JP6420011B1 - 水処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2段のROモジュールを備え、装置全体の回収率を高めることができる水処理装置を提供すること。【解決手段】本発明は、前段ROモジュールから延びて前段RO排水の一部を排出するための前段排出路と、前段排出路から分岐されて前段ROポンプの上流側に合流し前段RO排水の他の一部を前段循環水として軟水に合流させることが可能な前段循環路と、前段排出路または後段循環路から更に分岐されて軟水タンクに合流し前段RO排水の更に他の一部を前段戻し水として軟水タンク内の軟水に合流させることが可能な前段戻し路と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、透析治療に用いられる人工透析用水等を製造するための水処理装置に関する。
現在、様々なタイプの人工透析用水製造装置が稼働している。2段のROモジュールを備えた人工透析用水製造装置の一例について、図2を用いて説明する。
原水は、まず、例えば不図示の原水タンクに貯留され、加温用ヒータ等によって25℃にまで加温される。原水の温度が25℃よりも低いままでは、後続の装置内において、原水中のシリカ成分等が析出して不具合を発生させるおそれがあるからである。
25℃に加温された原水は、プレフィルタ51を通過され、軟水装置52において軟水化される。プレフィルタ51は、主として原水中の不純物(ゴミ)を濾過し、軟水装置52は、主として原水中のカルシウムイオン(Ca2+ )及びマグネシウムイオン(Mg2+ )を除去する。軟水装置52において生成された軟水は、軟水タンク53に貯留される。
軟水タンク53に貯留された軟水は、カーボンフィルタポンプ54によってカーボンフィルタ55に送られた後、前段ROポンプ61によって前段ROモジュール62(逆浸透膜処理装置)に送られる。
前段ROモジュール62は、原水内に含まれる無機イオン全般を除去する。前段ROモジュール62での処理によって生成された前段RO水は、引き続いて、後段ROポンプ71によって後段ROモジュール72(逆浸透膜処理装置)に送られる。
前段ROモジュール62での処理によって生成された前段RO排水は、一部が前段循環水として前段循環水量調整バルブ63及び前段ROポンプ61を介して前段ROモジュール62内に再投入され、他の一部が排水量調整バルブ64を介して排水処理される。
後段ROモジュール72は、前段RO水内に含まれる無機イオン全般を更に高レベルに除去する。後段ROモジュール72での処理によって生成された後段RO水は、RO水タンク81に貯留される。
後段ROモジュール72での処理によって生成された後段RO排水は、一部が後段循環水として後段循環水量調整バルブ73及び後段ROポンプ71を介して後段ROモジュール72内に再投入され、他の一部が戻し水として戻し水量調整バルブ75及び戻し配管78を介して軟水タンク53まで戻される。
RO水タンク81内には、UV照射装置82が設けられていて、後段RO水にUV照射処理を行なえるようになっている。また、RO水タンク81には、当該RO水タンク81内の後段RO水の水位変化に依存して流入する外部空気中の浮遊菌やゴミを除去するために、エアーフィルタ83が設けられている。
RO水タンク81に貯留されたRO水は、送水ポンプ84を介して、不図示のウルトラフィルタ等を介して、透析用水として透析治療用の各種の医療機器に送られる。通常、それらの医療機器において、透析用水は36℃前後にまで加温されて、各種の透析治療に利用される。そして、透析用水は、医療機器循環後、不図示のウルトラフィルタ等を介して戻ってきて、更にRO水タンク81に戻される。
図2に示す人工透析用水製造装置は、すでに実用化されていて、透析治療のための人工透析用水を安定的に製造している。特に、2段のROモジュールを備えていることによって高精度の水処理を安定的に実施でき、且つ、後段RO排水を全く排水処理しないで後段循環水及び戻し水とすることによって装置全体の回収率を高めることができる。具体的には、前段モジュールの回収率:90%、後段モジュールの回収率:65%、を実現することによって、装置全体の回収率:約85%(段落0058参照)、を実現することができる。
その他、本件出願人は、特許文献1において、原水のシリカ濃度と、RO排水のPHと、に基づいてROモジュールの回収率を制御する水処理装置を提案している。
特開2017−221311
本件発明者は、2段のROモジュールを備えた水処理装置において、装置全体の回収率を更に高めることができないか検討を重ねてきた。そして、前段ROモジュールの前段RO排水の一部をも戻し水とすることが有効であることを知見し、その詳細(戻し水とする水量等)について更に検討を重ねてきた。
本発明は、以上の知見に基づいて創案されたものである。本発明の目的は、2段のROモジュールを備え、装置全体の回収率を高めることができる水処理装置を提供することである。
本発明は、原水から軟水を生成する軟水装置と、前記軟水装置によって生成された軟水を貯留する軟水タンクと、前記軟水タンクから供給される軟水を前段RO水と前段RO排水とに分離する前段ROモジュールと、前記軟水タンクによって貯留された軟水を前記ROモジュールに供給する前段ROポンプと、前記前段ROモジュールから延びて前記前段RO排水の一部を排出するための前段排出路と、前記前段排出路から分岐されて前記前段ROポンプの上流側に合流し、前記前段RO排水の他の一部を前段循環水として前記軟水に合流させることが可能な前段循環路と、前記前段排出路または前記前段循環路から更に分岐されて前記軟水タンクに合流し、前記前段RO排水の更に他の一部を前段戻し水として前記軟水タンク内の軟水に合流させることが可能な前段戻し路と、前記前段循環路の途中に設けられた前段循環水量調整バルブと、前記前段戻し路の途中に設けられた前段戻し水量調整バルブと、前記前段排出路の途中に設けられた排水量調整バルブと、前記前段ROモジュールにおいて分離された前段RO水を後段RO水と後段RO排水とに分離する後段ROモジュールと、前記前段ROモジュールにおいて分離された前段RO水を前記後段ROモジュールに供給する後段ROポンプと、前記後段ROモジュールから延びて前記後段ROポンプの上流側に合流し、前記後段RO排水の一部を後段循環水として前記前段RO水に合流させることが可能な後段循環路と、前記後段循環路から分岐されて前記軟水タンクに合流し、前記後段RO排水の他の一部を後段戻し水として前記軟水タンク内の軟水に合流させることが可能な後段戻し路と、前記後段循環路の途中に設けられた後段循環水量調整バルブと、前記後段戻し路の途中に設けられた後段戻し水量調整バルブと、を備えたことを特徴とする水処理装置である。
本発明によれば、2段のROモジュールを備えた水処理装置において、前段ROモジュールの前段RO排水の一部を戻し水とすることにより、装置全体の回収率を高めることが可能である。具体的には、本発明による水処理装置は、前段RO排水の30〜55%を戻し水とすることにより、90%以上の回収率を実現することができる。
好ましくは、本発明による水処理装置は、前記前段ROポンプ、前記前段循環水量調整バルブ、前記前段戻し水量調整バルブ、前記前段排水量調整バルブ、前記後段ROポンプ、前記後段循環水量調整バルブ、及び、前記後段戻し水量調整バルブの少なくとも1つを制御することによって、前記前段ROモジュールの回収率及び/または前記後段ROモジュールの回収率を制御する制御装置を更に備える。
当該制御装置は、85〜90%、特には約90%、の前段ROモジュールの回収率を実現すると共に、50〜90%、特には約65%、の後段ROモジュールの回収率を実現することによって、水処理装置の装置全体としての回収率を高めることができる。例えば、前段ROモジュールが直列に配置された複数のRO膜を有していて、各RO膜の膜面回収率が15.0〜16.0%とされる場合、前段RO排水の水量から前段循環水の水量を差し引いた水量に対する前段戻し水の水量の割合を30〜55%とすることで、水処理装置の装置全体としての回収率を高めることができる。
本発明によれば、2段のROモジュールを備えた水処理装置において、前段ROモジュールの前段RO排水の一部を戻し水とすることにより、装置全体の回収率を高めることが可能である。具体的には、本発明による水処理装置は、前段RO排水の30〜55%を戻し水とすることにより、90%以上の回収率を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る水処理装置の概略図である。 従来の水処理装置の概略図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る水処理装置1の概略図である。本実施形態においても、原水は、まず、例えば不図示の原水タンクに貯留され、加温用ヒータ等によって25℃にまで加温されるようになっている。原水の温度が25℃よりも低いままでは、後続の装置内において、原水中のシリカ成分等が析出して不具合を発生させるおそれがあるからである。
25℃に加温された原水は、プレフィルタ11において濾過されて、軟水装置12において軟水化されるようになっている。プレフィルタ11は、主として原水中の不純物(ゴミ)を濾過するようになっており、軟水装置12は、主として原水中のカルシウムイオン(Ca2+ )及びマグネシウムイオン(Mg2+ )を除去するようになっている。軟水装置12において生成された軟水は、軟水タンク13に貯留されるようになっている。
軟水タンク13に貯留された軟水は、カーボンフィルタポンプ14によってカーボンフィルタ15に送られた後、前段ROポンプ21によって前段ROモジュール22(逆浸透膜処理装置)に送られるようになっている。
前段ROモジュール22は、原水内に含まれる無機イオン全般を除去するようになっている。前段ROモジュール22での処理によって生成された前段RO水は、引き続いて、後段ROポンプ31によって後段ROモジュール32(逆浸透膜処理装置)に送られるようになっている。
前段ROモジュール22での処理によって生成された前段RO排水は、一部が前段循環水として前段循環水量調整バルブ23を含む循環用配管26(前段循環路)及び前段ROポンプ21を介して前段ROモジュール22内に再投入されるようになっており、他の一部が排水量調整バルブ24を含む排水用配管27(排出路)を介して排水処理されるようになっており、更に他の一部が前段戻し水量調整バルブ25を含む戻し配管28(前段戻し路)を介して軟水タンク13まで戻されるようになっている。
後段ROモジュール32は、前段RO水内に含まれる無機イオン全般を更に高レベルに除去するようになっている。後段ROモジュール32での処理によって生成された後段RO水は、RO水タンク41に貯留されるようになっている。
後段ROモジュール32での処理によって生成された後段RO排水は、一部が後段循環水として後段循環水量調整バルブ33を含む循環用配管36(後段循環路)及び後段ROポンプ31を介して後段ROモジュール32内に再投入されるようになっており、他の一部が戻し水として戻し水量調整バルブ35を含む戻し配管38(後段戻し路)を介して軟水タンク13まで戻されるようになっている。
RO水タンク41内には、UV照射装置42が設けられていて、後段RO水にUV照射処理を行なえるようになっている。また、RO水タンク41には、当該RO水タンク41内の後段RO水の水位変化に依存して流入する外部空気中の浮遊菌やゴミを除去するために、エアーフィルタ43が設けられている。
RO水タンク41に貯留されたRO水は、送水ポンプ44を介して、不図示のウルトラフィルタ等を介して、透析用水として透析治療用の各種の医療機器に送られるようになっている。通常、それらの医療機器において、透析用水は36℃前後にまで加温されて、各種の透析治療に利用されるようになっている。そして、透析用水は、医療機器循環後、不図示のウルトラフィルタ等を介して戻ってきて、更にRO水タンク41に戻されるようになっている。
前段ROポンプ21、前段循環水量調整バルブ23、前段戻し水量調整バルブ25、前段排水量調整バルブ24、後段ROポンプ31、後段循環水量調整バルブ33、及び、後段戻し水量調整バルブ35は、制御装置45(例えばコンピュータ)に接続されていて、当該制御装置45によって適宜に制御されるようになっている。制御装置45は、各構成要素に対して集約的に設けられていてもよいし、各構成要素毎に(または構成要素の所定のグループ毎に)分散的に構成されて設けられていてもよい。
次に、本実施形態の作用について説明する。
例えば9℃の水道水である原水が、原水タンク(不図示)において貯留される。そして、原水タンクの加温ヒータ(不図示)が、原水の温度を更に25℃にまで加温する。
25℃に加温された原水は、原水ポンプによってプレフィルタ11及び軟水装置12に送られる。プレフィルタ11は、主として原水中の不純物(ゴミ)を濾過して除去し、軟水装置12は、主として原水中のカルシウムイオン(Ca2+ )及びマグネシウムイオン(Mg2+ )を除去する。
軟水装置12において生成された軟水は、軟水タンク13に貯留される。軟水タンク13に貯留された軟水は、カーボンフィルタポンプ14によってカーボンフィルタ15に送られた後、前段ROポンプ21によって前段ROモジュール22に送られる。
前段ROモジュール22は、原水内に含まれる無機イオン全般を除去する。前段ROモジュール22での処理によって生成された前段RO水は、引き続いて、後段ROポンプ31によって後段ROモジュール32に送られる。
前段ROモジュール22での処理によって生成された前段RO排水は、一部が前段循環水として前段循環水量調整バルブ23及び前段ROポンプ21を介して前段ROモジュール22内に再投入され、他の一部が排水量調整バルブ24を介して排水処理され、更に他の一部が前段戻し水量調整バルブ25を含む戻し配管28を介して軟水タンク13まで戻される。
後段ROモジュール32は、前段RO水内に含まれる無機イオン全般を更に高レベルに除去する。後段ROモジュール32での処理によって生成された後段RO水は、RO水タンク41に貯留される。
後段ROモジュール32での処理によって生成された後段RO排水は、一部が後段循環水として後段循環水量調整バルブ33及び後段ROポンプ31を介して後段ROモジュール32内に再投入され、他の一部が戻し水として戻し水量調整バルブ35を含む戻し配管38を介して軟水タンク13まで戻される。
RO水タンク41内では、UV照射装置42によって、後段RO水にUV照射処理が行われる。また、RO水タンク41内の後段RO水の水位変化に依存して流入する外部空気中の浮遊菌やゴミが、エアーフィルタ43によって適宜に除去される。
RO水タンク41に貯留されたRO水は、送水ポンプ44を介して、不図示のウルトラフィルタ等を介して、透析用水として透析治療用の各種の医療機器に送られる。透析用水は、医療機器循環後、不図示のウルトラフィルタ等を介して戻ってきて、更にRO水タンク41に戻される。
以上において、本実施形態の水処理装置1の各構成要素に供給される水(原水、軟水、RO水またはRO排水(循環水及び戻し水を含む))の水量は、前段ROポンプ21、前段循環水量調整バルブ23、前段戻し水量調整バルブ25、前段排水量調整バルブ24、後段ROポンプ31、後段循環水量調整バルブ33、及び、後段戻し水量調整バルブ35の各々が制御装置45によって適宜に制御されることによって、調整される。
以上の通り、本実施形態によれば、2段のROモジュール22、32を備えた水処理装置1において、前段ROモジュール22の前段RO排水の一部を戻し水とすることにより、装置全体の回収率を高めることが可能である。具体的には、本実施形態による水処理装置1は、後述するように、前段RO排水の30〜55%を戻し水とすることにより、90%以上の回収率を実現することができる。
(実施例における具体的な水量制御の例)
ここで、後段ROモジュール32において、回収率:65%、後段RO水の供給量:25L/min、を実現する場合について説明すると、後段ROモジュール32に供給されるべき前段RO水の水量は、25×100/65=38.5L/minである。
前段ROモジュール22において当該水量の前段RO水を生成するためには、前段ROモジュール22が例えば直列に配置された3本のRO膜を有している場合、各RO膜において38.5/3=12.8L/minのRO水を生成する必要がある。そして、各RO膜の膜面回収率が15.6%である場合(RO膜の性能によって異なり得るが、本件発明者の知見によれば、15.0〜16.0%の範囲から選択されることが好ましい)、3本目のRO膜に供給されるべき水量は、12.8×100/15.6=82.00Lであり、従って、2本目のRO膜に供給されるべき水量は、82.00+12.8=94.8Lであり、1本目のRO膜に供給されるべき水量は、94.8+12.8=107.6Lとなる。
一方、前段ROモジュール22において、回収率:90%、を実現するとすると、カーボンフィルタ15から前段ROモジュール22への軟水供給量をXL/minとした時、X×10/100=(X−38.5)であるから、これを解いて、X=42.8L/minである。従って、前段ROモジュール22に再投入される前段循環水の水量は、107.6−42.8=64.8L/minとなる。
水処理装置全体の回収率については、まず、後段ROモジュール32からの戻し水が38.5−25=13.5Lである。そして、水処理装置全体の回収率を高めるべく、前段ROモジュール22からの排水のうち2.1L/min(約50%)を戻し水にしてやれば、戻し水の合計水量は13.5+2.1=15.7L/minである。従って、軟水装置12から供給されるべき水量は、42.8−15.7=27.1L/minであるから、水処理装置全体の回収率として、25/27.1=0.92(92%)が実現される。本件発明者による検討によれば、前段ROモジュール22からの前段RO排水の水量から前段循環水の水量を差し引いた水量に対する前段戻し水の水量の割合は、30〜55%が有効である。この割合により、水処理装置全体の回収率を90%以上とすることができ、且つ、RO膜の性能に不具合をもたらすこともない(現実的に運用可能である)。
ここで、原水におけるシリカ濃度を8.4mg/L(出願人所有の工場(静岡県牧之原市)における水道水の測定値)とすると、回収率:90%である前段ROモジュール22において分離される前段RO排水では、1/(1−0.90)=10倍の84mg/Lのシリカ濃度となる。
一方、前段RO水のシリカ濃度は、検出限界(一般には0.2mg/L)以下であるから、0.2mg/Lとすると、回収率:65%である後段ROモジュール32において分離される後段RO排水では、1/(1−0.65)=2.8倍の0.6mg/Lのシリカ濃度となる。
従って、軟水タンク13内のシリカ濃度は、(8.4mg×27.1L/min(軟水装置12から供給される軟水起因のシリカ濃度)+84mg×2.1(前段戻し水起因のシリカ濃度)+0.6mg×13.5(後段戻し水起因のシリカ濃度))/42.8=9.6mg/Lである。
従って、前段ROモジュール22の入口におけるシリカ濃度は、(9.6mg×42.8(軟水起因のシリカ濃度)+84mg/L×64.8L/min(循環水起因のシリカ濃度))/107.6=54.4mg/Lとなり、一般的なRO膜の性能に照らして許容範囲内である。
(比較例における具体的な水量制御の例(1))
比較のため、前段ROモジュール22から軟水タンク13への戻し水の水量を0とした場合を説明する。(この場合の装置作用は、図2に示す従来構成の装置作用と略同様である。)
実施例について前述したのと同様、後段ROモジュール32において、回収率:65%、後段RO水の供給量:25L/min、を実現する場合、後段ROモジュール32に供給されるべき前段RO水の水量は、25×100/65=38.5L/minである。
前段ROモジュール22において当該水量の前段RO水を生成するためには、前段ROモジュール22が例えば3本のRO膜を有している場合、各RO膜において38.5/3=12.8L/minのRO水を生成する必要がある。そして、各RO膜の膜面回収率が15.6%である場合(RO膜の性能によって異なり得る)、3本目のRO膜に供給されるべき水量は、12.8×100/15.6=82.00Lであり、従って、2本目のRO膜に供給されるべき水量は、82.00+12.8=94.8Lであり、1本目のRO膜に供給されるべき水量は、94.8+12.8=107.6Lとなる。
一方、前段ROモジュール22において、実施例と同様に回収率:90%、を実現するとすると、カーボンフィルタ15から前段ROモジュール22への軟水供給量をXL/minとした時、X×10/100=(X−38.5)であるから、これを解いて、X=42.8L/minである。従って、前段ROモジュール22に再投入される前段循環水の水量は、107.6−42.8=64.8L/minとなる。
この時、水処理装置全体の回収率については、後段ROモジュール32からの戻し水が38.5−25=13.5Lであるから、軟水装置12から供給されるべき水量は、42.8−13.5=29.2L/minとなって、水処理装置全体の回収率としては、25/29.2=0.85(85%)となってしまう。従って、実施例と比較して原水消費に関するコストにおいて劣る。
ここで、原水におけるシリカ濃度を8.4mg/L(水道水における一般的な数値である)とすると、回収率:90%である前段ROモジュール22において分離される前段RO排水では、1/(1−0.90)=10倍の84mg/Lのシリカ濃度となる。
一方、前段RO水のシリカ濃度は、検出限界(一般には0.2mg/L)以下であるから、0.2mg/Lとすると、回収率:65%である後段ROモジュール32において分離される後段RO排水では、1/(1−0.65)=2.8倍の0.6mg/Lのシリカ濃度となる。
従って、軟水タンク13内のシリカ濃度は、(8.4mg×29.2L/min(軟水装置12から供給される軟水起因のシリカ濃度)+0.6mg×13.5(後段戻し水起因のシリカ濃度))/42.8=5.9mg/Lである。
従って、前段ROモジュール22の入口におけるシリカ濃度は、(5.9mg×42.8(軟水起因のシリカ濃度)+84mg/L×64.8L/min(循環水起因のシリカ濃度))/107.6=52.9mg/Lとなり、一般的なRO膜の性能に照らして許容範囲内である。
(比較例における具体的な水量制御の例(2))
更なる比較のため、前段ROモジュール22から軟水タンク13への戻し水の水量を0とした別の例を説明する。
実施例について前述したのと同様、後段ROモジュール32において、回収率:65%、後段RO水の供給量:25L/min、を実現する場合、後段ROモジュール32に供給されるべき前段RO水の水量は、25×100/65=38.5L/minである。
前段ROモジュール22において当該水量の前段RO水を生成するためには、前段ROモジュール22が例えば3本のRO膜を有している場合、各RO膜において38.5/3=12.8L/minのRO水を生成する必要がある。そして、各RO膜の膜面回収率が15.6%である場合(RO膜の性能によって異なり得る)、3本目のRO膜に供給されるべき水量は、12.8×100/15.6=82.00Lであり、従って、2本目のRO膜に供給されるべき水量は、82.00+12.8=94.8Lであり、1本目のRO膜に供給されるべき水量は、94.8+12.8=107.6Lとなる。
ここで、水処理装置全体の回収率を高めるべく、前段ROモジュール22において、回収率:95%、を実現するとすると、カーボンフィルタ15から前段ROモジュール22への軟水供給量をXL/minとした時、X×5/100=(X−38.5)であるから、これを解いて、X=40.5L/minである。従って、前段ROモジュール22に再投入される前段循環水の水量は、107.6−40.5=67.1L/minとなる。
この時、水処理装置全体の回収率については、後段ROモジュール32からの戻し水が38.5−25=13.5Lであるから、軟水装置12から供給されるべき水量は、40.5−13.5=27.0L/minとなって、水処理装置全体の回収率として、25/27.0=0.92(92%)が実現される。
ここで、原水におけるシリカ濃度を8.4mg/L(水道水における一般的な数値である)とすると、回収率:95%である前段ROモジュール22において分離される前段RO排水では、1/(1−0.95)=20倍の168mg/Lのシリカ濃度となる。
一方、前段RO水のシリカ濃度は、検出限界(一般には0.2mg/L)以下であるから、0.2mg/Lとすると、回収率:65%である後段ROモジュール32において分離される後段RO排水では、1/(1−0.65)=2.8倍の0.6mg/Lのシリカ濃度となる。
従って、軟水タンク13内のシリカ濃度は、(8.4mg×27.0L/min(軟水装置12から供給される軟水起因のシリカ濃度)+0.6mg×13.5(後段戻し水起因のシリカ濃度))/40.5=5.8mg/Lである。
従って、前段ROモジュール22の入口におけるシリカ濃度は、(5.8mg×40.5(軟水起因のシリカ濃度)+168mg/L×67.1L/min(循環水起因のシリカ濃度))/107.6=107.0mg/Lとなり、一般的なRO膜の性能に照らして許容範囲を超えてしまう。具体的には、シリカの析出によってRO膜が閉塞してしまう。すなわち、当該例(2)は、実際上は実現不可能な例である。
(別の実施例における具体的な水量制御の例)
前段ROモジュール22が直列に配置された2本のRO膜を有している場合にも、本発明は適用可能である。このような実施例について説明する。当該実施例においては、後段ROモジュール32は、回収率:85%、後段RO水の供給量:20L/min、を実現し、後段ROモジュール32に供給されるべき前段RO水の水量は、20×100/85=23.5L/minであるとする(後段ROモジュール32の回収率が、前段ROモジュール22のRO膜の本数に応じて、65〜85%で調整される)。
前段ROモジュール22において当該水量の前段RO水を生成するためには、前段ROモジュール22が直列に配置された2本のRO膜を有している場合、各RO膜において23.5/2=11.75L/minのRO水を生成する必要がある。そして、各RO膜の膜面回収率が15.6%である場合(RO膜の性能によって異なり得るが、本件発明者の知見によれば、15.0〜16.0%の範囲から選択されることが好ましい)、2本目のRO膜に供給されるべき水量は、11.75×100/15.6=75.3Lであり、従って、1本目のRO膜に供給されるべき水量は、75.3+11.75=87.1Lとなる。
一方、前段ROモジュール22において、回収率:90%、を実現するとすると、カーボンフィルタ15から前段ROモジュール22への軟水供給量をXL/minとした時、X×10/100=(X−23.5)であるから、これを解いて、X=26.1L/minである。従って、前段ROモジュール22に再投入される前段循環水の水量は、87.1−26.1=61.0L/minとなる。
水処理装置全体の回収率については、後段ROモジュール32からの戻し水が23.5−20=3.5Lである。そして、水処理装置全体の回収率を高めるべく、前段ROモジュール22からの排水のうち1.3L/min(約50%)を戻し水にしてやれば、戻し水の合計水量は3.5+1.3=4.8L/minである。従って、軟水装置12から供給されるべき水量は、26.1−4.8=21.3L/minであるから、水処理装置全体の回収率として、20/21.3=0.93(93%)が実現される。本件発明者による検討によれば、前段ROモジュール22が有するRO膜の本数が2本であっても、前段ROモジュール22からの前段RO排水の水量から前段循環水の水量を差し引いた水量に対する前段戻し水の水量の割合は、30〜55%が有効である。この割合により、水処理装置全体の回収率を90%以上とすることができ、且つ、RO膜の性能に不具合をもたらすこともない(現実的に運用可能である)。
ここで、原水におけるシリカ濃度を8.4mg/L(出願人所有の工場(静岡県牧之原市)における水道水の測定値)とすると、回収率:90%である前段ROモジュール22において分離される前段RO排水では、1/(1−0.90)=10倍の84mg/Lのシリカ濃度となる。
一方、前段RO水のシリカ濃度は、検出限界(一般には0.2mg/L)以下であるから、0.2mg/Lとすると、回収率:85%である後段ROモジュール32において分離される後段RO排水では、1/(1−0.85)=6.7倍の1.3mg/Lのシリカ濃度となる。
従って、軟水タンク13内のシリカ濃度は、(8.4mg×21.3L/min(軟水装置12から供給される軟水起因のシリカ濃度)+84mg×1.3(前段戻し水起因のシリカ濃度)+1.3mg×3.5(後段戻し水起因のシリカ濃度))/26.1=11.2mg/Lである。
従って、前段ROモジュール22の入口におけるシリカ濃度は、(11.2mg×26.1(軟水起因のシリカ濃度)+84mg/L×61.0L/min(循環水起因のシリカ濃度))/87.1=62.2mg/Lとなり、一般的なRO膜の性能に照らして許容範囲内である。
1 水処理装置
11 プレフィルタ
12 軟水装置
13 軟水タンク
14 カーボンフィルタ
21 前段ROポンプ
22 前段ROモジュール
23 前段循環水量調整バルブ
24 排水量調整バルブ
25 前段戻し水量調整バルブ
26 循環用配管(前段循環路)
27 排水用配管(排出路)
28 戻し配管(前段戻し路)
31 後段ROポンプ
32 後段ROモジュール
33 後段循環水量調整バルブ
35 後段戻し水量調整バルブ
36 循環用配管(後段循環路)
38 戻し配管(後段戻し路)
41 RO水タンク
42 UV照射装置
43 エアーフィルタ
44 送水ポンプ
45 制御装置
51 プレフィルタ
52 軟水装置
53 軟水タンク
54 カーボンフィルタ
61 前段ROポンプ
62 前段ROモジュール
63 前段循環水量調整バルブ
64 排水量調整バルブ
71 後段ROポンプ
72 後段ROモジュール
73 後段循環水量調整バルブ
75 後段戻し水量調整バルブ
78 戻し配管
81 RO水タンク
82 UV照射装置
83 エアーフィルタ
84 送水ポンプ

Claims (6)

  1. 原水から軟水を生成する軟水装置と、
    前記軟水装置によって生成された軟水を貯留する軟水タンクと、
    前記軟水タンクから供給される軟水を前段RO水と前段RO排水とに分離する前段ROモジュールと、
    前記軟水タンクによって貯留された軟水を前記ROモジュールに供給する前段ROポンプと、
    前記前段ROモジュールから延びて前記前段RO排水の一部を排出するための前段排出路と、
    前記前段排出路から分岐されて前記前段ROポンプの上流側に合流し、前記前段RO排水の他の一部を前段循環水として前記軟水に合流させることが可能な前段循環路と、
    前記前段排出路または前記前段循環路から更に分岐されて前記軟水タンクに合流し、前記前段RO排水の更に他の一部を前段戻し水として前記軟水タンク内の軟水に合流させることが可能な前段戻し路と、
    前記前段循環路の途中に設けられた前段循環水量調整バルブと、
    前記前段戻し路の途中に設けられた前段戻し水量調整バルブと、
    前記前段排出路の途中に設けられた排水量調整バルブと、
    前記前段ROモジュールにおいて分離された前段RO水を後段RO水と後段RO排水とに分離する後段ROモジュールと、
    前記前段ROモジュールにおいて分離された前段RO水を前記後段ROモジュールに供給する後段ROポンプと、
    前記後段ROモジュールから延びて前記後段ROポンプの上流側に合流し、前記後段RO排水の一部を後段循環水として前記前段RO水に合流させることが可能な後段循環路と、
    前記後段循環路から分岐されて前記軟水タンクに合流し、前記後段RO排水の他の一部を後段戻し水として前記軟水タンク内の軟水に合流させることが可能な後段戻し路と、
    前記後段循環路の途中に設けられた後段循環水量調整バルブと、
    前記後段戻し路の途中に設けられた後段戻し水量調整バルブと、
    を備えたことを特徴とする水処理装置。
  2. 当該水処理装置の回収率は、90%以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の水処理装置。
  3. 前記前段ROポンプ、前記前段循環水量調整バルブ、前記前段戻し水量調整バルブ、前記前段排水量調整バルブ、前記後段ROポンプ、前記後段循環水量調整バルブ、及び、前記後段戻し水量調整バルブの少なくとも1つを制御することによって、前記前段ROモジュールの回収率及び/または前記後段ROモジュールの回収率を制御する制御装置
    を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の水処理装置。
  4. 前記前段ROモジュールの回収率は、85〜90%であり、
    前記後段ROモジュールの回収率は、50〜90%である
    ことを特徴とする請求項3に記載の水処理装置。
  5. 前記前段ROモジュールの回収率は、約90%であり、
    前記後段ROモジュールの回収率は、約65%である
    ことを特徴とする請求項4に記載の水処理装置。
  6. 前記前段ROモジュールは、直列に配置された複数のRO膜を有しており、
    各RO膜の膜面回収率は、15.0〜16.0%とされ、
    前記前段RO排水の水量から前記前段循環水の水量を差し引いた水量に対する前記前段戻し水の水量の割合が、30〜55%とされる
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の水処理装置。
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