JP2019034865A - 光ファイバ母材の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ファイバ母材の焼結工程時に、コアが変形することを抑制する。【解決手段】コア部およびコア部を覆うクラッド部を有する複数のコア入りガラスロッドを束ねてロッド集合体を得るバンドル工程と、ロッド集合体の周囲にスートを堆積させる外付工程と、ロッド集合体の周囲に堆積されたスートを透明ガラス化させる焼結工程と、を有し、焼結工程における温度域において、コア部の粘度をηA_coreとし、クラッド部の粘度をηA_cladとするとき、ηA_core>ηA_cladを満足する、光ファイバ母材の製造方法。【選択図】図2

Description

本発明は、光ファイバ母材の製造方法に関する。
近年では、光通信システムの伝送容量を増大させる技術として、1本の光ファイバ内に複数のコアを設けたマルチコアファイバが検討されている。マルチコアファイバの製造方法としては、下記特許文献1が開示するようなOBR(Over-Cladding Bundled Rods)法が知られている。OBR法では、コアを有するコア入りガラスロッドを束ねてロッド集合体とし、ロッド集合体の外周にOVD(Outside Vaper Deposition)法によってスートを堆積させる。その後、スートが堆積したロッド集合体を電気炉内で加熱することで、スートを焼結して透明ガラス化させ、光ファイバ母材を得る。この光ファイバ母材を線引きすることで、マルチコアファイバを製造することができる。
特開2015−178444号公報
通常、コア入りガラスロッドのコア部には、屈折率を増加させるためのドーパント(GeOなど)が添加される一方、クラッド部には純粋石英が用いられる。ドーパントが添加されることにより、コア部の粘度はクラッド部の粘度よりも低くなる。
ここで、上記した光ファイバ母材の製造工程のうち、スートを焼結させる焼結工程では、スートが透明ガラス化する際に、図4(a)に示すように、光ファイバ母材の外側から中心部に向かって収縮力が生じる。コア部の粘度が低いと、焼結工程時の収縮力によってコア部が変形してしまい、図4(b)に示すように、製造された光ファイバ母材のコアの形状が非円形(楕円形など)となってしまう場合があった。コアが非円形状となると、マルチコアファイバの光学特性に大きな影響が及ぼされる。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、光ファイバ母材の焼結工程時に、コアが変形するのを抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る光ファイバ母材の製造方法は、コア部および前記コア部を覆うクラッド部を有する複数のコア入りガラスロッドを束ねてロッド集合体を得るバンドル工程と、前記ロッド集合体の周囲にスートを堆積させる外付工程と、前記ロッド集合体の周囲に堆積された前記スートを透明ガラス化させる焼結工程と、を有し、前記焼結工程における温度域において、前記コア部の粘度をηA_coreとし、前記クラッド部の粘度をηA_cladとするとき、ηA_core>ηA_cladを満足する。
上記第1の態様によれば、ηA_core>ηA_cladとなっているため、焼結工程時に光ファイバ母材に収縮力が生じたとしても、粘度の小さいクラッド部を大きく変形させて、この収縮力を吸収することができる。これにより、光ファイバ母材のコア部が変形することが抑えられ、製造されたマルチコアファイバのコアの変形を抑制することができる。
ここで、前記焼結工程における温度域において、透明ガラス化した前記スートの粘度をηCとするとき、ηA_clad≧ηC若しくはηA_clad>ηCを満足してもよい。
この場合、上記の通りクラッド部を変形させることに加えて、コア部から離れた部分に位置するスートも変形させて上記収縮力を吸収することができる。これにより、より確実にコア部の変形を抑えることができる。
また、前記ロッド集合体には、コア部を有さない充填ガラスロッドが含まれ、前記焼結工程における温度域において、前記充填ガラスロッドの粘度をηBとするとき、ηA_clad≧ηB≧ηCを満足してもよい。
この場合、コア部から離れるに従って段階的に焼結温度における粘度を小さくすることで、コア部から遠い部分ほど上記収縮力によって大きく変形するように構成し、コア部の変形をより確実に抑えることができる。
本発明の上記態様によれば、光ファイバ母材の焼結工程時に、コアが変形するのを抑制することができる。
(a)はロッド集合体にスートを堆積させた状態の断面図である。(b)は焼結工程後の光ファイバ母材の断面図である。 (a)は本実施形態における比屈折率差の分布を示す図である。(b)は本実施形態における焼結温度での粘度の分布を示す図である。 (a)は従来の製造方法における比屈折率差の分布を示す図である。(b)は従来の製造方法における焼結温度での粘度の分布を示す図である。 (a)は焼結工程時に光ファイバ母材に作用する収縮力を説明する図である。(b)は焼結工程の後、コア部が変形した様子を示す図である。
以下、本実施形態に係る光ファイバ母材の製造方法を、図1〜図2を参照しながら説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため縮尺を適宜変更している。
本実施形態に係る光ファイバ母材の製造方法では、例えば図1(a)に示すようなコア入りガラスロッドAおよび充填ガラスロッドBが用いられる。
コア入りガラスロッドAは、コア部1と、コア部1を覆うクラッド部2と、を有している。コア部1は、光ファイバのコアとなる。コア部1は、横断面視において円形状に形成されている。クラッド部2は、光ファイバのクラッドの一部となる。充填ガラスロッドBは、コア部を有さない。充填ガラスロッドBは、コア入りガラスロッドAのクラッド部2および後述するスートCとともに、光ファイバのクラッドの一部となる。
コア部1、クラッド部2、および充填ガラスロッドBにはそれぞれ、ガラスの屈折率および粘度を調整するためのドーパントが添加される。
ここで本実施形態では、コア部1にはゲルマニウム(Ge)などの屈折率を上昇させるドーパントが主として添加される。その一方で、クラッド部2、充填ガラスロッドB、および後述のスートCなど、光ファイバのクラッドとなる部分には、フッ素(F)などの屈折率を低下させるドーパントとともに、塩素(Cl)などの屈折率を上昇させるドーパントが添加される。なお、添加されるドーパントの種類は、適宜変更してもよい。
次に、光ファイバ母材の製造の工程について説明する。
(バンドル工程)
光ファイバ母材を製造する場合、まずバンドル工程において、複数のコア入りガラスロッドAおよび複数の充填ガラスロッドBを束ねてロッド集合体とする(図1(a)参照)。本実施形態では、ロッド集合体の中心部に1本の充填ガラスロッドBを配置し、この充填ガラスロッドBの周囲に4本のコア入りガラスロッドAを配置している。また、互いに隣り合う2本のコア入りガラスロッドAに対してそれぞれ接するように、計4本の充填ガラスロッドBが、ロッド集合体の外周部に配置されている。
なお、ロッド集合体に含まれるガラスロッドの種類、数、および配置などは適宜変更してもよい。例えば、ロッド集合体には充填ガラスロッドBが含まれていなくてもよい。また、径が互いに異なる複数種類の充填ガラスロッドBが用いられてもよい。また、3本以下若しくは5本以上のコア入りガラスロッドAがロッド集合体に含まれていてもよい。
(溶着工程)
次に、溶着工程において、ロッド集合体の長手方向における両端部に、ロッド集合体を回転させるためのダミーロッドを固定する。不純物がロッド集合体などに付着することを防止する観点から、ダミーロッドは、ロッド集合体に対して溶着によって固定されるのが好ましい。
(外付工程)
次に、外付工程において、OVD法などによって、ロッド集合体の周囲にガラス微粒子からなるスートCを堆積させる。スートCは、光ファイバのクラッドの一部となる。
OVD法を用いる場合、気化されたSiClを酸水素バーナの火炎中に導入しながら、この火炎をロッド集合体の外周に当てる。この際、ダミーロッドを旋盤などに固定し、ロッド集合体を回転させつつ、酸水素バーナを長手方向に往復運動させる。これにより、図1(a)に示すように、ロッド集合体の周囲にスートCが堆積する。
(焼結工程)
焼結工程では、スートCが堆積したロッド集合体を電気炉内で焼結させる。これにより、図1(b)に示すようにコア入りガラスロッドA、充填ガラスロッドB、およびスートCが互いに焼結されるとともに、スートCが透明なガラス体となる。なお、焼結工程では、コア入りガラスロッドAのクラッド部2と、充填ガラスロッドBと、スートCとが溶融して一体化し、光ファイバ母材のクラッドとなる。図1(b)では、焼結工程後のクラッドの各部分が、焼結工程前のどの部分に対応するかを破線によって示している。焼結工程における炉内の温度域(以下、単に「焼結温度」という)は、適宜変更可能であるが、例えば約1500℃である。焼結工程によって光ファイバ母材が得られ、この光ファイバ母材を線引きすることで光ファイバ(マルチコアファイバ)が得られる。
ここで、本実施形態の光ファイバ母材の製造方法では、焼結温度において、コア部1の粘度がクラッド部2の粘度よりも大きくなるように、コア入りガラスロッドAを構成している。以下、より詳細に説明する。
図2(a)は、本実施形態における焼結後の光ファイバ母材の屈折率分布を示したグラフである。図2(a)の横軸は、図1(b)に示すr’軸に対応している。より詳しくは、横軸の0〜r’A_coreの範囲はコア入りガラスロッドAのコア部1に対応する範囲であり、r’A_core〜r’A_cladの範囲はコア入りガラスロッドAのクラッド部2に対応する範囲であり、r’A_clad〜r’CはスートCに対応する範囲である。図2(a)の縦軸は、各部分の純粋石英に対する比屈折率差を示している。以降、純粋石英に対する各部の比屈折率差は、r’軸における位置に対応させて、ΔA_coreなどと表示する。
図2(b)は、本実施形態の光ファイバ母材の製造方法における、焼結温度での各部の粘度の分布を示したグラフである。図2(b)の横軸は、図2(a)の横軸と同様である。図2(b)の縦軸は、焼結温度における各部分の粘度を示している。以降、焼結温度における各部の粘度は、r’軸における位置に対応させて、ηA_coreなどと表示する。
図3(a)は、従来の光ファイバ母材の製造方法についての、図2(a)に対応するグラフである。図3(b)は、従来の光ファイバ母材の製造方法についての、図2(b)に対応するグラフである。
従来の製造方法では、コア入りガラスロッドAのクラッド部2、充填ガラスロッドB、およびスートCとして、ドーパントを添加しない純粋石英を用いる場合が多い。このため、図3(a)のr’A_core〜r’Cの範囲における純粋石英に対する比屈折率差はゼロとなっている。そして、コア部1には屈折率を増大させるためのGeなどのドーパントを添加しているため、ΔA_coreの値はゼロよりも大きくなっている。
図3(b)に示すように、従来の光ファイバ母材の製造方法では、焼結温度において、ηA_coreがηA_cladおよびηCよりも小さくなっている。これは、純粋石英にドーパントを添加すると、その添加量に応じて粘度が低下するためである。つまり、従来の光ファイバ母材の製造方法では、ドーパントを添加しているコア部1の方が、ドーパントを添加していないクラッド部2などよりも、焼結温度における粘度が小さい。一方で、焼結工程においてスートCを透明ガラス化させる際には、図4(a)に示すように、光ファイバ母材の外側から中心側に向けて収縮力が作用する。このため、焼結工程におけるコア部1の粘度が、周囲の粘度より小さいと、収縮力がコア部1に大きく作用して、コア部1が非円形状に変形してしまう(図4(b)参照)。そして、このようにコア部1が変形した光ファイバ母材を線引きすることで得られた光ファイバでは、所望の光学特性が得られない場合がある。
これに対し、本実施形態の光ファイバ母材の製造方法では、図2(b)に示すように、ηA_coreがηA_cladより大きくなっている。これは、ηA_coreがηA_cladより大きくなるように、コア部1およびクラッド部2に添加するドーパントの量を調整しているためである。石英ガラスでは通常、ドーパントの添加量を多くするほど粘度が低下する。従って、例えばコア部1へのドーパントの添加量を少なくして、クラッド部2へのドーパントの添加量を大きくすることで、ηA_core>ηA_cladとすることができる。
このように、ηA_core>ηA_cladとすることで、図4(a)に示すように光ファイバ母材に収縮力が作用したときに、コア部1よりもクラッド部2の変形量を大きくすることができる。すなわち、収縮力がコア部1に与える影響を低減して、コア部1の変形を抑制することができる。
そして、例えばコア部1にGeを添加し、クラッド部2にFおよびClを添加することで、ηA_core>ηA_cladとしながら、コア部1とクラッド部2との屈折率差(ΔA_core−ΔA_clad)を従来と同等にすることができる。これにより、従来と同等の光学特性を維持しつつ、コア部1の変形を抑制することができる。
また、充填ガラスロッドBおよびスートCへのドーパントの添加量も調整することで、図2(b)に示すように、コア部1から離れるに従って焼結温度での粘度が段階的に小さくなるような粘度分布とすることができる。また、Fなどのガラスの屈折率を低下させるドーパントの添加量と、GeやClなどのガラスの屈折率を上昇させるドーパントの添加量と、のバランスを調整することで、図2(a)、(b)に示すように、ΔA_cladとΔCとを同等にしつつ、ηA_cladをηCよりも大きくすることも可能である。
なお、本実施形態では図2(a)に示すように、ΔA_cladおよびΔCの値がマイナスとなっている。これは、クラッド部2、充填ガラスロッドB、およびスートCに、ガラスの屈折率を上昇させるドーパント(Ge、Clなど)よりも、ガラスの屈折率を低下させるドーパント(Fなど)が多く添加されているためである。
以上説明したように、本実施形態の光ファイバ母材の製造方法では、焼結温度において、コア部1の粘度をηA_coreとし、クラッド部の粘度をηA_cladとするとき、ηA_core>ηA_cladを満足する。この構成により、焼結工程時に光ファイバ母材に生じる収縮力によってコア部1が変形するのが抑えられ、光ファイバのコアの形状を円形に保つことができる。従って、光ファイバの伝送損失の増大などを防ぐことができる。
また、焼結温度において、透明ガラス化したスートCの粘度をηCとするとき、ηA_clad>ηC若しくはηA_clad≧ηCを満足させることで、コア部1から離れたスートCを、クラッド部2とともに大きく変形させて上記収縮力を吸収することができる。これにより、より確実にコア部1の変形を抑えることができる。
さらに、ηA_clad≧ηB≧ηCを満足させることで、コア部1から離れるに従って段階的に焼結温度における粘度が小さくなり、コア部1から離れた部分ほど大きく変形するように構成することができる。これにより、コア部1の変形をより確実に抑えることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば図2(b)に示す粘度の分布では、ηA_core>ηA_clad>ηCとなっているが、ηA_clad=ηCであってもよい。すなわち、クラッド部2とスートCとで、添加されるドーパントの種類および添加量が同じであってもよい。
同様に、ηA_clad=ηB、若しくはηB=ηCであってもよい。すなわち、クラッド部2および充填ガラスロッドB、若しくは充填ガラスロッドBおよびスートCに添加されるドーパントの種類および添加量が、互いに同じであってもよい。
また、コア部1にドーパントを添加せず、純粋石英をコア部1として用いてもよい。この場合、クラッド部2にガラスの屈折率を低下させるドーパントを添加することで、ηA_core>ηA_cladかつΔA_core>ΔA_cladとすることができる。なお、この場合にはΔA_coreの値がゼロとなり、ΔA_cladの値がマイナスとなる。充填ガラスロッドB、スートCにガラスの屈折率を低下させるドーパントを添加した場合も同様である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…コア部 2…クラッド部 A…コア入りガラスロッド B…充填ガラスロッド C…スート

Claims (4)

  1. コア部および前記コア部を覆うクラッド部を有する複数のコア入りガラスロッドを束ねてロッド集合体を得るバンドル工程と、
    前記ロッド集合体の周囲にスートを堆積させる外付工程と、
    前記ロッド集合体の周囲に堆積された前記スートを透明ガラス化させる焼結工程と、を有し、
    前記焼結工程における温度域において、前記コア部の粘度をηA_coreとし、前記クラッド部の粘度をηA_cladとするとき、
    ηA_core>ηA_cladを満足する、光ファイバ母材の製造方法。
  2. 前記焼結工程における温度域において、透明ガラス化した前記スートの粘度をηCとするとき、
    ηA_clad≧ηCを満足する、請求項1に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  3. ηA_clad>ηCを満足する、請求項2に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  4. 前記ロッド集合体には、コア部を有さない充填ガラスロッドが含まれ、
    前記焼結工程における温度域において、前記充填ガラスロッドの粘度をηBとするとき、
    ηA_clad≧ηB≧ηCを満足する、請求項2に記載の光ファイバ母材の製造方法。
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