JP2019028696A - 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019028696A
JP2019028696A JP2017147038A JP2017147038A JP2019028696A JP 2019028696 A JP2019028696 A JP 2019028696A JP 2017147038 A JP2017147038 A JP 2017147038A JP 2017147038 A JP2017147038 A JP 2017147038A JP 2019028696 A JP2019028696 A JP 2019028696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
boarding
record
ticket
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017147038A
Other languages
English (en)
Inventor
啓太 河本
Keita Kawamoto
啓太 河本
義博 宅島
Yoshihiro Takushima
義博 宅島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2017147038A priority Critical patent/JP2019028696A/ja
Publication of JP2019028696A publication Critical patent/JP2019028696A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

【課題】折り返し乗車をより効率的に検出すること。【解決手段】情報処理システムにおいて、乗降検知装置、及び情報処理装置を有し、前記乗降検知装置は、乗車券との通信により、列車への乗車または前記列車からの降車を検知し、前記乗車または前記降車を検知した駅の情報を含む乗降記録を生成し、前記情報処理装置は、前記乗降記録と、自動改札機からの前記乗車券の入場の記録、及び出場の記録とを取得する取得部と、前記乗車券について、前記入場に係る第1の駅から、前記出場に係る第2の駅までの区間に含まれない第3の駅における前記乗降記録が生成されている場合、前記第1の駅から前記第3の駅までの乗車時間と、前記第3の駅から前記第2の駅までの乗車時間との差に基づいて、折り返し乗車の有無を判定する判定部と、を有する。【選択図】図4A

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
鉄道運賃の課金において、折り返し乗車の問題がある。ここで、「折り返し乗車」とは、例えば、混雑時に列車の始発駅で乗車して着席するために、或いは出発駅と目的駅の区間外の駅の施設を利用するために、出発駅から目的駅とは逆方面の列車に乗車し、当該駅まで移動したのち折り返す等の場合に、出発駅と折り返しを行う駅との間の運賃を不正に支払わないことを言う。なお、折り返した駅が定期券の有効区間内である、または、折り返した駅で一端改札を出る等によりユーザが当該運賃を支払えば、不正ではないため、折り返し乗車とは称しない。また、ユーザが、例えば、目的駅に停車しない特急列車等に誤って乗車した場合や、居眠り等により誤って目的駅を乗り過ごした場合も、不正ではないため、折り返し乗車とは称しない。
従来、折り返し乗車を防ぐため、鉄道会社は、ポスターの掲示、駅の構内放送での呼びかけ、及び駅員によるICカードや切符の検閲等を行っている。
特開2016−30473号公報 特開2003−16483号公報
しかしながら、従来の手法では、検閲等を行う手間がかかるうえ、全ユーザの検閲をすることは実際上不可能であるという問題がある。
そこで、一側面では、折り返し乗車をより効率的に検出することができる技術を提供することを目的とする。
一つの案では、乗降検知装置、及び情報処理装置を有し、前記乗降検知装置は、乗車券との通信により、列車への乗車または前記列車からの降車を検知し、前記乗車または前記降車を検知した駅の情報を含む乗降記録を生成し、前記情報処理装置は、前記乗降記録と、自動改札機からの前記乗車券の入場の記録、及び出場の記録とを取得する取得部と、前記乗車券について、前記入場に係る第1の駅から、前記出場に係る第2の駅までの区間に含まれない第3の駅における前記乗降記録が生成されている場合、前記第1の駅から前記第3の駅までの乗車時間と、前記第3の駅から前記第2の駅までの乗車時間との差に基づいて、折り返し乗車の有無を判定する判定部と、を有する、情報処理システムが提供される。
一側面によれば、折り返し乗車をより効率的に検出することができる。
実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 実施形態に係るサーバのハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係る通信システムの機能構成の一例を示す図である。 実施形態に係る通信システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る通信システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 利用管理データの一例を示す図である。 管理データの一例を示す図である。 折り返し乗車の判定処理の一例を示すフローチャートである。 路線データの一例を示す図である。 折り返し乗車の判定処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
<システム構成>
図1は、実施形態に係る通信システム1の構成例を示す図である。図1において、通信システム1は、ICカード10−1、10−2、・・・(以下で、それぞれを区別する必要がない場合は、単に「ICカード10」と称する。)、自動改札機20−1、20−2、・・・(以下で、それぞれを区別する必要がない場合は、単に「自動改札機20」と称する。)、乗降検知装置30−1、30−2、・・・(以下で、それぞれを区別する必要がない場合は、単に「乗降検知装置30」と称する。)、構内サーバ40−1、40−2、40−3、・・・(以下で、それぞれを区別する必要がない場合は、単に「構内サーバ40」と称する。)、サーバ50、及びカード管理サーバ60を備える。
自動改札機20と構内サーバ40とは、例えば、LAN(Local Area Network)等のネットワークにより接続される。乗降検知装置30と構内サーバ40とは、例えば、LAN、無線LAN等のネットワークにより接続される。
構内サーバ40とサーバ50、及び構内サーバ40とカード管理サーバ60は、例えば、LANやインターネットのネットワークNにより接続される。
ICカード10は、非接触型ICカードシステムによる乗車カードであり、ユーザによって所持される。ICカード10は、自動改札機20、及び乗降検知装置30と非接触通信を行う。
自動改札機20は、鉄道の駅の改札口に設置され、ICカード10を用いた改札を行う。自動改札機20は、ユーザの入場記録、及び出場記録を、構内サーバ40に通知する。また、自動改札機20は、ユーザのICカード10の情報を読み取った際、サーバ50、及びカード管理サーバ60から通知された当該ユーザの運賃を表示部に表示する。
乗降検知装置30は、例えば、列車の乗降口の上部等に設置されたICカードリーダを有し、ICカード10を用いて、ユーザが、列車に乗ったこと、または列車から降りたことを検知する。乗降検知装置30は、ユーザの乗降記録を、構内サーバ40等を介して、サーバ50に通知する。
構内サーバ40は、例えば、鉄道の各駅に設置されるサーバである。構内サーバ40は、自動改札機20から取得したユーザの入場記録、及び出場記録を、サーバ50、及びカード管理サーバ60に通知する。また、構内サーバ40は、乗降検知装置30から取得したユーザの乗降記録を、サーバ50に通知する。
また、構内サーバ40は、自動改札機20によりユーザの退場が検知されると、サーバ50から取得した折り返しによる運賃を、自動改札機20に通知して表示させるとともに、カード管理サーバ60に通知する。
サーバ50は、各駅の構内サーバ40から取得した入場記録、出場記録、及び乗降記録に基づいて、ユーザの折り返しを検出する。また、サーバ50は、折り返しによる運賃を、ユーザが降車した駅の構内サーバ40に通知する。
カード管理サーバ60は、各駅の構内サーバ40から取得した入場記録、出場記録、及び折り返しによる運賃に基づいて、各ICカード10に対応付けられた残高を変更する。
<ハードウェア構成>
図2は、実施形態に係るサーバ50のハードウェア構成例を示す図である。図2のサーバ50は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、インタフェース装置105、表示装置106、及び入力装置107等を有する。
サーバ50での処理を実現するプログラムは、記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってサーバ50に係る機能を実現する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置106はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示するディスプレイである。入力装置107は様々な操作指示の入力を受け付ける。
なお、記録媒体101の一例としては、CD−ROM、DVDディスク、又はUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
構内サーバ40、及びカード管理サーバ60のハードウェア構成は、図2に示すサーバ50のハードウェア構成例と同様でもよい。
<機能構成>
次に、図3を参照し、実施形態に係る構内サーバ40、サーバ50、及びカード管理サーバ60の機能構成について説明する。図3は、実施形態に係る構内サーバ40、サーバ50、及びカード管理サーバ60の機能構成の一例を示す図である。
≪構内サーバ≫
構内サーバ40は、記憶部41を有する。記憶部41は、例えば、補助記憶装置等を用いて実現される。記憶部41は、サーバ50から受信した課金要求等のデータを記憶する。
また、構内サーバ40は、課金部42、及び通信部43を有する。これら各部は、構内サーバ40にインストールされた1以上のプログラムが、構内サーバ40のCPUに実行させる処理により実現される。
課金部42は、記憶部41に記憶された課金要求に従い、課金要求に含まれるカードIDが自動改札機20にて読み取られた際、課金要求に含まれる運賃を当該カードIDのICカード10に課金する。
通信部43は、自動改札機20、乗降検知装置30、サーバ50、及びカード管理サーバ60等との通信を行う。
≪サーバ≫
サーバ50は、記憶部51を有する。記憶部51は、例えば、補助記憶装置102等を用いて実現される。記憶部51は、利用管理データ511、及び路線データ512等のデータを記憶する。
また、サーバ50は、取得部52、判定部53、課金部54、及び通信部55を有する。これら各部は、サーバ50にインストールされた1以上のプログラムが、サーバ50のCPU104に実行させる処理により実現される。
取得部52は、乗降検知装置30からの乗降記録を取得する。また、取得部52は、自動改札機20からの入場記録、及び出場記録を取得する。
判定部53は、取得部52により取得された乗降記録に基づき、ICカード10を所持するユーザが、出発した駅と折り返した駅との間の運賃を支払わない折り返し乗車をしたか否かを判定する。
より具体的には、判定部53は、各ICカード10について、自動改札機20で入場した入場駅(「第1の駅」の一例)から、自動改札機20で出場する出場駅(「第2の駅」の一例)までの区間に含まれない折り返し駅(「第3の駅」の一例)における乗降記録を乗降検知装置30から取得しているか否かを判定する。そして、判定部53は、当該乗降記録を取得している場合、入場駅から折り返し駅までの乗車時間と、折り返し駅から出場駅までの乗車時間との差に基づいて、折り返し乗車の有無を判定する。
また、判定部53は、当該乗降記録を取得している場合、入場駅から折り返し駅までの列車の路線における方向と、入場駅から出場駅までの当該路線における方向とに基づいて、折り返し乗車の有無を判定する
課金部54は、判定部53により、折り返し乗車と判定された場合、当該折り返し乗車分の運賃を、ICカード10を所持するユーザに対して課金する。なお、課金部54は、折り返し乗車分の運賃の金額を、例えば、出発駅から折り返し駅までの運賃に、折り返し駅から目的駅まで運賃を合計した金額から、出発駅から目的駅まで運賃を減算した金額として算出してもよい。または、例えば、出発駅から折り返し駅までの運賃に、折り返し駅から目的駅まで運賃を合計した金額から、出発駅から目的駅まで運賃、及び所定の初乗り運賃を減算した金額として算出してもよい。
通信部55は、構内サーバ40、及びカード管理サーバ60等との通信を行う。
≪カード管理サーバ≫
カード管理サーバ60は、記憶部61を有する。記憶部61は、例えば、補助記憶装置等を用いて実現される。記憶部61は、管理データ611等のデータを記憶する。
また、カード管理サーバ60は、管理部62、及び通信部63を有する。これら各部は、カード管理サーバ60にインストールされた1以上のプログラムが、カード管理サーバ60のCPUに実行させる処理により実現される。
管理部62は、構内サーバ40からの請求完了通知に従い、当該請求完了通知に含まれるカードIDのICカード10に、折り返し乗車分の運賃等の課金を行う。
通信部43は、構内サーバ40等との通信を行う。
<処理>
次に、図4A、図4Bを参照し、実施形態に係る通信システム1の処理について説明する。図4A、図4Bは、実施形態に係る通信システム1の処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップS1において、ユーザが入場する駅(出発駅、入場駅)の自動改札機20−1は、ICカード10から、ICカード10のカードID等を読み取る。
続いて、自動改札機20−1は、カードID、入場のためのカードリーダによりカードIDを読み取った日時、及び出発駅の駅IDを含む入場記録を、出発駅の構内サーバ40−1に送信する(ステップS2)。
続いて、構内サーバ40−1は、受信した入場記録を、サーバ50、及びカード管理サーバ60に送信する(ステップS3)。
続いて、サーバ50の取得部52は、受信した入場記録を、利用管理データ511に記憶する(ステップS4)。
図5は、利用管理データ511の一例を示す図である。利用管理データ511は、入退場IDに対応付けて、カードID、利用種別、日時、駅IDを記憶する。
入退場IDは、入場から退場までの、すなわち、出発駅(入場駅)の自動改札機20を通過してから、目的駅(出場駅)の自動改札機20を通過するまでの、複数の列車の乗継を含む一連の列車の利用を識別するためのIDである。入退場IDは、ユーザが入場した際に、例えば、カードID、及び入場日時等に基づいて生成されてもよい、
利用種別は、駅への入場、駅からの出場、列車への乗車、及び列車からの降車のいずれかを示すデータである。
続いて、カード管理サーバ60は、受信した入場記録を、管理データ611に記憶する(ステップS5)。
図6は、管理データ611の一例を示す図である。管理データ611は、カードIDに対応付けて、残高、有効区間、有効期限、利用履歴を記憶する。残高は、ICカード10のプリペイドの残高である。有効区間、及び有効期限は、ICカード10が定期券である場合の有効区間、及び有効期限である。
利用履歴には、入出場種別、時刻、駅IDを対応付けて記憶される。入出場種別は、駅への入場か、駅からの出場かを示すデータである。時刻は、カードIDに係るユーザが駅に入場した時刻、または駅から退場した時刻である。駅IDは、入場した駅、または出場した駅のIDである。
続いて、ユーザが改札からホームに移動し、列車の乗降口から乗車する際、当該乗降口に設けられた乗降検知装置30−1は、ICカード10から、ICカード10のカードIDを読み取る(ステップS6)。
続いて、乗降検知装置30−1は、構内サーバ40−1を介して、カードID、カードIDを読み取った日時、及び乗車駅の駅IDを含む乗降記録を、サーバ50に送信する(ステップS7)。ここで、乗降記録に含まれる駅IDは、構内サーバ40により付加されサーバ50に送信されてもよい。
続いて、サーバ50の取得部52は、受信した乗降記録を、利用管理データ511に記憶する(ステップS8)。
続いて、ユーザが乗車した列車が、始発等の駅に到着し、ユーザが列車の乗降口から降車する際、当該乗降口に設けられた乗降検知装置30−1は、ICカード10から、ICカード10のカードIDを読み取る(ステップS9)。
続いて、乗降検知装置30−1は、当該駅の構内サーバ40−2を介して、カードID、カードIDを読み取った日時、及び降車駅の駅IDを含む乗降記録を、サーバ50に送信する(ステップS10)。
続いて、サーバ50の取得部52は、受信した乗降記録を、利用管理データ511に記憶する(ステップS11)。
続いて、折り返しのために、ユーザが目的駅方面に向かう列車のホームに移動し、当該列車の乗降口から乗車する際、当該乗降口に設けられた乗降検知装置30−2は、ICカード10から、ICカード10のカードIDを読み取る(ステップS12)。
続いて、乗降検知装置30−2は、折り返し駅の構内サーバ40−2を介して、カードID、カードIDを読み取った日時、及び乗車駅の駅IDを含む乗降記録を、サーバ50に送信する(ステップS13)。
続いて、サーバ50の取得部52は、受信した乗降記録を、利用管理データ511に記憶する(ステップS14)。
続いて、ユーザが乗車した列車が目的駅に到着し、ユーザが列車の乗降口から降車する際、当該乗降口に設けられた乗降検知装置30−2は、ICカード10から、ICカード10のカードIDを読み取る(ステップS15)。
続いて、乗降検知装置30−2は、目的駅の構内サーバ40−3を介して、カードID、カードIDを読み取った日時、及び降車駅の駅IDを含む乗降記録を、サーバ50に送信する(ステップS16)。
続いて、サーバ50の取得部52は、受信した乗降記録を、利用管理データ511に記憶する(ステップS17)。
続いて、サーバ50の判定部53は、利用管理データ511に基づき、ICカード10を所持するユーザが折り返し乗車をしたか否かを判定する(ステップS18)。
続いて、サーバ50の課金部54は、折り返し乗車をしたと判定した場合、カードID、及び折り返し乗車分の運賃を含む運賃要求を、目的駅の構内サーバ40−3に送信する(ステップS19)。
続いて、構内サーバ40−3は、受信した運賃要求を記憶する(ステップS20)。
続いて、ユーザが出場する駅(目的駅、出場駅)の自動改札機20−2は、ICカード10から、ICカード10のカードID等を読み取る(ステップS21)。
続いて、自動改札機20−2は、カードID、出場のためのカードリーダによりカードIDを読み取った日時、及び目的駅の駅IDを含む出場記録を、構内サーバ40−3に送信する(ステップS22)。
続いて、構内サーバ40−3は、当該カードIDのユーザに、折り返し乗車分の運賃を要求するか否かを判定する(ステップS23)。ここで、構内サーバ40−3は、出場記録に含まれるカードIDと、記憶している運賃要求に含まれるカードIDが一致する場合に、折り返し乗車分の運賃を要求すると判定する。
続いて、構内サーバ40−3は、折り返し乗車と判定した場合、当該運賃要求を自動改札機20−2に送信する(ステップS24)。
続いて、自動改札機20−2は、受信した運賃要求に含まれる、折り返し乗車分の運賃と、出発駅から目的駅間の運賃とを合計した額を、表示部に表示する(ステップS25)。ここで、自動改札機20−2は、折り返し乗車分の運賃の額、及び折り返し乗車分の運賃を請求する旨を、表示部に表示してもよい。
なお、出発駅から目的駅間の運賃は、自動改札機20−2が算出してもよい。この場合、例えば、出発駅の自動改札機20−1により、出発駅の駅ID等をICカード10に記憶させておき、目的駅の自動改札機20−2が、出発駅の駅ID等をICカード10から取得する。そして、自動改札機20−2は、予め記憶されている他の駅と目的駅間の運賃テーブル、及び出発駅に基づいて、出発駅から目的駅間の運賃を算出するようにしてもよい。
また、自動改札機20−2は、ICカード10またはカード管理サーバ60から残高を取得し、当該残高から、折り返し乗車分の運賃と、出発駅から目的駅間の運賃とを合計した額を引いた額を、新たな残高としてICカード10に記憶させるとともに、新たな残高をカード管理サーバ60に通知してもよい。
続いて、構内サーバ40−3は、記憶していた当該運賃要求を消去する(ステップS26)。
続いて、構内サーバ40−3は、カードID、及び折り返し乗車分の運賃を含む請求完了通知、及び自動改札機20−2から受信した出場記録を、サーバ50、及びカード管理サーバ60に送信する(ステップS27)。
続いて、サーバ50の取得部52は、受信した出場記録を、利用管理データ511に記憶する(ステップS28)。ここで、サーバ50の取得部52は、及び折り返し乗車分の運賃の請求が完了したユーザに対するデータを利用管理データ511から消去してもよい。
また、例えば、ユーザが入場してから出場するまでの間に、複数回の折り返し乗車をしていた場合、サーバ50の課金部54は、出場される駅以外の駅の構内サーバ40にも、当該駅で降車した時点での折り返し乗車分の運賃を含む運賃要求を送信していることとなる。そのため、サーバ50の課金部54は、出場記録を受信した際、出場される駅以外の駅の構内サーバ40に送信していた運賃要求に対するキャンセル要求を当該構内サーバ40に送信する。これにより、当該構内サーバ40にて、当該運賃要求が消去され、既に請求済みの折り返し乗車分の運賃を重複して請求しないようにすることができる。
続いて、カード管理サーバ60は、受信した請求完了通知、及び出場記録を、管理データ611に記憶する(ステップS29)。
図4A、図4Bの例では、乗降検知装置30による乗降を検知した際に、ステップS18の折り返し乗車をしたか否かの判定処理を行い、ユーザが改札まで移動している間に、構内サーバ40に運賃要求を記憶させておく。これにより、降車した駅にて出場しない場合は、当該判定処理が無駄になるものの、自動改札機20にて出場する際にICカード10をかざした際のレスポンスをより速くすることができる。
≪折り返し乗車の判定≫
(判定方式その1)
次に、図7を参照し、サーバ50の判定部53による、ステップS18の折り返し乗車をしたか否かの判定処理の一例について説明する。図7の例では、折り返し前の乗車時間と、折り返し後の乗車時間とに基づいて判定する。図7は、折り返し乗車の判定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101において、判定部53は、図5に示す利用管理データ511から、今回受信した乗降記録に含まれるカードIDと一致する各データ(各レコード)を時系列順に抽出する。
続いて、判定部53は、当該カードIDに係るユーザが、同一路線で折り返しているか否かを判定する(ステップS102)。
図8は、路線データ512の一例を示す図である。路線データ512は、所定の路線における各駅間の位置的な順番、及び隣り合う2つの駅間の所要時間(標準的な乗車時間)が記憶される。図8の例では、同一路線においてA駅からI駅までが順に存在することが示されており、例えば、A駅からB駅までの標準的な乗車時間は2分であることが示されている。判定部53は、例えば、ステップS101で抽出した各レコードと、路線データ512とに基づき、出発駅、折り返し駅、目的駅を判定する。そして、判定部53は、折り返し駅が、出発駅と目的駅との間の駅ではない場合は、ユーザは同じ路線で逆方向に進行していると判断できるため、折り返していると判定してもよい。
なお、判定部53は、自動改札機20により入場を検知した入場駅を出発駅と判定してもよいし、自動改札機20により入場を検知したのち最初に乗降を検知した駅を出発駅と判定してもよい。
折り返していない場合(ステップS102でNO)、処理を終了する。
折り返している場合(ステップS102でYES)、判定部53は、折り返し駅が、ICカード10の乗車券の有効区間外であるか否かを判定する(ステップS103)。
有効区間外でなければ(ステップS103でNO)、処理を終了する。ここで、例えば、ICカード10が定期券であり、折り返し駅が定期券の有効区間内であれば不正ではないため、処理を終了する。なお、定期券の有効区間のデータは、例えば、カード管理サーバ60から取得してもよいし、ICカード10から取得してもよい。また、判定部53は、現在の日時が定期券の有効期限内であるか否かも判定してもよい。
有効区間外であれば(ステップS103でYES)、判定部53は、折り返し前の乗車時間が、折り返し後の乗車時間よりも長いか否かを判定する(ステップS104)。
折り返し前の乗車時間が、折り返し後の乗車時間よりも長い場合(ステップS104でYES)、乗り過ごし等の意図しない折り返しと見なせるため、処理を終了する。
図5の利用管理データ511の例では、カードID「0002」に係るユーザは、C駅で乗車し、I駅で折り返し、H駅で降車している。この場合、図8の路線データ512の例では、折り返し前のC駅からI駅までの所要時間は20分、折り返し後のI駅からH駅までの所要時間は2分であるため、折り返し乗車であると判定されない。
なお、判定部53は、乗車時間として、予め設定されている標準的な乗車時間を用いる代わりに、図5の利用管理データ511に記憶されている各データにおける日時に基づいて、乗車時間を算出して用いるようにしてもよい。
折り返し前の乗車時間が、折り返し後の乗車時間よりも長くない場合(ステップS104でNO)、判定部53は、折り返し乗車であると判定する(ステップS105)。
図5の利用管理データ511の例では、カードID「0001」に係るユーザは、H駅で乗車し、J駅で折り返し、A駅で降車している。この場合、図8の路線データ512の例では、折り返し前のH駅からJ駅までの所要時間は5分、折り返し後のJ駅からA駅までの所要時間は26分であるため、折り返し乗車であると判定される。
(判定方式その2)
次に、図9を参照し、サーバ50の判定部53による、ステップS18の折り返し乗車をしたか否かの判定処理の一例について説明する。図9の例では、出発駅、折り返し駅、及び目的駅の位置関係に基づいて、混雑時の着席の確保等を目的とした折り返し乗車を判定する。なお、図9に示す判定方式は、上述した図8に示す判定方式と組み合わせて用いてもよい。この場合、判定部53は、例えば、図9に示す判定方式により折り返し乗車であると判定され、かつ、図8に示す判定方式により折り返し乗車であると判定された場合に、折り返し乗車であると判定してもよい。
図9は、折り返し乗車の判定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS201乃至ステップS203の処理は、図7のステップS101乃至ステップS103の処理と同様である。
折り返し駅が、ICカード10の乗車券の有効区間外でなければ(ステップS203でNO)、処理を終了する。
有効区間外であれば(ステップS203でYES)、判定部53は、出発駅から見て折り返し駅と逆の位置に目的駅があるか否かを判定する(ステップS204)。ここで、判定部53は、例えば、図8の路線データ512を参照し、出発駅、折り返し駅、及び目的駅の位置関係を判定してもよい。
目的駅が、出発駅から見て折り返し駅と逆の位置でない場合(ステップS204でNO)、乗り過ごし等の意図しない折り返しと見なせるため、処理を終了する。
目的駅が、出発駅から見て折り返し駅と逆の位置である場合(ステップS204でYES)、判定部53は、折り返し乗車であると判定する(ステップS205)。折り返し乗車と判定されるケースでは、目的駅と折り返し駅との間の最短経路に基づく距離は、出発駅と折り返し駅との間の最短経路に基づく距離よりも長くなるのが一般的である。従って、予め保持している当該駅間の運賃を比較することでも折り返し乗車を判定してもよい。
<変形例1>
判定部53は、ステップS18の折り返し乗車をしたか否かの判定処理を、自動改札機20にて出場を検知した際に実行するようにしてもよい。この場合、自動改札機20にて出場する際にICカード10をかざした際のレスポンスは比較的遅くなるが、当該判定処理が無駄にならないため、処理を比較的簡素化できる。
なお、この場合、判定部53は、折り返し前の乗車時間、及び折り返し後の乗車時間は、それぞれ、出発駅の自動改札機20を通過してから折り返し駅までの所要時間、及び折り返し駅から出発駅の自動改札機20を通過するまでの所要時間としてもよい。
<変形例2>
課金部54は、折り返し乗車分の運賃を、出場時に請求する代わりに、次回の入場時に請求するようにしてもよい。この場合、例えば、ステップS18の折り返し乗車をしたか否かの判定処理を、自動改札機20にて出場を検知した際に実行してもよい。そして、課金部54は、出場された駅の構内サーバ40に、運賃要求を記憶させておいてもよい。そして、次回、当該出場された駅の自動改札機20にて入場した際に、構内サーバ40が自動改札機20からの入場記録を受信すると、ステップS23乃至ステップS25と同様の処理を行うようにしてもよい。
<変形例3>
課金部54は、折り返し乗車分の運賃を、出場時に請求する代わりに、後日請求するようにしてもよい。この場合、課金部54は、例えば、カード管理サーバ60に折り返し乗車分の運賃要求を送信し、カード管理サーバ60が、ICカード10に対応付けられた電話番号にSMS(Short Message Service)にて、折り返し乗車分の運賃を請求する旨を通知するとともに、ICカード10に対応付けられた残高から、折り返し乗車分の運賃を引いた額を、新たな残高としてもよい。または、課金部54は、ICカード10に対応付けられた住所に、銀行振り込み等を利用する、折り返し乗車分の運賃の請求書を送付するようにしてもよい。
<まとめ>
上述した実施形態によれば、乗降検知装置30から取得した乗降記録に基づき、ICカード10を所持するユーザが、出発した駅と折り返した駅との間の運賃を支払わない折り返し乗車をしたか否かを判定する。これにより、折り返し乗車をより効率的に検出することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、構内サーバ40、サーバ50、及びカード管理サーバ60の各機能部は、例えば1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。また、カード管理サーバ60の各機能のうちの少なくとも一部を、サーバ50にて有する構成としてもよい。また、サーバ50とカード管理サーバ60とを一体の装置として構成してもよい。
通信システム1は、「乗降検知システム」の一例である。サーバ50は、「情報処理装置」の一例である。ICカード10は、「乗車券」の一例である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
乗降検知装置、及び情報処理装置を有し、
前記乗降検知装置は、
乗車券との通信により、列車への乗車または前記列車からの降車を検知し、前記乗車または前記降車を検知した駅の情報を含む乗降記録を生成し、
前記情報処理装置は、
前記乗降記録と、自動改札機からの前記乗車券の入場の記録、及び出場の記録とを取得する取得部と、
前記乗車券について、前記入場に係る第1の駅から、前記出場に係る第2の駅までの区間に含まれない第3の駅における前記乗降記録が生成されている場合、前記第1の駅から前記第3の駅までの乗車時間と、前記第3の駅から前記第2の駅までの乗車時間との差に基づいて、折り返し乗車の有無を判定する判定部と、を有する、
情報処理システム。
(付記2)
乗降検知装置、及び情報処理装置を有し、
前記乗降検知装置は、
乗車券との通信により、列車への乗車または前記列車からの降車を検知し、前記乗車または前記降車を検知した駅の情報を含む乗降記録を生成し、
前記情報処理装置は、
前記乗降記録と、自動改札機からの前記乗車券の入場の記録、及び出場の記録とを取得する取得部と、
前記乗車券について、前記入場に係る第1の駅から、前記出場に係る第2の駅までの区間に含まれない第3の駅における前記乗降記録が生成されている場合、前記第1の駅、前記第2の駅、及び前記第3の駅の位置関係に基づいて、折り返し乗車の有無を判定する判定部と、
を有する情報処理システム。
(付記3)
前記判定部は、前記第3の駅が、前記乗車券の有効区間外である場合に、折り返し乗車であると判定する、
付記1または2に記載の情報処理システム。
(付記4)
前記判定部は、前記第2の駅と前記第3の駅との間の最短経路に基づく距離が前記第1の駅と前記第3の駅との間の最短経路に基づく距離よりも長い場合に折り返し乗車であると判定する、
付記2に記載の情報処理システム。
(付記5)
前記判定部により、折り返し乗車であると判定された場合、前記乗降記録に基づいて降車が検知された際、当該降車された駅に設置されている構内サーバに、当該折り返し乗車分の運賃の要求を送信する課金部を有する、
付記1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
(付記6)
情報処理装置が、
乗車券との通信により列車への乗車または前記列車からの降車が検知された際に前記列車が停車している駅の情報を含む乗降記録と、自動改札機からの前記乗車券の入場の記録、及び出場の記録とを取得し、
前記乗車券について、前記入場に係る第1の駅から、前記出場に係る第2の駅までの区間に含まれない第3の駅における前記乗降記録を取得している場合、前記第1の駅から前記第3の駅までの乗車時間と、前記第3の駅から前記第2の駅までの乗車時間との差に基づいて、折り返し乗車の有無を判定する、
処理を実行する情報処理方法。
(付記7)
情報処理装置が、
乗車券との通信により列車への乗車または前記列車からの降車が検知された際に前記列車が停車している駅の情報を含む乗降記録と、自動改札機からの前記乗車券の入場の記録、及び出場の記録とを取得し、
前記乗車券について、前記入場に係る第1の駅から、前記出場に係る第2の駅までの区間に含まれない第3の駅における前記乗降記録を取得している場合、前記第1の駅、前記第2の駅及び前記第3の駅の位置関係に基づいて、折り返し乗車の有無を判定する、
処理を実行する情報処理方法。
(付記8)
コンピュータに、
乗車券との通信により列車への乗車または前記列車からの降車が検知された際に前記列車が停車している駅の情報を含む乗降記録と、自動改札機からの前記乗車券の入場の記録、及び出場の記録とを取得し、
前記乗車券について、前記入場に係る第1の駅から、前記出場に係る第2の駅までの区間に含まれない第3の駅における前記乗降記録を取得している場合、前記第1の駅から前記第3の駅までの乗車時間と、前記第3の駅から前記第2の駅までの乗車時間との差に基づいて、折り返し乗車の有無を判定する、
処理を実行させるプログラム。
(付記9)
コンピュータに、
乗車券との通信により列車への乗車または前記列車からの降車が検知された際に前記列車が停車している駅の情報を含む乗降記録と、自動改札機からの前記乗車券の入場の記録、及び出場の記録とを取得し、
前記乗車券について、前記入場に係る第1の駅から、前記出場に係る第2の駅までの区間に含まれない第3の駅における前記乗降記録を取得している場合、前記第1の駅、前記第2の駅、及び前記第3の駅の位置関係に基づいて、折り返し乗車の有無を判定する、
処理を実行させるプログラム。
1 通信システム
10 ICカード
20 自動改札機
30 乗降検知装置
40 構内サーバ
41 記憶部
42 課金部
43 通信部
50 サーバ
51 記憶部
511 利用管理データ
512 路線データ
52 取得部
53 判定部
54 課金部
55 通信部
60 カード管理サーバ
61 記憶部
611 管理データ
62 管理部
63 通信部

Claims (9)

  1. 乗降検知装置、及び情報処理装置を有し、
    前記乗降検知装置は、
    乗車券との通信により、列車への乗車または前記列車からの降車を検知し、前記乗車または前記降車を検知した駅の情報を含む乗降記録を生成し、
    前記情報処理装置は、
    前記乗降記録と、自動改札機からの前記乗車券の入場の記録、及び出場の記録とを取得する取得部と、
    前記乗車券について、前記入場に係る第1の駅から、前記出場に係る第2の駅までの区間に含まれない第3の駅における前記乗降記録が生成されている場合、前記第1の駅から前記第3の駅までの乗車時間と、前記第3の駅から前記第2の駅までの乗車時間との差に基づいて、折り返し乗車の有無を判定する判定部と、を有する、
    情報処理システム。
  2. 乗降検知装置、及び情報処理装置を有し、
    前記乗降検知装置は、
    乗車券との通信により、列車への乗車または前記列車からの降車を検知し、前記乗車または前記降車を検知した駅の情報を含む乗降記録を生成し、
    前記情報処理装置は、
    前記乗降記録と、自動改札機からの前記乗車券の入場の記録、及び出場の記録とを取得する取得部と、
    前記乗車券について、前記入場に係る第1の駅から、前記出場に係る第2の駅までの区間に含まれない第3の駅における前記乗降記録が生成されている場合、前記第1の駅、前記第2の駅、及び前記第3の駅の位置関係に基づいて、折り返し乗車の有無を判定する判定部と、
    を有する情報処理システム。
  3. 前記判定部は、前記第3の駅が、前記乗車券の有効区間外である場合に、折り返し乗車であると判定する、
    請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記判定部は、前記第2の駅と前記第3の駅との間の最短経路に基づく距離が前記第1の駅と前記第3の駅との間の最短経路に基づく距離よりも長い場合に折り返し乗車であると判定する、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記判定部により、折り返し乗車であると判定された場合、前記乗降記録に基づいて降車が検知された際、当該降車された駅に設置されている構内サーバに、当該折り返し乗車分の運賃の要求を送信する課金部を有する、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 情報処理装置が、
    乗車券との通信により列車への乗車または前記列車からの降車が検知された際に前記列車が停車している駅の情報を含む乗降記録と、自動改札機からの前記乗車券の入場の記録、及び出場の記録とを取得し、
    前記乗車券について、前記入場に係る第1の駅から、前記出場に係る第2の駅までの区間に含まれない第3の駅における前記乗降記録を取得している場合、前記第1の駅から前記第3の駅までの乗車時間と、前記第3の駅から前記第2の駅までの乗車時間との差に基づいて、折り返し乗車の有無を判定する、
    処理を実行する情報処理方法。
  7. 情報処理装置が、
    乗車券との通信により列車への乗車または前記列車からの降車が検知された際に前記列車が停車している駅の情報を含む乗降記録と、自動改札機からの前記乗車券の入場の記録、及び出場の記録とを取得し、
    前記乗車券について、前記入場に係る第1の駅から、前記出場に係る第2の駅までの区間に含まれない第3の駅における前記乗降記録を取得している場合、前記第1の駅、前記第2の駅、及び前記第3の駅の位置関係に基づいて、折り返し乗車の有無を判定する、
    処理を実行する情報処理方法。
  8. コンピュータに、
    乗車券との通信により列車への乗車または前記列車からの降車が検知された際に前記列車が停車している駅の情報を含む乗降記録と、自動改札機からの前記乗車券の入場の記録、及び出場の記録とを取得し、
    前記乗車券について、前記入場に係る第1の駅から、前記出場に係る第2の駅までの区間に含まれない第3の駅における前記乗降記録を取得している場合、前記第1の駅から前記第3の駅までの乗車時間と、前記第3の駅から前記第2の駅までの乗車時間との差に基づいて、折り返し乗車の有無を判定する、
    処理を実行させるプログラム。
  9. コンピュータに、
    乗車券との通信により列車への乗車または前記列車からの降車が検知された際に前記列車が停車している駅の情報を含む乗降記録と、自動改札機からの前記乗車券の入場の記録、及び出場の記録とを取得し、
    前記乗車券について、前記入場に係る第1の駅から、前記出場に係る第2の駅までの区間に含まれない第3の駅における前記乗降記録を取得している場合、前記第1の駅、前記第2の駅、及び前記第3の駅の位置関係に基づいて、折り返し乗車の有無を判定する、
    処理を実行させるプログラム。
JP2017147038A 2017-07-28 2017-07-28 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Pending JP2019028696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017147038A JP2019028696A (ja) 2017-07-28 2017-07-28 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017147038A JP2019028696A (ja) 2017-07-28 2017-07-28 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019028696A true JP2019028696A (ja) 2019-02-21

Family

ID=65478480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017147038A Pending JP2019028696A (ja) 2017-07-28 2017-07-28 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019028696A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021166068A1 (ja) * 2020-02-18 2021-08-26 日本電気株式会社 処理システム、処理方法及びプログラム
CN114495491A (zh) * 2021-12-31 2022-05-13 深圳云天励飞技术股份有限公司 跨线出行路线确定方法、装置、计算机设备及介质
JP7082389B1 (ja) * 2021-12-09 2022-06-08 Quadrac株式会社 運賃情報提供システム及び乗降管理装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021166068A1 (ja) * 2020-02-18 2021-08-26 日本電気株式会社 処理システム、処理方法及びプログラム
JPWO2021166068A1 (ja) * 2020-02-18 2021-08-26
JP7428232B2 (ja) 2020-02-18 2024-02-06 日本電気株式会社 処理システム、処理方法及びプログラム
JP7082389B1 (ja) * 2021-12-09 2022-06-08 Quadrac株式会社 運賃情報提供システム及び乗降管理装置
WO2023105712A1 (ja) * 2021-12-09 2023-06-15 Quadrac株式会社 運賃情報提供システム及び乗降管理装置
CN114495491A (zh) * 2021-12-31 2022-05-13 深圳云天励飞技术股份有限公司 跨线出行路线确定方法、装置、计算机设备及介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Robinson et al. Methods for pre-processing smartcard data to improve data quality
US9996831B2 (en) Mobile wireless payment and access
US10332162B1 (en) Using wireless beacons for transit systems
WO2011006140A2 (en) Predictive techniques in transit alerting
JP2008123270A (ja) 還元対価算出装置、還元対価算出システム、および還元対価算出方法
JP2010102460A (ja) 提携クーポンシステム、その入場ゲート端末、車両端末、プログラム
JP2013149017A (ja) 特典付与システム及び特典付与サーバ
JP2019028696A (ja) 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP2019079460A (ja) 料金計算装置、料金計算システム及びサーバ装置
JP6397728B2 (ja) 交通カード処理システムおよび交通カード処理システム
JP2019185574A (ja) 特典付与システム、特典付与装置、特典付与方法、及び特典付与プログラム
JP2010272035A (ja) 交通機関の再入場管理方法
JP6180577B1 (ja) 交通費申請処理装置及び交通費申請処理プログラム
JPH1116011A (ja) Icカード入退場券における入退場ゲート通過情報通知方法
JP2017182335A (ja) 乗継券、料金収受機、料金収受方法及びプログラム
JP5857566B2 (ja) 管理サーバ、および駅務システム
JP5760605B2 (ja) プログラム、交通利用料金精算装置、情報記憶装置、方法、およびシステム
JP2013047988A (ja) 利用料金計算システム、入場処理機および出場処理機
JP2004005499A (ja) 情報管理サーバ及び情報管理方法
CN113870443A (zh) 一种实现城市间afc***无障碍换乘的计费方法
JP2004326554A (ja) 情報処理装置、改札機、決済端末及び乗車券システム
JP5811701B2 (ja) 管理サーバ、および駅務システム
RU2666227C1 (ru) Автоматизированная система для оплаты услуг, преимущественно транспортных услуг
JP2020154760A (ja) 振替輸送管理サーバ
JP7191651B2 (ja) チケット管理システム及びチケット管理方法