JP5469413B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱調理器に関するものである。
従来より、こんろバーナを有する加熱部と、こんろバーナで発生する火炎を検知する火炎検知装置とを備え、火炎検知装置によりこんろバーナの火炎が検知されない場合に、こんろバーナへのガス流路を安全弁により閉止する加熱調理器が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平09−060881号公報
特許文献1に記載されている加熱調理器は、複数のこんろバーナを備えると共に、各こんろバーナに一つずつ火炎検知装置としての熱電対を設けてある。
この加熱調理器にあっては、例えば熱電対に対応するこんろバーナの炎口でのみ火炎が正常に形成され、他の炎口では風が吹き付けたりして火炎が形成されていない時、こんろバーナ全体では正常に点火されていないにもかかわらず点火したと誤認される惧れがあった。
また、この熱電対がたまたま何らかの原因で、例えば熱電対を設けた部分の火炎のみが風で揺らいだり消えたりして熱電対が火炎を検知しなかった場合、他の部分に火炎が形成されていてこんろバーナ全体では正常に火炎が形成されているにもかかわらず、火炎が立ち消えたと誤認され消火されてしまい、加熱調理が不用意に中断される惧れがあった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、一つのこんろバーナに一つの火炎検知装置しか設けないことに起因する火炎の検知の不確実性を抑え、こんろバーナが点火しているか消火しているかをより一層確実に検知することができる加熱調理器を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、点火装置23を備えたこんろバーナ31を有する加熱部2と、こんろバーナ31にガスを供給するためのガス流路61と、ガス流路61を開閉する安全弁62と、こんろバーナ31で発生する火炎を検知する火炎検知装置24と、火炎検知装置24が火炎を検知しない場合に安全弁62を閉止するように制御する制御部4と、を備えた加熱調理器であって、こんろバーナ31一つあたりに複数の火炎検知装置24を設け、一こんろバーナ31での点火時において、該こんろバーナ31に設けた複数の火炎検知装置24が全て火炎を検知した時に該こんろバーナ31での点火が行われたと判断し、且つ、前記一こんろバーナ31に設けた複数の火炎検知装置24が全て火炎を検知しなくなった時に該こんろバーナ31が消火したと判断して安全弁62を閉止することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、こんろバーナ31の炎口32を平面視円環状に配置して成ることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、平面視において、こんろバーナ31の中心を通る左右方向の仮想線Lよりも前側に少なくとも一つの火炎検知装置24を設けると共に、前記仮想線よりも後側に少なくとも一つの火炎検知装置24を設けることを特徴とする。
たまたま炎口の一部のみが全体と異なる状態となっている場合、すなわち全体に火炎が形成されていないのに一部のみ火炎が形成されていたり、逆に全体に火炎が形成されているのに一部のみ火炎が形成されていなかったりする場合に、この全体と異なる炎口の火炎の有無を一つの火炎検知装置で検知してこんろバーナ全体の火炎の有無とみなすと、実際のこんろバーナ全体の火炎の有無と異なって誤った制御となってしまうが、請求項1記載の発明においては、複数の火炎検知装置で火炎を検知するため、こんろバーナが点火しているか否かをより確実に検知することができる。
火炎検知装置を一つのみ設けた場合、炎口の火炎検知装置に対応する部分でのみ火炎が正常に形成され、他の部分では風が吹き付けたりして火炎が形成されていない時、こんろバーナ全体では正常に点火されていないにもかかわらず点火したと誤認される惧れがあるが、請求項に係る発明のようにすることで、全火炎検知装置で火炎を検知した場合にこんろバーナが点火したと判断するため、こんろバーナの点火をより確実に検知することができる。
火炎検知装置を一つのみ設けた場合、炎口の火炎検知装置に対応する部分でのみ風が吹き付けたりして火炎が消え、他の部分では火炎が形成されている時、こんろバーナ全体では正常に点火されているにもかかわらず消火したと誤認される惧れがあるが、請求項に係る発明のようにすることで、全火炎検知装置で火炎を検知しない場合にこんろバーナが消火したと判断するため、こんろバーナの消火をより確実に検知して、ガスの供給を停止することができる。
請求項に係る発明においては、炎口の一部で火炎が消えてしまっても、隣接する部分から火移りして火炎が形成されるため、火炎が形成され易く消え難い。
こんろ部の上方に設置されるレンジフードの排気運転により前から後に空気流が流れたり、グリル使用中にこんろバーナの火力を最小にした時にドラフトにより前から後に空気流が流れたりし易いため、請求項に係る発明のように前から後に流れる空気流の影響を受け易い前側の火炎検知装置と影響を受け難い後側の火炎検知装置を設けることで、火炎の状態を片寄りなく検知することができる。
本発明の一実施形態の加熱調理器の全体斜視図である。 こんろ用の調理設定部の正面図である。 こんろバーナおよびグリルバーナへのガス供給の説明図である。 ガス弁ブロックの断面図である。 ガス弁ブロックの断面図であり、(a)はスライダが前位置にある場合、(b)はスライダが後位置にある場合、(c)はスライダが最後位置にある場合を示す。 こんろバーナの断面図である。 こんろバーナの平面図である。 制御回路の構成図である。
以下、本発明の一実施形態の加熱調理器として、こんろ部とグリルを備えたビルトイン型のガスこんろ1について、添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ガスこんろ1の天面部を構成するトッププレート11には複数の加熱部2が設けてある。本実施形態では図1に示すように、向かって左側および右側に加熱部として高火力のこんろバーナ31を備えたこんろ部2aが設けてある。トッププレート11の上面には各こんろバーナ31を中心にして五徳21が設けてあり、前記こんろバーナ31と五徳21と、点火装置23及び火炎検知装置24(図3参照)とで、加熱部2としてのこんろ部2aが構成される。
なお、点火装置23は、入力回路(高圧トランスの1次側巻き線を含む)が一つに対して出力回路(高圧トランスの2次側巻き線)が各バーナの数だけ備えられ、一つの前記入力回路への通電により各々の前記出力回路(高圧トランスの2次側巻き線)に高電圧が発生し、各バーナの全てに点火用放電のための高電圧が供給される。
各こんろ部2aには、図6に示すように、五徳21上に載置される調理容器を検知する容器検知手段25と、調理容器の下面の温度を検知する温度センサ26とが設けてある。容器検知手段25は、ガスこんろ1に固定される支持部25aと、支持部25aに上下方向に移動自在に支持される可動部25bと、可動部25bの上下位置を検知する検知スイッチ25cと、で構成される。可動部25bはばね等の付勢手段(図示せず)により上方に付勢され、その上端部は五徳21よりも上方に突出する。この状態で五徳21上に調理容器が載置されると、可動部25bの上端部が調理容器の下面に押し下げられ、可動部25bの下動に伴い検知スイッチ25cにより下動が検知され、後述する制御部4に認識される。そして、可動部25bの上端部に温度センサ26が設けられ、調理容器が五徳21上に載置された時に調理容器の下面に当接して温度を検知し、温度は制御部4に認識される。
またガスこんろ1には、図1に示すように、加熱部2としてのグリル2bが設けてある。グリル2bは、ガスこんろ1の本体内の中央部に形成されるグリル庫と、グリル庫内に設けられる加熱手段としてのグリルバーナ(図示せず)と、点火装置23及び火炎検知装置24とで構成され、グリル庫2bの前端はガスこんろ1の前面部12に開口していてグリル扉28によって開閉自在に閉塞される。
点火装置23は、イグナイタ(図示せず)で発生させる高圧パルスにより、こんろバーナ31及びグリルバーナの燃料ガスの吐出口に設けられる点火プラグに放電を起こさせて点火するもので、イグナイタは制御部4により制御される。
火炎検知装置24は、こんろバーナ31及びグリルバーナに設けられる熱電対からなるもので、点火されると火炎の熱により発生する熱起電力が制御部4に認識される。本実施形態では、この火炎検知装置24をこんろバーナ一つあたりに複数設けるもので、後で詳述する。
グリル扉28の両側には、図1に示すように、グリル扉28とともにガスこんろ1の前面部12を構成する前面パネルP1、P2が設けてあり、左側の前面パネルP1の上側には、左側のこんろバーナ31を点火/消火するための点消火ボタン14aが設けてあり、右側の前面パネルP2の上側の左側より、グリルバーナを点火/消火するための点消火ボタン14b、右側のこんろバーナ31を点火/消火するための点消火ボタン14cとが設けてある。これら点消火ボタン14(14a〜14c)が、加熱部2での加熱の開始/加熱の停止を手動で行うための加熱/停止手動操作部となっている。また前面部12には、各加熱部2の加熱量を手動で調節するための加熱量手動操作部となる火力調節レバー15(15a〜15c)がそれぞれ各点消火ボタン14a〜14cの上に設けてある。
ガス弁ブロック6は、図3、図4に示すように、器具栓本体60に、内部のガス流路61と、ガス流路61の上流端となる導入口61a及び下流端となる導出口61bとが設けてある。内部のガス流路61には、上流側より安全弁62用の弁孔、メイン弁63用の弁孔が設けてある。メイン弁63用の弁孔の下流側は、大火用の流路61cと小火用の流路61dとが並列に設けてあり、大火用の流路61cに大火力/小火力切替用のラッチ電磁弁LB1用の弁孔が設けてあり、小火用の流路61dにラッチ電磁弁LB2用の弁孔が設けてある。
ラッチ電磁弁LB1の弁孔の下流側と、ラッチ電磁弁LB2の下流側に位置する小火用オリフィスof2の下流側で大火用の流路61cと小火用の流路61dとが合流し、さらにその下流側には、火力調節レバー15と連動する流量制御弁65用の弁孔が設けてある。
上述した容器検知手段25により調理容器が検知されていない時に点消火ボタン14を操作した場合に、制御部4によりラッチ電磁弁LB1及びラッチ電磁弁LB2が閉止されて、加熱を開始しないようにする容器検知制御が行われる。
また、ガス流路61には、前記ラッチ電磁弁LB1及びラッチ電磁弁LB2を設けた部分をバイパスするバイパス流路BPが設けてあり、このバイパス流路BPにバイパス用オリフィスof1が設けてある。バイパス用オリフィスof1は、ガス弁ブロック6を複数器種で共用するために設けられるもので、ガス弁ブロック6を他の機種への応用において使用する時には開口される場合があるが、本実施例においては、バイパス用オリフィスof1は閉塞体(図示せず)により閉塞されている。
火力調節レバー15を中火から大火の間の位置に設定しておいたときに、ラッチ電磁弁LB1とラッチ電磁弁LB2の開・閉の組み合わせに応じて、こんろバーナ31の火力は下表の様に制御部により調整制御される。
Figure 0005469413
なお、ラッチ電磁弁LB1、LB2は、開弁用の極性のパルス電流の通電により開放状態に移行し、その後は通電を停止した後にも開放状態を維持し、閉弁用の極性(開弁用とは逆極性)のパルス電流の通電により閉止状態に移行し、その後は通電を停止した後にも閉止状態を維持する。このとき電流のパルス幅は200〜300m秒に設定されており、こんろの火力を種々の状態に維持する場合にも省電力であるから、機器の電源として乾電池が用いられる場合に特に好適に用いられる。
流量制御弁65用の弁孔の下流側は、こんろバーナ31にガスを供給するための導出口61bに至る。
器具栓本体60には、スライダ66が前後方向に移動自在に取り付けてあり、スライダ66は前端面が点消火ボタン14に組み込まれたチャイルドロック用スライド部(図示せず)により後方に押圧されることで後退するようになっている。
チャイルドロック用スライド部が内部に組み込まれた点消火ボタン14は、前後動自在に設けられるもので、前記点消火ボタン14の指で押される部分よりも上側の部分がこんろ本体側に枢支されて指で押される部分が前後動し、スライダ66の前端面を後方に押圧する。スライダ66には、例えば既存のハート型カム等からなる前位置と後位置の切替機構(図示せず)が設けてあり、前記点消火ボタン14を押し操作する毎に、スライダ66が後位置から前進して前位置(図5(a)参照)に位置したり、前位置から後退して後位置(図5(b)参照)に位置して、前位置と後位置とが切り替わって保持される。
また、スライダ66の進退に伴って進退するバルブロッド67が設けてある。バルブロッド67の先端側はガス流路61内に挿入され、その先端部は後方すなわち下流側より上流側に向けて、メイン弁63用の弁孔と安全弁62用の弁孔とに挿通されている。バルブロッド67は、スライダ66が前位置から後位置に切り替わる際、一旦後位置よりも後方の最後位置(図5(c)参照)に後退してから後位置にまで前進するが、この最後位置に移動した時に、安全弁62用の弁孔を上流側より閉止している安全弁62の弁体を上流側に移動させて、安全弁62用の弁孔を開放する。安全弁62は電磁弁からなり、弁体が前方すなわち下流側に前進することで安全弁62用の弁孔を後方より閉止し、弁体が後方すなわち上流側に後退することで安全弁62用の弁孔を開放する。
安全弁62は、火炎検知装置24により火炎が検知されている場合にのみ制御部4により開放状態が維持され、火炎が検知されなくなると制御部4による開放状態の維持が停止して閉止される。これにより、煮こぼれや風により立ち消えが起こって火炎検知装置24の火炎が検知されなくなった場合に、燃料ガスの流出が防止される。また、温度センサ26により検知された調理容器の下面の温度が所定の温度(例えば250℃)に達すると、空焚きや焦げ付き等の異常が発生していると判定して、安全弁62を閉止する。このように、安全弁62、火炎検知装置24、温度センサ26により異常検知手段が構成されている。
バルブロッド67の途中には、メイン弁63用の弁孔を開閉するメイン弁体が設けてある。そして、スライダ66が前位置に位置している時にはメイン弁体がメイン弁63用の弁孔を後方より閉止し、スライダ66が後位置に位置している時にはメイン弁体がメイン弁63用の弁孔より後方に位置してメイン弁63用の弁孔を開放する。
流量制御弁65用の弁孔は、火力調整用のニードル65aの前後方向の移動により開度が自在に調節される。ニードル65aは、火力調節レバー15を操作することで、開度の調節がなされ、火力調節レバー15が右に行く程、燃料ガスの供給量が多くなるように調節される。
点消火ボタン14又はスライダ66の位置によりON/OFFが切り替わる器具栓スイッチが設けてある。器具栓スイッチは、点消火ボタン14(又はスライダ66)が前位置に位置している時にはOFFとなり、後位置(最後位置も含む)に位置している時にONとなる。
こんろバーナ31、グリルバーナの点火を行うには、点消火ボタン14を押し操作して、スライダ66を前位置から後位置に後退させる。スライダ66とともに後退したバルブロッド67により、安全弁62が開放されると共にメイン弁63が開放され、燃料ガスがこんろバーナ31、グリルバーナに供給される。また、スライダ66が後退することにより器具栓スイッチがONとなり、制御部4への給電がONとなって制御部4が動作を開始する。
図8に示すように、制御部4は、正極側の給電端子41がトランジスタTR1を介して電源の正極に接続され、負極側の給電端子42が電源の負極に接続される。トランジスタTR1はPNP型のトランジスタであって、そのエミッタが電源の正極に接続され、コレクタが制御部4の正極側の給電端子41に接続され、ベースが、抵抗R2及び該抵抗R2とそれぞれ直列に接続される二つのトランジスタTR2、TR3を介して電源の負極に接続され、エミッタとベースとの間に抵抗R1が接続される。
二つのトランジスタTR2、TR3はNPN型のトランジスタであって、そのコレクタが抵抗R2を介してトランジスタTR1のベースに接続され、エミッタが電源の負極に接続される。そして、トランジスタTR2、TR3のベースはそれぞれ抵抗R3、R4を介して電源の負極に接続される。
更に、電源の正極とトランジスタTR2のベースとの間に抵抗R5を介して、スイッチS(S1〜S5)とダイオードD(D1〜D5)とが直列に接続された線が複数並列に接続されるもので、電源の正極、各スイッチS、各ダイオードD、抵抗R5、トランジスタTR2のベースの順に配設される。またトランジスタTR3のベースは、抵抗R6を介して制御部4の電源保持信号出力端子T1に接続される。
そして、各線のスイッチSとダイオードDとの間の部分と、制御部4の各信号入力端子とが各抵抗R7を介して接続される。スイッチS1〜S3は器具栓スイッチで、S1は左こんろバーナ31を備えたこんろ部2aの器具栓スイッチS1であり、S2は右こんろバーナ31を備えたこんろ部2aの器具栓スイッチS2であり、S3はグリル2bの器具栓スイッチS3である。スイッチS4、S5は、タクトスイッチからなる容器検知解除スイッチS4、S5で、使用者が前面パネルP1に設けてあるこんろ用の調理設定部7の容器検知解除操作部16(16a、16c)を押し操作している間だけONとなり、押し操作をやめるとOFFとなる。これについては後述する。
いずれかの器具栓スイッチS1〜S3がONになると、トランジスタTR2にベース電流が流れてエミッタ−コレクタ間がONとなり、トランジスタTR1にベース電流が流れてエミッタ−コレクタ間がONとなり、電源から制御部4に給電される。制御部4に給電されると、制御部4の電源保持信号出力端子T1から電源保持信号(High出力)が出力され、トランジスタTR3にベース電流が流れてエミッタ−コレクタ間がONとなり、トランジスタTR1にベース電流が流れてエミッタ−コレクタ間がONになる。電源保持信号が出力されている限り、制御部4への給電が継続される。このように、器具栓スイッチS1〜S3が、制御部4への給電をONにする電源スイッチを兼ねている。
いずれかの器具栓スイッチS1〜S3がONになると、制御部4が動作を開始し、器具栓スイッチS1〜S3、抵抗R7を介して制御部4の該当する信号入力端子に信号が入力され、いずれかの器具栓スイッチS1〜S3がONになったかが検知される。制御部4は、器具栓スイッチS1〜S3がONとなると全てのこんろバーナ31、グリルバーナの点火装置23を作動させて連続放電を起こし、安全弁62のコイルに通電することにより安全弁62の開放が所定時間(例えば5秒)確保される。火炎検知装置24により点火が検知されると安全弁62の開放が維持される。
火炎検知装置24により点火が検知されない場合には安全弁62のコイルへの通電を停止することにより安全弁62が閉止され、点消火ボタン14を押し込んでバルブロッド67により安全弁62の弁体を後退させない限り安全弁62が開放されない。なお、こんろ部2aの場合には上述した容器検知制御により、調理容器が検知されていない時には、器具栓スイッチS1〜S3がONとなっても点火装置23は作動せず、安全弁62のコイルには通電しない。
また更に、容器検知解除スイッチS4、S5がONになる場合でも、器具栓スイッチS1〜S3がONになる場合と同様に、電源から制御部4への給電が開始されると共に、電源保持信号により制御部4への給電が継続される。図1に示す左側の前面パネルP1に設けたこんろ用の調理設定部7(図2参照)の容器検知解除操作部16aを所定時間(例えば3秒)以上継続して押し操作すると、容器検知解除スイッチS4がONとなると共にその上の表示部17aが点灯し、左側の前面パネルP1に設けたこんろ用の調理設定部7の容器検知解除操作部16cを所定時間(例えば3秒)以上継続して押し操作すると、容器検知解除スイッチS5がONとなると共にその上の表示部17cが点灯する。
容器検知解除スイッチS4は、左側こんろバーナ31を備えたこんろ部2aでの容器検知制御を解除するスイッチであり、容器検知解除スイッチS5は、右側の高火力のこんろバーナ31を備えたこんろ部2aでの容器検知制御を解除するスイッチである。容器検知解除スイッチのONが所定時間(例えば3秒)継続し制御部4に認識された時に、容器検知制御が解除されて解除モードに移行する。解除モードでは、容器検知制御がなされないため、こんろ部2aの場合に調理容器が検知されていなくても、器具栓スイッチS1、S2がONとなると点火装置23が作動し、安全弁62のコイルに通電される。更に本実施形態の解除モードでは、上述したように温度センサ26により検知された調理容器の温度が所定の温度(例えば250℃)となった場合に安全弁62を閉止する際の、前記所定の温度をそれよりも高い温度(例えば290℃)とし、所定の温度(例えば250℃)を超えた温度での調理が可能となる。解除モードは、1時間継続されて終了する。
加熱が開始されると、火力調節レバー15を操作することで、所望の火力が得られる。なお、左側のこんろバーナ31を備えたこんろ部2aの火力調節レバー15は、該こんろ部2aの操作部を操作して点火を行う時、操作部の操作と連動して火力が中火力側に移動するようになっていて、点火時には中程度の火力となっている。
全ての点消火ボタン14のスライダ66を前位置にすると、メイン弁63が閉止して消火し、器具栓スイッチS1〜S3がOFFになり、安全弁62が閉止すると共に電源保持信号の出力が停止して制御部4への給電が終了する。
次に、自動調理について説明する。ガスこんろ1の左側の前面パネルの下側には、図2に示すように、こんろ用の調理設定部7が設けてある。なお、ガスこんろ1の右側の前面パネルの右下の左側には、グリル用の調理設定部が設けてあるが細部については詳述しない。また、ガスこんろ1の右側の前面パネルの右下の右側には、マイクロコンピュータからなる制御部4の電源となる電池が収容される電池ケース13が設けてある。
こんろ用の調理設定部7は、揚げもの、湯わかし、炊飯の自動調理のメニュー(オートメニュー)を設定するための一組のオートメニュー設定部71及びオートメニュー表示部72と、調理時間を設定するためのタイマ入力部73及びタイマ表示74とを備えている。オートメニュー設定部71として、揚げものスイッチ71aと、湯わかしスイッチ71bと、炊飯スイッチ71cと、が設けてある。揚げものモードは、こんろバーナ31の点火後、使用者により設定された温度に達するようにこんろバーナ31の火力を自動調節する自動調理モードであり、揚げものスイッチ71aは、何回押すかで200℃、180℃、160℃といった複数種類の揚げものの調理の中から目的とする温度の揚げもの調理が設定できると共に、揚げもの表示部72aに前記設定が表示されるようになっている。
また、湯わかしモードや炊飯モードは、こんろバーナ31の点火後、予め設定された燃焼条件で燃焼させ、湯わかしや炊飯の完了が予測される時点で自動的にこんろバーナ31を消火する自動調理モードである。湯わかしスイッチ71bは、何回押すかで自動消火、5分保温といった、湯わかし後にすぐ消火するか、あるいは一定時間保温するかといった湯わかしを選択して設定できると共に、湯わかし表示部72bに前記設定が表示されるようになっている。また、炊飯スイッチ71cは、何回押すかでごはん、おかゆといった複数種類の炊飯の調理の中から目的とする炊飯の調理が設定できると共に、炊飯表示部72cに前記設定が表示されるようになっている。
本発明では、こんろバーナ31一つあたりに複数の火炎検知装置24を設けることに特徴を有する。本実施形態では、こんろバーナ31は、図7に示すように、トッププレート11の上方に臨む部分が平面視円環状に形成してあり、この円環状をした部分(以下、円環部という)の側面の略全周に亘って炎口32が形成してある。炎口32は、円環部の側面の周方向に複数を近接させて並設したり、円環部の側面の周方向に連続的に形成したりして、平面視円環状に断続的又は連続的に配置される。
火炎検知装置24は、円環部の側面の周方向の複数箇所において炎口32の外側に若干間隔をあけた位置に設けるもので、本実施形態では、図7に示すように、平面視において、こんろバーナ31の中心を通る左右方向の仮想線Lよりも前側(図7において点火装置23がある側)に一つの火炎検知装置24aを設けると共に、前記仮想線Lよりも後側に一つの火炎検知装置24bを設けてある。更に説明すると、円環部の中心から見て、前側の火炎検知装置24aは、仮想線Lに対し斜め前約45°をなす方向に設けてあり、後側の火炎検知装置24bは、仮想線Lに対し斜め後約45°をなす位置に設けてあり、前側の火炎検知装置24aと後側の火炎検知装置24bとは約90°をなしている。
前側の火炎検知装置24aは、こんろ部2aの上方に設置されるレンジフードの排気運転により前から後に流れる空気流の影響を受けたり、グリル2b使用中にこんろバーナ31の火力を最小にした時にドラフトにより前から後に流れる空気流の影響を受けたりした場合に、火炎検知装置24の熱起電力の低下幅が大きい部分に配置している。
後側の火炎検知装置24bは、こんろ部2aの上方に設置されるレンジフードの排気運転により前から後に流れる空気流の影響を受けたり、グリル2b使用中にこんろバーナ31の火力を最小にした時にドラフトにより前から後に流れる空気流の影響を受けたりした場合に、火炎検知装置24の熱起電力の低下幅が小さい部分に配置している。
逆に、後から前に流れる空気流の影響を受けた場合には、前側の火炎検知装置24aの熱起電力の低下幅が小さく、後側の火炎検知装置24bの熱起電力の低下幅が大きくなる。
そして本実施形態では、一こんろバーナ31での点火時において、該こんろバーナ31に設けた複数の火炎検知装置24が全て火炎を検知した場合に、該こんろバーナ31での点火が行われたと判断している。
火炎点火装置24での熱起電力が2mV未満の場合には点火したとみなさず、熱起電力が2mV以上の場合には点火したとみなすものとして制御部4は判定を行う。
消火状態から点火するにあたり(但し、調理容器が検知されてラッチ電磁弁LB1、LB2が開放しているものとする)、上述したように点火装置23を所定時間(例えば5秒)作動させて連続放電を起こす間は安全弁62の開放を確保するが、前記所定時間経過時に、前側の火炎検知装置24aと後側の火炎検知装置24bの熱起電力からそれぞれ火炎を検知し、表2の判定状態4に示すように両方の火炎検知装置24a、24bで火炎を検知した場合にのみ、こんろバーナ31での点火が行われたと判定し、以後、安全弁62は開放を維持する。表2の判定状態1に示すように両方の火炎検知装置24a、24bで火炎を検知しない場合は勿論、判定状態2や判定状態3に示すように一方の火炎検知装置24a又は24bが火炎を検知しない場合でも、安全弁62を閉止して点火動作を終了する。
また、前記所定時間(5秒)経過前に判定状態4に示すように両方の火炎検知装置24a、24bで火炎を検知した場合には、その時点で点火動作を終了して安全弁62の開放を維持する。
Figure 0005469413
これにより、例えば前から後に流れる空気流を受けて、前側の火炎検知装置24aで火炎が形成されなくて火炎の検知がされず、後側の火炎検知装置24bでのみ火炎が検知されたり、あるいは逆に後から前に流れる空気流を受けて、後側の火炎検知装置24bで火炎が形成されなくて火炎の検知がされず、前側の火炎検知装置24aでのみ火炎が検知されたりして、こんろバーナ31全体として正常に点火がされていないのに一方の火炎検知装置24で火炎が検知されるような場合でも、こんろバーナ31全体としての点火が正常になされているか否かをより確実に検知することができる。
なお、調理容器が検知されていない場合には、ラッチ電磁弁LB1、LB2が閉止されると共に点火装置23も作動せず、こんろバーナ31は点火されない。
また本実施形態では、一こんろバーナ31に設けた複数の火炎検知装置24が全て火炎を検知しなくなった時に該こんろバーナ31が消火したと判断して安全弁62を閉止するように制御部4が制御する。
火炎点火装置24での熱起電力が1mV未満の場合には火炎が消えたとみなし、熱起電力が1mV以上の場合には火炎が消えたとみなさないものとして制御部4は判定を行う。
こんろバーナ31で点火がなされ、火炎が形成されて定常的な燃焼が行われている状態で、表3の判定状態8に示すように両方の火炎検知装置24a、24bで火炎を検知しない場合にのみ、こんろバーナ31が消火したと判定して、安全弁62を閉止する。表3の判定状態5に示すように両方の火炎検知装置24a、24bで火炎を検知している場合は勿論、判定状態2や判定状態3に示すように一方の火炎検知装置24a又は24bでみ火炎を検知している場合でも、安全弁62の開放を維持する。
Figure 0005469413
これにより、例えば前から後に流れる空気流を受けて、火炎が形成されているにもかかわらず前側の火炎検知装置24aで火炎の検知がされず、後側の火炎検知装置24bでのみ火炎が検知されたり、あるいは逆に後から前に流れる空気流を受けて、火炎が形成されているにもかかわらず後側の火炎検知装置24bで火炎の検知がされず、前側の火炎検知装置24aでのみ火炎が検知されたりして、こんろバーナ31全体として正常に燃焼が行われているのに一方の火炎検知装置24で火炎が検知されないような場合でも、こんろバーナ31全体としての火炎が正常に形成されて燃焼が正常に行われているか否かをより確実に検知することができる。
また、こんろバーナ31の炎口32を平面視円環状に複数を近接してあるいは連続的に形成しているため、炎口32の一部で火炎が消えてしまっても、隣接する部分から火移りして火炎が形成されるため、火炎が形成され易く消え難いものである。
また他の実施形態として、図示しないが、熱電対からなる火炎検知装置24を複数設け、全火炎検知装置24のうちの一つ又は複数の火炎検知装置24を点火検知用の火炎検知装置24とし、全火炎検知装置24のうちの一つ又は複数の火炎検知装置24を消火検知用の火炎検知装置24としてもよい。
このようにすることで、こんろバーナ31の点火時には、点火検出用の炎口32(点火検知用の火炎検知装置24に対応する炎口32)の状態により点火したか否かの判定を行うことができ、こんろバーナ31の消火時には、消火検出用の炎口32(消火検知用の火炎検知装置24に対応する炎口32)の状態により消火したか否かの判定を行うことができ、風などの影響による誤判定を少なくすることができる。
1 ガスこんろ
11 トッププレート
12 前面部
13 電池ケース
14 点消火ボタン
15 火力調節レバー
16 容器検知解除操作部
2 加熱部
2a こんろ部
2b グリル
21 五徳
23 点火装置
24 火炎検知装置
24a 前側の火炎検知装置
24b 後側の火炎検知装置
25 容器検知手段
26 温度センサ
28 グリル扉
31 こんろバーナ
32 炎口
4 制御部
6 ガス弁ブロック
60 器具栓本体
61 ガス流路
61c 大火用の流路
61d 小火用の流路
62 安全弁
63 メイン弁
65 流量制御弁
66 スライダ
67 バルブロッド
7 こんろ用の調理設定部
LB1 ラッチ電磁弁
LB2 ラッチ電磁弁
BP バイパス流路
of1 バイパス用オリフィス
of2 小火用オリフィス

Claims (3)

  1. 点火装置を備えたこんろバーナを有する加熱部と、こんろバーナにガスを供給するためのガス流路と、ガス流路を開閉する安全弁と、こんろバーナで発生する火炎を検知する火炎検知装置と、火炎検知装置が火炎を検知しない場合に安全弁を閉止するように制御する制御部と、を備えた加熱調理器であって、こんろバーナ一つあたりに複数の火炎検知装置を設け、一こんろバーナでの点火時において、該こんろバーナに設けた複数の火炎検知装置が全て火炎を検知した時に該こんろバーナでの点火が行われたと判断し、且つ、前記一こんろバーナに設けた複数の火炎検知装置が全て火炎を検知しなくなった時に該こんろバーナが消火したと判断して安全弁を閉止することを特徴とする加熱調理器。
  2. こんろバーナの炎口を平面視円環状に配置して成ることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 平面視において、こんろバーナの中心を通る左右方向の仮想線よりも前側に少なくとも一つの火炎検知装置を設けると共に、前記仮想線よりも後側に少なくとも一つの火炎検知装置を設けることを特徴とする請求項2記載の加熱調理器。
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