JP2019061062A - 画像形成装置、用紙搬送制御方法及び用紙搬送制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、用紙搬送制御方法及び用紙搬送制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】二重出力が許容されない用紙がパージ機能により出力されることを防止しつつ、それ以外の用紙のパージに影響を与えないように用紙搬送を制御する。【解決手段】用紙搬送経路に複数の排紙口が接続され、ジャム発生時に、用紙搬送経路上の用紙をパージするパージ機能を備える画像形成装置において、二重出力が許容されないFAX用紙などの第1用紙及び第1用紙以外の第2用紙の搬送中にジャムを検知した場合に、第1用紙を、第2用紙がいずれかの排紙口に排紙可能となる位置まで搬送して停止させ、第2用紙をパージする制御を行う。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置、用紙搬送制御方法及び用紙搬送制御プログラムに関し、特に、用紙搬送経路に接続される複数の排紙口を備える画像形成装置、当該画像形成装置におけるペーパージャム発生時の用紙搬送を制御する用紙搬送制御方法及び用紙搬送制御プログラムに関する。
PP(Production Print)機では、多種多様な出力を行うために、本体(画像形成部)の下流側に複数のフィニッシャが装着されており、これに対応してダウンタイム短縮のための機能が複数サポートされている。この中の1つにパージ機能が存在する。通常、紙詰まりなどのペーパージャム(以下、ジャムと略記する。)が発生した時には、機内の印刷動作を即時停止するが、複数のフィニッシャを装着している場合には、搬送中の大量の用紙を除去する必要がある。この大量の用紙をユーザが手作業で除去すると時間がかかるため、パージ機能ではジャムが発生したフィニッシャ以外のフィニッシャを搬送中の用紙をサブトレイに排出し、ジャム発生箇所以外で排出可能な用紙は全て排紙して用紙の除去に要する時間を短縮している。
上記パージ機能に関する技術として、例えば、下記特許文献1には、画像データから、当該画像データの表す画像に対するセキュリティーレベルを解読する解読部と、シートを所定の経路に沿って搬送する搬送部と、前記経路を移動中のシートに、前記画像データの表す画像を形成する画像形成部と、前記経路を移動中のシートの位置を監視する監視部と、前記監視部を通して前記経路または搬送先におけるジャムの有無を監視し、当該ジャムを検出した場合、前記セキュリティーレベルが許容レベル以下であれば、前記経路を移動中のシートのうち前記経路からパージ可能なシートをパージして残りのシートを前記経路上に停止させるように前記搬送部を制御し、前記セキュリティーレベルが前記許容レベルを超えていれば、前記経路を移動中のシートをすべて前記経路上に停止させるように前記搬送部を制御する制御部と、を備えた画像形成装置が開示されている。
また、ジャム発生時の用紙搬送制御に関して、例えば、下記特許文献2には、シートを搬送する搬送ローラ対と、前記搬送ローラ対により搬送されるシートを案内する搬送路と、手動で前記搬送ローラ対を回転させる操作手段と、前記搬送路に残留したシートを除去する操作に伴って、前記搬送ローラ対の圧接力を増加させる増加手段と、有するシート搬送装置が開示されている。
また、下記特許文献3には、記録媒体を搬送して当該記録媒体上に画像を形成する画像形成装置であって、装置内で記録媒体のジャムが検知された場合に、装置内に残留する記録媒体のうち画像形成を完了できると判定された記録媒体があるときには当該記録媒体の画像形成を完了した後に正規の排出位置に向けて搬送するとともに、装置内に残留する記録媒体のうち画像形成を完了できないと判定された記録媒体があるときには当該記録媒体を複数のジャム処理位置のうちいずれかに向けて搬送する搬送手段と、前記装置内に残留する記録媒体の搬送が完了した後にジャムが生じたことを報知する報知手段と、を備えた画像形成装置が開示されている。
特開2017−009806号公報 特開2016−098087号公報 特開2009−042402号公報
次世代の装置ではファームウェアがOP(Office Product)機とPP機とで共通となり、OP機の独自機能であるFAXオプションとPP機の独自機能である上記パージ機能とを共にサポートする必要がある。パージ機能では、ジャムが発生したときに、後続する用紙のジャムの発生(ジャムの連鎖)を防止し、ジャムからの復旧を容易にするため、本体やフィニッシャ内に残留しているジャム用紙以外の用紙の排出を行う。このため、正常に排出完了に至っていないにも関わらず、印刷済用紙が機外に排出される。
ここで、プリント等では印刷済の用紙が二重に出力されることが許容され、同じ内容の用紙がパージ機能により排紙されると共に、ジャム解消後に再出力される。一方、FAX機能では、例えば注文書を受信した場合に、二重に出力されると複数の発注と誤認識される恐れがあることから、二重の出力は許容されず、通常、パージされた用紙は破棄される。しかしながら、パージされた用紙を破棄する時にユーザが中身を確認してFAX用紙が正常に印刷されたものとして取り扱う可能性があり、その場合は、同じ内容の用紙が二重に存在することになる。
従って、FAX機能では二重出力を防止する必要があり、そのための方法として、FAX印刷時はパージを禁止する方法が考えられるが、パージを禁止すると本体やフィニッシャ内に残留している用紙の除去に時間がかかるという問題が発生する。この問題に対して、特許文献1では、ジャム発生時にセキュリティーレベルが許容値を超える場合は全ての用紙のパージを禁止するように制御している。しかしながら、この方法でも、セキュリティーレベルの高い用紙がある場合、通常の用紙のパージも禁止されてしまうため、やはり、本体やフィニッシャ内に残留している用紙の除去に時間がかかる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、二重出力が許容されない用紙がパージ機能により出力されることを防止しつつ、それ以外の用紙のパージに影響を与えないように用紙搬送を制御することができる画像形成装置、用紙搬送制御方法及び用紙搬送制御プログラムを提供することにある。
本発明の一側面は、用紙搬送経路に複数の排紙口が接続され、ジャム発生時に、前記用紙搬送経路上の用紙をパージするパージ機能を備える画像形成装置であって、前記用紙搬送経路のジャムを検知するジャム検知部と、二重出力が許容されない第1用紙及び前記第1用紙以外の第2用紙の搬送中に、ジャムを検知した場合に、前記第1用紙を、前記第2用紙がいずれかの排紙口に排紙可能となる位置まで搬送して停止させ、前記第2用紙をパージする用紙搬送制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一側面は、用紙搬送経路に複数の排紙口が接続され、ジャム発生時に、前記用紙搬送経路上の用紙をパージするパージ機能を備える画像形成装置における用紙搬送制御方法であって、前記用紙搬送経路のジャムを検知する第1処理と、二重出力が許容されない第1用紙及び前記第1用紙以外の第2用紙の搬送中に、ジャムを検知した場合に、前記第1用紙を、前記第2用紙がいずれかの排紙口に排紙可能となる位置まで搬送して停止させ、前記第2用紙をパージする第2処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の一側面は、用紙搬送経路に複数の排紙口が接続され、ジャム発生時に、前記用紙搬送経路上の用紙をパージするパージ機能を備える画像形成装置で動作する用紙搬送制御プログラムであって、前記画像形成装置の制御部に、前記用紙搬送経路のジャムを検知する第1処理、二重出力が許容されない第1用紙及び前記第1用紙以外の第2用紙の搬送中に、ジャムを検知した場合に、前記第1用紙を、前記第2用紙がいずれかの排紙口に排紙可能となる位置まで搬送して停止させ、前記第2用紙をパージする第2処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の画像形成装置、用紙搬送制御方法及び用紙搬送制御プログラムによれば、二重出力が許容されない用紙がパージ機能により出力されることを防止しつつ、それ以外の用紙のパージに影響を与えないように用紙搬送を制御することができる。
その理由は、用紙搬送経路に複数の排紙口が接続され、ジャム発生時に、用紙搬送経路上の用紙をパージするパージ機能を備える画像形成装置において、二重出力が許容されない第1用紙及び第1用紙以外の第2用紙の搬送中にジャムを検知した場合に、第1用紙を、第2用紙がいずれかの排紙口に排紙可能となる位置まで搬送して停止させ、第2用紙をパージする制御を行うからである。
本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置のジャム発生時の状態を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の用紙排出後の状態を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係る画像形成装置のジャム発生時の状態を示す模式図である。 本発明の第2の実施例に係る画像形成装置の用紙排出中の状態を示す模式図である。 本発明の第2の実施例に係る画像形成装置の用紙排出後の状態を示す模式図である。 本発明の第2の実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第3の実施例に係る画像形成装置のジャム発生時の状態を示す模式図である。 本発明の第3の実施例に係る画像形成装置の用紙排出後の状態を示す模式図である。 本発明の第3の実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第4の実施例に係る画像形成装置のジャム発生時の状態を示す模式図である。 本発明の第4の実施例に係る画像形成装置の用紙排出後の状態を示す模式図である。 本発明の第4の実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第5の実施例に係る画像形成装置のジャム発生時の状態を示す模式図である。 本発明の第5の実施例に係る画像形成装置の用紙排出後の状態を示す模式図である。 本発明の第5の実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第6の実施例に係る画像形成装置のジャム発生時の状態を示す模式図である。 本発明の第6の実施例に係る画像形成装置の用紙排出後の状態を示す模式図である。 本発明の第6の実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第7の実施例に係る画像形成装置のジャム発生時の状態を示す模式図である。 本発明の第7の実施例に係る画像形成装置の用紙排出後の状態を示す模式図である。 本発明の第7の実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。
背景技術で示したように、パージ機能では、ジャムが発生したときに、本体やフィニッシャ内に残留しているジャム用紙以外の用紙の排出を行う。ここで、プリント等では印刷済の用紙が二重に出力されることが許容され、同じ内容の用紙がパージ機能により排紙されると共に、ジャム解消後に再出力される。一方、FAX機能では、印刷済の用紙が二重に出力されることが許容されず、通常、パージされた用紙は破棄される。しかしながら、パージされた用紙を破棄する時にユーザが中身を確認してFAX用紙が正常に印刷されたものとして取り扱う可能性があり、その場合は、同じ内容の用紙が二重に出力される恐れがある。
この二重出力を防止するための方法として、FAX印刷時はパージを禁止する方法が考えられるが、パージを禁止すると、本体やフィニッシャ内に残留している用紙の除去に時間がかかる。また、特許文献1では、ジャム発生時にセキュリティーレベルが許容値を超える場合は全ての用紙のパージを禁止するように制御しているが、この方法でも、セキュリティーレベルの高い用紙がある場合、通常の用紙のパージも禁止されてしまうため、やはり、本体やフィニッシャ内に残留している用紙の除去に時間がかかる。
そこで、本発明の一実施の形態では、二重出力が許容されない用紙の出力中にジャムが発生した場合、二重出力が許容されない用紙を、それ以外の用紙がパージ可能となる位置まで搬送して停止させ、それ以外の用紙をパージする。具体的には、用紙搬送経路に複数の排紙口が接続され、ジャム発生時に、用紙搬送経路上の用紙をパージするパージ機能を備える画像形成装置に、用紙搬送経路のジャムを検知するジャム検知部と、二重出力が許容されないFAX用紙などの第1用紙及び第1用紙以外の第2用紙の搬送中に、ジャムを検知した場合に、第1用紙を、第2用紙がいずれかの排紙口に排紙可能となる位置まで搬送して停止させ、第2用紙をパージする用紙搬送制御部と、を設け、第1用紙を用紙搬送経路上に留め、第2用紙のみを排紙するようにする。
このような制御を行うことにより、二重出力が許容されない用紙がパージ機能により出力されることを防止しつつ、それ以外の用紙のパージに影響を与えないようにすることができ、パージ機能を有効に活用して生産性を維持することができる。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係る画像形成装置、用紙搬送制御方法及び用紙搬送制御プログラムについて、図1乃至図5を参照して説明する。図1は、本実施例の画像形成装置の構成を示す模式図であり、図2は、本実施例の画像形成装置の構成を示すブロック図である。また、図3及び図4は、本実施例の画像形成装置の状態を示す模式図であり、図5は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。
本実施例の画像形成装置10は、FAX機能とパージ機能とを備えるMFP(Multi-Functional Peripherals)などであり、図1に示すように、印刷データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部21等の下流側に、複数のフィニッシャ(ここでは、第1乃至第5フィニッシャ)と複数の排紙口(ここでは、第1乃至第4排紙口及びFAX排紙口)とを備える後処理部22が連結されている。この画像形成装置10は、図2(a)に示すように、制御部11、記憶部15、表示操作部16、画像処理部17、ネットワークI/F部18、FAX送受信部19、給紙部20、画像形成部21、後処理部22などで構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)12とROM(Read Only Memory)13やRAM(Random Access Memory)14などのメモリとで構成され、CPU12は、ROM13や記憶部15に記憶した制御プログラムをRAM14に展開して実行することにより、画像形成装置10全体の動作を制御する。
記憶部15は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU12が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報などを記憶する。
表示操作部16は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどの表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式や静電容量式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルなどであり、プリント処理やFAX処理に関する各種画面を表示し、プリント処理やFAXに関する各種操作を可能にする。
画像処理部17は、図示しないクライアント装置などから受信した印刷ジョブ(PJL(Printer Job Language)やPS(PostScript)、PCL(Printer Control Language)等のページ記述言語で記述されたPDL(Page Description Language)データ、または、PDF(Portable Document Format)データなど)を解析し、印刷ジョブに含まれる各ページをラスタライズして画像データを生成し、必要に応じて画像処理(色調整、濃度調整、サイズ調整などの処理)やスクリーニングを行う。
ネットワークI/F部18は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークを介して、図示しないクライアント装置などから印刷ジョブを受信する。
FAX送受信部19は、ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication)勧告T.30で規定される、PhaseA〜Eの5つのフェーズのFAX通信制御シーケンスに従い、公衆回線網(PSNT:Public Switched Telephone Networks)を介して、相手方のFAX通信装置とのFAX通信を行う。
給紙部20は、用紙を格納する部分であり、格納された用紙を画像形成部21へ送り出す部分を含む。
画像形成部21は、電子写真方式や静電記録方式等の作像プロセスを利用した画像形成に必要な構成要素で構成される。例えば、感光体ドラム、転写ローラ、定着器、各種搬送ベルトなどで構成され、画像処理部17が生成した画像データやFAX送受信部19が受信したFAX画像データに基づき、給紙部20から搬送される用紙に画像を形成して、後処理部22に送り出す。この画像形成部21には、給紙部20から搬送される用紙の搬送経路上に、用紙を検知するセンサが設けられており、センサの検知信号を制御部11に出力することにより、ジャムの発生が検知可能になっている。
後処理部22は、画像形成部21から搬送される用紙に対して、制御部11からの指示により、必要に応じてパンチ、ステープル、折り、断裁、製本、糊による貼り付けなどのユーザが希望するフィニッシング処理を加えて出力する。この後処理部22は、複数のフィニッシャ23(本実施例では、第1〜第5フィニッシャ)、複数の排紙口24(本実施例では、第1乃至第4排紙口)、FAX排紙口25などを備える。この後処理部22には、画像形成部21から排紙口24又はFAX排紙口25に搬送される用紙の搬送経路上に、用紙を検知するセンサが設けられており、センサの検知信号を制御部11に出力することにより、ジャムの発生が検知可能になっている。
また、上記制御部11は、図2(b)に示すように、ジャム検知部11a、用紙搬送制御部11bなどとしても機能する。
ジャム検知部11aは、画像形成部21及び後処理部22の用紙搬送経路に設けられたセンサからの信号に基づいて用紙搬送経路のジャムを検知し、ジャムが発生した用紙搬送経路の位置(ジャム発生箇所と呼ぶ。)を特定する。
用紙搬送制御部11bは、ジャム発生箇所及び用紙搬送経路上の用紙の種別に基づいて、用紙搬送経路上にある各用紙の搬送及び排紙を制御する。具体的には、二重出力が許容されない用紙(本実施例ではFAX用紙とする。)及びFAX用紙以外の用紙(例えば、プリント用紙)の搬送中に、ジャムを検知した場合に、FAX用紙を、プリント用紙がいずれかの排紙口に排紙可能となる位置まで搬送して停止させ、プリント用紙をパージする。例えば、ジャム発生箇所よりも下流側にある用紙は、ジャム発生箇所よりも下流側の排紙口24又はFAX排紙口25に排紙し、ジャム発生箇所よりも上流側にあるFAX用紙は、ジャム発生箇所まで搬送し、ジャム発生箇所よりも上流側にあるプリント用紙は、ジャム発生箇所よりも上流側の排紙口24に排紙する。
上記ジャム検知部11a、用紙搬送制御部11bはハードウェアとして構成してもよいし、制御部11をジャム検知部11a、用紙搬送制御部11bとして機能させる用紙搬送制御プログラムとして構成し、当該用紙搬送制御プログラムをCPU12に実行させるようにしてもよい。
なお、図1及び図2は、本実施例の画像形成装置10の一例であり、本実施例の用紙搬送制御が実行可能な限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。例えば、本実施例では、画像形成装置10内に制御部11と画像形成部21と後処理部22とを含む構成としているが、各部を独立した装置(制御装置と印刷装置と後処理装置)とし、これらが接続された画像形成システムとしたり、制御装置がいずれかの装置(好ましくは印刷装置)に含まれる画像形成システムとしたりしてもよい。また、本実施例では、画像形成装置10がクライアント装置から印刷ジョブを受信する構成とするが、画像形成装置10をプリンタコントローラに接続し、プリンタコントローラが印刷ジョブを受信してラスタライズし、ラスタライズ後の画像データを画像形成装置10に送信する構成としてもよい。
次に、図3及び図4を参照して、本実施例の画像形成装置10における用紙搬送制御について説明する。なお、図3及び図4では、説明を容易にするために、画像形成部21から最後段のフィニッシャ23(第5フィニッシャ23e)までの用紙搬送経路のみを記載し、各段のフィニッシャ23内部のフィニッシング処理を行うための用紙搬送経路、及び、各段の排紙口に排紙するための用紙搬送経路は記載を省略している。また、図3及び図4では、用紙を認識しやすくするために矩形で表し、矩形の模様で用紙の種別を識別できるようにしている。本実施例では、FAX用紙を黒塗りの矩形で示し、FAX用紙以外の用紙(例えば、各印刷ジョブのプリント用紙)を各種ハッチングの矩形で示している。
本実施例では、ジャムが発生した時に、ジャム発生箇所の上流側に搬送中の用紙(FAX用紙及びそれ以外の用紙)がある場合、FAX用紙以外の用紙は所定の排紙口に排紙(パージ)し、FAX用紙はジャム発生箇所に搬送するように用紙搬送を制御する。
例えば、図3に示すように、FAX用紙及びFAX用紙以外の用紙の印刷中に、(1)の用紙(ここではFAX用紙)に対してジャムが発生した場合を考える。搬送中の(2)、(3)は、二重出力が許容されないFAX用紙であり、それ以外は、二重出力が許容されるプリントや別のジョブの用紙である。この場合、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、図4に示すように、(2)、(3)のFAX用紙以外の用紙は、パージ可能な第1排紙口〜第4排紙口に排紙し、(2)、(3)のFAX用紙は、ジャムが発生した(1)の用紙の近くまで搬送して停止させ、ジャム状態にする。
これにより、二重出力が許容されないFAX用紙がパージ機能により出力されることを防止しつつ、それ以外の用紙のパージを適切に行うことができる。なお、ここでは、(1)のFAX用紙に対してジャムが発生した場合について記載したが、FAX用紙以外の用紙に対してジャムが発生した場合も同様である。
この場合の画像形成装置10の動作について具体的に説明する。CPU12は、用紙搬送制御プログラムをRAM14に展開して実行することにより、図5のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。
まず、画像形成部21は、ネットワークI/F部18を介して受信した印刷ジョブから画像処理部17が生成した画像データやFAX送受信部19が受信したFAX画像データに基づいてページ印刷を開始する(S101)。
次に、制御部11(ジャム検知部11a)は、印刷済みの用紙を排紙口に搬送する際の用紙搬送経路上のジャムを監視し(S102)、ジャムを検知しない場合は(S102のNo)、画像形成部21は、ページ印刷を続行し、ページ印刷が完了したら(S103)、制御部11は、次の印刷処理(プリント処理又はFAX処理)があるかを判断する(S104)。次の印刷処理がある場合は(S104のYes)、S101に戻って、次の印刷処理のページ印刷を開始し、次の印刷処理がない場合は(S104のNo)、一連の印刷処理を終了する。
制御部11(ジャム検知部11a)がジャムを検知したら(S102のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、FAX用紙の印刷中であるか(FAX用紙が用紙搬送経路上にあるか)を判断する(S105)。FAX用紙の印刷中でなければ(S105のNo)、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、排紙可能な(いずれかの排紙口に搬送可能な)用紙を全てパージする(S106)。そして、制御部11(ジャム検知部11a)は、ジャム用紙の除去を監視し(S107)、ジャム用紙の除去が完了したら(S107のYes)、制御部11は、リカバリ先頭ページ(再出力する印刷処理の先頭ページ)を特定し(S108)、S101に戻ってページ印刷を開始する。
一方、FAX用紙の印刷中の場合は(S105のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、用紙搬送経路上の用紙がFAX用紙であるかを判断し(S109)、FAX用紙であれば(S109のYes)、ジャム発生箇所まで用紙搬送し(S110)、FAX用紙でなければ(S109のNo)、排紙可能な場合(ジャム用紙及びFAX用紙によって排紙口への搬送が妨げられていない場合)はパージする(S111)。
そして、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、FAX用紙以外の用紙のパージ及びFAX用紙の搬送が完了したかを判断し(S112)、パージ及びFAX用紙搬送が完了していなければ(S112のNo)、S109に戻って次の用紙に対して同様の処理を繰り返し、パージ及びFAX用紙搬送が完了したら(S112のYes)、S107に遷移してジャム用紙の除去を監視する。
このように、FAX用紙及びFAX用紙以外の用紙の印刷中にジャムが発生した場合、FAX用紙はジャム発生箇所まで搬送し、FAX用紙以外の用紙は可能な限りパージすることにより、二重出力が許容されない用紙がパージ機能により出力されることを防止しつつ、それ以外の用紙のパージに影響を与えないようにすることができる。
次に、本発明の第2の実施例に係る画像形成装置、用紙搬送制御方法及び用紙搬送制御プログラムについて、図6乃至図9を参照して説明する。図6乃至図8は、本実施例の画像形成装置の状態を示す模式図であり、図9は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。
前記した第1の実施例では、ジャム発生箇所よりも上流側の用紙搬送経路上のFAX用紙をジャム発生箇所まで搬送したが、ジャム発生箇所に搬送したFAX用紙が、FAX用紙以外の用紙のパージを妨げる場合がある。そこで、本実施例では、FAX用紙を単にジャム発生箇所に搬送するのではなく、FAX用紙以外の用紙がパージ可能になる位置まで強制的に搬送するように制御する。
例えば、図6に示すように、FAX用紙及びFAX用紙以外の用紙の印刷中に、(1)の用紙(ここではFAX用紙)に対してジャムが発生した場合を考える。搬送中の(2)、(3)は、二重出力が許容されないFAX用紙であり、それ以外((4)、(5)を含む。)は、二重出力が許容されるプリントや別のジョブの用紙である。この場合、(2)のFAX用紙をジャムが発生した(1)の用紙の後方で止めると、(2)のFAX用紙が第4排紙口24dへの用紙搬送経路上に留まってしまい、(4)、(5)の用紙のパージが出来なくなってしまう。そこで、本実施例では、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、図7に示すように、(2)のFAX用紙を(4)、(5)の用紙のパージを妨げない位置(ここでは(1)の用紙に重なる位置)まで強制的に搬送する。すなわち、FAX用紙により、当該FAX用紙よりも上流側のFAX用紙以外の用紙の排紙が妨げられる場合は、FAX用紙以外の用紙の排紙経路が確保できるように、FAX用紙を強制搬送する。その後、図8に示すように、(2)、(3)のFAX用紙以外の用紙は、パージ可能な第1排紙口〜第4排紙口に排紙し、(3)のFAX用紙は、ジャム発生箇所まで搬送して停止させ、ジャム状態にする。
この場合の画像形成装置10の動作について具体的に説明する。CPU12は、用紙搬送制御プログラムをRAM14に展開して実行することにより、図9のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、図9のS201〜S208は、第1の実施例の図5のS101〜S108と同様であるため、説明を省略する。
制御部11(ジャム検知部11a)がジャムを検知し(S202のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)がFAX用紙の印刷中と判断した場合(S205のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、用紙搬送経路上の用紙がFAX用紙であるかを判断する(S209)。用紙搬送経路上の用紙がFAX用紙であれば(S209のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、当該FAX用紙をジャム発生箇所まで用紙搬送し(S210)、当該FAX用紙が、FAX用紙以外の用紙のパージを妨げるかを判断し(S211)、パージを妨げる場合は(S211のYes)、当該FAX用紙を、排紙口を確保できる(FAX用紙以外の用紙をいずれかの排紙口に排紙できる)位置まで強制搬送する(S212)。また、用紙搬送経路上の用紙がFAX用紙でなければ(S209のNo)、排紙可能な場合(ジャム用紙及びFAX用紙によって排紙口への搬送が妨げられていない場合)はパージする(S213)。
そして、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、FAX用紙以外の用紙のパージ及びFAX用紙の搬送が完了したかを判断し(S214)、パージ及びFAX用紙搬送が完了していなければ(S214のNo)、S209に戻って次の用紙に対して同様の処理を繰り返し、パージ及びFAX用紙搬送が完了したら(S214のYes)、S207に遷移してジャム用紙の除去を監視する。
このように、FAX用紙及びFAX用紙以外の用紙の印刷中にジャムが発生した場合、FAX用紙を、FAX用紙以外の用紙がパージ可能になる位置まで強制的に搬送することにより、第1の実施例の効果に加えて、FAX用紙以外の用紙を確実にパージすることができる。
次に、本発明の第3の実施例に係る画像形成装置、用紙搬送制御方法及び用紙搬送制御プログラムについて、図10乃至図12を参照して説明する。図10及び図11は、本実施例の画像形成装置の状態を示す模式図であり、図12は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。
前記した第1及び第2の実施例では、FAX用紙をジャム発生箇所まで搬送したが、例えば、FAX用紙が2つフィニッシャを跨ぐ位置で停止すると、2つのフィニッシャのカバーを開けてジャム用紙及びFAX用紙を除去する必要があり、手間がかかる。また、搬送経路のメカニカルな部品を取り外してジャム用紙を除去する場合に、取り外した部品に用紙が部分的に挟まった状態であると、ジャム用紙がちぎれて除去に手間がかかる場合などがある。そこで、本実施例では、ジャム発生時に、搬送中のFAX用紙がある場合、FAX用紙以外の用紙はパージし、FAX用紙はジャム発生箇所に最も近い、ジャム除去が容易な位置(複数のフィニッシャを跨がない位置)に搬送するように制御する。
例えば、図10に示すように、FAX用紙及びFAX用紙以外の用紙の印刷中に、(1)の用紙(ここではFAX用紙)に対してジャムが発生した場合、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、図11に示すように、(2)、(3)のFAX用紙以外の用紙は、パージ可能な第1排紙口〜第4排紙口に排紙し、(2)、(3)のFAX用紙は、ジャムが発生した(1)の用紙の近くのジャム除去が容易な位置(ここでは、第4フィニッシャ23d内部の用紙搬送経路)で停止させ、ジャム状態にする。
この場合の画像形成装置10の動作について具体的に説明する。CPU12は、上述した用紙搬送制御プログラムをRAM14に展開して実行することにより、図12のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、図12のS301〜S308は、第1の実施例の図5のS101〜S108と同様であるため、説明を省略する。
制御部11(ジャム検知部11a)がジャムを検知し(S302のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)がFAX用紙の印刷中と判断した場合(S305のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、用紙搬送経路上の用紙がFAX用紙であるかを判断し(S309)、FAX用紙であれば(S309のYes)、ジャム発生箇所に最も近いジャム除去が容易な位置まで用紙搬送し(S310)、FAX用紙でなければ(S309のNo)、排紙可能な場合(ジャム用紙及びFAX用紙によって排紙口への搬送が妨げられていない場合)はパージする(S311)。
そして、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、FAX用紙以外の用紙のパージ及びFAX用紙の搬送が完了したかを判断し(S312)、パージ及びFAX用紙搬送が完了していなければ(S312のNo)、S309に戻って次の用紙に対して同様の処理を繰り返し、パージ及びFAX用紙搬送が完了したら(S312のYes)、S307に遷移してジャム用紙の除去を監視する。
このように、FAX用紙及びFAX用紙以外の用紙の印刷中にジャムが発生した場合、FAX用紙を、ジャム発生箇所に最も近い、ジャム除去が容易な位置に搬送することにより、第1の実施例の効果に加えて、迅速にジャムから復帰できるようにすることができる。
次に、本発明の第4の実施例に係る画像形成装置、用紙搬送制御方法及び用紙搬送制御プログラムについて、図13乃至図15を参照して説明する。図13及び図14は、本実施例の画像形成装置の状態を示す模式図であり、図15は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。
前記した第1乃至第3の実施例では、FAX用紙をジャム発生箇所の近傍に搬送したが、画像形成装置10を操作するユーザは本体近傍にいることが多く、本体から離れた場所でジャムが発生した場合、FAX用紙の取り出しが煩雑になる。そこで、本実施例では、ジャム発生時に、搬送中のFAX用紙がある場合、FAX用紙以外の用紙はパージし、FAX用紙は本体に最も近い、ジャム除去の容易な位置に搬送するように制御する。
例えば、図13に示すように、FAX用紙及びFAX用紙以外の用紙の印刷中に、(1)の用紙(ここではFAX用紙)に対してジャムが発生した場合、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、図14に示すように、(2)、(3)のFAX用紙以外の用紙は、パージ可能な第1排紙口〜第4排紙口に排紙し、(2)、(3)のFAX用紙は、本体に最も近いジャム除去が容易な位置(ここでは第2フィニッシャ23b)で停止させ、ジャム状態にする。
この場合の画像形成装置10の動作について具体的に説明する。CPU12は、上述した用紙搬送制御プログラムをRAM14に展開して実行することにより、図15のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、図15のS401〜S408は、第1の実施例の図5のS101〜S108と同様であるため、説明を省略する。
制御部11(ジャム検知部11a)がジャムを検知し(S402のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)がFAX用紙の印刷中と判断した場合(S405のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、用紙搬送経路上の用紙がFAX用紙であるかを判断し(S409)、FAX用紙であれば(S409のYes)、本体に最も近いFAX用紙の除去が容易な位置まで用紙搬送し(S410)、FAX用紙でなければ(S409のNo)、排紙可能な場合(ジャム用紙及びFAX用紙によって排紙口への搬送が妨げられていない場合)はパージする(S411)。
そして、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、FAX用紙以外の用紙のパージ及びFAX用紙の搬送が完了したかを判断し(S412)、パージ及びFAX用紙搬送が完了していなければ(S412のNo)、S409に戻って次の用紙に対して同様の処理を繰り返し、パージ及びFAX用紙搬送が完了したら(S412のYes)、S407に遷移してジャム用紙の除去を監視する。
このように、FAX用紙及びFAX用紙以外の用紙の印刷中にジャムが発生した場合、FAX用紙を本体に最も近い、ジャム除去が容易な位置に搬送することにより、第1の実施例の効果に加えて、迅速にFAX用紙を取り出すことができる。
次に、本発明の第5の実施例に係る画像形成装置、用紙搬送制御方法及び用紙搬送制御プログラムについて、図16乃至図18を参照して説明する。図16及び図17は、本実施例の画像形成装置の状態を示す模式図であり、図18は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。
第4の実施例では、FAX用紙を本体に最も近い、ジャム除去の容易な位置に搬送したが、用紙搬送経路上のFAX用紙の位置によっては、FAX用紙を本体に最も近いジャム除去の容易な位置で停止させることができない場合がある。そこで、本実施例では、第1乃至第3の実施例と第4の実施例とを組み合わせ、ジャム発生時に、搬送中のFAX用紙がある場合、FAX用紙以外の用紙はパージし、FAX用紙は本体に最も近いジャム除去が容易な位置とジャム発生箇所に最も近いジャム除去が容易な位置とに搬送するように制御する。
例えば、図16に示すように、FAX用紙及びFAX用紙以外の用紙の印刷中に、(1)の用紙(ここではFAX用紙)に対してジャムが発生した、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、図17に示すように、(2)〜(5)のFAX用紙以外の用紙は、パージ可能な第1排紙口〜第4排紙口に排紙し、本体に最も近いジャム除去が容易な位置での停止が間に合わない(2)、(3)のFAX用紙は、ジャム発生箇所に最も近いジャム除去が容易な位置(ここでは第4フィニッシャ23d)で停止させ、(4)、(5)のFAX用紙は本体に最も近いジャム除去が容易な位置(ここでは第2フィニッシャ23b)で停止させ、ジャム状態にする。
この場合の画像形成装置10の動作について具体的に説明する。CPU12は、上述した用紙搬送制御プログラムをRAM14に展開して実行することにより、図18のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、図18のS501〜S508は、第1の実施例の図5のS101〜S108と同様であるため、説明を省略する。
制御部11(ジャム検知部11a)がジャムを検知し(S502のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)がFAX用紙の印刷中と判断した場合(S505のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、用紙搬送経路上の用紙がFAX用紙であるかを判断する(S509)。用紙搬送経路上の用紙がFAX用紙であれば(S509のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、本体に最も近いジャム除去が容易な位置でFAX用紙が停止可能かを判断し(S510)、停止可能な場合は(S510のYes)、本体に最も近いジャム除去が容易な位置でFAX用紙を停止させ(S511)、停止できない場合は(S510のNo)、ジャム発生箇所に最も近いジャム除去が容易な位置でFAX用紙を停止する(S512)。また、用紙搬送経路上の用紙がFAX用紙でなければ(S509のNo)、排紙可能な場合(ジャム用紙及びFAX用紙によって排紙口への搬送が妨げられていない場合)はパージする(S513)。
そして、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、FAX用紙以外の用紙のパージ及びFAX用紙の搬送が完了したかを判断し(S514)、パージ及びFAX用紙搬送が完了していなければ(S514のNo)、S509に戻って次の用紙に対して同様の処理を繰り返し、パージ及びFAX用紙搬送が完了したら(S514のYes)、S507に遷移してジャム用紙の除去を監視する。
このように、FAX用紙及びFAX用紙以外の用紙の印刷中にジャムが発生した場合、FAX用紙を、本体に最も近いジャム除去が容易な位置とジャム発生箇所に最も近いジャム除去が容易な位置とに搬送することにより、FAX用紙を適切に搬送することができる。
次に、本発明の第6の実施例に係る画像形成装置、用紙搬送制御方法及び用紙搬送制御プログラムについて、図19乃至図21を参照して説明する。図19及び図20は、本実施例の画像形成装置の状態を示す模式図であり、図21は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。
前記した第1乃至第5の実施例では、FAX用紙をジャム発生箇所の近傍、又は、本体近傍に搬送したが、複数のフィニッシャ23の中には、用紙の取り出しが容易な構造のフィニッシャ23もあれば、用紙の取り出しが困難な構造のフィニッシャ23もある。例えば、重ね中折り機能付きのフィニッシャは中間トレー(用紙搬送経路上の用紙を一時的に格納する格納部)を備えており、中間トレーからは用紙を容易に取り出すことができる。そこで、本実施例では、ジャム発生時に、搬送中のFAX用紙がある場合、FAX用紙以外の用紙はパージし、FAX用紙は用紙除去が最も容易なフィニッシャのジャム除去が容易な搬送位置(例えば、上記重ね中折り機能付きのフィニッシャの中間トレー)に搬送するように制御する。
例えば、図19に示すように、FAX用紙及びFAX用紙以外の用紙の印刷中に、(1)の用紙(ここではFAX用紙)に対してジャムが発生した場合、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、図20に示すように、(2)、(3)のFAX用紙以外の用紙は、パージ可能な第1排紙口〜第4排紙口に排紙し、(2)、(3)のFAX用紙は最もジャム除去が容易な第3フィニッシャ23cのジャム除去が容易な搬送経路(例えば、上記中間トレー)で停止させ、ジャム状態にする。
この場合の画像形成装置10の動作について具体的に説明する。CPU12は、上述した用紙搬送制御プログラムをRAM14に展開して実行することにより、図21のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、図21のS601〜S608は、第1の実施例の図5のS101〜S108と同様であるため、説明を省略する。
制御部11(ジャム検知部11a)がジャムを検知し(S602のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)がFAX用紙の印刷中と判断した場合(S605のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、用紙搬送経路上の用紙がFAX用紙であるかを判断し(S609)、FAX用紙であれば(S609のYes)、用紙除去が最も容易なフィニッシャのジャム除去が容易な搬送経路まで用紙搬送し(S610)、FAX用紙でなければ(S609のNo)、排紙可能な場合(ジャム用紙及びFAX用紙によって排紙口への搬送が妨げられていない場合)はパージする(S611)。
そして、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、FAX用紙以外の用紙のパージ及びFAX用紙の搬送が完了したかを判断し(S612)、パージ及びFAX用紙搬送が完了していなければ(S612のNo)、S609に戻って次の用紙に対して同様の処理を繰り返し、パージ及びFAX用紙搬送が完了したら(S612のYes)、S607に遷移してジャム用紙の除去を監視する。
このように、FAX用紙及びFAX用紙以外の用紙の印刷中にジャムが発生した場合、FAX用紙を、用紙除去が最も容易なフィニッシャのジャム除去が容易な搬送経路に搬送することにより、第1の実施例の効果に加えて、迅速にジャムから復帰できるようにすることができる。
次に、本発明の第7の実施例に係る画像形成装置、用紙搬送制御方法及び用紙搬送制御プログラムについて、図22乃至図24を参照して説明する。図22及び図23は、本実施例の画像形成装置の状態を示す模式図であり、図24は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。
前記した第6の実施例では、FAX用紙を用紙除去が最も容易なフィニッシャのジャム除去が容易な搬送位置に搬送したが、ユーザによって用紙の取り出しが容易なフィニッシャ23が異なる場合がある。そこで、本実施例では、ジャム発生時に、搬送中のFAX用紙がある場合、FAX用紙以外の用紙はパージし、FAX用紙は予めユーザに指定されたフィニッシャのジャム除去の容易な搬送位置に搬送するように制御する。
例えば、図22に示すように、FAX用紙及びFAX用紙以外の用紙の印刷中に、(1)の用紙(ここではFAX用紙)に対してジャムが発生した場合、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、図23に示すように、(2)、(3)のFAX用紙以外の用紙は、パージ可能な第1排紙口〜第4排紙口に排紙し、(2)、(3)のFAX用紙は、ユーザが指定したフィニッシャ23(ここでは、第4フィニッシャ23d)のジャム除去が容易な搬送経路で停止させ、ジャム状態にする。
この場合の画像形成装置10の動作について具体的に説明する。CPU12は、上述した用紙搬送制御プログラムをRAM14に展開して実行することにより、図24のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、図24のS701〜S708は、第1の実施例の図5のS101〜S108と同様であるため、説明を省略する。
制御部11(ジャム検知部11a)がジャムを検知し(S702のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)がFAX用紙の印刷中と判断した場合(S705のYes)、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、用紙搬送経路上の用紙がFAX用紙であるかを判断し(S709)、FAX用紙であれば(S709のYes)、ユーザが指定したフィニッシャのジャム除去が容易な搬送経路まで用紙搬送し(S710)、FAX用紙でなければ(S709のNo)、排紙可能な場合(ジャム用紙及びFAX用紙によって排紙口への搬送が妨げられていない場合)はパージする(S711)。
そして、制御部11(用紙搬送制御部11b)は、FAX用紙以外の用紙のパージ及びFAX用紙の搬送が完了したかを判断し(S712)、パージ及びFAX用紙搬送が完了していなければ(S712のNo)、S709に戻って次の用紙に対して同様の処理を繰り返し、パージ及びFAX用紙搬送が完了したら(S712のYes)、S707に遷移してジャム用紙の除去を監視する。
このように、FAX用紙及びFAX用紙以外の用紙の印刷中にジャムが発生した場合、FAX用紙を、ユーザが指定したフィニッシャのジャム除去が容易な搬送位置に搬送することにより、第1の実施例の効果に加えて、迅速にジャムから復帰できるようにすることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記各実施例では、FAX用紙のパージを制限する場合について記載したが、二重出力が許容されない任意の用紙のパージを制限する場合に対して、本発明の用紙搬送制御方法を同様に適用することができる。
本発明は、用紙搬送経路に接続される複数の排紙口を備える画像形成装置、当該画像形成装置におけるジャム発生時の用紙搬送を制御する用紙搬送制御方法、用紙搬送制御プログラム及び当該用紙搬送制御プログラムを記録した記録媒体に利用可能である。
10 画像形成装置
11 制御部
11a ジャム検知部
11b 用紙搬送制御部
12 CPU
13 ROM
14 RAM
15 記憶部
16 表示操作部
17 画像処理部
18 ネットワークI/F部
19 FAX送受信部
20 給紙部
21 画像形成部
22 後処理部
23 フィニッシャ
24 排紙口
25 FAX排紙口

Claims (19)

  1. 用紙搬送経路に複数の排紙口が接続され、ジャム発生時に、前記用紙搬送経路上の用紙をパージするパージ機能を備える画像形成装置であって、
    前記用紙搬送経路のジャムを検知するジャム検知部と、
    二重出力が許容されない第1用紙及び前記第1用紙以外の第2用紙の搬送中に、ジャムを検知した場合に、前記第1用紙を、前記第2用紙がいずれかの排紙口に排紙可能となる位置まで搬送して停止させ、前記第2用紙をパージする用紙搬送制御部と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記用紙搬送制御部は、前記ジャムの発生箇所を特定し、前記ジャムの発生箇所よりも上流側にある前記第1用紙を前記ジャムの発生箇所まで搬送する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記用紙搬送制御部は、前記第1用紙により、当該第1用紙よりも上流側の前記第2用紙の排紙が妨げられる場合は、前記第2用紙の排紙経路が確保できるように、前記第1用紙を強制搬送する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、画像形成部の下流側に、前記用紙搬送経路が繋がる複数のフィニッシャを備え、
    前記用紙搬送制御部は、前記第1用紙を、所定のフィニッシャに搬送し、当該所定のフィニッシャ内部で停止させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記用紙搬送制御部は、前記第1用紙を、前記ジャムの発生箇所に最も近いフィニッシャに搬送する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記用紙搬送制御部は、前記第1用紙を、前記画像形成部に最も近いフィニッシャに搬送する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記用紙搬送制御部は、前記第1用紙を、前記用紙搬送経路上の用紙を一時的に格納する格納部を備えるフィニッシャに搬送する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 前記用紙搬送制御部は、前記第1用紙を、ユーザが予め指定したフィニッシャに搬送する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1用紙は、FAX機能により出力される用紙である、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載の画像形成装置。
  10. 用紙搬送経路に複数の排紙口が接続され、ジャム発生時に、前記用紙搬送経路上の用紙をパージするパージ機能を備える画像形成装置における用紙搬送制御方法であって、
    前記用紙搬送経路のジャムを検知する第1処理と、
    二重出力が許容されない第1用紙及び前記第1用紙以外の第2用紙の搬送中に、ジャムを検知した場合に、前記第1用紙を、前記第2用紙がいずれかの排紙口に排紙可能となる位置まで搬送して停止させ、前記第2用紙をパージする第2処理と、を実行する、
    ことを特徴とする用紙搬送制御方法。
  11. 前記第2処理では、前記ジャムの発生箇所を特定し、前記ジャムの発生箇所よりも上流側にある前記第1用紙を前記ジャムの発生箇所まで搬送する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の用紙搬送制御方法。
  12. 前記第2処理では、前記第1用紙により、当該第1用紙よりも上流側の前記第2用紙の排紙が妨げられる場合は、前記第2用紙の排紙経路が確保できるように、前記第1用紙を強制搬送する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の用紙搬送制御方法。
  13. 前記画像形成装置は、画像形成部の下流側に、前記用紙搬送経路が繋がる複数のフィニッシャを備え、
    前記第2処理では、前記第1用紙を、所定のフィニッシャに搬送し、当該所定のフィニッシャ内部で停止させる、
    ことを特徴とする請求項10に記載の用紙搬送制御方法。
  14. 前記第2処理では、前記第1用紙を、前記ジャムの発生箇所に最も近いフィニッシャに搬送する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の用紙搬送制御方法。
  15. 前記第2処理では、前記第1用紙を、前記画像形成部に最も近いフィニッシャに搬送する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の用紙搬送制御方法。
  16. 前記第2処理では、前記第1用紙を、前記用紙搬送経路上の用紙を一時的に格納する格納部を備えるフィニッシャに搬送する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の用紙搬送制御方法。
  17. 前記第2処理では、前記第1用紙を、ユーザが予め指定したフィニッシャに搬送する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の用紙搬送制御方法。
  18. 前記第1用紙は、FAX機能により出力される用紙である、
    ことを特徴とする請求項10乃至17のいずれか一に記載の用紙搬送制御方法。
  19. 用紙搬送経路に複数の排紙口が接続され、ジャム発生時に、前記用紙搬送経路上の用紙をパージするパージ機能を備える画像形成装置で動作する用紙搬送制御プログラムであって、
    前記画像形成装置の制御部に、
    前記用紙搬送経路のジャムを検知する第1処理、
    二重出力が許容されない第1用紙及び前記第1用紙以外の第2用紙の搬送中に、ジャムを検知した場合に、前記第1用紙を、前記第2用紙がいずれかの排紙口に排紙可能となる位置まで搬送して停止させ、前記第2用紙をパージする第2処理、を実行させる、
    ことを特徴とする用紙搬送制御プログラム。
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