JP2019014288A - 車両用内装材 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面及び内部の通気性が高く、車室内の冷暖房の効率を高めることができ、省エネに貢献することができるポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品からなる車両用内装材の提供を目的とする。
【解決手段】ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品からなるシートクッション等の車両用内装材において、ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品は、連続気泡構造からなり、スキン層の通気度を分子とし、コア層の通気度を分母とする通気度の比が0.55以上であり、前記スキン層の通気度が55cm/cm・sec(JIS L1096:フラジール式A法、厚み15mm)以上とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用内装材に関する。
従来、シートクッションやヘッドレストあるいはアームレストなどの車両用内装材には、ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品が用いられている。
ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品は、モールドフォームとも称され、モールド発泡法によって製造される。
モールド発泡法は、金型内に、ポリオール、発泡剤、触媒、イソシアネートを含むポリウレタン樹脂発泡体用組成物を注入し、ポリオールとイソシアネートの反応により発泡させて、ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品を製造する方法である。モールド発泡法では、発泡によって製品形状のポリウレタン樹脂発泡体が得られるため、後製品形状にするための後加工を少なくできる利点がある。
前記ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品は、製造時に発泡体が金型内面に接触して形成されるため、厚い・薄いの差はあるものの、発泡体の表面にはスキン層と称される密度の高い層を有する。表面のスキン層の存在によって、ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品は、発泡体内部の通気性が高くても表面付近の通気性が極端に低いものとなる。
ところで、自動車の使用の際には、カーエアコンを作動させて速やかに車室内を適温にする必要がある。しかし、車両用内装材が蓄熱していると、適温にするのに多くのエネルギーを必要とする上に、時間がかかるという問題がある。そこで、近年では、省エネルギーのために、車室内の冷暖房効率を高めることが求められている。
しかし、従来のポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品からなる車両用内装材は、前記のようにスキン層部分の通気性が極端に低いため、車室内を適温にするのに多くのエネルギーが必要になっていた。
なお、軟質スラブフォームの技術においては、高通気性フォームが提案されている。軟質スラブフォームは、スラブ発泡法で製造される。スラブ発泡法は、コンベア上にポリウレタン樹脂発泡体用組成物を吐出し、移動するコンベア上で常温大気圧下、自由発泡させて硬化を行うと共に、所定の長さに裁断してスラブストックを得る方法である。スラブ発泡法で製造されたスラブフォームは、その後に製品形状に加工する必要があり、モールド発泡法で得られる発泡体に比べて手間がかかる問題がある。
特許第6046842号公報
本発明は前記の点に鑑みなされたものであって、表面及び内部の通気性が高く、車室内の冷暖房の効率を高めることができ、省エネに貢献することができるポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品からなる車両用内装材の提供を目的とする。
請求項1の発明は、ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品からなる車両用内装材において、前記ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品は、連続気泡構造からなり、スキン層の通気度を分子とし、コア層の通気度を分母とする通気度の比が0.55以上であり、前記スキン層の通気度が55cm/cm・sec(JIS L1096:フラジール式A法、厚み15mm)以上であることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品は、脱型後に通気度を調整するためのクラッシング処理もしくは除膜処理を必要としないことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品は、ポリオール、触媒、発泡剤、イソシアネートを含むウレタン樹脂発泡体用組成物から形成されたものであり、前記ポリオールには非相溶である2種類のポリオールが含まれていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3において、前記非相溶である2種類のポリオールは、エチレンオキサイドの付加率が70重量%以上のポリエーテルポリオールと、エチレンオキサイドの付加率が25重量%未満のポリエーテルポリオールの2種類、またはエチレンオキサイドの付加率が70重量%以上のポリエーテルポリオールとポリエステルポリオールの2種類であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4において、前記ポリエステルポリオールは、ひまし油由来のポリエステルポリオールであることを特徴とする。
本発明によれば、表面及び内部の通気性が良好なポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品からなる車両用内装材が得られ、車室内の冷暖房の効率を高めることができ、省エネに貢献することができる。
本発明の車両用内装材の一例の断面図である。 車両用内装材の製造時を示す断面図である。 実施例及び比較例の構成と通気度等の測定結果を示す表である。
本発明の実施形態について説明する。図1に示す本発明の一実施形態の車両用内装材10はシートクッションとして用いられるものである。
前記シートクッション用の車両用内装材10は、ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品からなる。前記ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品は、気泡構造が連続気泡構造からなり、スキン層11の通気度を分子とし、コア層12の通気度を分母とする通気度の比が0.55以上であり、前記スキン層の通気度が55cm/cm・sec(JIS L1096:フラジール式A法、厚み15mm)以上である。
前記スキン層11は、前記ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品の発泡時に金型の内面と接触して形成される表面の部分であり、コア層12よりも密度が高くなっている。前記スキン層11の通気度は、前記のように、JIS L1096:フラジール式A法(厚み15mm)に従って測定された値が55cm/cm・sec以上であり、より好ましくは80cm/cm・sec以上、さらに好ましくは100〜300cm/cm・secである。
前記コア層12は、前記ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品において、前記スキン層11よりも内部(内側)の部分を指す。前記コア層12の通気度は、JIS L1096:フラジール式A法(厚み15mm)に従って測定される。前記スキン層11の通気度を分子とし、前記コア層12の通気度を分母とする通気度の比は0.55以上であり、より好ましくは0.60以上、特に0.60〜1.2である。なお、スキン層の通気度は、前記ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品において、表面から15mmの部分について測定した値である。また、コア層の通気度は、前記ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品において、表面から15mm以上離れた中央部について測定した値である。
前記車両用内装材10を構成するポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品は、モールド発泡法により得られるものであり、本発明では、脱型後に通気度を調整するためのクラッシング処理もしくは除膜処理を必要としないものである。なお、クラッシング処理は発泡体を圧縮して発泡体のセル膜を破壊する処理であり、一方、除膜処理は、発泡体のセル膜を燃焼ガスの爆風によって破壊する処理や、あるいはアルカリによる加水分解で除去する処理である。
前記車両用内装材10を構成するポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品を、モールド発泡法で製造する方法について説明する。
まず、図2の(2−A)に示すように、金型20内にポリウレタン樹脂発泡体用組成物Pを注入ノズルNで注入する。前記金型20は、下型21と上型22とからなり、製造する車両用内装材の外形状と等しい形状をした金型内面を有する。
次に、図2の(2−B)のように金型20を閉じて前記ポリウレタン樹脂発泡体用組成物Pを発泡させ、図2の(2−C)のように金型20内に充満させる。それにより、ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品10を発泡形成し、その後に前記金型20からポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品10を取り出す。
なお、図示の例では、前記金型20を開いた状態でポリウレタン樹脂発泡体用組成物Pを注入し、注入後に金型20を閉じるオープンモールド発泡の例を示したが、金型を閉じた状態で金型に設けた孔からポリウレタン樹脂発泡体用組成物を注入するクローズドモールド発泡でもよい。
前記ポリウレタン樹脂発泡体用組成物Pは、ポリオール、触媒、発泡剤、イソシアネートを含んでいる。
前記ポリオールには、互いに非相溶である2種類のポリオールが含まれている。非相溶である2種類のポリオールとしては、エチレンオキサイド(EO)の付加率が70重量%以上であるポリエーテルポリオールA1と、エチレンオキサイド(EO)の付加率が25重量%未満であるポリエーテルポリオールA2とからなる2種類のポリエーテルポリオールの組み合わせ、あるいは上記ポリエーテルポリオールA1とポリエステルポリオールA3の2種類の組み合わせを挙げることができる。エチレンオキサイド(EO)の付加率(重量%)は、ポリエーテルポリオールの製造時のモノマーであるEOやPO(プロピレンオキサイド)等のアルキレンオキサイド(AO)の総量に対するEOの重量比率をいい、EO重量×100/AO総量(EO重量+PO重量、等)により算出される値である。
前記ポリエーテルポリオールA1は、エチレンオキサイド(EO)の付加率が70重量%以上、官能基数2〜4、分子量7000以下が好ましく、さらに好ましくはエチレンオキサイド(EO)の付加率が75重量%以上、分子量300〜7000であり、ポリマーポリオールタイプも含まれる。
前記ポリエーテルポリオールA2は、エチレンオキサイド(EO)の付加率が25重量%未満、官能基数1〜4、分子量7000以下が好ましく、より好ましくはエチレンオキサイド(EO)の付加率が20重量%未満、分子量は500〜7000であり、ポリマーポリオールタイプも含まれる。
前記ポリエーテルポリオールA1と前記ポリエーテルポリオールA2の重量比は、A1:A2=80:20〜20:80が好ましく、より好ましくは70:30〜30:70である。
また、前記ポリエーテルポリオールA1、A2はそれぞれ1つのポリエーテルポリオールに限られず、複数のポリエーテルポリオールA1、A2を使用してもよい。より具体的には、ポリエーテルポリオールA1として、エチレンオキサイド(EO)の付加率が70重量%以上のポリオールであって、分子量1700〜7000の高分子量ポリオールと、分子量300〜1700未満の低分子量ポリオールとを混合してもよい。また、ポリエーテルポリオールA2として、エチレンオキサイド(EO)の付加率が25重量%未満のポリオールであって、分子量1700〜7000の高分子量ポリオールと、分子量500〜1700未満の低分子量ポリオールとを混合してもよい。
エチレンオキサイド(EO)の付加率が70重量%以上であるポリエーテルポリオールA1と混合するポリオールとしては、ポリエーテルオールA2(エチレンオキサイド(EO)の付加率が25重量%未満のポリオール)のほかに前記ポリエステルポリオールA3が挙げられる。前記ポリエステルポリオールA3は、官能基数2〜4、分子量7000以下が好ましく、より好ましい分子量は500〜4000である。前記ポリエステルポリオールA3としては、ヒマシ油由来のポリエステルポリオールがより好ましい。
前記ポリエステルポリオールA3と前記ポリエーテルポリオールA1の重量比は、A1:A3=80:20〜20:80が好ましく、より好ましくは60:40〜40:60である。
また、前記ポリエステルポリオールA3と前記ポリエーテルポリオールA1は、それぞれ1種類に限られず、複数のポリエステルポリオールA3と複数のポリエーテルポリオールA1を使用してもよい。
触媒は、ウレタン樹脂発泡体用の公知のものを使用することができる。例えば、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、ジエタノールアミン、ジメチルアミノモルフォリン、N−エチルモルホリン、テトラメチルグアニジン等のアミン触媒や、スタナスオクトエートやジブチルチンジラウレート等のスズ触媒やフェニル水銀プロピオン酸塩あるいはオクテン酸鉛等の金属触媒(有機金属触媒とも称される。)を挙げることができる。触媒は二種類以上を使用してもよい。
発泡剤としては、水、代替フロンあるいはペンタンなどの炭化水素を、単独または組み合わせて使用できる。水の場合は、ポリオールとイソシアネートの反応時に炭酸ガスを発生し、その炭酸ガスによって発泡がなされる。発泡剤としての水の量は、ポリオール100重量部に対して1.0〜4.0重量部が好ましい。
イソシアネートとしては、イソシアネート基を2以上有する脂肪族系または芳香族系ポリイソシアネート、それらの混合物、およびそれらを変性して得られる変性ポリイソシアネートを使用することができる。脂肪族系ポリイソシアネートとしては、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキサメタンジイソシアネート等を挙げることができ、芳香族ポリイソシアネートとしては、トルエンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ナフタレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ポリメリックポリイソシアネート(クルードMDI)等を挙げることができる。なお、その他これらを変成したプレポリマーも使用することができる。
本発明では、イソシアネートとして、特に、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)単独、ポリメリックポリイソシアネート(クルードMDI)単独、又はこれらの混合物(MDI系イソシアネート)、または上記MDI系イソシアネートとトルエンジイソシアネート(TDI)の併用が好ましい。
MDI系イソシアネートとトルエンジイソシアネート(TDI)を併用する場合、MDI系イソシアネートが20%以上のものが好ましい。
イソシアネートインデックスは、80〜120が好ましく、より好ましくは85〜105である。イソシアネートインデックスは、イソシアネートにおけるイソシアネート基のモル数をポリオールの水酸基などの活性水素基の合計モル数で割った値に100を掛けた値であり、[イソシアネートのNCO当量/活性水素当量×100]で計算される。
前記ポリウレタン樹脂発泡体用組成物Pに含まれるその他の成分として、整泡剤、架橋剤、着色剤、難燃剤、着色剤等の助剤を挙げることができる。
整泡剤は、ポリウレタン樹脂発泡体用として公知のものを使用することができる。例えば、シリコーン系整泡剤、含フッ素化合物系整泡剤および公知の界面活性剤を挙げることができる。整泡剤の量は、ポリオール100重量部に対して0.2〜3.0重量部である。
架橋剤は、ポリウレタン樹脂発泡体用の公知のものを使用することができる。例えば、グリセリン、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコール等の多価アルコールや、エタノールアミン類、ポリエチレンポリアミン類等のアミン等を挙げることができる。架橋剤は二種類以上使用してもよい。
難燃剤は、ポリ塩化ビニル、クロロプレンゴム、塩素化ポリエチレンなどのハロゲン化ポリマー、リン酸エステルやハロゲン化リン酸エステル化合物、あるいはメラミン樹脂やウレア樹脂などの有機系難燃剤、酸化アンチモンや水酸化アルミニウムなどの無機系難燃剤等を挙げることができる。
着色剤は、顔料・黒鉛等を挙げることができる。着色剤の量は、着色剤の種類に応じて決定される。
前記ポリウレタン樹脂発泡体用組成物を金型へ注入する際のパック率(充填率)は、100〜200%、より好ましくは105〜150%となるようにするのが好ましい。パック率(充填率)は、(モールド発泡時の密度/フリー発泡時の密度)×100で計算される。
以下の成分を図3の各実施例及び各比較例の配合で調製したポリウレタン樹脂発泡体用組成物を混合して金型に注入し、ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品を製造した。金型の内面形状及び寸法は20×20×8cmの直方体からなり、パック率を105%とした。
・ポリエーテルポリオールA1−1:EO付加率=100重量%のポリオキシエチレンポリオール、分子量=400、官能基数=2、OHV=280mgKOH/g
・ポリエーテルポリオールA1−2:EO付加率=75重量%、ポリオキシアルキレンポリオール、分子量=3300、官能基数=3、OHV=51mgKOH/g
・ポリエーテルポリオールA1−3:EO付加率=80重量%、ポリオキシアルキレンポリオール、分子量=4000、官能基数=3、OHV=39mgKOH/g
・ポリエーテルポリオールA1−4:EO付加率=70重量%、ポリオキシアルキレンポリオール、分子量=7000、官能基数=3、OHV=26mgKOH/g
・ポリエーテルポリオールA2−1:EO付加率=0重量%のPO(プロピレンオキサイド)付加ポリオキシプロピレンポリオール、分子量=600、官能基数=2、OHV=187mgKOH/g
・ポリエーテルポリオールA2−2:EO付加率=0重量%のPO(プロピレンオキサイド)付加ポリオキシプロピレンポリオール、分子量=1000、官能基数=2、OHV=112mgKOH/g
・ポリエーテルポリオールA2−3:EO付加率=0重量%のPO(プロピレンオキサイド)付加ポリオキシプロピレンポリオール、分子量=1340、官能基数=1、OHV=42mgKOH/g
・ポリエーテルポリオールA2−4:EO付加率=0重量%のPO(プロピレンオキサイド)付加ポリオキシプロピレンポリオール、分子量=3000、官能基数=3、OHV=56mgKOH/g
・ポリエーテルポリオールA2−5:EO付加率=15重量%、ポリオキシアルキレンポリオール、分子量=5000、官能基数=3、OHV=33mgKOH/g
・ポリエーテルポリオールA2−6:EO付加率=15重量%、ポリオキシアルキレンポリオール、分子量=5000、官能基数=3、OHV=28mgKOH/g、ポリマーポリオール(ポリマー分20重量%)
・ポリエーテルポリオールA2−7:EO付加率=15重量%、ポリオキシアルキレンポリオール、分子量=7000、官能基数=4、OHV=31mgKOH/g
・ポリエステルポリオールA3:ひまし油由来のポリエステルポリオール、分子量=735、官能基数=2.2、OHV=168mgKOH/g、ひまし油含量=70重量%、品番;Y−406、伊藤製油社製
・触媒−1:ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、品番;BL−19、エアープロダクツジャパン社製 ・触媒−2:トリエチレンジアミンの33%ジプロピレングリコール溶液、品番;DABCO−33−LV、エアープロダクツジャパン社製 ・触媒−3:スタナスオクトエート、城北化学社製
・整泡剤−1:ジメチルシロキサンコポリマー、品番;L−629、MOMENTIVE社製 ・整泡剤−2:ジメチルシロキサンコポリマー、品番;B−8738LF、EVONIK社製・整泡剤−3:ジメチルシロキサンコポリマー、品番;L−3184J、MOMENTIVE社製 ・架橋剤−1:グリセリン ・架橋剤−2:ジエチレンアミン
・イソシアネート−1:2,4−トルエンジイソシアネート(TDI)と2,6−トルエンジイソシアネート(TDI)の80:20の混合物50%と、ポリメリックポリイソシアネート(クルードMDI)50%との混合物、品番;TM−50、三井化学社製 ・イソシアネート−2:2,4−トルエンジイソシアネート(TDI)と2,6−トルエンジイソシアネート(TDI)の80:20の混合物80%と、ポリメリックポリイソシアネート(クルードMDI)20%との混合物、品番;TM−20、三井化学社製 ・イソシアネート−3:4,4’ジフェニルメタンジイソシアネートの単量体60%と、2,4’ ジフェニルメタンジイソシアネートの単量体20%と、これらの多量体であるポリメリックポリイソシアネート(クルードMDI)20%の混合物
得られた実施例1〜6及び比較例1〜4に対して、密度(JIS K7222:2005)と、通気度(JIS L1096:フラジール式A法、厚み15mm)を測定した。通気度は、スキン層とコア層について測定した。スキン層に対する通気度の測定は、表面を含む厚み15mmのサンプルを裁断で作製して行った。一方、コア層に対する通気度の測定は、表面から15mmまでの範囲を含まない内部中央において厚み15mmのサンプルを裁断で作製して行った。また、通気度比として[スキン層の通気度/コア層の通気度]を算出した。測定結果を図3に示す。
実施例1は、EO付加率が70重量%以上のポリエーテルポリオールA1として、EO付加率が70重量%のポリエーテルポリオールA1−4を使用し、EO付加率(エチレンオキサイドの付加率)が25重量%未満のポリエーテルポリオールA2として、EO付加率が0重量%である2種類のポリエーテルポリオールA2−1とA2−4を使用した例である。実施例1の密度は57kg/m、スキン層の通気度が62cm/cm・s、コア層の通気度が113cm/cm・s、通気度比が0.55であった。
実施例2は、またEO付加率が70重量%以上のポリエーテルポリオールA1として、EO付加率が100重量%のポリエーテルポリオールA1−1とEO付加率が80重量%のポリエーテルポリオールA1−3の2種類を使用し、EO付加率(エチレンオキサイドの付加率)が25重量%未満のポリエーテルポリオールA2として、EO付加率が0重量%である2種類のポリエーテルポリオールA2−3とA2−4を使用した例である。実施例2の密度は53kg/m、スキン層の通気度が153cm/cm・s、コア層の通気度が235cm/cm・s、通気度比が0.65であった。
実施例3は、EO付加率が70重量%以上のポリエーテルポリオールA1として、EO付加率が75重量%のポリエーテルポリオールA1−2と、EO付加率が80重量%のポリエーテルポリオールA1−3の2種類を使用し、EO付加率(エチレンオキサイドの付加率)が25重量%未満のポリエーテルポリオールA2として、EO付加率が0重量%であるポリエーテルポリオールA2−2とA2−4と、EO付加率が15重量%のポリエーテルポリオールA2−7の3種類を使用した例である。実施例3の密度は55kg/m、スキン層の通気度が122cm/cm・s、コア層の通気度が143cm/cm・s、通気度比が0.85であった。
実施例4は、EO付加率が70重量%以上のポリエーテルポリオールとして、EO付加率が75重量%のポリエーテルポリオールA1−2と、EO付加率が80重量%のポリエーテルポリオールA1−3の2種類を使用し、EO付加率(エチレンオキサイドの付加率)が25重量%未満のポリエーテルポリオールA2として、EO付加率が0重量%のポリエーテルポリオールA2−2及びA2−4と、EO付加率が15%のポリエーテルポリオールA2−7の3種類を使用した例である。実施例4の密度は60kg/m、スキン層の通気度が116cm/cm・s、コア層の通気度が138cm/cm・s、通気度比が0.84であった。
実施例5は、ポリエステルポリオールA3として、ひまし油由来のポリエステルポリオールを40重量部使用し、ポリエーテルポリオールA1としてEO付加率が75重量%のポリエーテルポリオールA1−2を60重量部使用した例である。実施例5の密度は45kg/m、スキン層の通気度が107cm/cm・s、コア層の通気度が136cm/cm・s、通気度比が0.79であった。
実施例6は、ポリエステルポリオールA3として、ひまし油由来のポリエステルポリオールを50重量部使用し、ポリエーテルポリオールA1としてEO付加率が75重量%のポリエーテルポリオールA1−2を50重量部使用した例である。実施例6の密度は46kg/m、スキン層の通気度が87cm/cm・s、コア層の通気度が112cm/cm・s、通気度比が0.78であった。
実施例2〜4は、EO付加率が80重量%以上のポリエーテルポリオールを含むことで、スキン層の通気度が高くなっている。
比較例1は、EO付加率が70重量%以上のポリエーテルポリオールを使用せず、EO付加率(エチレンオキサイドの付加率)が25重量%未満のポリエーテルポリオールA2として、EO付加率が15重量%である2種類のポリエーテルポリオールA2−5とA2−6とを使用してポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品を作製した。比較例1の密度は57kg/m、スキン層の通気度が28cm/cm・s、コア層の通気度が50cm/cm・s、通気度比が0.56であった。
比較例2は、EO付加率が70重量%以上のポリエーテルポリオールを使用せず、EO付加率(エチレンオキサイドの付加率)が25重量%未満のポリエーテルポリオールA2として、EO付加率が15重量%である3種類のポリエーテルポリオールA2−5とA2−6とA2−7とを使用してポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品を作製した。比較例2の密度は59kg/m、スキン層の通気度が1cm/cm・s、コア層の通気度が11cm/cm・s、通気度比が0.09であった。
比較例3は、EO付加率が70重量%以上のポリエーテルポリオールを使用せず、EO付加率(エチレンオキサイドの付加率)が25重量%未満のポリエーテルポリオールA2として、EO付加率が15重量%である2種類のポリエーテルポリオールA2−5とA2−6を使用してポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品を作製した。比較例3の密度は53kg/m、スキン層の通気度が38cm/cm・s、コア層の通気度が64cm/cm・s、通気度比が0.59であった。
比較例4は、EO付加率が70重量%以上のポリエーテルポリオールを使用せず、EO付加率(エチレンオキサイドの付加率)が25重量%未満のポリエーテルポリオールA2として、EO付加率が15重量%である3種類のポリエーテルポリオールA2−5とA2−6とA2−7を使用してポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品を作製した。比較例4の密度は30kg/m、スキン層の通気度が2cm/cm・s、コア層の通気度が19cm/cm・s、通気度比が0.11であった。
実施例1〜6と比較例1〜4について、放熱性と加熱性を測定した。
放熱性の測定は、実施例1〜6と比較例1〜4の試験サンプルを80℃の炉で3時間加熱し、その後、室温下20℃で試験サンプルを10×10×2cmの発泡スチロールの上に水平におき試験サンプル内の温度変化を測定した。温度変化の測定は、試験サンプル内に熱電対を挿入して、試験サンプル内の温度変化を直接測定した。測定結果は、試験サンプル内の温度が36℃(体温)に達するのに、実施例1では0.75時間、実施例2では0.5時間、実施例3〜5では0.6時間、実施例6では0.7時間であったのに対して、比較例1は1.1時間、比較例3は1時間、比較例2・4は1.5時間もかかり、実施例1〜6は比較例1〜4よりも放熱性が良好であった。したがって、実施例1〜6の車両用内装材は、夏季にカーエアコンを作動させて車内を冷却する際に、車両用内装材の放熱性が良好なため、車内を設定温度まで冷却するのにかかる時間を短縮でき、省エネ効果が得られる。
加熱性の測定は、温風ヒーター(300W)を入れた断熱箱(内部のサイズが70×70×60cm)に実施例1〜6と比較例1〜4の試験サンプルを10×10×2cmの発泡スチロールの上に水平に収容して、温風ヒーターの温風が試験サンプルに直接当たらないようにして断熱箱内を加熱し、事前に19℃の部屋に置いておいた試験サンプル内の温度変化を測定した。温度変化の測定は、試験サンプル内に熱電対を挿入して、試験サンプル内の温度変化を直接測定した。測定結果は、試験サンプル内の温度が41℃に達するのに、実施例1では2時間、実施例2では1時間、実施例3〜5では1.2時間、実施例6では1.5時間で済んだのに対して、比較例1・3は3時間、比較例2・4は4時間もかかり、実施例1〜6は比較例1〜4よりも加熱性が良好であった。したがって、実施例1〜6の車両用内装材は、冬季にカーエアコンを作動させて車内を暖房する際に、車両用内装材の加熱性が良好なため、車内を設定温度まで暖房するのにかかる時間を短縮でき、省エネ効果が得られる。
このように、実施例品は、放熱性及び加熱性が比較例品(従来品)よりも良好であり、短時間で加熱及び冷却することができる。すなわち、本発明の車両用内装材は、カーエアコンによる車室内の冷暖房の効率を高めることができ、省エネに貢献することができる。特にシートクッションは、車両用内装材のなかでも容積が大きいものであるため、シートクッションに本発明の車両用内装材を使用すれば、より大きな省エネ効果が得られる。
また、本金型成形品は、シートクッションのほか、同様にして、ヘッドレスト、アームレスト等の車両用内装材に用いることができる。

Claims (5)

  1. ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品からなる車両用内装材において、
    前記ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品は、連続気泡構造からなり、スキン層の通気度を分子とし、コア層の通気度を分母とする通気度の比が0.55以上であり、前記スキン層の通気度が55cm/cm・sec(JIS L1096:フラジール式A法、厚み15mm)以上であることを特徴とする車両用内装材。
  2. 前記ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品は、脱型後に通気度を調整するためのクラッシング処理もしくは除膜処理を必要としないことを特徴とする請求項1に記載の車両用内装材。
  3. 前記ポリウレタン樹脂発泡体の金型成形品は、ポリオール、触媒、発泡剤、イソシアネートを含むウレタン樹脂発泡体用組成物から形成されたものであり、
    前記ポリオールには非相溶である2種類のポリオールが含まれていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用内装材。
  4. 前記非相溶である2種類のポリオールは、エチレンオキサイドの付加率が70重量%以上のポリエーテルポリオールと、エチレンオキサイドの付加率が25重量%未満のポリエーテルポリオールの2種類、またはエチレンオキサイドの付加率が70重量%以上のポリエーテルポリオールとポリエステルポリオールの2種類であることを特徴とする請求項3に記載の車両用内装材。
  5. 前記ポリエステルポリオールは、ひまし油由来のポリエステルポリオールであることを特徴とする請求項4に記載の車両用内装材。
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