JP2018153969A - 射出成形機の原料供給制御システム及び射出成形機の原料供給制御方法 - Google Patents

射出成形機の原料供給制御システム及び射出成形機の原料供給制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】原料の溶融不良を防止できると共に、原料が残存して滞留することによる原料の過加熱を抑制できること。
【解決手段】可塑化シリンダ12内でメインスクリュー13が回転することにより、可塑化シリンダ12内に供給された原料を可塑化して貯留部20に溶融状態で貯留させ射出する射出成形機11の原料供給制御システム10において、可塑化シリンダ12内に原料を、その供給量を変更可能に供給する原料供給フィーダ14と、可塑化シリンダ12の貯留部20に貯留される溶融状態の原料の圧力により後方へ移動するメインスクリュー13の後退位置を検出する後退位置検出センサ15と、この後退位置検出センサ15にて検出されたメインスクリュー13の後退位置に基づいて、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内に供給される原料の供給量を変更させるよう原料供給フィーダ14を制御する制御装置16と、を有するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、射出成形機の可塑化シリンダ内に原料を供給する射出成形機の原料供給制御システム及び射出成形機の原料供給制御方法に関する。
特許文献1及び2には、可塑化シリンダ内での原料の可塑化に伴い発生するガスを排出するためのガス抜き空隙を可塑化シリンダ内に常時形成しつつ、可塑化計量工程及び射出成形工程を実施する、ハングリー成形機能を備えた射出成形機が開示されている。
特開2011−88332号公報 特開2005−319813号公報
従来のハングリー成形機能を備えた射出成形機では、可塑化計量工程において、原料供給フィーダにより一定量の原料を可塑化シリンダ内に連続して供給(定量供給)する場合がある。また、可塑化計量工程では、原料の可塑化及び計量が進行すると可塑化シリンダ内でスクリューが後退し、このため、このスクリューの有効長(スクリューの軸方向長さのうちで原料の可塑化に供する長さ部分)が徐々に変化(減少)して、可塑化シリンダ内における原料の加熱時間が徐々に変化(短縮)してしまう。
このように可塑化シリンダ内で原料の加熱時間が徐々に短縮すると、この可塑化シリンダ内に連続して一定量供給される原料を可塑化することが十分にできなくなり、原料の溶融不良が引き起こされる場合がある。このため、可塑化計量工程の不安定さによる成形性の低下が引き起こされると同時に、可塑化シリンダ内でのガス抜き空隙の容積が十分に確保されなくなって、可塑化シリンダ内で発生したガスを機外へ確実に排出することが困難になる。この結果、このガスが、溶融状態の原料と共に成形型のキャビティ内に射出されることで、成形品に成形不良が発生する恐れがある。
また、可塑化シリンダ内に原料が連続して一定量供給されることで、可塑化計量工程の計量完了時には、可塑化シリンダ内に溶融不良の原料が多量に残存して滞留することになる。従って、その後に実施される射出成形工程及び次の可塑化計量工程において、可塑化シリンダ内に多量に残存して滞留した原料が加熱ヒータ等によって過加熱される場合がある。そして、この原料の過加熱により原料が熱分解等されて、成形品に外観不良等の不具合を引き起こす恐れがある。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、原料の溶融不良を防止できると共に、原料が残存して滞留することによる原料の過加熱を抑制できる射出成形機の原料供給制御システム及び射出成形機の原料供給制御方法を提供することにある。
本発明に係る射出成形機の原料供給制御システムは、可塑化シリンダ内でスクリューが回転することにより、前記可塑化シリンダ内に供給された原料を可塑化して、前記可塑化シリンダの前方の貯留部に溶融状態で貯留させ、射出する射出成形機の原料供給制御システムにおいて、前記可塑化シリンダ内に原料を、その供給量を変更可能に供給する原料供給手段と、前記可塑化シリンダの前記貯留部に貯留される溶融状態の原料の圧力により後方へ移動する前記スクリューの後退位置を検出する後退位置検出手段と、この後退位置検出手段にて検出された前記スクリューの後退位置に基づいて、前記原料供給手段から前記可塑化シリンダ内に供給される原料の供給量を変更させるよう前記原料供給手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とするものである。
また、本発明に係る射出成形機の原料供給制御方法は、可塑化シリンダ内でスクリューが回転することにより、前記可塑化シリンダ内に供給された原料を可塑化して、前記可塑化シリンダの前方の貯留部に溶融状態で貯留させ、射出する射出成形機の原料供給制御方法において、前記可塑化シリンダの前記貯留部に所定量の原料を計量して貯留させる可塑化計量工程で、前記貯留部内に溶融状態で貯留された原料の圧力により後方へ移動する前記スクリューの後退位置を検出し、前記可塑化シリンダ内に供給される原料の供給量を前記スクリューの後退位置に基づいて変更して、原料を供給することを特徴とするものである。
本発明によれば、可塑化シリンダ内でスクリューが後方へ移動(後退)すると、スクリューの有効長が変化して、可塑化シリンダ内で原料が可塑化される加熱時間が変化する。従って、スクリューが後退したときのスクリューの後退位置に基づいて、可塑化シリンダ内に供給される原料の供給量を変更させることで、スクリューの有効長の変化による原料の溶融不良を防止できる。
また、可塑化シリンダの貯留部に所定量の原料を計量して貯留させる可塑化計量工程の計量終期に、可塑化シリンダ内に供給される原料の供給量をゼロとする超飢餓供給を実施することで、可塑化シリンダ内に残存して滞留する原料の残留量を可能な限り減少できる。この結果、可塑化シリンダ内に原料が残存して滞留することによる原料の過加熱を抑制できる。
本発明に係る射出成形機の原料供給制御システムの第1実施形態を示し、ベント孔を備えた可塑化シリンダを断面状態で表した構成図。 図1の射出成形機が行なう可塑化計量工程における原料の可塑化状況を説明する説明図。 可塑化シリンダに供給される原料供給量とメインスクリューの後退位置との関係を示し、(A)は可変供給の場合を、(B)は定量供給の場合をそれぞれ示すグラフ。 本発明に係る射出成形機の原料供給制御システムの第2実施形態を示し、ベント孔を備えていない可塑化シリンダを断面状態で表した構成図。 図4の射出成形機が行なう可塑化計量工程における原料の可塑化状況を説明する説明図。 従来の射出成形機において、ベント孔を備えた可塑化シリンダ内に原料供給フィーダから一定量の原料を供給したときの原料の可塑化状況を説明する説明図。 従来の他の射出成形機において、ベント孔を備えていない可塑化シリンダ内に原料供給フィーダから一定量の原料を供給したときの原料の可塑化状況を説明する説明図。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。
[A]第1実施形態(図1〜図3)
図1は、本発明に係る射出成形機の原料供給制御システムの第1実施形態を示し、ベント孔を備えた可塑化シリンダを断面状態で表した構成図である。この図1に示す射出成形機の原料供給制御システム10は、可塑化シリンダ12及びメインスクリュー13を備え、供給された原料を可塑化して貯留し射出する射出成形機11と、この射出成形機11の可塑化シリンダ12内に原料を供給する原料供給手段としての原料供給フィーダ14と、射出成形機11のメインスクリュー13の後退位置を検出する後退位置検出手段としての後退位置検出センサ15と、原料供給フィーダ14を制御する制御手段としての制御装置16と、を有して構成される。
ここで、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12に供給される原料は、例えばポリカーボネート(PC)等の固体の熱可塑性樹脂であり、ペレット状や錠剤状、顆粒状に形成されている。
射出成形機11は、筒形状の可塑化シリンダ12内にメインスクリュー13が配設され、このメインスクリュー13がメイン駆動部17により軸回りに回転駆動される。また、可塑化シリンダ12には、後方側に、原料供給フィーダ14からの原料を可塑化シリンダ12内に供給するための原料供給口18が設置され、前方側に、可塑化シリンダ12内で可塑化されて溶融状態になった原料を貯留するための貯留部20が設けられる。可塑化シリンダ12の最先端には、貯留部20に連通して射出ノズル21が設置される。この射出ノズル21は、所定の成形品形状を有する、図示しない成形型(例えば金型)のキャビティに連通可能に構成される。
可塑化シリンダ12の外側には、加熱領域HEに加熱用ヒータ(不図示)が、保温領域HOに保温用ヒータ(不図示)がそれぞれ配置される。また、可塑化シリンダ12には、軸方向中央位置にベント孔22が形成されている。これにより、この可塑化シリンダ12を備えた射出成形機11がベント式射出成形機と称される。一方、メインスクリュー13の外周には、ブレード23がメインスクリュー13の軸方向の略全長に亘って螺旋状に設けられると共に、メインスクリュー13の軸方向中央位置に堰24が設けられる。
射出成形機11の可塑化計量工程において、原料供給フィーダ14から原料供給口18を経て可塑化シリンダ12内に供給された原料は、メイン駆動部17によりメインスクリュー13が軸回りに回転すると、このメインスクリュー13のブレード23の作用で前方へ移送される。原料は、上述のように可塑化シリンダ12内を移送される間に、主に加熱領域HEの加熱用ヒータにより加熱されて可塑化され、溶融状態となる。
この溶融状態の原料は、堰24を通過し、保温領域HOの保温用ヒータにより保温され、溶融状態に保持された状態で前方へ移送されて、貯留部20に貯留される。貯留部20内に所定量の原料が溶融状態で貯留された段階で、可塑化計量工程が完了する。上述の可塑化計量工程では、可塑化シリンダ12の貯留部20に貯留される溶融状態の原料の圧力によって、メインスクリュー13は、図2(A)、(B)及び(C)に示すように漸次後方へ移動(後退)する。
また、可塑化計量工程では、可塑化シリンダ12内での原料の可塑化に伴いガス(蒸気を含む)が発生する。本実施形態の射出成形機11は、可塑化シリンダ12内で発生するガスを排出するためのガス抜き空隙S1、S2を可塑化シリンダ12内に常時形成しつつ、可塑化シリンダ12内で原料を可塑化して溶融状態で貯留部20に貯留し、射出するハングリー成形機能を備えた射出成形機として構成される。このハングリー成形は、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内に供給される原料の供給量を、可塑化シリンダ12内で原料が満杯にならず、ガス抜き空隙S1、S2が形成されるように抑制した飢餓供給状態とすることで実現される。
可塑化シリンダ12の加熱領域HEにて発生したガスは、この可塑化シリンダ12の加熱領域HEに形成されるガス抜き空隙S1を通り、原料供給口18を経て原料供給フィーダ14から射出成形機11外へ排出される。また、可塑化シリンダ12の保温領域HOにて発生したガスは、この可塑化シリンダ12の保温領域HOに形成されるガス抜き空隙S2を通り、ベント孔22から射出成形機11外へ排出される。このように射出成形機11外へのガスの排出によって、ガスが射出成形工程(後述)において溶融状態の原料と共に成形型のキャビティ内へ導入されることが防止されて、成形品の成形不良(シルバーストリークやボイドなど)の発生が回避される。
また、射出成形機11の射出成形工程では、可塑化計量工程におけるメインスクリュー13の計量完了位置からメイン駆動部17がメインスクリュー13を前進させることで、貯留部20内に貯留された溶融状態の原料を、成形型のキャビティ内へ射出する。この射出成形機11の射出成形工程においては、メインスクリュー13の回転が停止状態にあり、可塑化シリンダ12内には、保温領域HO及び加熱領域HEに原料が残存して滞留した状態になっている。
図1に示す原料供給フィーダ14は、フィーダシリンダ30内にフィーダスクリュー31が配設され、このフィーダスクリュー31がフィーダ駆動部32により軸回りに回転駆動されて構成される。フィーダシリンダ32は、後端部に原料投入用のホッパ33が、前端部に供給筒34がそれぞれ設置され、供給筒34が可塑化シリンダ12の原料供給口18に接続される。フィーダ駆動部32の駆動によりフィーダスクリュー31が回転することで、ホッパ33からフィードシリンダ30内に投入された原料が前方へ移送されて、供給筒34から原料供給口18を経て可塑化シリンダ12内へ供給される。この原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内への原料の供給量は、フィーダ駆動部32がフィーダスクリュー31の回転数を変化させることで変更可能に構成される。
図1に示す後退位置検出センサ15は、メインスクリュー13の後退位置を検出する。つまり、射出成形機11の可塑化計量工程において可塑化シリンダ12の貯留部20に貯留される溶融状態の原料の圧力により、メインスクリュー13が図2(A)、(B)、(C)に示すように漸次後方へ移動(後退)する。このメインスクリュー13の最前進位置(図2(A))に対して後退した後退位置を後退位置検出センサ15が検出する。この後退位置検出センサ15による検出値は、スクリュー後退位置信号として制御装置16へ送信される。
図1に示す制御装置16は、可塑化計量工程において、メインスクリュー13を回転駆動させるメイン駆動部17からのスクリュー回転駆動信号、及び後退位置検出センサ15から送信されたスクリュー後退位置信号に基づいて、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内に供給される原料の供給量を、段階的にまたは連続的に変更させるように原料供給フィーダ14のフィーダ駆動部32を制御して、原料の可塑化シリンダ12への可変供給を実施する。
つまり、可塑化計量工程では、原料の可塑化が進行するにつれて、可塑化シリンダ12の貯留部20内に貯留される溶融状態の原料が増大すると、この貯留部20内の溶融状態の原料の圧力によってメインスクリュー13が徐々に後退する。これにより、メインスクリュー13のスクリュー有効長L(メインスクリュー13の軸方向長さのうちで原料の可塑化に供する長さ部分)が漸次変化(減少)し、可塑化シリンダ12内で原料が可塑化される加熱時間が徐々に変化(短縮)する。
このとき、図3(B)に示すように、可塑化計量工程の開始(メインスクリュー13の後退位置0)から計量完了時(メインスクリュー13の後退位置B)まで、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内に一定量(例えば一定量Y)の原料が連続して供給されると、可塑化シリンダ12内での原料の溶融不良と、可塑化シリンダ12内に原料が残存して滞留することによる原料の過加熱とが引き起こされてしまう。
即ち、図6に示すように、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内に一定量の原料が連続して供給される場合、メインスクリュー13が最前進位置(図6(A))にあるときには、メインスクリュー13のスクリュー有効長Lが十分に確保されて、原料の加熱時間も十分に確保される。このため、可塑化シリンダ12の加熱領域HEで原料は安定して可塑化されて溶融状態になり、この溶融状態の原料は、メインスクリュー13の堰24を通過して保温領域HOへ移送され、貯留部20内に貯留される。従って、この場合には、メインスクリュー13の隣接するブレード23間の溝内で原料が占める割合が増加しないので、可塑化シリンダ12の加熱領域HE、保温領域HOにそれぞれ形成されるガス抜き空隙S1、S2は十分な容積に保持される。そして、これらのガス抜き空隙S1、S2を通って、可塑化シリンダ12内で発生したガスが射出成形機11外へ排出される。
しかしながら、計量が進むに従ってメインスクリュー13が後退途中位置(例えば図6(B))に至ると、メインスクリュー13のスクリュー有効長Lが減少して原料の加熱時間が短縮する。このため、可塑化シリンダ12内の原料が可塑化され難くなって、メインスクリュー13の堰24を通って保温領域HOへ移送される溶融状態の原料が減少し、メインスクリュー13の隣接するブレード23間の溝内で原料が占める割合が増加する。従って、可塑化シリンダ12の加熱領域HE、保温領域HOにそれぞれ形成されるガス抜き空隙S1、S2のうち、特にガス抜き空隙S1の容積が減少して、このガス抜き空隙S1を通して、可塑化シリンダ12内で発生したガスが排出され難くなる。
メインスクリュー13が最後退位置(図6(C))に至ると、メインスクリュー13のスクリュー有効長Lが最も減少して原料の加熱時間が最も短縮し、原料は、可塑化シリンダ12の加熱領域HE内で可塑化不良(溶融不良)を引き起こす。この可塑化不良が成形性低下の一因になる。更に、上記可塑化不良によって、メインスクリュー13の堰24を通って保温領域HOへ移送される溶融状態の原料が更に減少して、メインスクリュー13の隣接するブレード23間の溝内で原料が占める割合が最も高くなる。このメインスクリュー13の溝内に占める原料の割合が高くなることで、可塑化シリンダ12の加熱領域HE、保温領域HOにそれぞれ形成されるガス抜き空隙S1、S2のうち、ガス抜き空隙S1の容積が極めて減少して、可塑化シリンダ12内で発生したガスは、ガス抜き空隙S1を経て原料供給フィーダ14から射出成形機11外へ排出され難くなる。
また、可塑化計量工程の開始から計量完了時までの間、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内に一定量の原料が連続して供給されると、可塑化計量工程の計量完了時に、可塑化シリンダ12の加熱領域HEに残存して滞留する原料が増加する。これにより、この多量の原料が加熱領域HEの加熱用ヒータにより過大に加熱されて熱分解等を引き起こす恐れもある。
これに対し、本実施形態では、図1及び図2に示すように、可塑化計量工程において、後退位置検出センサ15が、メインスクリュー13の最前進位置に対する後退位置を検出し、制御装置16は、メインスクリュー13の最前進位置に対する後退位置の変化によるメインスクリュー13のスクリュー有効長Lの変化(減少)に基づいて、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内に供給される原料の供給量を段階的または連続的に変更(減少)させるよう、原料供給フィーダ14のフィーダ駆動部32を制御している。
例えば、図3(A)に示すように、制御装置16は、可塑化計量工程の開始(メインスクリュー13の後退位置0)からメインスクリュー13の任意の第1後退位置A1までは、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内に第1段設定量X1の原料を例えば連続して供給させる。また、制御装置16は、メインスクリュー13の第1後退位置A1から任意の第2後退位置A2までは、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内に第2段設定量X2(X2<X1)の原料を例えば連続して供給させる。更に、制御装置16は、メインスクリュー13の第2後退位置A2から計量完了位置(メインスクリュー13の第3後退位置A3)までは、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内に供給される原料をゼロ(超飢餓供給)に制御している。
なお、この図3(A)に示す制御は一例であり、可塑化計量工程の開始(メインスクリュー13の後退位置0)からメインスクリュー13の第2後退位置A2までに、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内への原料供給量を、2回以上の複数回段階的に順次減少させて、または連続的に漸次減少させてそれぞれ制御してもよい。
制御装置16が図3(A)に示す原料供給制御を実行する場合、図1及び図2に示すように、制御装置16は、可塑化計量工程の開始時(即ち、図2(A)に示すようにメインスクリュー13が最前進位置にあるとき)には、メイン駆動部17からのスクリュー回転駆動信号に基づいて、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内に第1段設定量X1(図3(A))の原料を供給させるように、原料供給フィーダ14のフィーダ駆動部32を制御する。上記第1段設定量X1の原料供給量は、メインスクリュー13の最前進位置から第1後退位置A1までにおいてメインスクリュー13の有効長Lが変化(減少)しても、この範囲のスクリュー有効長Lの変化に相関して変化する原料加熱時間で、原料が十分に可塑化されて溶融状態になり得る原料供給量である。
従って、例えば図2(A)に示すように、可塑化シリンダ12の加熱領域HEで原料は安定して可塑化されて溶融状態になり、この溶融状態の原料は、メインスクリュー13の堰24を通過して保温領域HOへ移送され、貯留部20内に貯留される。このため、メインスクリュー13の隣接するブレード23間の溝内で原料が占める割合が増加しないので、可塑化シリンダ12の加熱領域HE、保温領域HOにそれぞれ形成されるガス抜き空隙S1、S2は十分な容積に保持される。この結果、原料の可塑化に伴い発生したガスは、可塑化シリンダ12の加熱領域HEでは、ガス抜き空隙S1を通り原料供給口18を経て原料供給フィーダ14から射出成形機11外へ良好に排出される。また、可塑化シリンダ12の保温領域HOに発生した上記ガスは、ガス抜き空隙S2を通り可塑化シリンダ12のベント孔22を経て射出成形機11外へ排出される。
その後計量が進行して、メインスクリュー13が図3(A)に示す第1後退位置A1に後退したときに、図1に示す制御装置16は、このとき後退位置検出センサ15から送信されたスクリュー後退位置信号に基づいて、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内に第2段設定量X2の原料を供給させるように、原料供給フィーダ14のフィーダ駆動部32を制御する。この第2段設定量X2の原料供給量は、メインスクリュー13の第1段後退位置A1から第2段後退位置A2までにおいてメインスクリュー13のスクリュー有効長Lが更に変化(減少)しても、この範囲のスクリュー有効長Lの変化に相関して変化する原料加熱時間で、原料が十分に可塑化されて溶融状態になり得る原料供給量である。
従って、この場合も、例えば図2(B)に示すように、可塑化シリンダ12の加熱領域HEで原料は安定して可塑化されて溶融状態になり、この溶融状態の原料は、メインスクリュー13の堰24を通過して保温領域HOへ移送され、貯留部20内に貯留される。
このため、メインスクリュー13の隣接するブレード23間の溝内で原料が占める割合が増加しないので、可塑化シリンダ12の加熱領域HE、保温領域HOにそれぞれ形成されるガス抜き空隙S1、S2は十分な容積に保持される。この結果、原料の可塑化に伴い発生したガスは、可塑化シリンダ12の加熱領域HEでは、ガス抜き空隙S1を通り原料供給口18を経て原料供給フィーダ14から射出成形機11外へ良好に排出される。また、可塑化シリンダ12の保温領域HOに発生した上記ガスは、ガス抜き空隙S2を通り可塑化シリンダ12のベント孔22を経て射出成形機11外へ排出される。
可塑化計量工程の計量終期においては、図3(A)に示す計量完了位置(メインスクリュー13の第3後退位置A3)の手前の第2後退位置A2にメインスクリュー13が後退したとき、図1に示す制御装置16は、このときに後退位置検出センサ15から送信されたスクリュー後退位置信号に基づいて、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内に供給される原料供給量をゼロとして、超飢餓供給を実施する。メインスクリュー13の第2後退位置A2から第3後退位置A3(計量完了位置)までの間で、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内への原料の供給が停止されることで、例えば図2(C)に示すように、可塑化計量工程の計量完了時に可塑化シリンダ12内に残存して滞留する原料の残留量を可能な限り減少させることが可能になる。
可塑化計量工程の終了後、メインスクリュー13がメイン駆動部17により前進されて可塑化シリンダ12の貯留部20内の溶融状態の原料を成形型のキャビティ内へ射出する射出成形工程が実施される。そして、その後再び、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内に原料が供給されて可塑化計量工程が実施される。上述のように可塑化計量工程の計量完了時に可塑化シリンダ12内に残存して滞留する原料の残留量が減少することで、その後の射出成形工程及び次の可塑化計量工程において、可塑化シリンダ12における加熱領域HEの加熱用ヒータ及び保温領域HOの保温用ヒータによって、残存して滞留した多量の原料が過加熱されることが抑制される。
以上のように構成されたことから、本第1実施形態によれば、次の効果(1)及び(2)を奏する。
(1)図1及び図2に示すように、可塑化計量工程において可塑化シリンダ12内でメインスクリュー13が後方へ移動(後退)すると、このメインスクリュー13のスクリュー有効長Lが変化(減少)して、可塑化シリンダ12内で原料が可塑化される加熱時間が変化(短縮)する。従って、制御装置16は、メインスクリュー13が後退したときに後退位置検出センサ15により検出されたメインスクリュー13の後退位置に基づいて、つまりメインスクリュー13のスクリュー有効長Lに基づいて、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ12内に供給される原料の供給量を変更(減少)させる。
これにより、可塑化シリンダ12内には、可塑化されて溶融状態になり得る量の原料が供給されることになるので、メインスクリュー13のスクリュー有効長Lの変化による原料の溶融不良を防止できる。この結果、可塑化計量工程の不安定さによる成形性の低下を防止できる。更に、原料の溶融不良の防止によって、可塑化シリンダ12内にガス抜き空隙S1、S2が良好に確保されて、可塑化シリンダ12内で発生したガスをガス抜き空隙S1から原料供給フィーダ14を経て射出成形機11外へ、ガス抜き空隙S2からベント孔22を経て射出成形機11外へ良好に排出させることができる。このため、ガスの混入による成形品の成形不良を回避できる。
(2)可塑化シリンダ12の貯留部20に所定量の原料を計量して貯留させる可塑化計量工程の計量終期に、可塑化シリンダ12内に供給される原料の供給をゼロとする超飢餓供給を実施することで、可塑化シリンダ12内に残存して滞留する原料の残留量を可能な限り減少できる。この結果、可塑化シリンダ12の貯留部20に溶融状態で貯留した原料を成形型へ射出する射出成形工程とその後に実施される次の可塑化計量工程において、可塑化シリンダ12内に原料が残存して滞留することによって、加熱用ヒータ及び保温用ヒータにより原料が過加熱されることを抑制できる。
[B]第2実施形態(図4、図5)
図4は、本発明に係る射出成形機の原料供給制御システムの第2実施形態を示し、ベント孔を備えていない可塑化シリンダを断面状態で表した構成図である。この第2実施形態において、第1実施形態と同様な部分については、第1実施形態と同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本第2実施形態の射出成形機の原料供給制御システム40が前記第1実施形態と異なる点は、射出成形機41が、可塑化シリンダ42にベント孔を備えず、メインスクリュー43に堰を備えないノンベント式の射出成形機として構成された点である。
更に、この射出成形機41は、可塑化計量工程において可塑化シリンダ42内で発生するガスを排出するためのガス抜き空隙S1のみを可塑化シリンダ42内に常時形成しつつ、原料を可塑化するハングリー成形機能を有する射出成形機である。また、可塑化シリンダ42の外側には、略全長に亘って加熱領域HEが設けられ、この加熱領域HEに加熱用ヒータが配置されている。
この射出成形機41においても、図5に示すように、可塑化計量工程において原料の可塑化が進行すると、メインスクリュー43が後退してメインスクリュー43のスクリュー有効長Lが漸次変化(減少)するため、原料の加熱時間が徐々に変化(短縮)する。このとき、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ42内に供給される原料の供給量が、図3(B)に示すように変化せず一定量(例えば一定量Y)であると、メインスクリュー43の後退途中位置(図7(B))及び最後退位置(図7(C))において原料の加熱時間が不充分となることで、原料が可塑化され難くなって、溶融不良が引き起こされる。
この場合には、メインスクリュー43の隣接するブレード23間の溝内に占める原料の割合が増加して、ガス抜き空隙S1の容積が減少し、可塑化シリンダ42内で発生したガスがガス抜き空隙S1を通して原料供給フィーダ14から射出成形機41外へ排出され難くなってしまう。更に、可塑化計量工程の計量完了時に可塑化シリンダ42内に残存して滞留する原料の残留量が増加することで、この多量の原料が加熱用ヒータにより過加熱されてしまう。
これに対し、本第2実施形態においても、図4に示す制御装置16は、後退位置検出センサ15が検出したメインスクリュー43の最前進位置に対する後退位置の変化によるメインスクリュー43のスクリュー有効長Lの変化(減少)に基づいて、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ42内に供給される原料の供給量を、例えば図3(A)に示すように段階的に順次減少させるよう変更、または連続的に漸次減少させるように変更すべく、原料供給フィーダ14のフィーダ駆動部32を制御する。
このように、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ42内への原料の供給量がメインスクリュー43のスクリュー有効長Lの変化(減少)に基づいて変更されることで、可塑化シリンダ42内に供給される原料は、メインスクリュー43のスクリュー有効長Lの変化に相関して変化する原料の加熱時間で、十分に可塑化されて溶融状態になり得る供給量となる。このため、図5(A)に示すようにメインスクリュー43が最前進位置にある場合にも、図5(B)に示すようにメインスクリュー43が後退途中位置にある場合にも、可塑化シリンダ43内に供給された原料は、安定して可塑化されて溶融状態になり、この溶融状態の原料は貯留部20に貯留される。
従って、メインスクリュー43の隣接するブレード23間の溝内で原料が占める割合が増加しないので、可塑化シリンダ42内に形成されるガス抜き空隙S1が十分な容積に保持されて、可塑化シリンダ42内で発生するガスは、ガス抜き空隙S1を経て原料供給フィーダ14から射出成形機41外へ良好に排出される。
更に、可塑化計量工程の終期においては、計量完了時のメインスクリュー43の後退位置A3(図3(A))の手前の後退位置A2で、原料供給フィーダ14から可塑化シリンダ42内への原料の供給が停止されることで超飢餓供給となる。これにより、図5(C)に示すように、可塑化計量工程の計量完了時に可塑化シリンダ42内に残存して滞留する原料の残留量が可能な限り減少する。このため、その後に実施される射出成形工程、及びこれに続く次の可塑化計量工程において、多量の原料が可塑化シリンダ42内に残存して滞留したことによる原料の過加熱が抑制される。
以上のように構成されたことから、本第2実施形態においても、前記第1実施形態の効果(1)及び(2)と同様に、メインスクリュー43の後退位置の変化に相関して変化するメインスクリュー43のスクリュー有効長Lの変化による原料の溶融不良を防止できる。この結果、可塑化計量工程の不安定さによる成形性の低下を防止できる。更に、原料の溶融不良の防止によって、可塑化シリンダ42内のガス抜き空隙S1の容積が十分に確保されて、可塑化シリンダ42内で発生したガスを射出成形機41外へ良好に排出でき、成形品の成形不良を回避できる。更に、可塑化計量工程の終期に超飢餓供給が実施されることで、可塑化シリンダ42内に残存して滞留する原料の残留量を減少できる。この結果、射出成形工程及びその後に実施される次の可塑化計量工程において加熱ヒータによる原料の過加熱を抑制できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行なうことができ、また、それらの置き換えや変更は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、第1及び第2実施形態では、射出成形機11、41がハングリー成形機能を備えた射出成形機の場合を述べたが、可塑化シリンダ12、42内にガス抜き空隙S1、S2を形成しない通常の射出成形機に本発明を適用してもよい。
10…原料供給制御システム、11…射出成形機、12…可塑化シリンダ、13…メインスクリュー、14…原料供給フィーダ(原料供給手段)、15…後退位置検出センサ(後退位置検出手段)、16…制御装置(制御手段)、20…貯留部、32…フィーダ駆動部、40…原料供給制御システム、41…射出成形機、42…可塑化シリンダ、43…メインスクリュー、L…スクリュー有効長、S1、S2…ガス抜き空隙。

Claims (3)

  1. 可塑化シリンダ内でスクリューが回転することにより、前記可塑化シリンダ内に供給された原料を可塑化して、前記可塑化シリンダの前方の貯留部に溶融状態で貯留させ、射出する射出成形機の原料供給制御システムにおいて、
    前記可塑化シリンダ内に原料を、その供給量を変更可能に供給する原料供給手段と、
    前記可塑化シリンダの前記貯留部に貯留される溶融状態の原料の圧力により後方へ移動する前記スクリューの後退位置を検出する後退位置検出手段と、
    この後退位置検出手段にて検出された前記スクリューの後退位置に基づいて、前記原料供給手段から前記可塑化シリンダ内に供給される原料の供給量を変更させるよう前記原料供給手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする射出成形機の原料供給制御システム。
  2. 前記射出成形機は、可塑化シリンダ内での原料の可塑化に伴い発生するガスを排出するためのガス抜き用空隙を前記可塑化シリンダ内に常時形成しつつ、前記可塑化シリンダ内で原料を可塑化して溶融状態で貯留部に貯留し、射出するハングリー成形機能を備えた射出成形機であることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の原料供給制御システム。
  3. 可塑化シリンダ内でスクリューが回転することにより、前記可塑化シリンダ内に供給された原料を可塑化して、前記可塑化シリンダの前方の貯留部に溶融状態で貯留させ、射出する射出成形機の原料供給制御方法において、
    前記可塑化シリンダの前記貯留部に所定量の原料を計量して貯留させる可塑化計量工程で、前記貯留部内に溶融状態で貯留された原料の圧力により後方へ移動する前記スクリューの後退位置を検出し、前記可塑化シリンダ内に供給される原料の供給量を前記スクリューの後退位置に基づいて変更して、原料を供給することを特徴とする射出成形機の原料供給制御方法。
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