JP2018194629A - 音声制御装置及び音声制御方法 - Google Patents

音声制御装置及び音声制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018194629A
JP2018194629A JP2017096955A JP2017096955A JP2018194629A JP 2018194629 A JP2018194629 A JP 2018194629A JP 2017096955 A JP2017096955 A JP 2017096955A JP 2017096955 A JP2017096955 A JP 2017096955A JP 2018194629 A JP2018194629 A JP 2018194629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
voice
vehicle
audio
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017096955A
Other languages
English (en)
Inventor
健仁 塩谷
Takehito Shiotani
健仁 塩谷
下谷 光生
Mitsuo Shitaya
光生 下谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2017096955A priority Critical patent/JP2018194629A/ja
Publication of JP2018194629A publication Critical patent/JP2018194629A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

【課題】車両室内の搭乗者に対する擬音などの音声の打消しを改善可能な技術を提供することを目的とする。【解決手段】音声制御装置1は、車両の窓及びサンルーフの少なくともいずれか1つを含む開閉部の開閉状況と、車両の室内の音声である室内音声とを取得する取得部2と、車両の室外に設けられた第1スピーカ42から第1音声を出力する場合に、車両の室内に設けられた第2スピーカ44に第1音声を打ち消す第2音声を出力させる制御部3とを備える。制御部は、取得部で取得された開閉状況及び室内音声に基づいて第2音声の音量を調整する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の室外に設けられた第1スピーカと、車両の室内に設けられた第2スピーカとを制御する音声制御装置及び音声制御方法に関する。
電動モータはエンジンに比べて駆動時の静音性に優れている。しかしながら、ハイブリッド車及び電気自動車などの車両が電動モータによって走行する場合、歩行者等が当該車両の接近に気付き難いという問題があった。そこで、車両周辺の人に車両の接近を知らせるため、エンジンの駆動音に似た擬音を車両に発音させることが提案されている。
一方、擬音は、車両室内の搭乗者にとっては騒音となってしまう。そこで、特許文献1では、擬音を、打消し音と重ね合わせることによって打ち消す技術、つまり擬音のキャンセル技術が提案されている。また、特許文献2では、車両の窓の開度に基づいて打消し音のリファレンス信号を生成する技術が提案されている。
特開2015−179194号公報 特開平5−4551号公報
しかしながら、上記の技術であっても、車両室内の搭乗者に対して擬音などの音声を十分に打ち消すことができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、車両室内の搭乗者に対する擬音などの音声の打消しを改善可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る音声制御装置は、車両の窓及びサンルーフの少なくともいずれか1つを含む開閉部の開閉状況と、車両の室内の音声である室内音声とを取得する取得部と、車両の室外に設けられた第1スピーカから第1音声を出力する場合に、車両の室内に設けられた第2スピーカに第1音声を打ち消す第2音声を出力させる制御部とを備え、制御部は、取得部で取得された開閉状況及び室内音声に基づいて第2音声の音量を調整する。
本発明によれば、取得部で取得された開閉状況及び室内音声に基づいて第2音声の音量を調整するので、音声の打消しを改善することができる。
実施の形態1に係る音声制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る室外スピーカの配置の一例を示す図である。 第1音声及び第2音声の一例を示す図である。 実施の形態1に係る音声制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る音声制御装置の動作を示すフローチャートである。 変形例1に係る音声制御装置の動作を説明するための図である。 変形例2に係る音声制御装置の構成を示すブロック図である。 変形例3に係る音声制御装置の構成を示すブロック図である。 変形例4に係る音声制御装置の構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係る音声制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係る音声制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係るサーバの構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係る通信端末の構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る音声制御装置の構成を示すブロック図である。以下、本発明の実施の形態1に係る音声制御装置が搭載され、着目の対象となるハイブリッド車または電気自動車を「自車両」と記載して説明する。また本明細書において開閉部は、自車両の窓及びサンルーフの少なくともいずれか1つを含む。以下の説明では、開閉部は自車両の窓であるものとして説明するが、開閉部が自車両のサンルーフであっても以下の構成と同様の構成を実現することができる。
図1の音声制御装置1の構成について説明する前に、音声制御装置1と接続された構成要素について説明する。音声制御装置1は、アンプ41を介して室外スピーカ42と接続され、アンプ43を介して室内スピーカ44と接続されている。また、音声制御装置1は、自車両制御部45にも接続されている。
アンプ41は、音声制御装置1からの音声信号を、室外スピーカ42で使用可能な信号に増幅し、アンプ43は、音声制御装置1からの音声信号を、室内スピーカ44で使用可能な信号に増幅する。
第1スピーカである室外スピーカ42は、図2のように自車両のうち自車両の室外に設けられている。なお、図2の例では、室外スピーカ42は自車両の前方に設けられているが、車種や仕様によって自車両の前方以外の箇所に設けられてもよい。図1の室外スピーカ42は、アンプ41で増幅された信号に基づいて音声を出力する。このように構成された室外スピーカ42は、音声制御装置1によって制御可能な第1音声を出力することが可能となっている。
第2スピーカである室内スピーカ44は、自車両の室内に設けられており、アンプ43で増幅された信号に基づいて音声を出力する。このように構成された室内スピーカ44は、音声制御装置1によって制御可能な第2音声を出力することが可能となっている。
図3に、第1音声の波形の一例を実線で示し、第2音声の波形の一例を破線で示す。図3に示すように、第2音声の波形が、好ましくは第1音声の波形と同じ周波数及び振幅を有し、かつ、好ましくは第1音声の波形と逆の位相を有するように、音声制御装置1は第2音声を制御する。このような第2音声が室内スピーカ44から出力されることにより、自車両の室内に入り込んだ第1音声を打ち消すことが可能となっている。
以下、室外スピーカ42が出力する第1音声は、エンジンの駆動音に似た擬音であり、室内スピーカ44が出力する第2音声は、当該擬音を打ち消す打消し音であるものとして説明する。しかし第1音声は擬音に限ったものではなく、自車両周辺の人に自車両が接近していることを知らせる音声であればよい。
図1の自車両制御部45は、例えばECU(Electronic Control Unit)であり、自車両に設けられた各種センサで検出されたセンサ情報に基づいて自車両の各構成要素を制御する。センサ情報は、例えば、各窓の開いている度合を示す開度を含む開閉状況、自車両の速度を示す情報などを含む。
次に、図1の音声制御装置1の構成について説明する。図1の音声制御装置1は、取得部2と制御部3とを備える。取得部2は、開閉情報取得部21と、室内音声取得部22と、自車両情報取得部23とを備える。制御部3は、擬音変更部31と、擬音出力制御部32と、ゲイン調整部33と、打消し音算出部34と、打消し音出力制御部35とを備える。
開閉情報取得部21は、窓の開閉状況を自車両制御部45から取得する。以下の説明では、擬音が打ち消されるべき対象である搭乗者を「対象搭乗者」と記す。本実施の形態1では、開閉情報取得部21は、対象搭乗者に最も近い窓の開閉状況を取得するものとして説明する。
室内音声取得部22は、例えばマイクであり、自車両の室内の音声である室内音声を取得する。ここでは、室内音声取得部22、室内スピーカ44、窓の順に、対象搭乗者の座席上部に近い。
自車両情報取得部23は、自車両の速度を自車両制御部45から取得する。
擬音変更部31は、自車両情報取得部23で取得された速度に基づいて、擬音を出力するか否かを判定する。例えば、擬音変更部31は、速度が0である場合に擬音を出力しないと判定し、速度が0よりも大きい場合に擬音を出力すると判定する。
また擬音を出力すると判定した擬音変更部31は、音声制御装置1に予め記憶されたデフォルトの擬音を示す擬音情報を取得する。本実施の形態1に係る擬音変更部31は、自車両情報取得部23で取得された速度に基づいて、取得した擬音情報が示す擬音の周波数を変更する。例えば、擬音変更部31は、自車両情報取得部23で取得された速度が大きいほど、擬音の周波数及び打消し音の周波数を高くする。このような構成によれば、車両の速度が大きいほどエンジンの駆動音が高くなるという、ガソリン車両にとって一般的な状況を実現することができる。これにより、自車両周辺の人は、室外スピーカ42からの擬音を聴くだけで自車両の速度をある程度知ることができる。
なお、擬音変更部31は、例えば、速度と周波数とが対応付けられたテーブルを用いる構成であってもよいし、速度及び周波数の関数を用いる構成であってもよいし、それ以外の構成であってもよい。
擬音変更部31で変更された擬音は、擬音出力制御部32及びゲイン調整部33に出力される。
擬音出力制御部32は、擬音変更部31から出力された擬音を室外スピーカ42に出力するための音声信号をアンプ41に出力する。これにより、室外スピーカ42は、擬音変更部31から出力された擬音を出力する。
ゲイン調整部33は、開閉情報取得部21で取得された開閉状況と、室内音声取得部22で取得された室内音声と、擬音変更部31から出力された擬音とに基づいて、ゲイン値を調整する。ゲイン値は、打消し音の波形の振幅、つまり打消し音の音量を調整するための値である。本実施の形態1では、ゲイン値が大きくなるほど、室内スピーカ44から出力される打消し音の音量が大きくなる。このゲイン調整部33については後で詳細に説明する。ゲイン調整部33は、ゲイン値と、擬音変更部31から出力された擬音とを、打消し音算出部34に出力する。
打消し音算出部34は、ゲイン値と擬音とに基づいて打消し音を算出する。例えば打消し音算出部34は、擬音の波形からデフォルトの打消し音の波形を算出し、次式(1)のようにデフォルトの打消し音の音量にゲイン値を乗じることによって、打消し音を算出する。
打消し音=デフォルトの打消し音の音量×ゲイン値 ・・・(1)
本実施の形態1では、デフォルトの打消し音の音量は、窓を完全に閉めた場合に擬音を適切に打ち消すことができる音量に予め設定されている。なお、打消し音算出部34は、擬音の波形から擬音を打ち消す打消し音の波形を算出することから、擬音変更部31で擬音の周波数が変更された場合には、打消し音算出部34で打消し音の周波数が変更されることになる。
打消し音出力制御部35は、打消し音算出部34で算出された打消し音を室内スピーカ44に出力するための音声信号をアンプ43に出力する。これにより、室内スピーカ44は、打消し音算出部34で算出された打消し音を出力する。
以上のように構成された制御部3は、室外スピーカ42から擬音を出力することが可能となっている。そして、制御部3は、室外スピーカ42から擬音を出力する場合に、室内スピーカ44に打消し音を出力させることが可能となっている。このように構成された制御部3は、擬音及び打消し音の両方を制御することができることから、擬音の波形の位相と打消し音の波形の位相とが互いに逆となるように、打消し音の調整を精度よく行うことができる。
また、制御部3は、開閉情報取得部21で取得された開閉状況と、室内音声取得部22で取得された室内音声とに基づいて、打消し音の音量を調整可能である。そして、制御部3は、自車両情報取得部23で取得された速度に基づいて擬音の周波数及び打消し音の周波数を変更可能である。
<ゲイン調整部>
ゲイン調整部33は、開閉情報取得部21で取得された開閉状況に基づいてゲイン値を調整する。例えば、ゲイン調整部33は、開閉状況に含まれる窓の開度が大きいほど、ゲイン値を大きくする。ここで一般的に、自車両の窓が開いている度合が大きくなるほど、自車両の室内に入り込む擬音の音量が大きくなる。そこでゲイン調整部33は、自車両の窓が開いている度合が大きいほど、ゲイン値を大きくして打消し音の音量を大きくする。このため、窓の開度に関わらず、対象搭乗者に聞こえる擬音、つまり対象搭乗者に対する擬音を小さくすることができる。
ゲイン調整部33は、例えば、開度に基づいてゲイン値の初期値を変更する構成であってもよいし、開度とゲイン値とが対応付けられたテーブルを用いる構成であってもよいし、開度及びゲイン値の関数を用いる構成であってもよいし、それ以外の構成であってもよい。
またゲイン調整部33は、室内音声取得部22で取得された室内音声と、擬音変更部31から出力された擬音とに基づいて、ゲイン値を調整する。ここで室内音声は、自車両の室内において擬音と打消し音とが重ね合わされた音声を含む。ゲイン調整部33は、擬音変更部31から出力された擬音に基づいて当該擬音の周波数パターンを求め、当該周波数パターンを用いて室内音声から擬音の音量成分と打消し音の音量成分とを抽出する。そして、ゲイン調整部33は、打消し音の音量成分が擬音の音量成分よりも小さい場合にはゲイン値を大きくして打消し音の音量を大きくし、打消し音の音量成分が擬音の音量成分よりも大きい場合にはゲイン値を小さくして打消し音の音量を小さくする。ゲイン調整部33は、室内音声に基づいてゲイン値を変更する以上のような調整を、学習アルゴリズムを用いて繰り返し行う。
このような構成によれば、自車両室内の対象搭乗者に従来聞こえていた擬音、つまり対象搭乗者に対する擬音を十分に打ち消すことができるので、擬音の打消しを改善することができる。本実施の形態1では、室内音声取得部22、室内スピーカ44、窓の順に、対象搭乗者の座席上部に近いので、上記打消しの効果を高めることができる。
なお本実施の形態1では擬音の周波数及び打消し音の周波数は、公的機関によって規定された周波数の範囲に含まれるものとする。例えば、日本において擬音の周波数及び打消し音の周波数は、600〜6000[Hz]に含まれる。
<動作>
図4は、本実施の形態1に係る音声制御装置1の動作を示すフローチャートである。
まずステップS1にて、ゲイン調整部33は、擬音変更部31から擬音を受けたか否かに基づいて、室外スピーカ42から擬音が出力されているか否かを判定する。擬音が出力されていると判定した場合には処理がステップS2に進み、擬音が出力されていないと判定した場合には図4の処理が終了する。
ステップS2にて、ゲイン調整部33はゲイン値を例えば1などの初期値に設定し、開閉情報取得部21は窓の開閉状況を自車両制御部45から取得する。
ステップS3にて、ゲイン調整部33は、開閉情報取得部21で取得された開閉状況に基づいて、窓が開いているか否かを判定する。例えば、ゲイン調整部33は、開閉状況に含まれる開度が0である場合には窓が開いていないと判定し、開度が0より大きい場合には窓が開いていると判定する。窓が開いていると判定した場合には処理がステップS4に進み、窓が開いていない判定した場合には処理がステップS5に進む。
ステップS4にて、ゲイン調整部33は、開閉情報取得部21で取得された開閉状況に基づいて、ゲイン値を調整する。
ステップS5にて、打消し音算出部34は、ゲイン値と擬音とに基づいて打消し音を算出する。
ステップS6にて、打消し音出力制御部35は、打消し音算出部34で算出された打消し音を室内スピーカ44に出力するための音声信号をアンプ43に出力し、室内スピーカ44から打消し音を出力する。
ステップS7にて、ゲイン調整部33は、擬音変更部31からの擬音を受けたか否かに基づいて、室外スピーカ42から擬音が出力されているか否かを判定する。擬音が出力されていると判定した場合には処理がステップS8に進み、擬音が出力されていないと判定した場合には図4の処理が終了する。
ステップS8にて、室内音声取得部22は室内音声を取得する。
ステップS9にて、ゲイン調整部33は、室内音声取得部22で取得された室内音声と、擬音変更部31から出力された擬音とに基づいて、ゲイン値を調整する。このステップS9の動作については後で詳細に説明する。
ステップS10にて、打消し音算出部34は、ゲイン値と擬音とに基づいて打消し音を算出する。
ステップS11にて、打消し音出力制御部35は、打消し音算出部34で算出された打消し音を室内スピーカ44に出力するための音声信号をアンプ43に出力し、室内スピーカ44から打消し音を出力する。その後、処理がステップS7に戻る。
図5は、図4のステップS9の動作を詳細に示すフローチャートである。
まずステップS21にて、ゲイン調整部33は、室内音声取得部22で取得された室内音声と、擬音変更部31から出力された擬音とに基づいて、室内音声から擬音の音量成分と打消し音の音量成分とを抽出する。
ステップS22にて、ゲイン調整部33は、打消し音の音量成分と擬音の音量成分との関係を判定する。具体的にはゲイン調整部33は、打消し音の音量成分が擬音の音量成分よりも小さい、同じか、大きいかを判定する。打消し音の音量成分が擬音の音量成分よりも小さいと判定した場合には処理がステップS23に進み、打消し音の音量成分が擬音の音量成分と同じと判定した場合には図5の処理が終了し、打消し音の音量成分が擬音の音量成分よりも大きいと判定した場合には処理がステップS24に進む。
ステップS23にて、ゲイン調整部33はゲイン値を大きくする。その後、図5の処理が終了する。
ステップS24にて、ゲイン調整部33はゲイン値を小さくする。その後、図5の処理が終了する。
<実施の形態1のまとめ>
以上のような本実施の形態1に係る音声制御装置1によれば、制御部3は、開閉状況に基づいて打消し音の音量を調整するので、窓の開度に関わらず、自車両室内の対象搭乗者に対する擬音を小さくすることができる。また、制御部3は、室内音声に基づいて打消し音の音量を調整するので、自車両室内の対象搭乗者に対する擬音を十分に打ち消すことができる。
<変形例1>
実施の形態1では、開閉情報取得部21は、対象搭乗者に最も近い窓の開閉状況を自車両制御部45から取得した。しかしこれに限ったものではなく、開閉情報取得部21は、自車両の他の窓の開閉状況を自車両制御部45から取得してもよいし、自車両の複数の窓の開閉状況を自車両制御部45から取得してもよい。そして、ゲイン調整部33は、開閉情報取得部21で複数の窓について取得された開閉状況に基づいて、ゲイン値を調整してもよい。
図6は、本変形例1に係る音声制御装置1のゲイン調整部33の動作を説明するための図である。この図6の例において、開閉情報取得部21が、対象搭乗者47に比較的近い窓48aの開閉状況と、対象搭乗者47から比較的遠い窓48bの開閉状況とを取得したものとする。この場合に、ゲイン調整部33は、窓48a,48bの開閉状況に基づいて、窓48a,48bの少なくともいずれかが開いているかを判定する。そして、ゲイン調整部33は、窓48aが開き、かつ窓48bが閉じていると判定した場合のゲイン値を、窓48bが開き、かつ窓48aが閉じていると判定した場合のゲイン値よりも大きくする。また、ゲイン調整部33は、窓48a,48bの両方が開いている場合のゲイン値を、窓48aが開き、かつ窓48bが閉じている場合のゲイン値よりも大きくする。
ここで一般的に、開いている窓が対象搭乗者に近いほど、かつ、開いている窓の数が多いほど、対象搭乗者が聴く擬音の音量が大きくなる。これに対してゲイン調整部33は、開いている窓が対象搭乗者に近いほど、かつ、開いている窓の数が多いほど、ゲイン値を大きくして打消し音の音量を大きくする。このため、どの窓が開いているかに関わらず、対象搭乗者に対する擬音を小さくすることができる。
なお、以上では2つの窓の開閉状況に基づいてゲイン値を調整する構成について説明したが、3つ以上の窓の開閉状況に基づいてゲイン値を調整する構成も、上記構成と同様に実現することができる。
<変形例2>
実施の形態1では、1つの室内スピーカ44が設けられていた。しかしながら、複数の室内スピーカ44が、自車両の複数の座席にそれぞれ設けられてもよい。
図7は、本変形例2に係る音声制御装置1の構成を示すブロック図である。図7の構成では、図1の構成に加えて座席状況取得部24が追加されており、本変形例2に係る取得部2は、座席状況取得部24をさらに備えている。
座席状況取得部24は、自車両の複数の座席の着席状況を取得する。一の座席の着席状況は、搭乗者が当該一の座席に着席しているか否かを示す情報である。座席状況取得部24は、例えば室内を撮像するカメラと、当該カメラで撮像された画像に基づいて座席状況を求める画像認識装置とから構成されてもよいし、例えば座席に内蔵された重量検出センサのインターフェースから構成されてもよい。
本変形例2に係る室内音声取得部22は、複数の座席における室内音声を取得する。室内音声取得部22は、例えば複数の座席にそれぞれ設けられた複数のマイクを含む。
本変形例2に係るゲイン調整部33は、室内音声取得部22で複数の座席について取得された室内音声と、座席状況取得部24で複数の座席について取得された着席状況とに基づいて、複数の室内スピーカ44のそれぞれについてゲイン値を調整する。例えば、ゲイン調整部33は、複数の座席の着席状況に基づいて、複数の座席のうち搭乗者が着席した座席を特定する。そして、ゲイン調整部33は、開閉状況と、特定した座席における室内音声とに基づいて、当該座席に設けられた室内スピーカ44に係るゲイン値を調整する。この調整は、実施の形態1で説明した調整と同様である。
以上のような本変形例2に係る音声制御装置1によれば、制御部3は、複数の座席について取得された室内音声及び着席状況に基づいて、複数の室内スピーカ44からの打消し音の音量を調整する。これにより、搭乗者が着席した位置に関わらず、当該搭乗者に対する擬音を小さくすることができる。
なお、図7の構成では、ゲイン調整部33、打消し音算出部34及び打消し音出力制御部35は、それぞれ1つずつ設けられていた。しかしこれに限ったものではなく、例えば、ゲイン調整部33の処理能力が十分でない場合などには、複数の室内スピーカ44にそれぞれ対応する複数のゲイン調整部を設け、複数のゲイン調整部が並列的に調整を行うように構成してもよい。このことは、打消し音算出部34及び打消し音出力制御部35についても同様である。
<変形例3>
図8は、本変形例3に係る音声制御装置1の構成を示すブロック図である。図8の構成では、図1の構成に加えて聴取音取得部25が追加されており、本変形例3に係る取得部2は、聴取音取得部25をさらに備えている。
聴取音取得部25は、対象搭乗者に聴き取られるべき第3音声である聴取音を、例えばカーナビゲーション装置、CD(Compact Disc)プレーヤ及びラジオなどから取得する。
本変形例3に係る打消し音算出部34は、打消し音の周波数及び音量に基づいて聴取音を調整する。例えば、打消し音算出部34は、打消し音と擬音とが打ち消し合った後に、聴取音が残るように、聴取音の周波数及び音量を調整する。
本変形例3に係る打消し音出力制御部35は、打消し音算出部34で算出された打消し音と、打消し音算出部34で調整された聴取音とを室内スピーカ44に出力するための音声信号をアンプ43に出力する。これにより、室内スピーカ44は、打消し音及び聴取音を出力する。
以上のような本変形例3に係る音声制御装置1によれば、制御部3は、打消し音に基づいて調整された聴取音と、打消し音とを室内スピーカ44に出力させる。このような構成によれば、擬音と打消し音とは打消し合うが聴取音は残るので、対象搭乗者は聴取音を聴くことができる。
<変形例4>
図9は、本変形例4に係る音声制御装置1の構成を示すブロック図である。図9の構成では、図1の構成に加えて車種取得部26が追加されており、本変形例4に係る取得部2は、車種取得部26をさらに備えている。
車種取得部26は、自車両の車種を取得する。車種取得部26は、例えばユーザから自車両の車種が入力される入力装置であってもよいし、音声制御装置1の外部に設けられた外部装置に自動的にアクセスして自車両の車種を取得する受信装置であってもよい。
音声制御装置1が備える図示しない記憶装置には、予め定められた車種と、室外スピーカ42の位置及び室内スピーカ44の位置とが予め対応付けられた対応情報が記憶されている。
本変形例4に係るゲイン調整部33は、車種取得部26で取得された車種に基づいて、当該車種に対応する室外スピーカ42の位置及び室内スピーカ44の位置を対応情報から求める。そして、ゲイン調整部33は、室外スピーカ42の位置及び室内スピーカ44の位置に基づいてゲイン値を調整する。例えば、室内スピーカ44が室外スピーカ42よりも対象搭乗者の座席に近い場合にはゲイン値を小さくし、室内スピーカ44が室外スピーカ42よりも対象搭乗者の座席から遠い場合にはゲイン値を大きくする。
以上のような本変形例4に係る音声制御装置1によれば、制御部3は、自車両の車種に対応する室外スピーカ42及び室内スピーカ44の位置に基づいて打消し音の音量を調整する。このような構成によれば、自車両の車種に関わらず、対象搭乗者に対する擬音を小さくすることができる。
<その他の変形例>
上述した音声制御装置1における図1の取得部2及び制御部3を、以下「取得部2等」と記す。取得部2等は、図10に示す処理回路81により実現される。すなわち、処理回路81は、開閉部の開閉状況と室内音声とを取得する取得部2と、室外スピーカ42から擬音を出力する場合に、自車両の室内に設けられた室内スピーカ44に擬音を打ち消す打消し音を出力させ、かつ、取得部2で取得された開閉状況及び室内音声に基づいて打消し音の音量を調整する制御部3と、を備える。処理回路81には、専用のハードウェアが適用されてもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサが適用されてもよい。プロセッサには、例えば、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)などが該当する。
処理回路81が専用のハードウェアである場合、処理回路81は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。取得部2等の各部の機能それぞれは、処理回路を分散させた回路で実現されてもよいし、各部の機能をまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
処理回路81がプロセッサである場合、取得部2等の機能は、ソフトウェア等との組み合わせにより実現される。なお、ソフトウェア等には、例えば、ソフトウェア、ファームウェア、または、ソフトウェア及びファームウェアが該当する。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリ83に格納される。図11に示すように、処理回路81に適用されるプロセッサ82は、メモリ83に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、音声制御装置1は、処理回路81により実行されるときに、開閉部の開閉状況と室内音声とを取得するステップと、室外スピーカ42から擬音を出力する場合に、自車両の室内に設けられた室内スピーカ44に擬音を打ち消す打消し音を出力するステップと、取得部2で取得された開閉状況及び室内音声に基づいて打消し音の音量を調整するステップと、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ83を備える。換言すれば、このプログラムは、取得部2等の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ83は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、そのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、取得部2等の各機能が、ハードウェア及びソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、取得部2等の一部を専用のハードウェアで実現し、別の一部をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、取得部2については専用のハードウェアとしての処理回路81及びレシーバなどでその機能を実現し、それ以外についてはプロセッサ82としての処理回路81がメモリ83に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、処理回路81は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
また、以上で説明した音声制御装置1は、PND(Portable Navigation Device)などのナビゲーション装置と、携帯電話、スマートフォン及びタブレットなどの携帯端末を含む通信端末と、ナビゲーション装置及び通信端末の少なくともいずれか1つにインストールされるアプリケーションの機能と、サーバとを適宜に組み合わせてシステムとして構築される音声制御システムにも適用することができる。この場合、以上で説明した音声制御装置1の各機能あるいは各構成要素は、前記システムを構築する各機器に分散して配置されてもよいし、いずれかの機器に集中して配置されてもよい。
図12は、本変形例に係るサーバ51の構成を示すブロック図である。図12のサーバ51は、通信部51aと制御部51bとを備えており、自車両52のナビゲーション装置53と無線通信を行うことが可能となっている。
取得部である通信部51aは、ナビゲーション装置53と無線通信を行うことにより、ナビゲーション装置53で取得された開閉状況及び室内音声を受信する。
制御部51bは、サーバ51の図示しないプロセッサなどが、サーバ51の図示しないメモリに記憶されたプログラムを実行することにより、図1の制御部3と同様の機能を有している。つまり、制御部51bは、通信部51aで受信された開閉状況及び室内音声に基づいて、自車両52の室内スピーカから出力される打消し音を調整するための調整信号を生成する。そして、通信部51aは、制御部51bの調整信号をナビゲーション装置53に送信する。
このように構成されたサーバ51によれば、実施の形態1で説明した音声制御装置1と同様の効果を得ることができる。
図13は、本変形例に係る通信端末56の構成を示すブロック図である。図13の通信端末56は、通信部51aと同様の通信部56aと、制御部51bと同様の制御部56bとを備えており、自車両57のナビゲーション装置58と無線通信を行うことが可能となっている。なお、通信端末56には、例えば自車両57の運転者が携帯する携帯電話、スマートフォン、及びタブレットなどの携帯端末が適用される。このように構成された通信端末56によれば、実施の形態1で説明した音声制御装置1と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 音声制御装置、2 取得部、3 制御部、42 室外スピーカ、44 室内スピーカ。

Claims (8)

  1. 車両の窓及びサンルーフの少なくともいずれか1つを含む開閉部の開閉状況と、前記車両の室内の音声である室内音声とを取得する取得部と、
    前記車両の室外に設けられた第1スピーカから第1音声を出力する場合に、前記車両の室内に設けられた第2スピーカに前記第1音声を打ち消す第2音声を出力させる制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記取得部で取得された前記開閉状況及び前記室内音声に基づいて前記第2音声の音量を調整する、音声制御装置。
  2. 請求項1に記載の音声制御装置であって、
    前記取得部は、複数の前記開閉部について前記開閉状況を取得し、
    前記制御部は、前記取得部で前記複数の開閉部について取得された前記開閉状況に基づいて前記第2音声の音量を調整する、音声制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の音声制御装置であって、
    複数の前記第2スピーカが前記車両の複数の座席にそれぞれ設けられ、
    前記取得部は、前記複数の座席における前記室内音声を取得し、かつ、前記複数の座席の着席状況をさらに取得し、
    前記制御部は、前記取得部で前記複数の座席について取得された前記室内音声及び前記着席状況に基づいて前記複数の第2スピーカからの前記第2音声の音量を調整する、音声制御装置。
  4. 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の音声制御装置であって、
    前記取得部は、前記車両の速度をさらに取得し、
    前記制御部は、前記取得部で取得された前記速度に基づいて前記第1音声の周波数及び前記第2音声の周波数を変更する、音声制御装置。
  5. 請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の音声制御装置であって、
    前記制御部は、前記第2音声に基づいて調整された第3音声と、前記第2音声とを前記第2スピーカに出力させる、音声制御装置。
  6. 請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の音声制御装置であって、
    前記第1音声の周波数及び前記第2音声の周波数は、公的機関によって規定された周波数の範囲に含まれる、音声制御装置。
  7. 請求項1から請求項6のうちのいずれか1項に記載の音声制御装置であって、
    予め定められた車種と、前記第1スピーカ及び前記第2スピーカの位置とが予め対応付けられ、
    前記取得部は、前記車両の車種をさらに取得し、
    前記制御部は、前記取得部で取得された前記車種に対応する前記第1スピーカ及び前記第2スピーカの位置に基づいて前記第2音声の音量を調整する、音声制御装置。
  8. 車両の窓及びサンルーフの少なくともいずれか1つを含む開閉部の開閉状況と、前記車両の室内の音声である室内音声とを取得し、
    前記車両の室外に設けられた第1スピーカから第1音声を出力する場合に、前記車両の室内に設けられた第2スピーカから前記第1音声を打ち消す第2音声を出力し、
    取得された前記開閉状況及び前記室内音声に基づいて前記第2音声の音量を調整する、音声制御方法。
JP2017096955A 2017-05-16 2017-05-16 音声制御装置及び音声制御方法 Pending JP2018194629A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017096955A JP2018194629A (ja) 2017-05-16 2017-05-16 音声制御装置及び音声制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017096955A JP2018194629A (ja) 2017-05-16 2017-05-16 音声制御装置及び音声制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018194629A true JP2018194629A (ja) 2018-12-06

Family

ID=64570390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017096955A Pending JP2018194629A (ja) 2017-05-16 2017-05-16 音声制御装置及び音声制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018194629A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110931003A (zh) * 2019-10-22 2020-03-27 安信通科技(澳门)有限公司 一种语音功能的控制交互方法及***

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110931003A (zh) * 2019-10-22 2020-03-27 安信通科技(澳门)有限公司 一种语音功能的控制交互方法及***
CN110931003B (zh) * 2019-10-22 2023-07-07 安信通科技(澳门)有限公司 一种语音功能的控制交互方法及***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2722106C2 (ru) Система и способ индивидуальной звукоизоляции в акустических зонах транспортного средства
US9240176B2 (en) Active noise control system and method
JP6557465B2 (ja) エンジン音合成装置を含む音声システム
US9893697B1 (en) System and method for selective volume adjustment in a vehicle
US9959859B2 (en) Active noise-control system with source-separated reference signal
JP2019511888A (ja) 個々のサウンド領域を提供するための装置および方法
JP2006340285A (ja) 車載装置、車載システム、車室内音場調整システムおよび携帯端末
JP2016051038A (ja) ノイズゲート装置
CN104618569A (zh) 使用智能手机控制车内声音的***及其方法
KR20140098835A (ko) 차량에서 사운드를 지향시키기 위한 시스템, 방법, 및 장치
KR102166703B1 (ko) 차량용 독립 음장 형성 장치 및 차량용 독립 음장 형성 방법
CN109466467A (zh) 基于可调节座椅定位的声音调谐
US11580950B2 (en) Apparatus and method for privacy enhancement
CN109983782B (zh) 会话辅助装置及会话辅助方法
JP2018194629A (ja) 音声制御装置及び音声制御方法
KR101487474B1 (ko) 자동차의 가상 음향 발생 장치 및 이를 이용한 자동차의 가상 음향 발생 방법
US20190228757A1 (en) Apparatus and method for privacy enhancement
CN116158090A (zh) 用于抑制回声的音频信号处理方法和***
JP2010141468A (ja) 車載音響装置
JP2019080246A (ja) 指向性制御装置および指向性制御方法
JP6995254B2 (ja) 音場制御装置及び音場制御方法
WO2017203688A1 (ja) 車載オーディオ消費電力抑制装置及び車載オーディオ装置
KR102559685B1 (ko) 차량 및 그 제어방법
JP2017030671A (ja) 騒音低減装置、騒音低減方法、及び車載システム
GB2560884A (en) Apparatus and method for privacy enhancement