JP2018206226A - 商品販売システムおよび商品販売プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】一定範囲・領域内の複数の店舗や場所で販売される商品を顧客が実際に確認した上で、現物商品を持ち歩くことなくオンラインで購入可能とする。【解決手段】指定された商品40の情報をショッピングカートに対して追加もしくは削除するカート管理部13と、顧客端末51から取得した位置情報に基づいて所定の領域への入場を検知した場合には顧客端末51上でショッピングカートの利用を可能とし、退場を検知した場合にはショッピングカートの利用を終了させる位置情報管理部11と、顧客端末51において取得されたバーコード41の情報を取得して商品40の情報を商品DB22から取得する商品情報取得部14と、ショッピングカートの利用を終了させる際にショッピングカートに追加されている商品40について決済を行う決済処理部16とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、商品販売の技術に関し、特に、顧客が実際に確認した現物商品をオンラインで購入可能とする商品販売システムおよび商品販売プログラムに適用して有効な技術に関するものである。
Amazon(登録商標)を始めとするEC(Electronic Commerce)マーケットの拡大により、一般の顧客もより手軽に、かつより便利にショッピングを行うことができるようになっている。その一方で、現物商品を実際に見て確認や比較を行った上で購入することで、商品選択の際の失敗のリスクを低減するとともに、ショッピングの楽しさや高揚感をより味わいたいというニーズも根強く残っている。
このように、ショッピングに際して店舗で実際に現物商品を見て確認や比較をすることによる確実性やショッピングの高揚感と、オンラインショッピングにおける決済や配送等の利便性とを両立するため、店舗で現物商品を確認・比較した上で、別途ECサイトで商品をオンラインで購入するという、いわゆるショールーミングが行われる場合もある。一方で、ヨドバシカメラ(登録商標)のように自社の実店舗で見た現物商品を自社のECサイトで購入させるというショールーミングを活用した手法も行われている。
また、特許第5179299号公報(特許文献1)には、利用者が現物を確認しながら商品を選び、レジに並ばずに商品を購入することができるレジレスショッピングを可能とするシステムが記載されている。ここでは、利用者は、店舗において購入することを決めた現物の商品に付与されている二次元バーコードを携帯電話により撮像する。画像から得られた商品の識別情報と、商品の配送先および配送希望日時がショッピングサーバに送信され、決済処理が行われるとともに、店舗では、指定された配送先、配送希望日時に従って商品を配送するとされる。
また、特開2017−49967号公報(特許文献2)には、レジレスショッピングに適さない商品を購入する場合でも、適切に買い物を完了することが可能な情報処理装置が記載されている。ここでは、商品識別情報と、対応する商品について所定の場所に配送するか顧客が持ち帰るかの情報とを対応付けておく。そして、店舗において顧客が顧客端末により読み取った商品の画像が表す商品識別情報を取得し、これに対応する商品を所定の場所に配送するか顧客が持ち帰るかを把握することで、レジレスショッピングに適さない商品については顧客に持ち帰らせることができるとされる。また、顧客端末が自身の位置情報を取得し、店舗から離れたことを検知したときに買い物を終了して支払処理を実行するようにしてもよいとされる。
特許第5179299号公報 特開2017−49967号公報
例えば、遊園地やテーマパーク等のレジャー施設では、多数の土産物を購入する顧客も多いが、購入した多数の土産物を持ちながら施設内を移動するのは大きな負担となる。したがって、土産物の購入は当該レジャー施設から退場する直前にまとめて行われることが多く、その結果、営業終了間近の時間帯に土産物を販売するショップ等の混雑がひどくなる場合も多い。
このような土産物等の販売にショールーミングの手法を適用し、希望の土産物を帰宅後にECサイトで購入可能とすることも考えられる。しかし、レジャー施設の土産物のような商品は、ショールーミングにより家電等を購入する場合と異なり、現地での雰囲気や高揚感、思い出作り等と関連して購買意欲が高まって購入されることも多く、帰宅後では購買意欲が低下してしまって結局は購入されない場合が多くなり得る。
これに対し、特許文献1、2等に記載されたようなレジレスショッピングの手法を適用することも考えられる。しかし、これらの従来技術は、1つの店舗内での商品購入を対象としたものであり、レジャー施設やショッピングモール、観光地の土産物を販売する商店街等、一定範囲・領域内の複数の店舗での商品購入は想定されていないため、そのまま適用することはできない。例えば、これらの場所での商品購入では、複数の店舗に渡って買いたい商品の候補を暫定的に把握し、比較的長時間これを保持しておくとともに、最終的にこれらの候補の中から取捨選択して実際に購入する商品を決定するというような購買行動がとられることが多い。
そこで本発明の目的は、一定範囲・領域内の複数の店舗や場所で販売される商品を顧客が実際に確認した上で、現物商品を持ち歩くことなくオンラインで購入可能とする商品販売システムおよび商品販売プログラムを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態による商品販売システムは、顧客に対して商品をオンラインで販売する商品販売システムであって、前記顧客が携行する顧客端末上で稼働するアプリケーションプログラムでの前記顧客の操作を介して指定された商品の情報を、購入候補の商品として電子的なショッピングカートに対して追加もしくは削除するカート管理部と、前記顧客端末から取得した位置情報に基づいて、オンラインでの商品の購入が可能となる所定の領域への前記顧客の入場もしくは退場を検知し、前記顧客の入場を検知した場合には、前記顧客端末上での前記アプリケーションプログラムを介した前記ショッピングカートの利用を可能とし、前記顧客の退場を検知した場合には、前記顧客端末上での前記ショッピングカートの利用を終了させる位置情報管理部と、を有する。
また、前記顧客端末において前記顧客により取得された商品の識別情報を取得して、取得した前記識別情報に係る商品の情報を商品情報記録部から取得する商品情報取得部と、前記顧客端末上での前記ショッピングカートの利用を終了させる際に、前記ショッピングカートに追加されている商品について決済に係る処理を行う決済処理部と、を有する。
また、本発明は、コンピュータを上記のような商品販売システムとして動作させる商品販売プログラムにも適用することができる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、本発明の代表的な実施の形態によれば、一定範囲・領域内の複数の店舗や場所で販売される商品を顧客が実際に確認した上で、現物商品を持ち歩くことなくオンラインで購入することが可能となる。
本発明の一実施の形態である商品販売システムの構成例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態である商品販売システムを適用した場合における顧客による商品購入の流れの例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態における顧客がレジャー施設等に入場してから商品を買物し、配送が行われるまでの処理の流れの例について概要を示したフロー図である。 (a)、(b)は、本発明の一実施の形態における顧客端末上で商品の買物を行う際の画面例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態における顧客端末上でショッピングカート内の商品を購入するか否かを振り分ける際の画面例について概要を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。一方で、ある図において符号を付して説明した部位について、他の図の説明の際に再度の図示はしないが同一の符号を付して言及する場合がある。
<概要>
図2は、本発明の一実施の形態である商品販売システムを適用した場合における顧客による商品購入の流れの例について概要を示した図である。本実施の形態の商品販売システムは、上述したように、一定範囲・領域内の複数の店舗や場所で販売される商品を顧客が実際に確認した上で、現物商品を持ち歩くことなくオンラインで購入可能とするものである。このとき、購買意欲が高まっているうちに購入がされるよう、一定範囲・領域から顧客が退場する際に、オンラインでの購入・決済を自動的に実行する。
図2の例では、一定範囲・領域の例として遊園地やテーマパーク等のレジャー施設8を対象とし、来場者である顧客50がレジャー施設8内の店舗4で販売される土産物やグッズ等の商品40を購入する場合の流れを示している。まず、顧客50は、自身が保有するスマートフォン等の情報処理端末である顧客端末51を利用して、オンラインでの商品購入の際の決済のために必要となる情報、および商品の配送のために必要となる情報を含む各種の属性情報を事前登録しておく(1)。
決済のために必要となる情報は、例えば、クレジットカード情報や銀行口座、ポイントサービスのアカウント情報等である。また、配送のために必要となる情報は、配送先の住所や氏名等の情報である。なお、これらの情報を入力するにあたり、顧客50は、例えば専用のアプリケーションを顧客端末51にインストールしておく。このアプリケーションは、ショッピングカートや決済等のオンラインショッピングに必要な機能を備えている。
そして、顧客50が顧客端末51を保持した状態でレジャー施設8に入場する際に(2)、例えば、顧客端末51にインストールされたアプリケーションが自動的に起動する。これにより、顧客50はショッピングカート機能を利用することができるようになる。なお、顧客50(顧客端末51)がレジャー施設8に入場したか否かは、例えば、顧客端末51が備えるGPS(Global Positioning System)センサや、Bluetooth(登録商標)その他の近距離無線通信機能を利用した位置情報検出機能により把握した位置情報に基づいて検知することができる。レジャー施設8等の一定範囲・領域は、例えば、レジャー施設8の管理者等が予め、地図上で指定したり、緯度・経度等の情報により指定したり、ビーコン信号を発信する発信器をレジャー施設8の所定の場所に実際に設置したり等により設定することができる。
レジャー施設8内では、顧客50は、複数箇所に設置された土産物店等の店舗4において適宜買物を行う(3)。買物では、顧客50は、例えば、所望の商品40を識別することができる商品識別情報を顧客端末51により取得することで、顧客端末51のアプリケーションが備えるショッピングカートに当該商品40を追加する。
商品40の商品識別情報の取得は、顧客端末51を使用した各種の手段で行うことができる。例えば、商品40自体もしくは商品40を識別することができる表示情報の静止画像や動画像を顧客端末51が備えるカメラ機能により撮影することで画像認識によりこれを識別する。このとき、例えば、販売用の商品40とは別に撮影用の商品40を別途展示・陳列しておくようにしてもよい。もしくは、商品40や陳列棚等に付されたラベルやバーコード41(QRコード(登録商標)等の二次元バーコードも含む)、画像等の商品識別表示を撮影するようにしてもよい。商品40や商品識別表示の撮影に代えて、例えば、商品40等に付されたICタグ等の商品識別情報を、これを読み取るリーダー機能を備えた顧客端末51を近づけるもしくはタッチする等により読み取って商品40を識別するようにしてもよい。
複数の店舗4で買物を行ってショッピングカートに商品40の情報を追加した顧客50がレジャー施設8から退場したことを、入場時と同様に顧客50(顧客端末51)の位置情報に基づいて検知すると(4)、例えば、顧客端末51のアプリケーションを自動的に終了する。これにより、顧客50はショッピングカート機能を利用することができなくなる。アプリケーションは、終了する際に、自動的に(もしくは顧客50の確認操作を経た上でもよい)ショッピングカートに追加されている商品40の購入を確定し、決済を行うとともに、購入された商品40の情報と配送先の情報を、商品40の発送を行う物流センター7等の施設に通知する。物流センター7では、対象の商品40を宅配業者等を介して配送先である顧客50の自宅5等に配送する(5)。
このような仕組みとすることにより、顧客50にとっては、スマートフォン等の顧客端末51のアプリケーションが備えるショッピングカートに土産物等の商品40を電子的に入れてレジャー施設8内を持ち回ることができ、レジャー施設8内で商品40の現物を持ち歩く必要がなくなる。また、商品40を自宅5まで配送させることができ、商品40の現物を自宅5まで持ち帰る必要もなくなる。また、決済も退場時にクレジットカード等により自動的に行われるため、商品購入用の現金を持ち歩くことも不要となる。
また、商品40の購入のために店舗4のレジに並ぶ必要がなく、例えば、レジャー施設8のアトラクションの待ち時間等の空き時間を利用してショッピングカートに追加した商品40の取捨選択を検討することができる。これにより、営業時間終了間際の混雑する時間帯を避けて(もしくはこれに影響を受けずに)随時買物を行うことができる等、時間を有効活用することが可能となる。
一方、レジャー施設8にとっては、来場した顧客50が施設内を回遊する時間を創出することが可能となる。また、商品40の持ち歩きや現金の用意等の負担や制約を排除することで、土産物等の商品40の購入数を増加させることが可能となる。また、店舗4内の混雑を解消できるとともに、各顧客50が購入もしくは購入を検討した(ショッピングカートに追加した)商品40の情報を取得することでマーケティングに活用することも可能である。そして、これらの総合により来場した顧客50の満足度を向上させることができる。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施の形態である商品販売システム1の構成例について概要を示した図である。商品販売システム1は、上述したような商品販売の仕組みをレジャー施設8等の商品販売者2が顧客50に対して提供するための情報処理システムである。商品販売システム1には、例えば、インターネット等のネットワーク3を介して、各顧客50の顧客端末51が接続される。また、商品販売者2やクレジットカード会社等の決済機関6、商品40を発送する拠点である物流センター7等がそれぞれ有する情報処理システムも接続される。
上述の図2において示したように、顧客50は、レジャー施設8等の領域内の店舗4で、例えば、所望の商品40に付されたバーコード41を顧客端末51のカメラ機能により撮影する等により商品40を識別し、その情報を商品販売システム1にネットワーク3を介して送信する。これにより、顧客端末51の図示しないアプリケーションが備えるショッピングカートに当該商品40が追加される。そして、顧客50(顧客端末51)が対象のレジャー施設8等の領域から退場する際に、ショッピングカート内の購入対象の商品40について商品販売システム1において自動的に決済機関6との間で決済処理が行われるとともに、配送情報が物流センター7に送られる。これにより、対象の商品40が物流センター7から図示しない宅配業者等によって自宅5に配送される。
商品販売システム1は、例えば、サーバ機器やクラウドコンピューティングサービス上に構築された仮想サーバ等により構成される。そして、図示しないCPU(Central Processing Unit)により、HDD(Hard Disk Drive)等の記録装置からメモリ上に展開したOS(Operating System)やDBMS(DataBase Management System)、Webサーバプログラム等のミドルウェアや、その上で稼働するソフトウェアを実行することで、商品販売サービスの提供に係る後述する各種機能を実現する。
商品販売システム1は、例えば、ソフトウェアにより実装された位置情報管理部11、認証処理部12、カート管理部13、商品情報取得部14、購入情報管理部15、決済処理部16、および配送管理部17等の各部を有する。また、データベースやファイル等により実装された決済情報データベース(DB)101、カートDB102、購入情報DB103、および配送DB104等の各記録部を有する。商品販売者2が独自に有する顧客50のマスタ情報である会員DB21や、商品40のマスタ情報である商品DB22等の記録部と連携してこれらを参照するものとしてもよい。これらの情報を商品販売者2から予め取得しておき、商品販売システム1上の記録部に保持するようにしてもよい。
位置情報管理部11は、顧客端末51のアプリケーションのショッピングカート機能が利用可能な(すなわち、買物が可能な)一定範囲や領域の情報を保持するとともに、顧客端末51から取得した現在位置の情報に基づいて、一定範囲や領域内への顧客50(顧客端末51)の入場・退場を検知し、顧客端末51に対してショッピングカート機能の利用可否を制御するいわゆるジオフェンス機能を提供する機能を有する。上述したように、買物が可能な一定範囲や領域は、例えば、レジャー施設8の管理者等が予め、地図上で指定したり、緯度・経度等の情報により指定したり等により設定することができ、図示しないデータベースやファイル等の記録部に記録される。
なお、ジオフェンス機能によるショッピングカート機能の利用可否の制御の手法は特に限定されず、各種の手法を適宜利用することができる。例えば、顧客端末51上でショッピングカート機能を実現するアプリケーションを実際に起動・終了させてもよいし、アプリケーションが既に起動している場合は有効化・無効化、活性化・非活性化等を行うものであってもよい。アプリケーションの状態を変えずに、ショッピングカート機能のみ有効化・無効化するものであってもよい。
特に、顧客50がレジャー施設8等から退場する際には、例えば、ショッピングカート機能を有効としたまま、ショッピングカート内に追加されている商品40を削除して空にする等、レジャー施設8等に所在する間にショッピングカートに追加した商品40に対する決済(もしくは購入キャンセル)を確定させる(換言すれば、当該レジャー施設8等に係るショッピングカート機能の利用を終了させる)ものであればよい。また、これらの手法を組み合わせて制御するものであってもよい。
認証処理部12は、顧客端末51からの要求を受けて、会員DB21を参照して、顧客50についてのユーザ認証を行う機能を有する。ユーザ認証に加えて、もしくはこれに代えて顧客端末51の端末認証を行うようにしてもよい。これらの認証処理は、顧客端末51がレジャー施設8等の一定範囲や領域内に入場したことを検知してショッピングカート機能が自動的に利用可能となった際に自動的に行われるようにするのが望ましい。
カート管理部13は、顧客端末51のアプリケーションにおけるショッピングカートの内容を管理するとともに、後述する顧客端末51のアプリケーションにより表示される画面での操作による指示を受け付けて、ショッピングカートおよび追加されている商品40に対する処理を行う機能を有する。例えば、ショッピングカートに対して追加もしくは削除された商品40の情報をカートDB102に記録して管理する。商品40の追加・削除に係る操作履歴情報を保持するようにしてもよい。
商品情報取得部14は、顧客50が顧客端末51を使用して取得した商品40の識別情報に基づいて商品DB22を参照して商品40を特定し、当該商品40に係る商品名等の情報を取得する機能を有する。上述したように、商品識別情報の取得手法は特に限定されず、例えば、顧客端末51が備えるカメラ機能によりバーコード41等の商品40の識別表示を撮影するものであってもよいし、商品40自体を撮影してその画像に基づいて公知の画像認識技術を利用して商品40を特定するものであってもよい。また、カメラ機能による撮影に代えて、もしくはこれに加えて、近距離無線通信機能によりICタグ等の識別情報を読み取るものであってもよい。
購入情報管理部15は、顧客50(顧客端末51)がレジャー施設8等の一定範囲や領域から退場した場合に、カート管理部13によって購入が確定された商品40について、その情報を購入情報DB103に記録して管理する機能を有する。また、決済処理部16は、購入が確定された商品40について、会員DB21に登録されている対象の顧客50が利用する決済手段の情報に基づいて、クレジットカード会社等の決済機関6との間で決済を行い、その情報を決済情報DB101に記録する機能を有する。
配送管理部17は、購入が確定された商品40について、会員DB21に登録されている対象の顧客50の自宅5等の配送先の情報に基づいて、対象の商品40を在庫として備える物流センター7に対して商品40の発送の指示を行い、その情報を配送DB104に記録する機能を有する。なお、本実施の形態では、顧客50に商品40を実際に受け渡す手段として、物流センター7を介して顧客50の自宅5等に配送するものとしているが、これに限られない。例えば、商品40を購入した店舗4、もしくは他の店舗4や他の場所(例えば、退場口付近の商品受け渡しカウンタ等)で受け渡してもよいし、これらの場所で対象の商品40を取り置きしておいて後のタイミングで受け渡してもよい。また、自宅5等の顧客50が設定した配送先に代えて、商品40の保管と受け渡しが可能な所定のロッカーやコンビニエンスストア等に配送するものとしてもよい。
<処理の流れ>
図3は、本実施の形態における顧客50(顧客端末51)がレジャー施設8等に入場してから商品40を買物し、購入した商品40の配送が行われるまでの処理の流れの例について概要を示したフロー図である。まず、顧客50(顧客端末51)がレジャー施設8に入場したことをジオフェンス機能により検知すると(S01)、顧客端末51では、例えば、専用アプリケーションの起動等により、ショッピングカート機能が利用可能となる(S02)。このとき併せて商品販売システム1との間で認証処理が自動的に行われる。その際、対象の顧客50が会員DB21に予め登録している決済手段が有効か否かを自動的に確認しておく(S03)。例えば、クレジットカードの有効期限等を確認しておく。
その後、顧客50は、レジャー施設8内の複数の店舗4で適宜土産物等の商品40の買物を行う。ここでの買物は、基本的には購入を確定して決済まで行うものではなく、顧客端末51のアプリケーションが備えるショッピングカートに対象の商品40を暫定的に追加するというものである。
まず、上述したように、顧客50は、例えば、顧客端末51が備えるカメラ機能により、商品40もしくは商品40に付されたバーコード41等の商品識別表示を撮影する。顧客端末51は、バーコード読み取り機能やアプリケーション等によりこれを認識し、認識した識別情報を商品販売システム1に送信する。商品販売システム1では、商品情報取得部14により、取得した識別情報に対応する商品40の情報を商品DB22から読み込む(S04)。
そして、商品情報取得部14では、読み込んだ商品40の情報等に基づいて、対象の商品40の属性を確認する(S05)。ここでは、例えば、対象の商品40が在庫を十分に有する(すなわち在庫切れの考慮が不要である)商品(以下では「通常商品」と記載する場合がある)であるか、在庫に限りがある(すなわち在庫切れのリスクがある)商品(以下では「プレミアム商品」と記載する場合がある)であるかを確認する。対象の商品40が通常商品であるか、プレミアム商品であるかは、例えば、商品販売者2が、対象の商品40の属性情報として予め商品DB22に設定・登録しておくようにしてもよいし、図示しない在庫DB等を参照して、対象の商品40の在庫数が所定の基準以上あるか否かにより動的に判定してもよい。
対象の商品40が通常商品である場合は、顧客端末51のアプリケーション画面上に対象の商品40の画像を表示するとともに(S06)、ショッピングカートに対象の商品40を自動的に移動させて追加する(S07)。
図4は、本実施の形態における顧客端末51上で商品40の買物を行う際の画面例について概要を示した図である。図4(a)では、顧客端末51がカメラ機能によるバーコード41の撮影等により認識した商品40が通常商品であった場合の例を示している。ここでは、顧客端末51の画面上部に、認識された(顧客50が顧客端末51のカメラ機能を利用して認識した)商品40の画像(図の例では通常商品である「クマのぬいぐるみ」)を表示するとともに、画面左下(画面の矢印方向)のショッピングカートアイコンに画像を自動的に移動するアニメーション表示を行って取り込む。このとき、ショッピングカートに追加された商品40の数を示すアイコン上の数字をカウントアップする。通常商品は在庫を十分に有することから、この時点で在庫を引き当てておく必要はない。
ステップS04以降の上述した処理は、顧客50がレジャー施設8内で商品40の買物を行うたびに繰り返される。その後、顧客50は、レジャー施設8から退場する前の任意のタイミングで、顧客端末51においてショッピングカートに追加された商品40を一覧表示させ(S08)、各商品40について実際に購入するか否かを振り分ける(S09)。
図5は、本実施の形態における顧客端末51上でショッピングカート内の商品40を購入するか否かを振り分ける際の画面例について概要を示した図である。ここでは、例えば、顧客端末51の画面上にショッピングカートに追加された商品40の画像を縦一列に並べて表示する。顧客50は、各商品40について、実際に購入する場合は、対応する画像を画面左方向にドラッグもしくはスワイプすることで購入を確定する(購入確定ボックスに追加する)一方、購入を行わない場合は、対応する画像を画面右方向にドラッグもしくはスワイプすることでショッピングカートから削除する。このとき、対象の商品40の画像は消去するとともに、縦一列に並べられた各商品40の画像は、上方向に詰めて表示する。
このように、顧客50は直感的な簡易な操作でショッピングカート内の商品40の取捨選択を行うことができる。顧客50は、上記の振り分け処理を行った後であってもさらに買物を継続してショッピングカートに商品40を追加してもよい。追加した商品40が通常商品である場合は、レジャー施設8から退場する前に再度上記の振り分け処理を行えばよい。なお、顧客50がショッピングカートに追加された各商品40について上記の振り分け処理を行わずにレジャー施設8から退場した場合は、例えば、これらの各商品40について自動的に購入を確定してもよいし、ショッピングカートの内容を破棄した(購入しない)ものとして取り扱ってもよい。いずれとするかを顧客50が予め設定できるようにしてもよい。
ショッピングカート内の商品40の画像を縦一列に並べて表示する際、所定の条件によりソートして表示する。例えば、ショッピングカートに追加したタイミング順に並べてもよいし、類似する商品40毎に並べ替えてもよい。商品40の価格の順でソートしてもよい。顧客50がソート条件を指定できるようにしてもよいし、一覧表示された商品40の画像をドラッグして任意の位置に並び替えることができるようにしてもよい。
図2に戻り、対象の商品40が在庫に限りがあるプレミアム商品である場合は、顧客端末51のアプリケーション画面上に対象の商品40の画像を表示するとともに(S10)、ショッピングカートではなく、購入確定ボックスに対象の商品40を自動的に移動させることで即時に購入を確定する(S11)。
図4(b)では、顧客端末51がカメラ機能によるバーコード41等の撮影により認識した商品40がプレミアム商品であった場合の例を示している。ここでは、顧客端末51の画面上部に、認識された(顧客50が顧客端末51のカメラ機能を利用して認識した)商品40の画像(図の例ではプレミアム商品である「車の模型」)を表示するとともに、画面右下(画面の矢印方向)の購入確定ボックスアイコンに画像を自動的に移動するアニメーション表示を行って取り込む。このとき、購入確定ボックスに追加された商品40の数を示すアイコン上の数字をカウントアップする。そして、プレミアム商品は在庫数に限りがあるため、この時点でカート管理部13等により対象の商品40の在庫の引当処理を自動的に行っておく(S12)。
顧客50がレジャー施設8内での買物を終了し、レジャー施設8から退場したことをジオフェンス機能により検知すると(S13)、購入が確定している商品40、すなわち、購入確定ボックスに入っている商品40について、ステップS03で予め有効性が確認されている決済手段により自動的に決済を行う(S14)。顧客50の利便性を考慮した場合、顧客50の操作や承諾等を要さずに自動的に決済が行われるのが望ましいが、例えば、顧客50が希望する場合には、決済を実際に行うか否かを顧客50に問い合わせて指示を受け付けるようにしてもよい。決済を行わなかった場合には購入をキャンセルしたものと取り扱う。キャンセルが多い顧客50には、例えば、以降の一定期間の商品購入の際にキャンセル不可としたり、購入商品数や購入金額に上限を設けたり等、制約やペナルティを課すようにしてもよい。
なお、レジャー施設8等の場合には、修学旅行生等、顧客50が未成年でクレジットカードや銀行口座等の決済手段を有しておらず、現金での決済のみが可能である場合もあるため、決済手段として現金決済を許容してもよい。この場合、例えば、顧客50がレジャー施設8を退場する際に、退場口付近に設置された現金決済用の購入カウンタ等の所定の場所で一括して現金を支払うようにしてもよいし、各店舗4において、それぞれ購入を確定した商品40に対する現金を支払うようにしてもよい。現金での決済を行わずにレジャー施設8を退場して帰宅したような場合には、購入をキャンセルしたものとして取り扱えばよい。
レジャー施設8からの退場の検知と決済の完了をもって、顧客端末51では、例えば、アプリケーションの終了等により、ショッピングカート機能が自動的に利用不可となる(S15)。そして、決済が完了した商品40の中に通常商品が含まれている場合は、決済完了のタイミングで対象の商品40の在庫の引当処理をカート管理部13や購入情報管理部15等により自動的に行う(S16)。その後、購入した商品40について、物流センター7に対して、顧客50が登録している自宅5等の配送先に配送する旨の指示が自動的に行われる(S17)。これにより、顧客50の自宅5等に商品40が配送される。
以上に説明したように、本発明の一実施の形態である商品販売システム1によれば、顧客50は、顧客端末51のアプリケーションが備えるショッピングカートに商品40を電子的に追加してレジャー施設8等の一定範囲や領域内を持ち回ることができる。そして、退場時にクレジットカード等による決済が自動的に行われ、また、商品40を自宅5まで配送させることができる。これにより、顧客50は、レジャー施設8等において商品40の現物を持ち歩いたり自宅5まで持ち帰ったりする必要がなくなる。また、商品購入用の現金を持ち歩くことも不要となる。
また、商品40の購入のために店舗4のレジに並ぶ必要がなく、また、レジャー施設8のアトラクションの待ち時間等、空き時間にショッピングカートに追加した商品40の取捨選択を検討することができるため、営業時間終了間際の混雑する時間帯を避けて随時買物を行うことができる等、時間を有効活用することが可能となる。
また、レジャー施設8等の商品40の販売者側にとっては、来場した顧客50が回遊する時間を創出することが可能となる。また、商品40の持ち歩きや現金の用意等の負担や制約を排除することで、土産物等の商品40の購入数を増加させることが可能となる。また、店舗4内の混雑を解消できるとともに、各顧客50が購入もしくは購入を検討した商品40の情報を取得することでマーケティングに活用することも可能である。そして、これらの総合により来場した顧客50の満足度を向上させることができる。
<変形例>
上述した本実施の形態では、レジャー施設8での商品40の購入を例として、商品販売・購入の基本的な仕組みについて具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記の実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、上記の実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、顧客50が買物を行うことができる一定の領域や範囲は、他の施設や場所等であってもよい。例えば、複数の店舗4が属するショッピングモールや百貨店等の施設、複数の店舗4が集まる観光地等を対象とすることができる。
また、例えば、顧客端末51のアプリケーションにおいて、対象の施設や場所での商品40の購入が複数日に渡って行われる場合には、その日数に応じて顧客端末51のショッピングカートの有効期限を可変としてもよい。例えば、レジャー施設8への入場チケットが連続した2日間で有効なものである場合や、旅行ツアーの日程が2泊3日であるような場合に、1日目の退場時(未だチケットやツアーの有効期間や権限が残存していて再入場できる状態)等において自動的な決済を実行しないようにするとともに、ショッピングカートに追加した商品40を最終日が終了するまで保持しておけるようにする。
また、年齢やカスタマーランク等の顧客50の属性情報に応じてショッピングカートに追加して保持できる商品40の数の上限を可変としてもよい。例えば、「未成年の修学旅行生は5点まで」等の制限を設けたり、「ゴールドランクの会員は無制限」等の優遇を行なってもよい。また、「限定商品はお一人様1点まで」のように商品40の属性情報に応じて可変としてもよい。
また、顧客50が未成年である場合、クレジットカード等の決済手段の登録をすることができないが、顧客端末51のアプリケーションにおいて現金決済専用のショッピングカートとする設定を行うことで、レジャー施設8等への入場を可能とするようにしてもよい。この場合、上述したように、例えば、レジャー施設8から退場する際に現金決済用の購入カウンタで現金決済を行う。
また、現金決済専用とするのに代えて、親の顧客端末51のアプリケーションにおいて登録されているクレジットカード等の決済手段と連携して、親の決済手段を利用して自動的に決済を行うようにしてもよい。この場合、例えば、親が利用可能金額に上限を設定できるようにする。対象の商品40を親の顧客端末51のショッピグカートに自動的に移動させ、親が決済を行うようにしてもよい。なお、顧客50が未成年である場合、酒類やタバコ等の年齢制限がある商品40についてはショッピングカートに追加することができないよう制限してもよい。
また、ある顧客50の顧客端末51のショッピングカートに追加されている商品40を、友人や家族等の関連付けられた顧客50の顧客端末51のショッピングカートに近距離無線通信等を利用してコピーしたり移動したりすることができるようにしてもよい。例えば、友人同士で商品40を「おすすめ」し合ったり、ある商品40を同時購入・共同購入したりすることができる。
また、顧客端末51のショッピングカートに追加した商品40の内容が、追加した時間帯によって変わるようにしてもよい。例えば、所定の商品40について、ある時間帯に追加した場合はあるキャラクターのグッズになる一方、別の時間帯に追加した場合は別のキャラクターのグッズになる、というようにしてもよい。この場合、例えば、店舗4に陳列される「所定の商品40」は、内容が確定していないことから、このような商品40であることを示す仮想的な物品とすることができる。バーコード41のみによってもよい。なお、「所定の商品40」が実際にどのような内容になるかは予め顧客50に対して開示されていてもよいし、ショッピングカートに追加するまで秘匿されるようにしてもよい。
また、顧客50が買物を行うことができる一定の領域や範囲は、複数の店舗4がある施設や場所等に限らず、例えば、機内販売が可能な旅客機内や、グッズ等の購入が可能な劇場等、商品40の購入が可能であるものの、商品40を持ち歩くことができない、もしくは好ましくない施設や場所等も対象となり得る。
例えば旅客機内の機内販売の場合、インターネット接続機能を有していない機体の場合は機内での決済手段としてクレジットカードを用いることができない。この場合、例えば、顧客50が顧客端末51に登録しているクレジットカード情報に基づいて、搭乗前に仮のネガチェック/オーソリチェックを行う。顧客50は、その結果が顧客端末51のアプリケーションに登録されている場合に限り、機内販売されている商品40をショッピングカートに追加することができる。そして、顧客50が当該旅客機から降機する際に、再度ネガチェック/オーソリチェックを行って決済を確定する。
また、決済手段として、クレジットカード等に代えて、当該旅客機を運航する航空会社のマイレージサービスにおいて取得したマイルと交換するようにしてもよい。この場合、顧客50は、搭乗前に顧客端末51に自身が保有するマイルの情報を保持させておく。顧客50は、この保有マイル数の範囲で、これとの交換により機内販売で商品40を購入することができる。なお、マイルやポイント等を決済手段として利用できるのは、機内販売に限らず、上述したようなレジャー施設8等の店舗4での商品購入において利用できるようにしてもよい。
なお、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば、集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、またはICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、上記の各図において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、必ずしも実装上の全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
本発明は、顧客が実際に確認した現物商品をオンラインで購入可能とする商品販売システムおよび商品販売プログラムに利用可能である。
1…商品販売システム、2…商品販売者、3…ネットワーク、4…店舗、5…自宅、6…決済機関、7…物流センター、
11…位置情報管理部、12…認証処理部、13…カート管理部、14…商品情報取得部、15…購入情報管理部、16…決済処理部、17…配送管理部、
21…会員DB、22…商品DB、
40…商品、41…バーコード、
50…顧客、51…顧客端末、
101…決済情報DB、102…カートDB、103…購入情報DB、104…配送DB

Claims (8)

  1. 顧客に対して商品をオンラインで販売する商品販売システムであって、
    前記顧客が携行する顧客端末上で稼働するアプリケーションプログラムでの前記顧客の操作を介して指定された商品の情報を、購入候補の商品として電子的なショッピングカートに対して追加もしくは削除するカート管理部と、
    前記顧客端末から取得した位置情報に基づいて、オンラインでの商品の購入が可能となる所定の領域への前記顧客の入場もしくは退場を検知し、前記顧客の入場を検知した場合には、前記顧客端末上での前記アプリケーションプログラムを介した前記ショッピングカートの利用を可能とし、前記顧客の退場を検知した場合には、前記顧客端末上での前記ショッピングカートの利用を終了させる位置情報管理部と、
    前記顧客端末において前記顧客により取得された商品の識別情報を取得して、取得した前記識別情報に係る商品の情報を商品情報記録部から取得する商品情報取得部と、
    前記顧客端末上での前記ショッピングカートの利用を終了させる際に、前記ショッピングカートに追加されている商品について決済に係る処理を行う決済処理部と、を有する、商品販売システム。
  2. 請求項1に記載の商品販売システムにおいて、
    前記カート管理部は、前記顧客端末から指定された商品について前記商品情報取得部から取得した属性情報が、在庫切れの考慮が不要な通常商品である場合には、当該商品の情報を購入候補の商品として前記ショッピングカートに追加し、通常商品ではない場合には、当該商品を購入が確定した商品として管理する、商品販売システム。
  3. 請求項1に記載の商品販売システムにおいて、
    前記カート管理部は、前記顧客端末上の前記アプリケーションプログラムが表示する画面での前記顧客による操作を介した指示を受け付けて、前記ショッピングカートに追加されている各商品を、購入を確定するものとしないものとに振り分ける、商品販売システム。
  4. 請求項1に記載の商品販売システムにおいて、
    前記顧客端末に保持された前記所定の領域への入場権限に係る情報において、複数回もしくは複数日に渡る入場が許容されている場合、前記位置情報管理部が前記顧客の退場を検知した場合であっても、前記入場権限が未だ有効である場合は、前記顧客端末上での前記ショッピングカートの利用を終了させても前記ショッピングカートに追加されている商品の内容を維持し、決済に係る処理を行わない、商品販売システム。
  5. 請求項1に記載の商品販売システムにおいて、
    前記位置情報管理部が前記顧客の退場を検知し、前記顧客端末上で稼働する前記アプリケーションプログラムを終了する際に、前記決済処理部による決済に係る処理が行われなかった場合、前記ショッピングカートに追加されている商品について購入がキャンセルされたものとする、商品販売システム。
  6. 請求項1に記載の商品販売システムにおいて、
    前記顧客端末上で稼働する前記アプリケーションプログラムは、前記顧客からの指示により、他の顧客端末上で稼働する前記アプリケーションプログラムとの間で通信を介して前記ショッピングカートに追加されている商品の情報をコピーもしくは移動させる、商品販売システム。
  7. 請求項1に記載の商品販売システムにおいて、
    前記商品情報取得部は、前記顧客端末において前記顧客により撮影された所定の商品もしくは所定の商品の識別表示の情報を取得して、取得した時間帯に応じて異なる商品の情報を前記商品情報記録部から取得する、商品販売システム。
  8. 顧客に対して商品をオンラインで販売する商品販売システムとして機能するよう、コンピュータに処理を実行させる商品販売プログラムであって、
    前記顧客が携行する顧客端末上で稼働するアプリケーションプログラムでの前記顧客の操作を介して指定された商品の情報を、購入候補の商品として電子的なショッピングカートに対して追加もしくは削除するカート管理処理と、
    前記顧客端末から取得した位置情報に基づいて、オンラインでの商品の購入が可能となる所定の領域への前記顧客の入場もしくは退場を検知し、前記顧客の入場を検知した場合には、前記顧客端末上での前記アプリケーションプログラムを介した前記ショッピングカートの利用を可能とし、前記顧客の退場を検知した場合には、前記顧客端末上での前記ショッピングカートの利用を終了させる位置情報管理処理と、
    前記顧客端末において前記顧客により取得された商品の識別情報を取得して、取得した前記識別情報に係る商品の情報を商品情報記録部から取得する商品情報取得処理と、
    前記顧客端末上での前記ショッピングカートの利用を終了させる際に、前記ショッピングカートに追加されている商品について決済に係る処理を行う決済処理と、を前記コンピュータに実行させる、商品販売プログラム。
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