JP2018204665A - ギヤボックス、駆動装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピニオンギヤの固定時における筐体の撓みを抑制できるギヤボックス、駆動装置及び電子機器を提供する。
【解決手段】仕切部61を有する筐体10と、仕切部61に固定された支持軸100と、仕切部61に対して+Z方向に配置されるとともに、支持軸100回りに回転可能に支持され、ピニオンギヤ150が固定される出力軸120と、を備え、筐体10は、仕切部61に対して−Z方向に位置し、Z方向に延在するとともに、支持軸100に当接可能な区画壁33を有し、区画壁33は、モータを収容するモータ収容部の一部を構成している。
【選択図】図5

Description

本発明は、ギヤボックス、駆動装置及び電子機器に関する。
撮像装置(例えば、監視カメラ等)には、カメラ本体自体や、カメラ本体に搭載された光学部品(例えばレンズ、絞り、フィルタ等)等を駆動するために、ギヤードモータが搭載される場合がある。
ギヤードモータは、筐体に収納された輪列機構と、輪列機構に接続されたモータとを備えている(例えば、下記特許文献1参照)。輪列機構は、モータの動力を伝達する減速歯車と、筐体内で減速歯車に接続された出力歯車と、を有している。上述した出力歯車は、筐体に形成された貫通孔を通じて筐体の外部に突出する出力軸を有している。出力軸における筐体の外部に突出した部分には、ピニオンギヤ等が圧入固定されている。ピニオンギヤは、出力機器(上述したカメラ本体やレンズ、シャッタ、フィルタ等)の駆動歯車に接続される。
上述したギヤードモータでは、モータの動力が減速歯車で減速された後、出力歯車に伝達される。これにより、出力歯車の動力がピニオンギヤを介して出力機器に伝達されることで、出力機器が駆動する。
特公平6−23593号公報
ところで、例えば上述した撮像装置にあっては、高画素化等に伴って出力機器のサイズや重量が増加する傾向にある。そのため、ギヤードモータの高トルク化が求められている。
しかしながら、ギヤードモータから出力されるトルクを増加させると、ピニオンギヤ等の出力部材と駆動歯車との間に作用する負荷が大きくなる。そのため、仮に出力軸とピニオンギヤとの間に作用する圧入荷重が不十分の場合は、出力軸に対してピニオンギヤが空転するおそれがある。
一方で、圧入荷重を確保するために、ピニオンギヤの圧入時における圧入力を大きくすると、筐体のうち出力軸を支持している部分が撓み、筐体の破損等に繋がるおそれがある。特に、ピニオンギヤが納品先で取り付けられる場合には、ピニオンギヤの種類や圧入力等を管理することが難しく、上述した課題が生じ易くなる。
また、ピニオンギヤを出力軸に固定する時の意図しない負荷により筐体のうち出力軸を支持している部分が撓み、筐体の破損等に繋がるおそれがある。
このように、ピニオンギヤ及び出力軸に加わる負荷により筐体が破損したり、筐体が撓んた状態でピニオンギヤが出力軸に取り付けられてギヤボックスが正常に作動しなくなったりする場合がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、出力部材の固定時における筐体の撓みを抑制できるギヤボックス、駆動装置及び電子機器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明の一態様に係るギヤボックスは、軸支持壁を有する筐体と、前記軸支持壁に固定された支持軸と、前記軸支持壁に対して前記支持軸の軸方向の第1側に配置されるとともに、前記支持軸回りに回転可能に支持され、出力部材が固定される回転軸と、を備え、前記筐体は、前記軸支持壁に対して前記軸方向の第2側に位置し、前記軸方向に延在するとともに、前記支持軸に当接可能な区画壁を有し、前記区画壁は、動力が伝達されるアクチュエータが収容される収容壁の一部を構成している。
本態様によれば、回転軸に対して出力部材を固定する際の意図しない外力によって軸支持壁が軸方向の第2側に撓み変形した場合に、支持軸が区画壁に軸方向で当接する。これにより、筐体に対する支持軸の軸方向の第2側への変位を規制することで、軸支持壁の撓み変形を規制できる。したがって、出力部材を回転軸に固定する際に意図しない負荷が回転軸に加わった場合であっても、筐体の破損等に繋がるのを抑制できる。
上記態様のギヤボックスにおいて、前記区画壁は、前記軸支持壁に対して前記軸方向の第2側で、前記軸支持壁に対向して配置され、前記軸方向から見た平面視において前記支持軸と重なり合う部分から前記軸方向の第1側に突出する規制部を備えてもよい。
本態様によれば、規制部の外形を区画壁の外形よりも小さくすることができるので、規制部における支持軸との当接面(軸方向の第1側端面)を高精度に形成することができる。そのため、区画壁自体を支持軸に当接可能に構成する場合に比べて、軸支持壁が撓み変形した際に規制部の当接面に支持軸を安定して当接させることができる。
上記態様のギヤボックスにおいて、前記支持軸は、前記筐体と別部材で形成されていてもよい。
本態様によれば、支持軸が筐体と別部材で形成されているため、設計自由度の向上を図ることができる。
上記態様のギヤボックスにおいて、前記支持軸は、金属材料により形成されていてもよい。
本態様によれば、例えば支持軸を樹脂材料により形成する場合に比べて、出力部材に作用する負荷によって支持軸が撓むのを抑制できる。これにより、出力部材と出力機器との動力伝達を長期に亘って良好に維持できる。
本発明の一態様に係るギヤボックスは、軸支持壁を有する筐体と、前記軸支持壁に回転可能に支持され、出力部材が固定される回転軸と、を備え、前記筐体は、前記軸支持壁に対して前記出力部材側とは反対側に位置し、前記回転軸の軸方向に延在するとともに、前記回転軸に当接可能な区画壁を有している。
本態様によれば、回転軸に対して出力部材を固定する際の意図しない外力によって軸支持壁が軸方向の第2側に撓み変形した場合に、回転軸が区画壁に軸方向で当接することで、軸支持壁の撓み変形を規制できる。したがって出力部材を回転軸に固定する際に意図しない負荷が回転軸に加わった場合であっても、筐体の破損等に繋がるのを抑制できる。
本発明の一態様に係るギヤボックスにおいて、前記出力部材は、前記回転軸に対して圧入固定されていてもよい。
本態様によれば、回転軸に対して出力部材を圧入する際の圧入力によって軸支持壁が軸方向の第2側に撓み変形した場合に、支持軸が区画壁に軸方向で当接する。これにより、筐体に対する支持軸の軸方向の第2側への変位を規制することで、軸支持壁の撓み変形を規制できる。したがって、支持軸方向の圧入力を増加させた場合であっても、筐体の破損等に繋がるのを抑制できるため、歯車と回転軸との間に作用する圧入荷重を確保することができ、出力部材と回転軸とを確実に圧入することができる。その結果、出力部材に作用するトルクを増加させた場合であっても出力機器に対して所望のトルクを伝達できる。
本発明の一態様に係るギヤボックスにおいて、前記出力部材は、歯車であってもよい。
本態様によれば、上記態様の歯車を備えているため、歯車の噛み合いを長期に亘って良好に維持されて伝達されたトルクを出力機器に出力できる。
本態様に係る駆動装置は、上記態様のギヤボックスと、前記ギヤボックスの前記減速歯車に接続されたアクチュエータと、を備えている。
本態様によれば、上記態様のギヤボックスを備えているため、出力機器に対して長期に亘って所望のトルクを伝達できる。
上記態様の駆動装置において、前記筐体は、前記軸支持壁に対して前記支持軸の軸方向の第1側に位置する第1ケースと、前記軸支持壁を有するとともに、前記第1ケースとの間にギヤ収納部を画成する第2ケースと、前記軸支持壁に対して前記軸方向の第2側に位置するとともに、前記アクチュエータを収容する第3ケースと、を備え、前記区画壁は、前記第3ケースに形成されていてもよい。
本態様によれば、既存の第3ケースに区画壁を形成することで、例えば第2ケースにおいて軸支持壁に対して軸方向の第2側に規制部を形成する場合に比べて構成の簡素化を図ることができる。
しかも、上述したように規制部が区画壁から軸方向の第1側に突出して形成されている場合には、軸支持壁と区画壁との間に形成される隙間のスペーサとして規制部を利用できる。そのため、軸支持壁と区画壁との間の隙間に配線等を配索した場合であっても、軸支持壁と区画壁との間に配線等が挟み込まれるのを抑制できる。
本態様に係る電子機器は、上記態様の駆動装置と、前記駆動装置に接続され、前記駆動装置により駆動される出力機器と、を備えている。
本態様によれば、上記態様の駆動装置を備えているため、駆動装置に搭載された出力機器のサイズや重量が増加した場合であっても、出力機器を長期に亘ってスムーズに駆動することができる。
本発明の一態様によれば、歯車の圧入時における筐体の撓みを抑制できる。
実施形態に係る撮像装置のブロック図である。 実施形態に係るギヤードモータの斜視図である。 実施形態に係るギヤードモータの分解斜視図である。 実施形態に係るギヤードモータの分解斜視図である。 図2のV−V線に沿う断面図である。 図3のVI−VI線に沿う断面図である。 図5のVII部拡大図である。
以下、本発明に係るギヤボックス及び駆動装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
[撮像装置]
図1は、撮像装置1のブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の撮像装置1は、例えば監視カメラである。撮像装置1は、制御部2や撮像部3、ギヤードモータ4等を備えている。
制御部2は、撮像装置1の全体の動作を司る。制御部2は、例えばCPUやROM、RAM等を備えている。
撮像部3は、撮像素子やレンズ、フィルタ、絞り(何れも不図示)等を備えている。撮像部3は、レンズやフィルタ、絞り等を通過した光を、撮像素子において光電変換作用により電気信号に変換した後、変換した電気信号を画像データとして制御部2に出力する。なお、撮像素子は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary MOS)イメージセンサ等である。
ギヤードモータ4は、撮像部3自体や撮像部3に搭載された光学機器(レンズやフィルタ、絞り等)に各別に接続されている。ギヤードモータ4は、制御部2の指示に基づき、撮像部3自体や各種光学機器を駆動する。これにより、撮像部3の向きや、撮像部3の焦点距離、光量等が調整される。なお、本実施形態のギヤードモータ4は、撮像部3や各種光学機器のうち、少なくとも何れかを駆動するものであれば構わない。
<ギヤードモータ>
図2は、ギヤードモータ4の斜視図である。図3、図4は、ギヤードモータ4の分解斜視図である。
図2〜図4に示すように、ギヤードモータ4は、筐体10と、モータ11と、輪列機構12と、を主に備えている。
(筐体及びモータ)
筐体10は、直方体形状に形成されている。具体的に、筐体10は、第1ケース21、第2ケース22及び第3ケース23が厚さ方向に重ね合わされて構成されている。以下の説明では、各ケース21〜23の厚さ方向(重ね合わせ方向)をZ方向とし、Z方向に直交する2方向をそれぞれX方向、Y方向とする。各方向において矢印の向く方向を+方向とし、矢印とは反対側を向く方向を−方向とする。
本実施形態において、各ケース21〜23は、Z方向から見た平面視外形が互いに同等に形成されている。具体的に、各ケース21〜23の平面視外形は、X方向を長手方向とし、Y方向を短手方向とする長方形状に形成されている。但し、各ケース21〜23の平面視外形は、適宜変更が可能である。なお、本実施形態において、各ケース21〜23は、何れも樹脂材料により形成されている。
図3、図4に示すように、まず第3ケース23は、+Z方向(第1側)に開口する箱型に形成されている。具体的に、第3ケース23は、底壁部31(図5参照)と、底壁部31の外周縁から+Z方向に立設された第3側壁部32及び区画壁33と、を有している。
第3側壁部32は、底壁部31の外周縁のうち、+X方向に位置する部分、及びY方向の両側に位置する部分から+Z方向に立設されている。第3側壁部32のうち、Y方向の両側に位置する部分は、底壁部31に対して−X方向に突出する突出壁35を有している。
図5は、図2のV−V線に沿う断面図である。
図3、図5に示すように、各突出壁35における+Z方向に位置する部分には、段差部36が形成されている。段差部36は、各突出壁35がY方向で互いに離間する方向に窪んで形成されている。突出壁35のうち、段差部36内に位置する部分には、係止爪37(図3参照)が形成されている。係止爪37は、突出壁35における−X方向端部からY方向で互いに接近する方向に膨出している。
区画壁33は、底壁部31の外周縁のうち、−X方向に位置する部分から+Z方向に立設されている。区画壁33は、第3側壁部32のうち、Y方向の両側に位置する部分同士を架け渡している。区画壁33におけるY方向の中央部には、−X方向に張り出す張出部38が形成されている。
上述した第3ケース23のうち、区画壁33を間に挟んで+X方向に位置する部分は、モータ11を収容するモータ収容部40を構成している。すなわち、モータ収容部40は、底壁部31、第3側壁部32及び区画壁33により画成されている。換言すれば、区画壁33は、Z方向に延在し、モータ11を収容する収容壁の一部である。
図3、図4に示すように、モータ11は、ロータ42と、ステータ43と、コイル44と、を有している。
ロータ42は、底壁部31から+Z方向に立設されたロータピン46(図3参照)回りに回転可能に支持されている。本実施形態のロータ42は、例えばベース部材47に対して磁石48がインサート成形されて構成されている。なお、ベース部材47は、例えば樹脂材料等により形成されている。
磁石48は、ベース部材47の周囲を取り囲む筒状に形成されている。磁石48は、周方向で異なる磁極に着磁されている(例えば、4極)。
ベース部材47のうち、磁石48よりも+Z方向に突出した部分には、入力歯車49が形成されている。
ステータ43は、平面視でC字状に形成されている。ステータ43は、モータ収容部40内において、ロータ42の周囲を取り囲むように配置されている。ステータ43において、延在方向の両端部及び中央部に位置する部分は、ロータ42に向けて突出する磁極部51を構成している。なお、本実施形態において、ステータ43は、磁性鋼板がZ方向に積層されて構成されている。
コイル44は、ステータ43のうち、中央部の磁極部51と、両端部の磁極部51と、の間に位置する部分にそれぞれ巻回されている。
第3ケース23のうち、区画壁33を間に挟んで−X方向に位置する部分は、回路基板52を保持する基板保持部53を構成している。回路基板52は、例えば−X方向から基板保持部53に差し込まれる。回路基板52は、Y方向の両端部が上述した段差部36における+Z方向を向く面に載置された状態で、各突出壁35間を架け渡している。この場合、回路基板52における−X方向端部は、上述した係止爪37に−X方向から係止されている。また、回路基板52の+X方向端部は、その一部が上述した張出部38により+Z方向から覆われている。
回路基板52には、上述した各コイル44の両端末部(不図示)が接続されている。したがって、モータ11(各コイル44)には、回路基板52を介して電源(不図示)から電力が供給される。モータ11では、コイル44への通電によりステータ43が励磁されると、磁極部51と磁石48との間で磁気的な反発力及び吸引力が生じる。これにより、ロータ42がステータ43に対して回転する。
図4、図5に示すように、第2ケース22は、第3ケース23に対して+Z方向に位置している。具体的に、第2ケース22は、第1ケース21及び第3ケース23間を仕切る仕切部61と、仕切部61の周囲を取り囲む第2側壁部62と、を有している。
第2側壁部62は、仕切部61に対してZ方向の両側に突設されている。第2ケース22のY方向の両側には、第1、第3ケースとの溶着のための溶着溝63が設けられている。第2ケース22における第2側壁部62の−Z方向(第2側)を向く面は、第3ケース23における第3側壁部32の+Z方向を向く面に、溶着溝63に塗布される溶剤(例えば、THF(テトラヒドロフラン)等)を介して溶着されている。
図5に示すように、第2側壁部62のうち、上述した突出壁35と平面視で重なり合う部分は、上述した段差部36における+Z方向を向く面に対してZ方向で対向している。すなわち、回路基板52は、Z方向において段差部36と第2側壁部62との間に配置されている。
図6は、図3のVI−VI線に沿う断面図である。
図6に示すように、第2側壁部62のうち、−X方向に位置する部分には、−Z方向に突出する抜け止め壁部65が形成されている。抜け止め壁部65は、回路基板52に対して−X方向に配置されるとともに、X方向から見た側面視で回路基板52に重なり合っている。
図5に示すように、第1ケース21及び第2ケース22が組み合わされた状態において、仕切部61と区画壁33との間のZ方向での隙間は、コイル引き出し部67を構成している。コイル引き出し部67には、コイル44の両端末部が回路基板52(基板保持部53)に向けて配索されている。
図3に示すように、仕切部61のうち、平面視でロータ42の入力歯車49と重なり合う部分には、仕切部61をZ方向に貫通する通過孔69が形成されている。入力歯車49は、通過孔69を通して仕切部61よりも+Z方向に突出している。
第1ケース21は、第2ケース22に対して+Z方向に位置している。第1ケース21は、下方に向けて開口する箱型に形成されている。具体的に、第1ケース21は、天壁部71と、天壁部71の外周縁から−Z方向に延設された第1側壁部72と、を有している。第1ケース21における第1側壁部72の−Z方向を向く面は、第2ケース22における第2側壁部62の+Z方向を向く面に、溶着溝63に塗布される溶剤を介して溶着されている。
(輪列機構)
輪列機構12は、第1ケース21と第2ケース22とで画成されたギヤ収納部80内に収納されている。なお、筐体10及び輪列機構12により、本実施形態のギヤボックスを構成している。但し、ギヤボックスを構成する筐体は、少なくとも輪列機構12を収納する第1ケース21及び第2ケース22を含んでいれば構わない。
輪列機構12は、モータ11の動力を減速させる減速機構81と、減速機構81の動力を出力機器(例えば、上述した撮像部3やレンズ、フィルタ、絞り等)に出力する出力歯車82と、を主に有している。
(減速機構)
減速機構81は、複数の減速歯車(第1減速歯車83〜第4減速歯車86)を有している。各減速歯車83〜86は、仕切部61を間に挟んでモータ収容部40に対して+Z方向に位置する部分において、上述した通過孔69の周囲を取り囲むように配列されている。但し、減速機構81を構成する歯車の数やレイアウト等は、適宜変更が可能である。
図4、図6に示すように、各減速歯車83〜86は、仕切部61から+Z方向に立設された減速ピン91〜94回りにそれぞれ回転可能に支持されている。各減速ピン91〜94における−Z方向端部は、仕切部61に圧入等によって固定されている。一方、各減速ピン91〜94における+Z方向端部は、第1ケース21の天壁部71に支持されている。本実施形態において、各減速ピン91〜94は、何れも金属材料により形成されている。但し、各減速ピン91〜94は、各減速歯車83〜86よりも剛性が高ければ、例えば樹脂材料等により形成されていてもよい。また、各減速ピン91〜94は、第1ケース21及び第2ケース22の何れかに一体(異種材料の場合はインサート成形)で形成しても構わない。
各減速歯車83〜86は、大径歯部及び小径歯部がZ方向に同軸で連なって形成された、いわゆる二段歯車である。減速機構81は、第1減速歯車83の大径歯部が上述した入力歯車49に噛合している。また、減速機構81は、隣り合う減速歯車83〜86のうち、前段(モータ11側)に位置する歯車の小径歯部と、後段に位置する歯車の大径歯部と、が互いに噛合して構成されている。なお、各減速歯車83〜86は、仕切部61と天壁部71との間で筐体10に対するZ方向への移動が規制されている。
ここで、図6に示すように、減速歯車83の大径歯部の歯幅(Z方向における幅)は、減速歯車83の前段(モータ11側)である入力歯車49の歯幅より小さく構成されている。また同様に、減速歯車84の大径歯部の歯幅は、減速歯車84の前段(モータ11側)である減速歯車83の小径歯部の歯幅より小さく構成されている。このように、各減速歯車83〜86は、後段側の歯車の歯幅が前段側の歯車の歯幅より小さく、動力が伝達されている時に、各減速歯車83〜86をそれぞれ回転可能に支持する減速ピン91〜94の軸方向(Z方向)に直交する面方向(XY方向)において、後段側の歯車の歯幅が前段側の歯車の歯幅に常に重なっている。
このように、各減速歯車83〜86が常に一定の歯幅で係合する構成となっているため、各歯車の噛合状態が常に一定で動力が確実に伝達され、各歯車の軸方向の傾き防止するとともに、各歯車83〜86間の摩耗を抑制することができる。
(出力歯車)
図5に示すように、出力歯車82は、仕切部61から+Z方向に立設された支持軸100に回転可能に支持されている。支持軸100は、Z方向を軸方向として延在している。本実施形態において、支持軸100は、例えば金属材料により形成されている。但し、支持軸100は、出力歯車82よりも剛性が高くなっていれば、例えば樹脂材料等によって形成されていてもよい。また、支持軸100は、第2ケース22に一体(異種材料の場合はインサート成形)で形成しても構わない。
支持軸100は、Z方向の中間部分に位置する大径部101と、大径部101に対して+Z方向に連なる小径部102と、大径部101に対して−Z方向に連なる嵌合部103と、を備えている。
大径部101は、小径部102及び嵌合部103に対して径方向(Z方向に直交する方向)に張り出している。大径部101のZ方向を向く面は、Z方向に直交する平坦面に形成されている。
本実施形態において、小径部102及び嵌合部103の外径は、互いに同等になっている。但し、小径部102及び嵌合部103の外径は、互いに異なっていても構わない。
嵌合部103の外周面には、複数の係止部105がZ方向に間隔をあけて形成されている。各係止部105は、嵌合部103の全周に亘って形成されている。各係止部105は、+Z方向に向かうに従い支持軸100の径方向の外側への膨出量が漸次増大した後、膨出量が一様な状態で+Z方向に延在して形成されている。各係止部105における+Z方向を向く面は、Z方向に直交する返し面として機能する。
支持軸100の嵌合部103は、仕切部61に形成された嵌合孔110内に嵌合されている。嵌合孔110は、仕切部61における平面視で上述した区画壁33及び張出部38におけるY方向の中央部と重なり合う部分をZ方向に貫通している。なお、嵌合孔110は、平面視において少なくとも区画壁33と重なり合っていれば構わない。
仕切部61において、嵌合孔110の周囲に位置する部分には、+Z方向に膨出するボス部111が形成されている。ボス部111は、嵌合孔110を取り囲むリング状に形成されている。本実施形態において、ボス部111は、内周部分が外周部分よりも膨出量が多い多段形状に形成されている。但し、ボス部111は、全体に亘って膨出量が一様であっても構わない。
一方、上述した区画壁33及び張出部38において、Y方向の中央部(平面視で嵌合孔110と重なり合う部分)には、+Z方向に突出する規制突起113が形成されている。規制突起113は、円柱状に形成されている。規制突起113の平面視外形は、上述した嵌合孔110と同等になっている。但し、規制突起113の平面視外形は、嵌合孔110より小さくても大きくても構わない。また、規制突起113は、平面視で嵌合孔110と重なり合っていれば、少なくとも区画壁33に形成されていれば構わない。規制突起113は、規制部の例である。
なお、第3ケース23の区画壁33から突出する規制突起113を規制部として設けた場合について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、第3ケース23のうち、支持軸100にZ方向で対向する箇所の区画壁33自体を規制部としても構わない。
規制突起113における+Z方向端面は、仕切部61(嵌合孔110)に近接している。したがって、規制突起113は、上述したコイル引き出し部67をY方向で仕切っている。この場合、コイル引き出し部67を通過するコイル44の端末部は、規制突起113に対してY方向の両側に振り分けて配索することが好ましい。具体的に、コイル引き出し部67のうち、規制突起113に対して+Y方向に位置する部分に一方のコイル44の端末部を配索し、規制突起113に対して−Y方向に位置する部分に他方のコイル44の端末部を配索することが好ましい。
上述した支持軸100は、嵌合部103が嵌合孔110に対して+Z方向から嵌合されることで、仕切部61に組み付けられている。具体的に、嵌合部103は、係止部105が嵌合孔110の内周面に係止された状態で、仕切部61を貫通している。この場合、嵌合部103における−Z方向端面は、規制突起113における+Z方向端面に近接又は当接している。また、嵌合部103が嵌合孔110内に嵌合された状態で、上述した大径部101における−Z方向を向く面は、ボス部111に当接している。これにより、第2ケース22に対する支持軸100のZ方向の位置決めがなされている。なお、嵌合部103は、嵌合孔110内で終端していても(仕切部61に対して−Z方向に突出していなくても)構わない。この場合、規制突起113は、嵌合孔110内に−Z方向から進入して、支持軸100に当接可能に構成しても構わない。
出力歯車82は、Z方向に延びる出力軸120と、出力軸120における−Z方向端部から張り出すフランジ部121と、を有している。出力歯車82には、−Z方向に開口する軸収容部123が形成されている。軸収容部123は、出力軸120と同軸に配置されるとともに、Z方向に延在する穴である。具体的に、軸収容部123は、−Z方向に位置する大径部125と、大径部125に対して+Z方向に連なる小径部126と、を有している。
大径部125は、出力歯車82のうち、フランジ部121の−Z方向に位置する部分に形成されている。
小径部126は、出力歯車82のうち、フランジ部121の+Z方向に位置する部分、及び出力軸120の−Z方向に位置する部分に亘って形成されている。
出力歯車82の軸収容部123内には、上述した支持軸100が−Z方向から挿入されている。具体的に、支持軸100の小径部102は、主に軸収容部123の小径部126内に位置している。この場合、支持軸100の小径部102の外周面と、軸収容部123の小径部126の内周面と、の間には隙間が設けられている。
一方、支持軸100の大径部101は、軸収容部123の大径部125内に位置している。この場合、軸収容部123の大径部125の内周面は、支持軸100の大径部101の外周面に摺動可能に構成されている。すなわち、支持軸100及び軸収容部123において、大径部101,125同士の隙間は、小径部102,126同士の隙間よりも小さくなっている。出力歯車82は、大径部101,125同士が摺動することで、支持軸100に対するZ方向に直交する方向での位置決めが行われている。但し、小径部102,126同士を摺動可能に形成してもよい(大径部101,125同士の隙間が小径部102,126同士の隙間よりも大きくてもよい)。また、大径部101,125同士及び小径部102,126同士をそれぞれ摺動可能(大径部101,125同士の隙間と、小径部102,126同士の隙間と、を同等)にしてもよい。
フランジ部121の外周面には、全周に亘って出力歯部130が形成されている。出力歯部130は、上述した第4減速歯車86の小径歯部に噛合している。フランジ部121の内周部分には、−Z方向に膨出する摺動部132が形成されている。摺動部132は、上述した軸収容部123の周囲を取り囲むリング状に形成されている。摺動部132の−Z方向を向く面は、上述したボス部111の+Z方向を向く面に摺動可能に構成されている。なお、摺動部132は、軸収容部123の周囲に間欠的に形成されていても構わない。また、出力歯車82は、フランジ部121を直接ボス部111に摺動させても構わない。
出力軸120は、フランジ部121と同軸に配置されている。出力軸120は、天壁部71に形成された出力孔135を通じて筐体10から+Z方向に突出している。なお、天壁部71において、出力孔135の周囲に位置する部分には、−Z方向に突出する突出壁部140が形成されている。突出壁部140は、出力孔135の周囲を取り囲んでいる。突出壁部140の−Z方向を向く面は、フランジ部121の+Z方向を向く面に近接又は当接している。したがって、出力歯車82は、ボス部111と突出壁部140との間で筐体10に対するZ方向の移動が規制されている。突出壁部140は、出力孔135の周囲に間欠的に形成されていても構わない。
図7は、図5のVII部拡大図である。
図7に示すように、出力軸120は、+Z方向に向かうに従い段々と縮径する段付き形状に形成されている。具体的に、出力軸120は、突当部141と、貫通部142と、退避部143と、取付部144と、が−Z方向から+Z方向にかけて連なって形成されている。
突当部141は、フランジ部121の内周部分から+Z方向に立ち上がっている。突当部141は、上述した突出壁部140に周囲が取り囲まれている。
貫通部142は、突当部141から+Z方向に連なるとともに、突当部141に対して縮径している。貫通部142は、上述した出力孔135を通じて筐体10の外部に突出している。なお、上述した軸収容部123は、貫通部142内で終端している。
退避部143は、貫通部142から+Z方向に連なるとともに、貫通部142に対して縮径している。
取付部144は、退避部143から+Z方向に連なっている。取付部144は、Z方向に直交する断面形状が扁平形状に形成されている。取付部144には、ピニオンギヤ150が圧入されている。ピニオンギヤ150は、出力機器の駆動歯車(不図示)に噛合する。ピニオンギヤ150は、上述した出力歯車82に比べてモジュール(m=d/z(m:モジュール、d:ピッチ円直径、z:歯数))が大きくなっている。なお、ピニオンギヤ150のモジュールや形状、取付部144の断面形状については、ギヤードモータ4に接続される出力機器に応じて適宜変更が可能である。ピニオンギヤ150は、出力部材の例である。
ここで、図4に示すように、輪列機構12を構成する各歯車(出力歯車82及び各減速歯車83〜86)は、何れも入力歯車49よりも剛性が高い材料により形成されている。また、輪列機構12において、出力歯車82は、各減速歯車83〜86よりも剛性が高い材料により形成されている。しかも、各減速歯車83〜86のうち、後段に位置する歯車(第3減速歯車85及び第4減速歯車86)は、前段に位置する歯車(第1減速歯車83及び第2減速歯車84)よりも剛性が高い材料により形成されている。すなわち、本実施形態の輪列機構12(出力歯車82及び各減速歯車83〜86)では、後段の歯車にかけて3段階以上で剛性が高くなっている。ここで、第1減速歯車83及び第2減速歯車84は第1歯車の例である。第3減速歯車85及び第4減速歯車86は第2歯車の例である。出力歯車82は第3歯車の例である。
なお、輪列機構12は、第1減速歯車83から出力歯車82にかけて剛性が高くなっていれば、各歯車82〜86の剛性は適宜変更が可能である。但し、少なくとも出力歯車82と第4減速歯車86との間で剛性が異なっていることが好ましい。この場合、例えば歯車82〜86の順に剛性が高くてもよく、第4減速歯車86のみが第1〜第3減速歯車83〜85よりも剛性が高くてもよい。また、入力歯車49から出力歯車82にかけて曲げ強さや許容応力が高くなっていても構わない。
本実施形態において、輪列機構12や入力歯車49(ベース部材47)は、基本材料(例えば、POM(ポリアセタール)等)に対して添加剤を配合したり、共重合体の構成単位を調整したりすることで、剛性が調整されている。例えば、第1減速歯車83及び第2減速歯車84は、POMに対して添加剤を配合せずに形成し、曲げ強さが70MPa〜100MPaとなるように構成されている。例えば、第3減速歯車85及び第4減速歯車86は、POMに対してガラスビーズを配合して形成し、曲げ強さが120MPa〜180MPaとなるように構成されている。例えば、出力歯車82は、上述した基本材料(POM)に対してカーボンフィラーを配合して形成し、曲げ強さが220MPa〜320MPaとなるように構成されている。
なお、輪列機構12や入力歯車49は、POM以外の樹脂材料の基本材料に用いてもよく、基本材料自体を異ならせて剛性を異ならせても構わない。また、輪列機構12や入力歯車49は、金属材料や樹脂材料(例えば、PA(ポリアミド)等)の組み合わせでも構わない。
図7に示すように、上述した出力軸120には、カラー151が外挿されている。カラー151は、金属材料等により筒状に形成されている。カラー151の内径は、出力軸120のうち貫通部142の外径よりも大きく、突当部141の外径よりも小さくなっている。一方、カラー151の外径は、出力孔135の内径よりも小さくなっている。カラー151のZ方向の長さは、貫通部142よりも長くなっている。
カラー151は、突当部141の+Z方向端面に突き当たった状態で、貫通部142及び退避部143に外挿されている。この場合、カラー151は、貫通部142の外周面と出力孔135の内周面との間に介在して、出力軸120(出力歯車82)及び第1ケース21の双方に対して相対回転可能に構成されている。すなわち、出力軸120は、貫通部142の外周面がカラー151の内周面に摺動可能に構成されている。また、カラー151は、出力孔135の内周面に摺動可能に構成されている。
本実施形態では、カラー151の+Z方向端部において、カラー151の内周面と、退避部143の外周面と、の間には、出力軸120の径方向に隙間Sが設けられている。なお、カラー151は、Z方向の長さが出力孔135の長さ以上であって、少なくとも貫通部142に外挿されていれば構わない。
なお、カラー151が出力軸120に外挿された場合について説明したが、この構成のみに限定されない。例えば、減速ピン91に外挿され、減速ピン91及び減速歯車83の双方に相対回転可能に構成されていてもよい。同様に、減速ピン92〜94に外挿され、それぞれ減速ピン92〜94及び減速歯車84〜86の双方に相対回転可能に構成されていてもよい。また、これらのいずれか1つのカラーが設けられていてもよい。
続いて、上述したギヤードモータ4の動作を説明する。
本実施形態のギヤードモータ4では、ロータ42が回転すると、ロータ42の動力が入力歯車49を介して減速機構81の第1減速歯車83に伝達される。第1減速歯車83に伝達された動力は、減速機構81を伝達する過程で減速された後、第4減速歯車86を介して出力歯車82に伝達される。第4減速歯車86の動力により出力歯車82が回転することで、ピニオンギヤ150を介して出力機器に動力が伝達される。これにより、出力機器が駆動する。
このように、本実施形態のギヤボックスでは、筐体10のうち、支持軸100に対して−Z方向に位置する部分に、支持軸100に当接可能な区画壁33を配置し、区画壁33はZ方向に延在し、モータ11を収容する収容壁の一部である構成とした。
この構成によれば、出力軸120に対してピニオンギヤ150を固定する際の意図しない外力によって仕切部61が−Z方向に撓み変形した場合に、支持軸100が区画壁33にZ方向で当接する。これにより、筐体10に対する支持軸100の−Z方向への変位を規制することで、仕切部61の撓み変形を規制できる。したがって、固定する際の意図しない負荷が支持軸100に加わった場合であっても、筐体10の破損等に繋がるのを抑制できる。
本実施形態では、規制突起113が区画壁33から+Z方向に突出して形成されている構成とした。
この構成によれば、規制突起113の外形を区画壁33の外形よりも小さくすることができるので、規制突起113における支持軸100との当接面(+Z方向端面)を高精度に形成することができる。そのため、区画壁33自体を出力軸120に当接可能に構成する場合に比べて、仕切部61が撓み変形した際に規制突起113の+Z方向端面に支持軸100を安定して当接させることができる。
本実施形態では、支持軸100が筐体10と別部材で形成されているため、設計自由度の向上を図ることができる。
本実施形態では、支持軸100が金属材料により形成されている構成とした。
この構成によれば、例えば支持軸100を樹脂材料により形成する場合に比べて、ピニオンギヤ150と駆動歯車との間に作用する負荷による支持軸100の撓みを抑制できる。これにより、ピニオンギヤ150と駆動歯車との噛み合いを長期に亘って良好に維持できる。
本実施形態では、筐体10に設けられた支持軸100に対して−Z方向に位置する部分に、支持軸100に当接可能な区画壁33を配置し、区画壁33がZ方向に延在する構成とした。
この構成によれば、出力軸120に対してピニオンギヤ150を固定する組立時に、意図しない負荷が支持軸100に加わり、仕切部61が−Z方向に撓み変形した場合に、支持軸100が区画壁33にZ方向で当接する。これにより、筐体10に対する支持軸100の−Z方向への変位を規制することで、仕切部61の撓み変形を規制できる。したがって、固定する際の意図しない負荷が支持軸100に加わった場合であっても、筐体10の破損等に繋がるのを抑制できる。
本実施形態では、出力軸120に対してピニオンギヤ150が圧入固定される構成とした。
この構成によれば、出力軸120に対してピニオンギヤ150を圧入固定する組立時に、出力軸120及びピニオンギヤ150に加わる圧入荷重により仕切部61が−Z方向に撓み変形した場合に、支持軸100が区画壁33にZ方向で当接する。これにより、筐体10に対する支持軸100の−Z方向への変位を規制することで、仕切部61の撓み変形を規制できる。したがって、Z方向の圧入力を増加させた場合であっても、筐体10の破損等に繋がるのを抑制できるため、ピニオンギヤ150と出力軸120との間に作用する圧入荷重を確保することができる。その結果、ギヤードモータ4から出力されるトルクを増加させた場合であっても、ピニオンギヤ150が出力軸120に対して空転するのを抑制し、出力機器に対して所望のトルクを伝達できる。
本実施形態では、ピニオンギヤ150は歯車であるため、歯車の噛み合いを長期に亘って良好に維持されて伝達されたトルクを出力機器に出力できる。
そして、本実施形態のギヤードモータ4では、上述したギヤボックスを備えているため、出力機器に対して長期に亘って所望のトルクを伝達できる。
本実施形態では、モータ11を収容する第3ケース23に区画壁33が形成されている構成とした。
この構成によれば、既存の第3ケース23に区画壁33を形成することで、例えば第2ケース22において仕切部61に対して−Z方向に区画壁33を形成する場合に比べて構成の簡素化を図ることができる。
しかも、本実施形態では、上述したように規制突起113が区画壁33から+Z方向に突出して形成されているため、仕切部61と区画壁33との間に形成されるコイル引き出し部67のスペーサとして規制突起113を利用できる。そのため、コイル引き出し部67におけるZ方向の高さを確保することができるので、コイル引き出し部67に配索されたコイル44の端末部が第2ケース22と第3ケース23との間に挟み込まれるのを抑制できる。
そして、本実施形態の撮像装置1では、上述したギヤードモータ4を備えているため、撮像装置1に搭載された出力機器のサイズや重量が増加した場合であっても、出力機器を長期に亘ってスムーズに駆動することができる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
上述した実施形態では、本発明に係る電子機器として撮像装置1を例にした場合について説明したが、この構成のみに限らず、例えば医療機器や車載機器、位置決め装置(XYテーブル)、電子錠等、種々の電子機器に本発明の構成を適用できる。
上述した実施形態では、カラー151が出力軸120及び筐体10の双方に対して回転可能に構成された場合について説明したが、出力軸120及び筐体10の何れか一方の部材にカラーが固定されていても構わない。この場合、カラーは、一方の部材にインサート成形されていても構わない。
上述した実施形態では、ギヤボックスとモータ11とが一体に組み付けられたギヤードモータ4を例にして説明したが、この構成のみに限らず、ギヤボックスに対してモータを別で連結させても構わない。
また、上述した実施形態では、モータ11をアクチュエータとして用いた場合について説明したが、この構成のみに限らず、モータ11以外のアクチュエータをギヤボックスに連結しても構わない。
上述した実施形態では、第3ケース23の区画壁33から突出する規制突起113を規制部とした場合、第3ケース23のうち、支持軸100にZ方向で対向する区画壁33自体を規制部とした場合について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、第2ケース22において、仕切部61に対して−Z方向に位置する部分に、別途規制部を形成しても構わない。
上述した実施形態では、出力歯車82の出力軸120にピニオンギヤ150を圧入する構成について説明したが、この構成のみに限られない。ギヤボックスにおいて、支持軸100に支持された回転軸に歯車を圧入する構成に、本発明を適用することができる。また、出力軸120にピニオンギヤ150を固定する方法は圧入に限らず、ネジ止め等の公知の技術で固定されてもよい。
上述した実施形態では、支持軸100が仕切部61に固定された構成について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、仕切部61に回転可能に支持された回転軸に歯車を圧入する場合に、回転軸に対して−Z方向に規制部を配置する構成であっても構わない。
このような構成においても、回転軸に対して歯車を圧入する際の圧入力によって仕切部61が−Z方向に撓み変形した場合に、回転軸が規制部にZ方向で当接することで、仕切部61の撓み変形を規制できる。したがって、歯車と回転軸との間に作用する圧入荷重を確保できるので、上述した実施形態と同様、出力機器に対して所望のトルクを伝達できる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせても構わない。
1…撮像装置(電子機器)
4…ギヤードモータ(駆動装置)
10…筐体
11…モータ(アクチュエータ)
21…第1ケース
22…第2ケース
23…第3ケース
33…区画壁
61…仕切部(軸支持壁)
100…支持軸
113…規制突起(規制部)
120…出力軸(回転軸)
150…ピニオンギヤ(出力部材)

Claims (10)

  1. 軸支持壁を有する筐体と、
    前記軸支持壁に固定された支持軸と、
    前記軸支持壁に対して前記支持軸の軸方向の第1側に配置されるとともに、前記支持軸回りに回転可能に支持され、出力部材が固定される回転軸と、を備え、
    前記筐体は、前記軸支持壁に対して前記軸方向の第2側に位置し、前記軸方向に延在するとともに、前記支持軸に当接可能な区画壁を有し、
    前記区画壁は、動力が伝達されるアクチュエータが収容される収容壁の一部を構成していることを特徴とするギヤボックス。
  2. 前記区画壁は、前記軸支持壁に対して前記軸方向の第2側で、前記軸支持壁に対向して配置され、前記軸方向から見た平面視において前記支持軸と重なり合う部分から前記軸方向の第1側に突出する規制部を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のギヤボックス。
  3. 前記支持軸は、前記筐体と別部材で形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のギヤボックス。
  4. 前記支持軸は、金属材料により形成されていることを特徴とする請求項3に記載のギヤボックス。
  5. 軸支持壁を有する筐体と、
    前記軸支持壁に回転可能に支持され、出力部材が固定される回転軸と、を備え、
    前記筐体は、前記軸支持壁に対して前記出力部材側とは反対側に位置し、前記回転軸の軸方向に延在するとともに、前記回転軸に当接可能な区画壁を有していることを特徴とするギヤボックス。
  6. 前記出力部材は、前記回転軸に対して圧入固定されることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載のギヤボックス。
  7. 前記出力部材は、歯車であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載のギヤボックス。
  8. 請求項1から請求項7の何れか1項に記載のギヤボックスと、
    前記ギヤボックスに接続されたアクチュエータと、を備えていることを特徴とする駆動装置。
  9. 前記筐体は、
    前記軸支持壁に対して前記支持軸の軸方向の第1側に位置する第1ケースと、
    前記軸支持壁を有するとともに、前記第1ケースとの間にギヤ収納部を画成する第2ケースと、
    前記軸支持壁に対して前記軸方向の第2側に位置するとともに、前記アクチュエータを収容する第3ケースと、を備え、
    前記区画壁は、前記第3ケースに形成されていることを特徴とする請求項8に記載の駆動装置。
  10. 請求項8又は請求項9に記載の駆動装置と、
    前記駆動装置に接続され、前記駆動装置により駆動される出力機器と、を備えていることを特徴とする電子機器。
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