JP2018180637A - 駐車場検索装置、ナビゲーション装置、及び駐車場検索方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが異国において違法駐車を行うことを抑制する技術を提供する。【解決手段】駐車場検索装置は、所定の条件を満たす駐車場を検索して検索結果を作成する検索結果作成部と、前記検索結果の出力に使用する言語を設定する言語設定部と、を備える。前記検索結果作成部は、前記言語設定部によって設定された言語に応じた優先順位に従って前記検索結果を作成する。【選択図】図1
Description
本発明は、駐車場を検索する技術に関する。
日本を訪問する外国人観光客数は年々増加しており、その増加に伴って外国人によるレンタカーの利用も増加している。
このような外国人ドライバーの増加に伴い、外国人ドライバーが運転する車両の違法駐車が多くなっている。外国人ドライバーの違法駐車が多発している理由は、日本独自の駐車場(コインパーキング)に馴染めない、そもそも駐車場に車を駐車する慣習が無い等、様々である。
そして、現状、外国人ドライバーの違法駐車を抑制するような設備やサービスは整っていない。
なお、特許文献1には、設定した目的地が駐停車禁止区域に該当する場合、その旨を表示してユーザに通知するとともに、当該目的地近傍の駐車場を検索するか否かの表示画面をディスプレイに表示させるナビゲーション装置が開示されている。しかし、特許文献1で開示されているナビゲーション装置は、外国人ドライバーの違法駐車が多発している理由を解消するものではない。
本発明は、上記課題に鑑みて、ユーザが異国において違法駐車を行うことを抑制できる技術を提供することを目的とする。
本発明の駐車場検索装置は、所定の条件を満たす駐車場を検索して検索結果を作成する検索結果作成部と、前記検索結果の出力に使用する言語を設定する言語設定部と、を備え、前記検索結果作成部は、前記言語設定部によって設定された言語に応じた優先順位に従って前記検索結果を作成する構成(第1の構成)である。
上記第1の構成の駐車場検索装置において、前記検索結果作成部は、前記言語設定部によって設定された言語を母国語とする地域の駐車慣習に応じた優先順位に従って前記検索結果を作成する構成(第2の構成)であってもよい。
上記第1又は第2の構成の駐車場検索装置において、前記駐車場検索装置を搭載する車両が右ハンドル車、左ハンドル車のいずれであるのかを示すハンドル情報を設定するハンドル情報設定部を備え、前記ハンドル情報が、前記車両が左ハンドル車であることを示す情報である場合、前記検索結果作成部は、左ハンドル車に対応している料金支払い機を有する駐車場を、左ハンドル車に対応していない料金支払い機しか有していない駐車場よりも優先して前記検索結果を作成する構成(第3の構成)であってもよい。
上記第1〜第3いずれかの構成の駐車場検索装置において、前記言語設定部によって設定された言語が基準言語以外である場合、前記検索結果作成部は、前記基準言語以外の言語での説明表示がある駐車場を、前記基準言語での説明表示しかない駐車場よりも優先して前記検索結果を作成する構成(第4の構成)であってもよい。
上記第4の構成の駐車場検索装置において、前記言語設定部によって設定された言語が前記基準言語以外である場合、前記検索結果作成部は、前記言語設定部によって設定された言語での説明表示がある駐車場を、前記言語設定部によって設定された言語での説明表示がない駐車場よりも優先して前記検索結果を作成する構成(第5の構成)であってもよい。
本発明のナビゲーション装置は、目的地までの走行経路を案内するナビゲーション装置であって、上記第1〜第5いずれかの構成の駐車場検索装置と、前記言語設定部によって設定された言語が基準言語以外であって且つ駐車場のない施設が前記目的地として設定されている場合、前記目的地から所定の範囲内に入ると前記言語設定部によって設定された言語で路上駐車に関する警告を行う警告部と、を備える構成(第6の構成)である。
上記第6の構成のナビゲーション装置において、前記警告部は、前記言語設定部によって設定された言語に応じて前記所定の範囲を変更する構成(第7の構成)であってもよい。
本発明の駐車場検索方法は、所定の条件を満たす駐車場を検索して検索結果を作成する検索結果作成工程と、前記検索結果の出力に使用する言語を設定する言語設定工程と、を備え、前記検索結果作成工程において、前記言語設定部によって設定された言語に応じた優先順位に従って前記検索結果を作成する構成(第8の構成)である。
本発明によると、ユーザが異国において違法駐車を行うことを抑制できる。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<1.車載機器の構成例>
図1は車載機器の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、車載機器1は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、表示部14と、音声出力部15と、操作部16と、位置情報取得部17と、を備える。車載機器1は、車両に搭載される電子機器である。車載機器1は、目的地までの走行経路を案内するナビゲーション装置であるとともに、所定の条件を満たす駐車場を検索して検索結果を提示する駐車場検索装置でもある。
図1は車載機器の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、車載機器1は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、表示部14と、音声出力部15と、操作部16と、位置情報取得部17と、を備える。車載機器1は、車両に搭載される電子機器である。車載機器1は、目的地までの走行経路を案内するナビゲーション装置であるとともに、所定の条件を満たす駐車場を検索して検索結果を提示する駐車場検索装置でもある。
制御部11は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)を備えるコンピュータである。制御部11は、車載機器1が備える記憶部12等と接続され、記憶部12に記憶されたプログラム12aに基づいて情報の処理及び送受信を行い、車載機器1の全体を制御する。
制御部11は、表示制御部11aと、音声制御部11bと、操作判定部11cと、目的地設定部11dと、経路算出部11eと、経路案内部11fと、検索結果作成部11gと、言語設定部11hと、ハンドル情報設定部11iと、警告部11jと、を備える。記憶部12に記憶されたプログラム12aにしたがってCPUが演算処理を実行することにより、表示制御部11a等の制御部11の各種機能が実現される。
表示制御部11aは、画像を表示部14に表示させる制御を行う。
音声制御部11bは、音声を音声出力部15から出力させる制御を行う。
操作判定部11cは、ユーザによって操作部16が操作された際に、その操作内容を判定する。例えば、操作部16が表示部14上に配置されるタッチパネルである場合には、操作判定部11cは、ユーザの指等が接触した表示部14上の位置(例えば、座標)を示す操作情報を取得し、その情報に基づいて操作内容を判定する。また、例えば、操作部16が機械式のボタンである場合には、操作判定部11cは、いずれのボタンがユーザによって押されたかを示す操作情報を取得し、その情報に基づいて操作内容を判定する。
目的地設定部11dは、経路案内の目的地を設定する。具体的には、目的地設定部11dは、ユーザが操作部16を操作することによって入力された目的地の検索条件に合致する目的地の候補を抽出する。そして、目的地設定部11dは、抽出された候補の中からユーザが操作部16を操作することによって選択された目的地を設定する。
経路算出部11eは、出発地(目的地を設定した時点での車載機器1の現在位置)から目的地までの走行経路を算出する。具体的には、経路算出部11eは、目的地設定部11dによって設定された目的地と、目的地を設定した時点で位置情報取得部17によって取得される車載機器1の現在位置を示す位置情報と、記憶部12に記憶されている地図情報12bと、を用いることにより、出発地から目的地までの走行経路を算出する。
走行経路の算出には、例えば、所要走行時間の短さを優先させた走行経路の算出、所要走行距離の短さを優先させた走行経路の算出、通行料金の安さを優先させた走行経路の算出等がある。
出発地から目的地までの走行経路に関しては、経路算出部11eが複数の走行経路を算出することが望ましい。この場合、例えば、複数の走行経路に関する画像を表示部14が表示し、ユーザがその表示を参照しながら操作部16を操作して、複数の走行経路の中から経路案内を実施する走行経路を選択するようにすればよい。
経路案内部11fは、出発地から目的地までの走行経路を案内する。具体的には、経路案内部11fは、車載機器1の現在位置近傍の地図画像に走行経路を重畳した画像を表示部14に表示させ、右折指示や左折指示などの経路案内に関する音声ガイダンスを音声出力部15に出力させ、ユーザに出発地から目的地までの走行経路を案内する。
検索結果作成部11gは、所定の条件を満たす駐車場を検索して検索結果を作成する。所定の条件は、例えば、目的地設定部11dによって設定された目的地から所定の範囲内である駐車場、車載機器1の現在位置から所定の範囲内である駐車場、車両の高さ制限がない駐車場等を挙げることができる。検索結果の作成に関する詳細は後述する。
言語設定部11hは、表示部14での表示及び音声出力部15での音声出力で使用される言語を設定する。なお、検索結果作成部11gによって作成される検索結果は表示部14での表示や音声出力部15での音声出力の形態で出力されるので、言語設定部11hは、検索結果作成部11gによって作成される検索結果の出力に使用する言語を設定している。言語設定部11hによって設定される言語はユーザが操作部16を操作することによって変更可能である。なお、言語設定部11hでの設定情報は制御部11又は記憶部12によって不揮発的に記憶される。
ハンドル情報設定部11iは、車載機器1を搭載する車両が右ハンドル車、左ハンドル車のいずれであるのかを示すハンドル情報を設定する。ハンドル情報設定部11iによって設定されるハンドル情報はユーザが操作部16を操作することによって変更可能である。なお、ハンドル情報は制御部11又は記憶部12によって不揮発的に記憶される。
警告部11jは、表示制御部11a及び表示部14や音声制御部11b及び音声出力部15を利用して、言語設定部11hによって設定された言語で路上駐車に関する警告を行う。警告部11jが警告を行うタイミングの詳細については後述する。
記憶部12は、プログラム12a及び地図情報12bを不揮発的に記憶している。記憶部12としては、例えば、EEPROM、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ等を用いることができる。また、記憶部12の一部又は全部を、SDメモリカード(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記憶媒体で構成し、車載機器1の本体に対して装脱着可能にしてもよい。
プログラム12aは、制御部11により読み出され、制御部11が車載機器1を制御するために実行される、いわゆるシステムソフトウェアである。地図情報12bは、全国又は一定の広域の道路情報を含む情報である。
通信部13は、例えば図示しないネットワークを介してクラウドセンターから交通情報や地図情報12bの更新データ等を受信する。制御部11は、通信部13によって受信された交通情報に応じて迂回経路の案内を行ったり、通信部13によって受信された地図情報12bの更新データを用いて記憶部12が記憶している地図情報12bを書き換えたりする。
表示部14は、画像を表示する表示装置である。表示部14としては、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、画像をフロントガラスに投影するヘッドアップディスプレイ等を用いることができる。
音声出力部15は、音声信号を音声に変換する装置である。音声出力部15としては、例えば、スピーカ等を用いることができる。
操作部16は、ユーザが行った操作に応じた操作情報を生成する装置である。操作部16としては、例えば、タッチパネル、機械式のボタン等を用いることができる。なお、操作部16は、表示部14と一体として構成してもよい。
位置情報取得部17は、車載機器1の現在位置を示す位置情報を取得する。位置情報取得部17としては、例えばGPS(Global Positioning System)信号を受信して受信結果から位置情報を生成するGPS受信部を用いることができる。位置情報は、緯度情報及び経度情報を含む情報である。
<2.車載機器の動作例>
図2は車載機器1の動作例を示すフローチャートである。操作判定部11cは、言語及びハンドル情報の少なくとも一つの設定変更を要求する操作があったか否かを判定する(ステップS1)。
図2は車載機器1の動作例を示すフローチャートである。操作判定部11cは、言語及びハンドル情報の少なくとも一つの設定変更を要求する操作があったか否かを判定する(ステップS1)。
言語及びハンドル情報の少なくとも一つの設定変更を要求する操作があれば、言語設定部11h及びハンドル情報設定部11iの少なくとも一方は操作内容に基づいて言語及びハンドル情報の少なくとも一つの設定を変更し(ステップS2)、その後ステップS3に移行する。一方、言語及びハンドル情報の少なくとも一つの設定変更を要求する操作がなければ、言語設定部11hは言語の設定を従前のままにし、ハンドル情報設定部11iはハンドル情報を従前のままにして、ステップS3に移行する。
なお、ステップS1はフローチャートの開始直後にのみ実施するのではなく、図2に示すフローチャートの他のステップと並行して常時実施して、いつでも言語及びハンドル情報の設定を変更できることが好ましい。
ステップS3では、目的地設定部11dは目的地を設定する。ステップS3に移行してから所定時間が経過しても目的地が設定されない場合は、例えば、強制的に図2に示すフローチャートを終了し、再度図2に示すフローチャートを開始するとよい。
ステップS3に続くステップS4では、経路案内部11fは出発地から目的地までの走行経路の案内を開始する。
ステップS4続くステップS5では、警告部11jは、言語設定部11hによって設定された言語が基準言語以外であって且つ駐車場のない施設が目的地設定部11dによって目的地として設定されているか否かを判定する。本実施形態では、車載機器1を日本において使用することを想定しているため、基準言語を日本語としている。基準言語が日本語であることは制御部11又は記憶部12によって不揮発的に記憶される。
言語設定部11hによって設定された言語が日本語以外であって且つ駐車場のない施設が目的地設定部11dによって目的地として設定されているのでなければ、後述するステップS12に移行する。言い換えると、駐車場のある施設が目的地設定部11dによって目的地として設定されていれば、ステップS12に移行する。一方、言語設定部11hによって設定された言語が日本語以外であって且つ駐車場のない施設が目的地設定部11dによって目的地として設定されていれば、警告部11jは、位置情報取得部17からの位置情報に基づいて、車載機器1が目的地から所定の範囲内に入ったか否かを判定する(ステップS6)。
車載機器1が目的地から所定の範囲内に入ったら、警告部11jは、走行経路を案内している地図表示14aに、言語設定部11hによって設定された言語で路上駐車に関する警告を行う警告表示14bを重畳させた表示を表示制御部11a及び表示部14に行わせる(ステップS7)。例えば、言語設定部11hによって設定された言語が英語である場合、地図表示14aに警告表示14bを重畳させた表示は図3(a)に示すようになり、言語設定部11hによって設定された言語がドイツ語である場合、地図表示14aに警告表示14bを重畳させた表示は図3(b)に示すようになる。
なお、警告部11jは、警告表示14bの代わりに、又は、警告表示14bに加えて、言語設定部11hによって設定された言語で路上駐車に関する警告を音声制御部11b及び音声出力部15に行わせてもよい。
外国人ドライバーの違法駐車が多い理由として、外国人ドライバーは路上駐車が違法であると認識していないことが挙げられる。したがって、上述したステップS7の警告によって、外国人ドライバーが路上駐車を試みそうになる状況において外国人ドライバーに路上駐車が違法であると認識させることで、外国人ドライバーの違法駐車を抑制することができる。
また、上述したステップS6において、警告部11jは、言語設定部11hによって設定された言語に応じて所定の範囲を変更することが好ましい。これにより、路上駐車に関する認識が異なる外国人ドライバーに対してそれぞれ的確なタイミングで警告を行うことができる。例えば、路上駐車に関する規制が緩い地域で母国語となっている言語が言語設定部11hによって設定されている場合には、所定の範囲を広くして警告のタイミングを早め、逆に路上駐車に関する規制が厳しい地域で母国語となっている言語が言語設定部11hによって設定されている場合には、所定の範囲を狭くして警告のタイミングを遅くしてもよい。これにより、車載機器1は路上駐車に関する規制が緩い地域の外国人ドライバーに対して、目的地に到着する前の比較的早いタイミングで駐車場を探す必要性を認識させることができる。また、路上駐車に関する規制が緩い地域は、例えば英語や中国語が母国語となっている一部の地域である。
なお、図3に示すように警告表示14bには駐車場の検索をユーザに促す駐車場の検索開始キー14cを含めることが好ましい。ユーザが駐車場の検索開始キー14cをタッチすることで駐車場の検索が開始される。これにより、路上駐車に関する警告から駐車場の検索に円滑にユーザを誘導することができる。
ステップS7続くステップS8では、検索結果作成部11gは、駐車場検索の要求が有るか否かを判定する。上述した警告表示14bの表示開始から所定時間が経過するまでに駐車場の検索開始キー14cがタッチされなかった場合、後述するステップS12に移行する。
一方、上述した警告表示14bの表示開始から所定時間が経過するまでに駐車場の検索開始キー14cがタッチされた場合、検索結果作成部11gは、所定の条件を満たす駐車場を検索し、言語設定部11hによって設定された言語に応じた優先順位に従って検索結果を作成する(ステップS9)。したがって、図4に示すように言語設定部11hによって設定された言語に応じて検索結果が異なり得る。図4(a)は言語設定部11hによって設定された言語が日本語である場合の検索結果を示しており、図4(b)は言語設定部11hによって設定された言語が英語である場合の検索結果を示しており、図4(c)は言語設定部11hによって設定された言語がドイツ語である場合の検索結果を示している。これにより、母国語が異なる外国人ドライバーに対してそれぞれ駐車が容易な駐車場を優先して紹介することができるので、外国人ドライバーの駐車場の利用率が向上し、外国人ドライバーによる違法駐車を抑制することができる。
例えば、言語設定部11hによって設定された言語が基準言語(本実施形態では日本語)以外である場合、検索結果作成部11gは、基準言語(本実施形態では日本語)以外の言語での説明表示がある駐車場を、基準言語(本実施形態では日本語)での説明表示しかない駐車場よりも優先して検索結果を作成するとよい。駐車場での説明表示で使用されている言語に関する情報は地図情報12bに含めてもよく、通信部13を利用して外部から取得してもよい。
日本語以外の言語での説明表示がある駐車場であれば、たとえ説明表示で使用されている日本語以外の言語が外国人ドライバーの母国語とは異なっていても外国人ドライバーにとって日本語より理解し易い言語である可能性が高い。したがって、駐車場に車を駐車する意思があっても駐車場の利用方法(駐車の方法、駐車料金の支払い方法等)が理解できないために外国人ドライバーが駐車場の利用を断念することを減少させることができる。これにより、外国人ドライバーの駐車場の利用率が向上し、外国人ドライバーによる違法駐車を抑制することができる。
また例えば、言語設定部11hによって設定された言語が基準言語(本実施形態では日本語)以外である場合、検索結果作成部11gは、言語設定部11hによって設定された言語での説明表示がある駐車場を、言語設定部11hによって設定された言語での説明表示がない駐車場よりも優先して検索結果を作成するとよい。駐車場での説明表示で使用されている言語に関する情報は地図情報12bに含めてもよく、通信部13を利用して外部から取得してもよい。
言語設定部11hによって設定された言語での説明表示がある駐車場であれば、説明表示で使用されている日本語以外の言語は外国人ドライバーの母国語である可能性が高い。したがって、駐車場に車を駐車する意思があっても駐車場の利用方法(駐車の方法、料金の支払い方法等)が理解できないために外国人ドライバーが駐車場の利用を断念することをより一層減少させることができる。これにより、外国人ドライバーの駐車場の利用率がより一層向上し、外国人ドライバーによる違法駐車をより一層抑制することができる。
また例えば、検索結果作成部11gは、言語設定部11hによって設定された言語を母国語とする地域の駐車慣習に応じた優先順位に従って検索結果を作成するとよい。駐車慣習が異なる外国人ドライバーに対してそれぞれ駐車が容易な駐車場を優先して紹介することができるので、外国人ドライバーの駐車場の利用率が向上し、外国人ドライバーによる違法駐車を抑制することができる。すなわち、たとえ駐車場の利用方法(駐車の方法)は理解できても、その理解できた駐車の方法を実施することが駐車慣習のせいで外国人ドライバーにとって困難であるために外国人ドライバーが駐車場の利用を断念することを抑制できる。
例えば前向き駐車が慣習になっている地域と後ろ向き駐車が慣習になっている地域とが存在する。具体例を挙げると、英語を母国語とする地域では前向き駐車が主流であるのに対して日本では後ろ向き駐車が主流である。したがって、言語設定部11hによって設定された言語を母国語とする地域で前向き駐車が慣習になっていれば、前向き駐車を行った場合に後ろ向きでの出庫が容易になっているレイアウトの駐車場の優先順位を高くすればよい。前向き駐車を行った場合に後ろ向きでの出庫が容易になっているレイアウトになっているか否かに関する情報は地図情報12bに含めてもよく、通信部13を利用して外部から取得してもよい。さらに、通信部13を利用して外部から駐車場の航空写真データを取得し、制御部11がその航空写真データを解析して前向き駐車を行った場合に後ろ向きでの出庫が容易になっているレイアウトになっているか否かを判定してもよい。
また例えば、検索結果作成部11gは、言語設定部11hによって設定された言語に応じた優先順位に従って検索結果を作成する代わりに、又は、言語設定部11hによって設定された言語に応じた優先順位に従って検索結果を作成するのに加えて、ハンドル情報設定部11iによって設定されているハンドル情報に応じて検索結果を作成してもよい。具体的には、ハンドル情報設定部11iによって設定されているハンドル情報が、車両が左ハンドル車であることを示す情報である場合、検索結果作成部11gは、左ハンドル車に対応している料金支払い機を有する駐車場を、左ハンドル車に対応していない料金支払い機しか有していない駐車場よりも優先して検索結果を作成するとよい。なお、左ハンドル車に対応している料金支払い機としては、出庫ゲート付近に設置している左ハンドル車に対応している料金支払い機のみならず、車に乗り込む前に支払いを済ませる料金支払い機も含めるとよい。
左ハンドル車に乗り慣れている外国人ドライバーは日本に訪れた際にも左ハンドル車を選択することがあるが、左ハンドル車では駐車料金の支払いが煩わしい駐車場が多いため、駐車場を敬遠する場合がある。しかしながら、上記のように左ハンドル車に対応している料金支払い機を有する駐車場を、左ハンドル車に対応していない料金支払い機しか有していない駐車場よりも優先して検索結果を作成することで、左ハンドル車であっても駐車料金の支払いが煩わしくない駐車場を優先して紹介することができる。これにより、外国人ドライバーの駐車場の利用率が向上し、外国人ドライバーによる違法駐車を抑制することができる。
ステップS9に続くステップS10において、操作判定部11cは、上述した検索結果の表示開始から所定時間が経過するまでに、検索結果として表示されている駐車場一覧から一つの駐車場を選択する操作があったか否かを判定する。上述した検索結果の表示開始から所定時間が経過するまでに一つの駐車場を選択する操作が無ければ、後述するステップS12に移行する。一方、上述した検索結果の表示開始から所定時間が経過するまでに一つの駐車場を選択する操作があれば、目的部設定部11dは、選択された駐車場を新たな目的地として設定し(ステップS11)、経路算出部11eは目的地までの経路を算出し直し、経路案内部11fは新たに算出された経路の案内を開始して、ステップS12に移行する。
ステップS12では、経路案内部11fは、車載機器1が目的地に到着したか否かを判定する。そして、車載機器1が目的地に到着すれば、図2に示すフロー動作を終了する。その後、新たに目的地が設定される場合に備えて、再度図2に示すフロー動作を開始する。
<3.変形例等>
本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。また、本明細書中に示される複数の実施形態及び変形例は可能な範囲で組み合わせて実施されてよい。
本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。また、本明細書中に示される複数の実施形態及び変形例は可能な範囲で組み合わせて実施されてよい。
例えば図5に示すように警告表示14bに駐車場の検索をユーザに促す駐車場の検索開始キー14cを含めないようにしてもよい。この場合、車載機器1のフロー動作は、例えば図6に示すように図2に示すフロー動作からステップS8〜S11の処理を取り除いたものにすればよい。すなわち、路上駐車に関する警告を駐車場の検索とは無関係に単独で実施してもよい。路上駐車に関する警告だけでも外国人ドライバーによる違法駐車を抑制することができる。
また例えば、車載機器1のフロー動作を、例えば図7に示すように図2に示すフロー動作からステップS3〜S7の処理を取り除き、ステップS11をステップS11’に置換したものにすればよい。ステップS11’では、目的部設定部11dが、選択された駐車場を目的地として設定し、経路算出部11eは目的地までの経路を算出し、経路案内部11fは算出された経路の案内を開始する。すなわち、駐車場の検索を路上駐車に関する警告とは無関係に単独で実施してもよい。言語設定部11hによって設定された言語に応じた優先順位に従って検索結果が作成される駐車場の検索だけでも外国人ドライバーによる違法駐車を抑制することができる。また、ハンドル情報設定部11iによって設定されているハンドル情報に応じて検索結果が作成される駐車場の検索だけでも外国人ドライバーによる違法駐車を抑制することができる。
また例えば、上述したステップS9の説明で幾つか述べた優先順位の決め方の例を複数同時に実施する場合には、複数の例のどれを優先するかを決定することで、検索結果として挙がってきた駐車場の優先順位を確定することができる。なお、複数の例のどれを優先するかは、ユーザが操作部16を操作することによって変更できることが好ましい。
また例えば、車載機器1の制御部11が有する機能の一部を、制御部11から除外し車載機器1の通信部13と通信可能なクラウドセンターに担わせ、クラウドセンターと車載機器1の制御部11とが協働するようにしてもよい。また、車載機器1の記憶部12が記憶する情報の一部を、記憶部12から除外し車載機器1の通信部13と通信可能なクラウドセンターが記憶するようにし、車載機器1の通信部13がクラウドセンターから情報を受け取るようにしてもよい。
また例えば、車載機器1の代わりに車載機器1と同様のナビゲーション機能を有する携帯端末を車両内で使用してもよい。当該携帯端末は、ユーザが携帯する可搬型の電子機器であり、例えば、スマートフォン、タブレット、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等を用いることができる。
また例えば、上述した実施形態では、基準言語を日本語としているが、日本以外の地域で車載機器1が使用される場合には、車載機器1が使用される地域の母国語を基準言語にすればよい。また、基準言語として用いられる言語が車載機器1の位置情報に基づいて変更されてもよい。これにより、車載機器1が使用される地域に応じて車載機器1の製造者やユーザが基準言語の設定を行う手間を省くことができる。例えば、「地域」と「基準言語として用いられる言語」との対応関係を示すテーブルデータを記憶部12が予め記憶しておき、制御部11は、上記テーブルデータを参照して、位置情報取得部17からの位置情報によって特定される車載機器1の現在位置を含む地域に対応する「基準言語として用いられる言語」を基準言語として選択するようにすればよい。
1 車載機器
11 制御部
11g 検索結果作成部
11h 言語設定部
11i ハンドル情報設定部
11j 警告部
11 制御部
11g 検索結果作成部
11h 言語設定部
11i ハンドル情報設定部
11j 警告部
Claims (8)
- 所定の条件を満たす駐車場を検索して検索結果を作成する検索結果作成部と、
前記検索結果の出力に使用する言語を設定する言語設定部と、を備え、
前記検索結果作成部は、前記言語設定部によって設定された言語に応じた優先順位に従って前記検索結果を作成する、駐車場検索装置。 - 前記検索結果作成部は、前記言語設定部によって設定された言語を母国語とする地域の駐車慣習に応じた優先順位に従って前記検索結果を作成する、請求項1に記載の駐車場検索装置。
- 前記駐車場検索装置を搭載する車両が右ハンドル車、左ハンドル車のいずれであるのかを示すハンドル情報を設定するハンドル情報設定部を備え、
前記ハンドル情報が、前記車両が左ハンドル車であることを示す情報である場合、前記検索結果作成部は、左ハンドル車に対応している料金支払い機を有する駐車場を、左ハンドル車に対応していない料金支払い機しか有していない駐車場よりも優先して前記検索結果を作成する、請求項1又は請求項2に記載の駐車場検索装置。 - 前記言語設定部によって設定された言語が基準言語以外である場合、前記検索結果作成部は、前記基準言語以外の言語での説明表示がある駐車場を、前記基準言語での説明表示しかない駐車場よりも優先して前記検索結果を作成する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の駐車場検索装置。
- 前記言語設定部によって設定された言語が前記基準言語以外である場合、前記検索結果作成部は、前記言語設定部によって設定された言語での説明表示がある駐車場を、前記言語設定部によって設定された言語での説明表示がない駐車場よりも優先して前記検索結果を作成する、請求項4に記載の駐車場検索装置。
- 目的地までの走行経路を案内するナビゲーション装置であって、
請求項1〜5のいずれか一項に記載の駐車場検索装置と、
前記言語設定部によって設定された言語が基準言語以外であって且つ駐車場のない施設が前記目的地として設定されている場合、前記目的地から所定の範囲内に入ると前記言語設定部によって設定された言語で路上駐車に関する警告を行う警告部と、を備える、ナビゲーション装置。 - 前記警告部は、前記言語設定部によって設定された言語に応じて前記所定の範囲を変更する、請求項6に記載のナビゲーション装置。
- 所定の条件を満たす駐車場を検索して検索結果を作成する検索結果作成工程と、
前記検索結果の出力に使用する言語を設定する言語設定工程と、を備え、
前記検索結果作成工程において、前記言語設定部によって設定された言語に応じた優先順位に従って前記検索結果を作成する、駐車場検索方法。
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JP2017074674A JP2018180637A (ja) | 2017-04-04 | 2017-04-04 | 駐車場検索装置、ナビゲーション装置、及び駐車場検索方法 |
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JP2021119329A (ja) * | 2020-01-30 | 2021-08-12 | 本田技研工業株式会社 | 情報提供装置、車両及び情報提供方法 |
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