JP2016057864A - 会計システム、及び、情報処理方法 - Google Patents

会計システム、及び、情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】制御装置が受信した情報を処理する処理部を複数有することに対応した処理を行って、会計に関する情報と所定の識別情報との関連付けを行えるようにする。【解決手段】会計システム1のPOS端末8は、制御データを送信し、記録装置12は、受信した制御データに基づく処理を行い、制御データに基づく会計情報と、記録装置IDとを含む処理装置情報を送信し、端末14は、記録装置IDを取得し、記録装置IDと、顧客IDとを含む端末情報を送信し、制御サーバー10は、記録装置IDの値が一致する処理装置情報と、端末情報とに基づいて、会計情報と顧客IDとを関連付けて記憶する複数の処理サーバー62、及び、記録装置12から処理装置情報を受信し、端末14から端末情報を受信し、記録装置IDの値が一致する処理装置情報と端末情報とを同一の処理サーバー62に送信するロードバランサー61を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、会計システム、及び、情報処理方法に関する。
特許文献1には、サーバー等の制御装置で、会計に関する情報と、所定の識別情報とを関連付ける技術についての記載がある。制御装置で、会計に関する情報と、所定の識別情報とを対応付けることにより、会計に対応する処理を実行できる。
特開2014−85863号公報
ここで、サーバー等の制御装置では、情報の関連付け等の処理を行う処理部を、複数、設け、クライアントから情報を受信した場合、受信した情報を処理する処理部を振り分ける装置がある。このような装置で、会計に関する情報と、所定の識別情報とを関連付ける場合、処理部が複数あることに対応した処理を実行する必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、制御装置が受信した情報を処理する処理部を複数有することに対応した処理を行って、会計に関する情報と所定の識別情報との関連付けを行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の会計システムは、会計時、会計に関する処理の実行を指示する制御データを送信するPOS端末と、前記POS端末から前記制御データを受信し、前記制御データに基づく処理を行い、前記制御データに基づく会計情報と、自身の識別情報である第1の識別情報とを含む処理装置情報を送信する処理装置と、前記第1の識別情報を取得し、取得した前記第1の識別情報と、自身の識別情報である第2の識別情報とを含む端末情報を送信する端末と、前記第1の識別情報の値が一致する前記処理装置情報と、前記端末情報とに基づいて、前記会計情報と前記第2の識別情報とを関連付けて記憶する複数の処理部、及び、前記処理装置から前記処理装置情報を受信し、前記端末から前記端末情報を受信し、前記第1の識別情報の値が一致する前記処理装置情報と前記端末情報とを同一の前記処理部に送信する管理部、を有する制御装置と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、制御装置が受信した情報を処理する処理部を複数有することに対応した処理を行って、会計に関する情報と所定の識別情報との関連付けを行える。
また、本発明の会計システムは、前記処理部は、関連付けて記憶した前記会計情報と前記第2の識別情報とに基づいて所定の処理を実行することを特徴とする。
この構成によれば、処理部は、関連付けられた会計情報と、第2の識別情報とに基づいて、会計に対応する処理を実行できる。
また、本発明の会計システムは、前記処理装置、及び、前記端末は、前記制御装置の前記管理部にアクセスするときのURLに付加情報として前記第1の識別情報を含めることにより、前記制御装置の前記管理部に前記第1の識別情報を送信することを特徴とする。
この構成によれば、処理装置、及び、端末は、管理部へのアクセス時に、第1の識別情報を通知できる。
また、本発明の会計システムは、前記処理装置は、会計が行われた時刻に対応する時刻を示す会計時刻情報を前記処理装置情報と併せて送信し、前記端末は、前記第1の識別情報を取得した時刻に対応する時刻を示す取得時刻情報を前記端末情報と併せて送信し、前記制御装置の前記処理部は、前記第1の識別情報の値が一致し、前記会計時刻情報が示す時刻と前記取得時刻情報が示す時刻とが対応関係にある前記処理装置情報と、前記端末情報とに基づく処理を実行することを特徴とする。
この構成によれば、処理部は、同一の会計に基づく処理装置情報と端末情報とに基づく処理を実行できる。
また、本発明の会計システムは、前記端末は、コードを読み取る読取部を有し、前記第1の識別情報が記録されたコードを前記読取部により読み取ることにより、前記第1の識別情報を取得することを特徴とする。
この構成によれば、読取部によりコードを読み取るという簡易な作業により、端末から管理部に、第1の識別情報を送信できる。
また、本発明の会計システムは、前記処理装置は、記録する記録部を備え、前記記録部により、前記制御データに基づいて会計に関する情報を記録することを特徴とする。
この構成によれば、制御装置が受信した情報を処理する処理部を複数有することに対応した処理を行って、会計に関する情報と所定の識別情報との関連付けを行える。
また、上記目的を達成するために、本発明の情報処理方法は、POS端末で、会計時、会計に関する処理の実行を指示する制御データを送信し、処理装置で、前記POS端末から前記制御データを受信し、前記制御データに基づく処理を行い、前記制御データに基づく会計情報と、自身の識別情報である第1の識別情報とを含む処理装置情報を送信し、端末で、前記第1の識別情報を取得し、取得した前記第1の識別情報と、自身の識別情報である第2の識別情報とを含む端末情報を送信し、制御装置の管理部で、前記処理装置から前記処理装置情報を受信し、前記端末から前記端末情報を受信し、前記第1の識別情報の値が一致する前記処理装置情報と前記端末情報とを複数の処理部のうち、同一の処理部に送信し、前記制御装置の前記処理部で、前記第1の識別情報の値が一致する前記処理装置情報と、前記端末情報とに基づいて、前記会計情報と前記第2の識別情報とを関連付けて記憶することを特徴とする。
この構成によれば、制御装置が受信した情報を処理する処理部を複数有することに対応した処理を行って、会計に関する情報と所定の識別情報との関連付けを行える。
本実施形態に係る会計システムの構成を示す図。 会計システムが備える各装置の機能的構成を示すブロック図。 会計システムが備える各装置の動作を示すフローチャート。 制御サーバーの処理サーバーの動作を示すフローチャート。 各種データベースのデータ構造を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る会計システム1の構成を示す図である。
図1に示すように、会計システム1は、制御サーバー10(制御装置)を備える。制御サーバー10に、インターネット等のネットワークGNを介して、複数の店舗システム11が接続する。店舗システム11は、スーパーマーケットや、コンビニエンスストア、デパート、飲食店等の店舗に用いられるシステムである。店舗システム11は、店舗に来店し、会計を行った顧客に対してレシートを発行する機能を備える。
店舗システム11は、レシートを発行可能な1又は複数の記録装置12(処理装置)を備える。記録装置12は、店舗内に構築されたローカルエリアネットワークLNと接続する。ローカルエリアネットワークLNに、ネットワークルーターや、モデム等の通信機器を含んで構成されたネットワーク通信制御装置13が接続する。記録装置12は、ネットワーク通信制御装置13を介して、ネットワークGNにアクセスする。
店舗システム11で、記録装置12に、POS端末8が接続する。POS端末8には、POSアプリケーションと、プリンタードライバーがインストールされる。詳細は後述するが、POS端末8は、POSアプリケーション、及び、プリンタードライバーの機能により、記録装置12を制御して、記録装置12にレシートを発行させる。
店舗には、1又は複数のレジカウンターが設けられる。レジカウンターには、記録装置12と、記録装置12と接続するPOS端末8と、が設けられる。レジカウンターは、顧客による会計が行われる場所である。レジカウンターには、レジ担当者が配置されており、レジ担当者の指示に基づいて、POS端末8は、記録装置12を制御し、レシートを発行させる。
本実施形態では、レジカウンターに設けられた記録装置12と、POS端末8とにより構成されるシステムを「POSシステム5」と表現する。従って、レジカウンターには、記録装置12とPOS端末8とを有するPOSシステム5が設けられる。
図1で、店舗システム11Aは、スーパーマーケットSMに用いられるシステムである。スーパーマーケットSMには、複数のレジカウンターが設けられる。レジカウンターには、記録装置12、及び、POS端末8が設けられる。スーパーマーケットSMに来店し商品を購入する顧客は、レジカウンターで、会計を行う。POS端末8は、会計に応じて決済処理を行い、レシートの発行を指示する制御データを記録装置12に送信する。記録装置12は、受信した制御データに基づいて、レシートを発行する。発行されたレシートは、顧客に引き渡される。
図1に示すように、ネットワークGNに、端末14が接続する。端末14は、顧客が所有するタブレット型の携帯電話(スマートフォン)である。端末14は、以下で説明する処理を実行する機能を有した装置であればよく、例えば、端末14として、タブレット型のコンピューター等を用いることができる。
図2は、会計システム1の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、会計システム1は、POS端末8と、記録装置12と、端末14と、制御サーバー10と、を備える。
記録装置12は、ロール紙を収容し、ロール紙にライン型のサーマルヘッドによってドットを形成することにより画像を記録するラインサーマルプリンターである。
図2に示すように、記録装置12は、制御部30と、記録部31と、入力部33と、通信インターフェース35と、ネットワーク通信部37と、記憶部38と、を備える。
制御部30は、CPUや、ROM、RAM等を備え、記録装置12を制御する。制御部30は、例えば、ROMが記憶するファームウェアを読み出して実行することによりプリンター2を制御する。
記録部31は、サーマルヘッドや、ロール紙の搬送機構、ロール紙を切断可能なカッターユニット、その他のロール紙への記録に関する機構を備え、制御部30の制御で、ロール紙にドットを形成し、記録を実行する。
入力部33は、記録装置12の筐体に設けられた操作スイッチを備え、操作スイッチに対する操作を検出し、制御部30に出力する。制御部30は、入力部33からの入力に基づいて、操作スイッチに対する操作が行われたことを検出し、行われた操作に対応する処理を実行する。
通信インターフェース35は、制御部30の制御で、所定の通信規格に従って、POS端末8と通信する。
ネットワーク通信部37は、制御部30の制御で、所定の通信規格に従って、ネットワークGNを介して、ネットワークGNと接続する機器(制御サーバー10を含む)と通信する。
記憶部38は、不揮発性メモリーを備え、データを記憶する。
図2に示すように、端末14は、端末制御部50と、タッチパネル51と、端末ネットワーク通信部53と、端末記憶部54と、カメラ装置55(読取部)と、ビーコン受信部56と、を備える。
端末制御部50は、CPUや、ROM、RAM等を備え、端末14を制御する。
タッチパネル51は、端末14の前面に設けられた表示パネル51aと、表示パネル51aに重ねて設けられたタッチセンサー51bとを備える。表示パネル51aは、液晶表示パネルや、有機ELパネル等のディスプレーである。タッチセンサー51bは、静電容量式や、感圧式等のセンサーであり、ユーザーの手指やペン型操作デバイスによるタッチ操作を検出して、端末制御部50に送信する。
端末ネットワーク通信部53は、端末制御部50の制御で、所定の通信規格に従って、ネットワークGNを介して、ネットワークGNと接続する機器(制御サーバー10を含む)と通信する。
端末記憶部54は、不揮発性メモリーを備え、データを記憶する。
ビーコン受信部56は、ビーコン信号を無線通信で受信し、ビーコン信号に含まれた情報を端末制御部50に出力する。端末制御部50は、ビーコン受信部56からの入力に基づいて、後述する所定の処理を行う。
端末14には、所定のアプリケーション(以下、「端末アプリケーションAP」と表現する。)が予めインストールされる。端末14の端末制御部50は、端末アプリケーションAPの機能によって処理を実行する端末アプリケーション実行部50aを備える。端末アプリケーション実行部50aの処理については、後述する。
制御サーバー10は、ネットワークGNと接続するサーバー装置である。図2に示すように、制御サーバー10は、ロードバランサー61(管理部)と、複数の処理サーバー62(処理部)と、後述する各種データベースを管理するデータベース管理サーバー63とを備える。ロードバランサー61と、複数の処理サーバー62と、データベース管理サーバー63とは、相互に通信可能に接続される。制御サーバー10は、処理サーバー62−1〜62−nのn個の処理サーバー62を備える。
以下、ロードバランサー61と、処理サーバー62と、データベース管理サーバー63とを区別せずに表現する場合、「制御装置」と表現する。制御サーバー10が備える制御装置の処理については後述する。
なお、図2では、ロードバランサー61、処理サーバー62、及び、データベース管理サーバー63を、それぞれ、1つのブロックによって表現しているが、これは、制御装置が、それぞれ、単一の物理的な装置によって構成されていることを意味するものではない。例えば、ある1つの装置に、複数の処理サーバー62の機能を実現するソフトウェアがインストールされ、当該1つの装置が、複数の処理サーバー62として機能する構成でもよい。すなわち、制御サーバー10は、後述する処理を実行できれば、物理的な構成はどのような態様でもよい。
ところで、上述したように、会計システム1は、店舗に来店した顧客の会計に応じて、紙媒体のレシートを発行する。そして、本実施形態では、会計を行った顧客は、レシートの取得とは別に、制御サーバー10から、会計に応じた所定のサービスの提供を受けることができる。
所定のサービスは、例えば、合計購入金額や、購入した商品に応じたポイントの付与や、電子レシートの発行である。電子レシートの発行とは、顧客の端末14、その他の装置に、顧客の要求に応じて、POSシステム5によって発行された紙媒体のレシートに記録された情報の一部または全部の情報を表示させることをいう。
ここで、制御サーバー10のようなサーバー装置が、顧客が行った会計に応じた所定のサービスを顧客に提供するためには、サーバー装置において、顧客が行った会計に関する情報と、顧客を識別する識別情報(第2の識別情報。以下、「顧客ID」という。)と、を関連付ける必要がある。
そして、本実施形態に係る会計システム1は、会計に関する情報と、顧客IDとの関連付けに際し、制御サーバー10が処理サーバー62を、複数、備えることに対応した処理を実行する。以下、会計時の会計システム1の各装置の処理について説明する。
図3は、会計システム1の各装置の動作を示すフローチャートである。(A)はPOS端末8の動作を示し、(B)は記録装置12の動作を示し、(C)は端末14の動作を示し、(D)は制御サーバー10のロードバランサー61の動作を示し、(E)は制御サーバー10の処理サーバー62の動作を示す。
また、図4は、図3(E)のフローチャートで示す動作とは別の処理サーバー62の動作を示すフローチャートである。
ここで、店舗システム11が設けられた店舗のフロアーの各部には、所定の規格に従って、ビーコン信号を発信する発信機が設けられる。発信機は、ビーコン信号を所定の周期(例えば、1秒ごと)で発信する。発信機が発信するビーコン信号が届く領域が、フロアーの全域を覆うように、フロアーには、複数の発信機が配置される。
発信機が発信するビーコン信号には、上述した端末アプリケーションAPの識別情報(以下、「アプリID」という。)が含まれる。
端末14のビーコン受信部56は、発信機からビーコン信号を受信すると、ビーコン信号に含まれるアプリIDを端末制御部50に出力する。端末制御部50は、所定のアプリケーションが起動していない状態で、ビーコン受信部56からアプリIDの入力があった場合、アプリIDに基づいて、端末アプリケーションAPを起動する。端末アプリケーションAPの起動は、例えば、端末14のOSの機能を利用して行われる。
また、端末アプリケーション実行部50aは、端末アプリケーションAPが起動した状態にある間、ビーコン受信部56からの入力に基づいて、ビーコン信号を受信しない期間が、所定の閾値を上回って続いたか否かを監視する。端末アプリケーション実行部50aは、ビーコン信号を受信しない期間が、所定の閾値を上回って続いたか否かを監視することにより、端末14が店舗のフロアーの外に出たか否かを監視する。
ビーコン信号を受信しない期間が、所定の閾値を上回って続いた場合、端末アプリケーション実行部50aは、端末アプリケーションAPを停止する。
端末14により以上の動作が行われることにより、端末14が店舗のフロアーに位置している間、端末アプリケーションAPが起動する。
図3(A)に示すように、POS端末8は、顧客の会計に応じて決済処理を行い、決済処理に基づいて制御データを生成する(ステップSA1)。
詳述すると、POS端末8は、機能ブロックとして、POSアプリケーションを実行するPOSアプリケーション実行部と、プリンタードライバーを実行するプリンタードライバー実行部と、を備える。
POSアプリケーション実行部は、顧客の会計に応じて、レシートに記録する情報を含むレシート情報を生成する。レシート情報は、レシートに記録するロゴに関する情報や、レシートの発行日時(日付+時刻)を示す情報、顧客が購入した商品の名称、商品の単価、購入した商品の数量、税に関する情報、合計購入金額、顧客から受け取った金銭の額、お釣りを示す情報、その他の情報を含む情報である。図示は省略するが、POS端末8には、商品や商品の包装等に付されたバーコードを読み取るバーコードリーダーが接続される。POSアプリケーション実行部は、店舗に来店した顧客の会計に際し、バーコードリーダーからの入力、また、テンキー等の入力手段に対するレジ担当者の入力に基づいて、適宜、所定の手段で商品マスターや顧客マスターから必要な情報を取得して、レシート情報を生成する。
レシート情報の生成後、プリンタードライバー実行部は、記録装置12のコマンド体系に従った、レシート情報の記録を指示する制御データを生成する。
次いで、POS端末8は、生成した制御データを、記録装置12に送信する(ステップSA2)。
図3(B)に示すように、記録装置12の制御部30は、通信インターフェース35を制御して、制御データを受信する(ステップSB1)。
次いで、制御部30は、制御データに基づいて、記録部31を制御して、ロール紙にレシート情報を記録して、レシートを発行する(ステップSB2)。発行されたレシートは、レジ担当者によって、顧客に引き渡される。
次いで、制御部30は、レシート情報に基づいて、会計情報を取得する(ステップSB3)。会計情報とは、レシート情報のうち、会計に関する情報のことをいい、例えば、レシートの発行日時(日付+時刻)を示す情報、顧客が購入した商品の名称、商品の単価、購入した商品の数量、税に関する情報、合計購入金額、顧客から受け取った金銭の額、お釣りを示す情報等である。
次いで、制御部30は、記録装置ID(第1の識別情報)を取得する(ステップSB4)。
記録装置IDとは、記録装置12に割り振られた識別情報である。記録装置IDは、例えば、記録装置12の製造段階で、記録装置12に割り振られるシリアル番号である。記録装置IDは、記憶部38の所定の記憶領域に記憶される。
次いで、制御部30は、会計時刻情報を取得する(ステップSB5)。
会計時刻情報とは、会計が行われた時刻を示す情報である。本実施形態では、レシート情報に含まれるレシートの発行日時を示す情報が示す時刻が、「会計が行われた時刻」である。会計が行われた時刻は、レシートの発行日時に係る時刻のみならず、例えば、ステップSB5の処理が行われる時刻でもよく、POS端末8から制御データを受信した時刻でもよい。すなわち、会計が行われた時刻は、会計に由来する時刻であればよい。
次いで、制御部30は、ネットワーク通信部37を制御して、制御サーバー10に対してコネクションの確立要求を行う(ステップSB6)。
詳述すると、記録装置12の記憶部38は、事前に制御サーバー10に情報を送信するときにアクセスすべきURL(Uniform Resource Locator)を記憶する。当該URLは、制御サーバー10のロードバランサー61のURLである。ステップSB6で、制御部30は、URLに、クエリストリングを利用して、パラメーター(付加情報)として、記録装置IDを含める。次いで、制御部30は、URLをアクセス先として、通信規格に従ったハンドシェイクを行ってコネクションの確立を要求するデータを送信する。
ステップSB6の処理は、「記録装置12(処理装置)が、制御サーバー10(制御装置)に、記録装置ID(第1の識別情報)を送信する処理」に相当する。
図3(D)に示すように、ロードバランサー61は、ステップSB6で記録装置12が送信したデータを受信し、データを構成するパケットに含まれるURLのクエリストリングを参照し、記録装置IDを取得する(ステップSD1)。
次いで、ロードバランサー61は、記憶する送信先管理データベース61aを参照する(ステップSD2)。
図5(A)は、送信先管理データベース61aの1件のレコードのデータ構造を示す図である。
図5(A)に示すように、送信先管理データベース61aの1件のレコードは、記録装置IDと、処理サーバーIDとを関連付ける。処理サーバーIDは、制御サーバー10が有する複数の処理サーバー62を識別する識別情報であり、各処理サーバー62に異なる値の処理サーバーIDが事前に割り振られる。
送信先管理データベース61aの1のレコードは、以下のことを意味する。1のレコードは、当該1のレコードが有する記録装置IDに対応する情報は、当該1のレコードが有する処理サーバーIDの処理サーバー62に送信すべきことを意味する。1の記録装置IDに対応する情報(データ)とは、クエリストリングに記述された1の記録装置IDの記録装置12がロードバランサー61に対して送信した情報(データ)のことである。
次いで、ロードバランサー61は、ステップSD1で取得した記録装置IDをキーとして、送信先管理データベース61aのレコードのうち、キーとした記録装置IDを有するレコードを特定する。次いで、ロードバランサー61は、特定したレコードが有する処理サーバーIDの処理サーバー62を、情報の送信先として特定する(ステップSD3)。
送信先の処理サーバー62を特定した後、ロードバランサー61は、ステップSB6で記録装置12が送信したコネクションの確立を要求するデータを、特定した処理サーバー62に送信する(ステップSD4)。
図3(E)に示すように、ステップSE1において、処理サーバー62は、コネクションの確立を要求するデータを受信する。処理サーバー62は、受信したデータを構成するパケットに含まれるURLのクエリストリングを参照し、記録装置IDを取得する。また、ステップSE1において、処理サーバー62は、受信したデータに基づいて、記録装置12との間で通信規格に従ってハンドシェイクを行って、コネクションを確立する。
以後、記録装置12と、ステップSD3でロードバランサー61が特定した処理サーバー62とは、確立したコネクションで、データを送受信する。
図3(B)に示すように、記録装置12の制御部30は、処理サーバー62との間で確立したコネクションで、ステップSB3で取得した会計情報と、ステップSB5で取得した会計時刻情報とを、処理サーバー62に送信する(ステップSB7)。
記録装置12が送信した会計情報、及び、会計時刻情報は、ロードバランサー61を介して、対応する処理サーバー62に送信される。
以下の説明では、記録装置12が送信した会計情報と、記録装置IDと、会計時刻情報とを、まとめて、「処理装置情報」と表現する。
図3(E)に示すように、処理サーバー62は、記録装置12がステップSB7で送信した会計情報と、会計時刻情報とを受信する(ステップSE2)。
次いで、処理サーバー62は、自身が記憶する処理装置情報データベース62aにアクセスする(ステップSE3)。
次いで、処理サーバー62は、ステップSE1で取得した記録装置IDと、ステップSE2で受信した会計情報及び会計時刻情報とに基づいて、自身が記憶する処理装置情報データベース62aに、会計情報と、会計時刻情報と、記録装置IDとを関連付けた1件のレコードを生成する(ステップSE4)。
図5(B)は、処理装置情報データベース62aの1件のレコードのデータ構造を示す図である。図5(B)に示すように、処理装置情報データベース62aの1件のレコードは、会計情報と、会計時刻情報と、記録装置IDとを関連付ける。
一方、レジカウンターで会計を行う顧客は、制御サーバー10による会計に応じたサービス(本実施形態では、会計に応じたポイントの付与)の提供を受けることを望む場合、以下の処理を実行する。すなわち、顧客は、会計が行われている間に、端末14により、レジカウンターの所定の位置に設けられた2次元コードを読み取る。より詳細には、レジカウンターにおいて、顧客が会計を行うときに顧客が位置する場所には、2次元コードが記録された紙片が貼付された台が設けられる。顧客は、端末14のカメラ装置55により、当該台の2次元コードを撮影する。カメラ装置55は、撮影結果に基づく撮影画像データを、端末制御部50の端末アプリケーション実行部50aに出力する。
2次元コードは、レジカウンターに設けられた記録装置12の記録装置IDが記録されたコードである。
ここで、顧客には、所定の方法により、サービスの提供を受けることを望む場合、会計が行われている間に、端末14による2次元コードの読み取りを行うべきことが事前に通知される。通知は、例えば、端末アプリケーション実行部50aが提供するユーザーインターフェースにより行われてもよく、レジカウンターにその旨記載された看板等を置くことにより行われてもよく、その他の方法により行われてもよい。
なお、端末14が店舗のフロアーに位置すると(=顧客が店舗に来店すると)、端末アプリケーションAPが自動で起動するため、顧客は、端末アプリケーションAPを立ち上げる作業を行う必要がなく、顧客の利便性がよい。
図3(C)に示すように、端末14の端末制御部50の端末アプリケーション実行部50aは、カメラ装置55から入力される撮影画像データを分析し、撮影画像データに、2次元コードの画像データが含まれるか否かを監視する(ステップSC1)。
含まれる場合(ステップSC1:YES)、端末アプリケーション実行部50aは、撮影画像データに含まれる2次元コードの画像データを分析し、2次元コードに記録された記録装置IDを読み取って、記録装置IDを取得する(ステップSC2)。
次いで、端末アプリケーション実行部50aは、顧客IDを取得する(ステップSC3)。顧客IDは、事前に、端末アプリケーション実行部50aが参照可能な状態で、所定の記憶領域に記憶される。
次いで、端末アプリケーション実行部50aは、取得時刻情報を取得する(ステップSC4)。取得時刻情報とは、端末アプリケーション実行部50aが、記録装置IDが記録された2次元コードの読み取りに基づいて、記録装置IDを取得した時刻を示す情報である。すなわち、取得時刻情報は、顧客が端末14に2次元コードの読み取りを行わせた時刻に対応する時刻を示す情報である。
次いで、端末アプリケーション実行部50aは、端末ネットワーク通信部53を制御して、制御サーバー10との間で所定の規格に従ったコネクションの確立要求を行う(ステップSC5)。
詳述すると、端末14の端末記憶部54は、端末アプリケーション実行部50aが参照可能な状態で、制御サーバー10に情報を送信するときにアクセスすべきURLを記憶する。当該URLは、制御サーバー10のロードバランサー61のURLである。ステップSC5で、端末アプリケーション実行部50aは、URLに、クエリストリングを利用して、パラメーター(付加情報)として、ステップSC2で取得した記録装置IDを含める。次いで、端末アプリケーション実行部50aは、URLをアクセス先として、通信規格に従ったハンドシェイクを行ってコネクションの確立を要求するデータを送信する。
ステップSC5の処理は、「端末14(処理装置)が、制御サーバー10(制御装置)に、記録装置ID(第1の識別情報)を送信する処理」に相当する。
図3(D)に示すように、ロードバランサー61は、ステップSC5で端末14が送信したデータを受信し、データを構成するパケットに含まれるURLのクエリストリングを参照し、記録装置IDを取得する(ステップSD5)。
次いで、ロードバランサー61は、記憶する送信先管理データベース61aを参照する(ステップSD6)。
次いで、ロードバランサー61は、ステップSD6で取得した記録装置IDをキーとして、送信先管理データベース61aのレコードのうち、キーとした記録装置IDを有するレコードを特定する。次いで、ロードバランサー61は、特定したレコードが有する処理サーバーIDの処理サーバー62を、情報の送信先として特定する(ステップSD7)。
送信先の処理サーバー62を特定した後、ロードバランサー61は、ステップSC5で記録装置12が送信したコネクションの確立を要求するデータを、特定した処理サーバー62に送信する(ステップSD8)。
図3(E)に示すように、ステップSE5において、処理サーバー62は、コネクションの確立を要求するデータを受信する。処理サーバー62は、受信したデータを構成するパケットに含まれるURLのクエリストリングを参照し、記録装置IDを取得する。また、ステップSE5において、処理サーバー62は、受信したデータに基づいて、端末14との間で通信規格に従ってハンドシェイクを行って、コネクションを確立する。
以後、端末14と、ステップSD7でロードバランサー61が特定した処理サーバー62とは、確立したコネクションで、データを送受信する。
図3(C)に示すように、端末14の端末制御部50の端末アプリケーション実行部50aは、処理サーバー62との間で確立したコネクションで、ステップSC3で取得した顧客IDと、ステップSC4で取得した取得時刻情報とを含む情報を、処理サーバー62に送信する(ステップSC6)。
端末14が送信した顧客ID、及び、取得時刻情報は、ロードバランサー61を介して、対応する処理サーバー62に送信される。
以下の説明では、記録装置12が送信した記録装置IDと、顧客IDと、取得時刻情報とを、まとめて、「端末情報」と表現する。
図3(E)に示すように、処理サーバー62は、端末14がステップSC6で送信した顧客IDと、取得時刻情報とを受信する(ステップSE6)。
次いで、処理サーバー62は、自身が記憶する端末情報データベース62bにアクセスする(ステップSE7)。
次いで、処理サーバー62は、ステップSE5で取得した記録装置IDと、ステップSE6で受信した顧客ID及び取得時刻情報とに基づいて、端末情報データベース62bに、顧客IDと、取得時刻情報と、記録装置IDとを関連付けた1件のレコードを生成する(ステップSE8)。
図5(C)は、端末情報データベース62bの1件のレコードのデータ構造を示す図である。図5(C)に示すように、端末情報データベース62bの1件のレコードは、顧客IDと、取得時刻情報と、記録装置IDとを関連付ける。
以下、記録装置IDの値が一致する処理装置情報、及び、端末情報を、「対応する処理装置情報、及び、端末情報」と表現する。
ロードバランサー61により、図3(D)のフローチャートに示す処理が実行される結果、記録装置IDの値が一致する処理装置情報と、端末情報とは、それぞれ、同一の処理サーバー62に送信される。このため、記録装置IDの値が一致する処理装置情報、及び、端末情報を、同一の処理サーバー62の処理の対象とすることができる。
次に、処理サーバー62の別の処理について図4のフローチャートを用いて説明する。
処理サーバー62は、図4のフローチャートの処理を、図3(E)のフローチャートが示す処理と並行して実行する。
図4に示すように、処理サーバー62は、対応レコード判別処理を実行する(ステップSF1)
以下、対応レコード判別処理について詳述する。
対応レコード判別処理において、処理サーバー62は、処理装置情報データベース62aのレコードと、端末情報データベース62bのレコードとについて、対応するレコードがあるか否かを判別し、対応するレコードがある場合は、対応するレコードを特定する。
以下、処理装置情報データベース62aのレコードを「処理装置レコード」といい、端末情報データベース62bのレコードを「端末レコード」という。
処理装置レコードと、端末レコードとが対応するとは、各レコードが有する記録装置IDの値が一致し、かつ、処理装置レコードが有する会計時刻情報が示す時刻と、端末レコードが有する取得時刻情報が示す時刻とが対応関係にあることをいう。
処理装置レコードが有する会計時刻情報が示す時刻と、端末レコードが有する取得時刻情報が示す時刻とが対応関係にあるとは、これら時刻の差が、所定の閾値を下回っていることをいう。つまり、会計時刻情報が示す時刻と、取得時刻情報が示す時刻とが時間的に近接している場合、これら情報が示す時刻は、対応関係にある。
処理装置レコードと、端末レコードとが対応する場合、これらレコードは、以下の関係にある。すなわち、処理装置レコードは、1の顧客が行った1の会計に基づいて記録装置12が送信した処理装置情報に基づいて生成されたレコードであり、端末レコードは、当該1の顧客が当該1の会計時に2次元コードを端末14に読み取らせたことをトリガーとして端末14が送信した端末情報に基づいて生成されたレコードである。なぜなら、1の会計に応じて記録装置12が送信する記録装置IDと、当該1の会計に応じて端末14が送信する記録装置IDとの値は一致するからである。さらに、サービスの提供を受けることを望む顧客は、会計を行なっている間に、端末14に2次元コードの読み取りをさせる。このため、記録装置12が送信する会計時刻情報が示す時刻と、端末14が送信する取得時刻情報が示す時刻とのは、時間的に近接するからである。
なお、対応レコード判別処理において、対応する処理装置レコードと、端末レコードとして特定された各レコードは、対応レコード判別処理によって再び対応するレコードとして特定されないように管理される。これにより、対応レコード判別処理により特定されたレコードが、再び、対応レコード判別処理によって重複して特定されることが防止される。
図4に示すように、処理サーバー62は、対応レコード判別処理を実行しつつ、対応レコード判別処理により、対応する処理装置レコードと、端末レコードとが特定されたか否かを判別する(ステップSF2)。
対応する処理装置レコードと、端末レコードとが特定された場合(ステップSF2:YES)、処理サーバー62は、データベース管理サーバー63と通信し、データベース管理サーバー63が記憶する顧客/会計情報データベース63aにアクセスする。次いで、処理サーバー62は、顧客/会計情報データベース63aに1件のレコードを生成し、生成したレコードにおいて、特定した処理装置レコードが有する会計情報と、特定した端末レコードが有する顧客IDとを関連付ける(ステップSF3)。
図5(D)は、顧客/会計情報データベース62dの1件のレコードのデータ構造を示す図である。
図5(D)に示すように、顧客/会計情報データベース62dの1件のレコードは、顧客IDと、会計情報とを有する。
顧客/会計情報データベース62dの1件のレコードは、会計を行った顧客について、当該顧客の顧客IDと、当該顧客が行った会計に対応する会計情報とを関連付ける。
次いで、処理サーバー62は、ステップSD9で顧客/会計情報データベース62dに生成したレコードに基づいて、顧客に対してサービスを提供する(ステップSF4)。
本実施形態では、サービスは、ポイントの付与である。ポイントの付与で行われる処理について、例を挙げて説明する。処理サーバー62は、顧客IDと、顧客が保有するポイントの残高とを関連付けて記憶するデータベースにアクセス可能である。当該データベースは、データベース管理サーバー63が記憶してもよく、その他の処理サーバー62と通信可能な外部装置が記憶してもよい。また、会計の合計購入金額に応じて、付与されるポイントがあらかじめ設定される。処理サーバー62は、会計情報に基づいて、会計の合計購入金額を取得し、取得した合計購入金額に基づいて付与するポイントを決定する。次いで、処理サーバー62は、上記データベースにアクセスし、顧客IDをキーとして、対応するレコードを特定し、特定したレコードが有するポイントの残高を、付与するポイントに応じて、増大させる。
なお、制御サーバー10が提供するサービスは、例示したサービスに限らない。ステップSF4で、顧客IDと会計情報とが関連付けて記憶されるため、これを利用して様々なサービスを提供可能である。例えば、上述した電子レシートの発行のほか、会計で購入した商品に応じたクーポンの発行や、広告や商品の宣伝の提供が可能である。
また、ステップSF4で、顧客IDと会計情報とが関連付けて記憶されるため、顧客ごとの会計を分析でき、分析結果に基づいたサービスの提供が可能である。
以上説明したように、本実施形態に係る会計システム1は、POS端末8と、記録装置12(処理装置)と、端末14と、制御サーバー10(制御装置)と、を備える。
POS端末8は、会計時、会計に関する処理の実行を指示する制御データを送信する。
記録装置12は、POS端末8から制御データを受信し、制御データに基づく処理を行い、制御データに基づく会計情報と、割り振られた記録装置ID(第1の識別情報)とを含む処理装置情報を送信する。
端末14は、記録装置IDを取得し、取得した記録装置IDと、割り振られた顧客ID(第2の識別情報)とを含む端末情報を送信する。
制御サーバー10は、記録装置IDの値が一致する処理装置情報と、端末情報とに基づいて、会計情報と顧客IDとを関連付けて記憶する複数の処理サーバー62(処理部)、及び、記録装置12から処理装置情報を受信し、端末14から端末情報を受信し、記録装置IDの値が一致する処理装置情報と端末情報とを同一の処理サーバー62に送信するロードバランサー61(管理部)を有する。
この構成によれば、制御サーバー10のロードバランサー61により、記録装置IDの値が一致する処理装置情報と、端末情報とは、それぞれ、同一の処理サーバー62に送信される。このため、記録装置IDの値が一致する処理装置情報、及び、端末情報は、同一の処理サーバー62の処理の対象とすることができる。すなわち、会計システム1は、制御サーバー10が受信した情報を処理する処理サーバー62を複数有することに対応した処理を行って、会計情報(会計に関する情報)と記録装置ID(所定の識別情報)との関連付けを行える。
また、本実施形態では、処理サーバー62は、関連付けて記憶した会計情報と顧客IDとに基づいてサービスの提供等の所定の処理を実行する。
この構成によれば、関連付けられた会計情報と顧客IDとを利用して、会計に対応する処理を実行できる。
また、本実施形態では、記録装置12、及び、端末14は、制御サーバー10のロードバランサー61にアクセスするときのURLにパラメーター(付加情報)として記録装置IDを含めることにより、ロードバランサー61に記録装置IDを送信する。
この構成によれば、記録装置12、及び、端末14は、ロードバランサー61へのアクセス時に、記録装置IDを通知できる。
また、本実施形態では、記録装置12は、会計が行われた時刻に対応する時刻を示す会計時刻情報を制御サーバー10に送信する。
端末14は、記録装置IDを取得した時刻に対応する時刻を示す取得時刻情報を制御サーバー10に送信する。
制御サーバー10の処理サーバー62は、記録装置IDの値が一致し、会計時刻情報が示す時刻と取得時刻情報が示す時刻とが対応関係にある処理装置情報と、端末情報とに基づく処理を実行する。
この構成によれば、処理サーバー62は、同一の会計に基づく処理装置情報と端末情報とに基づく処理を実行できる。
また、本実施形態では、端末14は、2次元コード(コード)を読み取るカメラ装置55(読取部)を有し、記録装置IDが記録された2次元コードをカメラ装置55により読み取ることにより、記録装置IDを取得する。
この構成によれば、顧客は、端末14のカメラ装置55により2次元コードを撮影し、2次元コードを読み取らせるという簡易な作業により、端末14に、記録装置IDを制御サーバー10に送信させることができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、記録装置12は、制御サーバー10に、制御データを送信していなかったが、送信する構成でもよい。この場合、制御サーバー10は、所定の条件が成立する場合、顧客IDと会計情報と制御データとを関連付けて記憶する。この構成によれば、制御データを利用したサービスの提供や、顧客IDの購買行動についての分析等を実行できる。
また、上述した実施形態では、端末14は、上述した実施形態では、店舗のフロアーに設けられた発信機が発信するビーコン信号を利用して、端末14がフロアーに位置するか否かを判別していた。しかしながら、端末14は、店舗のフロアーの領域を管理し、端末14の位置と、店舗のフロアーの領域とに基づいて、端末14が店舗のフロアーに位置するか否かを判別する構成でもよい。
また、上述した実施形態では、記録装置IDが記録された2次元コードは、レジカウンターに設けられた台に設けられていた。しかしながら、2次元コードが設けられる位置は、例示したものに限らず、例えば、顧客に引き渡されるレシートに記録される構成でもよい。
また、上述した実施形態では、記録装置12、及び、端末14は、ロードバランサー61にアクセスするときのURLにパラメーターとして記録装置IDを含めることにより、記録装置IDのロードバランサー61への送信を行っていた。しかしながら、記録装置IDの送信方法は例示した方法に限らない。
1…会計システム、5…POSシステム、8…POS端末、12…記録装置(処理装置)、10…制御サーバー(制御装置)、14…端末、55…カメラ装置(読取部)、61…ロードバランサー(管理部)、62…処理サーバー(処理部)。

Claims (7)

  1. 会計時、会計に関する処理の実行を指示する制御データを送信するPOS端末と、
    前記POS端末から前記制御データを受信し、前記制御データに基づく処理を行い、前記制御データに基づく会計情報と、自身の識別情報である第1の識別情報とを含む処理装置情報を送信する処理装置と、
    前記第1の識別情報を取得し、取得した前記第1の識別情報と、自身の識別情報である第2の識別情報とを含む端末情報を送信する端末と、
    前記第1の識別情報の値が一致する前記処理装置情報と、前記端末情報とに基づいて、前記会計情報と前記第2の識別情報とを関連付けて記憶する複数の処理部、及び、
    前記処理装置から前記処理装置情報を受信し、前記端末から前記端末情報を受信し、前記第1の識別情報の値が一致する前記処理装置情報と前記端末情報とを同一の前記処理部に送信する管理部、を有する制御装置と、
    を備えることを特徴とする会計システム。
  2. 前記処理部は、
    関連付けて記憶した前記会計情報と前記第2の識別情報とに基づいて所定の処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の会計システム。
  3. 前記処理装置、及び、前記端末は、前記制御装置の前記管理部にアクセスするときのURLに付加情報として前記第1の識別情報を含めることにより、前記制御装置の前記管理部に前記第1の識別情報を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の会計システム。
  4. 前記処理装置は、
    会計が行われた時刻に対応する時刻を示す会計時刻情報を前記処理装置情報と併せて送信し、
    前記端末は、
    前記第1の識別情報を取得した時刻に対応する時刻を示す取得時刻情報を前記端末情報と併せて送信し、
    前記制御装置の前記処理部は、
    前記第1の識別情報の値が一致し、前記会計時刻情報が示す時刻と前記取得時刻情報が示す時刻とが対応関係にある前記処理装置情報と、前記端末情報とに基づく処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の会計システム。
  5. 前記端末は、コードを読み取る読取部を有し、前記第1の識別情報が記録されたコードを前記読取部により読み取ることにより、前記第1の識別情報を取得することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の会計システム。
  6. 前記処理装置は、情報記録する記録部を備え、前記記録部により、前記制御データに基づいて会計に関する情報を記録することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の会計システム。
  7. POS端末で、会計時、会計に関する処理の実行を指示する制御データを送信し、
    処理装置で、前記POS端末から前記制御データを受信し、前記制御データに基づく処理を行い、前記制御データに基づく会計情報と、自身の識別情報である第1の識別情報とを含む処理装置情報を送信し、
    端末で、前記第1の識別情報を取得し、取得した前記第1の識別情報と、自身の識別情報である第2の識別情報とを含む端末情報を送信し、
    制御装置の管理部で、前記処理装置から前記処理装置情報を受信し、前記端末から前記端末情報を受信し、前記第1の識別情報の値が一致する前記処理装置情報と前記端末情報とを複数の処理部のうち、同一の処理部に送信し、
    前記制御装置の前記処理部で、前記第1の識別情報の値が一致する前記処理装置情報と、前記端末情報とに基づいて、前記会計情報と前記第2の識別情報とを関連付けて記憶する
    ことを特徴とする情報処理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018206226A (ja) * 2017-06-08 2018-12-27 株式会社野村総合研究所 商品販売システムおよび商品販売プログラム
JP2020021500A (ja) * 2019-09-27 2020-02-06 Necプラットフォームズ株式会社 Posシステム、制御方法及びプログラム

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