JP2018169649A - 監視システムおよび監視用の端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設備がどのような異常状態になっても、異常時対応を適切に行えるようにすることを目的とする。【解決手段】 本発明に係る監視システム1は、撮影部3および第1表示部5を有する端末2と、端末2と接続された第2表示部15を有する装置10と、を含み、端末2は、撮影部3により撮影された設備100を含む映像3aを第2表示部15で表示するために映像3aを装置10に送信し、かつ、第2表示部15での映像3aに対して入力された映像3aに関する対応情報6aを受信する通信部4と、対応情報6aを第1表示部5に表示する第1重畳表示部6と、を備え、装置10は、映像3aに対して対応情報6aを第2表示部15に重畳表示する第2重畳表示部16を備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

この発明は、広域の河川、ダム、プラントなどの施設の監視システムにおいて、水位・電力量などに関する測定部や警報部を備えた設備が異常を示す場合に、異常状態に対応する対応手順が映像に重畳表示されるAR機能を有する監視システムおよび監視用の端末に関するものである。
従来の監視システムでは、水量や電力に関する測定部や警報部を備えた設備が異常を示す場合、現場担当者が異常状態を端末のカメラで撮影し、撮影された設備映像に対してデータベースに格納された操作手順を重畳表示させるシステムが存在していた(特許文献1)。
特開2016−99757号公報(要約等参照)
しかしながら特許文献1の構成では、データベースに格納された操作手順があるときにはそれに基づいて現場担当者が各種設備のボタンやバルブなどを操作すればよいが、異常状態に対応する操作手順がデータベースに格納されていない場合にはすぐに異常時対応を行うことができず、また、異常状態は同じであっても原因が異なる場合には十分な対応とはならない場合があった。その結果、異常状態がよりひどくなる、あるいは異常状態が長く続くなど、課題が存在していた。
そこで、本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、設備がどのような異常状態になっても、異常時対応を適切に行えるようにすることを目的とする。
本発明に係る監視システムは、撮影部および第1表示部を有する端末と、端末と接続された第2表示部を有する装置と、を含み、端末は、撮影部により撮影された設備を含む映像を第2表示部で表示するために映像を装置に送信し、かつ、第2表示部での映像に対して入力された映像に関する対応情報を受信する通信部と、対応情報を第1表示部に表示する第1重畳表示部と、を備え、装置は、映像に対して対応情報を第2表示部に重畳表示する第2重畳表示部を備えたことを特徴とする。
本発明の監視システムは、設備を含む映像を端末の第1表示部と端末と接続された装置の第2表示部で共有し、第2表示部上で入力された対応情報が端末に送信されて端末の第1表示部上に映像とともに重畳表示されるので、設備に詳しい管理者などが第2表示部上から対応情報による指示出しをすることができ、たとえば、データベースに設備異常時の対応手順を格納してその手順を呼び出して対応する場合と比べて、データベースに格納されないような設備の異常が発生した場合であっても、臨機応変に最適な指示に基づいた設備に対する対応を取ることが可能になる。
実施の形態1に係る監視システムと設備とを示すブロック図である。 実施の形態1に係る監視システムと設備とを示す構成図である。 実施の形態1に係る規定対応情報データベースの内容を示す構成図である。 実施の形態1に係る端末および装置の動作フローを示す図である。 実施の形態1に係る端末および端末と映像を共有する装置の画面構成例を示す図である。 実施の形態1の変形例1aに係る監視システムと設備とを示す構成図である。 実施の形態2に係る設備内部の状況を可視化して表示する監視システムの画面構成例を示す図である。 実施の形態3に係る端末上で設備の測定対象の値を所望の値に変更するための対応情報を表示する監視システムの構成図である。 実施の形態3に係る規定対応情報データベースの内容を示す構成図である。 実施の形態3に係る端末上で設備の測定対象の値を所望の値に変更するための対応情報を表示する画面構成例を示す図である。 実施の形態4に係る複数種類の測定結果を選択的に表示するシステムの画面構成例を示す図である。 実施の形態5に係るシステムの構成例を示す図である。 実施の形態6に係る装置が設備に対して行う遠隔操作部を端末上に呼び出すための構成を示すブロック図である。 実施の形態6に係る遠隔操作部を端末上に呼び出した際の画面構成例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態にかかる監視システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、各実施の形態で同等の構成や部材などについては、同一の符号を付してその説明を省略などする。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る監視システム1について、図1から図5を用いて説明する。実施の形態1は、設備のある現場で撮影された映像を現場とは離れた位置にある装置の画面で共有し、装置側で映像上の設備に対する対応情報を記すことを特徴とする。
図1は、実施の形態1に係る監視システムと設備とを示すブロック図である。監視システム1は、広域の河川、ダム、プラントなどの施設の管理を行う設備100に対する監視システムであり、設備100に対する対応手順を表示する監視用の端末2と、端末2と通信可能な装置10とを含んでいる。端末2は、カメラなどにより周囲を撮影可能な撮影部3と、装置10と通信可能な通信部としての第1通信部4と、撮影部3で撮影した画像を表示するディスプレイを有する第1表示部5と、装置10から送られる対応情報6a(設備100に対する対応メッセージ,図2参照)を第1表示部5に重畳表示する第1重畳表示部6とを備えている。
また、装置10は、設備100とは離れたセンターなどに設置されるものであり、設備100に対する遠隔操作を行う遠隔操作部11と、設備100に対する規定の対応手順を格納した規定対応情報データベース12と、規定対応情報データベース12内の情報を編集したり、ユーザが端末2に送る情報を作成したりするためのキーボードやマウスなどの入力部13(第1入力部)と、端末2の第1通信部4と通信する第2通信部14と、端末2から送られる撮影部3からの映像3a(図2参照)を表示する第2表示部15と、第2表示部15に表示される映像3aに対して入力部13により入力された情報を重畳表示する第2重畳表示部16と、撮影部3で撮影された画像から設備100の種類や、設備100の状態を判定する画像判定部17と、を備えている。なお、規定対応情報データベース12および画像判定部17は、装置10にではなく、設備100自体、あるいは、端末2に格納して、装置10での上述した処理と同じように処理するようにしてもよい。
さらに、設備100は、施設に対して水量・電力・ガス濃度・温度などに関する測定を行う測定部101と、測定部101の測定結果(測定値)に基づき判定部102が正常値かどうかを判定し、仮に測定値が異常であった場合、施設の状態が異常であるとして警報部103が警報を発令し、警報部103による警報を受けて施設に対する処理を行うためのボタン、バルブ、操作パネルなどの操作部104と、この設備100と監視システム1における第1通信部4および第2通信部14、または第1通信部4および第2通信部14のいずれかと通信するための第3通信部105とを備えている。
図2を用いて、監視システム1と設備100との構成を明確にする。設備100としての貯留タンク100aには、測定部101の測定対象106としての水106aが貯留されている。そして、どのくらいの水が貯留されているかは貯留タンク100aに設けられた測定部101としての超音波センサ101aにより測定がされている。超音波センサ101aによる測定の結果、被測定対象である水106aの貯留量が正常範囲よりも少ないとみなされた場合、警報部103として、破線で囲まれたエリア内の警報ランプ103aを点灯させる。それを受けて、現場作業員などが操作ボタンなどを含んだ操作部104を操作することにより、バルブ104aの開閉が行われ、正常範囲の貯留量となるよう外部から水を流入させることが可能である。
端末2と装置10の構成について説明する。通常はセンター側にいる管理者が、貯留タンク100a付近に設けられている不図示のセンサなどからの情報に基づき、その映像3aを基に遠隔操作部11により操作を行うが、貯留タンク100aが設けられている現場でしかできない操作の場合、あるいは、周囲の環境なども加味して、現場で操作した方が確実に処理できるような場合には、現場に作業員を派遣して、現場での貯留タンク100aに対する操作を行うことがある。そこで、現場で作業員が端末2を把持したり三脚などに固定したりして撮影部3(図1参照)により撮影された貯留タンク100aに関する映像3aが端末2の第1表示部5と装置10の第2表示部15上でともに表示されるようにし、センター側の装置10の第2重畳表示部16において、第2表示部15上の映像3aに対して貯留タンク100aに対する対応情報6aとして、操作部104に関する操作方法を記して端末2へ情報を送り、端末2の第1重畳表示部6に対応情報6aを表示することが可能に構成されている。その対応情報6aを元に、ユーザは操作部104を適切に操作することができる。
次に図3を用いて、規定対応情報データベース12の構造について説明する。規定対応情報データベース12は設備名12aと、警報種別12bと、どのように対応すべきかの対応情報6aが規定された規定対応情報12cと、警報の原因12dと、同種の警報が累積してどのくらい発生したかの累積回数12eと、過去対応時のメモ12fとを含んで構成されている。
次に、図4を中心に、適宜図1から図3の記載も参照して、監視システムの動作フローについて説明を行う。まず、通常は、警報ランプ103aの警報を受けて、あるいは、装置10があるセンターからの指示により、端末2を持ち出して設備100(貯留タンク100a)を撮影する(ステップST1)。そして撮影された映像3aを端末2から装置10へ第1通信部4を介して送信する(ステップST2)。
その後、装置10は第2通信部14を介して映像3aを受信し(ステップST3)、受信した映像3aを基に、たとえばパターンマッチングや文字認識などといった機能を有する画像判定部17により設備100の種類や状態を特定する(ステップST4)。その特定の結果、設備名12aや警報種別12bに一致する情報があれば、規定対応情報12cが存在するかどうかを確認し(ステップST5)、仮に規定対応情報データベース12にデータが格納されている場合、そのデータを呼び出して自動的に図2の第2重畳表示部16のように規定対応情報12cのメッセージを貼り付ける、あるいは、装置10を操作する管理者が手動でメッセージを同様に貼り付けるようにし、映像3aに重畳される規定対応情報12cを端末2へ送信する(ステップST6)。
一方、ステップST5において、規定対応情報データベース12内にステップST4での設備や状態の特定の結果に対応する規定対応情報12cが存在しない場合、装置10の第2表示部15に表示されている設備100の映像3aに対して、どのように対応すべきかの対応情報6aを入力部13により入力して、第2重畳表示部16を用いて重畳表示させる(ステップST7)。そして、映像3aに重畳される対応情報6aを端末2へ送信する(ステップST8)。
端末2は、ステップST6またはステップST8により送信されてきた規定対応情報12cまたは対応情報6aを受信する(ステップST9)。そして、受信した情報を、第1表示部5上に第1重畳表示部6として重畳させる(ステップST10)。その結果は図2の通りとなるが、よりわかりやすく説明するため、図5に監視システム1の画面構成例を表示している。
図5は図2における端末2と装置10を拡大して表示したものである。ここでは第1表示部5や第2表示部15において見えている貯留タンク100aについては括弧書きで(100a)などと参考に表示している。装置10では、第1表示部15として、映像3aを表示する映像表示領域15aの他に、端末2にない情報として、現在の水位や、貯留タンク100aをどのようにすべきかなどの付加的な情報を表示するための詳細情報表示領域15bを含んでいる。詳細な情報を端末2に表示してもよいが、端末2は画面サイズが小さいこともあり、現場での貯留タンク100aに対する操作手順をわかりやすく表示することが優先されるため、通常は詳細情報を装置10のみに表示されるように設定されている。ただし、端末2側で詳細情報を表示したい場合には、詳細情報の表示ON/OFFモードを設けて、切り替えるようにしても良い。
なお、貯留タンク100aの映像3aを装置10の第2表示部15で表示しつつ、第2重畳表示部16に対応情報6aを記載する際、現場の端末2が三脚や壁などに固定されている場合は貯留タンク100aの映像3aがぶれないため、第2表示部15内で表示される貯留タンク100a内の操作部104と、第2重畳表示部16の対応情報6aとが適切に紐づけられる。一方、端末2をユーザが把持する場合、貯留タンク100aの映像3aがぶれるため、端末2に不図示の手振れ補正機能を設けたり、あるいは装置10の画像判定部17により貯留タンク100aの映像3aから貯留タンク100aの静止画像を切り出し、その画像に対して、対応情報6aを付して再度貯留タンク100aの映像3aに画像をマッチングさせて対応情報6a付きの映像3aとして処理したりするなどすることが好ましい。
このようにして、現場の設備100を撮影して現場とは離れたセンター内の装置10に撮影した映像3aを送ることで、仮に規定対応情報データベース12内に該当する設備名12aや警報種別12bに対応する規定対応情報12cが格納されていない場合であっても、センター側の管理者などが対応情報6aを映像3aに対して記して送信できるため、現場作業員が設備100に対する適切な対応を取ることが可能になる。なお、端末2と装置10とで表示する映像は基本的には同じであり、説明の簡略上、図中においてどちらか片方を代表して取り上げる場合があるが、他方においても同じものが存在することは言うまでもない。他の実施の形態についても同様である。
変形例1a.
図6は本変形例の構成を示している。実施の形態1では端末2が設備100(貯留タンク100a)を撮影していたが、三脚などに固定されたカメラ107を用いて、カメラ107と接続可能な中継機器108を介して、端末2および装置10は設備100の映像を共有するようにしてもよい。この場合、設備100のブレのない映像3aを手に入れることができ、装置10で指示された対応情報6aまたは規定対応情報12cと映像3aとの関係が見やすい状態で第1重畳表示部6および第2重畳表示部16で共有することが可能である。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る監視システム1について図7を用いて説明する。実施の形態2は、測定部101による測定結果に基づき、現場の設備100の内部状況を設備100の映像3aに対して重畳表示することを特徴とする。
図7は、第1重畳表示部6および第2重畳表示部16が、被測定対象である水106aの状態を、第1表示部5および第2表示部15の映像3aに対して、貯留タンク100aの内部を透視するように透視情報6bとして重畳表示する状態を表している。すなわち、貯留タンク100a内の水106aがどの水位まで満ちしているかを、図では黒塗り状態で示している。たとえば、水106aの水位が図6の状態から上がればこの黒塗りの領域もより上方まで黒塗り状態となり、逆に水106aの水位が図6の状態から下がればこの黒塗りの領域はより下方までが黒塗り状態となる。
このように、被測定対象に対する測定部101の測定結果に基づき、設備100の内部状況を透視情報6bとして第1重畳表示部6および第2重畳表示部16が表示するため、第1重畳表示部6を見ることで、現場の作業員が操作部104の操作を行う際に、設備100の内部状況の変化を確認しながら安心して作業を実行し、作業水位を見守りすることできる。また、第2重畳表示部16を見ることで、設備100に生じている問題がより明確になり、センターの管理者がより適切な対応情報6aを指示したり、より迅速に対応情報6aを付したりすることが可能となる効果を有する。
なお、端末2と装置10とを相互に通信するようなシステムではない、端末2のみの監視システムであった場合、あるいは通信障害があり、端末2のみで設備100に対する対応をしないといけない場合であっても、設備100の内部状況を視覚的に把握できることで、単に数値のみで内部状況を表示する場合と比べて、より適切な対応として操作部104の操作を行うことが可能となる。
また、第1重畳表示部6または第2重畳表示部16の一方のみが透視情報6bを第1表示部5または第2表示部15の映像3aに対して重畳表示するようにしてもよい。この場合であっても、上述した効果の一方を得ることができる。
なお、被測定対象106が温度である場合には、温度分布によって透視情報の色味を変える、たとえば、高温は赤く、低温は青く表示したり、被測定対象106がガスの場合には、濃度が濃い場所は濃く、薄い場所は薄くしたりしてもよい。このようにして、被測定対象106の性質に応じて適切な透視情報6bとすることで、被測定対象106の状況を明確に把握することが可能である。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る監視システム1について図8から図10を用いて説明する。実施の形態3は、実施の形態2で示した透視情報6bに対して、好ましい値としての調整値をユーザが設定し、その設定値にするための操作手順を表示することを特徴とする。
図8は実施の形態3の構成を示すブロック図である。実施の形態3での新しい構成は、太枠で示した入力部7(第2入力部)および演算部18である。この入力部7は端末2を把持したユーザによる入力を想定し、たとえば、透視情報6bの指でスライドするなどして、水106aの水位を変位させたい希望状態6c(図10参照)としての変更水位まで移動することなどが考えられる。また、演算部18は、入力部7の入力を受けて、測定部101の測定結果である現状状態から希望状態6cまでの差分を計算する。
図9は本実施の形態における規定対応情報データベース112を示している。実施の形態1の規定対応情報データベースと異なるのは、目的12gの項目が存在することであり、これは、被測定対象106をどの程度変化させるかを目的12gとして記載し、どのような対応が必要かは規定対応情報12cとして記したものである。演算部18は、上述したこの差分をなくすのに適した処理となる目的が記載されているかを求め、合致した目的が規定対応情報データベース112に存在する場合にはその目的に対する規定対応情報12cを呼び出し、実施の形態1や2と同様に、規定対応情報を第1重畳表示部6や第2重畳表示部16に表示をするように構成されている。合致した目的がない場合にはセンター側の管理者が演算部18によって求めた差分を見るなどして考慮して、適切な指示を、第2重畳表示部16を介して行う。
図10は、透視情報6bに対し、ユーザが指で第1重畳表示部6上にて操作を行い、希望状態6cまで水106aの水位を変異させようとしている状況を表している。まず、第1重畳表示部6および第2重畳表示部16は、詳細情報6dとして、適正水位が4メートル(以下、図面において4Mなどと表記する)以上であることを表示している。そして、変位情報6eとして、現状状態である現在水位と、希望状態6cである変更水位が第1重畳表示部6および第2重畳表示部16に表示されている。
このようにして、被測定対象106の透視情報6bと詳細情報6dを確認しつつ、希望状態6cを端末2上で指定するだけで、操作部104に対してどのような操作を行えばよいかが分かるため、たとえば貯留タンク100aに対してどこまで水を満たすべきかを視覚的に決定することができ、貯留タンク100aが果たす機能の維持とそれに係る費用とのバランスなどを考慮するなど、より総合的な判断をしやすくなる効果を発揮する。
なお、入力部7を端末に設けて、端末側で希望状態6cの設定を行ったが、装置10側で同様の作業を、入力部13を介して行うようにしてもよい。また、演算部18を装置10側に持たせたが、この演算部18に相当する機能を端末2側に持たせてもよい。このようにしても上述したものと同様のことが実行可能である。 また、この演算部18が求めた差分を埋めるための貯留タンク100aに対する対応情報6aの表示、または規定対応情報12cの表示は、どちらかいずれかのみを行うようにしても、いずれも行わない場合と比べて、直感的に操作ができることから業務効率を向上させることが可能である。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4に係る監視システム1について図11を用いて説明する。実施の形態4は、複数の測定部101を備えて、実施の形態2に記載の透視情報6bを選択的に表示可能としたことを特徴とする。
図11は、測定部101は複数の測定機器を備えた構成であり、超音波センサ101aの他に、水温計101bが備えられていることを表示している。この場合、端末2または装置10上では、どの測定機器の結果を表示するかを、第1重畳表示部6および第2重畳表示部16において測定機器選択部6fとして選択可能に構成されている。
測定機器選択部6fでは、水位と水温とが表示されるように選択されている。その結果、その両者が第1重畳表示部6および第2重畳表示部16に表示され、具体的には、水位が透視情報6bとして表示され、かつ、透視情報6bのうち、色が濃く表示された高温水域6b1と色が薄く表示された低温水域部6b2とを表示可能である。
このようにして、複数の測定機器の測定結果を選択可能に表示することにより、より適切な対応情報6aを付して現場の端末2に指示を送ることができ、現場においても、端末2での透視情報6bを各種見ることで、操作部104での操作の結果を確認して、状態の推移を見守り、また、操作の結果として異常があった場合には早期に発見して、迅速に再度の対応をすることも可能となる。なお、このような測定機器選択部6fは端末2または装置10の一方だけに存在する場合であっても上述した効果の一方を得ることができ、測定機器選択部6fがないものと比べて表示する情報を多くすることができる。
実施の形態5.
本発明の実施の形態5に係る監視システム1について図12を用いて説明する。実施の形態5は、端末2からの設備100に関する状況の入力が行えることを特徴とする。
図12は、貯留タンク100aがある現場において、図8に記載の入力部7により、ユーザが貯留タンク100aの状態など、気づいたことを入力できる構成であることを示している。この構成により、たとえば、超音波センサ101aでは分からない他の検査、たとえば打音検査などを行った結果異変に気付いたなど、貯留タンク100aに関する詳細な情報を装置10と共有することができる。
このようにして現場での気づきを入力部7により入力して装置10と共有することで、装置10を使用する管理者などがより適切な対応情報6aを現場の端末2に対して送信することが可能となる効果を有する。
実施の形態6.
本発明の実施の形態6に係る監視システム1について図13および図14を用いて説明する。実施の形態6は、端末2において、装置10で行っている特殊な操作を実行する機能を有することを特徴とする。
図13は、実施の形態6の構成を示すブロック図である。実施の形態6での新しい構成は、太枠で示した機能呼び出し部8である。この機能呼び出し部8は、装置10における遠隔操作部11の操作を端末2で行うように、遠隔操作部11と同様な機能を端末2上シミュレートして実行する、または、遠隔操作部11を遠隔操作するものである。
図14は、機能呼び出し部8により、遠隔操作部11をシミュレートした仮想遠隔操作部111を第1表示部5上に呼び出したものである。具体的には、管理権限選択部6hにて管理権限を取得することで、仮想遠隔操作部111を呼び出せる。その後、操作部104では行えない操作を実行することができ、現場での作業の自由度を向上することができる。たとえば、装置10から指示を出していた管理者が現場に赴き、現場にて管理者が貯留タンク100aに対する対応を行う場合などに、特に有効である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせ、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 監視システム、2 端末、3 撮影部、3a 映像、4 通信部(第1通信部)、5 第1表示部、6 第1重畳表示部、6a 対応情報、6b 透視情報、6c 希望状態、6d 詳細情報、6e 変位情報、6f 測定機器選択部、6g 、6h 管理権限選択部、7 入力部(第2入力部)、8 機能呼び出し部、10 装置、11 遠隔操作部、12 規定対応情報データベース、12c 規定対応情報、13 入力部(第2入力部)、15 第2表示部、16 第2重畳表示部、100 設備、100a 貯留タンク、101 測定部、101a 超音波センサ、101b 水温計、104 操作部、104a バルブ、106 被測定対象、106a 水、111 仮想遠隔操作部、112 規定対応情報データベース。

Claims (15)

  1. 撮影部および第1表示部を有する端末と、前記端末と接続された第2表示部を有する装置と、を含む監視システムであって、
    前記端末は、
    前記撮影部により撮影された設備を含む映像を前記第2表示部で表示するために前記映像を前記装置に送信し、かつ、前記第2表示部での前記映像に対して入力された前記映像に関する対応情報を受信する通信部と、
    前記前記対応情報を前記第1表示部に表示する第1重畳表示部と、を備え、
    前記装置は、
    前記映像に対して前記対応情報を前記第2表示部に重畳表示する第2重畳表示部を備えた
    ことを特徴とする監視システム。
  2. 前記設備、前記端末および前記装置の少なくともいずれかに前記設備の規定対応情報が格納されており、前記第2重畳表示部は、前記規定対応情報を前記前記第2表示部に重畳表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記第1重畳表示部および前記第2重畳表示部の少なくとも一方は、前記設備の被測定対象を測定部により測定した測定結果を対応する前記第1表示部および前記第2表示部の少なくとも一方に表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の監視システム。
  4. 前記第1重畳表示部および前記第2重畳表示部の少なくとも一方は、前記測定結果に基づき、前記映像における前記設備の内部を透視する透視情報を対応する前記第1表示部および前記第2表示部の少なくとも一方に重畳表示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の監視システム。
  5. 前記第1重畳表示部および前記第2重畳表示部の少なくとも一方は、ユーザからの前記透視情報に対する入力を受けて前記被測定対象の状態を調整するための前記対応情報または前記規定対応情報の少なくとも一方を表示する
    ことを特徴とする請求項4に記載の監視システム。
  6. 前記測定結果は複数種類の測定結果を含み、
    前記第1重畳表示部および前記第2重畳表示部の少なくとも一方は、前記複数種類の前記測定結果に対応する前記透視情報を選択可能に表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載の監視システム。
  7. 前記端末に備えられ、前記設備に関する情報を入力可能な入力部を備え、
    前記入力部による入力の結果は、前記第1表示部および前記第2表示部で表示される
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の監視システム。
  8. 前記端末は前記第1表示部上に、前記装置が前記設備に対して管理操作を行う管理制御機能を呼び出す機能呼び出し部を備えた
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の監視システム。
  9. 撮影部により撮影された設備を含む映像を装置に送信し、前記装置上で付加された前記設備に関する対応情報を表示する端末であって、
    前記端末は、
    前記撮影部により撮影された前記映像を前記装置に送信し、前記装置から、前記映像に対して入力された前記映像に関する対応情報を受信する通信部と、
    前記通信部で受信した前記対応情報を、前記映像を表示する表示部に重畳表示する重畳表示部と、を備えた
    ことを特徴とする監視用の端末。
  10. 前記重畳表示部は、前記設備の状況を測定した測定結果に基づき、前記映像における前記設備の内部の状況を透視する透視情報を前記表示部に重畳表示する
    ことを特徴とする請求項9に記載の監視用の端末。
  11. 前記重畳表示部は、ユーザからの前記透視情報に対する入力を受けて、前記設備における被測定対象の状態を調整するための前記対応情報を表示する
    ことを特徴とする請求項10に記載の監視用の端末。
  12. 前記設備は複数種類の測定部により測定され、
    前記重畳表示部は、前記複数種類の前記測定部による前記測定結果に対応する前記透視情報を選択可能に表示する
    ことを特徴とする請求項11に記載の監視用の端末。
  13. 設備の監視をする監視用の端末であって、
    撮影部と、
    前記撮影部により撮影された映像を表示する表示部と、
    前記設備の内部の被測定対象を測定した結果を前記表示部に重畳表示する1重畳表示部と、
    を備えた
    ことを特徴とする監視用の端末。
  14. 前記重畳表示部は、ユーザからの入力を受けて前記被測定対象の状態を調整するための対応情報および前記設備、前記監視用の端末のいずれかに格納された前記設備の規定の対応手順が記された規定対応情報の少なくとも一方を表示する
    ことを特徴とする請求項13に記載の監視用の端末。
  15. 前記設備は複数種類の測定部により測定され、
    前記重畳表示部は、前記複数種類の前記測定部による前記測定の結果に対応し、前記設備の内部を透視する透視情報を選択可能に表示する
    ことを特徴とする請求項14に記載の監視用の端末。
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