情報に基づいて故障リスクを判定する。判定部23が故障リスクを判定する詳細な方法は、第1の実施形態において、設備17の判定部175が故障リスクを判定した方法と同様である。
故障情報記憶部24は、判定部23によって判定された故障リスクを、該判定に用いられた特性値情報に含まれる検出時刻、住宅ID、及び設備IDとともに記憶する。
以上説明したように、第2の実施形態では、入出力装置18は、故障リスクに関する情報と、設備17のメンテナンス申込みを可能にする情報と含む故障表示情報を出力する。このため、住宅10の住人は、設備17が故障したこと、或いは設備17が故障に至る可能性を認識することができるとともに、迅速かつ容易に設備17のメンテナンスを申し込むことができる。従来のように故障リスクに関する情報のみを認識しても、どのようにメンテナンスを申込めばよいか分からない場合、申込み先を調べることに手間がかかることがあった。また、住人が高い故障リスクを認識しても申込み先を調べることを面倒に感じて対応しない場合、設備17がメンテナンスされずに故障して住人が不便を被ることがあった。第2の実施形態では、入出力装置18が、故障の有無、或いは故障リスクとともに設備17のメンテナンス申込みを可能にする情報を出力するために、上述のような手間及び不便を解消することができるという第1の実施形態と同様の効果を奏する。
第2の実施形態では、判定部23は、複数の住宅10の設備17についての故障情報に基づいて故障リスクを判定してもよい。具体的には、判定部23は、複数の住宅10に備えられた同じ種類の設備17に関する故障情報を統計的に分析し、分析結果を用いて故障リスクを判定する。例えば、判定部23は、同じ種類の設備17の故障リスクが第1値と判定されてから、該設備17が利用不可、すなわち故障に至るまでの時間の統計値(例えば、平均値、中央値等)を算出する。そして、判定部23は、新たに一の住宅10から受信した特性値情報に基づいて故障リスクが第1値であると判定すると、設備17が故障に至るまでの時間を算出された統計値とする。判定部23は、これに限られず、複数の故障情報に基づいて任意のアルゴリズムで故障リスクを判定してもよい。
上述の実施形態及び実施例は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、実施形態及び実施例に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
上述の実施形態では、設備17には、例えば、給湯器、エアコン、トイレ、コンロ、発電・蓄電機器、給排水設備が含まれるとしたが、これに限られない。設備17は、例えば、食洗器、電動シャッター、電気錠、電気自動車の充電装置、床暖房装置等を含んでもよい。また、給湯器は追い炊き機能付きの給湯器、排熱回収型高効率給湯器であってもよい。また、設備17は、給湯器が有する中和器であってもよい。これらの場合、判定部175及び判定部23は、各設備17における所望の動作をさせるために要するエネルギー消費効率、所望の電流値を流すために要する電圧値等を動作特性値として上述と同様に判定する。
上述の実施形態では、判定部175は、現在から所定期間(例えば、1ヶ月)以内に検出された複数の動作特性値のうち、設計値との差が基準値以上である動作特性値の割合に基づいて故障リスクを判定したが、これに限られない。例えば、判定部175は、検出部173によって検出された本体部171の動作特性値が基準値以上である場合が連続した回数に基づいて故障リスクを判定してもよい。また、判定部175は、動作特性値に基づく任意のアルゴリズムによって故障リスクを判定してもよい。
上述の実施形態では、判定部175は、複数の動作特性値のうち基準値以上の動作特性値の割合を第1割合及び第2割合と比較することによって故障リスクを判定したがこれに限られない。判定部175は、複数の動作特性値のうち基準値以上の動作特性値の割合を3つ以上の割合と比較することによって故障リスクを判定してもよい。
1,2 設備管理システム
10 住宅
11 集線装置
12 ゲートウェイ機器
13 分電盤
14 分電盤計測ユニット
15 スマートメーター
16 Bルート受信可能装置
17 設備
18 入出力装置
18A ディスプレイ
20 設備管理サーバ
21 サーバ通信部
22 特性値情報記憶部
23,175 判定部
24 故障情報記憶部
25 表示情報生成部
26 サーバ出力部
171 本体部
172 識別子記憶部
173 検出部
174 特性値情報記憶部
176 設備通信部

Claims (14)

  1. 設備、ゲートウェイ機器、及び入出力装置を備える住宅であって、
    前記設備は、
    電気、ガス、又は水のエネルギーを利用して動作する本体部と、
    前記本体部の動作に伴って変化する動作特性値を検出する検出部と、
    前記動作特性値に基づいて前記本体部の故障の有無、或いは故障に至る故障リスクを判定する判定部と、
    前記故障の有無、或いは前記故障リスクを含む故障情報を、前記ゲートウェイ機器を介して前記設備を管理する設備管理サーバに送信する設備通信部と、
    を備え、
    前記入出力装置は、前記設備のメンテナンス申込みを可能とする情報と前記故障情報とに関する故障表示情報を前記設備管理サーバから受信し、前記故障表示情報を出力することを特徴とする住宅。
  2. 設備、ゲートウェイ機器、及び入出力装置を備える住宅であって、
    前記設備は、
    電気、ガス、又は水のエネルギーを利用して動作する本体部と、
    前記本体部の動作に伴って変化する動作特性値を検出する検出部と、
    前記動作特性値を、前記ゲートウェイ機器に送信する設備通信部と、
    を備え、
    前記ゲートウェイ機器は、前記設備通信部から受信した前記動作特性値を、該動作特性値に基づいて、前記設備の故障の有無、或いは故障に至る故障リスクを判定する判定部を含む設備管理サーバに送信し、前記設備管理サーバから前記設備のメンテナンス申込みを可能とする情報と前記設備の故障の有無、或いは故障リスクを含む故障情報とに関する故障表示情報を受信し、
    前記入出力装置は、前記故障表示情報を出力することを特徴とする住宅。
  3. 前記判定部は、所定期間以内に検出された複数の前記動作特性値のうち、設計値との差が基準値以上である割合が高いほど前記故障リスクが高いと判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の住宅。
  4. 前記判定部は、複数の前記動作特性値のうち設計値からの差分が基準値以上である動作特性値の割合が第1割合以上である場合、前記故障リスクが第1値であると判定し、前記割合が前記第1割合未満で、かつ前記第1割合より小さい第2割合以上である場合、前記故障リスクが前記第1値より低い第2値であると判定し、前記割合が前記第2割合未満である場合、前記故障リスクが前記第2値より低い第3値であると判定することを特徴とする請求項3に記載の住宅。
  5. 前記入出力装置は、前記故障リスクに応じた色で前記故障表示情報を出力することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の住宅。
  6. 前記メンテナンス申込みを可能とする情報は、前記設備のメンテナンスを申し込むための操作ボタンであることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の住宅。
  7. 前記入出力装置に、前記メンテナンス申込みを可能とする情報に基づく操作がなされると、前記ゲートウェイ機器は、前記設備のメンテナンス申込みを示す情報を前記設備管理サーバに送信することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の住宅。
  8. 前記入出力装置は、前記メンテナンス申込みを可能とする情報に基づく操作がなされると、所定の入力フォームを出力することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の住宅。
  9. 前記入出力装置は、前記メンテナンス申込みを可能とする情報に基づく操作がなされると、前記設備をメンテナンスする事業者に関する情報を出力することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の住宅。
  10. 前記複数の設備に少なくとも給湯器と空調設備とが含まれることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の住宅。
  11. 前記入出力装置は、前記メンテナンス申込みを可能とする情報に基づく操作がなされると、ダイヤルアップが起動し、前記設備のメンテナンス事業者に発信或いは、発信準備状態とすることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の住宅。
  12. 複数の前記設備を備え、
    前記複数の設備がそれぞれ有する複数の前記設備通信部は、前記故障情報を1つの前記ゲートウェイ機器を介して前記設備管理サーバに送信することを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の住宅。
  13. 前記設備管理サーバは、前記メンテナンス申込みを示す情報を受信すると、メンテナンスに関する情報を前記入出力装置に送信することを特徴とする請求項7に記載の住宅。
  14. 前記設備管理サーバは、サーバ出力部を備え、
    前記サーバ出力部は、前記メンテナンス申込みを示す情報を受信すると前記メンテナンス申込みを示す情報を出力することを特徴とする請求項7に記載の住宅。
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