JP2018536123A - 構造軸受 - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも1つのポリマープラスチックを含有する摺動材料で作製されている少なくとも1つの摺動要素6、7を有する構造軸受1に関し、該摺動材料は、210℃より高い融点温度と、1800MPa未満のDIN ISO 527−2に基づく伸び弾性率とを有する。

Description

本発明は、少なくとも1つのポリマープラスチックを含有する摺動材料で作製されている摺動要素を有する構造軸受に関する。
ここでは、構造軸受が、一般に建造物内に設けられて、建造物またはその一部を支えるような軸受であることが意図されている。特に、これらは欧州規格EN1337の規則の範囲内に入る軸受である。すなわち、それらは、2つの建造物部分間の回転を可能にし、関連要件において定められている荷重を伝達し、変移を防止し(固定軸受)、または平面の一方向(ガイド軸受)もしくは全方向(フリー軸受)の変移を可能にする、構成要素であり得る。
最も一般的な構造軸受はEN1337のパート1に記載されている。その中では、表1に、2004年からの現在有効なバージョン(EN1337−1:2004)に、最も一般的な構造軸受が記載されている。しかし、さらなる設計および変形形態が他の規格に認められる。そのため、EN15129では、具体的に、免震用の軸受が標準化されている。ここで、本発明はまた、詳細には、EN15129において言及されていると共に免震用にそこで用いられている、例えば球形滑り軸受または摺動免震振り子軸受等の様々な形状の滑り軸受に関する。
ここで、摺動要素が、構造軸受の部分間の滑り運動をそれぞれ確実にし、可能にするような構造軸受の部分であることが意図されている。特に、これらは、2004年からのバージョンのEN1337のパート2の規則(EN1337−2:2004)の範囲内に入る部品である。
しかし、EN1337−2:2004における決定とは異なり、本発明は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE、商品名テフロン(登録商標))で作製されている摺動要素を有する構造軸受に関するばかりでなく、全般的に、例えば他のポリマープラスチック、詳細には例えば、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、ポリアミド(PA)、およびそれらの混合物などの熱可塑性プラスチックにも関する。
基本的に、摺動材料として使用されるポリマープラスチックに関する要求は既知である。一方では、それらは、構造軸受に作用する荷重の均一な分配および伝達を可能にするべきである。他方では、少なくとも使用状態において、建造物が損なわれないように、それらは構造軸受における滑り運動(直進運動および/または回転運動)を吸収しなければならない。それに関して言えば、滑り運動は、摩擦係数に関する、用途に特定の要求で実現され得る。例えば、EN1337−2:2004は摩擦係数に関するそのような要求を定めているが、PTFEで作製されている摺動部に関してのみである。EN15129では、詳細にはセクション8.3では、地震中の散逸のための摩擦決定用の一般試験手順が定められており、それはいわゆる免震軸受を求めるものである。さらに、当然、そのような摺動材料は、例えば温度、湿度、のみならず酸性雨または大気汚染などの攻撃的な周囲の状況などの環境の影響に耐性があるべきであり、磨耗に対する最大限の耐性を有するべきである。
経験から、ポリマープラスチックが異なって顕著な特性を有することが分かっており、その結果、それらは、対応する要件プロファイル間の様々な歩み寄り(Kompromiss)を調査することによってのみ、そのような構造軸受の用途の観点から選択され得る。
格別な耐荷重性、耐摩耗性、さらには、環境の影響に耐性のある軸受材料についての設計条件の歩み寄りを、出願人はそのMSM(登録商標)摺動材料によって得た。これは、平坦な摺動ディスクおよび/または湾曲した摺動ディスクとして、しかもガイドとして形成されている摺動要素の形で使用される。滑り軸受の分野における使用、例えばいわゆる球形滑り軸受における使用が、特に上首尾(erfolgreich)であるが、しかも摺動免震振り子軸受における免震に関しても上首尾である。ここで、MSM(登録商標)摺動材料はより低い製造コストで軸受の著しくより長い耐久性をもたらしたので、それは、事実上、構造軸受の構造に革命をもたらした。
しかし、これらの優れた特性にも関わらず、ある応用分野における、特に高温領域におけるこれらの既に非常に広まっている構造軸受は、それらの能力の限界に達することが分かっている。これは、構造軸受の構造においてこれまで一般的であるポリマープラスチック(例えばPTFE、UHMWPEなどの)では、より高い温度での圧縮復元性が低下し、磨耗数または磨耗係数それぞれが温度の上昇で変化するためである。それに関して言えば、ある環境下での無潤滑使用の場合のエネルギー散逸は不十分である。さらに、既知の摺動材料を用いた軸受は、一般に、エネルギーを散逸するために定められた程度の摩擦を軸受が有するべきである場合、大きな寸法を有する。
したがって、本発明の目的は、従来の構造軸受と比べてサイズがより大きいことなく、より高い温度および/または接触圧における使用に適した、同時に定められた摩擦挙動を有する構造軸受を提供することである。
この問題の解決策は、請求項1に記載の構造軸受により得られる。本発明の有利な進展(Wiederbildung)が従属請求項において与えられる。
ここで、本発明による解決法は、摺動要素の摺動材料が、210℃より高い融点温度と1800MPa未満のDIN ISO 527−2に基づく伸び弾性率とを有することである。ここで、これら2つの基準の相互作用は、摺動材料の特性に関する特に重大な要求をもたらす。一般に、例えばポリアミドなどのかなり遅く溶融する材料が、低融点を有する材料より堅い。
これは、やはり高温での高い耐荷重能力を確実にするために、ポリマープラスチックが可能な限り高い融点温度を有するばかりでなく、同時に堅すぎてはいけないことが必要であるという発見に基づいている。これまで通常、温度上昇において使用されている堅い熱可塑性プラスチックは、不十分な荷重伝達挙動を示す。そのため、製造公差または建造物の沈下が軸受内の摺動材料または摺動要素により補償することが非常に困難であり、構造軸受内の摺動要素の相応により高荷重の領域の磨耗の増大を容易にもたらす。
しかし、両基準が満たされた場合、出願人の実験が証明するように、構造軸受を従来の軸受より大きくする必要はなく、より高温でもまた、定められた摩擦挙動が依然として存在することが考えられる。さらに、本発明による軸受は著しく高まった耐久性を有する。
また、いわゆるスティックスリップ現象が低減される。スティックスリップ現象は、例えば車のワイパブレードから分かるように、ガタガタと動く摺動運動である。出願人の実験が、そのような特性プロファイルを満たす摺動材料で作製されている摺動要素が、静摩擦数と動摩擦数との間の比較的僅かな差異のみを依然として有することを示す。このようにして、スティックスリップ現象が低減される。特に、構造軸受が地震保護のためでもある場合、これは建造物全体の安全性を向上させる。
さらなる進展では、構造軸受は、48℃で少なくとも250MPaおよび/または70℃で少なくとも220MPaおよび/または80℃で少なくとも200MPaの特徴的な圧縮強度を有する摺動材料で作製されている摺動要素を有する。ここで、特徴的な圧縮強度の値は、特定の寸法要求に対応すると共に摺動材料で構成されている試料での接触圧実験において決定され得る。
寸法要求と試験が実施される条件とによる適切な接触圧試験が、例えば、欧州技術認定書(European Technical Approval)ETA06/0131およびその認定ガイドラインに与えられている。これより、適切な接触圧試験は、部分的に埋め込まれたサンプルが所望の温度および接触圧(試料の形状、埋込み、および荷重に関するさらなる情報がETA06/0131およびその認定ガイドラインに与えられている)で荷重される試験であることが意図されている。部分的に埋め込まれたサンプルは、155mmの直径、8mmの厚さ、および5mmの埋込み深さを有する平坦な円形ディスクの形を有する。ここで、比較温度は、例えば35℃の代表的温度であってもよい。接触圧に因る沈下操作は所定の時間(一般に48時間)の後に停止しなければならない。解放後、サンプルは損傷(例えば、亀裂)に関して調べられる。
ここで、特徴的な圧縮強度が、EN1337−2:2004において用いられるものであることが意図されている。これは、上記の通り沈下が停止すると共に損傷が今すぐには生じない、最大接触圧である。一般に、最大の吸収可能な接触圧、およびそれによる特徴的な圧縮強度は、そのような試験のいくつかにより反復的に決定される。
高融点温度および比較的低い弾性率と共に比較的高い特徴的な圧縮強度に関する要求は、同様に、無潤滑状態において相応に使用されるポリマープラスチックが、定められた必ずしも低いとは限らない摩擦数または摩擦係数それぞれを有することが確実になることにつながる。この定められた摩擦は、エネルギー散逸軸受において運動エネルギーを散逸するのに使用され得る。同時に、要件プロファイルによって、高温での高い耐荷重能力を材料が有することが確実になり、可能な限り多くのエネルギーを吸収することができる、高温での高い耐荷重能力を有することが確実になる。さらに、出願人の試験は、殆ど顕著でないスティックスリップ現象が同様に起こり、全体で結果として出てくるのは、容易に応答する軸受であることを示す。すなわち、本発明による構造軸受は、効率性と高振動数および低振幅の建造物を損傷する振動の防止との組合せで特徴付けられている。
さらなる進展では、EN1337−2:2004補足Dと同様の短時間の摺動摩擦試験における無潤滑摺動材料は、少なくとも0.05の、21℃および60MPaの接触圧での最大摩擦係数を有する。無潤滑材料の試験であるので、EN1337−2:2004に基づく従来の試験に対して修正中の摺動ディスクは、ここで、無潤滑ボアリリーフを有する。摩擦係数の制限は、特に無潤滑状態において、運動エネルギーを散逸するためのものである定められた摩擦数が存在することを確実にする。
さらなる進展では、摺動材料は1.4未満の静摩擦係数対動摩擦係数の比を有する。これは、事実上、スティックスリップ現象がない結果になることを確実にする。
また、摺動材料が15%より多い、好ましくは最大30%の降伏強度を有する場合、それは適切である。このことは、摺動要素が常軌を逸して生じる変形に全体的に弾性的に適合することを可能にする。また、そのような摺動要素は環状体の形成(Wultsbildung)を殆ど示さず、それはそのような環状体を剪断するリスクを低減する。これは、結果的にそのような構造軸受が、従来の構造軸受より高い固有の回転能力を有するということをもたらす。このように平坦な滑り軸受は建造物の傾斜(例えば、建造物の沈下または製造公差に因る)をよりよく補償することができるので、このことは特に平坦な滑り軸受で有利である。
さらなる進展では、摺動材料はポリマープラスチックとしてポリケトンを含有する。とりわけ、例えば、処理中、工業オフガスからの一酸化炭素が使用され得るため、ポリケトンは一酸化炭素から用意され、環境を破壊しないプラスチックであると言われている。ポリケトンは、高融点を、UHMWPEまたはPTFEと比べて比較的高い摩擦と組み合わせる材料であることが分かっている。しかし、まさに高温で、摩擦係数は比較的一定のままであり、一方、他の既知の材料では、一般に、それらは強い温度依存性を示す。
同時に、ポリケトンは、比較的低い弾性率を有するポリマープラスチックである。ポリケトンで構成されている摺動要素が、製造公差または建造物の沈下を補償する、良好な適応性および優れた能力を示す。これは、軸受が高温で使用された場合にも、材料の過剰な変形がない。さらに、ポリケトンの試験が、摺動材料が静摩擦係数対動摩擦係数のかなり低い比を有することを示し、その結果、スティックスリップ問題の観点からも、それは特に適切として分類される。
それに関して言えば、長い間確実に知られてきたこの材料は、出願人の試験に基づいて、ここで初めてこの応用分野に焦点を合わせている。確かに該材料は優れた個々の特性を有さないが、その様々な個々の特性を凌ぐ非常に多大な全体的な特性プロファイルを有することを、まさに出願人の試験が証明している。まさに、高融点、低弾性率、確実により高くしかも高温で比較的安定している摩擦における静摩擦係数対動摩擦数の好ましい比などの特性の組合せが、構造軸受、特にエネルギー散逸軸受の製造用の殆ど理想的な材料であるように見せる。
また、摺動材料は、(例えばゴムなどの)エラストマーに加硫処理されることが可能であり、例えば、弾性滑り軸受用の摺動要素を形成する。
さらなる進展では、摺動材料は、ポリマープラスチックとして、少なくとも5%の、好ましくは7%より多い水飽和を有するポリアミドを含有している。出願人の試験が、水飽和ポリアミドを用いると、約3000MPaの弾性率が700MPa未満に低減され得ることを示している。すなわち、適切な水飽和が保証された場合、ポリアミドもまた、前述の特性プロファイルを満たす。すなわち、これまで堅すぎると見なされてきたポリアミドは、本発明により、非常に良好に使用され得る。ポリアミドが少なくとも5%の、好ましくは7%より多い適切な水飽和を有することは、まさに確実にされなければならない。次いで、また、まさにポリアミドに関して特に主張されるスティックスリップ現象を低減するかまたは適切に制御することが可能である。
さらなる進展では、摺動材料の永久的な水飽和を確実にする水飽和が、摺動要素に与えられる。ここで、給水が、摺動要素に、そして摺動材料によって水を供給する非常に一般的なタイプの設備であることが理解されている。例えば、これは、スプリンクラーシステムとすることができると考えられるが、また、摺動要素が中に配設される保水ボウルとすることができると考えられる。ここで、やはり非常に一般的に、保水ボウルが、水が流出しないようにすることができる設備であることが意図されている。例えば、これは、保持されている雨水またはボウル内へ満たされると共に少なくともより長い間流出しないようにされる水とすることができると考えられる。摺動要素が可能な限り長く水と接触していることが確実にされることが唯一重要である。
また、摺動要素が水蒸気保持ケーシングにより少なくとも部分的に取り囲まれている場合、それは適切であると考えられる。例えば、これは、水が逃げないようにまたはほんの少しの水蒸気が逃げるように、摺動要素を包む適切な薄膜とすることができると考えられる。ここで、疑念がある場合、ケーシングはもっぱら、例えば摺動プレートなどの、その摺動相手方部分との摺動要素の接触面に属さない、摺動要素の面に配設される。
本発明による構造軸受がエネルギー散逸軸受として、好ましくは摺動免震振り子軸受(定められた摩擦に因り、これは摩擦振り子軸受とも呼ばれ得ると考えられる)として構成されていることが特に好ましい。特に、ここではそれは特に低い摩擦の問題ではなく、むしろ、やはり高温における特に一定の摩擦である。まさに後者は、高加速度に因り、地震の場合に起こる。
また、本発明による構造軸受が弾性滑り軸受として構成されている場合、それは適切であり得ると考えられる。ちょうど摺動要素が摺動材料としてポリケトンを有する場合、これは、特に簡単な方法でエラストマーに加硫処理され得る。
さらなる進展では、摺動材料は、少なくとも1つのポリマープラスチックに加えて、少なくとも1つのさらなるポリマープラスチック、特にUHMWPEまたはPTFEまたはPA、少なくとも1つの充填剤および/または添加剤をさらに含有している。ここで、充填剤は、全くポリマープラスチックでない物質であることが意図されている。添加剤は、例えば含まれている固体潤滑剤などの、ある方法でプラスチックの特性にさらに影響を及ぼす混合物であることが意図されている。
さらなる進展では、またさらに、摺動材料は、放射線および/または科学的処理により架橋されていることが可能であると考えられる。そのため、架橋により、付加的な特定の特性が追加されるかまたは強化されることがそれぞれ可能である。例えば、出願人の試験が、例えば摺動ディスクの縁部区域を架橋することにより、摺動ディスクの包括的な磨耗係数に悪影響を及ぼすことなく、その磨耗耐性が改善されるような方法でそれに影響を及ぼすことができることを示している。
さらなる進展では、摺動要素は平坦な摺動ディスクおよび/または湾曲した摺動ディスクとして構成されている。最後に、また、構造軸受は、摺動ディスクが区分内に構成されると共に少なくとも2つの下位区分を有するように、さらに進展させられ得ると考えられる。そのため、摺動ディスクをさらに分割することにより、摩擦特性およびエネルギー散逸特性が選択的に調節され、影響を与えられることが可能である。
摩擦特性のこの選択的調節は、摺動ディスクが、丸く構成されていることが好ましいと共に20mmから50mmまでの直径を有する複数の下位区分から構成されている場合、特に上首尾である。そのため、各個々の下位区分の摩擦係数は実験的に決定され得る。複数のそのような下位区分の選択的配置により、所望の全体的な特性プロファイルは累積的に設定され得る。また、全体的な摩擦係数の後の調節が、例えば個々の下位区分を除去することまたは付加することにより、可能である。さらに、特に摺動材料の高圧縮強度により、軸受の高い表面接触圧、およびしたがって小さい軸受表面が可能である。それにより、大きな単一の摺動ディスクに比べて、高い常軌を逸した接触圧のリスクは殆ど任意に低減され得る。
ここで、摺動ディスクの個々の下位区分が別の摺動材料、好ましくはポリアミド、PTFEおよび/またはUHMWPEで構成されている場合、それは有用であり得ると考えられる。そのため、インテリジェント材料混合物により、軸受内の個々の下位区分の個々の肯定的特性がさらにより選択的に使用されることが可能であり、全体的な特性はさらによりよく調節されることが可能である。
以下では、本発明は例として詳細に説明される。
ディスク形摺動要素を備えた、本発明による構造軸受を貫通する概略部分断面図である。
部分断面図(図の左部分)において図1に示されている構造軸受1は、基本的に既知の設計のいわゆる球形滑り軸受として構成されている滑り軸受である。ここで、これは、構造軸受が基本的にどんなものであることが意図されているかを説明するためだけに示されている。しかし、本発明に関しては、軸受の設計は重要ではない。すなわち、それは、また、本発明による摺動要素6を備えた、任意に異なって設計されている構造軸受とすることができると考えられる。
図1に示されている構造軸受1は、上部プレート2と、球形キャップ3と、下部プレート4と、摺動プレート5と、ポリマープラスチックで作製されている平坦な摺動ディスクの形の、摺動プレート5と摺動接触している摺動要素6とを有する。さらに、該軸受は第2の湾曲摺動要素7を有する。これは球形キャップ3の湾曲した表面と摺動接触している。
ここに示されている構造軸受1は、本発明に基づき、210℃より高い融点温度と、1800MPa未満のDIN ISO 527−2に基づく伸び弾性率とを有する、摺動要素6および7用の摺動材料が使用されているものである。
この場合、摺動材料はポリケトンで構成されており、およびまた、高温で、48℃で約250MPa、70℃で約220MPa、および80℃で約200MPaの、特徴的な圧縮強度の比較的高い値を有する。
さらに、摺動材料は最大30%の比較的高い降伏強度を有する。これは、摺動要素が常軌を逸して生じる変形に弾性的に適合することを可能にする。まさに(ここで示されているもののような)平坦な滑り軸受を用いると、このようにそれは建造物の傾斜(例えば、建造物の沈下または製造公差に因る)をよりよく補償するので、このことは特に有利である。
1 構造軸受、2 上部プレート、3 球形キャップ、4 下部プレート、5 摺動プレート、6 摺動要素、7 摺動要素。

Claims (19)

  1. 少なくとも1つのポリマープラスチックを含有する摺動材料で作製されている少なくとも1つの摺動要素(6、7)を有する構造軸受(1)であって、
    前記摺動材料は、210℃より高い融点温度と、1800MPa未満のDIN ISO 527−2に基づく伸び弾性率とを有する
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  2. 請求項1に記載の構造軸受(1)であって、
    前記摺動材料は、48℃で少なくとも250MPaおよび/または70℃で少なくとも220MPaおよび/または80℃で少なくとも200MPaの特徴的な圧縮強度を有する
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  3. 請求項1または2に記載の構造軸受(1)であって、
    EN1337−2:2004補足Dと同様に短時間の滑り摩擦試験における前記無潤滑摺動材料は、少なくとも0.05の、21℃および60MPaの接触圧での最大摩擦係数を有する
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の構造軸受(1)であって、
    前記摺動材料は、1.4より小さい静摩擦係数対動摩擦係数の比(μ/μdyn)を有する
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の構造軸受(1)であって、
    前記摺動材料は、15%より多い、好ましくは最大30%の降伏強度を有する
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の構造軸受(1)であって、
    前記摺動材料は前記ポリマープラスチックとしてポリケトンを含有する
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の構造軸受(1)であって、
    前記摺動材料はエラストマーに加硫処理される
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の構造軸受(1)であって、
    前記摺動材料は、前記ポリマープラスチックとして、少なくとも5%の、好ましくは7%より多い水飽和を有するポリアミドを含有する
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の構造軸受(1)であって、
    前記摺動材料の永久的な水飽和を確実にする給水が前記摺動要素(6、7)に与えられる
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の構造軸受(1)であって、
    前記摺動要素(6、7)は保水ボウル内に配設される
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の構造軸受(1)であって、
    前記摺動要素(6、7)は水蒸気保持ケーシングにより少なくとも部分的に取り囲まれている
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の構造軸受(1)であって、
    前記少なくとも1つのポリマープラスチックに加えて、前記摺動材料は、少なくとも1つのさらなるポリマープラスチック、特にPA、UHMWPEもしくはPTFE、ならびに/または少なくとも1つの充填剤および/もしくは添加剤をさらに含有している
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の構造軸受(1)であって、
    前記摺動材料は放射線および/または科学的処理により架橋されている
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  14. 請求項1から13のいずれか1項に記載の構造軸受(1)であって、
    それはエネルギー散逸軸受として、好ましくは摩擦振り子軸受として構成されている
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載の構造軸受(1)であって、
    それは弾性摺動軸受として構成されている
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  16. 請求項1から15のいずれか1項に記載の構造軸受(1)であって、
    前記摺動要素は平坦な摺動ディスク(6)および/または湾曲した摺動ディスク(7)として構成されている
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  17. 請求項16に記載の構造軸受(1)であって、
    前記摺動ディスク(6、7)は区分内に構成されており、少なくとも2つの下位区分を有する
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  18. 請求項17に記載の構造軸受(1)であって、
    前記摺動ディスク(6、7)は、好ましくは丸く、20mmから50mmまでの直径を有する複数の下位区分から構成されている
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
  19. 請求項15に記載の構造軸受(1)であって、
    前記摺動ディスク(6、7)の個々の下位区分が、別の摺動材料、好ましくはポリアミド、PTFEおよび/またはUHMWPEで構成されている
    ことを特徴とする、構造軸受(1)。
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