JP6931669B2 - 宅内機器制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、宅内機器制御システムに関する。
従来、通信機能を有する、あるいは通信装置に接続可能とされたネットワーク対応機器の販売会社や製造会社等(以下、事業者)が、ユーザー向けに、ネットワーク対応機器をインターネットや移動体通信網等の通信ネットワークを介して、スマートフォンなどの携帯通信端末を用いて遠隔操作するサービスを提供している(例えば特許文献1参照)。
サービスを提供するサーバーは、ネットワーク対応機器の操作を指示する画面をホームページとして携帯通信端末に提供し、ユーザーは、事業者が提供するサービスメニューに従って、自身の所有するネットワーク対応機器を遠隔制御できるようになっている。
特開2002−281169号公報
ところが、ユーザーが所有するネットワーク対応機器が複数あり、これら複数のネットワーク対応機器が、例えば全て異なる製造会社によって製造され、ユーザーに提供されるサービスもネットワーク対応機器ごとに異なるものであると、異なる事業者のサービスを個別に利用しなければならないため煩雑で、利用しづらい場合があった。
特に近年、宅内における省エネルギー化を図るため、宅内の各家電における電力消費量の監視や節電のための制御、太陽光発電、蓄電器等の自家用電源の監視及び制御等を行うHEMS(Home Energy Management System)の普及が図られているが、このようなHEMSでは、様々なネットワーク対応の家電や機器が用いられているため、異なる事業者のサービスを連携させて利用しやすくすれば、ユーザーにとって生活利便性に繋がる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、ユーザー宅にある各種機器に係るサービスを連携させて簡易に利用することができ、ユーザーの生活利便性を向上させることである。
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図5に示すように、予め定義された事象が発生したこと(トリガー)を契機にして、予め設定された制御を特定の機器に対して実行すること(アクション)を規定した連携ルールを生成し、かつ、前記連携ルールに基づいて、前記特定の機器に制御信号を送信する制御連携機器(連携サーバー2)が用いられた宅内機器制御システム1であって、
ユーザー宅内にある各種機器(分電盤12,各種家庭内負荷13、各種センサー14,各種デバイス15)の動作検知及び制御を行う宅内制御機器(宅内制御システム3:宅内制御サーバー10)と、
前記各種機器を制御するホームゲートウェイ11と、を備えており、
前記特定の機器には、前記各種機器が含まれており、
前記宅内制御機器は、
前記予め定められた事象が発生したことを前記制御連携機器に送信する送信手段(APIサーバー部10a)と、
前記制御連携機器からの前記制御信号を受信する受信手段(APIサーバー部10a)と、
ユーザー宅内又は宅外から取得した情報に基づいて前記各種機器の制御内容を決定する演算手段(宅内制御サーバー10)と、を有し、
前記送信手段が、前記演算手段で決定された前記制御内容に係る情報を前記制御連携機器に送信するようになっており、
前記ホームゲートウェイは、前記受信手段が受信した前記制御信号を前記送信手段が送信してきたことに基づいて前記各種機器を制御するようになっており、
前記各種機器には、ユーザー宅内に設けられ、かつ前記宅内制御機器によって直接的に制御されず前記ホームゲートウェイを介して通信する機器が含まれていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ユーザー宅内にある各種機器の動作検知及び制御を行う宅内制御機器を備え、特定の機器に各種機器が含まれ、宅内制御機器は、予め定められた事象が発生したことを制御連携機器に送信する送信手段と、制御連携機器からの制御信号を受信する受信手段と、制御信号に基づいて各種機器を制御する制御手段と、を有するので、連携ルールに則って、特定の機器に含まれた各種機器の制御を確実かつ自動的に実行することができる。これにより、ユーザー宅にある各種機器に係るサービスを連携させて簡易に利用することができ、ユーザーの生活利便性を向上させることができる。
また、送信手段は、演算手段で決定された制御内容に係る情報を制御連携機器に送信するので、演算手段で決定された制御内容に基づいて各種機器が制御されたことを契機にして、予め設定された制御を特定の機器に対して実行することができる。
また、特定の機器には、ユーザー宅内に設けられ、かつ宅内制御機器によって直接的に制御されない機器が含まれているので、宅内制御機器によって直接的に制御されない機器が動作したことを契機にして、予め設定された制御を特定の機器に対して実行することができる。また、宅内制御機器の送信手段の情報に基づいて、予め設定された制御を宅内制御機器によって直接的に制御されない機器に対して実行することができる。
請求項2に記載の発明は、例えば図4,図5に示すように、請求項1に記載の宅内機器制御システム1において、
前記送信手段は、前記予め定められた事象が発生したことを前記制御連携機器に送信する契機用APIを含み、
前記受信手段は、前記制御連携機器からの前記制御信号を受けて前記宅内制御機器による前記各種機器のうち何れかの制御を実行するための実行用APIを含むことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、送信手段は、予め定められた事象が発生したことを制御連携機器に送信する契機用APIを含み、受信手段は、制御連携機器からの制御信号を受けて宅内制御機器による各種機器のうち何れかの制御を実行するための実行用APIを含むので、宅内制御機器によって制御される各種機器と制御連携機器とを中継でき、予め定められた事象が発生したことと、特定の機器に含まれた各種機器のうち何れかの制御を実行することを確実に連携させることができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図1,図4,図5に示すように、請求項1又は2に記載の宅内機器制御システム1において、
前記各種機器には、ユーザー宅に設けられた各種センサー14が含まれ、
前記送信手段は、前記各種センサー14によるセンシングに係る情報を前記制御連携機器に送信することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、送信手段は、各種センサー14によるセンシングに係る情報を制御連携機器に送信するので、各種センサー14によるセンシングに係る情報を契機にして、予め設定された制御を特定の機器に対して実行することができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1又は2に記載の宅内機器制御システムにおいて、
前記各種機器は、分電盤12、家電製品13、電力を使用する設備機器13、各種デバイス15のうちの少なくともいずれかが含まれていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の宅内機器制御システム1において、
前記宅内制御機器によって直接的に制御されず前記ホームゲートウェイ11を介して通信する機器には、コンセントに差し込まれるとともに、接続された機器の電源ON/OFF操作を可能とするスマートプラグが含まれていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、予め設定された制御を簡易構造の家電に対して実行することができる。
請求項6に記載の発明は、例えば図1,図2に示すように、請求項1〜5のいずれか一項に記載の宅内機器制御システム1において、
前記特定の機器には、ユーザーに対して特定のサービスを提供するサービス機器(サービス提供サーバー5)が含まれていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、特定の機器に、ユーザーに対して特定のサービスを提供するサービス機器が含まれているので、サービス機器が組み込まれた連携ルールを生成でき、ユーザーに提供できるサービスの幅を広げることができる。
請求項7に記載の発明は、例えば図3に示すように、請求項1〜6のいずれか一項に記載の宅内機器制御システム1において、
前記制御連携機器は、前記宅内制御機器用の一つのユーザーアカウントと、前記制御連携機器用の一つのユーザーアカウントとを連携させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、制御連携機器は、宅内制御機器用の一つのユーザーアカウントと、制御連携機器用の一つのユーザーアカウントとを連携させるので、宅内制御機器による制御と制御連携機器による制御が混線しにくく、連携ルールを実行しやすくなる。
本発明によれば、ユーザー宅にある各種機器に係るサービスを連携させて簡易に利用することができ、ユーザーの生活利便性を向上させることができる。
宅内機器制御システムの概要を示す図である。 連携サービスのイメージを示す図である。 連携サーバーの構成を示すブロック図である。 連携サービスの流れを説明する図である。 連携サービスの流れを説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。
図1は、複数のサービスを連携させる連携サービスをユーザーに提供することを可能とした宅内機器制御システム1の概要を示す図である。
本実施形態における宅内機器制御システム1は、予め定義された事象が発生したことを契機にして、予め設定された制御を特定の機器に対して実行することを規定した連携ルールを生成し、かつ、当該連携ルールに基づいて、特定の機器に制御信号を送信する制御連携機器が用いられたものであり、ユーザー宅内にある各種機器の動作検知及び制御を行う宅内制御機器を備えており、特定の機器には各種機器が含まれており、宅内制御機器は、予め定められた事象が発生したことを制御連携機器に送信する送信手段と、制御連携機器からの制御信号を受信する受信手段と、制御信号に基づいて各種機器を制御する制御手段と、を有する。
宅内機器制御システム1において連携対象となるサービスは、トリガー(trigger:契機)のサービスと、アクション(action:実行)のサービスとに分類できる。すなわち、宅内機器制御システム1では、トリガーのサービスに関する所定のイベントが発生したときに、アクションのサービスに所定のアクションを実行させる。これにより、異なるサービスを組み合わせた多様な連携サービスを提供することが可能となっている。
宅内機器制御システム1には、連携サービスを提供する連携サーバー2(すなわち、制御連携機器)と、ユーザー宅にある各種機器を制御するための宅内制御システム3(すなわち、宅内制御機器)と、連携ルールの設定などに用いられる通信端末4と、ユーザーに対して所定のウェブサービスを提供するサービス提供サーバー5(すなわち、サービス機器)と、が含まれる。
ここで、連携ルールとは、アプレット(Applet)とも称し、宅内制御システム3又はサービス提供サーバー5から所定の情報(予め定義された事象が発生したことを示す情報)が提供されたことをトリガーとして、宅内制御システム3における各種機器又はサービス提供サーバー5におけるサービスに所定のアクションを実行させることを規定したルールであり、連携サーバー2によって生成される。
なお、事象は、宅内制御システム3によって制御される機器又は制御されない機器の動作やその動作の検知情報、サービス提供サーバー5によってユーザーに提供されるサービス、ユーザー宅の環境情報等を含み、イベントと称してもよい。
本実施形態の宅内機器制御システム1は、連携ルールのトリガーとアクションのうち少なくとも一方が、宅内制御システム3によって実行される各種機器の動作である。すなわち、トリガーとアクションの双方が、宅内制御システム3によって実行される各種機器の動作であってもよい。
なお、宅内機器制御システム1は、ユーザーに対し、宅内制御システム3を含めない形で連携ルールを提供してもよい。すなわち、複数のウェブサービスを連携サーバー2によって適宜連携させればよい。ユーザーは、宅内制御システム3が提供するサービスを含む連携サービスを受けることができるとともに、場合によっては、宅内制御システム3が提供するサービスを含まない、複数のウェブサービスにより構成される連携サービスを受けることができる。
連携サーバー2、宅内制御システム3、通信端末4、サービス提供サーバー5は、通信ネットワークNを介して互いに通信可能な状態で接続されている。また、宅内制御システム3も、システムを構成する各要素が、通信ネットワークNを介して互いに通信可能な状態で接続されていてもよい。
通信ネットワークNは、電話回線網、ISDN回線網、光ファイバー、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網、その他の専用線等の各種通信回線網と、それらを接続するインターネットサービスプロバイダ(すなわち、インターネット)等を含んでいてもよい。また、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、WiFi(Wireless Fidelity)、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)等の様々な通信網が互いに通信可能に接続された集合的な通信網であってもよい。また、接続の形態について、有線、無線及び有線と無線の混在を問わない。
本実施形態における連携サーバー2、宅内制御システム3における後述の宅内制御サーバー10、サービス提供サーバー5は、クラウド上に構築されたサーバーであり、インターネット(通信ネットワークN)を通じてサーバー機能を利用できるサーバーシステムである。また、このようなサーバーシステムは、1台のサーバーであってもよいし、複数台のサーバーを、通信ネットワークNを介して接続したものであってもよい。
ユーザーは、連携サーバー2、宅内制御システム3、サービス提供サーバー5に対して自身の情報を提供し、ユーザーアカウントやユーザーID等を適宜取得しているものとする。また、ユーザーは、宅内機器制御システム1における機能の一部を利用するための通信端末4を所持している。
〔宅内制御システムについて〕
宅内制御システム3は、ユーザーに対し、ユーザー宅にある各種機器を制御するサービスを提供している。なお、ユーザー宅は、ユーザーが居住する住宅などの建物を指しており、建物は、家屋そのものと、家屋が建築される敷地も含むものとする。
宅内制御システム3は、ユーザー宅において電力を使用するユーザー(使用者又は居住者)が通信端末4を使用し、使用電力の判定を行うための機能の一部を担う宅内制御サーバー10との間で、通信ネットワークNを介して各種情報のやり取りを行うことによりユーザー宅の使用電力の判定等を行うことができるようになっている。また、使用電力に限られず、水道やガスの流量計と通信可能に接続されることで、水道・ガスの使用量の確認や判定を行うことも可能となっている。
このような宅内制御システム3は、宅内制御サーバー10(すなわち、演算手段)と、ホームゲートウェイ11(すなわち、制御手段)と、分電盤12と、各種家庭内負荷13と、各種センサー14と、各種デバイス15と、を備えて構成されている。また、ユーザー宅には、ホームゲートウェイ11と、分電盤12、各種家庭内負荷13、各種センサー14、各種デバイス15が設けられている。なお、宅内制御サーバー10とホームゲートウェイ11は連動して宅内制御システム3を機能させる場合がある。
宅内制御サーバー10は、宅内制御システム3全体を機能させるためのものであり、本実施形態においては、ユーザー宅の建築に携わった建築業者を始め、電力会社、各種ウェブサービスの提供会社等のいずれの事業者が所有するものとするが、特に限定されるものではない。すなわち、特に何らかの事業者が所有するものでなくてもよく、個人が所有するものであってもよい。
宅内制御サーバー10は、宅内制御システム3の動作を制御する制御部として機能するサーバー本体部と、連携サーバー2による宅内制御システム3を利用した連携サービスを確実に機能させるためにAPI(Application Programming Interface)についての必要な処理を行うAPIサーバー部10a(すなわち、送信手段及び受信手段)と、宅内機器制御システム1及び宅内制御システム3を機能させるために必要な各種データ・各種プログラムを記憶する記憶部と、を含んで構成されている。
APIサーバー部10aは、連携サーバー2とホームゲートウェイ11の双方と通信可能となっている。そして、図4,図5に参照されるように、トリガー用API(すなわち、契機用API)は、定義された事象が発生した場合にAPIを該当する連携ルールに送信する。また、アクション用API(すなわち、実行用API)は、対応するトリガーの発生を受けてAPIを宅内制御システム3における該当するアプリケーションやデバイスに送信する。
また、宅内制御サーバー10は、無線又は有線によって管理用端末に接続されており、管理用ウェブアプリケーションによって各種の情報管理・メンテナス等を行うことができるようになっている。
宅内制御サーバー10には、時計及びカレンダーの機能が備わっており、これにより、ユーザー宅の電力値を計測する際に、計測した時間も併せて判別できる。すなわち、電流値のデータと日時情報とを対応付けることによって、ユーザー宅の単位時間(例えば1時間)ごとの電流値を把握することができるとともに、月次データや年次データ等も容易に導き出すことができる。
ホームゲートウェイ11は、インターネットサービスプロバイダへの接続設定等を作成したりするルーター機能と、Wi−Fi接続可能になる無線LAN機能と、電話機やFAXを繋いで音声通話やFAXの送受信を行うVoIPゲートウェイ電話網とIPネットワークの間の中継を行う機能と、光回線の回線終端装置としての機能と、を併せ持つ。
また、本実施形態においては、上記機能を併せ持つ、いわゆるルーター機能付きモデムをホームゲートウェイ11として使用するが、これに限られるものではなく、上記した機能を有するルーターやハブ等の各種機器をそれぞれ用いてホームゲートウェイ11を構築するようにしてもよい。
さらに、ホームゲートウェイ11は、宅内制御システム3を実現する上で必要な演算機能や通信手段、記憶手段等を適宜備える。このような構成とすることにより、ホームゲートウェイ11によって、ユーザー宅内の分電盤12、各種家庭内負荷13、各種センサー14、各種デバイス15の使用状況に係るデータを収集したり、収集したデータを分析したり、その分析結果に基づいてユーザー宅内の分電盤12、各種家庭内負荷13、各種センサー14、各種デバイス15の制御を行ったりすることができる。
すなわち、ホームゲートウェイ11は、単にルーターやハブ等の機能を有して宅内制御サーバー10との連携により本実施形態における宅内制御システム3を構築してもよいし、ホームゲートウェイ11に必要な機能を持たせて、宅内制御サーバー10との連携を行わずに本実施形態における宅内制御システム3を構築してもよく、宅内制御サーバー10との連携の度合いも適宜変更してもよい。
分電盤12は、電力会社の商用配電線網(系統電力網)から供給される電力を、ホームゲートウェイ11、各種家庭内負荷13に配電しており、電流値(配電先への電力の供給量)を計測する電力センサーを有する。
また、分電盤12には、図示はしないが、契約アンペアを超えて電流が流れた場合に電力の供給を止めるアンペアブレーカーと、漏電時に電力の供給を止める漏電遮断器と、各部屋に電力供給する分岐回路で規定以上の電流が流れた場合に電力の供給を止める配線用遮断器と、を有する。なお、分電盤12は、各種センサー14、各種デバイス15に電力を配電してもよい。
各種家庭内負荷13としては、図示はしないが、例えば、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、照明器具、エアコンなどの家電製品や、電気、ガス、水道等のインフラ設備や情報通信設備に係る設備機器等のうち電力を使用する設備機器が挙げられる。ユーザー宅では複数の家電製品や設備機器が使用されている。この中には、宅内制御システム3によって直接的に制御されない家庭内負荷が含まれていてもよい。なお、図1においては、説明の便宜上、これら複数の家電製品や複数の設備機器を指す総称として各種家庭内負荷13と表記している。
各種センサー14としては、図示はしないが、温湿度センサー、水道の流量計、ガスの流量計が挙げられる。なお、図1においては、説明の便宜上、これら温湿度センサー、水道の流量計、ガスの流量計を指す総称として各種センサー14と表記している。
温湿度センサーは、ユーザー宅の内外に複数設けられており、ユーザー宅の内外の温度及び湿度を計測する。この温湿度センサーは、内蔵電池で動作するようになっているが、分電盤12やその他の電源(例えば太陽光発電装置)からの電力供給を受けることも可能であり、日常的にユーザー宅内外の温度及び湿度の計測することができる。
水道及びガスの流量計は、水道メーター及びガスメーターに内蔵されて設けられたものであり、ユーザー宅における水道及びガスの使用量を計測する。これらの流量計は、内蔵電池で動作するようになっているが、分電盤12やその他の電源(例えば太陽光発電装置)からの電力供給を受けることも可能であり、日常的にユーザー宅の水道使用量及びガス使用量を計測することができる。
各種デバイス15としては、図示はしないが、ユーザー宅のスマートハウス化(スマートホーム化)を実現する上で導入される各種のデバイスを指す。例えば、情報の検索や家庭内負荷13の操作を行うスマートスピーカー(AIスピーカーともいう。)や、玄関・窓・宅配ボックスの電子錠、コンセントに差し込まれるとともに簡易構造の家電が接続されて当該家電の電源ON/OFF操作を可能とするスマートプラグ、カーテンの開閉を行う開閉装置、窓の開閉装置、シャッターの開閉装置等、種々のものが各種デバイス15として挙げられる。この中には、宅内制御システム3によって直接的に制御されないデバイスが含まれていてもよい。なお、図1においては、説明の便宜上、これら複数のデバイスを指す総称として各種デバイス15と表記している。
スマートスピーカーは、LANやBluetooth(登録商標)を通じて各種家庭内負荷13や各種センサー14、スマートスピーカー以外の各種デバイス15と通信可能に接続されており、ユーザーの声(音声)を認識して各種家庭内負荷13等の遠隔操作を行うことができる。
〔通信端末について〕
ユーザーは、上記のように、宅内機器制御システム1における機能の一部を利用するための通信端末4を所持している。通信端末4は、通信ネットワークNを介して連携サーバー2、宅内制御システム3、サービス提供サーバー5に通信可能に接続されている。
また、通信端末4は、表示装置、入力装置、記憶装置及びマイクロプロセッサー等を有するコンピューターである。より具体的には、通信端末4として、携帯電話機(例えば、スマートフォン、フィーチャーフォン)、PDA(Personal Digital Assistant)、デスクトップ型パーソナルコンピューター、ラップトップ型パーソナルコンピューター(ノート型パーソナルコンピューター)、パームトップ型パーソナルコンピューター、タブレット型パーソナルコンピューター等を利用することができる。
この通信端末4における表示装置は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機エレクトロルミネッセンス(OEL:Organic Electro-Luminescence)等によって構成されており、連携サーバー2、宅内制御システム3、サービス提供サーバー5の表示制御に応じて様々な情報を表示することができる。
本実施形態における通信端末4は、主として、宅内機器制御システム1のユーザーが所持するものであるが、これに限られるものではなく、ユーザー宅の建築に携わった建築業者を始め、電力会社、各種ネットワークサービスの提供会社等のいずれかが所有するものであってもよい。
なお、本実施形態においては、タッチパネル(表示装置、入力装置として機能する)を備え、かつ携帯性に優れたスマートフォンやタブレット型パーソナルコンピューターが通信端末4として用いられている。また、その他の種類の通信端末を併用してもよいものとする。
なお、通信端末4には、ユーザーが所持する通信端末以外にも、家族が所持する通信端末が含まれていてもよい。
〔宅内制御システムが提供するサービスについて〕
宅内制御システム3が提供するサービスは、専用のウェブサイトや専用のスマートフォンアプリを通信端末4で起動させ、通信端末4を通じてユーザーに提供される。このようなサービスは、在宅時と外出時のいずれであっても、通信端末4上で使用電力などのモニタリングや、各種家庭内負荷13、各種デバイス15の操作ができる。
宅内制御システム3が提供するサービスは、通信端末4の表示装置(タッチパネル)に表示されるアイコン3aをタップすることで起動する。
宅内制御サーバー10におけるサーバー本体部が制御部として機能し、この制御部が、記憶部に記憶された各種プログラムを実行することによって、ホームゲートウェイ11、分電盤12、各種家庭内負荷13、各種センサー14、各種デバイス15の各構成に基づくサービスの提供が行われる。そして、宅内制御システム3が提供するサービスは、省エネサービス、安全サービス、安心サービス、快適サービスに分類される。
省エネサービスの分類には、例えば以下のようなサービスが含まれる。
(1)エネルギーモニターサービス……ユーザー宅における電力やガス、水道の使用量を見える化し、グラフや数値で表示する。
(2)温湿度モニターサービス……ユーザー宅における部屋別の温湿度を測定し、熱中症の危険度や健康リスク(室温16℃未満)を色分けして表示し、注意を喚起する。
(3)電気契約プランアドバイスサービス……毎月のピーク電力の記録から最適な電力契約アンペア数をアドバイスする。
安全サービスの分類には、例えば以下のようなサービスが含まれる。
(1)防犯アラートサービス……外出中に玄関ドアや窓が開いたら通知を行う。
(2)戸締まりモニターサービス……玄関ドアや窓の戸締まりを確認でき、電気錠タイプの玄関ドアであれば、外出先から通信端末4による操作を行って施錠できる。
(3)異常使用アラートサービス……水栓の閉め忘れなどで水道が異常に使われたときに通知を行う。
安心サービスの分類には、以下のようなサービスが含まれる。
(1)熱中症アラートサービス……在宅の高齢者やペットが熱中症にならないように、部屋ごとの温湿度からその危険性を察知して警戒情報の通知を行う。
(2)おかえりアラームサービス……設定した時間帯に水の使用反応があったときに通知を行う。
(3)見守りアラームサービス……水道使用状況を監視し、一定時間以上、水の使用が無かったときに通知を行う。高齢者の生活を遠隔地から見守ることができる。
快適サービスの分類には、以下のようなサービスが含まれる。
(1)遠隔操作サービス……外出先から電気錠や電動シャッター、エアコン、給湯器、床暖房などの機器を通信端末4で操作できる。
(2)宅内制御サービス……宅内で各機器(各種家庭内負荷13、各種デバイス15)
を通信端末4で操作できる。
(3)タイマー操作サービス……タイマー設定で各機器(各種家庭内負荷13、各種デバイス15)を運転及び停止させる。
(4)シーン操作サービス……ユーザーの生活に合わせた複数のシーン(場面)別に各機器(各種家庭内負荷13、各種デバイス15)を操作する。例えば、「起床シーン」、「就寝シーン」、「外出(不在)シーン」、「在宅(帰宅)シーン」等があり、シーンごとに照明やエアコンなどの動作パターンを設定できる。一斉操作も可能で、一人ひとりに合わせたベストな環境を用意できる。
(5)涼風制御サービス……室内外の温度を比較し、電動トップライトやシーリングファン、エアコンなどを自動制御する。自然の風を活かした快適で省エネな毎日を実現できる。
宅内制御システム3が提供するサービスは、ユーザー宅に新規に導入されて制御の対象となる各機器や、宅内制御サーバー10に登録される新規のプログラムによって、新たなサービスを随時追加することができる。
例えば、地震情報サービス(震度、建物被災度、地盤被災度等の情報を通知するサービス)や、健康管理サービス(ユーザーの体重や睡眠状態の検知で健康を促進するサービス)、防犯サービス(人感センサーや防犯カメラ、警報等を利用した防犯サービス)等、様々なサービスを宅内制御システム3に組み込んでユーザーに提供することができる。
そして、以上のような宅内制御システム3が提供するサービスの一つ一つは、宅内機器制御システム1において、連携サーバー2によって連携されてユーザーに提供されるサービスとなっている。
〔サービス提供サーバーについて〕
サービス提供サーバー5(すなわち、サービス機器)は、ユーザーに対して所定のウェブサービスを提供するためのサーバーであり、そのサービスの種類は特に限定されない。
なお、本実施形態におけるウェブサービスとしては、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS:Social Networking Service)や、時間管理ウェブアプリケーション、気象情報サービス、位置情報サービス、ショッピングサイトが挙げられる。
複数のウェブサービスは、各々の事業者(サービス提供者)によって運用されるサービス提供サーバーによってユーザーに提供されている。なお、図1においては、説明の便宜上、複数のウェブサービスを提供するためのサービス提供サーバーを指す総称として、サービス提供サーバー5と表記している。
サービス提供サーバー5によって提供されるサービスは、通信端末4の表示装置(タッチパネル)に表示されるアイコン5a〜5eをタップすることで起動する。アイコン5aはソーシャルネットワークサービスに対応し、アイコン5bは時間管理ウェブアプリケーションに対応し、アイコン5cは気象情報サービスに対応し、アイコン5dは位置情報サービスに対応し、アイコン5eはショッピングサイトに対応している。
ソーシャルネットワークサービスは、インターネット上のコミュニケーションを通してソーシャルネットワークを構築できるウェブサービスであり、ユーザーの近況、関心事、ニュース等を友人、知人等と共有することができる。例えば、Facebook(登録商標)やTwitter(登録商標)、LINE(登録商標)等が広く知られており、本実施形態におけるソーシャルネットワークサービスは、特に限定されるものではない。
時間管理ウェブアプリケーションは、カレンダー機能、スケジュール管理機能を有するウェブサービスであり、様々なウェブサービスと連携させやすい。
気象情報サービスは、天気予報や気象データの配信を行うサービスであり、例えば位置情報サービスと連携してピンポイントの気象情報を取得できる。
位置情報サービスは、通信端末4のある位置を、例えばGPS(Global Positioning System, Global Positioning Satellite,全地球測位システム)などの衛生測位システムにより特定し、その位置情報に基づいてユーザーに様々なサービスを提供する。
ショッピングサイトは、インターネット上でショッピングを行うためのホームページであり、購入した商品を指定した配送先まで配送してもらうためのサービスである。
以上のようなサービスを提供する各々のサービス提供サーバー5(5a〜5e)は、上記の宅内制御サーバー10と同様に、APIサーバー部を適宜備えており、一方のサービスと他方のサービスとを連携したり、外部のサービスから一部機能を呼び出したりできるようになっている。
そして、以上のようなサービス提供サーバー5が提供するサービスの一つ一つは、宅内機器制御システム1において、連携サーバー2によって連携されてユーザーに提供されるサービスとなっている。
〔連携サーバーについて〕
連携サーバー2は、図3に示すように、マイクロプロセッサーなどにより構成された制御部20と、ハードディスクドライブやフラッシュメモリー等より構成された記憶部21と、通信ネットワークNを介して外部装置(宅内制御システム3、通信端末4、サービス提供サーバー5)との通信を行うための通信部22等と、を有するコンピューターである。通信部22は、制御部20からの通信信号を受け入れ、通信ネットワークNにこの通信信号を送出するとともに、通信ネットワークNからの通信信号を受け入れ、制御部20にこの通信信号を出力する。
制御部20は、記憶部21内に格納されている制御用プログラム(図示省略)に基づいて記憶部21等を含む連携サーバー2全体の制御を行うとともに、設定受付部20a、連携ルール有効化部20b、トリガー受付部20c、アクション送信部20d、連携ルール生成部20e、として機能する。
記憶部21には、ユーザーの登録情報21aと、ユーザーが使用する連携ルールに係る情報(一のサービスをトリガーとし、他のサービスをアクションとするサービス連携の定義情報)21b等のように、サービス連携に必要な情報が記憶されている。
設定受付部20aは、連携ルールの生成に関する各種指定を受け付ける。
具体的には、設定受付部20aは、事前に、宅内制御システム3においてユーザーアカウントの登録を行ったユーザーのユーザーアカウントを連携サーバー2内に作成し、これらのユーザーアカウントを連携させる。さらに、連携ルールを登録するユーザーのユーザーアカウントの指定や、トリガー及びアクションの指定を受け付ける。
連携ルール有効化部20bは、連携サーバー2に登録された連携ルールを有効化及び無効化するためのものであり、通信端末4を通じたユーザーによる操作に基づいて有効化と無効化の選択が行われるようになっている。通信端末4では、図4,図5に示すように、「On/Off」と表示され、Onにすると該当の連携ルールが有効化し、Offにすると無効化する。
トリガー受付部20cは、ユーザーが連携ルールによって連携サービスを受けるにあたって、宅内制御システム3又はサービス提供サーバー5から提供された所定の情報をトリガーとして受け付ける。
アクション送信部20dは、ユーザーが連携ルールによって連携サービスを受けるにあたって、トリガー受付部20cが所定の情報を受け付けたときに、宅内制御システム3における各種機器又はサービス提供サーバー5におけるサービスに所定のアクションを実行させるための情報を、宅内制御システム3又はサービス提供サーバー5に送信する。
連携ルール生成部20eは、宅内制御システム3又はサービス提供サーバー5によるサービスをトリガーとし、宅内制御システム3又はサービス提供サーバー5によるサービスをアクションとした、ユーザー向けの連携ルールを記憶部21に記憶させる。すなわち、連携ルール生成部20eは、ユーザー自身が、トリガーとなるサービスの選択と、アクションとなるサービスの選択を行い、ユーザーが必要とする連携ルールをユーザー自身で作成することができる(図5参照。)。
また、制御部20は、宅内制御システム3によるサービスを提供する事業者が、ユーザー向けに、宅内制御システム3によるサービスをトリガーとし、宅内制御システム3によるサービスをアクションとした既定の連携ルールを登録することが可能となっている。ユーザーは、事業者が用意した既定の連携ルールを利用してサービスを受けることができる(図4参照)。また、ユーザーが作成した連携ルールを、既定の連携ルールとして登録することで、他のユーザーが利用できるようにしてもよい。
なお、連携サーバー2が提供する連携サービスは、通信端末4の表示装置(タッチパネル)に表示されるアイコン2a(図2参照)をタップすることで起動する。
通信部22は、宅内制御システム3におけるAPIサーバー部10aのトリガー用APIを通じてアプリケーションやデバイスと通信を行う。また、APIサーバー部10aのアクション用APIを通じてアプリケーションやデバイスと通信を行う。
〔宅内制御システムが提供するサービスを含む連携サービスについて〕
ユーザーが、宅内機器制御システム1における連携サービスを受ける場合、上記のように、連携サーバー2、宅内制御システム3、サービス提供サーバー5に対して自身の情報を提供し、ユーザーアカウントやユーザーID等を適宜取得する。特に、連携サーバー2においてユーザーアカウントの登録を行う場合は、事前に、宅内制御システム3においてユーザーアカウントの登録を行っておくようにする。そして、設定受付部20aによってユーザーアカウント同士を連携させる。この場合、一つの宅内制御システム3用ユーザーアカウントに、一つの連携サーバー2用アカウントのみが連携可能に設定されている。
連携サーバー2は、アカウント登録を行ったユーザーの通信端末4に対して、宅内制御システム3に係る複数の既定の連携ルールが登録された専用チャンネルの配信を行っている。専用チャンネルとは、宅内制御システム3のアカウントを持つユーザーが、連携サーバー2のアカウント登録を行い、これらのアカウントが連携した状態のユーザーが、通信端末4を通じて確認できるウェブサイトである。専用チャンネルに登録された既定の連携ルールとは、事業者又はユーザーが作成し、かつ、宅内制御システム3によるサービスをトリガーとし、宅内制御システム3によるサービスをアクションとした既定の連携ルールを指す。
専用チャンネルでは、ユーザーが、通信端末4を通じて複数の既定の連携ルールの中から使用したい既定の連携ルールを選択し、当該連携ルールを有効化する(連携ルール有効化部を動作させる)と、トリガー受付部20cが、宅内制御システム3におけるトリガーの発生を待機する状態となる。
また、連携サーバー2では、連携ルール生成部20eによって、アカウント登録を行ったユーザー自身が、トリガーとなるサービスの選択と、アクションとなるサービスの選択を行い、ユーザーが必要とする連携ルールをユーザー自身で作成することができる。
ユーザー自身が作成した連携ルールも、専用チャンネルに登録された既定の連携ルールと同様に、携ルールを有効化する(連携ルール有効化部を動作させる)と、トリガー受付部20cが、宅内制御システム3又はサービス提供サーバー5におけるトリガーの発生を待機する状態となる。
連携ルールの例としては、以下のとおりである。
(A)トリガー……「日没時間になったら」
アクション……「照明をつける」、「窓を閉める」
(B)トリガー……「雨が降ってきたら」
アクション……「窓を閉める」、「通信端末4に通知する」
(C)トリガー……「温度(湿度)が上がったら」、「温度(湿度)が下がったら」
アクション……「エアコンを稼働する」、「窓を開ける(閉める)」、「涼風制御サービスのON(OFF)」
(D)トリガー……「電力(水道、ガス)使用量が指定量以上になったら」
アクション……「通信端末4に通知する」、「家庭内負荷への電力供給停止」
(E)トリガー……「シーン操作サービスの各シーンになったら」
アクション……「照明のON・OFF制御」、「エアコンのON・OFF制御」、「窓の開け閉め」
(F)トリガー……「熱中症アラートが作動したら」
アクション……「熱中症危険度のレベルを通知」、「家族の通信端末に通知する」
(G)トリガー……「ユーザーが登録された位置に移動したら」
アクション……「涼風制御サービスを作動する」、「家族の通信端末に通知する」
(H)トリガー……「指定日になったら」
アクション……「シーン操作サービスの外出シーンを解除する」
(I)トリガー……「ショッピングサイトから商品の配送が行われたら」
アクション……「タイマー操作サービスで宅配ボックスのロックを解除する」
なお、通信端末4に通知する方法は、例えばEメールやLINE等を利用することができる。また、通信端末4の表示画面にポップアップを表示するなどしてもよく、通知の手法は特に限定されない。
連携ルールとして様々な例を挙げることができるが、以上は、ごく一部の例であり、宅内制御システム3によるサービスだけでも、より多くの連携ルールをユーザーに提供することができるし、サービス提供サーバー5から提供されるサービスを組み合わせたり、宅内制御システム3に対して新たなサービスを追加したりすることで、より数多くの連携ルールをユーザーに提供することができる。
〔連携サービスの流れについて〕
ユーザーが、専用チャンネルに登録された既定の連携ルールに基づくサービスを受ける場合の流れは、図4に示すように、まず、宅内制御システム3に登録しているユーザーが、連携サーバー2のアカウント登録を行う(ステップS1)。
続いて、専用チャンネルに登録された複数の既定の連携ルールのうち、ユーザーによって選択された既定の連携ルールを有効化する(ステップS2)。既定の連携ルールが有効化されると、宅内制御システム3におけるトリガーの発生を待機する状態となる。
トリガーとなるサービスが発生すると、宅内制御システム3におけるホームゲートウェイ11が、トリガーの発生情報を、宅内制御システム3におけるAPIサーバー部10aに送信する(ステップS3)。トリガーの発生情報を受けたAPIサーバー部10aは、トリガー用APIを、連携サーバー2へと送信する(ステップS4)。
そして、ユーザー宅側から、ホームゲートウェイ11を通じて連携サーバー2に、トリガーの発生情報が送信される(ステップS5)。
トリガー用APIとトリガーの発生情報を受けた連携サーバー2は、既定の連携ルールに設定されているアクションの実行情報を、宅内制御システム3におけるAPIサーバー部10aに送信する(ステップS6)。
アクションの実行情報を受けたAPIサーバー部10aは、アクション用APIを、ホームゲートウェイ11を通じてユーザー宅側に送信し、アクションが実行される(ステップS7)。このとき、連携ルールの実行状況などのログを、APIサーバー部10aで管理する(ステップS8)。
また、連携サーバー2から、ホームゲートウェイ11を通じてユーザー宅側に、アクションの実行情報が送信される(ステップS9)。
そして、アクションの実行状況(例えば各種センサー14の検知情報など)が通信端末4に送信され、ユーザーは、連携サービスが行われたことを確認することができる(ステップS10)。
以上のようにして、ユーザーは、専用チャンネルに登録された既定の連携ルールに基づくサービスを受けることができる。
次に、ユーザーが、自身で作成した連携ルールに基づくサービスを受ける場合の流れについて、図5を参照して説明する。この場合、まず、宅内制御システム3に登録しているユーザーが、連携サーバー2のアカウント登録を行う(ステップS11)。
続いて、ユーザーが、宅内制御システム3によって提供されるサービスと、サービス提供サーバー5によって提供されるサービスの中から、トリガーとなるサービスを選択し、連携ルール生成部20eがトリガーの登録を行う(ステップS12)。
続いて、ユーザーが、宅内制御システム3によって提供されるサービスと、サービス提供サーバー5によって提供されるサービスの中から、アクションとなるサービスを選択し、連携ルール生成部20eがアクションの登録を行う(ステップS13)。
このようにして連携ルールが生成される。連携ルールが生成されたら、ユーザーによって当該連携ルールを有効化する(ステップS14)。連携ルールが有効化されると、宅内制御システム3におけるトリガーの発生を待機する状態となる。
以降の手順(図5において示すステップS15〜S22)は、専用チャンネルに登録された既定の連携ルールに基づくサービスを受ける場合の流れにおける上記の手順(図4において示すステップS3〜S10)と同様であるため、説明を省略する。
なお、ユーザーによって作成された連携ルールは、既定の連携ルールと共に、連携サーバー2における記憶部21に、連携ルール情報21bとして記憶される。
〔連携サービスの実施例1〕
連携サービスの実施例について、宅内制御システム3における上記の熱中症アラートサービスを例に挙げて説明する。
熱中症アラートサービスは、上記のとおり、在宅の高齢者やペットが熱中症にならないように、部屋ごとの温湿度からその危険性を察知して警戒情報の通知を行うものである。このようなサービスを提供するため、宅内制御システム3は、宅内制御サーバー10(サーバー本体部)に、熱中症リスクに係る情報を導き出すための処理を行うリスク管理部を備える。さらに、宅内制御システム3は、各種機器として温湿度センサー(各種センサー14)を備える。
リスク管理部は、温湿度センサーの計測結果に基づいて、記憶部に記憶されたリスク管理プログラムを実行することにより、熱中症リスクに係る情報を導き出すことができる。熱中症リスクに係る情報は、温湿度センサーの計測結果と、記憶部に記憶された暑さ指数とに基づいて導き出される。
なお、暑さ指数は、ISO等で国際的に規格化されたものであり、WBGT(湿球黒球温度:Wet Bulb Globe Temperature)ともいう。また、暑さ指数の単位は、気温と同じ摂氏度(℃)で示されるが、その値は気温とは異なる。このような暑さ指数(WBGT)は人体とその周囲の空気との熱のやりとり(熱収支)に着目したものであり、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つを取り入れた指標である。リスク管理部は、このような暑さ指数と、温湿度センサーによって計測された温度及び湿度の計測結果とを比較判定して、熱中症リスク情報を導き出している。
熱中症リスク情報は、ユーザーにとって分かりやすい指標を含む。当該指標としては、「ほぼ安全(適宜水分補給が必要。)」、「注意(積極的に水分補給が必要。)」、「警戒(積極的に休憩が必要)」、「厳重警戒(激しい運動は中止する。)」、「危険(運動は原則中止する。)」が挙げられ、これらの指標は、通信端末4の表示装置に、文字やオブジェクトとして表示できるようになっている。
宅内制御システム3は、通信端末4や、ユーザー宅に設けられた表示機(図示せず)に対して熱中症リスク情報の通知を行うことができる。
本実施形態における宅内機器制御システム1は、連携サーバー2によって生成された連携ルールに則って、以上のような熱中症アラートサービスがユーザーに提供されたこと(熱中症リスク情報が通信端末4や表示機に通知されたこと)をトリガーにして、予め設定された制御を特定の機器に対して実行(すなわち、アクション)させることができる。
ここで、アクションとしては、まず、各種家庭内負荷13に含まれるエアコンの動作制御が挙げられる。エアコンの動作制御も冷房運転か除湿運転のどちらで動作するかを予め設定しておいたり、上記のように段階的に分けられた熱中症リスクの指標ごとに異なる動作をするように設定しておいたりしてもよい。
また、アクションも、エアコンの動作だけに限られるものではなく、その他のアクションが採用されてもよい。例えば、各種デバイス15に含まれ、宅内制御機器によって直接制御されないスマートスピーカーを利用して音声による通知を行うようにしてもよいし、各種デバイス15に含まれるシャッター用開閉装置によってシャッターを閉めて、ユーザー宅内への日差しを遮るようにしてもよい。
なお、例えば熱中症アラートの発動時にエアコンの動作を制御すること自体は、宅内制御システム3のみでも設定が可能であるが、本実施形態における宅内機器制御システム1による利点は、特に、アクションを事業者やユーザー自身が設定できることにあり、ユーザーに提供できるサービスの幅が格段に広くなる。
〔連携サービスの実施例2〕
連携サービスの実施例について、宅内制御システム3における上記のシーン操作サービスを例に挙げて説明する。
シーン操作サービスでは、ユーザーの生活に合わせた複数のシーン(場面)別に各機器(各種家庭内負荷13、各種デバイス15)を操作することができる。また、機器の設定も、シーンに応じてユーザーが詳細に設定できるようになっている。シーンには、上記のとおり、例えば「起床シーン」、「就寝シーン」、「外出(不在)シーン」、「在宅(帰宅)シーン」等がある。なお、シーンの設定を行う場合は、通信端末4やその他の情報端末を利用して行うことができる。
シーンの設定を行う場合は、当該シーンで動作を行う機器の選択を行う。また、どの場所に設けられた機器であるかを特定できるようになっている。さらに、当該シーンの制御が始まった時に、設定した機器が動作を開始するのか停止するのか、例えばエアコンであれば、運転モードや温度設定、風量設定等も行うことができる。
例えば起床シーンでは、寝室とリビングルームにおいて、設定された時間に電動シャッターが開くように動作し、エアコンが自動運転モードで運転を開始する、といった制御を行うことが可能となっている。
本実施形態における宅内機器制御システム1は、連携サーバー2によって生成された連携ルールに則って、以上のようなシーン操作サービスがユーザーに提供されたこと(宅内制御システム3に設定されたシーン操作が行われたこと)をトリガーにして、予め設定された制御を特定の機器に対して実行(すなわち、アクション)させることができる。
例えば起床シーンの操作が行われたことに対するアクションとしては、例えば、その日の気象情報やスケジュールを通信端末4に通知したり、宅内制御機器によって直接制御されないテレビの電源をONにしたり、宅内制御機器によって制御されない電動ブラインドを開けたりすることが挙げられる。就寝シーンや外出シーン、在宅シーンにも、各シーンに相応しいアクションがユーザーによって適宜設定される。
宅内制御システム3におけるシーン操作サービスでは、複数の機器を複合的に動作させてユーザー宅内の環境をユーザーにとって最適なものにすることができるが、本実施形態における宅内機器制御システム1による利点は、特に、このように複数の機器を複合的に動作させて宅内環境の調整を行う制御自体を、連携ルールにおけるアクションのサービスとして設定できることにあり、ユーザーに提供できるサービスの幅が格段に広くなる。
本実施の形態によれば、ユーザー宅内にある各種機器(分電盤12、各種家庭内負荷13、各種センサー14、各種デバイス15)の動作検知及び制御を行う宅内制御システム3を備え、特定の機器に各種機器が含まれ、宅内制御システム3は、予め定められた事象が発生したことを連携サーバー2に送信する送信手段(APIサーバー部10a)と、連携サーバー2からの制御信号を受信する受信手段(APIサーバー部10a)と、制御信号に基づいて各種機器を制御する制御手段(宅内制御サーバー10、ホームゲートウェイ11)と、を有するので、連携ルールに則って、特定の機器に含まれた各種機器の制御を確実かつ自動的に実行することができる。これにより、ユーザー宅にある各種機器に係るサービスを連携させて簡易に利用することができ、ユーザーの生活利便性を向上させることができる。
また、送信手段(APIサーバー部10a)は、予め定められた事象が発生したことを連携サーバー2に送信する契機用APIを含み、受信手段(APIサーバー部10a)は、連携サーバー2からの制御信号を受けて宅内制御システム3による各種機器のうち何れかの制御を実行するための実行用APIを含むので、宅内制御システム3によって制御される各種機器と連携サーバー2とを中継でき、予め定められた事象が発生したことと、特定の機器に含まれた各種機器のうち何れかの制御を実行することを確実に連携させることができる。
また、送信手段は、各種センサー14によるセンシングに係る情報を連携サーバー2に送信するので、各種センサー14によるセンシングに係る情報を契機にして、予め設定された制御を特定の機器に対して実行することができる。
また、送信手段は、演算手段(宅内制御サーバー10)で決定された制御内容に係る情報を連携サーバー2に送信するので、演算手段で決定された制御内容に基づいて各種機器が制御されたことを契機にして、予め設定された制御を特定の機器に対して実行することができる。
また、特定の機器には、ユーザー宅内に設けられ、かつ宅内制御システム3によって直接的に制御されない機器が含まれているので、宅内制御システム3によって直接的に制御されない機器が動作したことを契機にして、予め設定された制御を特定の機器に対して実行することができる。
また、特定の機器に、ユーザーに対して特定のサービスを提供するサービス提供サーバー5が含まれているので、サービス提供サーバー5が組み込まれた連携ルールを生成でき、ユーザーに提供できるサービスの幅を広げることができる。
また、連携サーバー2は、宅内制御システム3用の一つのユーザーアカウントと、連携サーバー2用の一つのユーザーアカウントとを連携させるので、宅内制御システム3による制御と連携サーバー2による制御が混線しにくく、連携ルールを実行しやすくなる。
1 宅内機器制御システム
2 連携サーバー
2a アイコン
3 宅内制御システム
3a アイコン
4 通信端末
5 サービス提供サーバー
5a アイコン
5b アイコン
5c アイコン
5d アイコン
5e アイコン
10 宅内制御サーバー
10a APIサーバー部
11 ホームゲートウェイ
12 分電盤
13 各種家庭内負荷
14 各種センサー
15 各種デバイス
20 制御部
20a 設定受付部
20b 連携ルール有効化部
20c トリガー受付部
20d アクション送信部
20e 連携ルール生成部
21 記憶部
21a ユーザー登録情報
21b 連携ルール情報
22 通信部

Claims (7)

  1. 予め定義された事象が発生したことを契機にして、予め設定された制御を特定の機器に対して実行することを規定した連携ルールを生成し、かつ、前記連携ルールに基づいて、前記特定の機器に制御信号を送信する制御連携機器が用いられた宅内機器制御システムであって、
    ユーザー宅内にある各種機器の動作検知及び制御を行う宅内制御機器と、
    前記各種機器を制御するホームゲートウェイと、を備えており、
    前記特定の機器には、前記各種機器が含まれており、
    前記宅内制御機器は、
    前記予め定められた事象が発生したことを前記制御連携機器に送信する送信手段と、
    前記制御連携機器からの前記制御信号を受信する受信手段と、
    ユーザー宅内又は宅外から取得した情報に基づいて前記各種機器の制御内容を決定する演算手段と、を有し、
    前記送信手段が、前記演算手段で決定された前記制御内容に係る情報を前記制御連携機器に送信するようになっており、
    前記ホームゲートウェイは、前記受信手段が受信した前記制御信号を前記送信手段が送信してきたことに基づいて前記各種機器を制御するようになっており、
    前記各種機器には、ユーザー宅内に設けられ、かつ前記宅内制御機器によって直接的に制御されず前記ホームゲートウェイを介して通信する機器が含まれていることを特徴とする宅内機器制御システム。
  2. 請求項1に記載の宅内機器制御システムにおいて、
    前記送信手段は、前記予め定められた事象が発生したことを前記制御連携機器に送信する契機用APIを含み、
    前記受信手段は、前記制御連携機器からの前記制御信号を受けて前記宅内制御機器による前記各種機器のうち何れかの制御を実行するための実行用APIを含むことを特徴とする宅内機器制御システム。
  3. 請求項1又は2に記載の宅内機器制御システムにおいて、
    前記各種機器には、ユーザー宅に設けられた各種センサーが含まれ、
    前記送信手段は、前記各種センサーによるセンシングに係る情報を前記制御連携機器に送信することを特徴とする宅内機器制御システム。
  4. 請求項1又は2に記載の宅内機器制御システムにおいて、
    前記各種機器は、分電盤、家電製品、電力を使用する設備機器、各種デバイスのうちの少なくともいずれかが含まれていることを特徴とする宅内機器制御システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の宅内機器制御システムにおいて、
    前記宅内制御機器によって直接的に制御されず前記ホームゲートウェイを介して通信する機器には、コンセントに差し込まれるとともに、接続された機器の電源ON/OFF操作を可能とするスマートプラグが含まれていることを特徴とする宅内機器制御システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の宅内機器制御システムにおいて、
    前記特定の機器には、ユーザーに対して特定のサービスを提供するサービス機器が含まれていることを特徴とする宅内機器制御システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の宅内機器制御システムにおいて、
    前記制御連携機器は、前記宅内制御機器用の一つのユーザーアカウントと、前記制御連携機器用の一つのユーザーアカウントとを連携させることを特徴とする宅内機器制御システム。
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