JP2019006568A - エレベーターのゲート連動システム及び群管理制御方法 - Google Patents

エレベーターのゲート連動システム及び群管理制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】行先階がバンク共有階である利用者に対する利便性を向上させる。【解決手段】本発明の一態様は、通信変換装置が、ゲート装置で読み込まれた利用者情報からバンクを識別するためのバンク識別情報を検出した場合には、当該バンク識別情報が示すバンクに対応する群管理装置識別情報を判定し、該当群管理装置識別情報により特定される群管理装置に対し利用者情報に含まれる行先階情報を送信し、利用者情報が送信された該当群管理装置は、利用者情報に含まれる行先階情報に基づいて号機の割当てを行う。【選択図】図3

Description

本発明は、複数バンクが設置されたエレベーターのゲート連動システム及び群管理制御方法に関する。
本技術分野の背景技術として、乗りかごのサービスエリア毎に区分されるバンクの乗り場への乗客の移動の効率を改善する技術が、特許文献1に記載されている。この特許文献1には、乗りかごのサービスエリア毎に区分したバンクを複数種類有するエレベーターの利用者を、行先階情報を含む利用者情報を読み取ることで認証した場合に、この読み取った階床の乗り場呼びを行って、読み取った行先階をサービスエリアとするバンクに最適な乗りかごを選定して乗り場呼びを割り当てることが記載されている。さらに、特許文献1には、各バンクの各号機の利用需要と各バンクと各ゲートとの位置関係をもとに、各ゲートからの利用者の誘導先のバンクを決定することが記載されている。
特開2013−189288号公報
特許文献1に記載された技術は、行先階情報に基づいて割り当てるバンクを決定する。そのため、複数バンクに跨がる停止階(以下「バンク共有階」とも称す)の利用者は、行先階情報に基づいてバンク共有階をサービスしている複数のバンクに誘導されることになり、毎回異なるバンクを利用する可能性がある。
上記の状況から、行先階がバンク共有階である利用者に対する利便性を向上させる手法が要望されていた。
本発明の一態様のエレベーターのゲート連動システムは、利用者が所持する情報媒体から利用者情報を読み込むゲート装置と、利用者情報に基づいて所定の判定処理を行う通信変換装置と、乗りかごのサービスエリア毎に区分されるバンクに対応して設けられ、通信変換装置の判定結果に基づいて該当バンク内の号機の割り当てを行う複数の群管理装置とを備える。そして、通信変換装置は、ゲート装置で読み込まれた利用者情報からバンクを識別するためのバンク識別情報を検出した場合には、当該バンク識別情報が示すバンクに対応する群管理装置識別情報を判定し、該当群管理装置識別情報により特定される群管理装置に対し利用者情報に含まれる行先階情報を送信し、利用者情報が送信された該当群管理装置は、利用者情報に含まれる行先階情報に基づいて号機の割り当てを行う。
本発明の少なくとも一態様によれば、利用者が所持する情報媒体に行先階を元にバンク識別情報を予め登録しておき、このバンク識別情報が示すバンクに利用者を誘導する。それゆえ、行先階がバンク共有階である利用者に対する利便性を向上させることができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係るエレベーターのゲート連動システムが適用される乗場レイアウトの構成例を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るエレベーターのゲート連動システムにおける各バンクに割り当てられた乗りかごの停止階の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るエレベーターのゲート連動システムの制御系の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るエレベーターのゲート連動システムにおけるバンク識別IDと群管理装置との対応づけを示す対応テーブルの例である。 本発明の一実施形態に係るエレベーターのゲート連動システムが備える各装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るゲート装置における表示処理手法の手順例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る通信変換装置における通信変換処理手法の手順例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る利用者情報登録装置におけるバンク割当て処理手法の手順例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態の例について、添付図面を参照しながら説明する。添付図面において実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。なお、添付図面は本発明の原理に則った具体的な実施形態と実装例を示しているが、これらは本発明の理解のためのものであり、決して本発明を限定的に解釈するために用いられるものではない。
<一実施形態>
[乗場レイアウト]
まず、一実施形態に係るエレベーターのゲート連動システムが適用される乗場レイアウトについて、図1を参照して説明する。図1は、一実施形態に係るエレベーターのゲート連動システムが適用される乗場レイアウトの構成例を示す平面図である。
本実施形態に係るエレベーターのゲート連動システムが適用される乗り場には、乗りかごのサービスエリア毎に区分される、グループ構成された複数のバンクA〜Cが設けられている。乗り場へ向かう途中には複数台のゲート装置20が設置されている。ゲート装置20は、例えばビルの入り口とエレベーターの各バンクの乗り場との間に設置される。
情報媒体10は通信機器の一種であり、例えば非接触式のICカードが用いられる。利用者がエレベーターの任意の階床の利用を申請すると、エレベーターが設置されたビルの受付担当者等によって情報媒体10のメモリに行先階情報12(後述する図3参照)が書き込まれる。エレベーターの利用者は、行先階情報12(以下、単に「行先階情報」とも称す)が書き込まれた情報媒体10を、受付担当者から受け取る。
情報媒体10を所持する利用者は、いずれかのゲート装置20において情報媒体10を用いて認証を行って該当ゲート装置20を通過してエレベーターホールへ入場する。このとき、利用者は、ゲート装置20の表示により、複数のバンクA〜Cのうち、号機A〜DからなるバンクA、号機E〜HからなるバンクB、又は、号機I〜LからなるバンクCのいずれかに案内される。「号機」とは、基本的には乗りかごのことを指す。本実施形態では、バンクAは低層階用、バンクBは中層階用、そしてバンクCは高層階用としている。情報媒体10及びゲート装置20については、後述する図3により詳述する。
[各バンクに割り当てられた乗りかごの停止階]
図2は、一実施形態に係るエレベーターのゲート連動システムにおけるバンクA〜Cに割り当てられた乗りかごの停止階の例を示す説明図である。
図2の例では、階床は1階(1FL)から13階(13FL)までであり、基準階である1階及び2階〜6階までがバンクAの停止階として割り当てられている。1階及び6階〜10階までがバンクBの停止階として割り当てられ、1階及び10階〜13階までがバンクCの停止階として割り当てられている。それ以外の階は、不停止階として設定されている。ここで、1階、6階、10階は、複数のバンク(乗りかご)の停止階、即ち複数のバンクで共通のサービスを受けることができるバンク共有階である。
このようなバンク共有階とされた階の利用者は、他の階の利用者と異なり、バンク共有階に対応するバンクのうちいずれかのバンクが割り当てられるため、いつも同じバンクの号機に割り当てられるとは限らない。例えば、利用者の行先階が共有階である10階の場合、利用者はバンクA又はバンクCに属する号機に割当てられるが、バンクA又はバンクCのいずれに割り当てられるかは、そのときの各バンク内の各号機の運行状況などにより異なる。
そこで、本発明に係る一実施形態では、バンク共有階の利用者が所持する情報媒体10に、バンクを識別するためのバンク識別ID(バンク識別情報の一例)を予め登録しておき、利用者がエレベーターを利用時に、情報媒体10に登録されたバンク識別IDをゲート装置20で読み取る。そして、情報媒体10から読み取ったバンク識別IDに対応して設定されたバンクに対応する後述する群管理装置を選択し、該当群管理装置にのみ情報媒体10に記憶された行先階情報を含む利用者情報を送信する。
[エレベーターのゲート連動システム]
以下、一実施形態に係るエレベーターのゲート連動システムの制御系の構成について、図3を参照して説明する。図3は、一実施形態に係るエレベーターのゲート連動システムの制御系の構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態に係るエレベーターのゲート連動システムは、情報媒体10を所持する利用者が通過する複数のゲート装置20と、ゲート装置20を通過する利用者に関するデータに基づいて通信を行う通信変換装置30と、通信変換装置30からのデータに基づいて号機割当てを行う群管理装置40A〜40Cと、号機A〜Lとを備えて構成されている。このエレベーターのゲート連動システムは、複数の号機A〜Dを群管理する群管理装置40A(群管理装置A)を備えたバンクAと、複数の号機E〜Hを群管理する群管理装置40B(群管理装置B)を備えたバンクBと、複数の号機I〜Lを群管理する群管理装置40C(群管理装置C)を備えたバンクCとを備えた複数バンク構成である。
(ゲート装置)
ゲート装置20は、利用者が所持する情報媒体10から利用者情報を読み込んで利用者の認証を行い、当該ゲート装置20が設置された階床への乗り場呼びを行うため、利用者情報を通信変換装置30へ送信する。情報媒体10のICカードに搭載されたメモリには、利用者情報として、少なくともバンク識別ID11(以下、単に「バンク識別ID」とも称す)と、行先階情報12が記憶されている。このゲート装置20は、第1の通信制御部21と、セキュリティ処理部22と、表示部23と、第2の通信制御部24とを有する。
第1の通信制御部21は、NFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信技術を利用して、情報媒体10との間で無線通信を行う無線通信インターフェースである。例えば第1の通信制御部21は、ゲート装置20の不図示の読取り面にかざされた情報媒体10と磁気結合などにより通信を行う。第1の通信制御部21が情報媒体10から受信した通信データ(利用者情報を含む)は、セキュリティ処理部22に供給される。
セキュリティ処理部22は、第1の通信制御部21から供給された情報媒体10に記憶される利用者情報に基づいて利用者の認証を行い、認証が完了すると扉を開放する制御を行う。上述したように、読み取った利用者情報には、利用者が指定した行先階情報12、及び、行先階情報に基づいて設定されたバンク識別ID11等が含まれる。上記の第1の通信制御部21及びセキュリティ処理部22は、ICカード等に記憶された情報を読み取るカードリーダーを構成する。
表示部23は、セキュリティ処理部22が情報媒体10から読み取ったバンク識別IDに基づいて行われる各種処理の結果等を表示する。例えば表示部23は、エレベーターの正常時には、第2の通信制御部24を介して、群管理装置40A〜40Cが出力する割当号機データの表示処理を行う。また表示部23は、エレベーターの異常時には、第2の通信制御部24を介して、通信変換装置30で判定された異常を知らせる表示処理を行う。
第2の通信制御部24は、通信変換装置30との間で、無線又は有線によるデータ通信を行う通信インターフェースである。例えば第1の通信制御部21は、不図示の読取部にかざされた情報媒体10と磁気結合などにより通信を行う。第2の通信制御部24は、通信変換装置30へ送信者情報を送信する際に、利用者情報に自装置のアドレス情報を付与して送信する。これにより、認証後に対象の群管理装置がこのアドレス情報を使用し、対象の群管理装置から自装置のゲート装置20へ向けて割当て号機データが送信される。アドレス情報としては、例えばMAC(Media Access Control address)アドレスやIPアドレス等を用いることができる。
(通信変換装置)
通信変換装置30は、利用者情報に基づいて所定の判定処理を行う。この通信変換装置30は、第1の通信制御部31と、バンク判定部32と、通信データ変換部33と、第2の通信制御部34とを備える。
第1の通信制御部31は、各ゲート装置20との間で有線又は無線によるデータ通信を行う。例えば第1の通信制御部31は、ゲート装置20により読み取られた情報媒体10の利用者情報を受信して、バンク判定部32へ供給する。また、第1の通信制御部31は、対象の群管理装置から送信された割当て号機データに付与されたアドレス情報に基づいて、該当するゲート装置20へ割当て号機データを送信する。
バンク判定部32は、第1の通信制御部31を介して、個々の利用者が所持する情報媒体10から読み取ったバンク識別IDを取得し、そのバンク識別IDに基づいて、特有の処理を行う。即ち、バンク判定部32は、利用者情報からバンク識別IDを検出した場合には、後述する図4に示すテーブルT1を参照してバンク識別IDが示すバンクに対応する群管理装置識別IDを判定する。そして、バンク判定部32は、該当群管理装置識別IDにより特定される群管理装置に対し、少なくとも行先階情報を含む利用者情報のデータを送信する制御を行う。
通信データ変換部33は、バンク判定部32から供給されたデータを、群管理装置40A〜40Cとデータ通信を行うためのデータ形式に変換する処理を行う。
第2の通信制御部34は、各群管理装置40A〜40Cとの間で有線又は無線によるデータ通信を行う。第2の通信制御部34は、バンク判定部32により判定された、バンク識別IDに対応する群管理装置を選択して通信を行う。
(群管理装置)
群管理装置40A〜40Cは、乗りかごのサービスエリア毎に区分されるバンクA〜Cに対応して設けられ、通信変換装置30の判定結果に基づいて、該当バンク内の号機を選定して乗り場呼びに割り当てる。群管理装置40A〜40Cは同じ構成であるから、ここでは群管理装置40Aについて説明する。群管理装置40Aは、通信制御部41Aと、号機割当て部42Aを備える。
通信制御部41Aは、通信変換装置30の第2の通信制御部34との間で通信を行うとともに、対応するバンク内の各号機(乗りかご)と通信を行う。例えば、通信制御部41Aは、各号機の乗りかごの現在位置、扉開延長中などの乗りかごの状態、乗りかごが備えるバッテリーの残容量など、各号機の乗りかごについての最新の情報を取得する。
号機割当て部42Aは、通信変換装置30から受信した利用者情報(行先階情報)のデータを用いて、対応するバンクA内の号機A〜Dのいずれかを割り当てる。通信制御部41Aは、号機割当て部42Aにより割当てられた号機と通信を行い、該当号機の乗りかごを呼び階床に移動させる。そして、号機割当て部42Aで割り当てられた号機のデータ(割当て号機データ)は、通信制御部41Aにより利用者情報を送信したゲート装置20のアドレス情報が付与されて通信変換装置30へ送信される。
また、群管理装置40Bは、通信制御部41Bと号機割当て部42Bを備え、それぞれの機能は群管理装置40Aの通信制御部41A及び号機割当て部42Aと同じである。さらに、群管理装置40Cは、通信制御部41Cと号機割当て部42Cを備え、それぞれの機能は群管理装置40Aの通信制御部41A及び号機割当て部42Aと同じである。
次に、一実施形態に係るエレベーターのゲート連動システムにおけるバンク識別IDと群管理装置との対応関係の例について、図4を参照して説明する。図4は、一実施形態に係るエレベーターのゲート連動システムにおけるバンク識別IDと群管理装置識別IDとの対応づけを示す対応テーブルの例である。
図4に示すテーブルT1では、バンクAを表すバンク識別ID“AAA”が、群管理装置識別ID“A”と対応づけられている。群管理装置識別ID“A”は、バンクAに対応して設定された群管理装置40A(図3参照)を示す。また、バンクBを表すバンク識別ID“BBB”が、群管理装置識別ID“B”と対応づけられている。群管理装置識別ID“B”は、バンクBに対応して設定された群管理装置40B(図3参照)を示す。さらにまた、バンクCを表すバンク識別ID“CCC”が、群管理装置識別ID“C”と対応づけられている。群管理装置識別ID“C”は、バンクCに対応して設定された群管理装置40C(図3参照)を示す。各識別IDをアルファベットで表したが、数字などの他の符号でもよい。
通信変換装置30のバンク判定部32は、テーブルT1を参照して、情報媒体10から読み取ったバンク識別IDに対応する群管理装置を特定することができる。
(利用者情報登録装置)
また、図3に示す利用者情報登録装置50は、情報媒体10と近接無線通信を行い、情報媒体10の利用者情報に、行先階情報やバンク識別IDを登録する。利用者情報登録装置50は、通信制御部51と、バンク識別ID割当て処理部52と、表示部53を備える。
通信制御部51は、NFC等の近距離無線通信技術を利用して、情報媒体10との間で無線通信を行う無線通信インターフェースである。通信制御部51が情報媒体10から受信したデータは、バンク識別ID割当て処理部52に供給される。
バンク識別ID割当て処理部52は、利用者の行先階が複数のバンクの共有の停止階である場合には、該当する各バンクの利用者を算出し、利用者が最少のバンクに対応するバンク識別IDを、情報媒体10の利用者情報に登録する。このバンク識別IDの登録処理については、後述する図8を参照して詳述する。
表示部53は、バンク識別ID割当て処理部52は、各種情報を入力するための入力設定画面やバンク識別IDの割当て結果等を表示する。
[各装置のハードウェア構成]
次に、図3に示したエレベーターのゲート連動システムの制御系の機能を実現するための各装置のハードウェア構成について、図5を参照して説明する。図5は、エレベーターのゲート連動システムが備える各装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
ここでは、上述したゲート装置20、通信変換装置30、群管理装置40A〜40C、及び利用者情報登録装置50が備えるコンピューター60のハードウェア構成例を説明する。なお、各装置の機能、使用目的に合わせてコンピューター60の各部は取捨選択される。
コンピューター60は、バス64にそれぞれ接続されたCPU(Central Processing Unit)61、ROM(Read Only Memory)62、RAM(Random Access Memory)63を備える。さらに、コンピューター60は、表示部65、操作部66、不揮発性ストレージ67、第1の通信インターフェース68、及び第2の通信インターフェース69を備える。
CPU61は、制御部の一例であり、本実施形態に係る各機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをROM62から読み出して実行する。なお、コンピューター60は、CPU61の代わりに、MPU(Micro-Processing Unit)等の処理装置を備えるようにしてもよい。RAM63には、CPU61等の演算処理の途中に発生した変数やパラメータ等が一時的に書き込まれる。
表示部65は、例えば、液晶ディスプレイモニタであり、コンピューター60で行われる処理の結果等を表示する。操作部66には、例えば、キーボード、マウス又はタッチパネル等が用いられ、利用者が所定の操作入力、指示を行うことが可能である。
例えばゲート装置20では、操作部66を削除してもよい。また、通信変換装置30及び群管理装置40は、表示部65及び操作部66を削除することができる。また、利用者情報登録装置50と情報媒体10が通信可能な状態のときに、操作部66を操作して利用者の目的の行先階を情報媒体10に入力することが可能である。
不揮発性ストレージ67としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等が用いられる。この不揮発性ストレージ67には、OS(Operating System)や各種のパラメータの他に、コンピューター60を機能させるためのプログラムが記録されていてもよい。例えば通信変換装置30の不揮発性ストレージ67には、各バンクに割り当てられた停止階の情報(図2参照)、テーブルT1(図4参照)等が記憶されてもよい。
第1の通信インターフェース68及び第2の通信インターフェース69には、例えば、NIC(Network Interface Card)等が用いられ、有線又は無線のLAN等のネットワークを介して各装置間で各種のデータを送受信することが可能である。第1の通信インターフェース68は、NFC等の近距離無線通信技術を用いて通信を行うものでもよい。
例えば、ゲート装置20(図3参照)の第1の通信制御部21及び第2の通信制御部24は、第1の通信インターフェース68及び第2の通信インターフェース69に対応する。また、通信変換装置30の第1の通信制御部31及び第2の通信制御部34は、第1の通信インターフェース68及び第2の通信インターフェース69に対応する。また、群管理装置40A〜40Cの通信制御部41A〜41Cは、第1の通信インターフェース68に対応する。
また、利用者情報登録装置50の通信制御部51は、第1の通信インターフェース68に対応する。ゲート装置20の第1の通信制御部21及び利用者情報登録装置50の通信制御部51は、近距離無線通信により通信を行う。通信制御部51は、ICカード等に記憶された情報を読み取ったりICカードに書き込みを行ったりする、カードリーダー/ライターを構成する。
[ゲート装置の表示処理]
次に、ゲート装置20における表示処理手法の手順について、図6を参照して説明する。図6は、ゲート装置20における表示処理手法の手順例を示すフローチャートである。CPU61がROM62又は不揮発性ストレージ67に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、図6に示す処理が実現される。
ゲート装置20の扉は、通常、閉じられているため、利用者はゲート装置20を通過するために、利用者が所持している情報媒体10をゲート装置20の読取り面(図3の第1の通信制御部21)にかざす。すると、ゲート装置20のセキュリティ処理部22は、情報媒体10のメモリに記憶された利用者情報を読み込み、読み込んだ利用者情報を、第2の通信制御部24を介して通信変換装置30に送信する。そして、通信変換装置30において、利用者情報に基づいて号機割当てを行う通信変換処理が実行される(S1)。この通信変換処理の詳細は、後述する図7を参照して説明する。
その後、セキュリティ処理部22は、通信変換装置30から割当て号機データが送られてくるのを待つ状態となり、割当て号機データを受信したかどうかを定期的に判定する(S2)。セキュリティ処理部22は、割当て号機データを受信しない場合には(S2のNO)、通信変換処理を行うステップS2の処理に戻る。
ステップS2において割当て号機データを受信した場合には(S2のYES)、セキュリティ処理部22は、割当て号機を表示部23に表示する(S3)。利用者は、ゲート装置20の表示部23に表示された割当て号機を確認し、該当する号機の乗り場へ向かい乗りかごが来るのを待つ。
既述のとおり、利用者の行先階がバンク共有階に該当しない場合は、行先階情報に基づいて対応するバンクの群管理装置へ利用者情報を送信する。しかし、利用者の行先階がバンク共有階に該当する場合、行先階情報のみに基づいて号機割当て処理を行うと、毎回異なるバンクに案内される可能性がある。上述したように、例えば10階のバンク共有階(図2参照)の利用者であれば、バンクB又はバンクCに属する号機が割り当てられてしまう。そこで、本実施形態は、通信変換装置30において次の図7に示すような処理を行う。
[通信変換装置の通信変換処理]
図7は、通信変換装置30における通信変換処理手法の手順例を示すフローチャートである。
図7において、通信変換装置30のバンク判定部32は、ゲート装置20から情報媒体10の利用者情報を受信すると、利用者情報にバンク識別IDが含まれているどうかを判定する(S11)。利用者情報にバンク識別IDが含まれている場合には、バンク判定部32は、バンク識別IDが正常であるかどうかを判定し(S12)、続いてバンク識別IDに対応するバンクの群管理装置が正常であるかどうかを判定する(S13)。普通は正常であるから(S12のYES,S13のYES)、バンク判定部32は、少なくともバンク識別IDや行先階情報を含む利用者情報を対応するバンクの群管理装置、例えば群管理装置40Bに利用者情報を送信する(S14)。
一方、ステップS12においてバンク識別IDが異常であった場合(S12のNO)、又はステップS13において対象バンクの群管理装置が異常であった場合には(S13のNO)、バンク判定部32は、それぞれの例外的な異常が発生したことを示すデータ(異常案内)をゲート装置20へ送信し、ゲート装置20の表示部23に異常案内を表示させる(S17)。バンク判定部32は、ステップS17の処理を実行したら、本フローチャートの処理を終了する。
例えばエレベーターにバンクA〜Cの3つのバンクが存在する場合に、利用者情報にバンクDを示すバンク識別ID“DDD”が含まれるような場合には、バンク識別IDが異常であると判定される。群管理装置が異常であるとは、群管理装置からの応答信号が正常な範囲を超えて異常値を示すような場合や、そもそも応答信号が返ってこないような場合である。
ステップS14の処理後、バンク判定部32は、割当てられた群管理装置(例えば群管理装置40B)からの割当て号機データの受信待ちか否かを判定し(S15)、割当て号機データの受信待ちである場合には(S15のYES)、ステップS15の判定処理を継続する。
次に、ステップS14において割当て号機データの受信待ちではない、即ち割当て号機データを受信した場合には(S15のNO)、バンク判定部32は、割当て号機データをゲート装置20へ送信し、ゲート装置20の表示部23に割当て号機を表示させる(S16)。ステップS16の処理が終了後、バンク判定部32は、本フローチャートの処理を終了する。
なお、ステップS11において、利用者情報にバンク識別IDが含まれていない場合には(S11のNO)、バンク判定部32は、予め不揮発性ストレージ67に記憶された行先階情報毎に予め決められているバンク識別ID(決定済みバンク識別ID)を取得する(S18)。そして、バンク判定部32は、ステップS18の処理後、ステップS13の処理に移行する。この場合、情報媒体10の利用者情報にバンク識別IDが含まれていないときのために、予め行先階情報毎にバンク識別IDを決定してその情報を登録したテーブル(図示略)を図2のテーブルT1とは別に作成しておき、不揮発性ストレージ67に保存しておく。
その後、割り当てられた群管理装置、例えば群管理装置40Bでは、通常の場合と同様に受信した利用者情報に含まれる行先階情報に基づいて、号機割当て部42Bが適切な号機を割り当て、その割当て号機データは通信変換装置30を通してゲート装置20の表示部23へ通知される。
したがって、バンク共有階の利用者は、自分が所持した情報媒体10に記憶されたバンク識別IDに基づいて、例外(S12,S13の異常検知時)を除いていつもと同じバンクの号機を利用することになる。それにより、利用者が特定のホール(乗り場)だけを利用すればよいように号機を割り当てることで、利用者の利便性を向上させることができる。つまり、バンク共有階の利用者に対し、従来のように毎回異なるバンクの号機が割り当てられることを防止することができる。
一方、利用者情報にバンク識別IDが含まれていない場合にも、行先階情報に対応して予め決定されているバンクの群管理装置、例えば群管理装置40Bに利用者情報を送信する。そして、群管理装置40Bにおいて同様の処理を行う。このため、利用者情報にバンク識別IDが含まれていない場合にも、毎回、同じバンクとホール(乗り場)を使用することになる。このようにバンク共有階の利用者も、その他の階の利用者も、あるいは、利用者情報にバンク識別IDが含まれない場合にも、利用者は使い慣れたバンクやホールを使用することができる。
[利用者情報登録装置におけるバンク割当て処理]
次に、利用者情報登録装置50におけるバンク割当て処理手法の手順例について、図8を参照して説明する。図8は、利用者情報登録装置50におけるバンク割当て処理手法の手順例を示すフローチャートである。本フローチャートを実施することにより、利用者の行先階がバンク共有階であるか否かにかかわらず、情報媒体10に行先階に応じて決められたバンク識別IDが登録される。なお、図1〜図3はバンクA〜Cの3つのバンク構成を例示しているが、図8ではバンクA〜バンクDの4つのバンク構成を想定した例としている。
図8において、まず情報媒体10をゲート装置20の読取り面(図3の通信制御部51に対応)にかざすと、通信制御部51は、情報媒体10のメモリから利用者情報を読み取り、読み取った利用者情報のデータをバンク識別ID割当て処理部52に送る。バンク識別ID割当て処理部52は、情報媒体10が読取り面にかざされたことを検知すると、エレベーターが複数のバンクを有するかどうかを判定し(S21)、複数のバンクを有しない場合には(S21のNO)、本フローチャートの処理を終了する。エレベーターが複数のバンクを有しない場合には、バンクを割り当てる必要がなく、行先階情報だけで適切な号機を割り当てることが可能である。
次いで、エレベーターが複数のバンクを有する場合には(S21のYES)、バンク識別ID割当て処理部52は、読み取られた利用者情報に基づいて、バンク共有階の利用があるかどうかを判定する(S22)。そして、バンク共有階の利用がある場合には(S22のYES)、バンク識別ID割当て処理部52は、該当バンクの利用者の人数を算出する(S23)。利用者の人数は、各バンクの利用需要を表す指標の一例である。例えば行先階が10階である場合には、バンクBとバンクCについて利用者の人数を算出する。利用者情報登録装置50は、各バンクに割り当てられている利用者の人数(バンクと利用者人数)の情報を蓄積しており、このバンクと利用者人数の情報に基づいて、各バンクの利用者を算出することが可能である。
次いで、バンク識別ID割当て処理部52は、利用者の人数を算出した複数のバンクの中で利用者が最も少ないバンクを算出する(S24)。そして、バンク識別ID割当て処理部52は通信制御部51により、利用者の人数が最少のバンクを示すバンク識別IDを、利用者情報として情報媒体10に登録する(S25)。通信制御部51は、情報媒体10から情報を読み取るだけでなく、情報媒体10のメモリに情報を書き込むこともできる。ステップS25の処理が終了後、本フローチャートの処理を終了する。
一方、ステップS22においてバンク共有階の利用がない場合には(S22のNO)、バンク識別ID割当て処理部52は、利用者情報の行先階がバンクAの停止階を利用するものであるか否かを判定する(S26)。そして、行先階がバンクAの停止階である場合には(S26のYES)、バンク識別ID割当て処理部52は通信制御部51により、バンクAを示すバンク識別IDを、利用者情報として情報媒体10に登録する(S27)。
次いで、行先階がバンクAの停止階ではない場合には(S26のNO)、バンク識別ID割当て処理部52は、行先階がバンクBの停止階であるか否かを判定し(S28)、行先階がバンクBの停止階である場合には(S28のYES)、バンクBを示すバンク識別IDを、利用者情報として情報媒体10に登録する(S29)。
次いで、行先階がバンクBの停止階ではない場合には(S28のNO)、バンク識別ID割当て処理部52は、行先階がバンクCの停止階であるか否かを判定し(S30)、行先階がバンクCの停止階である場合には(S30のYES)、バンクCを示すバンク識別IDを、利用者情報として情報媒体10に登録する(S31)。
次いで、行先階がバンクCの停止階ではない場合には(S30のNO)、バンク識別ID割当て処理部52は、行先階がバンクDの停止階であるか否かを判定し(S32)、行先階がバンクDの停止階である場合には(S32のYES)、バンクDを示すバンク識別IDを、利用者情報として情報媒体10に登録する(S33)。
次いで、行先階がバンクDの停止階ではない場合には(S32のNO)、バンク識別ID割当て処理部52は、利用者情報登録装置50の表示部53に、利用者情報に含まれる利用階が異常であることを示す画面を表示する(S34)。ステップS27,S29,S31,S33,S34のいずれかの処理が終了したら、本フローチャートの処理を終了する。
利用者情報登録装置50において上記のバンク識別ID登録処理を実施することにより、利用者の行先階がバンク共有階であるか否かの如何にかかわらず、情報媒体10に行先階に応じたバンク識別IDが登録される。
上述した一実施形態の制御対象のエレベーターは、複数の号機を群管理する群管理装置40A〜40Cを備えた複数のバンクA〜Cを有し、各バンクA〜Cは互いの間にバンク共有階を有してサービスを行うエレベーターである。本実施形態は、ゲート装置20(セキュリティ処理部22)により利用者が所持する情報媒体10から読み取った利用者情報のバンク識別IDに基づいて、通信変換処理30が、対応するバンクA〜Cの群管理装置40A〜40Cに号機の割当てを行わせるように制御を行う。即ち、利用者の情報媒体10に予め利用者情報としてバンク識別IDを登録しておき、通信変換装置30のバンク判定部32が、このバンク識別IDに対応するバンクA〜Cのいずれかの群管理装置に対し号機の割当てのための利用者情報を送信する。
したがって、本実施形態は、情報媒体10に登録されたバンク識別IDが示すバンクA〜Cのいずれかの乗り場に利用者を誘導する。このような構成によれば、バンク共有階の利用者は、毎回異なるバンク構成の号機に割り当てられることを避け、自分が所持した情報媒体10のバンク識別IDに基づいて、例外(異常発生時)を除いてほぼいつもと同じバンクの号機が割り当てられる。それにより、利用者は、いつもと同じバンクの号機を利用することになり、特定のホールだけを利用することで利用者の利便性が向上する。
なお、本発明は上述した各実施形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、その他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態例の構成の一部を他の実施形態例の構成に置き換えることは可能である。また、ある実施形態例の構成に他の実施形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施形態例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されている。
10…情報媒体、 11…バンク識別ID、 12…行先階情報、 20…ゲート装置、 21…第1の通信制御部、 22…セキュリティ処理部、 23…表示部、 24…第2の通信制御部、 30…通信変換装置、 31…第1の通信制御部、 32…バンク判定部、 33…通信データ変換部、 34…第2の通信制御部、 40A,40B,40C…群管理装置、 41A,41B,41C…通信制御部、 42A,42B,42C…号機割当て部、 50…利用者情報登録装置、 51…バンク識別ID割当て処理部、 52…表示部、 60…コンピューター、 61…CPU、 65…表示部、 68…第1の通信インターフェース、 69…第2の通信インターフェース

Claims (5)

  1. 利用者が所持する情報媒体から利用者情報を読み込むゲート装置と、前記利用者情報に基づいて所定の判定処理を行う通信変換装置と、乗りかごのサービスエリア毎に区分されるバンクに対応して設けられ、前記通信変換装置の判定結果に基づいて該当バンク内の号機の割り当てを行う複数の群管理装置とを備え、
    前記通信変換装置は、前記ゲート装置で読み込まれた前記利用者情報から前記バンクを識別するためのバンク識別情報を検出した場合には、当該バンク識別情報が示すバンクに対応する群管理装置識別情報を判定し、該当群管理装置識別情報により特定される群管理装置に対し前記利用者情報に含まれる行先階情報を送信し、
    前記利用者情報が送信された該当群管理装置は、前記利用者情報に含まれる前記行先階情報に基づいて前記号機の割り当てを行う
    エレベーターのゲート連動システム。
  2. 前記バンク識別情報が示す前記バンクは、他のバンクと共有の停止階が割り当てられており、前記利用者は、複数の前記バンクの共有の停止階を行先階として利用する利用者である
    請求項1に記載のエレベーターのゲート連動システム。
  3. 前記情報媒体の前記利用者情報に、前記バンク識別情報を登録する利用者情報登録装置、を更に備え、
    前記利用者情報登録装置は、前記利用者の前記行先階が複数の前記バンクの共有の停止階である場合には、該当する各バンクの利用者を算出し、前記利用者が最少のバンクに対応するバンク識別情報を、前記情報媒体の前記利用者情報に登録する利用者情報登録装置、を更に備える
    請求項1又は2に記載のエレベーターのゲート連動システム。
  4. 前記通信変換装置は、前記ゲート装置で読み込まれた前記利用者情報から前記バンク識別情報が検出されなかった場合には、前記利用者情報に含まれる前記行先階情報に基づいて予め決定されている決定済みバンク識別情報を取得し、当該決定済み群管理装置識別情報により特定される群管理装置に対し前記利用者情報に含まれる行先階情報を送信する
    請求項1に記載のエレベーターのゲート連動システム。
  5. 利用者が所持する情報媒体から利用者情報を読み込むゲート装置と、前記利用者情報に基づいて所定の判定処理を行う通信変換装置と、乗りかごのサービスエリア毎に区分されるバンクに対応して設けられ、前記通信変換装置の判定結果に基づいて該当バンク内の号機の割り当てを行う複数の群管理装置とを備えるエレベーターのゲート連動システムにおける群管理制御方法であって、
    前記通信変換装置は、前記ゲート装置で読み込まれた前記利用者情報から前記バンクを識別するためのバンク識別情報を検出した場合には、当該バンク識別情報が示すバンクに対応する群管理装置識別情報を判定し、該当群管理装置識別情報により特定される群管理装置に対し前記利用者情報に含まれる行先階情報を送信し、
    前記利用者情報が送信された該当群管理装置は、前記利用者情報に含まれる前記行先階情報に基づいて前記号機の割り当てを行う
    群管理制御方法。
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