JP2018190085A - 情報処理システム、情報処理システムの制御方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理システムの制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】薬の薬剤名の特定にかかる処理を効率よく行うことができる仕組みを提供すること。【解決手段】薬手帳などに記載された患者が処方された薬に関する情報をスキャナ108で読み取り、この薬が、印字が施された薬であるか、刻印が施された薬であるかを薬情報サーバ106に問い合わせる。問い合わせた結果、印字が施された薬であれば、照明118及び照明120から光を射出して撮影を行い、刻印が施された薬であれば、照明114及び照明116から光を射出して撮影を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、およびプログラムに関し、特に、薬の薬剤名の特定にかかる処理を効率よく行うことができる仕組みに関する。
患者が新たな医療機関で診察を受ける際に、現在処方されている薬を医師に伝えることで、その薬による病状の重篤化や遷延化の回避や、他の医療機関から紹介入院した場合に、その紹介状に記載された薬と実際に服用している薬との齟齬の確認等を行うことで、患者に対して十二分なケアを行う試みがなされている。
しかしながら、患者が持参する薬には、患者自身が薬剤名を覚えていない、あるいは認識していないこと等から、薬剤師が、その薬をマニュアル的に鑑別しているのが現状である。
従って、多種多様な薬が存在していることからも、薬剤師にとっては、この鑑別にかかる作業に非常に大きな手間と時間等が費やされている。
そこで、患者が持参した薬が置かれたシャーレの上下に対して、それぞれ高さの異なる位置に取り付けられた2台の照明によって薬を照射しつつ、カメラによって薬を撮影し、撮影された画像と、予め辞書的に登録されている薬の画像とを照合することで、患者が持参した薬の薬剤名を特定する発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
WO2015/152225号公報
特許文献1において開示された発明は、薬に刻印された文字や印刷された文字を認識するために、刻印用の照明と印刷された文字用の照明とを、それぞれ高さの異なる位置に取り付けているが、シャーレ上の薬を撮影する度に、2台の照明を交互にON、OFFして撮影を行い、それぞれで撮影して得られた薬の画像と、辞書的に登録されている薬の画像との照合を行っている。
このため、シャーレ上の薬が、刻印されたもののみの場合、あるいは、印字されたもののみの場合であっても、2回の撮影を行い、さらに、2回の撮影により得られる画像それぞれについて照合を行う必要もあり、不要な処理が発生するという課題があった。
本発明は、薬の薬剤名の特定を効率よく行うことができる仕組みを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、薬剤を照らすべく、光を射出する射出手段と、撮影する薬剤に係る情報を受付ける受付手段と、前記受付手段によって受付けた薬剤に係る情報に従って、前記射出手段により第1の高さからの光の射出と、前記射出手段により第2の高さからの光の射出と、少なくとも何れの射出によって薬剤を撮影する撮影手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によると、薬の薬剤名の特定を効率よく行うことができる。
本発明の実施形態に係る持参薬識別システム100のシステム構成の一例を示す図。 持参薬識別装置104、薬情報サーバ106に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図。 持参薬識別装置104の機能の構成の一例を示す機能ブロック図 薬の特定を行うための処理を示すフローチャートの第1の実施形態を示す図。 薬手帳の一例を示す図。 薬剤名などの情報を記憶する薬情報DBの構成一例を示す図。 鑑別画面の一例を示す図。 鑑別画面の一例を示す図。 鑑別画面の一例を示す図。 鑑別画面の一例を示す図。 鑑別画面の一例を示す図。 薬の特定を行うための処理を示すフローチャートの第2の実施形態を示す図。 鑑別画面の一例を示す図。 薬の特定を行うための処理を示すフローチャートの第3の実施形態を示す図。 鑑別画面の一例を示す図。 患者が持参した薬の情報を記憶する患者薬情報DBの構成一例を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載した構成の具体的な実施形態の1つであ
[第1の実施形態]
まず第1の実施形態について説明する。図1を用いて本発明の実施形態に係る持参薬識別システム100のシステム構成の一例である。
図1には、本発明の実施形態に係る持参薬識別システム100の概略構成が示されている。
持参薬識別システム100(情報処理システムともいう)は、患者が持参する薬を備え付けのカメラで撮影する持参薬撮影装置102、持参薬撮影装置102によって撮影して得られた薬の画像を取り込む持参薬識別装置104(情報処理装置ともいう)、薬の薬剤名や、各薬剤を撮影することにより得られる画像、薬剤の刻印がなされた薬であるかあるいは印字がなされた薬であるかを識別する情報等を記憶する薬情報サーバ106、及び患者が処方された薬の手帳等をスキャンするスキャナ108を備えており、各装置は、それぞれネットワーク110を介して、通信可能なように接続されている。
持参薬撮影装置102は、患者が持参した薬を置くためのトレイ112、トレイ112に置かれた薬に施された刻印の撮影に用いられる照明114及び照明116、当該薬に施された印字の撮影に用いられる照明118及び照明120、当該薬を撮影するためのカメラ122及びカメラ124を備えている。
照明114、照明116、照明118、照明120は、本発明における刻印、または印字がされた薬剤を照らすべく、光を射出する射出手段の一例である。
また、カメラ122及びカメラ124は、本発明における前記射出手段により第1の高さから射出された光で照らされた薬剤を撮像する撮像手段の一例である。
照明114及び照明116は、それぞれトレイ112を挟んで上下に配置され、照明118及び照明120も同様に上下に配置されるが、照明114及び照明116よりもトレイ112に対して離れた位置に備えられている。
また、カメラ122及びカメラ124も、それぞれトレイ112を挟んで上下に配置され、照明118及び照明120よりもトレイ112に対して離れた位置に備えられている。
さらに、トレイ112に置かれた薬の刻印を撮影するときに、照明114及び照明116をONとする照明制御126、照明118及び照明120をOFFとする照明制御128を備え、当該薬の印字を撮影するときには、照明制御126は、照明114及び照明116をOFFとし、照明制御128は、照明118及び照明120をONとする。
持参薬撮影装置102は、このような構成により、トレイ112に置かれた薬の表裏を撮影することが可能となる。以上で図1の説明を終了する。
なお、本実施形態では持参薬撮影装置102と、持参薬識別装置104とを別々の装置としたが、持参薬撮影装置102と、持参薬識別装置104とが一体となった装置であっても良いし、さらに薬情報サーバ106も一体となった装置であっても良い。
次に、図2を用いて、図1に示した持参薬識別装置104、薬情報サーバ106に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、入力部(KB)209や、不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、表示部210(液晶、ブラウン管を問わない)等の表示器への表示を制御する。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示した110)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、表示部210上での表示を可能としている。また、CPU201は、表示部210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる設定ファイル等も外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。以上で、図2の説明を終了する。
図3は、持参薬識別装置104の機能の構成の一例を示す機能ブロック図である
持参薬識別装置104は、患者が持参した薬に関しての情報を受付ける薬情報受付部300、薬情報サーバ106から薬に関する情報を取得する薬情報取得部302、持参薬撮影装置102の各照明のON/OFF・光量の制御などを各照明制御に対して出力する照明切替部304を備える。
また、持参薬識別装置104は、持参薬撮影装置102の各カメラに対して撮影指示を行う撮影指示部306、表示部210へ画面等の表示を行う表示部308、画面等を介して入力された情報を受付ける入力受付部310、撮影して得られた薬の画像と薬情報サーバ106の薬の画像との照合処理や、撮影して得られた薬の画像の刻印部分の錠剤と影のコントラストが所定の閾値以上であるかの特定等を行う画像解析部312、及び撮影した薬に関する情報を薬情報サーバ106へ登録する登録部314を備えている。
尚、これらの各機能の詳細については、後述するフローチャート等の説明時に説明を行う。
図4は、薬の特定を行うための処理を示すフローチャートの第1の実施形態である。
患者が持参する薬には、PTPシートに梱包されているものと、PTPシートから取り出された状態(以後、裸錠とする)のものとがある。
PTPシートには、梱包される薬に関する情報が印字されていることから、薬を特定しやすいが、裸錠から取得できる情報は限られており、類似する情報が多いことから、薬の特定がし難い。
従って、裸錠が何れの薬であるかを特定するための情報として、裸錠に施された刻印や印字を用いることが考えられるものの、トレイ112に対して同じ高さの位置にある照明では、刻印と印字とを識別して撮影することが難しいこともあり、刻印と印字とを識別して撮影可能なように、それぞれ異なる高さの位置に照明を備え、それぞれの照明をON/OFFして撮影を行っている。
しかしながら、トレイ112に置かれた薬は、刻印のもののみの場合もあり、あるいは、印字のもののみの場合もあることから、照明を切り替えつつ、2回撮影を行う必要があり、照明や撮影に係るコストや、撮影後の照合に係るコスト等が嵩むことから、このような手間を省くことが望まれる。
また、最近では、裸錠に対して詳細な情報を組み込めることができる等の理由により、印字のものが増加する傾向にあり、印字された薬に対する照明、撮影、及び照合を行うことでも事足りるケースが存在しつつある。
そこで、このようなケースを鑑みて、患者の紙あるいは電子的な薬手帳、電子カルテ、処方箋等の服用している薬に関する情報から、撮影しようとしている薬が刻印のものか印字のものかを類推し、その類推した結果に基づいて、照明、撮影、及び照合を行う。
ステップS100では、薬情報受付部300は、患者が持参した薬に関しての情報を受付ける。この情報としては、例えば、紙の薬手帳に記載された薬(現在、服用している薬)に関する情報をスキャナ108でスキャンを行って得られたデータ(薬の種類や名称など)を受付ける。
図5には、薬手帳の一例が示されており、薬手帳を見開いた状態が示されている。この薬手帳には、薬剤名、容量、服用指示、処方量等、薬とその処方の仕方についての情報と、薬を処方した調剤薬局名等の情報が印字されたシートが添付されている。
本ステップでは、前述したように、薬情報受付部300が受付ける薬に関しての情報として、紙の薬手帳以外にも、電子的な薬手帳、電子カルテといった電子的なデータを持参薬識別装置104へ入力されたものを使用しても良いし、紙の処方箋に記載された薬に関する情報をスキャナ108でスキャンを行って得られたデータを受付けても良い。
尚、紙の薬手帳などは、1ページに複数の医療機関から処方された薬に関しての情報が記載されていることから、画面(不図示)からスキャンを行いたい箇所を指定してスキャンを行わせても良い。
この際に、画面(不図示)には、読み込んだページをスキャンした画像を表示しておき、処方された単位を画像解析によって特定し、その単位ごとに、ユーザから指定を受付ける態様をとることが可能である。
また、1つの処方された薬に関する情報が複数ページに跨る場合、画面(不図示)から続けてスキャンを行うための指示を受付けて(ボタン押下操作等)、続けて複数のページをスキャンさせても良い。
ステップS102では、薬情報取得部302は、ステップS100において受付けた薬に関する情報に基づいて、薬情報サーバ106の薬情報DBを検索し、薬が刻印のものか印字のものかを特定する。
図6には、薬剤名などの情報を記憶する薬情報DBの構成が示されており、薬情報DBは、薬を一意に識別するための薬剤ID、薬剤名、薬に刻印が施されているか、印字が施されているかを識別するための刻印印字Flg(例えば、1が設定されている時は刻印、2が設定されている時は印字など)、薬の高さ、薬に関する画像の保管先、このテーブルに薬剤名などの情報を登録した登録日時、及び当該情報を更新した更新日時を含んで構成されている。
本ステップでは、例えば、ステップS100において受付けた薬に関する情報から薬剤名等を取得し、この薬剤名等と一致する薬情報DBに記憶された薬の刻印印字Flgを用いて、撮影対象となる薬が刻印のものか印字のものかを特定する。
ステップS104では、照明切替部304は、ステップS102において特定した結果に基づいて、印字の薬が存在するか否かを判定し、存在すると判定した場合は、ステップS106へ処理を進め、存在すると判定しない場合は、ステップS110へ処理を進める。
つまり、本ステップでは、ステップS102において薬の刻印印字Flgに印字の設定がなされている薬が存在する場合は、ステップS106へ処理を進め、存在すると判定しない場合は、ステップS110へ処理を進める。
ステップS106では、照明切替部304は、印字が施された薬を撮影するために、印字の撮影に用いられる照明118及び照明120をONとするように照明制御126へ出力し、刻印の撮影に用いられる照明114及び照明116をOFFとするように照明制御128へ出力する。照明制御126及び照明制御128は、照明切替部304からの出力に従って、照明114及び照明116の照射を止め、照明118及び照明120を照射する。
ステップS108では、撮影指示部306は、カメラ122及びカメラ124に対して撮影の指示を出力する。カメラ122及びカメラ124は、撮影指示部306からの指示に従って、トレイ112上の薬を撮影する。
ステップS110では、照明切替部304は、ステップS102において特定した結果に基づいて、刻印の薬が存在するか否かを判定し、存在すると判定した場合は、ステップS112へ処理を進め、存在すると判定しない場合は、ステップS116へ処理を進める。
つまり、本ステップでは、ステップS102において薬の刻印印字Flgに刻印の設定がなされている薬が存在する場合は、ステップS112へ処理を進め、存在すると判定しない場合は、ステップS116へ処理を進める。
ステップS112では、照明切替部304は、刻印が施された薬を撮影するために、刻印の撮影に用いられる照明114及び照明116をONとするように照明制御126へ出力し、印字の撮影に用いられる照明118及び照明120をOFFとするように照明制御128へ出力する。照明制御126及び照明制御128は、照明切替部304からの出力に従って、照明114及び照明116を照射し、照明118及び照明120の照射を止める。
ステップS114では、撮影指示部306は、カメラ122及びカメラ124に対して撮影の指示を出力する。カメラ122及びカメラ124は、撮影指示部306の指示に従って、トレイ112上の薬を撮影する。
ステップS116では、表示部308は、薬の薬剤名を特定するための鑑別画面400(図7参照)を表示する。
図7には、鑑別画面400の構成が示されており、鑑別画面400は、撮影した画像を表示するための撮影画像表示領域402を備えている。
図示するように、撮影画像表示領域402には、トレイ112に置かれた薬の撮影画像が表示されており、何れの薬が選択されたことを検知すると、選択されたことが識別可能なように、その選択された薬に対して選択表示404(例えば、薬の外周を点線で囲う等)がなされる。撮影画像表示領域402の左側の円形のトレイが裸状の薬を置くトレイであり、右側の四角形のトレイが錠剤シートを置くトレイである。
そして、選択された薬の画像と、薬情報DBの薬の画像との照合処理(マッチング処理)を行い、各画像の特徴量に係る類似度の高い順に、候補薬表示領域406に薬剤名や類似度等の情報を表示する。
尚、候補薬表示領域406に表示されているレコードを選択すると、その薬に関しての画像を表示する構成を備えても良い。
選択表示404がなされた薬に対して適切な薬剤名を、候補薬表示領域406に表示されているレコードから選択されると、選択欄408にチェック印が表示される。
また、選択表示404に表示されたレコードを選択すると、当該レコードの薬の薬剤名が登録薬剤名410へ表示される。
また、鑑別画面400は、鑑別画面400を閉じる際に押下するためのキャンセルボタン412を備え、さらに、患者に関する情報と、選択表示がなされた薬と、選択欄408にチェック印がなされたレコードの薬剤名等の情報とを対応付けて、薬情報サーバ106へ登録する際に押下するための薬情報登録ボタン414を備えている。
ステップS118では、入力受付部310は、撮影画像表示領域402に表示されている薬の画像の選択を受付け、ステップS120では、画像解析部312は、ステップS118において選択された薬の画像と、薬情報DBの薬の画像との照合(マッチング処理)を行う。
ここで、候補対象となる薬が多く存在する場合には、候補薬表示領域406に表示されたレコードから選択を行う手間が多くなることから、ステップS100及びステップS102において受付けた薬に関する情報を用いて、候補対象となる薬を絞り込んで表示することが可能である。
例えば、ステップS100及びステップS102において受付けた薬に関する情報に該当する照合処理によって得られた候補対象となる薬に絞り込んで表示しても良い。
ステップS122では、表示部308は、ステップS120における照合処理の結果に従い、各画像の特徴量に係る類似度の高い順に、候補薬表示領域406に薬剤名や類似度等の情報を表示する。
ステップS124では、入力受付部310は、薬情報登録ボタン414が押下されたことを検知すると、登録部314は、患者に関する情報(例えば、本処理を開始する際に画面(不図示)から入力される患者のID等の情報)と、選択表示がなされた薬と、選択欄408にチェック印がなされたレコードの薬剤名等の情報とを対応付けて、薬情報サーバ106へ登録する。
登録が完了すると、図8に示すように、登録された薬の選択表示404が、登録済を示す登録表示416に変更された表示がなされる(例えば、薬の外周を実線で囲う等)。
尚、患者が持参した薬と薬手帳などに記載されている情報とに齟齬がある場合であって、薬手帳などには、印字が施された薬のみが記載されている場合、印字のみの撮影を行うため、刻印が施されている薬は、当該刻印の認識精度が劣り、候補となる薬が特定しにくくなるといった問題が生じる。
この場合、ユーザは、印字の撮影のみを行っていることを認識することが難しいことから、図9に示す鑑別画面400に示されるように、刻印あるいは印字の何れの撮影を行ったかを通知418する。
そして、このように何れの方法で撮影を行い、さらに、その撮影では認識のし難い薬(例えば、印字の撮影のみを行っている場合は、刻印の薬)を撮影画像表示領域402から選択すると、選択された薬の画像と、薬情報DBの薬の画像との照合(マッチング処理)を行い、各画像の特徴量に係る類似度が低い場合は、ユーザに対して、直接、薬を視認して鑑別することを通知420(図10)する。
さらに、ステップS102において、撮影対象となる薬が刻印のものの個数と、印字のものの個数とを算出し、撮影方法選択画面500(図11)へ表示する構成を備えても良い。
図11には、撮影方法選択画面500の構成が示されており、撮影方法選択画面500は、撮影対象となる薬が刻印のものの個数と、印字のものの個数とを表示する撮影対象薬表示領域502、及び撮影方法の選択手段を表示するための撮影方法表示領域504を備えている。
撮影方法表示領域504には、撮影方法を選択させるために、印字のみの撮影を行う際に選択をするための選択欄506、刻印のみの撮影を行う際に選択をするための選択欄508、印字及び刻印の撮影を行う際に選択をするための選択欄510を備えている。これらの選択欄のうち、何れの撮影方法の選択を受付けると、選択欄にチェック印が表示される。
撮影方法選択画面500は、撮影を開始する際に押下するための撮影開始ボタン512、及び撮影を中止する際に押下するための撮影終了ボタン514を備えている。
撮影方法表示領域504の何れの選択欄が選択された状態で撮影開始ボタン512が押下されると、選択された撮影方法で撮影を開始する。
例えば、選択欄506が選択された状態で撮影開始ボタン512が押下されると、印字のみの撮影を行うため、ステップS104及びステップS108の処理を行った後、ステップS116へ処理を進める。
また、選択欄508が選択された状態で撮影開始ボタン512が押下されると、刻印のみの撮影を行うため、ステップS106及びステップS108の処理を行わずに、ステップS112へ処理を進める。
さらに、選択欄510が選択された状態で撮影開始ボタン512が押下されると、印字及び刻印の撮影を行うため、ステップS106、ステップS108、ステップS112、及びステップS114の処理を行ない、ステップS116以降の処理を進める。
尚、ステップS110の処理の後、印字及び刻印の何れの薬も存在しないと判定した場合は、印字の撮影のみを行うため、ステップS112及びステップS114の処理を行うことなく、ステップS106及びステップS108の処理を行うか、あるいは、刻印の撮影のみを行うため、ステップS106及びステップS108の処理を行うことなく、ステップS112及びステップS114の処理を行う、あるいは、印字及び刻印の撮影を行うといった何れの態様をとっても良い。以上で、図4の説明を終了す
[第2の実施形態]
次に、図12を用いて、薬の特定を行うための処理を示すフローチャートの第2の実施形態について説明する。
図4で説明した薬の特定を行うための処理を示すフローチャートの第1の実施形態では、患者の服用している薬に関する情報から、撮影しようとしている薬が刻印のものか印字のものかを類推し、その類推した結果に基づいて、照明、撮影、及び照合を行うが、お薬手帳を患者が持って来るのを忘れる等の理由により、患者の服用している薬に関する情報が得られない恐れもある。
そこで、第2の実施形態では、患者の服用している薬に関する情報を用いることなく、照明を切り替えて2回撮影を行う手間を極力省くことが可能な形態について説明する。
ステップS1201において、刻印の撮影に用いられる照明114及び照明116をONとするように照明制御126へ出力し、印字の撮影に用いられる照明118及び照明120をOFFとするように照明制御128へ出力する。
照明制御126及び照明制御128は、照明切替部304からの出力に従って、照明114及び照明116を照射し、照明118及び照明120の照射を止める。
ステップS1202において、撮影指示部306は、カメラ122及びカメラ124に対して撮影の指示を出力する。カメラ122及びカメラ124は、撮影指示部306の指示に従って、トレイ112上の薬を撮影して取得する。
ステップS1202は、本発明における前記撮像手段で薬剤を撮像することにより得られる画像データを取得する取得手段の一例である。
ステップS1203において、画像解析部312は、撮影して得られた薬の画像を解析し、刻印部分を読み取るのに適切なコントラストであるかを判定する。刻印部分を読み取るのに適切なコントラストであればステップS1206に処理を移行し、刻印部分を読み取るのに適切なコントラストでなければステップS1204に処理を移行する。
なお、刻印部分を読み取るのに適切なコントラストであるかは、錠剤の刻印部分の影のコントラストが所定の閾値以上であった場合、刻印部分を読み取るのに適切なコントラストであると判断する。
なお、ステップS1203において、撮影して得られた薬の画像を解析し、薬(錠剤)の刻印部分の影のコントラストが所定の閾値未満(または、以下)であった場合、刻印部分を読み取るのに適切なコントラストでないと判断しても良い。
また、複数の薬を撮影している場合には、薬それぞれに対して、ステップS1203の処理を実行し、1つでもコントラストが適切でない薬があればステップS1204に処理を移行する。ステップS1203は、本発明における、前記取得手段で取得した画像データを解析した解析結果を用いて、前記射出手段により第2の高さから光を射出するかを判定する判定手段の一例である。
ステップS1204において、照明切替部304は、印字の撮影に用いられる照明118及び照明120をONとするように照明制御126へ出力し、刻印の撮影に用いられる照明114及び照明116をOFFとするように照明制御128へ出力する。
照明制御126及び照明制御128は、照明切替部304からの出力に従って、照明114及び照明116の照射を止め、照明118及び照明120を照射する。
ステップS1205において、撮影指示部306は、カメラ122及びカメラ124に対して撮影の指示を出力する。カメラ122及びカメラ124は、撮影指示部306からの指示に従って、トレイ112上の薬を撮影する。
ステップS1205は、本発明における、前記判定手段により第2の高さから光を射出すると判定されることを条件に、前記射出手段により第2の高さから射出された光で照らされた薬剤を撮像する撮像手段の一例である。
ステップS1206において、表示部308は、薬の薬剤名(種別ともいう)を特定するための鑑別画面400(図7参照)を表示する。
ステップS1207において、入力受付部310は、撮影画像表示領域402に表示されている薬の画像の選択を受付け、ステップS1208では、画像解析部312は、ステップS1207において選択された薬の画像と、薬情報DBの薬の画像との照合(マッチング処理)を行う。
なお、ステップS1207の処理は、必須ではなく、薬の画像の選択を受け付けることなくすべての薬剤に対して、ステップS1208の処理を実行してもよい。
ステップS1209において、表示部308は、ステップS1208における照合処理の結果に従い、各画像の特徴量に係る類似度の高い順に、候補薬表示領域406に薬剤名や類似度等の情報を表示する。
ステップS1210において、入力受付部310は、薬情報登録ボタン414が押下されたことを検知すると、登録部314は、患者に関する情報(例えば、本処理を開始する際に画面(不図示)から入力される患者のID等の情報)と、選択表示がなされた薬と、選択欄408にチェック印がなされたレコードの薬剤名等の情報とを対応付けて、薬情報サーバ106へ登録する。
登録が完了すると、図8に示すように、登録された薬の選択表示404が、登録済を示す登録表示416に変更された表示がなされる(例えば、薬の外周を実線で囲う等)。
以上で、図12の説明を終了する。
次に図13を用いて、第2の実施形態における、鑑別画面400の他の実施形態について説明する。
図13に示す鑑別画面400では、図7と異なり、刻印の撮影に用いられる照明114及び照明116をONにして撮影した1回目の画像を画面上部に表示し、印字の撮影に用いられる照明118及び照明120をONにして撮影した2回目画像を画面下部に表示し、更に、それぞれの画像で、コントラストが適切でない薬については、1301に示すマスクをして選択できないようにしている。これにより、コントラストが適切でない薬、つまり、刻印や印字の認識精度が劣り、候補となる薬が特定しにくい薬を、ユーザが誤って選択し、当該薬に対してステップS1208〜ステップS1209の処理を行ってしまう可能性を低減することが可能とな
[第3の実施形態]
次に、図14を用いて、薬の特定を行うための処理を示すフローチャートの第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態では、患者のお薬手帳や電子カルテ等があるかによって、図4の処理を実行するか、図12の処理を実行するかを切り替えることで、より効率的に薬の薬剤名の特定にかかる処理を行うことを可能とする。
ステップS1401において、持参薬識別装置104は、服薬薬剤情報(患者が持参した薬に関しての情報)を受け付けるかを判定する。服薬薬剤情報を受け付けるならばステップS1402に処理を移行し、服薬薬剤情報を受け付けないならばステップS1403に処理を移行する。
服薬薬剤情報を受け付けるか否かの判定は、表示部308に服薬薬剤情報があるかの入力を受け付ける画面を表示し、服薬薬剤情報があるとの入力を受け付けると、服薬薬剤情報を受け付けると判定しても良いし、紙の薬手帳に記載された薬に関する情報をスキャナ108でスキャンしたり、電子的な薬手帳、電子カルテといった電子的なデータを持参薬識別装置104へ入力したりすることで、服薬薬剤情報を受け付けると判定しても良い。
ステップS1402において、持参薬識別装置104は、第1の薬特定処理を行う。第1の薬特定処理の詳細は、図4に示す処理と同じであるため説明は省略する。
ステップS1403において、持参薬識別装置104は、第2の薬特定処理を行う。第2の薬特定処理の詳細は、図12に示す処理と同じであるため説明は省略する。以上で、図14の説明を終了する。
[変形例1]
次に各実施形態に関しての変形例1について説明する。図15に示されるように鑑別画面400には、印字の撮影に用いられる照明118及び照明120をONにして撮影した薬の画像を表示する撮影画像表示領域402と、刻印の撮影に用いられる照明114及び照明116をONにして撮影した薬の画像を表示する撮影画像表示領域422とを備えている。
ユーザは、撮影画像表示領域402あるいは撮影画像表示領域422に表示された、何れの撮影画像表示領域の何れの薬が選択されたことを検知すると、選択されたことが識別可能なように、その選択された薬に対して選択表示404及び選択表示424(例えば、薬の外周を点線で囲う等)がなされる。
つまり、一方の撮影画像表示領域の薬が選択されると、もう一方の撮影画像表示領域の同じ薬が選択表示される。
そして、薬情報登録ボタン414が押下されると、患者に関する情報と、選択表示がなされた薬と、選択欄408にチェック印がなされたレコードの薬剤名と、何れの撮影方法(印字あるいは刻印)で撮影がなされたこと等の情報とを対応付けて、薬情報サーバ106へ登録する。
図16には、これらの情報を登録するための患者所持薬情報DBの構成が示されている。患者所持薬情報DBは、患者を一意に識別するための患者ID、患者名、選択欄408にチェック印がなされたレコードの薬の薬剤ID、その薬の撮影方法(印字あるいは刻印)等を含んで構成されている。
この撮影方法を登録するには、撮影画像表示領域402の薬の画像を選択して登録を行った場合は、印字で撮影を行ったことを撮影方法へ登録し、撮影画像表示領域422の薬の画像を選択して登録を行った場合は、刻印で撮影を行ったことを撮影方法へ登録する。
尚、1人の患者に対して、撮影画像表示領域402あるいは撮影画像表示領域422に対して選択登録した数の分だけ、薬剤IDと撮影方法とはセットで登録される。
[変形例2]
次に各実施形態に関しての変形例2について説明する。各実施形態では、照明114及び照明116、照明118及び照明120と、それぞれトレイ112を挟んで上下に各照明が備えられているが、1組の照明のみであっても良い。
例えば、照明114及び照明116のみの構成として、照明114及び照明116が、上下に移動する構成を備えることが可能である。
この場合、刻印のみの薬を撮影する場合は、照明制御126によって、トレイ112に近い高さの位置へ照明114及び照明116を移動して撮影し、印字のみの薬を撮影する場合は、照明制御126によって、トレイ112より離れた高さの位置へ照明114及び照明116を移動して撮影することが可能となる。
以上、本発明によると、薬の薬剤名の特定を効率よく行うことができる。特に、薬剤に応じて撮影をするため処理の効率化
につながる。また、薬剤の種別(刻印、印字)により、射出方法を切り替えることにより、薬剤の特定が容易になる。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 持参薬識別システム
102 持参薬撮影装置
104 持参薬識別装置
106 薬情報サーバ
108 スキャナ
110 ネットワーク

Claims (8)

  1. 薬剤を照らすべく、光を射出する射出手段と、
    撮影する薬剤に係る情報を受付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受付けた薬剤に係る情報に従って、前記射出手段により第1の高さからの光の射出と、前記射出手段により第2の高さからの光の射出と、少なくとも何れの射出によって薬剤を撮影する撮影手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記薬剤に係る情報は、当該薬剤が、刻印が施された薬剤か、あるいは、印字が施された薬剤かを示す情報を含み、
    前記撮影手段は、当該薬剤が、刻印がなされた薬剤である場合は、前記第1の高さから光を射出して薬剤を撮影し、あるいは、当該薬剤が、印字がなされた薬剤である場合は、前記射出手段により第2の高さから光を射出して薬剤を撮影することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記射出手段は、第1の高さから光を射出する第1照射手段と、第2の高さから光を射出する第2射出手段とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記受付手段によって受付けた撮影する薬剤に係る情報から第1の高さから光を射出して撮影を行うべき薬剤の情報と、第2の高さから光を射出して撮影を行うべき薬剤の情報とを表示する第1の表示手段と、
    第1の高さから光を射出して撮影を行うか、あるいは、第2の高さから光を射出して撮影を行うかの指示を受付ける撮影指示手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理システム。
  5. 第1の高さから光を射出して撮影された薬剤の画像と、第2の高さから光を射出して撮影された薬剤の画像と、当該薬剤の画像の解析結果に従って特定された薬剤に係る情報と、を表示する第2の表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理システム。
  6. 光を射出する射出装置と通信可能な情報処理システムであって、
    撮影する薬剤に係る情報を受付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受付けた薬剤に係る情報に従って、第1の高さからの光の射出と、第2の高さからの光の射出とを切り替える切替手段と、
    前記切替手段による光の射出の切替によって撮影された薬剤の画像を用いて、当該薬剤に関する情報の登録を行う画面を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  7. 薬剤の鑑別を行う情報処理システムの制御方法であって、
    薬剤を照らすべく、光を射出する射出ステップと、
    撮影する薬剤に係る情報を受付ける受付ステップと、
    前記受付ステップによって受付けた薬剤に係る情報に従って、前記射出ステップにより第1の高さからの光の射出と、前記射出ステップにより第2の高さからの光の射出と、少なくとも何れの射出によって薬剤を撮影する撮影ステップと、
    を実行することを特徴とする情報処理システムの制御方法。
  8. 薬剤の鑑別を行う情報処理システムを、
    薬剤を照らすべく、光を射出する射出手段と、
    撮影する薬剤に係る情報を受付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受付けた薬剤に係る情報に従って、前記射出手段により第1の高さからの光の射出と、前記射出手段により第2の高さからの光の射出と、少なくとも何れの射出によって薬剤を撮影する撮影手段と、
    して機能させるためのコンピュータで読取可能なプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113301883A (zh) * 2019-02-08 2021-08-24 富士胶片富山化学株式会社 药剂识别***、药剂识别装置、药剂识别方法以及程序
JP2022168241A (ja) * 2019-03-26 2022-11-04 沖電気工業株式会社 薬剤鑑別システム、薬剤撮影装置及び薬剤撮影方法

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