JP2019073939A - ロッカー用錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】既設の錠になんら加工を施すことなく錠操作制御装置を単に組合わせるだけで、不適正な施錠操作を規制する機能を有するロッカー用錠装置を得る。【解決手段】ロッカー用錠装置は第1の筐体20と、第1の筐体20に隣接させる第2の筐体30とを備える。第1の筐体20は施錠機構を内蔵し、前面側に操作機構4、後部側にロックプレート21が設けられる。第2の筐体30は、カード挿入口31と、ロックプレート21の回動に伴ってロックプレート21の先端部が出入りするスリット35とが開口し、内部には、カード挿入口31より挿入されたカードを保持しカードの表面が視認可能なカード表示窓を有するカード保持部33と、施錠操作を規制する規制機構5とが設けられる。規制機構5は、スリット35の位置に配備される開閉可能なシャッター50と、カードの挿脱に応動してシャッター50を開閉動作させる駆動機構58とを含む。【選択図】図8

Description

この発明は、ロッカーの扉に組み付けられるロッカー用錠装置に関する。この発明は特に、不適正な施錠操作を規制する機能を有するロッカー用錠装置に関する。
会員制のスポーツクラブなどの施設には、会員の使用に供せられる複数台のロッカーが設置されている。会員は、いずれのロッカーも無料で使用できる。各ロッカーには、シリンダ錠やダイヤル錠などの錠が組み付けられており、ロッカーの使用者は、自らが使用するロッカーを施錠することが可能である。会員一人に1台のロッカーが割り当てられるが、一人で複数台のロッカーが専有されると、ロッカーが不足し、施設側はロッカーを増設する必要がある。
ダイヤル錠として、解錠符号列を使用者自らが設定できるタイプのダイヤル錠があり、この種のダイヤル錠が組み付けられたロッカーでは、使用しないにもかかわらず、解錠符号列が任意に設定されて施錠されるという悪質な悪戯も発生している。
上記の問題を解決するため、先般、各会員に1枚のカードを貸与し、そのカードがセットされた場合に限り、施錠操作が行えるようにしたロッカー用錠装置が提案された(例えば、特許文献1参照)。この種のカードの交付により会員一人に1台のロッカーが割り当てられることになり、ロッカー不足が解消され、また、悪戯の防止にも効果がある。
上記したロッカー用錠装置は、ダイヤル錠よりなる錠本体と、錠本体の施錠操作を規制するための施錠操作制御装置とからなる。施錠操作制御装置は、カードがセットされていない状態のとき、ダイヤル錠のロックプレートの回動を規制し、カードがセットされた状態のとき、前記ロックプレートの回動の規制を解除するものである。
特開2001−73608号公報
特許文献1に記載の施錠操作制御装置では、ダイヤル錠のロックプレートにピンを立設するなどして突起を設ける必要があるため、既設のダイヤル錠に施錠操作制御装置を組合わせることが困難な場合があり、この場合はダイヤル錠の交換が必要となる。また、既設のダイヤル錠に施錠操作制御装置を組合わせることが可能な場合でも、ロックプレートを交換したりロックプレートに突起を設けるための加工を施したりする必要がある。
この発明が目的とするところは、既設の錠になんら加工を施すことなく施錠操作制御装置を単に組合わせるだけで、不適正な施錠操作を規制する機能を有するロッカー用錠装置を得ることにある。
この発明によるロッカー用錠装置は、ロッカーの扉上に取り付けられる第1の筐体と、第1の筐体に隣接させて前記扉上に取り付けられる第2の筐体とを備えている。前記第1の筐体は、扉を施錠する施錠機構を内蔵し、前面側に前記施錠機構を施錠、解錠動作させるための操作機構、後部側に前記操作機構による施錠、解錠の各操作に対応して回動するロックプレートが設けられている。前記第2の筐体は、カード挿入口と、前記ロックプレートの回動に伴ってロックプレートの先端部が出入りするスリットとが開口し、内部には、前記カード挿入口より挿入されたカードを保持しカードの表面が視認可能なカード表示窓を有するカード保持部と、前記施錠機構の施錠操作を規制する規制機構とが設けられている。前記規制機構は、前記スリットの位置に配備される開閉可能なシャッターと、カードの挿脱に応動して前記シャッターを開閉動作させる駆動機構とを含んでいる。
上記したロッカー用錠装置において、カード保持部にカードが保持されていない状態では、スリットはシャッターにより閉じられており、ロックプレートはスリットから第2の筐体外へ脱出できない状態にある。この状態のとき、操作機構を施錠操作しようとしても、ロックプレートを回動させることができず、施錠操作が規制される。カード挿入口よりカード保持部へカードが挿入されると、カードの挿入に規制機構が応動してシャッターを開き、ロックプレートはスリットから第2の筐体外へ脱出できる状態になる。この状態のとき、操作機構を施錠操作すると、ロックプレートを回動させることができ、施錠操作が可能である。カード保持部にカードが保持されると、カード表示窓からカードの表面を視認することができるので、そのカードから適正な施錠操作がなされたかどうかを判別し得る。
好ましい実施態様においては、前記規制機構は、前記カード保持部に配置されるカード挿入検知部材を備えている。前記駆動機構は、前記カード挿入検知部材による検知動作に応動して前記シャッターを開閉動作させる。
この実施態様によると、カード保持部へカードが挿入されると、カード挿入検知部材がカードの挿入を検知し、駆動機構はその検知動作に応動してシャッターを開く。なお、カード挿入検知部材は、機械的な構成のものでもよく、光電センサのような電気的な構成のものでもよい。
好ましい実施形態においては、前記スリットは、前記第2の筐体の前記ロックプレートの先端部と対向する面に形成される第1のスリットと、前記第2の筐体の前記ロックプレートの回動方向と対向する面に形成される第2のスリットとを含み、第1、第2の各スリットは互いに連通している
この実施態様によると、扉上に第1の筐体に隣接して第2の筐体を取り付けるとき、ロックプレートの先端部が第1のスリットより第2の筐体内へ挿入された状態で第2の筐体を位置決め固定する。
好ましい実施形態においては、前記操作機構は、複数個の符号が表された複数個のダイヤルと、前記ロックプレートを回動させるための撮みとからなる。前記施錠機構は、各ダイヤルにより解錠符号列が揃えられたとき、前記撮みの回動を許容し、前記解錠符号列が揃えられていないとき、前記撮みの回動を規制する機構である。
この実施態様によると、ダイヤル操作により解錠符号列が揃うと、撮みを回して施錠することができるが、解錠符号列が揃っていなければ、撮みを回して施錠することができない。
この発明によると、既設の錠に施錠操作規制装置を組み合わせるだけで、不適正な施錠操作を規制する機能を備えたロッカー用錠装置を得ることができる。
ロッカー用錠装置が組み付けられたロッカーが複数台設置された状態を示す正面図である。 未使用状態のロッカー用錠装置の主要部を示す正面図である。 使用状態のロッカー用錠装置の主要部を示す正面図である。 未使用状態のロッカー用錠装置を示す背面図である。 使用状態のロッカー用錠装置を示す背面図である。 未使用状態のロッカー用錠装置を示す側面図である。 未使用状態のロッカー用錠装置の一部分を示す斜視図である。 使用状態のロッカー用錠装置を示す側面図である。 シャッターが閉じているときの規制機構の状態を示す斜視図である。 シャッターが開いているときの規制機構の状態を示す斜視図である。
図1は、複数台のロッカー9が一列に設置された状態を示している。各ロッカー9には一実施形態のロッカー用錠装置1が組み付けられている。図示例のロッカー9はスチール製であるが、木製のロッカーにもロッカー用錠装置1を組み付けることができる。このロッカー9は、会員制のスポーツクラブなどの施設に設置されるが、これに限られるものではない。ロッカー9は施設の利用者に無料で貸与される。
ロッカー用錠装置1は、扉を施錠するための施錠機構を有する錠本体2と、錠本体2の施錠操作を規制するための規制機構5(図9,10に示す)を有する施錠操作規制装置3とで構成される。各ロッカー9には、扉91の把手92の上方位置に、矩形状をなす取付用の開口93,94がそれぞれ形成される。下側の開口93には錠本体2の筐体(以下「第1の筐体」という。)20が、上側の開口94には施錠操作規制装置3の筐体(以下「第2の筐体」という。)30が、それぞれ嵌め込まれて固定される。
この実施形態では、錠本体2としてダイヤル錠を用いているが、これに限らず、シリンダ錠を用いることもできる。第1の筐体20の前面側には前面プレートが装着され、前面プレート上に施錠機構を施錠、解錠動作させるための操作機構4が設けられている。錠本体2は、操作機構4を扉91の前面に臨ませるようにして扉91に取り付けられる。操作機構4は、図2および図3に示すように、解錠符号列を揃えたり崩したりするのに操作される複数個(図示例では4個)のダイヤル41と、後述するロックプレート21を正逆各方向へ回動させるための撮み42とを備えている。各ダイヤル41は、複数個の符号(0〜9の数字)が一周配置された円筒部41aと、円筒部41aの一側に装着された円板状の操作部41bとを備えている。操作部41bの外周面は指が懸かり易くするために凹凸が設けられている。なお、図中、43は円筒部41aの外周面の符号を表示させるダイヤル表示窓である。
図2は、ロッカー9が使用される前の未使用の状態を、図3は、ロッカー9が使用されているときの状態を、それぞれ示している。未使用の状態では、4個のダイヤル41は「0」の符号がダイヤル表示窓43に現れており、このとき、錠本体2は解錠状態にある。使用者は、複数台のロッカー9のうち、いずれかの未使用のロッカー9を選択して使用する。
施錠操作規制装置3は、第2の筐体30の前面側に、図2および図3に示すように、後述するカード保持部33に保持されたカード8の表面が視認可能な矩形状のカード表示窓34を備えている。施錠操作規制装置3は、カード表示窓34を扉91の前面に臨ませるようにして扉91に取り付けられる。
カード8は、施設の利用者に1枚ずつ交付されるもので、合成樹脂板により形成されている。ロッカー9を使用するに際し、扉91を開けてカード8を施錠操作規制装置3のカード保持部33(詳細は後述する)にセットする。これによりロッカー9の使用が可能となり、操作機構4の撮み42を回して施錠することができる。
図2に示す未使用の状態では、カード8がセットされていないので、カード表示窓34は未表示の状態である。図3に示す使用状態では、カード8がセットされているので、カード表示窓34にカード8の表面が現れている。カード8の表面には各カードに固有のカード番号81が印刷されているので、カード表示窓34を通してカード番号81を視認することができ、セットされているカード8が適正なカードかどうか、すなわち、適正にロッカー9が使用されているかどうかがわかる。
図2に示す未使用の状態のとき、図4に示すように、錠本体2が有するロックプレート21は上方へ起立した状態にあり、ロッカー本体90の側に取り付けられた受け金具95に係合しておらず、扉91を開閉することが可能である。
ロッカー9の使用者は、カード8をセットした後、各ダイヤル41を操作して好みの解錠符号列(例えば、1234)を設定し、つぎに撮み42を「開」の位置から「閉」の位置まで回す。このとき、設定された解錠符号列は記憶される。この撮み42の回動操作によって、図5に示すように、ロックプレート21が90度回転して受け金具95に係合するので、扉91の開閉ができなくなる。図3は、撮み42を回動操作した後の状態を示しており、各ダイヤル41のダイヤル表示窓43に、設定された解錠符号列(この場合、1234)を構成する符号が現れている。その後、ダイヤル操作して解錠符号列を崩すと、錠本体2は施錠状態となり、撮み42を「閉」の位置から「開」の位置に戻すことができない。
錠本体2の第1の筐体20は合成樹脂製であり、内部に、ダイヤル錠の施錠機構(図示せず)が組み込まれている。この施錠機構は、ロッカー9の使用者が設定した解錠符号列を記憶し、設定された解錠符号列が崩されたときに施錠状態を生成し、解錠符号列が揃えられたときに解錠状態を生成するものである。このような機能を有するダイヤル錠の施錠機構は公知であり、ここでは図示並びに詳細な説明を省略する。
ダイヤル錠の施錠機構は、撮み42の正逆回動操作に伴って回動する金属製のロックプレート21を備えている。ロックプレート21は、第1の筐体20の後部側に配設され、筐体20の後面より突き出た駆動軸22の先端に止着されている。施錠機構が解錠状態にあるときは、撮み42を「開」から「閉」、または「閉」から「開」へ回動することが可能であり、ロックプレート21は撮み42の回動に伴って起伏動作する。施錠機構が施錠状態にあるときは、撮み42を「閉」から「開」へ回動することができず、ロックプレート21は、倒れた状態、すなわち受け金具95に係合した状態が保持される。ロックプレート21の先端部は鉤状になっており、受け金具95は鉤状の先端部が引っ掛かる形態のものである。
施錠操作規制装置3の第2の筐体30は合成樹脂製であり、図6〜図8に示されるように、不透明のベース部30Aと透明のカバー部30Bとで構成されている。ベース部30Aは平面形状が矩形の台形状であり、カバー部30Bは内側が中空の箱状体である。カバー部30Bはベース部30A上に被せられ、複数箇所がネジ36によりベース部30Aに止め固定されている。ベース部30A上のカバー部30Bにより囲まれた空間には錠本体2の施錠操作を規制するための規制機構5が収容されている。
ベース部30Aの上面には、カード8の挿入を受け付けるカード挿入口31が開口している。ベース部30Aの内部にはカード挿入口31より挿入されたカード8を保持するカード保持部33が設けられている。ベース部30A上には、カード8をカード挿入口31へ導くためのカード挿入ガイド32と、カード8の裏面側を支持するカード支持板37とが一体に形成されている。カード支持板37上の空間がカード保持部33を構成する。カード支持板37上のカード保持部33はカード表示窓34に面しており、カード8が保持された状態のときカード8の表面をカード表示窓34より視認できる。カード8の後端部はカード挿入ガイド32より斜め上方へ突き出ている。なお、カード表示窓34の内側には透明の合成樹脂板(図示せず)が装着されている。
第2の筐体30のカバー部30Bの下部には、ロックプレート21の回動に伴ってロックプレート21の先端部が出入りするスリット35が開口している。スリット35は、起立したロックプレート21の先端部と対向する下面xに形成された第1のスリット35xと、ロックプレート21の先端部が倒れる側面yに形成された第2のスリット35yとを含んでいる。第2のスリット35yは第1のスリット35xとほぼ直角をなし、第1、第2の各スリット35x,35yは互いに連通している。第1、第2の各スリット35x,35yの溝幅は、ロックプレート21の厚みよりわずかに大きな値に設定されている。
第1、第2の各筐体20,30は扉91の裏面上に上下に並べて取り付けられる。第2の筐体30は第1の筐体20の真上位置であって第1の筐体20に隣接する位置に位置決めされる。錠本体2のロックプレート21は、撮み42が「開」の位置にあるとき、上方へ起立した姿勢であり、ロックプレート21の鉤状の先端部がスリット35の第1のスリット35xから第2の筐体30の内部に入り込んでいる。
第2の筐体30の内部には、カード8の挿脱に応動する規制機構5と、規制機構5の応動によってスリット35を開閉するシャッター50とが設けられている。シャッター50は第2のスリット35yの内側位置に傾動可能に支持されている。カード8が未挿入の図6の状態では、シャッター50は第2のスリット35yを内側より塞いでいる。これにより第2の筐体30からのロックプレート21の脱出が阻止されるので、撮み42を回すことができない。カード8が挿入されている図7および図8の状態では、シャッター50は第2のスリット35yを開放している。これにより第2の筐体30からのロックプレート21の脱出が許容されるので、撮み42を回すことが可能である。
図9および図10は、施錠操作を規制するための規制機構5の一実施形態を示す。図9は施錠操作が規制された状態であり、図10は規制が解錠された状態である。図示例の規制機構5は、カード挿入検知部材としての検知レバー54と、検知レバー54による検知動作に応動してシャッター50を開閉動作させる駆動機構58とを備えている。検知レバー54は、カード支持板37に開口した窓孔38よりカード保持部33に対して下端部が出没するもので、上端部に一体に設けられた枢軸55の両端部が軸受56により回動自由に支持されている。各軸受56はカード支持板37の裏面に取り付けられている。
検知レバー54の上端部には、検知レバー54と直角をなす作動片57が一体に形成されている。作動片57は、シャッター50の上端部に一体に設けられた突軸51の下面と交差して当接している。シャッター50の上端部には支え軸52が一体に設けられており、支え軸52の両端部を軸受53,53により支持することで、シャッター50が傾動可能となっている。なお、軸受53は第2の筐体30のカバー部30Bの裏面に取り付けられている。
シャッター50には図示しないバネが装着されている。このバネによってシャッター50は第2のスリット35yを塞ぐ方向へ付勢される。図9に示すように、シャッター50が垂直な姿勢のとき、突軸51は検知レバー54の作動片57を押下し、検知レバー54が傾動し、検知レバー54の下端部は窓孔38よりカード保持部33へ突出する。
カード保持部33にカード8が挿入されて検知レバー54が押されると、図10に示すように、作動片57が突軸51を押し上げるので、シャッター50が支え軸52を支点として傾動し、第2のスリット35yを開放する。カード保持部33よりカード8が抜かれると、バネ力によりシャッター50および検知レバー54は図9に示す状態に復帰動作する。
この実施形態では、作動片57、突軸51、およびバネにより駆動機構58が構成されるが、駆動機構58は、検知レバー54による検知動作に応動してシャッター50を開閉動作させることができるものであれば、図示例のものに限定されるものではない。また、カード挿入検知部材としての検知レバー54も上記した形態に限定されない。
さらに、この実施形態は、カード保持部33に対するカード8の挿脱を機械的に検知しているが、光電センサなどを用いて電気的に検知することも可能であり、この場合は、シャッター50を電磁ソレノイドなどを用いて電気的に開閉動作させる。
上記したロッカー用錠装置1において、施錠操作規制装置3のカード保持部33にカード8が保持されていない状態では、スリット35の第2のスリット35yはシャッター50により閉じられており、ロックプレート21は第2のスリット35yから第2の筐体30外へ脱出できない状態にある。この状態のとき、操作機構4の撮み41を回して施錠しようとしても、ロックプレート21を回動させることができず、撮み41による施錠操作が規制される。
カード挿入口31よりカード保持部33へカード8が挿入されると、検知レバー54がカード8により押され、規制機構5の駆動機構58が検知レバー54の検知動作に応動してシャッター50を開き、ロックプレート21はスリット35から第2の筐体30外へ脱出できる状態になる。この状態のとき、操作機構4の撮み41を回すと、ロックプレート21を回動させることができ、撮み41による施錠操作が可能である。
カード保持部33にカード8が保持されると、カード表示窓34からカード8の表面を視認することができるので、そのカード8から適正な施錠操作がなされたかどうかを判別し得る。
1 ロッカー用錠装置
2 錠本体
3 施錠操作規制装置
4 操作機構
5 規制機構
8 カード
9 ロッカー
20 第1の筐体
21 ロックプレート
30 第2の筐体
31 カード挿入口
33 カード保持部
34 カード表示窓
35 スリット
35x 第1のスリット
35y 第2のスリット
41 ダイヤル
42 撮み
50 シャッター
91 扉

Claims (4)

  1. ロッカーの扉上に取り付けられる第1の筐体と、第1の筐体に隣接させて前記扉上に取り付けられる第2の筐体とを備え、
    前記第1の筐体は、扉を施錠する施錠機構を内蔵し、前面側に前記施錠機構を施錠、解錠動作させるための操作機構、後部側に前記操作機構による施錠、解錠の各操作に対応して回動するロックプレートが設けられており、
    前記第2の筐体は、カード挿入口と、前記ロックプレートの回動に伴ってロックプレートの先端部が出入りするスリットとが開口し、内部には、前記カード挿入口より挿入されたカードを保持しカードの表面が視認可能なカード表示窓を有するカード保持部と、前記施錠機構の施錠操作を規制する規制機構とが設けられており、
    前記規制機構は、前記スリットの位置に配備される開閉可能なシャッターと、カードの挿脱に応動して前記シャッターを開閉動作させる駆動機構とを含んでなるロッカー用錠装置。
  2. 前記規制機構は、前記カード保持部に配置されるカード挿入検知部材を備え、前記駆動機構は、前記カード挿入検知部材による検知動作に応動して前記シャッターを開閉動作させる請求項1に記載のロッカー用錠装置。
  3. 前記スリットは、前記第2の筐体の前記ロックプレートの先端部と対向する面に形成される第1のスリットと、前記第2の筐体の前記ロックプレートの回動方向と対向する面に形成される第2のスリットとを含み、第1、第2の各スリットは互いに連通している請求項1に記載のロッカー用錠装置。
  4. 前記操作機構は、複数個の符号が表された複数個のダイヤルと、前記ロックプレートを回動させるための撮みとからなり、前記施錠機構は、各ダイヤルにより解錠符号列が揃えられたとき、前記撮みの回動を許容し、前記解錠符号列が揃えられていないとき、前記撮みの回動を規制する機構である請求項1に記載のロッカー用錠装置。
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