JP2019029239A - 固体酸化物形燃料電池セル - Google Patents

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Abstract

【課題】固体酸化物形燃料電池セルの初期電圧を高くすると共に連続通電時の電圧低下を抑制する。【解決手段】固体酸化物形燃料電池セルは、ジルコニア系の固体電解質層と、固体電解質層の一方の面側に設けられたアノードと、固体電解質層の他方の面側に設けられたSrを含有するカソードと、固体電解質層とカソードとの間に設けられたセリアに希土類元素をドープした反応防止層と、を有し、カソードの厚みを、20μmより厚く80μmより薄くなるように形成する。これにより、固体酸化物形燃料電池セルの初期電圧を高くすること及び連続通電時の電圧低下を抑制することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池セルに関する。
固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell:SOFC)のセルは、酸素イオン伝導体からなる緻密構造の層状の固体電解質と、この固体電解質層の一方の面に形成された多孔質構造のカソードと、固体電解質層の他方の面に形成された多孔質構造のアノードとから構成されている。カソードを(La,Sr)(Co,Fe)O3等の酸化物材料により構成した場合、カソードは、一般的には安定化ジルコニア(YSZやScSZ,CSZなど)により構成された固体電解質との反応性が高く、比較的容易に固体電解質層とカソードとの間に固相反応による高抵抗相が形成される。このため、セリア系材料(例えば、ガドリニウムがドープされたセリア、以下GDC)から構成される反応抑止層を固体電解質層とカソードとの間に配置し、高抵抗層の生成を抑制することが行なわれている。
こうした固体酸化物形燃料電池セルとして、カソードとして、La,Sr,Co,Feを含むペロブスカイト型酸化物粒子を主成分とし、これに酸化コバルト(体積比率0.1〜3)を含むものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この燃料電池セルでは、酸化コバルトがペロブスカイト型酸化物の結晶安定性を維持する効果を持ち、長時間の運転中に生じるペロブスカイト型酸化物の分解を抑制することにより、触媒活性の低下を抑制しようとしている。
また、カソードとして、一般式ABO3で表わされAサイトにLaとSrとのうちの少なくとも一方を含むペロブスカイト型酸化物によって構成される主成分と、酸化ストロンチウムによって構成される副成分とを有するものが提案されている(例えば、特許文献2参照)、この燃料電池セルでは、酸化ストロンチウムがペロブスカイト型酸化物の焼結性を改善して多孔質構造の骨格を強化するため、通電時に生じるカソードの微構造変化を抑制し、触媒活性の低下を抑制している。
さらに、Srを含有しない材料でカソードを覆うものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。LSMなどのSrを含有する物質は触媒活性は高いがCr耐性がない。一方、Srを含有しない物質はCr被毒し難くなるが触媒活性が低い。このため、Srを含有しない材料でカソードを覆うことによって、外来Cr成分によるカソードの被毒(汚染)による触媒活性の低下を抑制している。
特許第5700358号公報 特許第5981065号公報 特開2015−56363号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2記載の技術では、カソード中に副成分を存在させるため、混合工程などの追加や焼成条件の調整を行なう必要がある。また、長期間の運転中に副成分との反応により主成分が変質する場合も生じ、この場合、触媒活性が低下してしまう。また、特許文献2の技術では、カソードのCr被毒による触媒活性の低下を抑制することができるが、他の原因により触媒活性が低下した際に燃料電池の出力が低下してしまう。
本発明の固体酸化物形燃料電池セルは、固体酸化物形燃料電池セルの初期電圧を高くすること及び連続通電時の電圧低下を抑制することを主目的とする。
本発明の固体酸化物形燃料電池セルは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の固体酸化物形燃料電池セルは、
ジルコニア系の固体電解質層と、前記固体電解質層の一方の面側に設けられたアノードと、前記固体電解質層の他方の面側に設けられたSrを含有するカソードと、前記固体電解質層と前記カソードとの間に設けられたセリアに希土類元素をドープした反応防止層と、を有する固体酸化物形燃料電池セルであって、
前記カソードは、20μmより厚く80μmより薄い厚みとなるように形成されている、
ことを特徴とする。
本発明の固体酸化物形燃料電池セルでは、ジルコニア系の固体電解質層と、固体電解質層の一方の面側に設けられたアノードと、固体電解質層の他方の面側に設けられたSrを含有するカソードと、固体電解質層とカソードとの間に設けられたセリアに希土類元素をドープした反応防止層と、を有する。カソードは、カソード・ガス界面の面積(酸素イオンを生成可能な面積)が充分大きい必要があり、カソードの厚みが厚いとカソード・ガス界面の面積を十分確保することができるため、固体酸化物形燃料電池セルの初期電圧を高くすることができる。一方、燃料電池セルにおける発電電流により必要な酸素イオン量は定まるため、必要以上にカソードの厚みを厚くしても有効なものとはならない。また、カソードは、何らかの原因により反応防止層近傍の触媒活性が低下または喪失したときでも、反応防止層からやや離れた部分が反応場として働き、触媒活性の低下を補うため、カソードにある程度の厚みが必要となる。本発明の固体酸化物形燃料電池セルでは、カソードを20μmより厚く80μmより薄い厚みとなるように形成することにより、カソードに副成分を用いることなく、固体酸化物形燃料電池セルの初期電圧を高くすること及び連続通電時の電圧低下を抑制することができる。なお、カソードの厚みは、20μmより厚く80μmより薄くするのが好ましく、28μm以上で61μm以下とするのがより好ましく、42μm±5μmの範囲の厚みとするのが特に好ましい。
本発明の一実施形態としての固体酸化物形燃料電池セル20の構成の概略と機能を模式的に示す構成図である。 固体酸化物形燃料電池セルの試験体の構成の概略を示す構成図である。 初期電圧試験の試験結果を示すグラフである。 連続通電試験の試験結果を示すグラフである。
次に、本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態としての固体酸化物形燃料電池セル20の構成の概略と機能を模式的に示す構成図である。実施形態の固体酸化物形燃料電池セル20(以下、SOFCセル20と称する。)は、固体電解質層22と、固体電解質層22の一方の面側(図1中右側)に設けられたアノード24と、固体電解質層22の他方の面側(図1中左側)に設けられたカソード26と、固体電解質層22とカソード26との間に設けられた反応防止層28と、を備える。なお、図1では、燃料として水素(H2)を用いた例として記載しているが、炭化水素系の燃焼するものであれば如何なるものを燃料として用いてもよい。また、カソード26には、酸素(O2)を供給する例を記載しているが、これは空気を供給することにより空気中の酸素を供給する例であり、酸素イオンを供給可能な酸化剤であれば如何なるものでもよい。
固体電解質層22は、Y,Sc,Caなどの希土類元素から選ばれる1種または2種以上をドープした安定化ジルコニア、Gd,Y,Smなどの希土類元素から選ばれる1種または2種以上をドープしたセリア、La,Sr,Ga,Mg,Coから選ばれる1種または2種以上をドープしたランタンガレート、などを用いることができる。
アノード24は、例えば、高い水素酸化活性を示すNiやFeなどの触媒金属とY,Sc,Caなどの希土類元素から選ばれる1種または2種以上をドープした安定化ジルコニアとの混合体、NiやFeなどの触媒金属とGd,Y,Smなどの希土類元素から選ばれる1種または2種以上をドープしたセリアとの混合体、NiやFeなどの触媒金属とLa,Sr,Ga,Mg,Coから選ばれる1種または2種以上をドープしたランタンガレートとの混合体、などを用いることができる。
反応防止層28には、セリアに含まれるCe(+4価)の一部を希土類カチオン(+3価)で置換したセリア系材料、例えば(GDC)を用いることができる。
カソード26は、Srを含有するペロブスカイト型酸化物を用いることができ、例えば、La1-xSrxCo1-yFey3系酸化物(x=0.4、y=0.8等)、La1-xSrxCoO3系酸化物(x=0.4等)、La1-xSrxFeO3系酸化物(x=0.4等)、La1-xSrxMnO3系酸化物(x=0.2等)、Sm1-xSrxCoO3系酸化物(x=0.5等)、などを用いることができる。このうち低温作動時(例えば、600〜700℃程度)でも触媒活性が高い等の観点から、La1-xSrxCo1-yFey3系酸化物、La1-xSrxCoO3系酸化物、Sm1-xSrxCoO3系酸化物等が好適である。
ここで、カソード26の厚みとセル電圧や接合性について説明する。カソード26は、カソード・ガス界面の面積(酸素イオンを生成可能な面積)が充分大きい必要がある。カソード26の厚みが厚いとカソード・ガス界面の面積を十分確保することができるため、固体酸化物形燃料電池セル20の通電初期の電圧(初期電圧)を上げることができる。一方、発電電流により必要な酸素イオン量は定まるため、必要以上にカソード26の厚みを厚くしても無用なものとなる。また、カソード26は、何らかの原因により反応防止層28近傍の触媒活性が低下または喪失したときでも、反応防止層28からやや離れた部分が反応場として働いて活性低下を補うため、カソード26にある程度の厚みが必要となる。本実施形態では、カソード26は、20μmより厚く80μmより薄い厚みとするのが好ましく、28μm以上で61μm以下の厚みとするのが特に好ましい。
好適なカソード26の厚みを求めるため、実施例1〜3および比較例1〜6に対して性能比較を行なった。実施例1〜3および比較例1〜6のカソード26の厚みは以下のとおりである。
実施例1: 28μm
実施例2: 42μm
実施例3: 61μm
比較例1: 6μm
比較例2: 15μm
比較例3: 20μm
比較例4: 80μm
比較例5:138μm
比較例6:208μm
実施例1〜3および比較例1〜6の固体酸化物形燃料電池セルの作成は、図2に例示する試験体の作成となるように以下のように行なった。なお、図2では、上に試験体の平面図を示し、下に試験体の断面図を示した。
(1)まず、NiO粉末(粒径約0.5μm)と8YSZ粉末(粒径約0.5μm)の混合粉末(6:4)の48〜58wt%に、溶剤(キシレン)24wt%、有機結合材8.5wt%、気孔形成材5〜15wt%(炭素成分)、 可塑剤4.5wt%を添加してスラリーとし、これをドクターブレード成形により、厚さ約0.5〜1.0mmのシートとしてアノード支持体シート25を成形する。
(2)NiO粉末48wt%,YSZ粉末32wt%に溶剤18wt%(ターピネオール)、バインダ2wt%(エチルセルロース)を添加してペーストとし、そのペーストを(1)で成形したアノード支持体シート25上にスクリーン印刷してアノード24を形成する。
(3)8YSZ粉末(粒径約0.5μm)65wt%に溶剤31wt%(テルピネ系)、バインダ(エチルセルロース)4wt%を添加してペーストとし、スクリーン印刷により厚さ約10μmの固体電解質層22を得る。
(4)反応防止層(10GDC)の粉末、粒径各約0.5μm65wt%に、溶剤31wt%とバインダー4wt% (ターピネオール・エチルセルロース)を添加して、混練してペーストとし、(3)で得た固体電解質層22上にスクリーン印刷により塗布することにより約5μmの反応防止層28を形成する。
(5)(2)で得られたアノード支持体シート25/アノード24と(4)で得られた固体電解質層22/反応防止層28とを重ねて1350℃で共焼成してアノード支持体シート25/アノード24/固体電解質層22/反応防止層28の焼成体を得る。
(6)La1-xSrxCo1-yFey3系酸化物(LSCF)粉末に溶剤17wt%(アルコール系)、バインダ3wt%(エチルセルロース)を添加してペーストとし、そのペーストを(5)で得た焼成体の反応抑止層28上にスクリーン印刷して、カソード26を形成し、これを1050℃〜1100℃で焼成することにより固体酸化物形燃料電池セルを完成する。カソード26の厚みは、ペーストを(5)で得た焼成体の反応抑止層28上にスクリーン印刷して、カソード26を形成する際にペーストの転写量により調整した。
性能試験は、以下の3試験を行なった。
(1)固体酸化物形燃料電池セルの作成におけるカソード26の接合性試験
作成した固体酸化物形燃料電池セルのカソード26側に粘着テープを貼り付け、このテープを剥離することによって、カソード26がセルから剥離するか否かを試験した。
(2)初期電圧試験
700℃で電流密度0.5[A/cm2]の電流を固体酸化物形燃料電池セルに流したときのセル電圧を試験した。なお、初期電圧試験は、カソード26の接合性試験で良好と判断された実施例1〜3および比較例1〜3について行なった。
(3)連続通電試験
700℃で電流密度0.5[A/cm2]の電流を固体酸化物形燃料電池セルに約200時間に亘って連続して通電したときのセル電圧の変化を試験した。なお、連続通電試験は、実施例1,2および比較例3について行なった。
試験結果の一覧を表1に示し、初期電圧試験の結果を図3に示し、連続通電試験の結果を図4に示す。
Figure 2019029239
(1)カソード26の接合性試験の結果(表1参照)
実施例1〜3および比較例1〜3は、良好であった。このため、表1では丸の表示とした。
比較例4は、カソード26のセルからの剥離が観察された。このため、表1では三角の表示とした。
比較例5,6は、反応抑止層28上にカソード26を形成した後の焼成時点でカソード26のセルからの剥離が観察された。このため、表1ではバツの表示とした。
(2)初期電圧試験の結果(図3および表1参照)
実施例1〜3は、比較例1〜3に比して、初期電圧が高く、0.870[V]以上であた。
比較例1〜3は、初期電圧がいずれも0.870[V]未満であり、カソード26の厚みが薄いほど初期電圧が低くなるのが認められた。このため、表1では、実施例1〜3を丸の表示とし、比較例1〜3をバツの表示とした。
比較例4〜6は、上述したように、カソード26の接合性試験が不良であったため、試験対象としなかった。このため、表1では未実施の表示とした。
(3)連続通電試験の結果(図4および表1参照)
実施例1,2は、100時間までは時間の経過に伴って若干の電圧低下を生じるが、0.870[V]近傍であった。実施例1は、100時間経過後も時間の経過に伴って電圧を低下させ、200時間を経過する前に0.860[V]を下回った。実施例2は、100時間を経過してから180時間程度まで0.867[V]近傍を保持した。このため、表1では、実施例1については丸の表示とし、実施例2については二重丸の表示とした。
比較例3は、時間の経過に伴って実施例1,2に比して大きな傾きをもって電圧が低下するのが認められた。そして、連続通電時間が100時間を経過したときには0.850[V]近傍、200時間を経過したときには0.830[V]近傍にまで電圧降下した。このため、表1では、バツの表示とした。
以上の試験結果から、固体酸化物形燃料電池セル20のカソード26は、20μmより厚く80μmより薄い厚みとするのが好ましく、28μm以上で61μm以下の厚みとするのがより好ましく、42μm近傍(例えば、42μm±5μmの範囲)とするのが特に好ましいのが解る。
以上説明した実施形態の固体酸化物形燃料電池セル20では、カソード26を20μmより厚く80μmより薄い厚みとなるように形成することにより、カソード26に副成分を存在させることなく、固体酸化物形燃料電池セル20の初期電圧を高くすることができると共に連続通電したときの電圧降下を抑制することができる。カソード26の厚みを28μm以上で61μm以下とすれば、より確実に固体酸化物形燃料電池セル20の初期電圧を高くすることができると共に連続通電したときの電圧降下を抑制することができ、カソード26の厚みを42μm近傍(例えば、42μm±5μmの範囲)とすれば、こうした効果をさらに良好なものとすることができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、固体酸化物形燃料電池セルの製造産業などに利用可能である。
20 固体酸化物形燃料電池セル、22 固体電解質層、24 アノード、25 アノード支持体シート、26 カソード、28 反応防止層。

Claims (3)

  1. ジルコニア系の固体電解質層と、前記固体電解質層の一方の面側に設けられたアノードと、前記固体電解質層の他方の面側に設けられたSrを含有するカソードと、前記固体電解質層と前記カソードとの間に設けられたセリアに希土類元素をドープした反応防止層と、を有する固体酸化物形燃料電池セルであって、
    前記カソードは、20μmより厚く80μmより薄い厚みとなるように形成されている、
    ことを特徴とする固体酸化物形燃料電池セル。
  2. 請求項1記載の固体酸化物形燃料電池セルであって、
    前記カソードは、28μm以上で61μm以下の厚みとなるように形成されている、
    固体酸化物形燃料電池セル。
  3. 請求項1記載の固体酸化物形燃料電池セルであって、
    前記カソードは、42μm±5μmの範囲の厚みとなるように形成されている、
    固体酸化物形燃料電池セル。
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