JP2018194261A - ガス調理器 - Google Patents

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Yasushi Nakagawa
靖 中川
明彦 安田
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明彦 安田
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Abstract

【課題】自動調理が可能で操作性に優れ、ガス調理器本体の小型化および簡素化が可能なガス調理器を提供する。【解決手段】ガス調理器本体と、ガス調理器本体に配設されたガスバーナと、ガスバーナの点消火を行う加熱/停止手動操作部と、ガスバーナによる加熱を制御するとともに、ガスバーナによる調理の終了時に前記ガスバーナによる加熱を停止する自動調理を実行する制御部と、自動調理における調理条件を設定し、表示する調理設定部とを備えたガス調理器において、制御部との間で通信データの送受信を行う無線通信を行うリモコンを備えるとともに、リモコンが、調理条件を設定し、表示するリモコン側調理設定部を備え、調理器本体が、(a)前記調理条件のうち所定の条件のみを設定し、表示する限定的調理設定部を備えているか、または、(b)前記調理条件を設定し、表示する調理設定部を備えていない構成とする。【選択図】図2A

Description

本発明は、ガス調理器に関し、詳しくはバーナにおいて燃料であるガスを燃焼させて食材を加熱するように構成されたガス調理器に関する。
ガス調理器には、調理時間を設定することができるように構成されたものがある。
そして、特許文献1には、そのようなガス調理器として、複数のコンロ部に、それぞれ点火・消火を手動操作で行うための点火・消火操作部を設けるとともに、複数のコンロ部のうちの一のコンロ部で自動調理を行うための調理設定部を一つ設けたガスコンロであって、所定の操作を行うことで自動調理を行う一のコンロ部を選択して設定する選択モードに移行し、選択モード中に所定の操作を行うことで一のコンロ部を選択して設定し、設定した後はこの選択した一のコンロ部でのみ自動調理を行うことを可能にしたガス調理器(ガスコンロ)が提案されている。
このガス調理器(ガスコンロ)の場合、ガス調理器に一つの調理設定部を設けるだけで、複数のコンロ部のうち意図する一のコンロ部において自動調理を行うことが可能になり、ガス調理器本体の小型化および簡素化を図ることができて有意義である。
特開2009−243763号公報
しかしながら、特許文献1に記載のガス調理器(ガスコンロ)は、自動調理を行うために複雑な操作を行うことが必要で、使用者によっては、自動調理を行うことが操作上の困難になる場合がある。
つまり、数多くの設定用の操作部や表示部を有する調理設定部の操作が煩わしいと感じる使用者や、自動調理機能を必要としない使用者にとっては、コンロ本体に設けた多くの調理設定部は不要である。
しかし、調理設定部の多くの部分をガス調理器本体から削除してしまうと、自動調理機能を必要とする使用者が自動調理を行うことができなくなり、使い勝手が悪いという問題点がある。
本発明は、上記の課題を解決するもので、調理条件を設定するための、数多くの操作部や表示部を有する調理設定部の操作が煩わしいと感じる使用者や、自動調理機能を必要としない使用者にとっては、操作が簡単で使いやすく、自動調理機能を必要とする使用者にとっては、自動調理を行うことが可能な、使い勝手の良好なガス調理器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のガス調理器は、
ガス調理器本体と、
前記ガス調理器本体に配設された、調理物を加熱するガスバーナと、
前記ガスバーナの点消火を行う加熱/停止手動操作部と、
前記ガスバーナによる加熱を制御するとともに、前記ガスバーナによる調理の終了時に前記ガスバーナによる加熱を停止する自動調理を実行する制御部と、
前記自動調理における調理条件を設定し、表示する調理設定部と
を備えたガス調理器であって、
前記制御部との間で通信データの送受信のための無線通信を行うリモコンを備えており、
前記リモコンが、前記調理条件を設定し、表示するリモコン側調理設定部を備え、
前記調理器本体が、
(a)前記調理条件のうち所定の条件のみを設定し、表示する限定的調理設定部を備えているか、または、
(b)前記調理条件を設定し、表示する調理設定部を備えていないこと
を特徴としている。
本発明のガス調理器においては、前記自動調理が終了した時点で、前記制御部が前記リモコンに対し、前記無線通信によって、前記通信データとして自動調理終了信号を送信するように構成され、
前記リモコンが、前記自動調理終了信号を受信したときに前記自動調理が終了した旨の報知を行う報知部を備えていること
が好ましい。
また、該ガス調理器が複数存在している場合において、複数のガス調理器のそれぞれに異なるIDコードが設定されており、
前記リモコンが、前記無線通信において、前記通信データに前記IDコードを含めて前記制御部への送信を行うように構成され、
前記制御部が、受信した前記通信データに前記IDコードが含まれるとき、前記通信データを当該制御部に対応するリモコンからの通信データとして受信するとともに、
前記制御部が、前記無線通信において、前記通信データに前記IDコードを含めて前記無線通信により前記リモコンへの送信を行うように構成されており、
前記リモコンが、受信した前記通信データに前記IDコードが含まれるとき、前記通信データを当該リモコンに対応するガス調理器の制御部からの通信データとして受信するように構成されていること
が好ましい。
また、前記ガス調理器本体がIDコード転送手段を備えているとともに、前記IDコードが前記制御部に格納されており、
前記制御部が、前記IDコード転送手段によって、前記IDコードを前記リモコンに転送するように構成されていること
が好ましい。
また、前記ガス調理器本体が、交番磁界を発生させる交番磁界発生部を備え、
前記リモコンが、電源としてのバッテリーと、前記交番磁界によって発生した交流電圧を直流電圧に変換して直流電圧を発生させる直流電圧発生部とを備え、
前記バッテリーが、前記直流電圧発生部で発生した直流電圧によって充電され、かつ、
前記交番磁界発生部に重畳された前記IDコードが、前記交流電圧に重畳される形態で前記リモコンに転送されるように構成されていること
が好ましい。
また、前記ガス調理器本体に対して所定の操作を行ったときに、前記リモコンが音による報知を行うように構成されていることが好ましい。
本発明のガス調理器は、上述のように、制御部との間で通信データの送受信のための無線通信を行うリモコンを備えるとともに、このリモコンが、調理条件を設定し、表示するリモコン側調理設定部を備え、ガス調理器本体が、(a)調理条件のうち所定の条件のみを設定し、表示する限定的調理設定部を備えているか、または、(b)調理条件を設定し、表示する調理設定部を特に備えていないという構成を備えており、リモコンに種々の調理に必要な調理条件の設定や表示を行う設定部を設けることによって、ガス調理器本体の調理設定部の操作や表示の確認が煩わしいと感じる使用者や、自動調理機能を必要としない使用者にとっては、ガス調理器本体がシンプルで使いやすく、自動調理機能を必要とし、かつ、種々の調理条件を設定して調理を行いたい使用者にとっては、リモコンの調理設定部から指令を行うことで、自動調理を行うことや、種々の調理条件を設定して調理を行うことが可能で、使い勝手の良いガス調理器を提供することが可能になる。
また、自動調理が終了した時点で、制御部がリモコンに対し通信データとして自動調理終了信号を送信するように構成するとともに、リモコンが、自動調理終了信号を受信したときに自動調理が終了した旨の報知を行う報知部を備えた構成とした場合、使用者がガス調理器から離れた場所にいる場合にも、自動調理が終了したことを確実に知ることが可能で、より使い勝手の良いガス調理器を提供することができる。
また、ガス調理器が複数存在している場合において、複数のガス調理器のそれぞれに異なるIDコードが設定されており、リモコンが、無線通信において、通信データにIDコードを含めて制御部への送信を行い、制御部が、受信した通信データの中にIDコードが含まれるとき、通信データを当該制御部に対応するリモコンからの通信データとして受信するとともに、制御部が、無線通信において、通信データにIDコードを含めて無線通信によりリモコンへの送信を行うように構成し、リモコンが、受信した通信データの中にIDコードが含まれるとき、通信データを当該リモコンに対応するガス調理器の制御部からの通信データとして受信するように構成した場合、複数のガス調理器が設置された場合にも、制御部とリモコンとが、互いに対応する制御部やリモコン同士以外の制御部とリモコンとの間で送受信される通信データによって誤動作することが防止できる。
また、ガス調理器本体がIDコード転送手段を備え、IDコードが制御部に格納され、制御部が、IDコード転送手段によって、IDコードをリモコンに転送するように構成した場合、メンテナンスなどにより、制御部またはリモコンを取り換える必要が生じたときに、制御部とリモコンを同じIDコードによって対応付けることが可能になり、有意義である。
また、ガス調理器本体が、交番磁界を発生させる交番磁界発生部を備え、リモコンが、電源としてのバッテリーと、交番磁界によって発生した交流電圧を直流電圧に変換して直流電圧を発生させる直流電圧発生部とを備え、バッテリーが、直流電圧発生部で発生した直流電圧により充電することができるように構成するとともに、交番磁界発生部に重畳されたIDコードが、交流電圧に重畳される形態でリモコンに転送されるように構成した場合、リモコンの電源となるバッテリーを充電するときや、制御部からリモコンにIDコードを転送するときに、電線による制御部とリモコンとの接続が不要であることから、接続不良や接点の接触不良などを引き起こすことがなく、信頼性が高く、使い勝手の良好なガス調理器を提供することができる。
また、ガス調理器本体に対して所定の操作を行ったときに、リモコンが音による報知を行うように構成した場合、リモコンをどこかに置き忘れたような場合などに、リモコンの音による報知によってリモコンの存在場所が判明するので、使い勝手の良好なガス調理器を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかるガス調理器(ガスコンロ)本体の全体構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるガス調理器本体の、コンロ部の調理設定部を示す正面図である。 本発明の一実施形態にかかるガス調理器本体の、グリル部の調理設定部を示す正面図である。 本発明の一実施形態にかかるガス調理器本体のコンロバーナ(ガスバーナ)およびグリルバーナ(ガスバーナ)へのガス供給を説明する図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロのガス弁ブロックを示す概略断面図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロのコンロバーナの断面図である。 本発明の一実施形態にかかる、コンロ用リモコンを示す図であって、(a)は正面図、(b)は切欠き側面図である。 本発明の一実施形態にかかる、グリル用リモコンを示す図であって、(a)は正面図、(b)は切欠き側面図である。 本発明の一実施形態にかかる、コンロ用リモコンホルダ付近、グリル用リモコンホルダ付近の切欠き正面図である。 本発明の一実施形態にかかるガス調理器のコンロ用リモコンホルダにコンロ用リモコンを、グリル用リモコンホルダにグリル用リモコンを装着した状態の切欠き正面図である。 本発明の別実施形態にかかるガス調理器のコンロ用リモコンホルダにコンロ用リモコンを、グリル用リモコンホルダにグリル用リモコンを装着した状態の切欠き正面図である。
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
[実施形態]
以下、本発明の一実施形態にかかるガス調理器について、添付図面を参照しつつ説明を行う。なお、この実施形態にかかるガス調理器は、コンロ部とグリル部を備えたビルトイン型のガスコンロである。
<ガスコンロの基本構成>
図1に示すように、この実施形態にかかるガス調理器(ガスコンロ)1は、ガス調理器本体Hと、その天面部を構成するトッププレート11に複数の加熱部2が設けられている。この実施形態では図1に示すように、向かって左側および右側に加熱部2として高火力のコンロバーナ(ガスバーナ)31を備えたコンロ部2aが設けられている。トッププレート11の上面には各コンロバーナ31を中心にして五徳21が設けられており、コンロバーナ31と五徳21と、点火装置23および点火検知装置24(図3A、図3C参照)とにより、加熱部2としてのコンロ部2aが構成されている。
なお、点火装置23は、入力回路(高圧トランスの1次側巻き線を含む)が一つに対して出力回路(高圧トランスの2次側巻き線)が各バーナの数だけ備えられ、一つの入力回路への通電により各々の前記出力回路(高圧トランスの2次側巻き線)に高電圧が発生し、各バーナの全てに点火用放電のための高電圧が供給される。
各コンロ部2aには、図3Cに示すように、五徳21上に載置される調理容器を検知する容器検知手段25と、調理容器の下面の温度を検知する温度センサ26とが設けられている。
容器検知手段25は、ガス調理器本体Hに固定される支持部25aと、支持部25aに上下方向に移動自在に支持される可動部25bと、可動部25bの上下位置を検知する検知スイッチ25cとにより構成されている。
可動部25bはばね等の付勢手段(図示せず)により上方に付勢され、その上端部は五徳21よりも上方に突出するように構成されている。この状態で五徳21上に調理容器が載置されると、可動部25bの上端部が調理容器の下面に押し下げられ、可動部25bの下動に伴い検知スイッチ25cにより下動が検知され、後述する制御部100に認識される。そして、可動部25bの上端部には温度センサ26が設けられており、調理容器が五徳21上に載置されたときに温度センサ26が調理容器の下面に当接して温度を検知し、検知された温度は制御部100に認識されるように構成されている。
また、ガス調理器本体Hには、図1に示すように、加熱部2としてのグリル部2bが設けられている。グリル部2bは、図1に示すように、ガス調理器本体H内の中央部に形成されるグリル庫と、グリル庫内に設けられる加熱手段としてのグリルバーナ(図示せず)と、点火装置23および点火検知装置24とで構成され、グリル部2bの前端はガス調理器本体Hの前面部12に開口していてグリル扉28によって開閉自在に閉塞されるように構成されている。
点火検知装置24は、コンロバーナ31およびグリルバーナに設けられる熱電対から構成されており、点火されると火炎の熱により発生する熱起電力が制御部100に認識される。
グリル扉28の両側には、図1に示すように、グリル扉28とともにガス調理器本体Hの前面部12を構成する前面パネルP1、P2が設けられており、左側の前面パネルP1の上側には、左側のコンロバーナ31を点火/消火するための点消火ボタン14aが設けられている。また、右側の前面パネルP2の上側の左側より、グリルバーナを点火/消火するための点消火ボタン14b、右側のコンロバーナ31を点火/消火するための点消火ボタン14cが設けられている。そして、これら点消火ボタン14(14a、14b、14c)が、加熱部2での加熱の開始/加熱の停止を手動で行うための加熱/停止手動操作部を構成している。
また前面部12には、各加熱部2の加熱量を手動で調節するための加熱量手動操作部となる火力調節レバー15(15a、15b、15c)が、それぞれ各点消火ボタン(加熱/停止手動操作部))14a、14b、14cの上に設けられている。
ガス弁ブロック6は、図3Bに示すように、器具栓本体60に、内部のガス流路61と、ガス流路61の上流端となる導入口61aおよび下流端となる導出口61bとが設けられている。
内部のガス流路61には、上流側より安全弁62用の弁孔、メイン弁63用の弁孔が設けられている。メイン弁63用の弁孔の下流側は、大火用の流路61cと小火用の流路61dとが並列に設けられており、大火用の流路61cに大火力/小火力切り換え用のラッチ式電磁弁LB1用の弁孔が設けられており、小火用の流路61dにラッチ式電磁弁LB2用の弁孔が設けられている。
ラッチ式電磁弁LB1の弁孔の下流側と、ラッチ式電磁弁LB2の下流側に位置する小火用オリフィスof2の下流側で大火用の流路61cと小火用の流路61dとが合流するように構成されており、さらにその下流側には、火力調節レバー15と連動する流量制御弁65用の弁孔が設けられている。
因みに、上述した容器検知手段25により調理容器が検知されていないときに点消火ボタン(加熱/停止手動操作部)14を操作した場合には、制御部100によりラッチ式電磁弁LB1およびラッチ式電磁弁LB2が閉止されて、加熱を開始しないようにする容器検知制御が行われる。これにより、五徳21上に調理容器が載置されていない場合にはコンロバーナ31に炎が形成されないようにすることができる。
また、ガス流路61には、前記ラッチ式電磁弁LB1およびラッチ式電磁弁LB2を設けた部分をバイパスするバイパス流路BPが設けられており、このバイパス流路BPにバイパス用オリフィスof1が設けられている。バイパス用オリフィスof1は、ガス弁ブロック6を複数器種で共用するために設けられるもので、ガス弁ブロック6を他の機種への応用において使用するときには開口される場合があるが、この実施形態においては、バイパス用オリフィスof1は閉塞体(図示せず)により閉塞されている。
火力調節レバー15を中火から大火の間の位置に設定しておいたときに、コンロバーナ31の火力は、ラッチ式電磁弁LB1とラッチ式電磁弁LB2の開・閉の組み合わせに応じて、制御部100により、表1に示されているような態様で調整制御される。
Figure 2018194261
なお、ラッチ式電磁弁LB1、LB2は、開弁用の極性のパルス電流の通電により開放状態に移行し、その後は通電を停止した後にも開放状態を維持し、閉弁用の極性(開弁用とは逆極性)のパルス電流の通電により閉止状態に移行し、その後は通電を停止した後にも閉止状態を維持する。このとき電流のパルス幅は200〜300m秒に設定されており、コンロの火力を種々の状態に維持する場合にも省電力であることから、機器の電源として乾電池が用いられる場合に特に好適に用いられる。
流量制御弁65用の弁孔の下流側は、コンロバーナ31にガスを供給するための導出口61bに至る。器具栓本体60には、スライダ66が前後方向に移動自在に取り付けてあり、スライダ66は前端面が点消火ボタン(加熱/停止手動操作部)14に組み込まれたチャイルドロック用スライド部(図示せず)により後方に押圧されることで後退するように構成されている。
チャイルドロック用スライド部が内部に組み込まれた点消火ボタン14は、前後動自在に設けられるもので、前記点消火ボタン14の指で押される部分よりも上側の部分がコンロ本体側に枢支されて指で押される部分が前後動し、スライダ66の前端面を後方に押圧する。スライダ66には、例えば既存のハート型カム等からなる前位置と後位置の切り換え機構(図示せず)が設けられており、前記点消火ボタン14を押し操作する毎に、スライダ66が後位置から前進して前位置に位置したり、前位置から後退して後位置に位置したりして、前位置と後位置とが切り換わって保持されるように構成されている。
また、スライダ66の進退に伴って進退するバルブロッド67が設けられている。バルブロッド67の先端側はガス流路61内に挿入され、その先端部は後方すなわち下流側より上流側に向けて、メイン弁63用の弁孔と安全弁62用の弁孔とに挿通されている。
バルブロッド67は、スライダ66が前位置から後位置に切り換わる際、一旦後位置よりも後方の最後位置に後退してから後位置にまで前進するが、この最後位置に移動したときに、安全弁62用の弁孔を上流側より閉止している安全弁62の弁体を上流側に移動させて、安全弁62用の弁孔を開放する。
なお、このような手動点火/消火操作部の構成は周知であるので詳細な説明は省略する。
安全弁62は電磁弁からなり、弁体が前方すなわち下流側に前進することで安全弁62用の弁孔を後方より閉止し、弁体が後方すなわち上流側に後退することで安全弁62用の弁孔を開放する。
安全弁62は、点火検知装置24により火炎が検知されている場合にのみ制御部100により開放状態が維持され、火炎が検知されなくなると制御部100による開放状態の維持が停止して閉止される。これにより、煮こぼれや風により立ち消えが起こって点火検知装置24の火炎が検知されなくなった場合に、燃料ガスの流出が防止される。また、温度センサ26により検知された調理容器の下面の温度が所定の温度(例えば250℃)に達すると、空焚きや焦げ付き等の異常が発生していると判定して、安全弁62を閉止する。このように、安全弁62、点火検知装置24、温度センサ26により異常検知手段が構成されている。
バルブロッド67の途中には、メイン弁63用の弁孔を開閉するメイン弁体が設けられている。そして、スライダ66が前位置に位置しているときにはメイン弁体がメイン弁63用の弁孔を後方より閉止し、スライダ66が後位置に位置しているときにはメイン弁体がメイン弁63用の弁孔より後方に位置してメイン弁63用の弁孔を開放する。
流量制御弁65用の弁孔は、火力調整用のニードル65aの前後方向の移動により開度が自在に調節される。ニードル65aは、火力調節レバー15を操作することで、開度の調節がなされ、火力調節レバー15が右に行く程、燃料ガスの供給量が多くなるように調節される。
また、点消火ボタン(加熱/停止手動操作部)14またはスライダ66の位置によりON/OFFが切り換わる器具栓スイッチ(図示せず)が設けられている。器具栓スイッチは、点消火ボタン14(またはスライダ66)が前位置に位置しているときにはOFFとなり、後位置(最後位置も含む)に位置しているときにONとなる。
コンロバーナ31、グリルバーナの点火を行うには、点消火ボタン(加熱/停止手動操作部)14を押し操作して、スライダ66を前位置から後位置に後退させる。スライダ66とともに後退したバルブロッド67により、安全弁62が開放されるとともにメイン弁63が開放され、燃料ガスがコンロバーナ31、グリルバーナに供給される。
また、スライダ66が後退することにより器具栓スイッチがONとなり、制御部100への給電がONとなって制御部100が動作を開始する。
点消火ボタン(加熱/停止手動操作部)14が押し操作されて、加熱が開始されると、火力調節レバー15を操作することで、所望の火力が得られる。なお、左側のコンロバーナ31を備えたコンロ部2aの火力調節レバー15は、該コンロ部2aの操作部を操作して点火を行うとき、操作部の操作と連動して火力が中火力側に移動するように構成されており、点火時には中程度の火力となるように構成されている。
スライダ66を前位置にすると、メイン弁63が閉止して消火し、器具栓スイッチがOFFになり、安全弁62が閉止するとともに電源保持信号の出力が停止して制御部100への給電が終了する。
<特徴的構成(コンロの自動調理)>
この実施形態にかかるガス調理器(ガスコンロ)1は、自動でコンロ調理を行うことができるように構成されているが、自動調理を行うための調理条件の全てを設定表示する調理設定部が、ガス調理器本体Hに設けられているのではなく、後述する、リモコン、すなわち、ガス調理器本体Hの制御部100との間で通信データの送受信のための無線通信を行うコンロ用リモコン7Aに、調理条件の全てを設定表示する調理設定部200Bが設けられており、ガス調理器本体Hには、コンロ用の限定的調理設定部200Aが配設されている。
すなわち、詳しくは後述するが、
(a)ガス調理器本体Hには、コンロバーナによる調理(コンロ調理)の条件のうち所定の条件のみを設定し、表示する、ガス調理器本体側のコンロ用の限定的調理設定部200Aが配設され、
(b)コンロ用リモコン7Aには、コンロ調理における調理条件のすべての条件を設定し、表示する、リモコン側の調理設定部200Bが配設されている。
ガス調理器本体側のコンロ用の限定的調理設定部200Aは、ガス調理器(ガスコンロ)1の左側の前面パネルP1の下側に配設されている(図1参照)。
そして、ガス調理器本体Hのコンロ用の限定的調理設定部200A(図2A参照)には、設定スイッチ16と、設定表示ランプ17が配設されている。詳しくは、コンロ用の限定的調理設定部200Aには、左コンロ高温・鍋なし設定スイッチ16aと、右コンロ高温・鍋なし設定スイッチ16cが配設されているとともに、左コンロ高温・鍋なし設定表示Lランプ(LED)17aと、右コンロ高温・鍋なし設定表示Lランプ(LED)17cとが配設されている。
因みに、この実施形態のガス調理器(ガスコンロ)1は、通常は、コンロバーナ31の中央に設けられた貫通口を上下に貫通するように設けられた温度センサ26(図1)により検出される調理容器の温度が270℃以上になるとコンロバーナ31を消火するように構成され、また、温度センサ26が調理容器により押し下げられることで調理容器の五徳21への載置を検出するように構成されている。また、調理容器の五徳21への載置を検出しないときには、点消火ボタン(加熱/停止手動操作部)14が押し操作されてもコンロバーナ31が点火しないように構成されている。
しかし、フライパンによる炒めもの調理を行う場合、このフライパンの底面温度が270℃以上になったときに、コンロバーナ31が消火すると不便であることから、この実施形態のガス調理器(ガスコンロ)1は、左コンロ高温・鍋なし設定スイッチ(図2Aでは『左コンロ高温』と表記)16aを3秒以上の長押し操作することで、左のコンロバーナ側の温度センサ26の検出温度が290℃に上昇するまで左のコンロバーナ31は消火しないように構成され、右コンロ高温・鍋なし設定スイッチ((図2Aでは『右コンロ高温』と表記))16cを3秒以上の長押し操作することで、右のコンロバーナ側の温度センサ26の検出温度が290℃に上昇するまで右のコンロバーナ31は消火しないように構成されている。
また、調理容器を用いない調理、例えば干し海苔をあぶって焼き海苔を作る調理を行う場合、コンロバーナ31が点火しないと困るので、左コンロ高温・鍋なし設定スイッチ16aを3秒以上の長押し操作することで、左のコンロバーナ側の五徳21に調理容器が載置されないときにも点消火ボタン(加熱/停止手動操作部)14aを押し操作することで左のコンロバーナ31が点火するように構成され、右コンロ高温・鍋なし設定スイッチ16cを3秒以上の長押し操作することで、右のコンロバーナ側の五徳21に調理容器が載置されないときにも点消火ボタン(加熱/停止手動操作部)14cを押し操作することで右のコンロバーナ31が点火するように構成されている。
上述のように、ガス調理器本体Hのコンロ用の限定的調理設定部200Aには、設定スイッチ16(左コンロ高温・鍋なし設定スイッチ16a、および、右コンロ高温・鍋なし設定スイッチ16c)が配設されているとともに、設定表示ランプ17(左コンロ高温・鍋なし設定表示Lランプ(LED)17a、および、右コンロ高温・鍋なし設定表示Lランプ(LED)17c)が配設されているため、フライパンによる炒めもの調理を行う場合に、フライパンの底面温度が270℃以上になった場合にも、消火しないように設定して、フライパンによる炒め物を容易に行うことが可能で、かつ、干し海苔をあぶって焼き海苔を作る調理を行うことができる。
また、コンロ用リモコン7Aは、制御部100との間で後述する通信データの通信を行うためのコンロ用リモコン用無線通信部50Sと、報知部51を備えている。
報知部51としては、例えば、ブザー音や音声などによって報知を行うもの、LEDランプなどの光によって報知を行うものなど、種々のものを用いることができる。なお、この実施形態では、ブザー音による報知を行うように構成されている。
なお、ガス調理器(ガスコンロ)1の右側の前面パネルの右下の右側には、マイクロコンピュータからなる制御部100の電源となる電池が収容される電池ケース13(図1)が設けられている。
一方、図4Aに示すように、コンロ用リモコン7Aが備えるコンロ用の調理設定部200Bは、揚げもの、湯わかし、炊飯の自動調理のメニュー(オートメニュー)を設定するための一組のオートメニュー設定部171およびオートメニュー表示部172と、調理時間を設定するためのタイマ入力部173およびタイマ表示部174を備えている。
オートメニュー設定部171には、揚げものスイッチ171aと、湯わかしスイッチ171bと、炊飯スイッチ171cとが設けられている。
揚げものモードは、コンロバーナ31の点火後、使用者により設定された温度に達するようにコンロバーナ31の火力を自動調節する自動調理モードである。
揚げものスイッチ171aは、何回押すかで200℃、180℃、160℃といった複数種類の揚げものの調理の中から目的とする温度の揚げもの調理が設定できるとともに、揚げもの表示部172aに前記設定が表示されるように構成されている。
また、湯わかしモードや炊飯モードは、コンロバーナ31の点火後、予め設定された燃焼条件で燃焼させ、湯わかしや炊飯の完了が予測される時点で自動的にコンロバーナ31を消火する自動調理モードである。
湯わかしスイッチ171bは、何回押すかで自動消火、5分保温といった、湯わかし後にすぐ消火するか、あるいは一定時間保温するかというような湯わかしの態様を選択して設定することができるように構成されている。また、湯わかし表示部172bには、前記設定が表示されるように構成されている。
また、炊飯スイッチ171cは、何回押すかにより、ごはん、おかゆといった複数種類の炊飯調理モードの中から目的とする炊飯調理モードを設定することができるように構成されている。また、炊飯表示部172cには、前記設定が表示されるように構成されている。
揚げものモードを選択して、制御部100によって揚げものモードが実行される場合を一例として、上述のラッチ式電磁弁LB1について詳しく説明する。
揚げものスイッチ171a(図4A)を押し操作し、揚げものモードを選択してコンロバーナ31に点火すると、制御部100によって揚げものモードが実行され、制御部100は、温度センサ26により検出される調理容器の温度を設定された温度(200℃、180℃、160℃の何れか)に維持すべく、ラッチ式電磁弁LB1を開閉し、コンロバーナ31の火力を大火力と小火力とに切り換える。
詳述すると、温度センサ26(図1)により検出される調理容器の温度の値が設定された温度より大きいときは、ラッチ式電磁弁LB1を閉弁して、図3に示す小火用オリフィスof2を備えた小火用流路61dのみからコンロバーナ31にガスが供給されて、コンロバーナ31の火力が小火力になり、また、温度センサ26により検出される調理容器の温度が設定された温度より小さいときはラッチ式電磁弁LB1を開弁して、図3に示す小火用オリフィスof2を備えた小火用流路61dとラッチ式電磁弁LB1の両方の流路からコンロバーナ31にガスが供給されて、コンロバーナ31の火力が大火力になるように構成されている。
上述のように、この実施形態にかかるガス調理器(ガスコンロ)1においては、コンロバーナ31によって自動調理を行うことができるように構成されており、コンロバーナ31による自動調理には、制御部100が、自動的にコンロバーナ31の燃焼を停止する調理モードが含まれる。
<特徴的構成(グリルの自動調理)>
また、この実施形態にかかるガス調理器(ガスコンロ)1は、自動でグリル調理を行うことができるように構成されているが、自動調理を行うための調理条件の全てを設定表示する調理設定部が、ガス調理器本体Hに設けられているのではなく、後述する、グリル用リモコン(ガス調理器本体Hの制御部100との間で通信データの送受信のための無線通信を行うグリル用リモコン)7Bに、グリル調理の条件の全てを設定し、表示する調理設定部300Bが設けられており、ガス調理器本体Hには、グリル用の限定的調理設定部300Aが配設されている。
すなわち、詳しくは後述するが、
(a)ガス調理器本体Hには、グリル調理の条件のうち所定の条件のみを設定し、表示する、ガス調理器本体側のグリル用の限定的調理設定部300Aが配設され、
(b)グリル用リモコン7Bには、グリル調理におけるすべての条件を設定し、表示する、リモコン側のグリル用の調理設定部300Bが配設されている。
そして、ガス調理器本体側のグリル用の限定的調理設定部300Aは、ガス調理器1の右側の前面パネルの右下の左側に設けられている(図1参照)。
そして、図2Bのように、ガス調理器本体Hに設けられたグリル用の限定的調理設定部300Aは、上下のグリルバーナ(図示せず)の火力を切り換えるための火力切り換えスイッチ93c、および、火力表示部93aのみを備えている。
この実施形態にかかるガス調理器(ガスコンロ)1においては、グリル用の調理設定部300Aを用いて、グリル調理における限定的な条件を設定する調理を行うことができる。
一方、グリル用リモコン7Bには、グリル2bによって自動調理を行うための調理条件の全てを設定し、表示するグリル用の調理設定入力部300Bが配設されている(図4B参照)。そして、グリル用の調理設定入力部300Bは、グリル2bによる調理時間(焼成時間)を設定するためのタイマスイッチ(タイマ設定入力部)193b、上火、下火の火力を切り換えるための火力切り換えスイッチ193c、焼成するメニューを選んで該当する焼成物に対応した焼成制御を選択するためのメニュースイッチ193d、焼き加減を調整するための焼き加減スイッチ193e、上記タイマスイッチ(タイマ設定入力部)193b、火力切り換えスイッチ193c、メニュースイッチ193d、焼き加減スイッチ193eなどを操作して設定した各入力を取り消すための取消しスイッチ193fなどを備えている。
また、グリル用リモコン7Bは、消火スイッチ193a(図4B)を備え、使用者が消火スイッチ193aを押し操作することで、グリルバーナを消火することができるように構成されている。
また、グリル用リモコン7Bのグリル用の調理設定入力部300Bは、タイマスイッチ(タイマ設定入力部)193bにより設定された調理時間を表示する表示部1120を備えている。
さらに、グリル用リモコン7Bは、図4Bに示すように、制御部100との間で後述する通信データの通信を行うためのグリル用リモコン用無線通信部150Sと、報知部151を備えている。
報知部151としては、例えば、ブザー音や音声などによって報知を行うもの、LEDランプなどの光によって報知を行うものなど、種々のものを用いることができる。なお、この実施形態では、ブザー音による報知を行うように構成されている。
また、この実施形態にかかるガス調理器(ガスコンロ)1においては、コンロバーナ31によって自動調理を行い、制御部100が、自動的にコンロバーナ31の燃焼を停止したとき、制御部100は、点消火ボタン(加熱/停止手動操作部)14aや点消火ボタン14cを消火位置に戻すよう促す報知を行うように構成されている。この報知としては、「ピッピッピッ」というブザーによる報知を5分間隔で繰り返すように構成されている
また、グリル2bにおいてグリルバーナ(図示せず)によって自動調理を行い、制御部100が、自動的にグリルバーナの燃焼を停止したとき、制御部100は、点消火ボタン(加熱/停止手動操作部)14bを消火位置に戻すよう促す報知を行うように構成されている。この報知も、「ピッピッピッ」というブザーによる報知を5分間隔で繰り返すように構成されている。
<他の特徴的構成>
このガス調理器(ガスコンロ)1が備えるコンロ用リモコン7A(図4A参照)は、上述のように、無線通信部50Sを備えており、ガス調理器本体Hが備える制御部100との間で、後述する通信データの通信を行うための無線通信を行うように構成されている。
そして、コンロ用リモコン7Aは上述のように、
(a)温度センサ26により検出される調理容器の温度を設定された温度(200℃、180℃、160℃のいずれか)に維持する、コンロバーナ31による自動温度制御、
(b)コンロバーナ31の点火後、予め設定された燃焼条件で燃焼させ、湯わかしや炊飯の完了が予測される時点で自動的にコンロバーナ31を消火する湯わかしモードや炊飯モード、
(c)タイマ入力部173で入力し、設定した設定タイマ時間の燃焼が終了した時点で自動的にコンロバーナ31を消火するタイマ加熱
など、コンロバーナ31による自動調理にかかる設定を行うとともに、自動調理に係る表示を行う、リモコン側の調理設定部200Bを備えている。
上記のコンロ用リモコン7Aは、コンロを用いた自動調理が終了して、自動的にコンロバーナ31を消火したときに、コンロ用リモコン7Aが備える報知部51のブザー音により、自動的にコンロバーナ31を消火した旨の報知を行う。報知は音声によって行ってもよい。
また、グリル用リモコン7Bは、上述のように、無線通信部150Sを備えており、グリルを用いた自動調理が終了して、制御部100が、自動的にグリルバーナの燃焼を停止したとき、制御部100からの無線通信による指令により、グリル用リモコン7Bが備える報知部151のブザー音により、自動的にグリルバーナを消火した旨の報知を行う。報知は音声によって行ってもよい。
コンロ用リモコン7Aによる、自動的にコンロバーナ31を消火させた旨の報知の後、使用者は、ガス調理器本体Hが備える点消火ボタン14a、点消火ボタン14cを消火位置に戻す操作を行うことになる。そして、ガス調理器本体Hが備える制御部100は、点消火ボタン14a、点消火ボタン14cの消火位置への戻し操作を検出すると、点消火ボタン14a、点消火ボタン14cを消火位置に戻すように促す報知を終了する。
また、グリル用リモコン7Bによる自動的にグリルバーナを消火させた旨の報知の後、使用者は、ガス調理器本体Hが備える点消火ボタン14bを消火位置に戻す操作を行うことになる。そして、ガス調理器本体Hが備える制御部100は、点消火ボタン14bの消火位置への戻し操作を検出すると、点消火ボタン14bを消火位置に戻すように促す報知を終了する。
すなわち、ガス調理器本体Hが備える制御部100とコンロ用リモコン7Aとの通信は、上述のように、ガス調理器本体Hが備える無線通信部200Sとコンロ用リモコン7Aが備える無線通信部50Sを介して行われ、ガス調理器本体Hが備える制御部100とグリル用リモコン7Bとの通信は、ガス調理器本体Hが備える無線通信部200Sとグリル用リモコン7Bが備える通信部150Sを介して行われる。
また、グリル用リモコン7Bは、消火スイッチ193a(図4B)を備え、使用者が消火スイッチ193aを押し操作することで、グリルバーナを消火することができるように構成されている。
なお、グリル用リモコン7Bに備える消火スイッチ193aによってグリルバーナを消火させた場合、ガス調理器本体Hが備える制御部100は、点消火ボタン14bを消火位置に戻すよう促す報知を行うように構成されている。この報知も、「ピッピッピッ」というブザーによる報知を5分間隔で繰り返すように構成されている。
したがって、その後使用者は、ガス調理器本体Hの点消火ボタン14bを消火位置に戻す操作を行うことになる。そして、ガス調理器本体Hが備える制御部100は、点消火ボタン14bの消火位置への戻し操作を検出すると、点消火ボタン14bを消火位置に戻すよう促す報知を終了する。
本願によるガス調理器(ガスコンロ)1は以上のように構成されるので、以下のような作用効果を奏する。
コンロ用の限定的調理設定部200Aには、左コンロ高温・鍋なし設定スイッチ16a、右コンロ高温・鍋なし設定スイッチ16c、左コンロ高温・鍋なし設定表示Lランプ(LED)17a、および、右コンロ高温・鍋なし設定表示Lランプ(LED)17cしか備えていないので、調理設定部200Aが、数多くの調理条件を設定するための操作部や、その表示を行うための表示部を有している場合に、調理設定部の操作が煩わしいと感じる使用者や、自動調理機能を必要としない使用者にとっては、シンプルで使いやすいガス調理器を提供することができる。
また、構成がシンプルで、ガス調理器本体Hの小型化および簡素化を図ることが可能になり、コストの低減を図ることが可能になる。
しかも、自動調理機能を必要とする使用者にとっては、コンロ用リモコン7Aを用いて条件を設定することで、種々の自動調理を行うことができ使い勝手の良いガス調理器を提供することができる。
また、グリル用の限定的調理設定部300Aには、火力切り換えスイッチ93c、および、火力表示部93aしか備えていないので、調理設定部300Aが、数多くの調理条件を設定するための操作部や、その表示を行うための表示部を有している場合に、調理設定部の操作が煩わしいと感じる使用者や、自動調理機能を必要としない使用者にとっては、シンプルで使いやすいガス調理器を提供することができる。
また、構成がシンプルで、ガス調理器本体Hの小型化および簡素化を図ることが可能になり、コストの低減を図ることができる。
しかも、自動調理機能を必要とする使用者にとっては、グリル用リモコン7Bを用いて条件を設定することで、種々の自動調理を行うことができ使い勝手の良いガス調理器を提供することができる。
また、使用者がガス調理器本体Hから離れた場所にいる場合にも、使用者が、自動調理が終了した際の報知(加熱/停止手動操作部14を消火位置に戻すことを促す報知)に気付きやすいため、点消火ボタン14aや点消火ボタン14bや点消火ボタン14cを消火位置に戻すよう促す報知が無駄に継続することのないガス調理器を提供することが可能になる。
また、この実施形態では、製造される複数のガス調理器本体Hに対して、それぞれ異なるIDコードが設定されており、複数のガス調理器本体Hのそれぞれに対応するコンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bにも、複数のガス調理器本体Hのそれぞれに設定されたIDコードに対応するIDコード(ガス調理器本体Hに設定されたIDコードと同じIDコード)が設定されている。
そして、ガス調理器本体Hが備える制御部100が、コンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bとの無線通信において、通信データにこのIDコードを含めて送信するように構成されている。
そして、コンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bが、受信した通信データに当該リモコン7A、7Bに対応するIDコードが含まれるとき、通信データを当該リモコン7A、7Bに対応する制御部100からの通信データとして受信するように構成されている。
この実施形態にかかるガス調理器(ガスコンロ)1は上述のように構成されているので、複数のガス調理器1が設置されている場合にも、コンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bが、それらに対応するガス調理器本体Hの制御部100以外の制御部と無線通信を行うことによる誤動作(すなわち、対応するガス調理器本体Hの制御部100以外の制御部から送信される通信データによって誤動作)することを防止できる。
また、この実施形態にかかるガス調理器1においては、IDコードがガス調理器本体Hの制御部100に格納されているとともに、ガス調理器本体Hには、IDコードを制御部100からコンロ用リモコン7Aに転送するためのIDコード転送手段110A、グリル用リモコン7Bに転送するためのIDコード転送手段110Bが配設されている(図5、図6、図7)。
すなわち、制御部100が、IDコード転送手段110A、110Bによって、IDコードをコンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bに転送することができるように構成されている。
この実施形態のガス調理器1はこのように構成されているので、メンテナンスなどにより、ガス調理器本体Hの制御部100、あるいは、コンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bを取り換えることが必要になった場合に、制御部100とコンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bを同じIDコードによって対応付けることができる。
<リモコンの電源について>
次に、コンロ用リモコン7Aおよびグリル用リモコン7Bの電源について説明する。
この実施形態にかかるガス調理器本体Hが備えるコンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bは、以下に説明するようなバッテリー(図示せず)を電源としている。
また、ガス調理器本体Hは、図5、図6に示すように、コンロ用リモコン7Aを収容、保持するリモコンホルダ75Aと、グリル用リモコン7Bを収容、保持するリモコンホルダ75Bとを備えているとともに、交番磁界を発生させる交番磁界発生部(一次巻線)70A、70Bを備えている。
なお、交番磁界発生部(一次巻線)70Aは、コンロ用リモコン7Aを収容、保持するリモコンホルダ75Aに近接して配設されており、交番磁界発生部(一次巻線)70Bは、グリル用リモコンホルダ75Bに近接して配設されている。
また、コンロ用リモコン7Aには二次巻線80Aが設けられており、グリル用リモコン7Bには二次巻線80Bが設けられている。
そして、コンロ用リモコン7Aがリモコンホルダ75A内の所定位置に収容、保持され、グリル用リモコン7Bがリモコンホルダ75B内の所定位置に収容、保持された状態において、コンロ用リモコン7Aが備える二次巻線80Aが一次巻線70Aにより発生した交番磁界によって交流電圧を発生させるとともに、グリル用リモコン7Bが備える二次巻線80Bが、一次巻線70Bにより発生した交番磁界によって交流電圧を発生させるように構成されている。
そして、コンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bは、二次巻線80A、80Bに発生した交流電圧を直流電圧に変換して直流電圧を発生させる直流電圧発生部と、直流電圧発生部で発生した直流により充電されるバッテリー(図示せず)を備えている。
このように構成することにより、コンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bが備えるバッテリーを、上述の直流電圧発生部で発生した直流によって充電することが可能になる。
<IDコード転送手段について>
上述のように、この実施形態にかかるガス調理器1は、制御部100に格納されているIDコードをコンロ用リモコン7Aに転送するIDコード転送手段110A、グリル用リモコン7Bに転送するIDコード転送手段110Bを備えている。
そして、この実施形態では、交番磁界発生部(一次巻線)70A、70B、コンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bが備える二次巻線80A、80Bなどから、上述のIDコード転送手段110A、110Bが構成されている。
そして、この実施形態にかかるガス調理器(ガスコンロ)1においては、
(a)交番磁界発生部(一次巻線)70Aに重畳されたIDコードが、コンロ用リモコン7Aにおいて、二次巻線80Aに発生した交流電圧に重畳される形態で、ガス調理器本体Hの制御部100からコンロ用リモコン7Aに転送され、
(b)交番磁界発生部(一次巻線)70Bに重畳されたIDコードが、グリル用リモコン7Bにおいて、二次巻線80Bに発生した交流電圧に重畳される形態で、ガス調理器本体Hの制御部100からグリル用リモコン7Bに転送されるように構成されている。
このように、制御部100に格納されているIDコードが、コンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bにおいて、それぞれの二次巻線80A、80Bに発生した交流電圧に重畳される形態で、ガス調理器本体Hの制御部100からコンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bに転送されるように構成した場合、コンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bの電源となるバッテリーを充電する際や、ガス調理器本体Hの制御部100からコンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7BにIDコードを転送するときに、電線による制御部100とコンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bとの接続が不要になり、構成を簡略化することが可能になるとともに、接続不良や接点の接触不良などを引き起こすことがなく、信頼性が高く、使い勝手の良好なガス調理器(ガスコンロ)を実現することが可能になる。
なお、本発明において、制御部100とコンロ用リモコン7Aおよびグリル用リモコン7Bとの間で行われる無線通信の方式としては、周知の種々の通信方式が採用可能であり、詳細な説明は省略する。
[別実施形態]
また、本発明のガス調理器(ガスコンロ)においては、図7に示すように、コンロ用リモコン7Aと、グリル用リモコン7Bのそれぞれに、磁石90(90a、90b)を配設し、コンロ用リモコン7Aと、グリル用リモコン7Bがリモコンホルダ75A、75B内において位置ずれすることなく、確実に所定の位置に保持されるように構成することができる。
このように構成することで、コンロ用リモコン7Aと、グリル用リモコン7Bの電源となるバッテリーの充電をより確実に行うことが可能になり、IDコードの送受信などの動作を適正に行わせることが可能な、信頼性の高いガス調理器を提供できるようになる。
なお、この場合、磁石90(90a、90b)を、二次巻線80A、80Bから離隔することで、一次巻線70A、70Bと、二次巻線80A、80Bとの電磁的な結合に悪影響を及ぼすことを回避することができる。
また、本発明のガス調理器においては、ガス調理器本体Hに対して「所定の操作」を行った時点で、コンロ用リモコン7Aと、グリル用リモコン7Bが音による報知を行うように構成することができる。
なお、上記「所定の操作」としては、ガスバーナによる加熱開始のための「点消火スイッチ14a、点消火スイッチ14cの操作、グリルバーナを点火/消火するための点消火ボタン14bの操作、この報知専用に設けた報知用スイッチ(図示せず)の操作、などが例示されるが、上記「所定の操作」に特別の制約はない。
上述のように、ガス調理器本体Hに対して「所定の操作」を行った時点で、コンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bが音による報知を行うように構成した場合、コンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bをどこかに置き忘れた場合などに、ガス調理器本体Hに対して所定の操作を行うことで、コンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bに音による報知を行わせてコンロ用リモコン7A、グリル用リモコン7Bの存在場所を知らせることができるので、使い勝手を向上させることができる。
なお、上記実施形態では、コンロ用リモコン7Aと、グリル用リモコン7Bの2つのリモコンを備えた構成としているが、一つのリモコンが、コンロ用の調理条件を設定し、表示する調理設定部と、グリル用の調理条件を設定し、表示する調理設定部とを備えるように構成すること、すなわち、1つのリモコンが、コンロ用リモコン7Aと、グリル用リモコン7Bを兼ねるように構成することも可能である。
また、上記実施形態では、ガス調理器本体Hが、コンロ用の限定的調理設定部200Aと、グリル用の限定的調理設定部300Aを備えている場合について説明したが、ガス調理器本体Hが、コンロ用の限定的調理設定部200Aと、グリル用の限定的調理設定部300Aを備えておらず、リモコン側のコンロ用の調理設定部200B、リモコン側のグリル用の調理設定部300Bによってのみ調理条件の設定などが行われるように構成してもよい。
なお、上記実施形態では、ガス調理器として、グリルを備えたガスコンロを示したが、グリルを備えていないガスコンロにも本発明を適用することが可能である。
さらに、本発明は、ビルトイン型ではなく卓上設置型のテーブルコンロにも適用することが可能である。
また、本発明は、ガスコンロを備えていないグリルにも適用することが可能である。
本発明は、さらにその他の点においても上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。
1 ガスコンロ
2 加熱部
2a コンロ部
2b グリル部
6 ガス弁ブロック(ガス量調節部)
7A コンロ用リモコン
7B グリル用リモコン
11 トッププレート
12 前面部
13 電池ケース
14(14a、14b、14c) 点消火ボタン(加熱/停止手動操作部)
15 火力調節レバー
16 設定スイッチ
16a 左コンロ高温・鍋なし設定スイッチ
16c 右コンロ高温・鍋なし設定スイッチ
17 設定表示ランプ
17a 左コンロ高温・鍋なし設定表示Lランプ
17c 右コンロ高温・鍋なし設定表示Lランプ
21 五徳
23 点火装置
24 点火検知装置
25 容器検知手段
26 温度センサ
28 グリル扉
31 コンロバーナ(ガスバーナ)
50S コンロ用リモコンの無線通信部
51 コンロ用リモコンの報知部
61c 大火用の流路
61d 小火用の流路
62 安全弁
63 メイン弁
65 流量制御弁
66 スライダ
67 バルブロッド
70A、70B 交番磁界発生部(一次巻線)
71 オートメニュー設定部
72 オートメニュー表示部
73 タイマ入力部
74 タイマ表示部
75A コンロ用リモコンを収容するリモコンホルダ
75B グリル用リモコンを収容するリモコンホルダ
80A、80B 二次巻線
90(90a、90b) 磁石
93a グリル用の限定的調理設定部の火力表示部
93c グリル用の限定的調理設定部の火力切り換えスイッチ
100 制御部
110A、110B IDコード転送手段
150S グリル用リモコンの無線通信部
151 グリル用リモコンの報知部
200S 無線通信部
200A コンロ用の限定的調理設定部
200B リモコン側のコンロ用の調理設定部
300A グリル用の限定的調理設定部
300B リモコン側のグリル用の調理設定部
H ガス調理器本体
LB1、LB2 ラッチ式電磁弁

Claims (6)

  1. ガス調理器本体と、
    前記ガス調理器本体に配設された、調理物を加熱するガスバーナと、
    前記ガスバーナの点消火を行う加熱/停止手動操作部と、
    前記ガスバーナによる加熱を制御するとともに、前記ガスバーナによる調理の終了時に前記ガスバーナによる加熱を停止する自動調理を実行する制御部と、
    前記自動調理における調理条件を設定し、表示する調理設定部と
    を備えたガス調理器であって、
    前記制御部との間で通信データの送受信のための無線通信を行うリモコンを備えており、
    前記リモコンが、前記調理条件を設定し、表示するリモコン側調理設定部を備え、
    前記調理器本体が、
    (a)前記調理条件のうち所定の条件のみを設定し、表示する限定的調理設定部を備えているか、または、
    (b)前記調理条件を設定し、表示する調理設定部を備えていないこと
    を特徴とするガス調理器。
  2. 前記自動調理が終了した時点で、前記制御部が前記リモコンに対し、前記無線通信によって、前記通信データとして自動調理終了信号を送信するように構成され、
    前記リモコンが、前記自動調理終了信号を受信したときに前記自動調理が終了した旨の報知を行う報知部を備えていること
    を特徴とする請求項1記載のガス調理器。
  3. 該ガス調理器が複数存在している場合において、複数のガス調理器のそれぞれに異なるIDコードが設定されており、
    前記リモコンが、前記無線通信において、前記通信データに前記IDコードを含めて前記制御部への送信を行うように構成され、
    前記制御部が、受信した前記通信データに前記IDコードが含まれるとき、前記通信データを当該制御部に対応するリモコンからの通信データとして受信するとともに、
    前記制御部が、前記無線通信において、前記通信データに前記IDコードを含めて前記無線通信により前記リモコンへの送信を行うように構成されており、
    前記リモコンが、受信した前記通信データに前記IDコードが含まれるとき、前記通信データを当該リモコンに対応するガス調理器の制御部からの通信データとして受信するように構成されていること
    を特徴とする請求項1または2記載のガス調理器。
  4. 前記ガス調理器本体がIDコード転送手段を備えているとともに、前記IDコードが前記制御部に格納されており、
    前記制御部が、前記IDコード転送手段によって、前記IDコードを前記リモコンに転送するように構成されていること
    を特徴とする請求項3記載のガス調理器。
  5. 前記ガス調理器本体が、交番磁界を発生させる交番磁界発生部を備え、
    前記リモコンが、電源としてのバッテリーと、前記交番磁界によって発生した交流電圧を直流電圧に変換して直流電圧を発生させる直流電圧発生部とを備え、
    前記バッテリーが、前記直流電圧発生部で発生した直流電圧によって充電され、かつ、
    前記交番磁界発生部に重畳された前記IDコードが、前記交流電圧に重畳される形態で前記リモコンに転送されるように構成されていること
    を特徴とする請求項4記載のガス調理器。
  6. 前記ガス調理器本体に対して所定の操作を行ったときに、前記リモコンが音による報知を行うように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のガス調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110220224A (zh) * 2019-07-10 2019-09-10 广东技术师范大学 一种具有无线测控的智能灶用***

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