JP2018201664A - 水処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軟水機の利用態様が改善された水処理装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、原水が貯留される原水タンクと、前記原水タンクから供給される原水を前処理する前処理ユニットと、前記前処理ユニットによって前処理された原水に対して逆浸透膜を用いて当該原水をRO水とRO排水とに分離するROモジュールと、を備え、前記前処理ユニットは、軟水機を含む軟水機経路と、前記軟水機を迂回する軟水機バイパス経路と、前記軟水機経路の原水の通流を制御する軟水機通流弁と、前記軟水機パイパス経路の原水の通流を制御する軟水機パイパス弁と、前記軟水機経路内の前記軟水機の入口側の圧力を検出する第1圧力センサと、前記第1圧力センサの検出値に基づいて、前記軟水機通流弁と前記軟水機パイパス弁とを自動制御する制御部と、を有していることを特徴とする水処理装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、透析治療に用いられる人工透析用水等を製造するための水処理装置に関する。
従来の人工透析用水製造装置について、図2を用いて説明する。図2に示すように、人工透析用水は、典型的には水道水や井戸水である原水から製造される。
原水は、まず、原水タンク51に貯留される。原水タンク51の内部には、加温用ヒータ51hが設けられていて、原水の温度を25℃にまで加温する。原水の温度が25℃よりも低いままでは、後続の装置内において、原水中のシリカ成分等が析出して不具合を発生させるおそれがあるからである。
25℃に加温された原水は、次に、原水ポンプ52によって前処理ユニット53に送られる。前処理ユニット53は、プレフィルタ53aと、軟水機53bと、カーボンフィルタ53cと、を当該順序で有している。プレフィルタ53aは、主として原水中の不純物(ゴミ)を濾過し、軟水機53bは、主として原水中のカルシウムイオン(Ca2+ )及びマグネシウムイオン(Mg2+ )を除去し、カーボンフィルタ53cは、主として原水中の残留塩素(HClO等)を除去する。
前処理ユニット53での前処理が終わった原水は、ROユニット54(逆浸透膜処理装置)に送られる。ROユニット54は、ROポンプ54pを用いて、前処理が終わった原水をROモジュール54m内に供給する。ROモジュール54mは、原水内に含まれる無機イオン全般を除去する。ROモジュール54mでの処理を終えたRO水(原水の15〜48%程度)は、RO水供給ユニット55に送られ、ROモジュール54mでの処理によって生成されたRO排水は、一部(原水の5〜80%程度、「循環水」とも呼ばれる)がROポンプ54pを介してROモジュール54m内に再投入され、他の一部(原水の5〜48%程度、「濃縮水」とも呼ばれる)が排水処理される。
RO水供給ユニット55は、RO水が貯留されるRO水タンク55tを有している。RO水タンク55t内には、UV照射装置55uが設けられていて、RO水にUV照射処理を行なえるようになっている。また、RO水タンク55tには、当該RO水タンク55t内のRO水の水位変化に依存して流入する外部空気中の浮遊菌やゴミを除去するために、エアーフィルタ55fが設けられている。
RO水タンク55tに貯留されたRO水は、送水ポンプ56を介して、UF57(ウルトラフィルタ、「限界濾過膜」とも呼ばれる)に送られる。UF57は、RO水から生物学的不純物を除去する。UF57によって生物学的不純物を除去されたRO水は、透析用水として、透析治療用の各種の医療機器に送られる。通常、それらの医療機器において、透析用水は36℃前後にまで加温されて、各種の透析治療に利用される。そして、透析用水は、医療機器循環後、UF58(ウルトラフィルタ、「限界濾過膜」とも呼ばれる)に戻ってきて、更にRO水タンク55tに戻される。
図2に示す以上のような人工透析用水製造装置は、すでに実用化されていて、透析治療のための人工透析用水を安定的に製造している。
その他、特許文献1は、人工透析用水中の細菌由来のDNA断片を簡単な設備、操作で効率よく除去できる方法及び浄化装置を提案している。
特開2010−279461
本件出願人は、図2に示す人工透析用水製造装置を製造する製造メーカーである。そして、本件発明者は、図2の人工透析用水製造装置を更に改良することについて、鋭意検討を重ねてきた。そして、軟水機53bの利用態様に関して、改善の余地があることを見出した。
軟水機53bは、原水の軟水化の実施(具体的には原水中のカルシウムイオン(Ca2+ )及びマグネシウムイオン(Mg2+ )の除去)によって、内部の樹脂要素(濾過要素)に閉塞が生じる可能性がある。
通常は、原水の軟水化を実施しない夜間等において、軟水機53bを再生させる(軟水機53bの内部の樹脂要素の閉塞物を除去する)ための専用の再生装置が用いられて、当該閉塞による不都合が生じることが防止されている。
しかしながら、水処理装置の設置場所の環境条件によって、及び/または、軟水機53b等の経年変化によって、原水の軟水化の実施中において、樹脂要素に閉塞が生じる場合がある。そのような場合、ROユニット54の機能が停止してしまい、ひいては透析治療の遅延を引き起こす。
ここで、予め軟水機53bのバイパス経路を設けておくことは、従来の水処理装置においても時々行われている。しかしながら、軟水機53bをバイパスする際には、ユーザによる手動の切換操作が必要であった。
本発明は、以上の知見に基づいて創案されたものである。本発明の目的は、軟水機の利用態様が改善された人工透析用水製造装置を提供することである。また、本発明によって製造されるRO水は、人工透析用水に限定されず、器具洗浄用水、検査用水、手洗い用水、調剤用水、等としても利用できる。すなわち、本発明は、広くは、軟水機の利用態様が改善された水処理装置を提供することである。
本発明は、原水が貯留される原水タンクと、前記原水タンクから供給される原水を前処理する前処理ユニットと、前記前処理ユニットによって前処理された原水に対して逆浸透膜を用いて当該原水をRO水とRO排水とに分離するROモジュールと、を備え、前記前処理ユニットは、軟水機を含む軟水機経路と、前記軟水機を迂回する軟水機バイパス経路と、前記軟水機経路の原水の通流を制御する軟水機通流弁と、前記軟水機パイパス経路の原水の通流を制御する軟水機パイパス弁と、前記軟水機経路内の前記軟水機の入口側の圧力を検出する第1圧力センサと、前記第1圧力センサの検出値に基づいて、前記軟水機通流弁と前記軟水機パイパス弁とを自動制御する制御部と、を有していることを特徴とする水処理装置である。
本発明によれば、軟水機の入口側の圧力を検出する第1圧力センサの検出値に基づいて軟水機通流弁と軟水機パイパス弁とが自動制御されることにより、ユーザによる手動の切換操作を必要とすることなく、軟水機のパイパスを必要最小限且つタイムリーに実施することができる。
例えば、制御部は、第1圧力センサの検出値が所定量以上、例えば0.2MPa以上、である時、軟水機通流弁を閉鎖させて、軟水機パイパス弁を開放するようになっている。第1圧力センサの検出値が所定量以上、例えば0.2MPa以上、である時には、軟水機の内部に閉塞状態が存在する蓋然性が高いため、水処理の継続を優先するべく軟水機のバイパス機能を有効利用できる。
あるいは、本発明は、原水が貯留される原水タンクと、前記原水タンクから供給される原水を前処理する前処理ユニットと、前記前処理ユニットによって前処理された原水に対して逆浸透膜を用いて当該原水をRO水とRO排水とに分離するROモジュールと、を備え、前記前処理ユニットは、軟水機を含む軟水機経路と、前記軟水機を迂回する軟水機バイパス経路と、前記軟水機経路の原水の通流を制御する軟水機通流弁と、前記軟水機パイパス経路の原水の通流を制御する軟水機パイパス弁と、前記軟水機経路内の前記軟水機の出口側の圧力を検出する第2圧力センサと、前記第2圧力センサの検出値に基づいて、前記軟水機通流弁と前記軟水機パイパス弁とを自動制御する制御部と、を有していることを特徴とする水処理装置である。
本発明によれば、軟水機の出口側の圧力を検出する第2圧力センサの検出値に基づいて軟水機通流弁と軟水機パイパス弁とが自動制御されることにより、ユーザによる手動の切換操作を必要とすることなく、軟水機のパイパスを必要最小限且つタイムリーに実施することができる。
例えば、制御部は、第2圧力センサの検出値が所定量未満、例えば0.07MPa未満、である時、軟水機通流弁を閉鎖させて、軟水機パイパス弁を開放するようになっている。第2圧力センサの検出値が所定量未満、例えば0.07MPa未満、である時には、軟水機の内部に閉塞状態が存在する蓋然性が高いため、水処理の継続を優先するべく軟水機のバイパス機能を有効利用できる。
あるいは、本発明は、原水が貯留される原水タンクと、前記原水タンクから供給される原水を前処理する前処理ユニットと、前記前処理ユニットによって前処理された原水に対して逆浸透膜を用いて当該原水をRO水とRO排水とに分離するROモジュールと、を備え、前記前処理ユニットは、軟水機を含む軟水機経路と、前記軟水機を迂回する軟水機バイパス経路と、前記軟水機経路と前記軟水機バイパス経路との合流部より下硫側に設けられたカーボンフィルタと、前記軟水機経路の原水の通流を制御する軟水機通流弁と、前記軟水機パイパス経路の原水の通流を制御する軟水機パイパス弁と、前記カーボンフィルタの出口側の圧力を検出する第3圧力センサと、前記第3圧力センサの検出値に基づいて、前記軟水機通流弁と前記軟水機パイパス弁とを自動制御する制御部と、を有していることを特徴とする水処理装置である。
本発明によれば、カーボンフィルタの出口側の圧力を検出する第3圧力センサの検出値に基づいて軟水機通流弁と軟水機パイパス弁とが自動制御されることにより、ユーザによる手動の切換操作を必要とすることなく、軟水機のパイパスを必要最小限且つタイムリーに実施することができる。
例えば、制御部は、第3圧力センサの検出値が所定量未満、例えば0.02MPa未満、である時、軟水機通流弁を閉鎖させて、軟水機パイパス弁を開放するようになっている。第3圧力センサの検出値が所定量未満、例えば0.02MPa未満、である時には、軟水機の内部に閉塞状態が存在する蓋然性が高いため、水処理の継続を優先するべく軟水機のバイパス機能を有効利用できる。
あるいは、本発明は、原水が貯留される原水タンクと、前記原水タンクから供給される原水を前処理する前処理ユニットと、前記前処理ユニットによって前処理された原水に対して逆浸透膜を用いて当該原水をRO水とRO排水とに分離するROモジュールと、を備え、前記前処理ユニットは、軟水機を含む軟水機経路と、前記軟水機を迂回する軟水機バイパス経路と、前記軟水機経路と前記軟水機バイパス経路との合流部より下硫側に設けられたカーボンフィルタと、前記軟水機経路の原水の通流を制御する軟水機通流弁と、前記軟水機パイパス経路の原水の通流を制御する軟水機パイパス弁と、前記カーボンフィルタの出口側の通水量を検出する通水量センサと、前記通水量センサの検出値に基づいて、前記軟水機通流弁と前記軟水機パイパス弁とを自動制御する制御部と、を有していることを特徴とする水処理装置である。
本発明によれば、カーボンフィルタの出口側の通水量を検出する通水量センサの検出値に基づいて軟水機通流弁と軟水機パイパス弁とが自動制御されることにより、ユーザによる手動の切換操作を必要とすることなく、軟水機のパイパスを必要最小限且つタイムリーに実施することができる。
例えば、制御部は、通水量センサの検出値が所定量未満である時、軟水機通流弁を閉鎖させて、軟水機パイパス弁を開放するようになっている。通水量センサの検出値が所定量未満である時には、軟水機の内部に閉塞状態が存在する蓋然性が高いため、水処理の継続を優先するべく軟水機のバイパス機能を有効利用できる。
あるいは、本発明は、原水が貯留される原水タンクと、前記原水タンクから供給される原水を前処理する前処理ユニットと、前記前処理ユニットによって前処理された原水に対して逆浸透膜を用いて当該原水をRO水とRO排水とに分離するROモジュールと、を備え、前記前処理ユニットは、軟水機を含む軟水機経路と、前記軟水機を迂回する軟水機バイパス経路と、前記軟水機経路の原水の通流を制御する軟水機通流弁と、前記軟水機パイパス経路の原水の通流を制御する軟水機パイパス弁と、前記軟水機経路内の前記軟水機の入口側の圧力を検出する第1圧力センサと、前記軟水機経路内の前記軟水機の出口側の圧力を検出する第2圧力センサと、前記カーボンフィルタの出口側の圧力を検出する第3圧力センサと、前記カーボンフィルタの出口側の通水量を検出する通水量センサと、前記第1圧力センサ、前記第2圧力センサ、前記第3圧力センサ及び前記通水量センサのうちの少なくとも一つの検出値に基づいて、前記軟水機通流弁と前記軟水機パイパス弁とを自動制御する制御部と、を有していることを特徴とする水処理装置である。
また、以上の各発明において、制御部による自動制御機能を一時的に不能化できる手動スイッチを更に備えていることが好ましい。
本発明によれば、軟水機の入口側の圧力を検出する第1圧力センサの検出値に基づいて軟水機通流弁と軟水機パイパス弁とが自動制御されることにより、ユーザによる手動の切換操作を必要とすることなく、軟水機のパイパスを必要最小限且つタイムリーに実施することができる。
あるいは、本発明によれば、軟水機の出口側の圧力を検出する第2圧力センサの検出値に基づいて軟水機通流弁と軟水機パイパス弁とが自動制御されることにより、ユーザによる手動の切換操作を必要とすることなく、軟水機のパイパスを必要最小限且つタイムリーに実施することができる。
あるいは、本発明によれば、カーボンフィルタの出口側の圧力を検出する第3圧力センサの検出値に基づいて軟水機通流弁と軟水機パイパス弁とが自動制御されることにより、ユーザによる手動の切換操作を必要とすることなく、軟水機のパイパスを必要最小限且つタイムリーに実施することができる。
あるいは、本発明によれば、カーボンフィルタの出口側の通水量を検出する通水量センサの検出値に基づいて軟水機通流弁と軟水機パイパス弁とが自動制御されることにより、ユーザによる手動の切換操作を必要とすることなく、軟水機のパイパスを必要最小限且つタイムリーに実施することができる。
本発明の一実施形態に係る水処理装置の概略説明図である。 従来の人工透析用水製造装置の概略説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る水処理装置の概略説明図である。図1に示すように、本実施形態の水処理装置10は、原水が貯留されると共に、当該原水を加温する加温ヒータ11hが設けられた原水タンク11と、原水タンク11において加温された原水を前処理する前処理ユニット13と、前処理ユニット13によって前処理された原水に対して逆浸透膜(ROM)を用いて当該原水をRO水とRO排水とに分離するROモジュール15mと、を備えている。
本実施形態では、原水として水道水が用いられるようになっている。水道水である原水は、原水タンク11において貯留されるようになっている。加温ヒータ11hは、原水タンク11の内部に設けられていて、本実施形態では原水の温度を25℃にまで加温するようになっている。原水の温度が25℃よりも低いままでは、後続の装置内において、原水中のシリカ成分等が析出して不具合を発生させるおそれがあるからである。
図1に示すように、25℃に加温された原水は、原水ポンプ12によって前処理ユニット13に送られるようになっている。前処理ユニット13は、プレフィルタ13aと、軟水機13bと、カーボンフィルタ13cと、を当該順序で有している。プレフィルタ13aは、主として原水中の不純物(ゴミ)を濾過するようになっており、軟水機13bは、主として原水中のカルシウムイオン(Ca2+ )及びマグネシウムイオン(Mg2+ )を除去するようになっており、カーボンフィルタ13cは、主として原水中の残留塩素(HClO等)を除去するようになっている。
前処理ユニット13での前処理が終わった原水は、ROユニット14(逆浸透膜処理装置)に送られるようになっている。ROユニット14は、ROポンプ14pを用いて、前処理が終わった原水をROモジュール14m内に供給するようになっている。ROモジュール14mは、原水内に含まれる無機イオン全般を除去するようになっている。ROモジュール14mでの処理を終えたRO水(原水の15〜48%程度)は、RO水供給ユニット15に送られるようになっており、ROモジュール14mでの処理によって生成されたRO排水は、一部(原水の5〜80%程度、「循環水」とも呼ばれる)がROポンプ14pを介してROモジュール14m内に再投入されるようになっており、他の一部(原水の5〜48%程度、「濃縮水」とも呼ばれる)が排水処理されるようになっている。
RO水供給ユニット15は、RO水が貯留されるRO水タンク15tを有している。RO水タンク15t内には、UV照射装置15uが設けられていて、RO水にUV照射処理を行なえるようになっている。また、RO水タンク15tには、当該RO水タンク15t内のRO水の水位変化に依存して流入する外部空気中の浮遊菌やゴミを除去するために、エアーフィルタ15fが設けられている。
RO水タンク15tに貯留されたRO水は、送水ポンプ16を介して、UF17(ウルトラフィルタ、「限界濾過膜」とも呼ばれる)に送られるようになっている。UF17は、RO水から生物学的不純物を除去するようになっている。UF17によって生物学的不純物を除去されたRO水は、透析用水として、透析治療用の各種の医療機器(不図示)に送られるようになっている。通常、それらの医療機器において、透析用水は36℃にまで加温されて、各種の透析治療に利用される。そして、透析用水は、医療機器循環後、UF18(ウルトラフィルタ、「限界濾過膜」とも呼ばれる)に戻ってきて、更にRO水タンク15tに戻されるようになっている。
さて、本実施形態の特徴は、軟水機13bの閉塞状態の程度が高く軟水機13bをバイパスさせることが好ましい場合に、自動的に軟水機13bをバイパスさせる機能を備えることである。
当該機能のため、本実施形態の前処理ユニット13は、軟水機13bを含む軟水機経路21に加えて、軟水機13bを迂回する軟水機バイパス経路31を備えている。軟水機経路21と軟水機パイパス経路31との分岐部は、プレフィルタ13aの出口側に位置している。そして、軟水機経路21には、当該軟水機経路21への原水の通流を制御する軟水機通流弁22が設けられており、軟水機パイパス経路31には、当該軟水機バイパス経路31への原水の通流を制御する軟水機パイパス弁32が設けられている。本実施形態の軟水機通流弁22は、軟水機経路21と軟水機パイパス経路31との分岐部の下流側であって軟水機13bの上流側に設けられている。
また、軟水機経路21内の軟水機13bの入口側には、当該入口側の圧力を所定の時間間隔で検出する第1圧力センサ41が設けられており、軟水機経路21内の軟水機13bの出口側には、当該出口側の圧力を所定の時間間隔で検出する第2圧力センサ42が設けられており、カーボンフィルタ13cの出口側には、当該出口側の圧力を所定の時間間隔で検出する第3圧力センサ43が設けられており、カーボンフィルタ13cの出口側には更に、当該出口側の通水量を所定の時間間隔で検出する通水量センサ44が設けられている。
そして、第1圧力センサ41、第2圧力センサ42、第3圧力センサ43及び通水量センサ44のうちの少なくとも一つの検出値に基づいて、軟水機通流弁22と軟水機パイパス弁32とを自動制御する制御部(不図示)が設けられている。
具体的には、制御部は、第1圧力センサ41の検出値が所定量以上、例えば0.2MPa以上、である時、軟水機通流弁22を閉鎖させて、軟水機パイパス弁32を開放するようになっている。
また、制御部は、第2圧力センサ42の検出値が所定量未満、例えば0.07MPa未満、である時、軟水機通流弁22を閉鎖させて、軟水機パイパス弁32を開放するようになっている。
また、制御部は、第3圧力センサ43の検出値が所定量未満、例えば0.02MPa未満、である時、軟水機通流弁22を閉鎖させて、軟水機パイパス弁32を開放するようになっている。
また、制御部は、通水量センサ44の検出値が所定量未満である時、軟水機通流弁22を閉鎖させて、軟水機パイパス弁32を開放するようになっている。(この場合の所定量は、水処理装置の仕様に応じて異なる。)
次に、本実施の形態の作用について説明する。
図1に示すように、例えば9℃の水道水である原水が、原水タンク11において貯留される。そして、原水タンク11の加温ヒータ11hが、原水の温度を25℃にまで加温する。
25℃に加温された原水は、原水ポンプ12によって前処理ユニット13に送られる。前処理ユニット13において、プレフィルタ13aが、主として原水中の不純物(ゴミ)を濾過して除去し、軟水機13bが、主として原水中のカルシウムイオン(Ca2+ )及びマグネシウムイオン(Mg2+ )を除去し、カーボンフィルタ13cが、主として原水中の塩素イオン(Cl- )を除去する。
前処理ユニット13での前処理が終わった原水は、ROユニット14(逆浸透膜処理装置)に送られる。ROユニット14は、ROポンプ14pを用いて、前処理が終わった原水をROモジュール14m内に供給する。ROモジュール14mは、原水内に含まれる無機イオン全般を除去する処理を実施し、ROモジュール14mでの処理を終えたRO水(原水の15〜48%程度)は、RO水供給ユニット15に送られる。
一方、ROモジュール14mでの処理によって生成されたRO排水は、一部(原水の5〜80%程度、「循環水」とも呼ばれる)がROポンプ14pを介してROモジュール14m内に再投入され、他の一部(原水の5〜48%程度、「濃縮水」とも呼ばれる)が排出される。
RO水供給ユニット15では、RO水タンク15tにRO水が貯留される。必要に応じて、UV照射装置15uによってUV照射処理が行なわれる。
その後、RO水タンク15tに貯留されたRO水は、送水ポンプ16を介して、UF17(ウルトラフィルタ)に送られる。UF17は、RO水から生物学的不純物を除去する。UF17によって生物学的不純物を除去されたRO水は、例えば透析用水として、透析治療用の各種の医療機器(不図示)に送られる。当該透析用水は、医療機器循環後、UF18(ウルトラフィルタ)に戻ってきて、更にRO水タンク15tに戻される。
本実施形態では、水処理装置10の稼働中、軟水機経路21内の軟水機13bの入口側の第1圧力センサ41が、当該入口側の圧力を所定の時間間隔で自動的に検出し、軟水機経路21内の軟水機13bの出口側の第2圧力センサ42が、当該出口側の圧力を所定の時間間隔で自動的に検出し、カーボンフィルタ13cの出口側の第3圧力センサ43が、当該出口側の圧力を所定の時間間隔で自動的に検出し、カーボンフィルタ13cの出口側の通水量センサ44が、当該出口側の通水量を所定の時間間隔で自動的に検出する。
そして、制御部が、第1圧力センサ41の検出値が所定量以上、例えば0.2MPa以上、である時、軟水機通流弁22を閉鎖させて、軟水機パイパス弁32を開放する。
第1圧力センサ41の検出値が所定量以上、例えば0.2MPa以上、である時には、軟水機13bの内部に閉塞状態が存在する蓋然性が高いが、本実施形態の制御部の前記制御によって、軟水機13bのバイパス機能を自動的に有効利用することができ、水処理を安定的に継続させることができる。
あるいは、制御部は、第2圧力センサ42の検出値が所定量未満、例えば0.07MPa未満、である時、軟水機通流弁22を閉鎖させて、軟水機パイパス弁32を開放する。
第2圧力センサの検出値が所定量未満、例えば0.07MPa未満、である時にも、軟水機13bの内部に閉塞状態が存在する蓋然性が高いが、本実施形態の制御部の前記制御によって、軟水機13bのバイパス機能を自動的に有効利用することができ、水処理を安定的に継続させることができる。
あるいは、制御部は、第3圧力センサ43の検出値が所定量未満、例えば0.02MPa未満、である時、軟水機通流弁22を閉鎖させて、軟水機パイパス弁32を開放する。
第3圧力センサの検出値が所定量未満、例えば0.02MPa未満、である時にも、軟水機13bの内部に閉塞状態が存在する蓋然性が高いが、本実施形態の制御部の前記制御によって、軟水機13bのバイパス機能を自動的に有効利用することができ、水処理を安定的に継続させることができる。
あるいは、制御部は、通水量センサ44の検出値が所定量未満である時、軟水機通流弁22を閉鎖させて、軟水機パイパス弁32を開放する。
第4通水量センサの検出値が所定量未満である時にも、軟水機13bの内部に閉塞状態が存在する蓋然性が高いが、本実施形態の制御部の前記制御によって、軟水機13bのバイパス機能を自動的に有効利用することができ、水処理を安定的に継続させることができる。
以上の通り、本実施形態によれば、軟水機13bの入口側の圧力を検出する第1圧力センサ41の検出値に基づいて軟水機通流弁22と軟水機パイパス弁32とが自動制御されることにより、ユーザによる手動の切換操作を必要とすることなく、軟水機13bのパイパスを必要最小限且つタイムリーに実施することができる。
また、本実施形態によれば、軟水機13bの出口側の圧力を検出する第2圧力センサ42の検出値に基づいて軟水機通流弁22と軟水機パイパス弁32とが自動制御されることにより、ユーザによる手動の切換操作を必要とすることなく、軟水機13bのパイパスを必要最小限且つタイムリーに実施することができる。
また、本実施形態によれば、カーボンフィルタ13cの出口側の圧力を検出する第3圧力センサ43の検出値に基づいて軟水機通流弁22と軟水機パイパス弁32とが自動制御されることにより、ユーザによる手動の切換操作を必要とすることなく、軟水機13bのパイパスを必要最小限且つタイムリーに実施することができる。
また、本実施形態によれば、カーボンフィルタ13cの出口側の通水量を検出する通水量センサ44の検出値に基づいて軟水機通流弁22と軟水機パイパス弁32とが自動制御されることにより、ユーザによる手動の切換操作を必要とすることなく、軟水機13bのパイパスを必要最小限且つタイムリーに実施することができる。
なお、以上の実施形態では、第1圧力センサ41、第2圧力センサ42、第3圧力センサ43及び通水量センサ44のうちの少なくとも一つの検出値が各々の所定の閾値を超えた時に、軟水機通流弁22と軟水機パイパス弁32とが自動制御されるようになっているが、これら4つのセンサ41〜44のうちの二つの検出値が各々の所定の閾値を超えた時に、軟水機通流弁22と軟水機パイパス弁32とが自動制御されるようになっていてもよい。この場合、二つの検出値の組み合わせは、水処理装置10の仕様等に合わせて適宜に選択され得る。
更には、前記4つのセンサ41〜44のうちの三つの検出値が各々の所定の閾値を超えた時に、軟水機通流弁22と軟水機パイパス弁32とが自動制御されるようになっていてもよい。この場合、三つの検出値の組み合わせは、水処理装置10の仕様等に合わせて適宜に選択され得る。
あるいは、前記4つのセンサ41〜44の全ての検出値が各々の所定の閾値を超えた時に、軟水機通流弁22と軟水機パイパス弁32とが自動制御されるようになっていてもよい。
また、前記4つのセンサ41〜44が各々の検出を実施する時間間隔は、軟水機13bの状態をモニタリングする時間間隔に対応し、ユーザによって適宜に選択可能となっていることが好ましい。
更に、以上の実施形態において、制御部による前記自動制御機能を一時的に不能化できる手動スイッチを更に備えていることが好ましい。この場合、ユーザの希望に応じて、軟水機13bのパイパス機能を一時的に不能化することができる。
10 水処理装置
11 原水タンク
11h 加温ヒータ
12 原水ポンプ
13 前処理ユニット
13a プレフィルタ
13b 軟水機
13c カーボンフィルタ
14 ROユニット
14p ROポンプ
14m ROモジュール
15 RO水供給ユニット
15t RO水タンク
15u UV照射装置
15f エアーフィルタ
16 送水ポンプ
17 UF(ウルトラフィルタ)
18 UF(ウルトラフィルタ)
21 軟水機経路
22 軟水機通流弁
31 軟水機バイパス経路
32 軟水機バイパス弁
41 第1圧力センサ
42 第2圧力センサ
43 第3圧力センサ
44 通水量センサ
51 原水タンク
51h 加温ヒータ
52 原水ポンプ
53 前処理ユニット
53a プレフィルタ
53b 軟水機
53c カーボンフィルタ
54 ROユニット
54p ROポンプ
54m ROモジュール
55 RO水供給ユニット
55t RO水タンク
55u UV照射装置
55f エアーフィルタ
56 送水ポンプ
57 UF(ウルトラフィルタ)
58 UF(ウルトラフィルタ)

Claims (10)

  1. 原水が貯留される原水タンクと、
    前記原水タンクから供給される原水を前処理する前処理ユニットと、
    前記前処理ユニットによって前処理された原水に対して逆浸透膜を用いて当該原水をRO水とRO排水とに分離するROモジュールと、
    を備え、
    前記前処理ユニットは、
    軟水機を含む軟水機経路と、
    前記軟水機を迂回する軟水機バイパス経路と、
    前記軟水機経路の原水の通流を制御する軟水機通流弁と、
    前記軟水機パイパス経路の原水の通流を制御する軟水機パイパス弁と、
    前記軟水機経路内の前記軟水機の入口側の圧力を検出する第1圧力センサと、
    前記第1圧力センサの検出値に基づいて、前記軟水機通流弁と前記軟水機パイパス弁とを自動制御する制御部と、
    を有している
    ことを特徴とする水処理装置。
  2. 前記制御部は、前記第1圧力センサの検出値が0.2MPa以上である時、前記軟水機通流弁を閉鎖させて、前記軟水機パイパス弁を開放するようになっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の水処理装置。
  3. 原水が貯留される原水タンクと、
    前記原水タンクから供給される原水を前処理する前処理ユニットと、
    前記前処理ユニットによって前処理された原水に対して逆浸透膜を用いて当該原水をRO水とRO排水とに分離するROモジュールと、
    を備え、
    前記前処理ユニットは、
    軟水機を含む軟水機経路と、
    前記軟水機を迂回する軟水機バイパス経路と、
    前記軟水機経路の原水の通流を制御する軟水機通流弁と、
    前記軟水機パイパス経路の原水の通流を制御する軟水機パイパス弁と、
    前記軟水機経路内の前記軟水機の出口側の圧力を検出する第2圧力センサと、
    前記第2圧力センサの検出値に基づいて、前記軟水機通流弁と前記軟水機パイパス弁とを自動制御する制御部と、
    を有している
    ことを特徴とする水処理装置。
  4. 前記制御部は、前記第2圧力センサの検出値が0.07MPa未満である時、前記軟水機通流弁を閉鎖させて、前記軟水機パイパス弁を開放するようになっている
    ことを特徴とする請求項3に記載の水処理装置。
  5. 原水が貯留される原水タンクと、
    前記原水タンクから供給される原水を前処理する前処理ユニットと、
    前記前処理ユニットによって前処理された原水に対して逆浸透膜を用いて当該原水をRO水とRO排水とに分離するROモジュールと、
    を備え、
    前記前処理ユニットは、
    軟水機を含む軟水機経路と、
    前記軟水機を迂回する軟水機バイパス経路と、
    前記軟水機経路と前記軟水機バイパス経路との合流部より下硫側に設けられたカーボンフィルタと、
    前記軟水機経路の原水の通流を制御する軟水機通流弁と、
    前記軟水機パイパス経路の原水の通流を制御する軟水機パイパス弁と、
    前記カーボンフィルタの出口側の圧力を検出する第3圧力センサと、
    前記第3圧力センサの検出値に基づいて、前記軟水機通流弁と前記軟水機パイパス弁とを自動制御する制御部と、
    を有している
    ことを特徴とする水処理装置。
  6. 前記制御部は、前記第3圧力センサの検出値が0.02MPa未満である時、前記軟水機通流弁を閉鎖させて、前記軟水機パイパス弁を開放するようになっている
    ことを特徴とする請求項5に記載の水処理装置。
  7. 原水が貯留される原水タンクと、
    前記原水タンクから供給される原水を前処理する前処理ユニットと、
    前記前処理ユニットによって前処理された原水に対して逆浸透膜を用いて当該原水をRO水とRO排水とに分離するROモジュールと、
    を備え、
    前記前処理ユニットは、
    軟水機を含む軟水機経路と、
    前記軟水機を迂回する軟水機バイパス経路と、
    前記軟水機経路と前記軟水機バイパス経路との合流部より下硫側に設けられたカーボンフィルタと、
    前記軟水機経路の原水の通流を制御する軟水機通流弁と、
    前記軟水機パイパス経路の原水の通流を制御する軟水機パイパス弁と、
    前記カーボンフィルタの出口側の通水量を検出する通水量センサと、
    前記通水量センサの検出値に基づいて、前記軟水機通流弁と前記軟水機パイパス弁とを自動制御する制御部と、
    を有している
    ことを特徴とする水処理装置。
  8. 前記制御部は、前記通水量センサの検出値が所定量未満である時、前記軟水機通流弁を閉鎖させて、前記軟水機パイパス弁を開放するようになっている
    ことを特徴とする請求項7に記載の水処理装置。
  9. 原水が貯留される原水タンクと、
    前記原水タンクから供給される原水を前処理する前処理ユニットと、
    前記前処理ユニットによって前処理された原水に対して逆浸透膜を用いて当該原水をRO水とRO排水とに分離するROモジュールと、
    を備え、
    前記前処理ユニットは、
    軟水機を含む軟水機経路と、
    前記軟水機を迂回する軟水機バイパス経路と、
    前記軟水機経路の原水の通流を制御する軟水機通流弁と、
    前記軟水機パイパス経路の原水の通流を制御する軟水機パイパス弁と、
    前記軟水機経路内の前記軟水機の入口側の圧力を検出する第1圧力センサと、
    前記軟水機経路内の前記軟水機の出口側の圧力を検出する第2圧力センサと、
    前記カーボンフィルタの出口側の圧力を検出する第3圧力センサと、
    前記カーボンフィルタの出口側の通水量を検出する通水量センサと、
    前記第1圧力センサ、前記第2圧力センサ、前記第3圧力センサ及び前記通水量センサのうちの少なくとも一つの検出値に基づいて、前記軟水機通流弁と前記軟水機パイパス弁とを自動制御する制御部と、
    を有している
    ことを特徴とする水処理装置。
  10. 前記制御部による自動制御機能を一時的に不能化できる手動スイッチ
    を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の水処理装置。
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JP2020127910A (ja) * 2019-02-07 2020-08-27 栗田工業株式会社 膜濾過システムの制御装置
KR102287593B1 (ko) * 2021-02-22 2021-08-10 김만섭 쿨링 타워에 물을 공급하는 시스템

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