JP2018168871A - フォロア軸受 - Google Patents

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真二 西尾
Shinji Nishio
真二 西尾
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NTN Corp
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【課題】 誘起スラスト力が外輪端面を介して側板に作用しても、焼付きの発生を防ぎ、耐久性及び許容スラスト荷重を向上させることができるフォロア軸受を提供する。【解決手段】 内方部材としての軸2と、外方部材としての外輪3と、転動体としての複数のころ4と、隣接するころの間隔を保持する保持器5と、回転自在の外輪3の両側に位置する側板7、8とを備えたフォロア軸受において、前記側板7、8と外輪3との間のすべり接触するすべり面に、スラスト軸受22、23を配置したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

この発明は、搬送装置や工作機機、印刷機、織機等の産業機械分野で使用するカムフォロア及びローラフォロア等のフォロア軸受に関する。
搬送装置のガイドローラーや工作機、印刷機、織機等のカム機構等にカムフォロア、ローラフォロア等のフォロア軸受が多く使用されている(特許文献1、2)。
カムフォロア、ローラフォロア31は、図5に示すように、、内方部材としての軸32と、外方部材としての外輪33と、転動体としての複数のころ34と、隣接するころ34の間隔を保持する保持器35と、軸32および外輪33の間の隙間を密封する密封部材としての密封シール36と、ころ34の軸方向の移動を規制する側板37、38とを備える。
このように、カムフォロア、ローラフォロア31は、軸32でころ34を介して外輪33を回動自在に支持し、軸32の外輪33を挾む両側の位置に側板37、38を設けた構造になっており、このようなローラフォロア、カムフォロア31は、外輪33の回転であり、外輪33の外径は、直接軌道輪(トラックローラ)の役目も果たしており、使用上、発生する誘起スラスト力は、側板37、38によって受けている。
特開2011−33142号公報 特開2009−36218号公報
ところで、上記外輪33は、軌道(トラック)上を転がり運動しているが、取付け誤差の影響により、軌道と外輪33の外径との相対的な傾き、もしくは、使用上、誘起スラスト力が外輪33の端面を介して、側板37、38に作用したり、または、ころ34を介して側板37、38に作用したりして、潤滑状態が悪くなり、カジリ、摩耗、昇温の問題が発生することがある。
そこで、この発明は、誘起スラスト力が外輪端面を介して側板に作用しても、焼付きの発生を防ぎ、耐久性及び許容スラスト荷重を向上させることができるフォロア軸受を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために、この発明は、内方部材としての軸と、外方部材としての外輪と、転動体としての複数のころと、隣接するころの間隔を保持する保持器と、回転自在の外輪の両側に位置する側板とを備えたフォロア軸受において、前記側板と外輪との間のすべり接触するすべり面に、スラスト軸受を配置したことを特徴とする。
この発明によれば、外輪が軌道(トラック)上を転がり運動した際に、取付け誤差の影響により、軌道と外輪の外径との相対的な傾き、もしくは、使用上、誘起スラスト力が外輪端面を介して、側板に作用しても、そのスラスト力は、側板と外輪との間のすべり接触するすべり面に配置されたスラスト軸受によって受けるため、潤滑状態が悪くなったり、カジリ、摩耗、昇温の問題が発生したりすることを防止できる。
この発明の実施形態に係るフォロア軸受を示す部分縦断面図である。 図1の実施形態に係るフォロア軸受の一部を拡大して示す縦断面図である。 図1の実施形態に係るフォロア軸受に使用するスラスト軸受の保持器の正面図である。 図4のスラスト軸受の一部を拡大して示す縦断面図である。 従来のフォロア軸受を示す部分縦断面図である。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すフォロア軸受1は、内方部材としての軸2と、外方部材としての外輪3と、転動体としての複数のころ4と、隣接するころ4の間隔を保持する保持器5と、軸2および外輪3の間の隙間を密封する密封部材としての密封シール6と、ころ4の軸方向の移動を規制する側板7、8とを備える。
軸2の外側の一端部には、外径側に広がるつば部が一体に形成され、このつば部が側板7を構成している。軸2の外径面には、側板7から軸方向に順にころ4が当接する内側軌道面9、段差部10を介して圧入部11、微小な段差部12を介して取付部13が設けられている。取付部13の先端部には、ネジ部14が設けられている。前記側板8は、軸2の圧入部11の外径面に圧入固定されている。
前記軸2の中心には、外端面から取付部13に至る潤滑剤供給孔15が設けられている。この潤滑剤供給孔15は、内側軌道面9と取付部13の外径面に開放されている。
前記外輪3の外端面には、環状の外端凹部16、内端部に同様の内端凹部17が同軸状に設けられ、各凹部16、17に設けられたシール溝18、19に、前記密封シール6を構成する外端リップシール20及び内端リップシール21が装着されている。
前記側板7と外輪3の外端凹部16との間、側板8と外輪3の内端凹部との間には、それぞれスラスト軸受22、23が装着されている。
スラスト軸受22、23としては、スラストニードル軸受を使用することができる。
スラストニードル軸受は、例えば、図3及び図4に示すように、ポケット24aが円周方向に並ぶスラスト保持器24と、ポケット24a内に収容される針状ころ25とからなる。スラスト保持器24は、例えば、金属板を折り曲げ加工して形成されている。
前記側板7は、外端側に外端リップシール20が接触する段部7aを設けており、内側端面に、スラスト軸受22の軌道面7bを形成している。また、前記側板7の内側端面に、スラスト軸受22を収容する段部を設けている。
また、外輪3の外端面の環状の外端凹部16は、スラスト軸受22の軌道面を構成している。さらに、外輪3の内端面の環状凹部17は、スラスト軸受23の軌道面を構成している。
前記側板8は、内端側に内端リップシール21が接触する段部8aを設けている。また、前記側板8の外端面は、スラスト軸受23の軌道面8bを構成し、内径側にスラスト軸受23を収容する段部8cを設けている。
以上のように、外輪3は、軌道(トラック)上を転がり運動する。そして、取付け誤差の影響により、軌道と外輪3の外径との相対的な傾き、もしくは、使用上、誘起スラスト力が外輪3の端面を介して、側板7、8に作用したり、または、ころ4を介して側板7、8に作用したりしても、スラスト力は、側板7、8と外輪3との間のすべり接触するすべり面に配置されたスラスト軸受22、23によって受けるため、潤滑状態が悪くなったり、カジリ、摩耗、昇温の問題が発生したりすることを防止できる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 :フォロア軸受
2 :軸
3 :外輪
5 :保持器
6 :密封シール
7 :側板
7a :段部
7b :軌道面
8 :側板
8a :段部
8b :軌道面
8c :段部
9 :内側軌道面
10 :段差部
11 :圧入部
12 :段差部
13 :取付部
14 :ネジ部
15 :潤滑剤供給孔
16 :外端凹部
17 :内端凹部
18 :シール溝
19 :シール溝
20 :外端リップシール
21 :内端リップシール
22、23 :スラスト軸受
24 :スラスト保持器
24a :ポケット

Claims (3)

  1. 内方部材としての軸と、外方部材としての外輪と、転動体としての複数のころと、隣接するころの間隔を保持する保持器と、回転自在の外輪の両側に位置する側板とを備えたフォロア軸受において、前記側板と外輪との間のすべり接触するすべり面に、スラスト軸受を配置したことを特徴とするフォロア軸受。
  2. 前記スラスト軸受が、スラストニードル軸受である請求項1記載のフォロア軸受。
  3. 前記軸の中心に潤滑剤供給孔を設けている請求項1または2記載のフォロア軸受。
JP2017064515A 2017-03-29 2017-03-29 フォロア軸受 Pending JP2018168871A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102019112747A1 (de) * 2019-05-15 2020-11-19 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Radmodul mit einem wälzgelagerten Rad eines Stirnrad- oder Zugmittelgetriebes

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