JP2019012449A - 走行支援情報処理装置、走行支援情報提供システム及び方法 - Google Patents

走行支援情報処理装置、走行支援情報提供システム及び方法 Download PDF

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Koichi Sato
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恵 前田
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Abstract

【課題】肉眼では合流部の直前まで合流車両の認識ができないような状況であっても事前に本線側の車両に適切な合流情報を提供し、渋滞などを招くことなく、円滑な車両走行を行わせる。【解決手段】実施形態の走行支援情報処理装置は、本線に合流する側道に繋がる所定の監視エリアの撮像画像から前記側道に向かう車両の情報を解析する解析部と、側道に向かう車両の情報に対応づけて、前記本線を走行する車両であって、側道と本線の合流部よりも上流側を走行している車両に対する走行支援情報を格納する情報記憶部と、解析に基づいて情報記憶部を参照し、合流部よりも上流側を走行している車両に対して提示する提示部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、走行支援情報処理装置、走行支援情報提供システム及び方法に関する。
従来、高速道路の合流地点において車両が円滑に走行できるように本線上を走行する車両の位置を画像検知することにより、情報板等によって減速や車線変更の指示を本線上の車両に通知する方法が提案されている。
特開2015−052902号公報
しかしながら、従来技術においては、本線上に設置された車両情報取得手段により取得した車両の情報を予測していたため、側道と本線との合流部よりも上流側の本線側の車両に対して適切な情報が提供することができない虞があった。
特に側道と本線との間に遮音壁などが設置された合流部においては、合流部の直前に至るまで側道からの合流車両を認識することができず、本線側の車両の急な減速などの影響から渋滞の原因となる虞があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、肉眼では合流部の直前まで合流車両の認識ができないような状況であっても事前に本線側の車両に適切な合流情報を提供し、渋滞などを招くことなく、円滑な車両走行を行わせることが可能な走行支援情報処理装置、走行支援情報提供システム及び方法を提供することを目的としている。
実施形態の走行支援情報処理装置は、本線に合流する側道に繋がる所定の監視エリアの撮像画像から前記側道に向かう車両の情報を解析する解析部と、側道に向かう車両の情報に対応づけて、前記本線を走行する車両であって、側道と本線の合流部よりも上流側を走行している車両に対する走行支援情報を格納する情報記憶部と、解析に基づいて情報記憶部を参照し、合流部よりも上流側を走行している車両に対して提示する提示部と、を備える。
実施形態の交通システムの概要構成ブロック図である。 第1実施形態の交通システムを適用した場合の概要説明図である。 第1実施形態の動作フローチャートである。 情報記憶部に格納された情報テーブルの一例の説明図である。 第2実施形態の交通システムを適用した場合の概要説明図である。 第2実施形態の動作フローチャートである。 情報記憶部に格納された情報テーブルの一例の説明図である。 第3実施形態の交通システムを適用した場合の概要説明図である。 第3実施形態の動作フローチャートである。 第4実施形態の交通システムを適用した場合の概要説明図である。 第4実施形態の動作フローチャートである。 第5実施形態の交通システムを適用した場合の概要説明図である。 第5実施形態の動作フローチャートである。 情報記憶部に格納された一般道に対応する情報テーブルの一例の説明図である。
次に図面を参照して好適な実施形態について説明する。
図1は、実施形態の交通システムの概要構成ブロック図である。
以下の説明においては、本線に合流する側道に繋がる所定の監視エリアとして、有料道路の料金所において遠隔監視を行う監視エリアを想定するものとする。また、図1は、総括的に示したものであり、後述する各実施形態において、全ての構成を備えている必要はない。
交通システム10は、有料道路(本実施形態では、高速道路)の料金所に設置された複数の遠方監視用カメラ11−1〜11−n(nは、2以上の整数)と、遠方監視用カメラ11−1〜11−nにより撮像された監視エリアの画像を解析して、料金所及び側道を介して本線に向かう通過車両の情報、各通過車両が向かう本線の特定、各本線に向かう車両台数を解析し、解析結果を選択的に提供する走行支援情報処理装置である解析サーバ12と、各種情報を本線側車両に提供するための情報提示装置としての情報板13と、側道と本線との間の合流部よりも本線において下流側に設けられ、合流後の車両のながれを検出する車両検知器(トラフィックカウンタ)14と、側道と本線との間の合流部よりも本線において上流側に設けられ、本線側の車両と無線通信を行うための路側無線装置15と、を備えている。ここで、解析サーバ12は、側道SRと本線MLとの間の合流部MSよりも上流側に位置する本線側の車両に対して提供する走行支援情報を格納する情報記憶部12Aを有している。
上記構成において、少なくとも一つの情報板13は、側道と本線との間の合流部よりも本線において上流側に設けられているものとする。
[1]第1実施形態
図2は、第1実施形態の交通システムを適用した場合の概要説明図である。
有料道路の料金所TGには、一対の遠方監視用カメラ11−1,11−2が設置されており、これらの本来の用途は、ETC等の料金収受システムの遠隔監視を行うためのものである。
本第1実施形態においては、解析サーバ12が、遠方監視用カメラ11−1、11−2から本線MLに合流する側道SRに繋がる所定の監視エリアAR1、AR2の撮像画像を取得し、側道SRに向かう車両(図2の例では、車両V11、V12,V13)の情報を解析し、解析に基づいて本線MLを走行する車両(図2の例では、車両V1〜V7)に対して走行支援情報(図2の例の場合、「合流車両あり追い越し車線へ」)を情報板13を介して提示することとなっている。
この結果、図2の例の場合、例えば、車両V3が追い越し車線側に車線変更を行うので、側道SRから本線MLに合流する車両(図2の例の場合、車両V12、V13等)が容易に合流可能となり、本線ML側においても急な減速などによる渋滞を招くこともない。
次に第1実施形態の動作を説明する。
図3は、第1実施形態の動作フローチャートである。
まず、解析サーバ12が、遠方監視用カメラ11−1、11−2から本線MLに合流する側道SRに繋がる所定の監視エリアAR1、AR2の撮像画像を取得する(ステップS11)。
続いて解析サーバ12は、監視エリアAR1、AR2の撮像画像をそれぞれ解析し、側道SRの車両情報を解析する(ステップS12)。
具体的には、解析サーバ12は、車種等の車両情報、各車両V11〜V13、V21の向かう本線(上り側本線又は下り側本線等)、車両台数、車両速度等を収集する。
続いて解析サーバ12は、ステップS12の解析結果に基づいて、情報記憶部12Aを参照し、走行支援情報としての合流車両情報及び誘導情報を作成する(ステップS13)。
図4は、情報記憶部に格納された情報テーブルの一例の説明図である。
情報テーブルTBは、本第1実施形態の場合には、側道の車両数データ21及び走行支援情報データ22と、を格納している。
この情報テーブルTBを参照して、解析サーバ12は、例えば、側道の車両数=0台である場合には、走行支援情報としての合流車両情報である「合流車無」を抽出する。
また側道の車両数=1台である場合には、走行支援情報としての合流車両情報である「合流車有」を抽出する。
さらに側道の車両数=2台以上である場合には、走行支援情報としての合流車両情報である「連続合流車有り」及び誘導情報である「追い越し車線へ」を抽出する。
走行支援情報を作成(抽出)した解析サーバ12は、提示部として機能し、本線MLを走行する車両、特に合流部MSより上流側を走行している車両V1〜V3に対して走行支援情報を情報提示装置である情報板13を介して提示する(ステップS14)。
具体的には、図2の例の場合には、情報板13に「合流車両あり」、「追い越し車線へ」と走行支援情報を提示している。
この結果、合流部MSより上流側を走行している車両V1〜V3のドライバは、必要に応じて、追い越し車線へ予め進路を変更することができるので、遮音壁GSにより肉眼では合流部の直前まで合流車両の認識ができないような状況であっても余裕を持って合流車両に対応することができる。
ひいては、合流車両が突然目の前に現れることによる急ブレーキを踏んだりする必要がなくなり、それに伴う渋滞の発生などを回避することができ、事前に本線側の車両に適切な運転を行わせることができ、円滑な車両の走行を実現することができる。
[2]第2実施形態
図5は、第2実施形態の交通システムを適用した場合の概要説明図である。
図5において、図2と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
図5において、図2と異なる点は、合流部MSの下流側に車両検知器14を設置し、合流部MSの下流側の渋滞の発生を検出するようにした点である。
次に第2実施形態の動作を説明する。
図6は、第2実施形態の動作フローチャートである。
まず、解析サーバ12が、遠方監視用カメラ11−1、11−2から本線MLに合流する側道SRに繋がる所定の監視エリアAR1、AR2の撮像画像を取得する(ステップS21)。
続いて解析サーバ12は、監視エリアAR1、AR2の撮像画像をそれぞれ解析し、側道SRの車両情報を解析する(ステップS22)。
これと並行して、解析サーバ12は、合流部MSの下流側の車両検知器14から車両検知情報を受信し、合流部MSの下流側の渋滞の発生の有無を検出する(ステップS23)。
続いて解析サーバ12は、ステップS22の解析結果及びステップS23の検出結果に基づいて、情報記憶部12Aを参照し、走行支援情報としての合流車両情報及び誘導情報を作成する(ステップS24)。
図7は、情報記憶部に格納された情報テーブルの一例の説明図である。
情報テーブルTBは、本第2実施形態の場合には、側道の車両数データ31、車両検知情報データ32、走行支援情報データ(合流車両情報)33及び走行支援情報データ(誘導情報)34と、を格納している。
この情報テーブルTBを参照して、解析サーバ12は、例えば、側道の車両数=0台で、車両検知情報に基づいて渋滞の発生がない、通常状態である場合には、走行支援情報としての合流車両情報である「合流車無」を抽出する。
また、側道の車両数=0台で、車両検知情報に基づいて渋滞の発生状態である場合には、解析サーバ12は、走行支援情報としての合流車両情報である「合流車無」を抽出し、走行支援情報としての誘導情報である「この先渋滞、車線キープ」を抽出する。
また、側道の車両数=1台で、車両検知情報に基づいて渋滞の発生がない、通常状態である場合には、走行支援情報としての合流車両情報である「合流車有」を抽出する。
また、側道の車両数=1台で、車両検知情報に基づいて渋滞の発生状態である場合には、解析サーバ12は、車両検知情報に基づいて渋滞の発生状態である場合には、解析サーバ12は、走行支援情報としての合流車両情報である「合流車有」を抽出し、走行支援情報としての誘導情報である「この先渋滞、車線キープ」を抽出する。
さらに側道の車両数=2台以上で、車両検知情報に基づいて渋滞の発生がない、通常状態である場合には、解析サーバ12は、走行支援情報としての合流車両情報である「連続合流車有」を抽出し、走行支援情報としての誘導情報である「追い越し車線へ」を抽出する。
さらに側道の車両数=2台以上で車両検知情報に基づいて渋滞の発生状態である場合には、解析サーバ12は、走行支援情報としての合流車両情報である「連続合流車有」を抽出し、走行支援情報としての誘導情報である「この先渋滞、車線キープ」を抽出する。
走行支援情報を作成(抽出)した解析サーバ12は、提示部として機能し、本線MLを走行する車両、特に合流部MSより上流側を走行している車両V1〜V3に対してステップS24で抽出し、作成した走行支援情報を情報提示装置である情報板13を介して提示する(ステップS14)。
これらの結果、流部MSより上流側を走行している車両V1〜V3のドライバは、合流部MSより下流側の車両の検知状態(渋滞の有無)も考慮したより最適な走行支援情報を取得して、車線キープあるいは追い越し車線への進路変更を容易に把握することができで、遮音壁GSにより肉眼では合流部の直前まで合流車両の認識ができないような状況であっても余裕を持って合流車両に対応しつつ、全体としての車両の通行を円滑に行うことが可能となる。
ひいては、合流車両及び前方の渋滞の影響を受けることなく、本線側の車両に適切な運転を行わせることができ、円滑な交通を実現することができる。
[3]第3実施形態
図8は、第3実施形態の交通システムを適用した場合の概要説明図である。
図8において、図2と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
図8において、図2と異なる点は、合流部MSの上流側に路側無線装置15を設置し、合流部MSの上流側の車両に直接、走行支援情報を提供するようにした点である。
次に第3実施形態の動作を説明する。
図9は、第3実施形態の動作フローチャートである。
まず、解析サーバ12が、遠方監視用カメラ11−1、11−2から本線MLに合流する側道SRに繋がる所定の監視エリアAR1、AR2の撮像画像を取得する(ステップS11)。
続いて解析サーバ12は、監視エリアAR1、AR2の撮像画像をそれぞれ解析し、側道SRの車両情報を解析する(ステップS12)。
具体的には、解析サーバ12は、車種等の車両情報、各車両V11〜V13、V21の向かう本線(上り側本線又は下り側本線等)、車両台数、車両速度等を収集する。
続いて解析サーバ12は、ステップS12の解析結果に基づいて、情報記憶部12Aを参照し、走行支援情報としての合流車両情報及び誘導情報を作成する(ステップS13)。
走行支援情報を作成(抽出)した解析サーバ12は、提示部として機能し、本線MLを走行する車両、特に合流部MSより上流側を走行している車両V1〜V3に対して走行支援情報を情報提示装置である路側無線装置15を介して提示する(ステップS31)。
具体的には、図8の例の場合には、路側無線装置15を介して、車両V1〜V3の車載無線受信装置に対して、「合流車両あり」、「追い越し車線へ」という走行支援情報を送信する。
この結果、車両V1〜V3の車載無線受信装置は、受信した走行支援情報に基づいて、音声でドライバに通知したり、カーナビゲーション表示画面上に表示したりすることとなる。
この結果、合流部MSより上流側を走行している車両V1〜V3のドライバは、必要に応じて、追い越し車線へ予め進路を変更したりすることができるので、遮音壁GSにより肉眼では合流部の直前まで合流車両の認識ができないような状況であっても余裕を持って合流車両に対応することができる。
さらに直接的に走行支援情報が必要と思われる各車両V1〜V3に走行支援情報を確実に伝えることができ、より確実に円滑な車両の走行を実現することができる。
[4]第4実施形態
図10は、第4実施形態の交通システムを適用した場合の概要説明図である。
図10において、図8と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
図10において、図8と異なる点は、合流部MSの下流側に車両検知器14を設置し、合流部MSの下流側の渋滞の発生を検出するようにした点である。
次に第4実施形態の動作を説明する。
図11は、第4実施形態の動作フローチャートである。
まず、解析サーバ12が、遠方監視用カメラ11−1、11−2から本線MLに合流する側道SRに繋がる所定の監視エリアAR1、AR2の撮像画像を取得する(ステップS21)。
続いて解析サーバ12は、監視エリアAR1、AR2の撮像画像をそれぞれ解析し、側道SRの車両情報を解析する(ステップS22)。
これと並行して、解析サーバ12は、合流部MSの下流側の車両検知器14から車両検知情報を受信し、合流部MSの下流側の渋滞の発生の有無を検出する(ステップS23)。
続いて解析サーバ12は、ステップS22の解析結果及びステップS23の検出結果に基づいて、情報記憶部12Aを参照し、走行支援情報としての合流車両情報及び誘導情報を作成する(ステップS24)。
走行支援情報を作成(抽出)した解析サーバ12は、提示部として機能し、本線MLを走行する車両、特に合流部MSより上流側を走行している車両V1〜V3に対して走行支援情報を情報提示装置である路側無線装置15を介して提示する(ステップS31)。
具体的には、図10の例の場合には、路側無線装置15を介して、車両V1〜V3の車載無線受信装置に対して、「合流車両あり」、「追い越し車線へ」という走行支援情報を送信する。
この結果、車両V1〜V3の車載無線受信装置は、受信した走行支援情報に基づいて、音声でドライバに通知したり、カーナビゲーション表示画面上に表示したりすることとなる。
これらの結果、流部MSより上流側を走行している車両V1〜V3のドライバは、合流部MSより下流側の車両の検知状態(渋滞の有無)も考慮したより最適な走行支援情報を取得して、車線キープあるいは追い越し車線への進路変更を容易に把握することができで、遮音壁GSにより肉眼では合流部の直前まで合流車両の認識ができないような状況であっても余裕を持って合流車両に対応しつつ、全体としての車両の通行を円滑に行うことが可能となる。
さらに直接的に走行支援情報が必要と思われる各車両V1〜V3に走行支援情報を確実に伝えることができ、より確実に円滑な車両の走行を実現することができる。
[5]第5実施形態
図12は、第5実施形態の交通システムを適用した場合の概要説明図である。
図12において、図2と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
図12において、図2と異なる点は、遠方監視用カメラ11−1、11−2に加えて一般道路側に監視エリアを有する遠方監視用カメラ11−3を設置し、一般道側の走行支援情報を提供するようにした点である。
本第5実施形態においては、高速道路側の走行支援情報提供処理については、第一実施形態と同様であるので、以下においては、一般道側の走行支援情報提供処理についてのみ説明する。
次に第5実施形態の動作を説明する。
図13は、第5実施形態の動作フローチャートである。
まず、解析サーバ12が、遠方監視用カメラ11−3から一般道側の監視エリアAR3の撮像画像を取得する(ステップS41)。
続いて解析サーバ12は、監視エリアAR3の撮像画像をそれぞれ解析し、一般道の車両情報を解析する(ステップS42)。
具体的には、解析サーバ12は、一般道から料金所に向かう車種等の車両情報、車両台数、車両速度等を収集する。
図14は、情報記憶部に格納された一般道に対応する情報テーブルの一例の説明図である。
続いて解析サーバ12は、ステップS12の解析結果に基づいて、情報記憶部12Aの情報テーブルTB1を参照し、走行支援情報を作成する(ステップS43)。
走行支援情報を作成(抽出)した解析サーバ12は、提示部として機能し、一般道を走行している車両に対し、図示しない情報板13を介して一般道の走行車両に対して走行支援情報を提示する(ステップS44)。
具体的には、図14の例の場合には、一般道の走行車両に対して、例えば、一般道が渋滞状態である場合には、「料金所渋滞」という走行支援情報を送信する。
この結果、一般道の車両のドライバは、高速道路を通らずに一般道路へと迂回するなど進路を変更したりすることができるので、余裕を持った運転を心がけることができる。
したがって、一般道及び高速道路を含めた交通システム全体でより確実に円滑な車両の走行を実現することができる。
各実施形態によれば、料金所に設置された遠方監視用カメラの撮像画像から料金所及び側道を介して本線に向かう通過車両の情報、各通過車両が向かう本線の特定、各本線に向かう車両台数を解析して、側道と本線との間の合流部よりも上流側に位置する本線側の車両に当該本線に合流する側道側の車両の情報を提供することで、本線側の走行車両は、遮音板などが設置されていることにより、側道側の車両を視認できないような場合であっても、合流部に至る前に合流車両の存在を人視することができ、合流時にいたって急な減速や本線上での急な車線変更を行わずに済むので、渋滞緩和や安全走行につなげることが可能となる。
[6]実施形態の変形例
本実施形態の走行支援情報処理装置(解析サーバ)は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態の走行支援情報処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、USBメモリ等の半導体メモリ装置、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の走行支援情報処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の走行支援情報処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態の走行支援情報処理装置のプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 交通システム
11 遠方監視用カメラ
12 解析サーバ
12A 情報記憶部
13 情報板
14 車両検知器
15 路側無線装置
21 車両数データ
22 走行支援情報データ
31 車両数データ
32 車両検知情報データ
V11 車両
V12 車両
GS 遮音壁
ML 本線
MS 合流部
AR1〜AR3 監視エリア
TB、TB1 情報テーブル
V1〜V7 車両
V11〜V13 車両

Claims (7)

  1. 本線に合流する側道に繋がる所定の監視エリアの撮像画像から前記側道に向かう車両の情報を解析する解析部と、
    前記側道に向かう車両の情報に対応づけて、前記本線を走行する車両に対する走行支援情報を格納する情報記憶部と、
    前記解析に基づいて前記情報記憶部を参照し、前記本線を走行する車両に対して前記走行支援情報を情報提示装置を介して提示する提示部と、
    を備えた走行支援情報処理装置。
  2. 前記情報提示装置は、前記側道と前記本線との合流部よりも上流側に設けられており、
    前記走行支援情報は、前記合流部に前記側道から向かう合流車の情報及び前記本線を走行している車両に対する誘導情報を含む、
    請求項1記載の走行支援情報処理装置。
  3. 前記解析部は、前記側道と前記本線との合流部よりも下流側に設置された車両検知器からの情報に基づいて前記解析を行い、
    前記提示部は、前記走行支援情報として、前記本線の前記下流側の渋滞情報を含ませる、
    請求項1又は請求項2記載の走行支援情報処理装置。
  4. 前記提示部、前記本線の下流側の渋滞を考慮した誘導情報を提示する、
    請求項3記載の走行支援情報処理装置。
  5. 前記情報提示装置は、無線装置であり、
    前記提示部は、前記走行支援情報を直接的に前記本線を走行する車両に対して通知する、
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の走行支援情報処理装置。
  6. 本線に合流する側道に繋がる所定の監視エリアの撮像画像を取得する撮像装置と、
    各種情報を提示可能な情報提示装置と、
    前記撮像画像に基づいて、前記側道に向かう車両の情報を解析する解析部と、前記側道に向かう車両の情報に対応づけて、前記本線を走行する車両に対する走行支援情報を格納する情報記憶部と、前記解析に基づいて前記情報記憶部を参照し、前記本線を走行する車両に対して前記走行支援情報を前記情報提示装置を介して提示する提示部と、を有する走行支援情報処理装置と、
    を備えた走行支援情報提供システム。
  7. 本線に合流する側道に向かう車両の情報に対応づけて、前記本線を走行する車両に対する走行支援情報を格納する情報記憶部を有し、本線に合流する側道からの合流車両の状態に基づいて線を走行する車両に対して前記走行支援情報を提示する走行支援情報処理装置において実行される方法であって、
    前記本線に合流する側道に繋がる所定の監視エリアの撮像画像から前記側道に向かう車両の情報を解析する過程と、
    前記解析に基づいて前記情報記憶部を参照し、前記本線を走行する車両に対して前記走行支援情報を情報提示装置を介して提示する過程と、
    を備えた方法。
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