JP2019058331A - バルーンカテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】バルーン拡張時にバルーンが軸方向に伸長することを抑制でき、かつ、バルーン送達時の操作性を向上したバルーンカテーテルを提供する。また、製造作業が比較的容易であり、製造コストの増加も抑えることができるバルーンカテーテルを提供する。【解決手段】バルーンカテーテル10の外管シャフト120は、外管シャフトと一体的に形成されるとともに、バルーン160の基端側固定部162と先端側固定部161との間で延在するアーチ部130を有し、アーチ部は、アーチ部の先端部131がバルーンの先端側固定部と内管シャフト110との間に配置されるとともに、アーチ部の幅は、基端側固定部から先端側固定部に向かって小さなっており、アーチ部は、外管シャフトの外表面側と内表面側とを連通する連通部133を有している。【選択図】図3

Description

本発明は、バルーンカテーテルに関する。
血管等の生体管腔に形成された狭窄部等の病変部を拡張する医療装置としてバルーンカテーテルが知られている。
バルーンカテーテルは、ガイドワイヤルーメンを形成する内腔を備える内管シャフトと、加圧媒体を流通させる内腔を備える外管シャフトと、内管シャフトおよび外管シャフトに固定されたバルーンと、を備える。
バルーンカテーテルは、バルーンと内管シャフトの間に形成された拡張空間に加圧媒体が供給されると、径方向(内管シャフトの放射方向)に拡張し、病変部を押し広げる。バルーンは、加圧媒体の供給および排出に伴って円滑に拡張および収縮し得るように、比較的柔軟な材料で形成される。そのため、バルーンカテーテルは、バルーンが拡張される際、加圧媒体が拡張空間に過剰に供給されると、バルーンが内管シャフトとともに軸方向に伸長することがある。そのため、バルーンカテーテルは、バルーンが拡張される際、バルーンの軸方向への伸長を抑制する技術が鋭意検討されている。
一方、バルーンカテーテルは、病変部にバルーンを送達する必要があるため、術者の操作性を向上させるためのプッシャビリティやトラッカビリティなどの能力が求められる。そのため、バルーンカテーテルは、プッシャビリティやトラッカビリティを向上させる技術も鋭意検討されている。なお、プッシャビリティは、バルーンカテーテルの先端側に効率的に術者の押込力を伝達できる能力であり、トラッカビリティは、バルーンカテーテルが湾曲した血管を簡便に進んでいくことができる能力である。
例えば、特許文献1には、バルーンが拡張する際、バルーンが軸方向に伸長するのを防止する規制部材を設けたバルーンカテーテルが開示されている。規制部材は、内管シャフトおよび外管シャフトとは異なる別部材で形成されており、かつ、外管シャフトとバルーンとに固定されている。バルーンカテーテルは、バルーンが拡張する際、規制部材によりバルーンと外管シャフトとの間の距離が略一定に保たれるため、バルーンが軸方向に伸長するのを抑制できる。また、規制部材は、バルーンカテーテルの柔軟性を損なわないように構成することも記載されている。
国際公開2013/136884号
しかしながら、特許文献1に記載のバルーンカテーテルは、バルーン拡張時のバルーンの軸方向への伸長を抑制しつつ、バルーン送達時のプッシャビリティやトラッカビリティを向上させる構成について具体的に検討していない。また、特許文献1に記載のバルーンカテーテルは、規制部材が内管シャフトおよび外管シャフトとは異なる別部材で形成されているため、バルーンカテーテルの製造に要する部品点数が多くなる。そのため、バルーンカテーテルは、製造作業の煩雑化や製造コストの増加を招いてしまう。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、バルーン拡張時にバルーンが軸方向に伸長することを抑制でき、かつ、バルーン送達時の操作性を向上したバルーンカテーテルを提供することを目的とする。また、本発明は、製造作業が比較的容易であり、製造コストの増加も抑えることができるバルーンカテーテルを提供することも目的とする。
本発明に係るバルーンカテーテルは、内管シャフトと、前記内管シャフトの一部を覆う外管シャフトと、前記内管シャフトと前記外管シャフトに固定されたバルーンと、を備え、前記バルーンは、前記内管シャフトに固定された先端側固定部と、前記外管シャフトに固定された基端側固定部と、前記先端側固定部と前記基端側固定部との間に位置する拡張部と、を備え、前記外管シャフトは、前記外管シャフトと一体的に形成されるとともに、前記基端側固定部と前記先端側固定部との間で延在するアーチ部を有し、前記アーチ部は、前記アーチ部の先端部が前記先端側固定部と前記内管シャフトとの間に配置されるとともに、前記アーチ部の幅は、前記基端側固定部から前記先端側固定部に向かって小さくなっており、前記アーチ部は、前記外管シャフトの外表面側と内表面側とを連通する連通部を有している。
上記のバルーンカテーテルは、バルーンの先端側固定部とバルーンの基端側固定部との間に延在するアーチ部を有する。アーチ部は、外管シャフトに一体的に形成されており、その先端部がバルーンの先端側固定部と内管シャフトとの間に配置されている。バルーンカテーテルは、バルーンが拡張する際、外管シャフトの一部で構成されるアーチ部により、バルーンの軸方向への伸長が抑制される。また、バルーンカテーテルは、アーチ部が外管シャフトの一部で構成されているため、バルーンの軸方向への伸長を抑制するための別部材を別途設ける必要がない。このため、バルーンカテーテルは、その製造作業が比較的容易なものとなり、製造コストの増加も抑えることができる。さらに、バルーンカテーテルは、外管シャフトの一部で構成されたアーチ部がバルーンの先端側固定部とバルーンの基端側固定部との間に延在しているため、バルーンカテーテルの手元側から先端側への力の伝達を向上させることができ、生体管腔の病変部に対するプッシャビリティが向上する。そして、バルーンカテーテルは、アーチ部の幅がバルーンの基端側固定部からバルーンの先端側固定部に向かって小さくなるため、バルーンがバルーンの基端側からバルーンの先端側に向かって柔軟になるとともに、バルーンの先端部から外管シャフトまでの物性変化がなだらかになり、生体管腔送達時のトラッカビリティが向上する。また、さらに、バルーンカテーテルは、アーチ部に連通部が形成されているため、アーチ部の外表面とバルーンの内表面との間に閉鎖された空間ができるのを防止でき、バルーンを容易に収縮することができる。
本発明の実施形態に係るバルーンカテーテルを示す図である。 図2(A)は、図1に示す破線部2A部分の軸方向の断面を示す図であり、図2(B)は、図1に示す破線部2B部分の軸方向の断面を示す図である。 バルーンカテーテルの先端部の概略斜視図である。 図2(A)に示す矢印4A−4Aに対応する断面図であり、図4(A)は、バルーンが収縮して外管シャフトに巻き付けられた状態を示す断面図、図4(B)は、バルーンが拡張した状態を示す断面図、図4(C)は、バルーンが拡張した後に収縮した状態を示す断面図である。
以下、各図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1に示すように、本実施形態に係るバルーンカテーテル10は、シャフト100の先端側に配置されたバルーン160を生体管腔に形成された狭窄部等の病変部において拡張させることにより、病変部を押し広げて治療する医療装置である。
バルーンカテーテル10は、例えば、冠動脈の狭窄部を広げるために使用されるPTCA治療用バルーンカテーテルとして構成できる。ただし、バルーンカテーテル10は、例えば、他の血管、胆管、気管、食道、その他消化管、尿道、耳鼻内腔、その他の臓器等の生体器官内に形成された狭窄部等の病変部の治療を目的としたバルーンカテーテルとして構成することもできる。
以下、バルーンカテーテル10について説明する。
図1に示すように、バルーンカテーテル10は、長尺状のシャフト100と、シャフト100の先端側に配置されたバルーン160と、シャフト100の基端側に配置されたハブ190と、を有している。
実施形態の説明において、バルーン160を配置した側をバルーンカテーテル10の先端側とし、ハブ190を配置した側をバルーンカテーテル10の基端側とし、シャフト100が延伸する方向を軸方向とする。また、実施形態の説明において、先端部とは、先端(最先端)およびその周辺を含む一定の範囲を意味し、基端部とは、基端(最基端)およびその周辺を含む一定の範囲を意味する。
図1に示すように、バルーンカテーテル10は、シャフト100の先端側寄りにガイドワイヤ200が出入り可能な基端開口部(ガイドワイヤポート)105が形成された、いわゆるラピッドエクスチェンジ型のカテーテルとして構成している。
図2(A)および図2(B)に示すように、シャフト100は、内管シャフト110と、内管シャフト110の一部を覆う外管シャフト120と、を有している。
内管シャフト110は、ガイドワイヤ200が挿通される内腔(ガイドワイヤルーメン)115を備えている。外管シャフト120は、バルーン160を拡張させるための加圧媒体が流通可能な内腔(拡張ルーメン)125を備えている。
図1および図2(B)に示すように、シャフト100は、内管シャフト110の内腔115に連通する基端開口部(ガイドワイヤポートを形成する内管シャフト110の基端開口部)105を有している。基端開口部105は、内管シャフト110の基端部113付近に形成している。
図2(B)に示すように、外管シャフト120は、先端側シャフト140と、先端側シャフト140の基端側に接続された基端側シャフト150と、を有している。
先端側シャフト140および基端側シャフト150は、シャフト100の基端開口部105付近において内管シャフト110と一体的に接続(融着)している。後述するアーチ部130は、外管シャフト120を形成する先端側シャフト140の先端部に形成している。
先端側シャフト140の内腔145および基端側シャフト150の内腔155は、先端側シャフト140と基端側シャフト150とが接続された状態において、バルーン160の拡張空間165と連通する内腔125を形成する。
図2(A)に示すように、内管シャフト110は、外管シャフト120の内腔125に配置している。内管シャフト110の先端側の一定の範囲は、外管シャフト120のアーチ部130と周方向(図2(A)の上下方向)に重なるように配置している。
図2(A)に示すように、内管シャフト110は、先端側に配置された先端部材170を有している。先端部材170は、ガイドワイヤ200を挿通可能な内腔171を有している。
内管シャフト110は、先端側に先端部材170を備えることにより、バルーンカテーテル10の先端が生体管腔(血管の内壁等)に接触した際に、生体器官に損傷が生じるのを防止できる。先端部材170は、例えば、柔軟な樹脂材料で形成できる。ただし、先端部材170の材質は、内管シャフト110に対して固定(例えば、融着や接着)が可能なものであれば特に限定されない。
図2(A)に示すように、バルーン160は、内管シャフト110および外管シャフト120の先端部(アーチ部130の先端部131)に固定された先端側固定部161と、外管シャフト120(アーチ部130の基端部132)に固定された基端側固定部162と、先端側固定部161と基端側固定部162との間に位置する拡張部163と、を有している。
また、バルーン160の拡張部163は、拡張部163の軸方向の略中間に位置する中間領域163aと、中間領域163aの先端から先端側固定部161に延在する先端側傾斜領域163bと、中間領域163aの基端から基端側固定部162に延在する基端側傾斜領域163cと、を有している。
バルーン160の拡張部163は、シャフト100の外周面と拡張部163との間に、外管シャフト120の内腔125と連通する拡張空間165を形成する。拡張部163の中間領域163aは、拡張空間165に流体が流入すると、軸方向と交差する放射方向へ拡張して、狭窄部等の病変部に対して拡張力を作用させる。
拡張部163の基端側傾斜領域163cは、拡張部163の中間領域163aよりも肉厚が大きく形成されている。また、基端側傾斜領域163cは、中間領域163aから基端側固定部162に向けて肉厚が徐々に増加している。
先端側傾斜領域163bは、基端側傾斜領域163cと同様に、拡張部163の中間領域163aよりも肉厚が大きく形成されている。また、先端側傾斜領域163bは、中間領域163aから先端側固定部161に向けて肉厚が徐々に増加している。
バルーン160と内管シャフト110との固定方法およびバルーン160と外管シャフト120(アーチ部130)との固定方法には、例えば、融着を採用することができる。ただし、固定方法は特に限定されず、例えば、接着等でもよい。
図4(A)〜図4(C)には、バルーン160の拡張前後における拡張部163の中間領域163aの断面図(図2(A)の矢印4A−4Aで示す位置の軸直交断面図)を示している。
図4(A)に示すように、バルーン160は、収縮した状態でバルーン160の周方向の異なる位置に複数の突起部(羽根部)168を形成する。バルーン160の拡張部163の中間領域163aは、バルーン160が拡張される前、外管シャフト120のアーチ部130に突起部168が折り畳んで巻き付けられる。なお、外管シャフト120のアーチ部130の詳細については後述する。
突起部168は、例えば、バルーン160に3つ形成できる。ただし、突起部168の個数や断面形状(軸直交断面の形状)等は、特に限定されない。
図4(B)に示すように、バルーン160が拡張する際、外管シャフト120に形成されたアーチ部130は、バルーン160の拘束から解除される。これにより、アーチ部130と内管シャフト110との間の空間gは、バルーン160の拡張方向(放射方向)に広がる。
図4(C)に示すように、バルーン160が拡張した後、バルーン160の拡張空間165から加圧媒体を排出させると、加圧媒体は、外管シャフト120のアーチ部130に形成された連通部133及び隣り合うアーチ部130の間の空間を経由して外管シャフト120の内腔125へ流入する。それにより、バルーン160は収縮する。この際、バルーン160の収縮(バルーン160の内管シャフト110側への移動)がアーチ部130により阻害され、加圧媒体がバルーン160の内表面とアーチ部130の外表面との間に残留したとしても、加圧媒体はアーチ部130の連通部133を介して外管シャフト120の内腔125へ流入する。なお、バルーン160の各突起部168は、バルーン160が収縮すると、バルーン160の拡張方向に突出した凸形状を形成しつつ、図4(A)に示すように、外管シャフト120のアーチ部130に折り畳んで巻き付けられる。
バルーン160の突起部168は、図4(C)に示す軸直交断面(外管シャフト120の軸心c1に垂直な断面)において、外管シャフト120の周方向における連通部133に対応する位置に配置している。このため、バルーン160が収縮する際、加圧媒体がバルーン160の内表面とアーチ部130の外表面との間に残留したとしても、バルーン160の内表面とアーチ部130の外表面との間に位置するバルーン160の拡張空間165は、連通部133を介して外管シャフト120の内腔125との連通を維持する。したがって、バルーンカテーテル10は、バルーン160の拡張空間165から外管シャフト120の内腔125へ加圧媒体を速やかに移動させることができる。
なお、アーチ部130の連通部133は、上記のように突起部168の内表面側と外管シャフト120の内腔125との連通を維持し得るように、突起部168の数と同数以上設けることが好ましい。
図2(A)に示すように、内管シャフト110は、バルーン160の拡張部163の中間領域163aの軸方向の略中心位置を示す造影マーカー180a、180bを有している。
造影マーカー180aは、内管シャフト110において先端側傾斜領域163bと中間領域163aとの間の境界部を示す位置に配置している。造影マーカー180bは、内管シャフト110において基端側傾斜領域163cと中間領域163aとの間の境界部を示す位置に配置している。各造影マーカー180a、180bは、例えば、白金、金、銀、イリジウム、チタン、タングステン等の金属、またはこれらの合金等により形成できる。
図1に示すように、ハブ190は、流体(例えば、造影剤や生理食塩水)を供給するためのインデフレーター等の供給装置(図示省略)と液密・気密に接続可能なポート191を有している。ハブ190のポート191は、例えば、チューブ等が接続・分離可能に構成された公知のルアーテーパー等によって構成することができる。
次に、外管シャフト120が備えるアーチ部130について説明する。
図2(A)および図3に示すように、外管シャフト120は、外管シャフト120と一体的に形成されたアーチ部130を有している。
アーチ部130は、バルーン160の基端側固定部162とバルーン160の先端側固定部161との間で延在している。アーチ部130の幅W11は、バルーン160の基端側固定部162からバルーン160の先端側固定部161に向かって小さくなる。
図2(A)に示すように、アーチ部130の先端部131は、バルーン160の先端側固定部161と内管シャフト110との間に配置されている。また、アーチ部130の基端部132は、バルーン160の基端側固定部162付近に配置されている。
図2(A)および図3に示すように、アーチ部130は、外管シャフト120の外表面側と内表面側とを連通する連通部133を有している。
アーチ部130には、一つの連通部133が形成されている(図4(B)を参照)。連通部133は、アーチ部130が備える第1ストラット135aおよび第2ストラット135bに囲まれた一つの孔で構成している。連通部133は、図2(A)に示すように、外管シャフト120の内腔125とバルーン160の拡張空間165とを連通させる。なお、バルーン160が収縮される際、バルーン160の内表面とアーチ部130の外表面との間に残留した加圧流体が外管シャフト120の内腔125に排出可能である限り、アーチ部130には、外管シャフト120の軸方向又は周方向の異なる位置に複数の連通部133が形成されていてもよい。
図2(A)および図3に示すように、連通部133は、外管シャフト120の軸方向の一定の範囲に亘って延在している。
連通部133の先端側端部133aは、バルーン160の先端側傾斜領域163bに対応する位置(外管シャフト120においてバルーン160の先端側傾斜領域163bと周方向に重なる位置)に配置されている。また、連通部133の基端側端部133bは、バルーン160の基端側傾斜領域163cに対応する位置(バルーン160の外管シャフト120において基端側傾斜領域163cと周方向に重なる位置)に配置されている。
前述したように、バルーン160は、基端側傾斜領域163cの肉厚が拡張部163の肉厚よりも大きく形成されている。そのため、基端側傾斜領域163cは、バルーン160への加圧媒体の排出時に、中間領域163aよりも突起部168を形成しつつ、折り畳まれにくい。連通部133の基端側端部133bは、図2(A)に示すように、基端側傾斜領域163cに対応する位置に形成されているため、アーチ部130の幅が大きい領域であっても、バルーン160が収縮する際、バルーン160の基端側傾斜領域163cにより閉塞されず、バルーン160の拡張空間165と外管シャフト120の内腔125との連通状態を維持する。そのため、基端側傾斜領域163cは、バルーン160への加圧媒体の排出時に、突起部168を形成しつつ、折り畳まれやすい。
図3に示すように、連通部133の幅(外管シャフト120の周方向に沿う幅)W12は、外管シャフト120の基端側から先端側に向かって小さくなっている。そのため、連通部133の基端側端部133bの開口面積(孔の面積)は、連通部133の先端側端部133aの開口面積よりも大きくなっている。これにより、連通部133の幅W12は、アーチ部130の幅W11と同様に、外管シャフト120の基端側から先端側に向かって小さくなるため、バルーン160への加圧媒体の供給及び排出時に、加圧媒体の移動が容易になる。
連通部133の形状は特に限定されないが、例えば、連通部133の基端側端部133bの形状が基端側へ湾曲しつつ広がる形状であることが好ましい。連通部133の基端側端部133bの形状が図3で示すように曲面で形成される場合、バルーン160がアーチ部130に折り畳んで巻き付けられる際、バルーン160が基端側端部133bのエッジで損傷することを防止することができる。また、バルーン160の基端側傾斜領域163c付近は、バルーン160の肉厚がバルーン160の他の部位よりも大きく形成されているため、柔軟性が比較的小さい。そのため、連通部133の基端側端部133bの面積(開口面積)を大きくすることにより、バルーンカテーテル10は、バルーン160の基端側傾斜領域163c付近とその先端側とで物性段差が生じるのを好適に防止することが可能になる。また、本実施形態では、バルーンカテーテル10は、連通部133の幅W12が先端側に向けて徐々に小さくなるため、連通部133を形成することに起因して外管シャフト120に極端な物性段差が生じるのを防止できる。
また、アーチ部130の幅W11は、バルーン160の先端側固定部161からバルーン160の基端側固定部162に向かって大きくなる。そのため、バルーンカテーテル10は、連通部133の基端側端部133bの面積が大きく形成されることにより、連通部133の基端側端部133bを通じて、バルーン160の拡張空間165から容易に加圧媒体を排出させることが可能になる。
図3に示すように、アーチ部130は、第1ストラット135aと、第2ストラット135bと、を有している。
第2ストラット135bは、外管シャフト120の軸方向において第1ストラット135aと非平行に延びている。本実施形態では、アーチ部130が有する任意のストラット135aを第1ストラットと称し、第1ストラット135aに隣接する他のストラット135bを第2ストラットと称する。ただし、各ストラット135a、135bの関係は適宜入れ替えることができ、例えば、ストラット135bを第1ストラットとし、ストラット135aを第2ストラットとしてもよい。
第1ストラット135aおよび第2ストラット135bは、非平行に延在しているため、外管シャフト120の基端側から先端側に向かって互いに接近する。第1ストラット135aおよび第2ストラット135bの先端部側では、両者の間の空間(連通部133)が小さくなる。そのため、例えば、第1ストラット135aの先端部および第2ストラット135bの先端部が近接又は交差する場合、各ストラット135a、135bは、バルーン160の先端側固定部161付近のバルーン160と内管シャフト110との間で、互いに連結される。
図3に示すように、連通部133は、第1ストラット135aと第2ストラット135bとの間に形成されている。
第1ストラット135aの幅(外管シャフト120の周方向に沿う幅)および第2ストラット135bの幅(外管シャフト120の周方向に沿う幅)は、外管シャフト120の基端側から先端側に向かって小さくなっている。そのため、アーチ部130において各ストラット135a、135bが形成された部分の面積は、外管シャフト120の基端側から先端側に向かって徐々に小さくなっている。これにより、バルーンカテーテル10は、バルーン160の先端側の柔軟性を維持することができる。
また、前述したように、各ストラット135a、135bの間に形成された連通部133は、外管シャフト120の基端側から先端側に向かって徐々に小さくなっている。
図2(A)および図3に示すように、アーチ部130は、外管シャフト120の基端側から先端側に向かって外管シャフト120の軸心c1に対して傾斜している。換言すると、アーチ部130は、外管シャフト120の先端側に向けて外形の寸法(アーチ部130の外形形状が円形である場合には外径)が小さくなる。また、アーチ部130に形成された各ストラット135a、135bは、外管シャフト120の基端側から先端側に向かって、外管シャフト120の軸心c1に近付くように傾斜している。
外管シャフト120のアーチ部130は、例えば、次のように形成できる。
アーチ部130の形成に際して、外管シャフト120を構成する管状部材に複数のストラット135a、135bと、各ストラット135a、135bの間に延在するスリット(切り欠き)を形成する。スリットは、外管シャフト120の先端(先端開口部)まで延在させた形状に形成する。それにより、各ストラット135a、135bは各々の先端が分離した状態になる。次に、各ストラット135a、135bの先端同士を融着等で接合して繋げることにより、各ストラット135a、135bを一体化させる。各ストラット135a、135bの先端同士を繋げることにより、スリットは先端側が閉じられた連通部(孔)133を形成する。各ストラット135a、135bの先端は、アーチ部130の先端部131を形成し、図2(A)に示すように、バルーン160の先端側固定部161と内管シャフト110との間に配置される。また、図3に示すように、アーチ部130は、外管シャフト120の周方向に複数個形成される。
上記のように各ストラット135a、135bの先端同士を繋げる際、各ストラット135a、135bの先端付近を外管シャフト120の軸心c1側に寄せて接合することにより、アーチ部130は、図3に示すように、外管シャフト120の基端側から先端側に向かって外管シャフト120の軸心c1に対して傾斜した形状となる。また、各ストラット135a、135bの間に形成された連通部133は、上記のように各ストラット135a、135bが外管シャフト120の軸心c1側に寄せ集められることにより、連通部133の幅W12が先端側に向けて徐々に小さくなるように形成される。
なお、各ストラット135a、135bの形状や構造等は特に限定されない。例えば、各ストラット135a、135bは、先端が繋がれていない形状であってもよいし、軸方向に直線状に延在した形状以外の形状(例えば、外管シャフト120の周方向に湾曲や屈曲した形状)等であってもよい。また、アーチ部130に形成するストラットの個数も特に限定されず、適宜増減することが可能である。
本実施形態に係るバルーンカテーテル10は、外管シャフト120に一体的に形成されたアーチ部130の先端部131がバルーン160の先端側固定部161と内管シャフト110との間に配置(固定)されている。そのため、アーチ部130は、内管シャフト110と外管シャフト120との位置関係の変化を防止する。これにより、アーチ部130は、バルーン160と内管シャフト110の間で固定されることにより、内管シャフト110が軸方向に伸長することを抑制し、バルーン160が軸方向へ伸長するのを抑制する。また、バルーンカテーテル10は、内管シャフト110と、外管シャフト120に一体的に形成されたアーチ部130と、バルーン160とが相互に固定されているため、プッシャビリティが向上したものとなる。
次に、バルーンカテーテル10の構成材料を説明する。なお、以下に説明する各材料は、一例に過ぎず、本実施形態に係るバルーンカテーテル10の構成材料は、ここで説明するものに限定されない。
内管シャフト110は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、軟質ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂、ポリウレタンエラストマー、ポリアミドエラストマー、ポリエステルエラストマー等の各種エラストマー、ポリアミド、結晶性ポリエチレン、結晶性ポリプロピレン等の結晶性プラスチック等で形成できる。
外管シャフト120(先端側シャフト140および基端側シャフト150)は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、軟質ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂、ポリウレタンエラストマー、ポリアミドエラストマー、ポリエステルエラストマー等の各種エラストマー、ポリアミド、結晶性ポリエチレン、結晶性ポリプロピレン等の結晶性プラスチック等で形成できる。
バルーン160は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、架橋型エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリスチレンエラストマー、シリコーンゴム、ラテックスゴム等で形成できる。
次に、本実施形態に係るバルーンカテーテル10の作用を説明する。
本実施形態に係るバルーンカテーテル10は、内管シャフト110と、内管シャフト110の一部を覆う外管シャフト120と、内管シャフト110と外管シャフト120に固定されたバルーン160と、を備えている。バルーン160は、内管シャフト110に固定された先端側固定部161と、外管シャフト120に固定された基端側固定部162と、先端側固定部161と基端側固定部162との間に位置する拡張部163と、を備えている。外管シャフト120は、外管シャフト120と一体的に形成されるとともに、基端側固定部162と先端側固定部161との間で延在するアーチ部130を有している。アーチ部130は、アーチ部130の先端部131が先端側固定部161と内管シャフト110との間に配置されるとともに、アーチ部130の幅W11は、基端側固定部162から先端側固定部161に向かって小さくなっている。そして、アーチ部130は、外管シャフト120の外表面側と内表面側とを連通する連通部133を有している。
上記のように構成したバルーンカテーテル10は、バルーン160の先端側固定部161とバルーン160の基端側固定部162との間に延在するアーチ部130を有する。アーチ部130は、外管シャフト120に一体的に形成されており、その先端部131がバルーン160の先端側固定部161と内管シャフト110との間に配置されている。バルーンカテーテル10は、バルーン160が拡張する際、外管シャフト120の一部で構成されるアーチ部130により、バルーン160の軸方向への伸長が抑制される。また、バルーンカテーテル10は、アーチ部130が外管シャフト120の一部で構成されているため、バルーン160の軸方向への伸長を抑制するための別部材を別途設ける必要がない。このため、バルーンカテーテル10は、その製造作業が比較的容易なものとなり、製造コストの増加も抑えることができる。さらに、バルーンカテーテル10は、外管シャフト120の一部で構成されたアーチ部130がバルーン160の先端側固定部161とバルーン160の基端側固定部162との間に延在しているため、バルーンカテーテル10の手元側から先端側への力の伝達を向上させることができ、生体管腔の病変部に対するプッシャビリティが向上する。そして、バルーンカテーテル10は、アーチ部130の幅W11がバルーン160の基端側固定部162からバルーン160の先端側固定部161に向かって小さくなるため、バルーン160がバルーン160の基端側からバルーン160の先端側に向かって柔軟になるとともに、バルーン160の先端部から外管シャフト120までの物性変化も緩やかになり、生体管腔送達時のトラッカビリティが向上する。加えて、バルーンカテーテル10は、外管シャフト120がアーチ部130の基端側から先端側に向けて物性が緩やかに変化するため、急激な物性段差が形成されることを防止し、外管シャフト120にキンク等が生じることを防止できる。また、さらに、バルーンカテーテル10は、アーチ部130に連通部133が形成されているため、アーチ部130の外表面とバルーン160の内表面との間に閉鎖された空間ができるのを防止でき、バルーン160を容易に収縮することができる。
また、外管シャフト120のアーチ部130は、第1ストラット135aと、外管シャフト120の軸方向において第1ストラット135aと非平行に延びる第2ストラット135bと、を有している。そして、連通部133は、第1ストラット135aと第2ストラット135bとの間に形成されている。このように、アーチ部130は、第1ストラット135aおよび第2ストラット135bにより形成されるため、簡便な構造でアーチ部130の基端側から先端側への物性変化を制御することができるとともに、1つのストラットで形成する場合と比較して耐久性が向上する。また、アーチ部130は、アーチ部130の幅が大きいアーチ部130の基端側で、第1ストラット135a及び第2ストラット135bの間の空間(連通部133)が比較的大きい。そのため、バルーンカテーテル10は、バルーン160が拡張及び収縮される際、外管シャフト120の内腔からの加圧媒体の流入及び外管シャフト120の内腔への加圧媒体の流出を良好に行うことができる。
また、バルーンカテーテル10は、連通部133の幅W12が外管シャフト120の基端側から先端側に向かって小さくなっている。そのため、外管シャフト120は、アーチ部130の基端側から先端側に向けて物性が緩やかに変化するため、急激な物性段差が形成されるのを防止できる。それにより、バルーンカテーテル10は、外管シャフト120にキンク等が生じるのを防止できる。
また、アーチ部130は、外管シャフト120の基端側から先端側に向かって外管シャフト120の軸心c1に対して傾斜している。そのため、バルーンカテーテル10は、外管シャフト120の先端側が基端側に比べてより細く形成されるため、狭窄部等の病変部に対する通過性が向上する。
また、バルーン160の拡張部163は、中間領域163aと、中間領域163aの先端から先端側固定部161に延在する先端側傾斜領域163bと、中間領域163aの基端から基端側固定部162に延在する基端側傾斜領域163cと、を有している。バルーン160の基端側傾斜領域163cは、中間領域163aよりも肉厚が大きく形成されており、アーチ部130の連通部133の基端側端部133bは、外管シャフト120の基端側傾斜領域163cに対応する位置に配置されている。そのため、バルーンカテーテル10は、連通部133が中間領域163aよりもバルーン160の肉厚が大きい基端側傾斜領域163cに対応する位置まで延在しているため、バルーン160とアーチ部の間に加圧媒体が残留することを防止しつつ、アーチ部130にバルーン160を円滑に折り畳むことができる。
また、バルーン160の拡張部163は、バルーン160が収縮した状態で、外管シャフト120の径方向に突出した突起部168を形成する。突起部168は、外管シャフト120の軸心c1に対して垂直な断面において、外管シャフト120の周方向における連通部133に対応する位置に配置されている。そのため、バルーンカテーテル10は、バルーン160が収縮される際、連通部133を介して、突起部168の内表面側の拡張空間165と外管シャフト120の内腔125との連通を好適に維持できる。それにより、バルーンカテーテル10は、バルーン160の拡張空間165から外管シャフト120の内腔125へ加圧媒体を速やかに移動させることができ、アーチ部130にバルーン160を円滑に折り畳むことができる。
以上、実施形態を通じて本発明に係るバルーンカテーテルを説明したが、本発明は実施形態で説明した構成のみに限定されることはなく、特許請求の範囲の記載に基づいて適宜変更することが可能である。
例えば、バルーンカテーテルは、オーバーザワイヤ型のバルーンカテーテルとして構成することも可能である。
10 バルーンカテーテル、
100 シャフト、
110 内管シャフト、
115 内腔(ガイドワイヤルーメン)、
120 外管シャフト、
125 内腔(拡張ルーメン)、
130 アーチ部、
131 アーチ部の先端部、
132 アーチ部の基端部、
133 連通部、
133a 連通部の先端側端部、
133b 連通部の基端側端部、
135a 第1ストラット、
135b 第2ストラット、
160 バルーン、
161 先端側固定部、
162 基端側固定部、
163 拡張部、
163a 中間領域、
163b 先端側傾斜領域、
163c 基端側傾斜領域、
165 拡張空間、
168 突起部、
170 先端部材、
190 ハブ、
200 ガイドワイヤ。

Claims (6)

  1. 内管シャフトと、
    前記内管シャフトの一部を覆う外管シャフトと、
    前記内管シャフトと前記外管シャフトに固定されたバルーンと、を備え、
    前記バルーンは、前記内管シャフトに固定された先端側固定部と、前記外管シャフトに固定された基端側固定部と、前記先端側固定部と前記基端側固定部との間に位置する拡張部と、を備え、
    前記外管シャフトは、前記外管シャフトと一体的に形成されるとともに、前記基端側固定部と前記先端側固定部との間で延在するアーチ部を有し、
    前記アーチ部は、前記アーチ部の先端部が前記先端側固定部と前記内管シャフトとの間に配置されるとともに、前記アーチ部の幅は、前記基端側固定部から前記先端側固定部に向かって小さくなっており、
    前記アーチ部は、前記外管シャフトの外表面側と内表面側とを連通する連通部を有する、バルーンカテーテル。
  2. 前記アーチ部は、第1ストラットと、前記外管シャフトの軸方向において前記第1ストラットと非平行に延びる第2ストラットと、を有し、
    前記連通部は、前記第1ストラットと前記第2ストラットとの間に形成される、請求項1に記載のバルーンカテーテル。
  3. 前記連通部の幅は、前記外管シャフトの基端側から先端側に向かって小さくなる、請求項1または請求項2に記載のバルーンカテーテル。
  4. 前記アーチ部は、前記外管シャフトの基端側から先端側に向かって前記外管シャフトの軸心に対して傾斜する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル。
  5. 前記拡張部は、中間領域と、前記中間領域の先端から前記先端側固定部に延在する先端側傾斜領域と、前記中間領域の基端から前記基端側固定部に延在する基端側傾斜領域と、を有し、
    前記基端側傾斜領域は、前記中間領域よりも肉厚が大きく形成されており、
    前記連通部の基端側端部は、前記外管シャフトの前記基端側傾斜領域に対応する位置に配置される、請求項1〜4のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル。
  6. 前記拡張部は、前記バルーンが収縮した状態で、前記外管シャフトの径方向に突出した突起部を形成し、
    前記突起部は、前記外管シャフトの軸心に対して垂直な断面において、前記外管シャフトの周方向における前記連通部に対応する位置に配置される、請求項1〜5のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル。
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