JP2019011845A - 防振装置 - Google Patents
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Abstract
Description
防振装置は、第一ブラケットに取り付けられる第一取付部材と、第二ブラケットに取り付けられる第二取付部材と、第一取付部材と第二取付部材との間に介設されたインシュレータと、を備えている。
この構成では、第一被覆部および第二被覆部を厚くすることができるため、第一被覆部によってストッパを確実に受けるとともに、第三被覆部の変形を効果的に抑えることができる。
この構成では、ストッパによって延出部が押し込まれたときに、第一被覆部から本体部側への変形が開口縁部によって遮られるため、本体部の変形を防ぐことができる。
この構成では、ストッパによって延出部が押し込まれたときに、延出部が外縁側に変形しても亀裂が生じるのを防ぐことができる。
この構成では、ストッパによって延出部が押し込まれたときに、第二被覆部の表面と第三被覆部の表面との屈曲部が膨張して亀裂が生じるのを防ぐことができる。
なお、以下の説明において、上下方向、前後方向および左右方向とは、本実施形態の防振装置を説明する上で便宜上設定したものであり、本発明の防振装置の構成や設置状態を限定するものではない。
防振装置1は、エンジン2に取り付けられる第一ブラケット50と、車体3に取り付けられる第二ブラケット60との間に介設されている。
第一取付部材10の取付穴11には、図2に示すように、第一ブラケット50の前端部が挿入される。このようにして、第一取付部材10は第一ブラケット50に取り付けられている。
本実施形態の第二取付部材20は、図3に示すように、第二ブラケット60に一体に成形されている。なお、第二取付部材20と第二ブラケット60とは別体で構成することもできる。第二取付部材20は、第二ブラケット60の両脚部62,62の下部の間に形成されている。また、第二取付部材20には、上下方向に取付穴21が貫通している。
受け部22の上面には、図5(a)に示すように、ストッパ51の先端面51aに対向するストッパ受け面23が設けられている。ストッパ受け面23は、図3に示すように、第二取付部材20の上側の開口縁部20aから受け部22の後縁部まで設けられている。ストッパ受け面23は、図5(b)に示すように、インシュレータ30が所定量以上に収縮したときに、ストッパ51の先端面51aを受ける部位である。
窪み部24の前縁部には上側の開口縁部20aが突出している。すなわち、取付穴21と窪み部24の底面との間に上側の開口縁部20aが配置されている。また、窪み部24の後縁部は開放されている。
本体部31の上端部には、第一取付部材10がインサート成形されている。また、本体部31の下端部は、図2に示すように、第二取付部材20に設けられている。本体部31の下端部は、第二取付部材20の内周面に沿って筒状に形成されており、第二取付部材20の内周面に接着されている。
延出部40は、受け部22のストッパ受け面23に重ねられている。つまり、インシュレータ30の一部である延出部40がストッパ受け面23を覆っている。
第二被覆部42は、第一被覆部41から外方に向かうにつれて薄く形成されている。したがって、第二被覆部42の表面は、第一被覆部41側から外方に向けて下向きに傾斜した傾斜面となっている。
これにより、図4(b)および図5(b)に示すように、ストッパ51の先端面51aが延出部40の表面に当たったときに、第一被覆部41と第二被覆部42との境界位置Lは先端面51aの直下に配置される。
第四被覆部44は、ストッパ51を受け部22のストッパ受け面23が受けたときに、打音が生じるのを防ぐ役割を果たしている。第四被覆部44がストッパ51に押し込まれたときには、同時に第一被覆部41もストッパ51に押し込まれることになる。
また、第四被覆部44は、第一被覆部41の変位規制の役割を果たしている。つまり、第四被覆部44は、第一被覆部41が変位したときにストッパ受け面23と接着している面が変位し過ぎないように、第一被覆部41の変位を止めることができる。
このように、第一被覆部41と第四被覆部44との圧縮率を設定したので、ストッパ51が延出部40に押し付けられたときに、延出部40が左右方向に変形しても亀裂が生じるのを防ぐことができる。
第二取付部材20には、第一ブラケット50に突設されたストッパ51の先端面51aに対向するストッパ受け面23が形成されている。
インシュレータ30は、第一取付部材10および第二取付部材20に取り付けられる本体部31と、本体部31から延出してストッパ受け面23を覆っている延出部40と、を備えている。
延出部40は、本体部31からストッパ受け面23の先端側に向けて延びている第一被覆部41と、第一被覆部41の外縁部に連続している第二被覆部42と、第二被覆部42の外縁部に連続している第三被覆部43と、を備えている。
第二被覆部42は、第一被覆部41から第三被覆部43に向かうにつれて薄く形成されている。図4(a)および図5(a)に示すように、第一被覆部41と第二被覆部42との境界位置Lは、延出部40をストッパ51の先端面51aに投影したときに、先端面51a内に配置されている。
そして、ストッパ51の先端面51aによって延出部40が押し込まれたときに、第二被覆部42は、ストッパ51の先端面51aとの隙間Sに向けて膨張変形する。つまり、第二被覆部42の変形を隙間Sに逃がすことができ、第二被覆部42が第三被覆部43側に変形するのを抑えることができる。
これにより、ストッパ51が延出部40に当たったときに、第二被覆部42が第三被覆部43を押し出す力を抑えることができるため、延出部40の外縁部の変形を抑えることができる。
したがって、本実施形態の防振装置1では、延出部40の外縁部がストッパ受け面23から剥がれたり、延出部40の外縁部に亀裂が生じたりするのを抑えることができるため、インシュレータ30の耐久性を高めることができる。
この構成では、窪み部24の深さ分だけ第一被覆部41および第二被覆部42を厚くすることができるため、第一被覆部41によってストッパ51を確実に受けるとともに、第三被覆部43の変形を効果的に抑えることができる。
この構成では、ストッパ51によって延出部40が押し込まれたときに、第一被覆部41から本体部31側への変形が上側の開口縁部20aによって遮られるため、インシュレータ30の本体部31の変形を防ぐことができる。
このようにすると、ストッパ51によって延出部40が押し込まれたときに、延出部40が左右方向に変形しても亀裂が生じるのを防ぐことができる。
この構成では、ストッパ51によって延出部40が押し込まれたときに、第二被覆部42の表面と第三被覆部43の表面との第二屈曲部47bが膨張して亀裂が生じるのを防ぐことができる。
同様に、第二被覆部42の表面と第四被覆部44の表面とが連続する第三屈曲部47cも曲面に形成されているため、ストッパ51によって延出部40が押し込まれたときに、第三屈曲部47cが膨張して亀裂が生じるのを防ぐことができる。
本実施形態の防振装置1では、図4(a)および図5(a)に示すように、延出部40の第二被覆部42の表面は、第一被覆部41側から外方に向けて下向きに傾斜した傾斜面となっているが、第二被覆部42の表面を階段状に傾斜させてもよい。
また、第一ブラケット50および第二ブラケット60の形状は、防振の対象となる装置の形状に応じて適宜に設定される。
2 エンジン
3 車体
10 第一取付部材
11 取付穴
20 第二取付部材
20a 上側の開口縁部
21 取付穴
22 受け部
23 ストッパ受け面
23a 基準面
24 窪み部
30 インシュレータ
31 本体部
40 延出部
41 第一被覆部
42 第二被覆部
43 第三被覆部
44 第四被覆部
45 溝部
47a 第一屈曲部
47b 第二屈曲部
47c 第三屈曲部
50 第一ブラケット
51 ストッパ
51a 先端面
60 第二ブラケット
61 頂部
62 脚部
Claims (5)
- 第一ブラケットに取り付けられる第一取付部材と、
第二ブラケットに設けられる第二取付部材と、
前記第一取付部材と前記第二取付部材との間に介設されたインシュレータと、を備え、
前記第二取付部材には、前記第一ブラケットに突設されたストッパの先端面に対向するストッパ受け面が形成されており、
前記インシュレータは、
前記第一取付部材および前記第二取付部材に取り付けられる本体部と、
前記本体部から延出して前記ストッパ受け面を覆っている延出部と、を備え、
前記延出部は、
前記本体部から前記ストッパ受け面の先端側に向けて延びている第一被覆部と、
前記第一被覆部の外縁部に連続している第二被覆部と、
前記第二被覆部の外縁部に連続している第三被覆部と、を備え、
前記第二被覆部は、前記第一被覆部から前記第三被覆部に向かうにつれて薄く形成されており、
前記第一被覆部と前記第二被覆部との境界位置は、前記延出部を前記ストッパの先端面に投影したときに、前記先端面内に配置されていることを特徴とする防振装置。 - 請求項1に記載の防振装置であって、
前記ストッパ受け面には、
基準面と、
前記基準面よりも窪んだ窪み部と、が形成されており、
前記窪み部は、前記第一被覆部、前記第二被覆部および前記第三被覆部に覆われていることを特徴とする防振装置。 - 請求項2に記載の防振装置であって、
前記第二取付部材は、筒状に形成されており、
前記第二取付部材の開口縁部から前記ストッパ受け面が延出し、
前記延出部は、前記本体部から前記第二取付部材の開口縁部を越えて延出しており、
前記延出部の裏面には、前記第二取付部材の開口縁部が入り込んだ溝部が形成されていることを特徴とする防振装置。 - 請求項2または請求項3に記載の防振装置であって、
前記延出部には、前記基準面を覆う第四被覆部が形成されており、
前記第一被覆部および前記第四被覆部は同じ圧縮率に設定されていることを特徴とする防振装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の防振装置であって、
前記第二被覆部の表面と前記第三被覆部の表面とが連続する屈曲部が曲面に形成されていることを特徴とする防振装置。
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