JP2019068338A - 通信装置、画像形成装置、通信方法およびプログラム - Google Patents

通信装置、画像形成装置、通信方法およびプログラム Download PDF

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智行 ▲高▼田
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Abstract

【課題】適切な送信電力で携帯端末に対するアドバタイジングパケットを送信することができる通信装置を提供する。【解決手段】通信装置は、Bluetooth(登録商標)Low Energy(BLE)規格のアドバタイジングパケットのうち、当該通信装置への接続要求を許容しない第1のパケットと、当該通信装置への接続要求を許容する第2のパケットとを送信する送信手段と、前記第1のパケットを第1の送信電力で送信し、前記第2のパケットを前記第1の送信電力より小さい第2の送信電力で送信するよう、前記送信手段を制御する制御手段と、を備える。【選択図】 図5

Description

本発明は、通信装置、通信方法、画像形成装置およびプログラムに関する。
使用者の携帯端末から無線通信を介してログインすることが可能な多機能プリンタ(MFP:Multi−Function Printer)等のデバイスが知られている。
例えば、特許文献1は、Bluetooth(登録商標)規格に対応する携帯端末からMFPへ自動ログインする技術を開示する。このBluetooth規格の下、MFPはアドバタイザおよびペリフェラルとして動作し、携帯端末はスキャナおよびセントラルとして動作する。
具体的には、特許文献1の技術によれば、MFPは、Bluetoothを起動し、予め設定された間隔でアドバタイジングパケットを送信する。
携帯端末は、アドバタイザを探索する処理であるスキャン処理を実行する。そして、MFPから送信されるアドバタイジングパケットを受信すると、当該アドバタイジングパケットを送信したMFPの識別子を画面に表示する。表示されたMFPの識別子を見た使用者が携帯端末を操作することで当該MFPを自動ログインすべきMFPとして登録すると、携帯端末は当該MFPを自動ログインすべきMFPとして記憶する。
同時に、携帯端末は、MFPから送信されるアドバタイジングパケットを受信すると、その受信信号強度に基づいて受信されたアドバタイジングパケットを送信したMFPとの間の距離を推定する。そして、推定された距離が所定の条件を満足しており、そのMFPを自動ログインすべきMFPとして記憶している場合、携帯端末は、送信元MFPに接続要求パケットを送信する。Bluetooth規格において、接続要求パケットとは、PDU(Protocol Data Unit)タイプがCONNECT_REQであるパケットである。接続要求に続いて、携帯端末は、接続要求したMFPにログインすることを要求するログイン要求を含むデータパケットであるログイン要求パケットをそのMFPに送信する。
MFPは、携帯端末からログイン要求パケットを受信すると、ログイン要求パケットの送信元携帯端末をMFPにログインさせるための処理を実行する。
特開2016−170702号公報
ところで、上記のようなアドバタイザとして動作するMFPへのログインに対しては以下の要求がある。
すなわち、使用者は、Bluetooth規格対応の携帯端末を使用して遠隔からMFPを探索し、探索されたMFPを自動ログインすべきMFPとして携帯端末に記憶させる。その後、使用者が、そのように携帯端末に記憶させたMFPに接近し、携帯端末をMFPのタッチパッドに接触させることで、そのMFPに自動ログイン(以下、「タッチログイン」という。)することができれば便宜である。
しかしながら、上記技術によれば、携帯端末はタッチパッドに接触しているか否かを判別するために、別途複雑な処理を実行しなければならない場合があった。また、携帯端末は、自動ログインすべきMFPを記憶した後、ログインできる距離にないにもかかわらず、アドバタイジングパケットを受信するとMFPとの間の距離を推定する処理を実行してしまう場合があった。自動ログインに関連するこれらの処理により、携帯端末の電力が消費されていた。
一方、MFPも、遠隔の携帯端末にも自装置の存在を報知するため、アドバタイジングパケットを常に大きな電力で送信しなければならず、MFPの電力が消費されていた。
本発明は、上述の課題に鑑みて成されたものであり、適切な送信電力で携帯端末に対するアドバタイジングパケットを送信することが可能な通信装置、画像形成装置、通信方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る通信装置のある態様によれば、Bluetooth(登録商標)LowEnergy(BLE)規格のアドバタイジングパケットのうち、当該通信装置への接続要求を許容しない第1のパケットと、当該通信装置への接続要求を許容する第2のパケットとを送信する送信手段と、前記第1のパケットを第1の送信電力で送信し、前記第2のパケットを前記第1の送信電力より小さい第2の送信電力で送信するよう、前記送信手段を制御する制御手段と、を備える通信装置が提供される。
本発明によれば、適切な送信電力で携帯端末に対するアドバタイジングパケットを送信することができる。
本実施形態に係るMFPを含むシステムの構成例を示すブロック図 図1のMFP1の構成例を示すブロック図 図1の携帯端末2の構成例を示すブロック図 MFP1において実行される処理の一例を示すフローチャート MFP1において実行される処理の一例を示すフローチャート MFP1において実行される処理の一例を示すフローチャート 図5のS17における処理の詳細を示すサブフローチャート 図5のS19およびS29における処理の詳細を示すサブフローチャート 図6のS22における処理の詳細を示すサブフローチャート 図6のS26における処理の詳細を示すサブフローチャート 図5のS31における処理の詳細を示すサブフローチャート 携帯端末2において実行される処理の一例を示すフローチャート
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施形態に必ずしも限定されるものではない。また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。
(システム構成)
図1は、本実施形態に係るMFPを含むシステムの構成例を示すブロック図である。
図1のシステムは、画像形成装置であるMFP(Multi−Function Printer)1と、携帯端末2と、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)4とを備えている。なお、以下では、携帯端末2からログインして所望の機能を実行するデバイスとして、MFP1を例として説明するが、本実施形態を適用可能なデバイスはMFPに限定されない。
図1において、MFP1と携帯端末2との間では、Bluetooth(登録商標)規格の1つであるBluetooth Low Energy(BLE)で無線通信が実行される。また、MFP1とPC4とは、ローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)3で接続されている。
MFP1は、携帯端末2を使用してログインしている使用者に、MFP1の備える機能を使用することを許容する。これにより、使用者は、例えば、原稿を複写(コピー)したり、原稿をスキャンして電子データ化し、携帯端末2またはPC4に送信したり、携帯端末2またはPC4から送信した電子データをMFP1で印刷したりすることができる。
(MFPの構成)
図2は、MFP1の構成例を示すブロック図である。
図2のMFP1は、MPU(Micro Processing Unit)10、RAM(Randum Access Memory)11、フラッシュメモリ12、HDD(Hard Disk Drive)13、操作部14を備えている。また、MFP1は、スキャナ15、プリンタ16、BLE I/F(Interface)17、LAN I/F18を備えている。MPU10からLAN I/F18の各部は互いにバス19で接続されている。
MPU10は、1または複数のプロセッサから構成され、フラッシュメモリ12またはHDD13からプログラムを読み出してRAM11に展開し、RAM11を作業領域として使用して、展開されたプログラムを実行する。これにより、MPU10は、演算、MFP1の各部の状態の把握と制御、各部との間でのデータの読み出しと書き込み、各部間でのデータの転送等の処理を実行する。また、MPU10はタイマを備えている。このタイマにより、MPU10は、設定された時刻または周期で上述の各処理を実行できる。
RAM11は、揮発性のランダムアクセスメモリである。
フラッシュメモリ12およびHDD13は、MFP1の各種設定情報、MPU10が実行するプログラム等をそれぞれ記憶することができる。
RAM11およびHDD13は、スキャナ15が読み取った原稿、BLE I/F17またはLAN I/F18が携帯端末2またはPC4から受信した電子データ等を記憶することができる。
操作部14は、タッチパネル、ボタン、画面等で構成される、使用者に対する入出力を行うI/Fである。
スキャナ15は、原稿台に載置された原稿を画像センサで読み取り、電子データ化する。プリンタ16は、RAM11またはHDD13に記憶された電子データを印刷する。MFP1は原稿台に載置された原稿をスキャナ15で読み取って電子データ化し、RAM11またはHDD13を介してプリンタ16に送信し、プリンタ16で印刷することにより、原稿を複写することができる。
BLE I/F17は、BLE規格に従って携帯端末2と無線で通信する。LAN I/F18はEthernet(登録商標)等のLAN規格に従ってPC4と通信する。
本実施形態において、BLE I/F17は、所定の間隔でBluetoothのアドバタイジングパケットを送信するが、MPU10は、その種類と動作モードに応じた送信電力および送信間隔等の制御を行う。
(携帯端末の構成)
図3は、携帯端末2の構成例を示すブロック図である。
図3の携帯端末2は、MPU20、RAM21、フラッシュメモリ22、操作部23、BLE I/F25を備えている。携帯端末2はさらに、カメラ24を備えてよい。MPU20からBLE I/F25の各部は互いにバス26で接続されている。
MPU20は、1または複数のプロセッサから構成され、フラッシュメモリ22からプログラムを読み出してRAM21に展開し、RAM21を作業領域として使用して、展開されたプログラムを実行する。これにより、MPU20は、演算、携帯端末2の各部の状態の把握と制御、各部との間でのデータの読み出しと書き込み、各部間でのデータの転送等の処理を実行する。また、MPU20は、タイマを備えている。このタイマにより、MPU20は、設定された時刻または周期で上述の各処理を実行できる。
フラッシュメモリ22は、携帯端末2の各種設定情報、MPU20が実行するプログラム、カメラ24が撮影した画像を電子化した電子データ、BLE I/F25がMFP1から受信した電子データ等を記憶する。
操作部23は、タッチパネル、ボタン、画面等から構成される使用者に対する入出力を行うI/Fである。
カメラ24は、画像を撮像し、それを電子化して電子データを生成する。
BLE I/F25は、BLE規格に従ってMFP1と無線で通信する。
(MFP1の処理フローチャート)
図4から図6は、MFP1において実行される一連の処理を示すフロー図である。
MPU10は、MFP1に電源が投入され、その初期設定処理を完了すると、図4から図6に示す一連の処理を開始する。そして、MPU10は、MFP1の電源が切断されるまで、この一連の処理を繰り返し実行する。ただし、図4から図6に示す処理の開始タイミングは上記に限定されない。MFP1は、MPU10を構成するプロセッサが必要なプログラムをフラッシュメモリ12またはHDD13から読み出して実行することにより、図4から図6に示す処理を実行することができる。ただし、図4から図6に示す各要素のうち少なくとも一部が専用のハードウエアとして動作することで図4から図6の処理が実現されるようにしてもよい。この場合、専用のハードウエアは、MPU10の制御に基づいて動作する。
本実施形態において、MPU10は、MFP1の初期設定処理の1つとしてフラッシュメモリ12またはHDD13から管理者により入力された動作モード、タイマの設定等の情報を読み出し、RAM11に展開する処理を実行する。
ここで、動作モードは、モードA、モードB、とモードCの3つのモードを含む。モードAは、特定の使用者を除く一般の使用者には遠方からのMFPの探索とタッチログインのみを許容し、特定の使用者にはそれらに加えて遠方からのログインも許容するモードである。モードBは、どの使用者にもタッチログインしか許容しないモードである。モードCは、どの使用者にも遠方からのMFPの探索とログインを許容するモードである。
まず、図4のS0で、MPU10は、MFP1の管理者により操作部14に動作モードが入力されたか否かを判別する。MPU10は、動作モードが入力されたと判別した場合(Y)、S1に進み、入力されないと判別した場合(N)、図5のS13へ進む。
S1で、MPU10は、操作部14に入力された動作モードを、RAM11に記憶させるとともにフラッシュメモリ12またはHDD13にも記憶させ、S2に進む。
S2で、MPU10は、RAM11から動作モードを読み出し、それがモードAであるか否かを判別する。モードAと判別した場合(Y)、MPU10は、S3に進む。モードAの場合には、モードBおよびモードCと異なり、後述するS3からS9、S16からS26の処理が実行される。
モードAにおいて、S3で、MPU10は、管理者により操作部14から遠方からのログインを許容する携帯端末(以下、「遠方ログイン許容携帯端末」という。)が入力されたか否かを判別する。MPU10は、遠方ログイン許容携帯端末が入力されたと判別した場合(Y)、S4に進み、否と判別した場合(N)、S5に進む。
S4で、MPU10は、操作部14から入力された遠方ログイン許容携帯端末をRAM11に記憶させる。また、MPU10は、遠方ログイン許容携帯端末をフラッシュメモリ12またはHDD13にも記憶させ、S5に進む。
S5で、MPU10は、管理者により操作部14からログイン中の携帯端末に近距離でのデータ通信(近距離通信)を許容するか否かの設定(以下、「近距離データ通信許容設定」という。)が入力されたか否かを判別する。MPU10は、ログイン中の携帯端末への近距離データ通信許容設定が入力されたと判別した場合(Y)、S6に進み、否と判別した場合(N)、S7に進む。
S6で、MPU10は、S5で操作部14から入力されたログイン中携帯端末の近距離データ通信許容設定をRAM11に記憶させる。また、MPU10は、ログイン中携帯端末の近距離データ通信許容設定をフラッシュメモリ12またはHDD13にも記憶させる。そして、MPU10は、S7に進む。
S7、S8、S9では、MPU10は、タイマに、PDUタイプが各々、AVD_NONCONN_IND、ADV_IND、ADV_DIRECT_INDであるアドバタイジングパケットの送信周期をそれぞれ設定する。ここでいう送信周期とは、BLE I/F17の制御で用いられる変数(advInterval)の値である。この値を適宜設定することにより、アドバタイジングパケットの送信周期を設定することができるようになっている。
以下、これらのパケットを各々、AVD_NONCONN_INDパケット、ADV_INDパケット、ADV_DIRECT_INDパケットという。Bluetooth規格において、アドバタイジングパケットは、接続要求を許容するか(接続性)、特定のセントラル(携帯端末)を指向するか(指向性)、スキャナ(携帯端末)からのスキャン要求を許容するか(スキャン性)を属性としてタイプが定まる。AVD_NONCONN_INDパケットは、アドバタイザであるMFP1に対する接続要求を許容せず、特定の携帯端末を指向せず、携帯端末からのスキャン要求を許容しない。ADV_INDパケットは、接続要求を許容し、特定の携帯端末を指向せず、スキャン要求を許容する。ADV_DIRECT_INDパケットは、接続要求を許容し、特定の携帯端末を指向し、スキャン要求を許容しない。また、後述するADV_SCAN_INDパケットは、接続要求を許容せず、特定の携帯端末を指向せず、スキャン要求を許容する。
S8において、MPU10は、ADV_INDパケットの送信周期を他のアドバタイジングパケット(AVD_NONCONN_INDパケットおよびADV_DIRECT_INDパケット)より短い値に設定する。具体的には、例えば、MPU10は、ADV_INDパケットの送信周期を100msに設定し(S8)、他のPDUタイプのアドバタイジングパケットの送信周期を所定値より長い1sに設定する(S7、S9)。MPU10は、これらの送信周期の値をフラッシュメモリ12またはHDD13にも記憶させ、図5のS13に進む。
S2に戻り、MPU10は、モードAでない(N)と判別した場合、S10に進む。
S10で、MPU10は、動作モードがモードBであるか否かを判別する。そして、モードBである(Y)であると判別した場合、MPU10は、S11に進む。
モードBにおいて、S11で、MPU10は、タイマにADV_INDパケットの送信周期を設定する。具体的には、MPU10は、ADV_INDパケットの送信周期を他のアドバタイジングパケットより短い値、例えば、100msに設定する。また、MPU10は、送信周期の値をフラッシュメモリ12またはHDD13にも記憶させ、図5のS13に進む。
一方、S10で、MPU10が否(N)と判別した場合、すなわち、モードCであると判別した場合には、MPU10は、S12に進む。
モードCにおいて、S12で、MPU10は、タイマにADV_INDパケットの送信周期を設定する。具体的には、MPU10は、ADV_INDパケットの送信周期を所定値より長い値、例えば、1sに設定する。また、MPU10は、送信周期の値をフラッシュメモリ12またはHDD13にも記憶させ、図5のS13に進む。
図5のS13で、MPU10は、RAM11に記憶されたログイン中の携帯端末の各々について、それをログアウトさせる条件(以下、「ログアウト条件」という。)に合致したか否かを判別する。ここで、このログアウト条件は、例えば、使用者が操作部14にログアウトする要求を入力したこと、ログインしてからMFP1を使用せずに所定の時間が経過したこと等である。S13で、ログアウト条件に合致したと判別した場合(Y)、MPU10は、S14に進み、否と判別した場合(N)、S15に進む。 S14で、MPU10は、RAM11に記憶されたログイン中の携帯端末を示す情報からログアウト条件に合致した携帯端末の情報を削除し、S15に進む。
S15で、MPU10は、RAM11から動作モードを読み出し、それがモードAであるか否かを判別する。そして、モードAであると判別した場合(Y)、MPU10は、S16に進む。モードAの場合には、モードBおよびモードCと異なり、後述するS16からS26の処理が実行される。
モードAにおいて、S16で、MPU10は、ADV_NONCONN_INDパケットの送信時間であるか否かを判別する。そして、送信時間であると判別した場合(Y)、MPU10は、S17に進み、否と判別した場合(N)、S18に進む。
S17で、MPU10は、BLE I/F17に所定値より大きな送信電力(第1の送信電力)でADV_NONCONN_INDパケットを送信させ、S18に進む。なお、S17の処理の詳細は、図7を参照して後述する。
S18で、MPU10は、ADV_INDパケットの送信時間であるか否かを判別する。そして、送信時間であると判別した場合(Y)、MPU10は、S19に進み、否と判別した場合、図6のS20に進む。
S19で、MPU10は、BLE I/F17に所定値より小さな送信電力(第2の送信電力)でADV_INDパケットを送信させ、図6のS20に進む。なお、S19の処理の詳細は、図8を参照して後述する。
引き続きモードAにおいて、図6のS20で、MPU10は、RAM11から遠方ログイン許容携帯端末を示す情報を読み出し、遠方ログイン許容携帯端末が存在するか否かを判別する。そして、存在すると判別した場合(Y)、MPU10は、S21に進み、否と判別した場合(N)、S23に進む。
S21で、MPU10は遠方ログイン許容携帯端末へのADV_DIRECT_INDパケットの送信時間であるか否かを判別する。そして、遠方ログイン許容携帯端末へのADV_DIRECT_INDパケットの送信時間であると判別した場合(Y)、MPU10は、S22に進み、否と判別した場合(N)、S23に進む。
S22で、MPU10は、BLE I/F17に所定値より大きな送信電力で遠方ログイン許容携帯端末へADV_DIRECT_INDパケットを送信させ、S23に進む。なお、S22の処理の詳細は、図9を参照して後述する。
S23で、MPU10は、RAM11からログイン中携帯端末の近距離データ通信許容設定を読み出し、近距離データ通信許容設定が許容を示しているか否かを判別する。そして、近距離データ通信許容設定が許容を示していると判別した場合(Y)、MPU10は、S24に進み、否と判別した場合(Y)、一連の処理を終了する。
S24で、MPU10は、RAM11からログイン中の携帯端末を示す情報を読み出し、ログイン中の携帯端末が存在するか否かを判別する。そして、ログイン中の携帯端末が存在すると判別した場合(Y)、MPU10は、S25に進み、否と判別した場合(Y)、一連の処理を終了する。
S25で、MPU10は、ログイン中の携帯端末へのADV_DIRECT_INDパケットの送信時間であるか否かを判別する。そして、ログイン中の携帯端末へのADV_DIRECT_INDパケットの送信時間であると判別した場合(Y)、MPU10は、S26に進み、否と判別した場合(N)、一連の処理を終了する。
S26で、MPU10は、BLE I/F17に中程度の送信電力(第1の送信電力より小さく第2の送信電力より大きい第3の送信電力)でログイン中の携帯端末へADV_DIRECT_INDパケットを送信させ、一連の処理を終了する。なお、S26の処理の詳細は、図10を参照して後述する。
一方、図5のS15において、モードAではないと判別した場合(N)、MPU10は、S27に進む。
S27で、MPU10は、動作モードがモードBであるか否かを判別する。そして、モードBであると判別した場合(Y)、MPU10は、S28に進む。
モードBにおいて、S28で、MPU10は、ADV_INDパケットの送信時間であるか否かを判別する。そして、ADV_INDパケットの送信時間であると判別した場合(Y)、MPU10は、S29に進み、否と判別した場合(N)、一連の処理を終了する。
S29で、MPU10は、BLE I/F17に所定値より小さな送信電力(第2の送信電力)でADV_INDパケットを送信させ、一連の処理を終了する。なお、S29の処理の詳細は、図8を参照して後述する。
一方、S27で、否と判別した場合(N)、すなわち、モードCであると判別した場合、MPU10は、S30に進む。
S30で、MPU10は、ADV_INDパケットの送信時間であるか否かを判別する。そして、ADV_INDパケットの送信時間であると判別した場合(Y)、MPU10は、S31に進み、否と判別した場合、一連の処理を終了する。
S31で、MPU10は、BLE I/F17に、所定値より大きな送信電力(第1の送信電力)でADV_INDパケットを送信させ、MPU10は、一連の処理を終了する。なお、S31の処理の詳細は、図11を参照して後述する。
本実施形態では、上述のような制御を行うことにより、適切な送信電力で携帯端末に対するアドバタイジングパケットを送信することができる。
(送信電力制御詳細)
図7は、図5のS17における、モードAでのADV_NONCONN_INDパケット送信処理の詳細を示すサブフローチャートである。
S40で、MPU10は、BLE I/F17の送信電力増幅器の送信電力を所定値より大きな値に設定する。なお、この値は、例えばMFP1との通信可能領域がオフィスの1フロア、または1フロア内の1区画となる値であり、例えば4dBmである。
なお、MFP1またはそのタッチパッドから放出されるアドバタイジングパケットの電波強度は、送信電力増幅器に設定される値より小さくなる。これは、タッチパッドを含むMFP1の構造部材により電波が減衰するからである。
続くS41で、MPU10は、BLE I/F17に、S40で設定された大きな送信電力で、ADV_NONCONN_INDパケットを送信させ、図7のサブフローの処理を終了する。
図8は、図5のS19およびS29における、モードAおよびモードBでのADV_INDパケット送信処理の詳細を示すサブフローチャートである。
S50で、MPU10は、BLE I/F17の送信電力増幅器の送信電力を所定値より小さな値(第2の送信電力)に設定する。この値は、携帯端末2が接触可能な、MFP1のタッチパッドに接触または近接している間にのみ、ADV_INDパケットを受信可能である程度の値である。ここで、近接とは、例えば、タッチパッドとの距離が2cm以内である状態を言う。また、その値は例えば−20dBmである。
続くS51で、MPU10は、BLE I/F17に、S50で設定された小さな送信電力で、ADV_INDパケットを送信させる。
さらに、S52で、MPU10は、BLE I/F17が携帯端末2からの接続要求パケットを受信したか否かを判別する。そして、携帯端末2から接続要求パケットを受信したと判別した場合(Y)、MPU10は、S53に進み、否と判別した場合(N)、図8のサブフローの処理を終了する。
S53で、MPU10は、BLE I/F17が携帯端末2からのログイン要求パケットを受信すると、携帯端末2をログインさせるための認証等の処理を実行する。そして、その結果、携帯端末2をMFP1へログインさせることを決定した場合、MPU10は、決定した携帯端末2をログイン中の携帯端末としてRAM11に記憶させる。また、MPU10は、ログインさせたことを通知するログイン通知を含むデータパケット(以下、「ログイン通知パケット」という。)を携帯端末2に送信させ、図8のサブフローの処理を終了する。
図9は、図6のS22における、モードAでの遠方ログイン許容携帯端末へのADV_DIRECT_INDパケット送信処理の詳細を示すサブフローチャートである。
S60で、MPU10は、BLE I/F17の送信電力増幅器の送信電力を所定値より大きな値に設定する。この値は、例えばMFP1との通信可能領域がオフィスの1フロア、または1フロア内の1区画となる値であり、例えば4dBmである。
続くS61で、MPU10は、BLE I/F17にInitAフィールドの値が遠方ログイン許容携帯端末のアドレスであるADV_DIRECT_INDパケットを送信させる。
さらに、S62で、MPU10は、BLE I/F17が携帯端末2からの接続要求パケットを受信したか否かを判別する。そして、携帯端末2から接続要求パケットを受信したと判別した場合(Y)、MPU10は、S63に進み、否と判別した場合(N)、図9のサブフローの処理を終了する。
S63で、MPU10は、BLE I/F17が携帯端末2からのログイン要求パケットを受信すると、認証等の携帯端末2をログインさせるための処理を実行する。そして、その結果、携帯端末2をMFP1へログインさせることを決定した場合、MPU10は、決定した携帯端末2をログイン中の携帯端末としてRAM11に記憶させる。また、MPU10は、BLE I/F17に、携帯端末2宛てのログイン通知パケットを送信させる。
S63において、さらに、MPU10が、BLE I/F17に、携帯端末2との間で、使用者がMFP1の機能を使用するためのデータパケット(以下、「アプリケーションデータパケット」という。)を送信または受信させてもよい。ここで、アプリケーションデータパケットの内容は、プリンタ16に印刷させる電子データ、スキャナ15に原稿を読み取らせる等の処理で生成され、HDD13に記憶された電子データ等であってよい。続いて、MPU10は、図9のサブフローの処理を終了する。
図10は、図6のS26における、モードAでの近距離データ通信が許容されたログイン中携帯端末へのADV_DIRECT_INDパケット送信処理の詳細を示すサブフローチャートである。
S70で、MPU10は、BLE I/F17の送信電力増幅器の送信電力を所定の値(中程度の値)に設定する。この中程度(第3の送信電力)の値は、携帯端末2のMFP1との通信可能領域がMFP1の近傍となる値である。近傍とは、例えば、MFP1との距離が1m以内の範囲をいう。また、その値は、例えば−10dBmである。
続くS71で、MPU10は、S70で設定された中程度の送信電力で、BLE I/F17にInitAフィールドの値がログイン中の携帯端末のアドレスであるADV_DIRECT_INDパケットを送信させる。
さらに、S72で、MPU10は、BLE I/F17が携帯端末2からの接続要求パケットを受信したか否かを判別する。そして、携帯端末2から接続要求パケットを受信した場合、MPU10は、S73に進み、否と判別した場合、図10のサブフローの処理を終了する。
S73で、MPU10は、BLE I/F17に携帯端末2との間でアプリケーションデータパケットを送信または受信させ、図10のサブフローの処理を終了する。
図11は、図5のS31における、モードCでのADV_INDパケット送信処理の詳細を示すサブフロー図である。
S80で、MPU10は、BLE I/F17の送信電力増幅器の送信電力を所定値より大きな値(第1の送信電力)に設定する。この大きな値は、例えばMFP1との通信可能領域がオフィスの1フロア、または1フロア内の1区画となる値であり、例えば4dBmである。
続くS81で、MPU10は、S80で設定された大きな送信電力で、BLE I/F17にADV_INDパケットを送信させる。
さらに、S82で、MPU10は、BLE I/F17が携帯端末2からの接続要求パケットを受信したか否かを判別する。そして、携帯端末2から接続要求パケットを受信したと判別した場合、MPU10は、S83に進み、否と判別した場合、図11のサブフローの処理を終了する。
S83で、MPU10は、BLE I/F17が携帯端末2からのログイン要求パケットを受信すると、認証等の携帯端末2をログインさせるための処理を実行する。そして、その結果、携帯端末2をMFP1へログインさせることを決定した場合、MPU10は、決定した携帯端末2をログイン中の携帯端末としてRAM11に記憶させる。また、MPU10は、BLE I/F17に携帯端末2宛てのログイン通知パケットを送信させる。
S83において、さらに、MPU10は、BLE I/F17に携帯端末2との間でアプリケーションデータパケットを送信または受信させてもよい。続いて、MPU10は、図11のサブフローの処理を終了する。
(変形例)
なお、上述のS40、S50、S60、S70、S80において、MPU10が、送信電力増幅器に設定する送信電力の値は、フラッシュメモリ12またはHDD13に記憶されている。そして、MPU10により初期設定処理時にRAM11に読み出される。これらの値は、MFP1の生産時にフラッシュメモリ12またはHDD13の記憶領域に書き込まれるようにしてもよい。
また、これらの値は、MFP1の設置場所でサービスマンまたは管理者による操作部14の操作に基づいて、フラッシュメモリ12またはHDD13の記憶領域に書き込まれるようにしてもよい。その際、BLE I/F17にアドバタイジングパケットを送信させながら、これらの値と通信可能領域の関係を実測するようにしてもよい。
また、複数の遠方ログイン携帯端末またはログイン中携帯端末が存在してもよい。この場合、MPU10は、各携帯端末について、各々、S20からS22、S23からS26の処理を実行すればよい。
また、AVD_INDパケットに代えてADV_DIRECT_INDパケットを送信するようにしてもよい。この場合、ADV_DIRECT_INDパケットを送信する相手である携帯端末を示す情報はフラッシュメモリ12またはHDD13に記憶しておく。この相手先である携帯端末を示す情報は、MPU10による初期設定処理時にRAM11に読み出される。ここで、その携帯端末は管理者による操作部14の操作に基づいて上述のフラッシュメモリ12またはHDD13の記憶領域に書き込まれる。なお、この変形例では、これまで説明してきたシステムの動作の説明において、AVD_INDパケットをADV_DIRECT_INDパケットに置き換えることにより、容易に実現することができる。
また、ADV_NONCONN_INDパケットに代えて、PDUタイプがADV_SCAN_INDであるパケット(ADV_SCAN_INDパケット)を送信するようにしてもよい。なお、変形例では、これまで説明してきたシステムの動作において、ADV_NONCONN_INDパケットをADV_SCAN_INDパケットに置き換えることにより、容易に実現することができる。
また、モードBまたはCでは、ADV_INDパケットに代えて、ADV_INDパケットとADV_NONCONN_INDパケットまたはADV_SCAN_INDパケットを送信するようにしてもよい。なお、この場合はこれまで説明してきたシステムの動作において、AVD_INDパケットをADV_INDパケットとADV_NONCONN_INDパケットまたはADV_SCAN_INDパケットに置き換えることにより、容易に実現することができる。
(携帯端末2の処理フローチャート)
図12は、携帯端末2において実行される処理の例を示すフローチャートである。
携帯端末2のMPU20は、携帯端末2に電源が投入され、その初期設定処理を完了すると、図12に示す処理を開始する。そして、MPU20は、携帯端末2の電源が切断されるまで、この処理を繰り返し実行する。ただし、図12に示す処理の開始タイミングは上記に限定されない。携帯端末2は、MPU20を構成するプロセッサが必要なプログラムをフラッシュメモリ22から読み出して実行することにより、図12に示す処理を実行することができる。ただし、図12に示す各要素のうち少なくとも一部が専用のハードウエアとして動作することで図12の処理が実現されるようにしてもよい。この場合、専用のハードウエアは、MPU20の制御に基づいて動作する。
本実施形態において、MPU20は、携帯端末2の初期設定処理の1つとしてフラッシュメモリ22から自動ログインすべきMFPの識別子等の情報を読み出し、RAM21に展開する処理を実行する。
S90で、MPU20は、使用者により操作部23にMFPを探索する指示が入力されたか否かを判別する。そして、MFPを探索する指示が入力されたと判別した場合(Y)、S91に進み、否と判別した場合(N)、S92に進む。
S91で、MPU20は、BLE I/F25がMFP1からいずれかのPDUタイプのアドバタイジングパケットを受信すると、アドバタイジングパケット中のMFP1の識別子を取得し、取得されたMFP1の識別子を操作部23に表示する。その後、表示されたMFP1の識別子を見た使用者は、操作部23を操作して自動ログインすべきMFP1に設定する指示を入力する。MPU20は、設定されたMFP1を自動ログインすべきMFP1としてRAM21とフラッシュメモリ22に記憶させる。
続くS92で、MPU20は、RAM21から自携帯端末2がMFP1にログイン中であるか否かを示す情報を読み出し、自携帯端末2がMFP1にログイン中であるか否かを判別する。そして、自携帯端末2がMFP1にログイン中であると判別した場合(Y)、MPU20は、S93に進む。
S93で、MPU20は、BLE I/F25にMFP1との間で送信または受信すべきアプリケーションデータパケットが存在するか否かを判別する。そして、送受信すべきアプリケーションデータパケットが存在すると判別した場合(Y)、MPU20は、S94に進み、否と判別した場合(N)、図12のフローに示す処理を終了する。
S94で、MPU20は、MFP1からADV_INDパケットまたはInitAフィールドの値が自携帯端末2のアドレスであるADV_DIRECT_INDパケットを受信したか否かを判別する。そして、自携帯端末2宛のADV_DIRECT_INDパケットを受信したと判別した場合(Y)、MPU20は、S95に進み、そうでない場合(N)、図12のフローの処理を終了する。
S95で、MPU20は、BLE I/F25にMFP1に対する接続要求パケットを送信させる。
続くS96で、MPU20は、BLE I/F25にMFP1との間でアプリケーションデータパケットを送信または受信させ、図12のフローの処理を終了する。
一方、S92においてMPU20が、自携帯端末2がMFP1にログイン中でないと判別した場合(N)、MPU20はS97に進む。
S97で、MPU20は、MFP1からADV_INDパケットまたはInitAフィールドの値が自携帯端末2のアドレスであるADV_DIRECT_INDパケットを受信したか否かを判別する。そして、自携帯端末2宛のADV_DIRECT_INDパケットを受信したと判別した場合(Y)、MPU20は、S98に進み、そうでない場合(N)、図12のフローの処理を終了する。
S98で、MPU20は、BLE I/F25にMFP1に接続要求パケットを送信させる。
続くS99で、MPU20は、BLE I/F25にMFP1に対するログイン要求パケットを送信させる。そして、その後、BLE I/F25がログイン通知パケットを受信すると、MPU20は、自携帯端末2がMFP1にログイン中であることを示す情報をRAM21に記憶させる。
S99で、さらに、MPU20は、使用者の要求に基づいて、BLE I/F25にMFP1との間でアプリケーションデータパケットを送信または受信させてもよい。続いて、MPU20は、このフローの処理を終了する。
上述のように、本実施形態では、MFP1は、モードAまたはモードBに設定されると、携帯端末2がMFP1のタッチパッドに接触または近接している間にのみ、MFP1への接続要求を許容するADV_INDパケットを受信できる程度の送信電力で送信する。したがって、携帯端末2と、画像形成装置であるMFP1の消費電力を、タッチログインのために必要十分な値まで低減できる。
また、本実施形態では、MFP1は、モードAまたはモードBに設定されると、ADV_INDパケットを短い周期で送信する。したがって、使用者が携帯端末2をMFP1のタッチパッドに接触または近接させたときに短い時間でログインすることができ、ログインの応答性が向上するため、MFP1のユーザビリティを向上できる。
さらに、本実施形態では、MFP1は3つの動作モードを備えることで、情報セキュリティに関する管理者の要求に柔軟に対応できる。
<他の実施形態>
なお、上述した各実施形態は、その複数を組み合わせて実現することが可能である。
また、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムによっても実現可能である。すなわち、そのプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)における1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理により実現可能である。また、そのプログラムをコンピュータ可読な記録媒体に記録して提供してもよい。
また、コンピュータが読みだしたプログラムを実行することにより、実施形態の機能が実現されるものに限定されない。例えば、プログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上記した実施形態の機能が実現されてもよい。
1…MFP、2…携帯端末、10…MPU、11…RAM、12…フラッシュメモリ、13…HDD、14…操作部、15…スキャナ、16…プリンタ、17…BLE I/F、18…LAN I/F

Claims (13)

  1. Bluetooth(登録商標)Low Energy(BLE)規格のアドバタイジングパケットのうち、当該通信装置への接続要求を許容しない第1のパケットと、当該通信装置への接続要求を許容する第2のパケットとを送信する送信手段と、
    前記第1のパケットを第1の送信電力で送信し、前記第2のパケットを前記第1の送信電力より小さい第2の送信電力で送信するよう、前記送信手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記第1のパケットは、前記BLE規格のPDU(Protocol Data Unit)タイプがADV_NONCONN_INDまたはADV_SCAN_INDであるアドバタイジングパケットを含み、
    前記第2のパケットは、前記PDUタイプがADV_INDまたはADV_DIRECT_INDであるアドバタイジングパケットを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第2のパケットに応答した他の通信装置から接続要求パケットを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記接続要求パケットに基づいて、前記他の通信装置を前記通信装置にログインさせる処理を実行する実行手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 他の通信装置が接触可能な接触手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記第2の送信電力が、前記他の通信装置が、前記接触手段に近接している間、前記第2のパケットを受信可能な送信電力になるよう、前記第2の送信電力を設定する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、前記第2のパケットを前記第1のパケットより短い周期で送信するよう、前記送信手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記制御手段は、予め設定された他の通信装置へ、前記第2のパケットを、前記第1の送信電力で送信するよう、前記送信手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記制御手段は、前記通信装置へログインしている他の通信装置が、近距離通信を許容されている場合、前記第2のパケットを、前記他の通信装置へ、前記第1の送信電力より小さく前記第2の送信電力より大きい第3の送信電力で送信するよう、前記送信手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 動作モードを設定する設定手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記設定手段により設定された前記動作モードに応じて、
    前記第2のパケット、または前記第1のパケットおよび前記第2のパケットを、前記第2の送信電力で送信するよう、前記送信手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記制御手段は、前記設定手段により設定された前記動作モードに応じて、
    前記第2のパケット、または前記第1のパケットおよび前記第2のパケットを、前記第1の送信電力で送信するよう、前記送信手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  10. Bluetooth(登録商標)Low Energy(BLE)規格のアドバタイジングパケットのうち、第1の送信電力で送信される第1のパケットと、前記第1の送信電力より小さい第2の送信電力で送信される前記第1のパケットとは異なる第2のパケットとを、他の通信装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記第1のパケットまたは前記第2のパケットから、前記他の通信装置の識別子を取得する取得手段と、
    前記第2のパケットに応答して、前記取得手段により取得された前記識別子を有する前記他の通信装置へ、接続要求パケットを送信する送信手段と、
    前記送信手段により前記接続要求パケットが送信された前記他の通信装置へ、ログインさせる処理を実行する実行手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  11. 請求項1から9のいずれか1項に記載の通信装置と、
    前記通信装置にログインしている前記他の通信装置からアプリケーションデータを受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段により受信された前記アプリケーションデータから画像を形成する形成手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  12. Bluetooth(登録商標)Low Energy(BLE)規格のアドバタイジングパケットのうち、当該通信装置への接続要求を許容しない第1のパケットと、当該通信装置への接続要求を許容する第2のパケットとを送信するステップと、
    前記第1のパケットを第1の送信電力で送信し、前記第2のパケットを前記第1の送信電力より小さい第2の送信電力で送信するように制御するステップと、
    を備えることを特徴とする通信方法。
  13. コンピュータを、請求項1から10のいずれか1項に記載された通信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021078085A (ja) * 2019-11-13 2021-05-20 ブラザー工業株式会社 機能実行装置及び端末装置のためのコンピュータプログラム
JP7450520B2 (ja) 2020-11-17 2024-03-15 サントリーホールディングス株式会社 接続方法および接続プログラム、ならびに自動販売機
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