JP2018205230A - 電池劣化推定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリを外部から充電することでバッテリの劣化状態を推定する場合において、当該バッテリの劣化状態を従来よりも高い精度で推定することができる。【解決手段】組電池が外部から定電流でパルス充電される場合に、電流検出部で検出された電流値の立上がり又は立下がりからの予め定められた期間内において、電圧検出部にて単電池の端子間電圧値が複数回検出されることで得られる前記端子間電圧値の変化量に基づいて、前記単電池の劣化状態を推定する。【選択図】図1

Description

本発明は、電池劣化推定装置に関する。
従来から、バッテリの内部抵抗値に基づいてバッテリの劣化状態を推定する方法が知られている。
上記バッテリの内部抵抗値を求める方法として、バッテリの内部抵抗に電流を流すことで、当該バッテリの端子間に電圧(端子間電圧)を発生させ、その発生させた端子間電圧値と上記内部抵抗に流れた電流値とに基づいて、バッテリの内部抵抗値を推定する方法がある。
例えば、特許文献1には、バッテリから電流(出力電流)を放電させることでバッテリの内部抵抗に出力電流を流し、その出力電流値と端子間電圧値とに基づいてバッテリの内部抵抗値を推定する方法が記載されている。
特開2013−221790号公報
一方、特許文献1と異なる方法として、バッテリから電流(出力電流)を放電するのではなく、バッテリを外部から充電することでバッテリの内部抵抗に一定の電流を流し、その電流値と端子間電圧値とに基づいて、バッテリの内部抵抗値を推定する方法が考えられる。しかしながら、バッテリを外部から充電する場合において、充電開始時などに過度な電流がバッテリに流れてしまう場合がある。そのため、バッテリの内部抵抗値を精度良く推定できず、バッテリの劣化状態を正しく推定できない場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、バッテリを外部から充電することでバッテリの劣化状態を推定する場合において、当該バッテリの劣化状態を従来よりも高い精度で推定することができる電池劣化推定装置を提供することである。
本発明の一態様は、組電池のうち、少なくとも1つの単電池の端子間電圧値を検出する電圧検出部と、前記単電池に流れる電流値を検出する電流検出部と、前記端子間電圧値と前記電流値とに基づいて、前記単電池の劣化状態を推定する電池劣化推定部とを備える電池劣化推定装置であって、前記電池劣化推定部は、前記組電池が外部から定電流でパルス充電される場合に、前記電流検出部で検出された前記電流値の立上がり又は立下がりからの予め定められた期間内において、前記電圧検出部にて前記端子間電圧値が複数回検出されることで得られる前記端子間電圧値の変化量に基づいて、前記単電池の劣化状態を推定することを特徴とする電池劣化推定装置である。
本発明の一態様は、上述の電池劣化推定装置であって、前記電池劣化推定部は、前記端子間電圧値の変化量から前記単電池のCR時定数を算出し、前記算出したCR時定数に基づいて、前記単電池の劣化状態を推定する。
本発明の一態様は、上述の電池劣化推定装置であって、前記予め定められた期間は、前記端子間電圧値の立上がり又は立下がりの過渡応答の期間を含む。
以上説明したように、本発明によれば、バッテリを外部から充電することでバッテリの劣化状態を推定する場合において、当該バッテリの劣化状態を従来よりも高い精度で推定することができる。
本発明の一実施形態に係る電池劣化推定装置を備えた車両システムAの概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る1つの単電池10における外部充電時の端子間電圧値と充電電流値とのグラフである。 本発明の一実施形態に係る電池劣化推定装置9の外部充電における動作の流れを示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る電池劣化推定装置を、図を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電池劣化推定装置を備えた車両システムAの概略構成図である。この車両システムAは、例えば、図示しないハイブリッド自動車、電気自動車、又は燃料電池自動車等の車両に搭載される。
車両システムAは、組電池1(バッテリ)、インバータ2、モータ3、第1のリレー4、第2のリレー5、充電器6、充放電制御部7、電流センサ8、及び電池劣化推定装置9を備える。
組電池1は、複数の単電池10−1,10−2,…,10−n(nは2以上の整数)を備える。この複数の単電池10−1,10−2,…,10−nは、それぞれ直列に接続されている。なお、複数の単電池10−1,10−2,…,10−nのそれぞれを区別しない場合には、単に「単電池10」と標記する。例えば、単電池10は、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池である。
インバータ2は、第1のリレー4を介して組電池1に接続されている。インバータ2は、組電池1から出力される直流電力を交流電力に変換してモータ3に供給する。
モータ3は、例えば、三相交流モータであり、組電池1に蓄えられた電力により駆動する。具体的には、モータ3は、インバータ2から供給された交流電力により駆動する。そして、モータ3の駆動力は、車両の車輪(不図示)に伝えられる。
第1のリレー4は、組電池1とインバータ2との間に接続されている。第1のリレー4は、充放電制御部7により、オン状態又はオフ状態に制御される。第1のリレー4がオン状態である場合、組電池1とインバータ2とは電気的に接続される。したがって、組電池1からインバータ2に直流電力が放電される。一方、第1のリレー4がオフ状態である場合、組電池1とインバータ2とは電気的に非接続となる。したがって、組電池1からインバータ2に直流電力が放電されない。
第2のリレー5は、充電器6と組電池1との間に接続されている。第2のリレー5は、充放電制御部7により、オン状態又はオフ状態に制御される。第2のリレー5がオン状態である場合には、組電池1と充電器6とは電気的に接続される。一方、第2のリレー5がオフ状態である場合には、組電池1と充電器6とは電気的に非接続となる。
充電器6は、外部電源Dから供給される交流電力を所定の直流電力に変換する。そして、充電器6は、変換した直流電力を第2のリレー5を介して組電池1に供給することで、組電池1を充電する。この外部電源Dの電力を組電池1に充電することを、外部充電という。充電器6が組電池1を充電する充電モードは、パルス充電であってもよいし、定電圧充電であってもよい。充電器6は、充放電制御部7によって動作が制御される。例えば、充電器6の充電モードは、充放電制御部によって、切り替えられる。ここで、本実施形態に係るパルス充電は、定電流での充電状態(定電流状態)と充電しない休止状態とを交互に繰り返すことである。
本実施形態では、一例として、充電器6は、定電流定電圧充電方式(CCCV(Constant Current Constant Voltage))にて外部充電を行う。すなわち、充電器6は、外部充電開始後、まず、パルス充電で外部充電を行い、単電池10の端子間電圧が予め設定された値に到達すると定電圧充電に切り替えて単電池10の端子間電圧が所定の電圧(例えば、満充電の電圧)に到達するまで充電する。
外部電源Dは、車外に設けられた商用電源であって、例えば、充電スタンドである。
充放電制御部7は、組電池1の充放電を制御する。具体的には、充放電制御部7は、第1のリレー4のオン状態又はオフ状態を制御することで、組電池1からインバータ2への電力の放電を制御する。また、充放電制御部7は、第2のリレー5のオン状態又はオフ状態を制御することで、組電池1への充電を制御する。
充放電制御部7は、充電器6の充電モードを切り替える。本実施形態では、充放電制御部7は、充電器6の充電モードを、パルス充電又は定電圧充電に切り替える。
充放電制御部7は、電池劣化推定装置9と情報を送受する。例えば、充放電制御部7は、組電池1の充放電に関する情報を電池劣化推定装置9と送信する。具体的には、組電池1の充放電に関する情報とは、外部充電の開始を示す情報(充電開始信号)や、外部充電の停止を示す情報(充電停止信号)等である。
電流センサ8は、組電池1を流れる電流を検出する。例えば、外部充電されている場合には、電流センサ8で検出される電流は充電電流である。一方、組電池1から電力が放電される場合には、電流センサ8で検出される電流は放電電流である。電流センサ8は、検出した電流に応じた検出信号を電池劣化推定装置9に出力する。例えば、電流センサ8は、カレントトランス、ロゴスキーコイル、又はシャント抵抗等である。
図1に示すように、電池劣化推定装置9は、電圧検出部91、電流検出部92、及び電池劣化推定部93を備える。
電圧検出部91は、組電池1のうち、少なくとも1つの単電池10の端子間電圧値を検出する。例えば、電圧検出部91は、複数の単電池10の各端子(正極端子及び負極端子)にそれぞれ接続されている。そして、電圧検出部91は、各単電池10の端子電圧値の差分を取ることにより各単電池10の端子間電圧値を検出する。
電流検出部92は、電流センサ8から出力される検出信号に基づいて、組電池1を流れる電流値を検出する。組電池1を流れる電流値とは、単電池10のそれぞれに流れる電流値である。
電池劣化推定部93は、外部充電時における、電圧検出部91が検出した単電池10の端子間電圧値と電流検出部92により検出された電流値とに基づいて、組電池1の劣化状態を推定する。より具体的には、電池劣化推定部93は、組電池1がパルス充電される場合に、電流検出部92にて検出された電流値の立上がり又は立下がりからの予め定められた期間内において、電圧検出部91にて端子間電圧値が複数回検出されることで得られる端子間電圧値の変化量に基づいて、単電池10の劣化状態を推定する。なお、以下の説明において、外部充電時において電流検出部92により検出される電流値を充電電流値Ibという。
以下に、電池劣化推定部93における単電池10の劣化状態を推定する方法を、図2を用いて具体的に説明する。
図2は、1つの単電池10における外部充電時の端子間電圧値Vbと充電電流値Ibとのグラフを示す図である。
図2に示すように、電池劣化推定部93は、パルス充電が開始されて電流検出部92で充電電流値Ibの立上がりが検出された場合には、その立上がりが検出された時間tから予め定められた期間(時刻tから時刻t(kは1以上の整数)までの期間)内において、電圧検出部91で複数回検出された端子間電圧値Vb(V〜V)を取得する。そして、電池劣化推定部93は、取得した複数の端子間電圧値V〜Vから、上記予め定められた期間内における端子間電圧Vbの変化量を算出する。
電池劣化推定部93は、算出した端子間電圧Vbの変化量に基づいて、単電池10のCR時定数τを算出する。このCR時定数τは、単電池10の内部の抵抗(内部抵抗)Rと容量Cとからなる時定数である。そのため、電池劣化推定部93は、算出したCR時定数τに基づいて、電池の劣化状態を推定することができる。ここで、予め定められた期間とは、端子間電圧値Vbの過渡応答の期間(過渡応答期間)を含む。
より具体的には、電池劣化推定部93は、時刻tから時刻tまでの間において複数の端子間電圧値V〜Vを取得する。そして、電池劣化推定部93は、取得した端子間電圧値V〜Vに基づいて端子間電圧値Vbが飽和した電圧(飽和電圧)Vstを決定し、充電電流値Ibの立上がりを検出したときの端子電圧Vを基準として飽和電圧Vstの例えば約60%になる端子電圧が得られる時間を算出する。
ここで、端子電圧Vを基準として飽和電圧Vstの約60%になる端子電圧とは、端子電圧Vからの変化量が、端子電圧Vから飽和電圧Vstに変化した変化量の約60%となる端子電圧Vbである。
例えば、端子電圧Vを基準として飽和電圧Vstの約60%になる端子電圧が端子電圧Vである場合には、CR時定数τは時間t−時間tとなる。
なお、電池劣化推定部93は、電流検出部92にて検出された充電電流値Ibの立下がりからの予め定められた期間内における端子間電圧値Vbの変化量に基づいて、CR時定数τを求めてもよい。すなわち、本発明において、電池劣化推定部93で算出するCR時定数τは、端子間電圧値Vbの立上がりCR時定数でもよいし、立下がりCR時定数であってもよい。換言すれば、上記予め定められた期間とは、端子間電圧値Vbの立上がり又は立下がりの過渡応答期間を含む。
次に、電池劣化推定装置9の外部充電における動作について、図3を用いて説明する。なお、外部充電を行う場合には、充放電制御部7は、第1のリレー4をオフ状態に制御し、第2のリレー5をオン状態に制御する。そして、充放電制御部7は、充電器6に対して外部充電を開始させ、電池劣化推定装置9に充電開始信号を出力する。
電池劣化推定部93は、充放電制御部7から充電開始信号を取得した後、現在の外部充電における充電モードが、定電流でのパルス充電と定電圧充電とのいずれかであるかを判定する(ステップS101)。具体的には、充放電制御部7は、パルス充電又は定電圧充電を判別する判別信号を電池劣化推定部93に出力する。したがって、電池劣化推定部93は、この判別信号に基づいて、現在の外部充電における充電モードが、定電流でのパルス充電と定電圧充電とのいずれかであるかを判定することができる。
電池劣化推定部93は、現在の外部充電における充電モードがパルス充電であると判定した場合には、1パルス分のパルス充電において、そのパルスの立上がり又は立下がりからの予め定められた期間内において、電圧検出部91で複数回検出された端子間電圧Vbを取得する(ステップS102)。ここで、パルスとは、電流検出部92で検出された充電電流値Ibのパルスである。
電池劣化推定部93は、取得した複数の端子間電圧Vbから端子間電圧Vbの変化量を算出する。そして、電池劣化推定部93は、その端子間電圧の変化量に基づいて、単電池10のCR時定数τを算出する(ステップS103)。
電池劣化推定部93は、算出したCR時定数τが予め設定された閾値(時定数閾値)未満であるか否かを判定する(ステップS104)。電池劣化推定部93は、算出したCR時定数τが時定数閾値未満であると判定した場合には、単電池10が劣化していないを判定する。一方、電池劣化推定部93は、算出したCR時定数τが時定数閾値以上であると判定した場合には、単電池10が異常状態である、すなわち劣化していると判定し(ステップS105)、その単電池10の異常を報知する(ステップS106)。この報知は、音声でもよいし、表示でもよいし、音声及び表示の組み合わせでもよい。この表示とは、例えば、車両に搭載された異常ランプの点灯である。
電池劣化推定部93は、ステップ101において、現在の外部充電における充電モードが定電圧充電であると判定した場合には、単電池10の内部抵抗Rを算出する。例えば、電池劣化推定部93は、定電圧充電のある時刻において電圧検出部91で検出された端子間電圧値Vbから、単電池10の開放電圧を減算する。そして、電池劣化推定部93は、その減算された値に対して、上記と同時刻において電流検出部92で検出された充電電流値Ibで除算することで、内部抵抗Rを算出する。なお、開放電圧とは、組電池1に対して充放電されていないときの単電池の端子間電圧であって、例えば、第1のリレー4と第2のリレー5とがそれぞれオフ状態の場合に電圧検出部91で検出される端子間電圧である。
電池劣化推定部93は、算出した内部抵抗Rが予め設定された閾値(内部抵抗閾値)未満であるか否かを判定する(ステップS108)。電池劣化推定部93は、算出した内部抵抗Rが内部抵抗閾値未満であると判定した場合には、単電池10が劣化していないを判定する。一方、電池劣化推定部93は、算出した内部抵抗Rが内部抵抗閾値以上であると判定した場合には、単電池10が異常状態である、すなわち劣化していると判定し(ステップS109)、その単電池10の異常を報知する(ステップS110)。この報知は、音声でもよいし、表示でもよいし、音声及び表示の組み合わせでもよい。この表示とは、例えば、車両に搭載された異常ランプの点灯である。
上述したように、本実施形態に係る電池劣化推定装置9は、組電池1が外部から定電流でパルス充電された場合に、端子間電圧値Vbの立上がり又は立下がりの過渡応答期間を含む期間において、電圧検出部91にて検出された端子間電圧値Vbの変化量に基づいて、単電池10の劣化状態を推定する。したがって、電池劣化推定装置9は、充電開始時などの過度な電流が組電池1に流れる期間ではなく、端子間電圧値Vbの立上がり又は立下がりの過渡応答期間を含む期間において、電圧検出部91にて検出される端子間電圧値Vbの変化量に基づいて、組電池1の劣化状態を推定する。これにより、電池劣化推定装置9は、充電開始時などの過度な電流の影響を受けずに、従来よりもバッテリの劣化状態を高い精度で推定することが可能となる。
また、上述の電池劣化推定装置9は、複数の単電池10を備える組電池1において、単電池10ごとに劣化状態を推定することができる。そのため、電池劣化推定装置9は、組電池1の劣化状態をより高い精度で推定することができる。
なお、上述の電池劣化推定装置9は、端子電圧Vを基準として飽和電圧Vstの約60%になる端子電圧Vbがデータとして取得していない場合には、電池劣化推定部93は、時刻tから時刻tと端子間電圧値V〜VとからCR時定数τを算出してもよいし、データとして取得した端子間電圧V〜Vの中から、飽和電圧Vstの約60%になる端子電圧Vbに最も近い端子電圧を選択し、その選択した端子電圧が得られた時間からCR時定数τを算出してもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 組電池1(バッテリ)
2 インバータ
3 モータ
4 第1のリレー
5 第2のリレー
6 充電器
7 充放電制御部
8 電流センサ
9 電池劣化推定装置
91 電圧検出部
92 電流検出部
93 電池劣化推定部

Claims (3)

  1. 組電池のうち、少なくとも1つの単電池の端子間電圧値を検出する電圧検出部と、前記単電池に流れる電流値を検出する電流検出部と、前記端子間電圧値と前記電流値とに基づいて、前記単電池の劣化状態を推定する電池劣化推定部とを備える電池劣化推定装置であって、
    前記電池劣化推定部は、
    前記組電池が外部から定電流でパルス充電される場合に、前記電流検出部で検出された前記電流値の立上がり又は立下がりからの予め定められた期間内において、前記電圧検出部にて前記端子間電圧値が複数回検出されることで得られる前記端子間電圧値の変化量に基づいて、前記単電池の劣化状態を推定することを特徴とする電池劣化推定装置。
  2. 前記電池劣化推定部は、前記端子間電圧値の変化量から前記単電池のCR時定数を算出し、前記算出したCR時定数に基づいて、前記単電池の劣化状態を推定することを特徴とする請求項1に記載の電池劣化推定装置。
  3. 前記予め定められた期間は、前記端子間電圧値の立上がり又は立下がりの過渡応答の期間を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電池劣化推定装置。
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