JP2019072223A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板内蔵スペースの縮小、コスト削減が可能となる電気掃除機を提供する。【解決手段】充電式の電池組を着脱可能な本体を有する電気掃除機で、充電台は1組の充電回路が内蔵しており、前記本体を接続するための本体用端子と、前記電池組を接続するための電池組用端子があり、前記本体か前記電池組のどちらか一方が接続されたときには、前記充電台内部の切り替え回路によって接続された方の電池組と充電回路を接続し、前記本体と前記充電池を同時に接続したときには、前記本体を優先して充電し、前記本体が満充電になった後、前記切り替え回路により、前記電池組を充電する。【選択図】図1
Description
本発明は電気掃除機に関する。
従来のスティックタイプの充電式掃除機は、1組の二次電池組を搭載していた。運転時間の長時間化、吸い込みパワーの向上を目的とした機種は、電池の大容量化が必要であり、本体の重量増加、本体サイズの大型化に繋がり、結果として、取扱性能の悪化を招く恐れがある。そのため、掃除機本体の重量を増加せず掃除時間を増やすために、本体から電池組を取り外し可能な構造とし、電池組単体を交換することで、掃除時間を延長する製品がある。
こうした製品の特長として、電池の充電は本体組に接続した時のみか、電池組単体で充電するための専用充電台があり、本体に組み込んだ状態と電池組単体の状態のどちらか、またはそれぞれに充電台があったため、充電回路をそれぞれに設ける必要があった。基板内蔵スペースの縮小、コスト削減が可能となる電気掃除機の提供を目的とする。
単一の充電台に本体充電用の端子と、電池組充電用の端子を設け、1台の充電台で両方を充電可能とすることに加え、充電台を単一とすることで、充電回路を単一に設け、本体と電池組をそれぞれ接続切り替え用の回路を設ける。
基板内蔵スペースの縮小、コスト削減が可能となる電気掃除機を提供することができる。
以下、本発明を下記の実施例にもとづいて説明する。
図1〜4は本発明の掃除機の全体構成を示す図である。
図1は二次電池を電力源とする充電式スティックタイプの掃除機の斜視図である。本体1と、吸口2とで構成されており、本体1の操作スイッチ3を押下することで、スイッチに対応した運転モードで本体1内の電動送風機6を駆動させ、運転する。図3は本体1の内部概略図である。本体1の内部にはモータ組6(電動送風機6)と、電動送風機6の回転数を制御するためのメイン基板4(制御基板)、スイッチ基板5と、メイン基板4及びモータ組6の電源となる電池組7がある。
図2は掃除機の充電台である。充電台には本体1内部の電池組7を充電するための本体用端子8と、電池組7単体を充電するための電池組単体用端子9とを設ける。
本体1と電池組7がそれぞれ消費された状態で、充電台に双方が接続された時の動作を説明する。図5は充電動作を説明するブロック図である。本体1に組み込んだ状態の電池組7と電池組7単体は、同一の充放電仕様であり、充電電圧/充電電流の定格値は同一のものである。充電台内部には充電回路が1個内蔵されている。この充電回路は前述のとおり、本体1に組み込まれた電池組7、電池組7単体をそれぞれ充電するのに支障のない仕様である。充電台の内部には、本体1が接続されていることを検知する回路と、電池組7単体が接続されたことを検知する回路を設け、双方が同時に接続されているか、一方であれば、どちらかが接続されているかを判別できる回路構成とする。本体用端子8と電池組単体用端子9は共通GNDで接続され、それぞれのプラス側端子と、充電回路のプラス側ラインとを接続/切断するためのスイッチ回路を設けている。たとえば本体1のみが接続された場合、本体1と充電台の接続を検知し、電池組単体側は接続していないことを判断するため、切り替えスイッチは充電回路と本体1を接続するよう動作し、本体1内部の電池組を充電する。ここで本体1と電池組単体とが接続された場合、双方の接続を検知し、各電池組の優先して本体1側の電池組を充電する。本体1側の電池組が充電完了したことを検知すると、切り替えスイッチを動作させ、電池組単体を充電する。上記のように、充電式の電池組を着脱可能な本体を有する電気掃除機で、充電台は1組の充電回路が内蔵しており、前記本体を接続するための本体用端子と、前記電池組を接続するための電池組用端子があり、前記本体か前記電池組のどちらか一方が接続されたときには、前記充電台内部の切り替え回路によって接続された方の電池組と充電回路を接続し、前記本体と前記充電池を同時に接続したときには、前記本体を優先して充電し、前記本体が満充電になった後、前記切り替え回路により、前記電池組を充電することにより、基板内蔵スペースの縮小、コスト削減が可能となる電気掃除機を提供することができる。
なお、この動作においては、双方の電圧を検知し、電池電圧が低い方、もしくは高い方を優先して充電し、一方が充電完了した時、もう一方の充電に切り替える仕様とすることも可能である。上記のような回路構成とすることで、内蔵する充電回路を1個で2種類の形態の電池組7を充電することが可能なため、生産コストの低減、充電台の小型化を実現した上で、使用者にとっては本体1と電池組7をそれぞれ充電台に接続するだけで自動的に両方の充電が完了する快適性を提供することができる。
1 本体
2 吸口
3 操作スイッチ
4 メイン基板
5 スイッチ基板
6 モータ組(電動送風機)
7 電池組
8 本体用端子
9 電池組用端子
2 吸口
3 操作スイッチ
4 メイン基板
5 スイッチ基板
6 モータ組(電動送風機)
7 電池組
8 本体用端子
9 電池組用端子
Claims (2)
- 充電式の電池組を着脱可能な本体を有する電気掃除機で、充電台は1組の充電回路が内蔵しており、前記本体を接続するための本体用端子と、前記電池組を接続するための電池組用端子があり、前記本体か前記電池組のどちらか一方が接続されたときには、前記充電台内部の切り替え回路によって接続された方の電池組と充電回路を接続し、前記本体と前記充電池を同時に接続したときには、前記本体を優先して充電し、前記本体が満充電になった後、前記切り替え回路により、前記電池組を充電する電気掃除機。
- 前記本体と前記電池組が同時に接続されたとき、それぞれの電池電圧を検知し、電圧の高い方から優先して充電する請求項1に記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017200746A JP2019072223A (ja) | 2017-10-17 | 2017-10-17 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017200746A JP2019072223A (ja) | 2017-10-17 | 2017-10-17 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019072223A true JP2019072223A (ja) | 2019-05-16 |
Family
ID=66543478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017200746A Pending JP2019072223A (ja) | 2017-10-17 | 2017-10-17 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019072223A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021019408A (ja) * | 2019-07-18 | 2021-02-15 | 三菱電機株式会社 | 充電器および電気掃除機システム |
-
2017
- 2017-10-17 JP JP2017200746A patent/JP2019072223A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021019408A (ja) * | 2019-07-18 | 2021-02-15 | 三菱電機株式会社 | 充電器および電気掃除機システム |
JP7247800B2 (ja) | 2019-07-18 | 2023-03-29 | 三菱電機株式会社 | 充電器および電気掃除機システム |
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Date | Code | Title | Description |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171018 |