JP2018151923A - 商品販売支援システム - Google Patents

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浩之 日戸
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浩之 日戸
靖夫 木村
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靖夫 木村
大介 谷山
Daisuke Taniyama
大介 谷山
仁美 稲垣
Hitomi Inagaki
仁美 稲垣
啓介 水之浦
Keisuke Mizunoura
啓介 水之浦
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典明 日野
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Abstract

【課題】小売店舗の出店や運営を効率的に行い、顧客に対して付加価値の高い購買環境を提供する。【解決手段】顧客情報および商品情報を管理する商品販売支援サーバ10と、これと通信可能な仮想店舗装置20と、これに接続され、店舗以外の場所に設置されたディスプレイ204とを有し、仮想店舗装置20は、ディスプレイ204に近付いた顧客が保有する顧客端末50と通信を行い、顧客の識別情報および属性情報を取得して商品販売支援サーバ10に送信し、商品販売支援サーバ10は、顧客の識別情報および属性情報に基づいて、顧客に販売する商品と棚割情報を設定して仮想店舗装置20に送信し、仮想店舗装置20は、商品販売支援サーバ10から受信した棚割情報に基づいて、ディスプレイ204に顧客に販売する商品を表示し、顧客から指定された商品に係る購買の注文を受け付ける。【選択図】図1

Description

本発明は、商品販売の技術に関し、特に、食品や日用品等の小売業務を支援する商品販売支援システムに適用して有効な技術に関するものである。
現在では、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等、消費者が食品や日用品等の多様な商品を手軽に購買できるようにする小売店が多数出店されており、利便性が向上している。
消費者が日用品等を購買する際の利便性は向上しているが、それでも、例えば多忙であったり、地域によっては通勤通学経路上や近隣にコンビニエンスストア等の店舗がなかったり等により、店舗に立ち寄って購買することが困難な場合もある。広く普及しているネット通販やEC(Electronic Commerce)を利用することも可能ではあるが、比較的少額の日用品や食品等については、その商品特性や主な購買層の特性(例えば、高齢者や訪日外国人も含まれる)から、実店舗で商品の内容や価格を確認した上での購買が未だ主流であるといえる。消費者等の顧客には、日常生活の中でこのような商品を効率的に購買できる機会や場をより多く提供してもらいたいというニーズがあるといえる。
また、特に、日常的に使用し購買を繰り返すような消耗品や食材等の商品については、都度購買を行わなくても、可能な限り自動的に補充してもらいたいというニーズもある。
一方、店舗側としては、コンビニエンスストア等の店舗をより多く出店することが考えられるが、特に都市部では出店用地の確保が容易ではない場合も多く、実店舗の出店拡大には限界があるといえる。また、アルバイト等の従業員の人手不足の課題もあり、少ない人手で効率的に出店したいというニーズがあるといえる。
そこで本発明の目的は、小売店舗の出店や運営を効率的に行い、顧客に対して付加価値の高い購買環境を提供することを可能とする商品販売支援システムを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態による商品販売支援システムは、商品の販売を支援する商品販売支援システムであって、顧客情報および商品情報を管理する商品販売支援装置と、前記商品販売支援装置と通信可能な仮想店舗装置と、前記仮想店舗装置に接続され、店舗以外の場所に設置されたディスプレイと、を有するものである。
そして、前記仮想店舗装置は、前記ディスプレイに近付いた顧客が保有する情報処理端末と通信を行い、前記顧客の識別情報および属性情報を取得して前記商品販売支援装置に送信し、前記商品販売支援装置は、前記仮想店舗装置から受信した前記顧客の識別情報および属性情報に基づいて、前記顧客に販売する商品と棚割情報を設定して前記仮想店舗装置に送信し、前記仮想店舗装置は、前記商品販売支援装置から受信した前記顧客に販売する商品と棚割情報に基づいて、前記ディスプレイに前記顧客に販売する商品を表示し、前記顧客から指定された商品に係る購買の注文を受け付ける。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、本発明の代表的な実施の形態によれば、小売店舗の出店や運営を効率的に行い、顧客に対して付加価値の高い購買環境を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態1である商品販売支援システムの構成例について概要を示した図である。 本発明の実施の形態2である商品販売支援システムの構成例について概要を示した図である。 本発明の実施の形態3である商品販売支援システムの構成例について概要を示した図である。 本発明の実施の形態4である商品販売支援システムの構成例について概要を示した図である。 本発明の実施の形態5である商品販売支援システムの構成例について概要を示した図である。 本発明の実施の形態6である商品販売支援システムの構成例について概要を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。一方で、ある図において符号を付して説明した部位について、他の図の説明の際に再度の図示はしないが同一の符号を付して言及する場合がある。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1である商品販売支援システムは、例えば、仕事と子育てを両立しているワーキングマザー等、コンビニエンスストア等の実店舗に立ち寄ることも困難なほど多忙な顧客に対して、効率的な購買の機会を提供するとともに、店舗側に対して都市部等における出店余地を拡大することを可能とする情報処理システムである。具体的には、例えば、駅構内やオフィス内の壁面やガラス面等にディスプレイを設置し、商品画像を表示するとともに、タッチパネル等の入力機能を介して注文を受け付けることができる仮想店舗を実現する。注文した商品は、例えば、通勤先のオフィスや帰宅先の自宅等に配送されるよう手配する。
図1は、本発明の実施の形態1である商品販売支援システムの構成例について概要を示した図である。本実施の形態の商品販売支援システム1は、例えば、各所において仮想店舗2aを実現する仮想店舗装置20(およびディスプレイ204)が、それぞれ、インターネット等のネットワーク40を介して商品販売支援サーバ10に接続される構成を有する。
仮想店舗2aは、上述したように、例えば、駅構内(図中の例ではホーム)や、オフィス内(図中の例ではエントランスの壁面)に設置されたディスプレイ204に、仮想的に商品陳列棚(図中の例では格子状の枠)を表示し、そこに表示された商品を顧客(すなわち駅の利用客やオフィスで勤務する従業員等)が直接注文して購買することができる環境を提供する。ディスプレイ204の設置場所、すなわち仮想店舗2aの出店場所は、ディスプレイ204が設置できる場所であれば特に限定されない。天候の影響を受けない屋内である方が望ましいが、ディスプレイ204が防水・防塵性能を有する場合には屋外であってもよい。
図中の仮想店舗2aの例では、ディスプレイ204は1つもしくは複数の平面(薄型)ディスプレイにより構成されているが、ディスプレイ204の形状や構成、映像表示方式等は特に限定されない。例えば、プロジェクタのように壁面等に映像を投写するものであってもよいし、ホログラムのように壁面等に対してではなく空間中に立体映像を表示するようなものであってもよい。
また、ディスプレイ204は、顧客による商品の詳細情報の表示要求や注文内容の入力等を受け付けるためのタッチパネルその他の入力機能を有している。タッチパネル機能を実装できないディスプレイ204の場合は、例えば、図示しないマウスやボタン、レーザポインタ等のポインティングデバイスや各種センサ等のデバイスを用いてもよい。また、図示しない1つもしくは複数のスピーカ等の音声出力デバイスを有していてもよい。
各仮想店舗2aに設置されたディスプレイ204は、仮想店舗装置20に接続されて制御される。仮想店舗装置20は、例えば、PC(Personal Computer)等の汎用の情報処理装置により構成され、図示しないCPU(Central Processing Unit)により、HDD(Hard Disk Drive)等の記録装置からメモリ上に展開したOS(Operating System)やDBMS(DataBase Management System)等のミドルウェアや、その上で稼働するソフトウェアを実行することで、仮想店舗2aの実現に係る後述する各種機能を実現する。
仮想店舗装置20は、例えば、ソフトウェアとして実装された制御部201、入出力部202、および通信部203等の各部を有する。制御部201は、仮想店舗装置20全体の動作、すなわち、ネットワーク40を介した商品販売支援サーバ10との間の情報の授受と、ディスプレイ204上で実現されるユーザインタフェースによる仮想的な商品陳列棚の提供を制御する機能を有する。
入出力部202は、ディスプレイ204に仮想的な商品陳列棚や商品を表示する出力機能を有するとともに、図示しないポインティングデバイス等を介して顧客からの商品購買の注文を受け付ける入力機能を有する。商品の購買を成立させるためには、商品の配送先の指定や決済等の処理を行うことも必要となる。これらの項目については、例えば、その場でディスプレイ204に表示されたソフトウェアキーボード等を利用して入力するようにしてもよい。もしくは、顧客によるディスプレイ204の占有時間が長くならないよう、予め商品販売支援サーバ10に登録してある配送先や決済方法を自動的に用いるようにしてもよい。
ディスプレイ204に表示する商品陳列棚および商品の内容は、前に立った顧客の識別情報(予め登録したユーザID等)や属性情報(年齢、性別等)を取得して、動的にパーソナライズするようにしてもよい。パーソナライズされた商品陳列棚や商品を表示するため、例えば、ディスプレイ204を一定領域毎に区切り、各領域内においてそれぞれ前に立つ顧客にパーソナライズされた商品陳列棚や商品を表示するようにしてもよい。その場合、ディスプレイ204の表面に偏光フィルム等ののぞき見防止用部材を設けるようにしてもよい。
通信部203は、ネットワーク40を介して商品販売支援サーバ10との間で通信を行う機能、および顧客が保有するスマートフォンやウェアラブルデバイス等の情報処理端末からなる顧客端末50との間で無線通信を行う機能を有する。無線通信の機能は、例えば、Bluetooth(登録商標)やBLE(Bluetooth Low Energy)、WiFi(登録商標)等の各種の近距離無線通信手段を用いることができる。例えば、図示しないアンテナ装置や発信機等をディスプレイ204の近傍に設置することで、顧客端末50との間での無線通信のセッションの確立により、ディスプレイ204への顧客の接近を検知することができる。このとき、顧客端末50から顧客の識別情報や属性情報を取得して、商品販売支援サーバ10に送信するようにしてもよい。なお、顧客端末50には、仮想店舗2aでの購買を行うための図示しない専用のアプリケーションが導入されていてもよい。
商品販売支援サーバ10は、複数の仮想店舗2aを一元的に管理するサーバシステムであり、例えば、サーバ機器やクラウドコンピューティングサービス上に構築された仮想サーバ等により構成される。そして、図示しないCPUにより、HDD等の記録装置からメモリ上に展開したOSやDBMS、Webサーバプログラム等のミドルウェアや、その上で稼働するソフトウェアを実行することで、仮想店舗2aの実現に係る後述する各種機能を実現する。
商品販売支援サーバ10は、例えば、ソフトウェアとして実装された顧客管理部101、仮想店舗管理部102、棚割管理部103、受注処理部104、および配送処理部105等の各部を有する。また、データベースとして実装された顧客マスタデータベース(DB)106、仮想店舗マスタDB107、商品マスタDB108、在庫管理DB109、および受注管理DB110等の各テーブルを有する。
顧客管理部101は、本実施の形態の仮想店舗2aにおいて購買することができる顧客の情報を顧客マスタDB106に登録して管理する機能を有する。仮想店舗2aにおいて購買することを希望する顧客(ユーザ)は、例えば、予め、自身の顧客端末50等を利用して、商品販売支援サーバ10上の図示しないWebサーバプログラム等を介して顧客管理部101にアクセスし、顧客登録(ユーザ登録)をしておくようにしてもよい。また、仮想店舗2aでの購買時に、ディスプレイ204を介して顧客登録を行えるようにしてもよい。顧客に関連付けて、例えば、顧客の属性情報や配送先、決済方法等の情報を登録できるようにすることで、購買の都度これらの情報を指定する負荷を削減するとともに、パーソナライズされた商品陳列棚や商品を仮想店舗2aのディスプレイ204に表示させることも可能となる。
仮想店舗管理部102は、各仮想店舗2aの情報を管理するとともに、仮想店舗装置20との間の情報の授受に係るインタフェースの機能を有する。出店されている仮想店舗2aに係る情報は、仮想店舗マスタDB107に登録される。登録情報には、例えば、仮想店舗2aのロケーションや設置施設のタイプ、ディスプレイ204のタイプや大きさ等の各種の情報が含まれ得る。
棚割管理部103は、各仮想店舗2aのディスプレイ204に表示する商品陳列棚およびこれに配置される各商品の組み合わせと配置位置の情報からなるいわゆる棚割の情報を管理する機能を有する。CMや販促情報等の広告コンテンツの表示に係る情報が含まれていてもよい。棚割情報は、例えば、商品マスタDB108に登録された商品の情報と、在庫管理DB109に登録された商品毎の在庫の情報とに基づいて、棚割管理部103が自動的に生成する。もしくは、棚割情報が記録されたファイルを管理者等が手動でアップロードし、図示しないデータベースに登録するようにしてもよい。仮想店舗2aにおいて商品陳列棚に配置する商品の在庫の情報は、在庫管理DB109に記録されて管理されるが、実際の在庫は、例えば、対象地域における配送拠点の倉庫等の在庫を基礎としてもよいし、対象の顧客の希望配送先の付近の実店舗の在庫を基礎としてもよい。
棚割情報は、さらに、例えば、各仮想店舗2aのロケーションの特性や時間帯等に基づいてローカライズされ、もしくは、その時点でディスプレイ204の前に所在する顧客の属性情報等に基づいてパーソナライズされた形で生成するようにしてもよい。生成された棚割情報は、例えば、仮想店舗管理部102により、対応する仮想店舗2aの仮想店舗装置20に送信され、入出力部202によりディスプレイ204に表示される。
受注処理部104は、仮想店舗2aにおいて顧客から受けた商品購買に係る注文を、仮想店舗管理部102を介して受け付けて、決済と併せてこれを処理する機能を有する。また、配送処理部105は、受け付けた注文について、対象の商品の在庫を保有する倉庫や店舗等に対して配送の指示を行う機能を有する。受け付けた注文の内容は受注管理DB110に記録する。顧客の決済手段は特に限定されず、代引や銀行振込、クレジットカード、電子マネー、ポイント、クーポン、仮想通貨等、各種の決済手段を顧客の選択に基づいて適宜用いることができる。
以上に説明したように、本発明の実施の形態1である商品販売支援システム1によれば、例えば、駅構内やオフィス内の壁面やガラス面等にディスプレイ204を設置し、商品画像を表示するとともに、タッチパネル等の入力機能を介して注文を受け付ける仮想店舗2aを実現することができる。
(実施の形態2)
上述の実施の形態1では、仮想店舗2aのディスプレイ204の前に立った顧客の属性情報等に基づいてパーソナライズされた商品陳列棚を表示することができる旨を示した。本発明の実施の形態2である商品販売支援システムは、仮想店舗2aに限らず実店舗での販売の場合も含めて、顧客毎の属性情報や購買タイミング(時間帯や天候等)等に応じて、商品の価格自体を動的に最適化(ダイナミックプライシング)して提示することで、顧客に対してさらなる付加価値を提供することを可能とする。
図2は、本発明の実施の形態2である商品販売支援システムの構成例について概要を示した図である。本実施の形態の商品販売支援システム1は、上述の実施の形態1と同様に、例えば、各地に所在する店舗2bに設置された店舗装置21が、それぞれ、ネットワーク40を介して商品販売支援サーバ11に接続される構成を有する。本実施の形態では、実際の店舗2bにおける商品の販売を例として説明するが、上述したように、本実施の形態は、実施の形態1で示した仮想店舗2aにおいても適用することが可能である。
店舗装置21は、例えば、PC等の汎用の情報処理装置により構成され、図示しないCPUにより、HDD等の記録装置からメモリ上に展開したOSやDBMS等のミドルウェアや、その上で稼働するソフトウェアを実行することで、店舗2bの運営に係る後述する各種機能を実現する。
店舗装置21は、例えば、ソフトウェアとして実装された制御部211、表示部212、および通信部213等の各部を有する。表示部212には、店舗2bに来店した顧客に対して提供する情報を表示するためのディスプレイ214が接続されている。ディスプレイ214は、例えば、商品陳列棚215の付近に設置されており、表示部212は、商品陳列棚215に陳列された商品に係る広告や販促情報、価格情報等をディスプレイ214に表示する。なお、ディスプレイ214の形状や構成、映像表示方式等は特に限定されない。
制御部211は、店舗装置21全体の動作、すなわち、ネットワーク40を介した商品販売支援サーバ11との間の情報の授受と、ディスプレイ214や顧客端末50への商品に係る情報の表示を行う機能を有する。通信部213は、ネットワーク40を介して商品販売支援サーバ11との間で通信を行う機能、および顧客が保有する顧客端末50との間で無線通信を行う機能を有する。例えば、図示しないアンテナ装置や発信機等を商品陳列棚215(商品陳列棚215内の各棚の単位を対象とする場合も含む)の近傍に設置することで、顧客端末50との間での無線通信のセッションの確立により、商品陳列棚215への顧客の接近を検知することができる。このとき、顧客端末50から顧客の識別情報や属性情報を取得して、商品販売支援サーバ11に送信する。
通常時において、例えば、制御部211は、商品陳列棚215に陳列されている商品についての一般的な広告や販促情報、価格情報等を商品販売支援サーバ11から取得し、これを表示部212を介してディスプレイ214に表示する。この価格情報等は、例えば、商品販売支援サーバ11において、AI(Artificial Intelligence)により時間帯や天候、売れ筋商品の傾向、在庫状況等の変数を考慮して定期的(例えば1時間毎)に計算・設定される。
そして、顧客端末50を保有する顧客が商品陳列棚215に近付いた場合、店舗装置21はこれを検知して、対象の商品陳列棚215に陳列された商品に係る詳細情報(例えば、野菜の収穫日や魚の水揚日、産地等)を商品販売支援サーバ11から取得する。取得した情報は、顧客からの要求によりいつでも顧客端末50に表示することができる。表示された特定の農場の野菜や市場の魚に対する購買の予約を受け付けることができるようにしてもよい。
また、対象の商品陳列棚215に陳列された商品について、図示するように、対象の顧客に固有の割引価格の情報を顧客端末50に表示するようにしてもよい。店舗2bの出入口付近に図示しないアンテナ装置や発信機等を設置して、顧客(顧客端末50)の入店を検知し、店舗2bにおいて有効なお買い得商品の推奨やキャンペーン情報、クーポン等の情報を顧客端末50に表示するようにしてもよい。
商品販売支援サーバ11は、例えば、サーバ機器やクラウドコンピューティングサービス上に構築された仮想サーバ等により構成され、ソフトウェアとして実装された顧客管理部111、位置判定部112、商品判定部113、および価格決定部114等の各部を有する。また、データベースとして実装された顧客マスタDB115、棚割DB116、商品マスタDB117、および外部情報DB118等の各テーブルを有する。
顧客管理部111は、上述した実施の形態1の顧客管理部101と同様であり、本実施の形態の店舗2bにおいて購買することができる顧客の情報を顧客マスタDB115に登録して管理する機能を有する。
位置判定部112は、店舗装置21から取得した、顧客端末50との間の通信に係る情報に基づいて、店舗2b内での顧客の所在位置(すなわち、いずれの商品陳列棚215に顧客が近付いたのか)を判定する機能を有する。例えば、店舗2b内の通路や商品陳列棚215等に設置されたアンテナ装置や発信機等の所在位置を保持する図示しないテーブルを参照することで、商品陳列棚215を特定することができる。
また、顧客が近付いた商品陳列棚215の情報を履歴として蓄積することで、店舗2bに来店中の顧客の動線の情報を詳細に把握することができる。そして、この情報をAIにより分析することで、棚割やプライシングの最適化を行うことが可能である。その際、例えば、さらに図示しない別のセンサやカメラ等により取得した、顧客の目線や手に取った商品の情報、図示しないPOS(Point Of Sale)システムによって得られた実際の購買情報等も蓄積し、これらの情報をAIにより分析することで、より精緻な棚割やプライシングの最適化を行うことができる。
商品判定部113は、顧客が近付いた商品陳列棚215に陳列されている商品を特定する機能を有する。例えば、対象の商品陳列棚215の棚割の情報を棚割DB116から取得し、商品マスタDB117を参照することで商品を特定する。商品が1つに特定できない場合は複数の商品を特定するようにしてもよい。
価格決定部114は、商品判定部113により特定された商品について、対象の顧客に固有の割引価格をリアルタイムで算出・決定する機能を有する。その際、例えば、顧客マスタDB115に登録されている顧客の属性情報や、過去の購買履歴等の情報に加えて、外部情報DB118に記録されている(もしくは外部情報として取得できる)天候や売れ筋商品の傾向、在庫状況等の各種情報を変数として、AIにより割引価格を算出するようにしてもよい。
以上に説明したように、本発明の実施の形態2である商品販売支援システム1によれば、顧客毎の属性情報や購買タイミング等に応じて、商品の価格自体を動的に最適化して提示することで、顧客に対してさらなる付加価値を提供することが可能である。また、顧客の購買行動の履歴を蓄積し、これをAIにより分析することで、より精緻な棚割やプライシングの最適化を行うことができる。
(実施の形態3)
上述の実施の形態2では、商品陳列棚215に近付いた顧客の属性情報等に基づいて商品の価格自体を動的に最適化して提示したり、固有の販促情報を提示したりすることができる旨を示した。これに対して、本発明の実施の形態3である商品販売支援システムは、外国人の顧客に対して、商品陳列棚215に陳列された商品についての商品情報をリアルタイムに母国語で提示することを可能とする。これにより、顧客に対して付加価値を提供して満足度を向上させるとともに、店員の業務効率を向上させることができる。
図3は、本発明の実施の形態3である商品販売支援システムの構成例について概要を示した図である。本実施の形態の商品販売支援システム1は、上述の実施の形態2と同様に、例えば、各地に所在する店舗2bに設置された店舗装置21が、それぞれ、ネットワーク40を介して商品販売支援サーバ12に接続される構成を有する。店舗装置21は、例えば、PC等の汎用の情報処理装置により構成され、図示しないCPUにより、HDD等の記録装置からメモリ上に展開したOSやDBMS等のミドルウェアや、その上で稼働するソフトウェアを実行することで、店舗2bの運営に係る各種機能を実現する。上述の実施の形態2と同様に、店舗装置21は、例えば、ソフトウェアとして実装された制御部211、表示部212、および通信部213等の各部を有する。表示部212にはディスプレイ214が接続されている。
本実施の形態では、表示部212は、顧客端末50に表示する情報を、当該顧客端末50を保有する顧客の母国語に翻訳された内容によって表示する。商品陳列棚215の付近に設置されたディスプレイ214に表示する情報についても、翻訳された内容によって表示するようにしてもよい。顧客の母国語が何であるかの情報は、例えば、顧客端末50に予め登録されており、顧客が商品陳列棚215に近付いた際に、店舗装置21の通信部213を介してこれを取得することができる。そして、この情報を商品販売支援サーバ12に送信し、リアルタイムで実施された翻訳の結果を取得して、表示部212により顧客端末50やディスプレイ214に表示することができる。
顧客の母国語により表示する情報としては、例えば、対象の商品の情報(商品名、商品内容やメーカー、生産地、原材料、生産日等)や、店舗2bにおけるキャンペーン情報等の販促情報、店舗2bの情報(フロアマップやフロアガイド等)などが含まれ得る。商品については、例えば、外国人の顧客が、宗教や思想・信条上の理由から特定の素材が入っている商品を摂取したり使用したりしないようにしている場合がある。このとき、例えば顧客が、顧客端末50が備える図示しない音声入力・認識機能を利用して、対象の商品に当該特定の素材が使われているか否かを質問し、これに対して図示するように当該顧客の母国語で回答するようにしてもよい。特定の素材の使用有無に代えて、もしくはこれに加えて、例えば、ハラル対応がされているか否か等、1つ以上の素材のそれぞれが所定の条件を満たしているか否かの判定結果を母国語で表示するようにしてもよい。
商品販売支援サーバ12は、例えば、サーバ機器やクラウドコンピューティングサービス上に構築された仮想サーバ等により構成され、ソフトウェアとして実装された顧客管理部121、位置判定部122、商品判定部123、および翻訳処理部124等の各部を有する。また、データベースとして実装された顧客マスタDB125、棚割DB126、商品マスタDB127、および考慮要素DB128等の各テーブルを有する。
顧客管理部121は、上述した実施の形態1の顧客管理部101と同様であり、本実施の形態の店舗2bにおいて購買することができる顧客の情報を顧客マスタDB125に登録して管理する機能を有する。
位置判定部122は、店舗装置21から取得した、顧客端末50との間の通信に係る情報に基づいて、店舗2b内での顧客の所在位置を判定する機能を有する。例えば、店舗2b内の通路や商品陳列棚215等に設置されたアンテナ装置や発信機等の所在位置を保持する図示しないテーブルを参照することで、商品陳列棚215を特定することができる。また、顧客が近付いた商品陳列棚215の情報を履歴として蓄積することで、店舗2bに来店中の顧客の動線の情報を詳細に把握することができる。そして、この情報を分析することで、棚割やプライシングの最適化を行うことが可能である。その際、例えば、さらに図示しない別のセンサやカメラ等により取得した、顧客の目線や手に取った商品の情報、図示しないPOSシステムによって得られた実際の購買情報等も蓄積し、これらの情報をAIにより分析することで、より精緻な棚割やプライシングの最適化を行うことができる。
商品判定部123は、顧客が近付いた商品陳列棚215に陳列されている商品を特定する機能を有する。例えば、対象の商品陳列棚215の棚割の情報を棚割DB126から取得し、商品マスタDB127を参照することで商品を特定する。商品が1つに特定できない場合は複数の商品を特定するようにしてもよい。
翻訳処理部124は、商品判定部123によって特定された商品の商品情報や、その他のキャンペー情報等、顧客に対して提示する情報について、当該顧客の母国語に翻訳する機能を有する。母国語が何であるかの情報は、例えば、顧客管理部121を介して、予め顧客マスタDB125に登録されている情報から取得してもよいし、顧客登録がされていない外国人の場合は、店舗装置21を介して顧客端末50から情報を取得してもよい。ハラル対応等、1つ以上の素材のそれぞれが所定の考慮要素に係る条件を満たしているか否かの判断を行う機能を有していてもよい。当該所定の条件の情報は、例えば、予め考慮要素DB128等に登録しておくようにしてもよい。また、対象の顧客の信条や嗜好等に基づく固有の条件を顧客マスタDB125や顧客端末50から取得してもよい。
以上に説明したように、本発明の実施の形態3である商品販売支援システム1によれば、外国人の顧客に対して、商品陳列棚215に陳列された商品についての商品情報をリアルタイムに母国語で提示することが可能である。そして、これにより、顧客に対して付加価値を提供して満足度を向上させるとともに、店員の業務効率を向上させることができる。
(実施の形態4)
上述の各実施の形態は、主に仮想店舗2aや店舗2bにおいて購買を行う顧客の利便性を向上させて付加価値を提供するものであった。その他にも、顧客としては、特に、日常的に使用し購買を繰り返すような消耗品や食材等の商品について、都度購買を行わずとも自動的に補充してもらいたいというニーズを有している。本発明の実施の形態4である商品販売支援システムは、顧客の居宅において、上記のような商品の使用状況・消費状況を検出し、少なくなった商品を自動的に補充することを可能とする。
図4は、本発明の実施の形態4である商品販売支援システムの構成例について概要を示した図である。上述の各実施の形態と異なり、各顧客の居宅3に設置された居宅装置22が、図示しないLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して商品販売支援サーバ13に接続される構成を有する。居宅装置22には、各居宅3に設置された商品の受け取り用の収納庫31が接続されている。居宅3は、戸建て住宅でもよいが、商品の補充に係る配送効率や、無人配送に対して生じ得る制約等の観点から、本実施の形態では、マンション等の集合住宅における各戸を対象とする。この場合、商品販売支援サーバ13は、例えば、当該集合住宅毎に設けられる。
収納庫31は、例えば、図示するように、居宅3の玄関脇に、居宅3の内側と外側(例えば、共用廊下側)を仕切る壁と一体化した形で設置される。これにより、玄関扉を開けることなく、居住者である顧客は、居宅3の内側から収納庫31に収納されている商品ボックス33(もしくはその中に収納された商品)を取り出すことができる。また、配送者は、顧客が在宅しているか否かに関わらず、居宅3の外側から商品ボックス33を収納庫31に納入することができる。商品ボックス33の配送に際しては、例えば、図示するように、共用廊下を自在に自律走行(もしくは飛行)することができる配送ロボット32を用いてもよい。
配送ロボット32は、例えば、集合住宅の1階等に設けられた配送拠点の倉庫や、コンビニエンスストア等の店舗において商品が収納された商品ボックス33を搭載され、商品販売支援サーバ13からの配送指示を受けて、配送先の居宅3まで自律走行する。そして、居宅3の収納庫31の共用廊下側の扉を開けて、商品ボックス33を収納庫31内に納入する。収納庫31は、例えば、図示するように、複数の商品ボックス33を収納することが可能であり、その一部は冷蔵庫となっていてもよい。配送ロボット32は、冷蔵品が収納された商品ボックス33は冷蔵庫に、常温品が収納された商品ボックス33は常温庫に自動的に収納する。
居住者である顧客は、居宅3の内側から商品もしくは商品ボックス33を取り出すことができる。収納庫31の各庫には、例えば、内部の商品の状況を検知することができるセンサ(例えば、カメラや赤外線センサ、重量センサ等)を備えており、収納庫31内の商品の使用・消費状況を居宅装置22において把握することができる。商品ボックス33を取り出して内部の商品を全て別の場所(例えばキッチンの冷蔵庫等)に移した場合は、収納庫31において商品の消費状況を適切に把握することはできないが、商品を移した場所や設備が同様のセンサを備えて消費状況を把握することができる場合は、その情報を居宅装置22が取得するようにしてもよい。
なお、図4の例に示した収納庫31や配送ロボット32の形状や構造、走行方式等はあくまで一例であり、図示したようなものに限定されないことは当然である。また、図4の例では、収納庫31を居宅3の玄関脇の壁に設置する場合を示したが、居宅3の内側と外側(共用設備や共用領域側)の境界であれば他の場所に設置する構成であってもよい。例えば、集合住宅において各居宅3に到達可能な共用領域(例えば、壁の内側や集合住宅の外壁等)に、商品搬送用のダクトやコンベア等を設置し、これによって各居宅3の収納庫31まで商品を搬送する構成であってもよい。また、集合住宅の場合は、例えば、共用玄関や共用の出入口等、集合住宅の内側と外側の境界の場所に、各居宅3の、もしくは共用の収納庫31が設置されていてもよい。
居宅装置22は、例えば、PC等の汎用の情報処理装置により構成され、図示しないCPUにより、HDD等の記録装置からメモリ上に展開したOSやDBMS等のミドルウェアや、その上で稼働するソフトウェアを実行することで、商品の自動補充に係る後述する各種機能を実現する。居宅装置22は、例えば、ソフトウェアとして実装された制御部221、消費状況管理部222、および発注部223等の各部を有する。消費状況管理部222には、収納庫31が有線/無線通信により接続されている。
制御部221は、居宅装置22全体の動作、すなわち、収納庫31内の商品の消費状況を定期的に把握して商品の補充の要否を判断し、補充が必要な場合には自動的に発注を行う機能を有する。消費状況管理部222は、収納庫31の各庫に設置された図示しないセンサにより、収納庫31内の商品の消費状況(残存量)を把握する機能を有する。図示しない他の収納場所や設備に設置されたセンサによって消費状況を把握するものであってもよい。発注部223は、消費状況管理部222により把握された商品の消費状況に基づいて、例えば、残存量が所定の閾値未満になった場合に、当該商品を補充するために発注処理を自動的に行う機能を有する。発注情報は、商品販売支援サーバ13に送信されて処理される。
商品販売支援サーバ13は、例えば、サーバ機器やクラウドコンピューティングサービス上に構築された仮想サーバ等により構成され、ソフトウェアとして実装された顧客管理部131、受注処理部132、および配送処理部133等の各部を有する。また、データベースとして実装された顧客マスタDB134、在庫管理DB135、および受注管理DB136等の各テーブルを有する。
顧客管理部131は、上述した実施の形態1の顧客管理部101と同様であり、本実施の形態の商品販売支援システム1によって商品を自動補充することができる顧客の情報を顧客マスタDB134に登録して管理する機能を有する。受注処理部132は、居宅装置22の発注部223からの、商品の自動補充に係る注文を受け付けて、決済と併せてこれを処理する機能を有する。また、配送処理部133は、受け付けた注文について、対象の商品の在庫を保有する倉庫や店舗等の配送拠点に対して配送の指示を行う機能を有する。上述したように、集合住宅の場合は、上記の配送拠点は、例えば、集合住宅1階に設置された倉庫や、コンビニエンスストア等の店舗とすることができる。当該配送拠点において保有する商品の在庫の情報は、例えば、在庫管理DB135に記録されて管理される。また、受け付けた注文の内容は受注管理DB136に記録される。
以上に説明したように、本発明の実施の形態4である商品販売支援システム1によれば、顧客の居宅3の内側と外側の境界に設置された収納庫31等において、日常的に使用し購買を繰り返すような消耗品や食材等の商品の使用状況・消費状況を検出して、少なくなった商品について自動的に発注処理を行うことができる。そして、対象の商品を配送ロボット32により自動的に配送して収納庫31に補充することができる。
(実施の形態5)
上述の各実施の形態は、主に商品を購買する顧客の利便性を向上させて付加価値を提供するものであった。一方、商品を販売する店舗側としては、近年特にアルバイト等の従業員の人手不足の課題があり、店長等に大きな負担がかかっていることから、少ない人手で効率的に出店し、店舗運営を行いたいというニーズがある。本発明の実施の形態5である商品販売支援システムは、店舗における作業の中で負荷の高い作業の一つである、発注した商品の検品と受け入れ、および賞味期限切れの食品のチェックと廃棄作業等を作業用ロボットにより自動的に行うことを可能とする。
図5は、本発明の実施の形態5である商品販売支援システムの構成例について概要を示した図である。本実施の形態では、商品販売支援サーバ14に対して、各店舗における作業用ロボット52、および店長等の管理者が使用する情報処理端末である管理者端末51が図示しないLAN等を介して接続される構成を有する。
商品販売支援サーバ14は、例えば、サーバ機器やクラウドコンピューティングサービス上に構築された仮想サーバ等により構成され、ソフトウェアとして実装された検品指示部141、および廃棄指示部142等の各部を有する。また、データベースとして実装された商品マスタDB143、棚割DB144、発注管理DB145、および在庫管理DB146等の各テーブルを有する。
検品指示部141は、発注管理DB145および商品マスタDB143の内容に基づいて発注情報を把握し、発注した商品を店舗に受け入れる際の検品処理および伝票処理を作業用ロボット52に対して指示する機能を有する。また、作業用ロボット52から取得した検品結果の情報に基づいて発注管理DB145の発注情報を消し込むとともに、在庫管理DB146に記録された在庫情報を更新する。また、棚割DB144に登録された棚割の情報に基づいて、受け入れた商品を商品陳列棚に陳列する作業を作業用ロボット52に対して指示する機能も有する。
廃棄指示部142は、例えば、在庫管理DB146や図示しない販売実績データベース等の内容に基づいて、賞味期限切れや所定の時間以上陳列された食品の情報を把握し、当該商品を特定して廃棄もしくは回収する作業を作業用ロボット52に対して指示する機能を有する。賞味期限切れの商品の特定は、例えば、作業用ロボット52が備える図示しないカメラやバーコードリーダ、ICタグリーダ等を用いて、各商品に表示等されている賞味期限の情報を読み取って判断することができる。廃棄指示部142からの指示により、商品陳列棚の所定の領域や所定の商品を一括して特定するようにしてもよい。
作業用ロボット52は、例えば、商品販売支援サーバ14からの指示に基づいて、店舗敷地内を自律走行(もしくは飛行)して所定の場所まで移動し、指示に基づいて作業を行うことができるロボットである。作業用ロボット52の作業状況は、直接もしくは商品販売支援サーバ14を介して、管理者等が管理者端末51により把握することができる。また、管理者等は、管理者端末51を操作して、作業用ロボット52に対して手動で作業の指示を行うことも可能である。
作業用ロボット52が行う作業としては、例えば、商品販売支援サーバ14の検品指示部141からの指示を受けて、店舗に搬入された商品が発注したものと相違しないか確認する検品処理を行い、問題がなければ伝票を出力して商品を受け入れる作業を行う。受け入れに際しては、例えば、廃棄指示部142からの指示を受けて、予め賞味期限切れの食品をピックアップして所定の場所に廃棄もしくは回収した上で、受け入れた商品を棚割DB144に登録された棚割情報に従って陳列する作業を行う。商品販売支援サーバ14が、時間帯や店内の混雑状況等に基づいて顧客への影響が少ないタイミングをAIにより判断し、商品販売支援サーバ14からの指示に基づいて商品陳列棚や床等の清掃作業を行うようにしてもよい。
以上に説明したように、本発明の実施の形態5である商品販売支援システム1によれば、店舗における作業の中で負荷の高い作業の一つである、発注した商品の検品と受け入れ、および賞味期限切れの食品のチェックと廃棄作業等を作業用ロボット52により自動的に行うことが可能である。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6である商品販売支援システムは、店長等の業務の中で負荷の高いものの一つである、アルバイト等の従業員の勤務予定(シフト)の管理を支援するものである。
図6は、本発明の実施の形態6である商品販売支援システムの構成例について概要を示した図である。本実施の形態では、商品販売支援サーバ15に対して、各店舗の従業員が保有するスマートフォン等の情報処理端末である従業員端末53、および店長等の管理者が使用する管理者端末51が、インターネット等のネットワーク40や、図示しないLAN等を介して接続される構成を有する。
商品販売支援サーバ15は、例えば、サーバ機器やクラウドコンピューティングサービス上に構築された仮想サーバ等により構成され、ソフトウェアとして実装された勤務予定管理部151、および代替者探索部152等の各部を有する。また、データベースとして実装された従業員マスタDB153、および勤務予定DB154等の各テーブルを有する。
勤務予定管理部151は、従業員マスタDB153に登録されている各従業員についての勤務予定(シフト)の情報を管理する機能を有する。各従業員の勤務予定の情報は、例えば、店長等の管理者が管理者端末51を使用して勤務予定管理部151にアクセスして登録する。従業員が従業員端末53を使用して登録・変更できるようにしてもよい。その際、例えば、管理者端末51に対して事前に通知を行い、店長等による承認の入力を経て登録・変更できるようにしてもよい。勤務予定管理部151が、従業員からの急な勤務予定の変更や欠勤の連絡を受け付けた場合(連絡がない無断欠勤も含む)で、当日もしくは近日中の業務に従事する従業員が不足すると判断した場合は、代替者探索部152により代替の従業員を自動的に手配する。
代替者探索部152は、勤務予定DB154に登録された各従業員の勤務予定と直近の勤務履歴の情報、および従業員マスタDB153に登録された各従業員の属性情報等に基づいて、当日もしくは近日中の業務で従業員が不足する時間帯に勤務が可能な代替の従業員の候補をAIにより探索する機能を有する。探索により抽出された従業員に対して、電子メールやSNS(Social Networking Service)、その他のメッセージングサービス等を利用して、勤務可否の問い合わせや依頼の連絡を自動的に行うようにしてもよい。対象の従業員から承諾の通知を受けた場合に、勤務予定が変更された旨を勤務予定DB154に自動的に登録・更新するようにしてもよい。
以上に説明したように、本発明の実施の形態6である商品販売支援システム1によれば、店長等の業務の中で負荷の高いものの一つである、アルバイト等の従業員の勤務予定管理を支援することで、例えば、従業員の急な予定変更や欠勤にも自動的に柔軟に対応することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記の実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば、集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、またはICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、上記の各図において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、必ずしも実装上の全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
本発明は、食品や日用品等の小売業務を支援する商品販売支援システムに利用可能である。
1…商品販売支援システム、2a…仮想店舗、2b…店舗、3…居宅、
10、11、12、13、14、15…商品販売支援サーバ、
20…仮想店舗装置、21…店舗装置、22…居宅装置、
31…収納庫、32…配送ロボット、33…商品ボックス、
40…ネットワーク、
50…顧客端末、51…管理者端末、52…作業用ロボット、53…従業員端末、
101、111、121、131…顧客管理部、102…仮想店舗管理部、103…棚割管理部、104、132…受注処理部、105、133…配送処理部、106、115、125、134…顧客マスタDB、107…仮想店舗マスタDB、108、117、127、143…商品マスタDB、109、135、146…在庫管理DB、110、136…受注管理DB、112、122…位置判定部、113、123…商品判定部、114…価格決定部、116、126、144…棚割DB、118…外部情報DB、124…翻訳処理部、128…考慮要素DB、141…検品指示部、142…廃棄指示部、145…発注管理DB、151…勤務予定管理部、152…代替者探索部、153…従業員マスタDB、154…勤務予定DB、
201、211、221…制御部、202…入出力部、203、213…通信部、204、214…ディスプレイ、212…表示部、215…商品陳列棚、222…消費状況管理部、223…発注部

Claims (10)

  1. 商品の販売を支援する商品販売支援システムであって、
    顧客情報および商品情報を管理する商品販売支援装置と、
    前記商品販売支援装置と通信可能な仮想店舗装置と、
    前記仮想店舗装置に接続され、店舗以外の場所に設置されたディスプレイと、を有し、
    前記仮想店舗装置は、前記ディスプレイに近付いた顧客が保有する情報処理端末と通信を行い、前記顧客の識別情報および属性情報を取得して前記商品販売支援装置に送信し、
    前記商品販売支援装置は、前記仮想店舗装置から受信した前記顧客の識別情報および属性情報に基づいて、前記顧客に販売する商品と棚割情報を設定して前記仮想店舗装置に送信し、
    前記仮想店舗装置は、前記商品販売支援装置から受信した前記顧客に販売する商品と棚割情報に基づいて、前記ディスプレイに前記顧客に販売する商品を表示し、前記顧客から指定された商品に係る購買の注文を受け付ける、商品販売支援システム。
  2. 商品の販売を支援する商品販売支援システムであって、
    顧客情報および商品情報を管理する商品販売支援装置と、
    前記商品販売支援装置と通信可能な店舗装置と、
    前記店舗装置に接続され、商品陳列棚の近傍に設置されたディスプレイと、を有し、
    前記店舗装置は、前記商品陳列棚に近付いた顧客が保有する情報処理端末と通信を行い、前記顧客の識別情報および属性情報を取得して前記商品販売支援装置に送信し、
    前記商品販売支援装置は、前記店舗装置から受信した前記顧客の識別情報および属性情報と、前記顧客が近付いた前記商品陳列棚の情報と、に基づいて、前記商品陳列棚に陳列された前記商品に係る、前記顧客に提示する前記顧客に固有の情報を取得して前記店舗装置に送信し、
    前記店舗装置は、前記商品販売支援装置から受信した前記顧客に固有の情報を、前記情報処理端末に表示する、商品販売支援システム。
  3. 請求項2に記載の商品販売支援システムにおいて、
    前記顧客に固有の情報は、前記商品陳列棚に陳列された前記商品について前記顧客に対して適用される割引価格の情報である、商品販売支援システム。
  4. 請求項2に記載の商品販売支援システムにおいて、
    前記顧客に固有の情報は、前記顧客の母国語に翻訳された情報である、商品販売支援システム。
  5. 請求項4に記載の商品販売支援システムにおいて、
    前記顧客に固有の情報は、前記商品陳列棚に陳列された前記商品における特定の素材の使用有無の情報である、商品販売支援システム。
  6. 商品の販売を支援する商品販売支援システムであって、
    顧客情報を管理し、商品の受注処理および配送指示を行う商品販売支援装置と、
    前記商品販売支援装置と通信可能な居宅装置と、
    前記居宅装置に接続され、顧客の居宅の内側と外側の境界に設けられた収納庫と、を有し、
    前記収納庫は、前記居宅の外側から前記商品を収納可能であり、収納された前記商品を前記居宅の内側から取り出し可能であり、収納された前記商品の残量をセンサにより検知可能であり、
    前記居宅装置は、前記収納庫の前記センサにより検知された前記商品の残量が所定の量より少ない場合に、前記商品販売支援装置に対して前記商品の発注を指示する、商品販売支援システム。
  7. 請求項6に記載の商品販売支援システムにおいて、
    さらに、前記商品販売支援装置からの前記配送指示に基づいて、前記配送指示に係る前記商品を搭載して前記居宅の前記収納庫まで自律走行し、前記収納庫に前記商品を収納する配送ロボットを有する、商品販売支援システム。
  8. 商品の販売を支援する商品販売支援システムであって、
    店舗において販売する前記商品の情報、および前記商品の発注情報を管理する商品販売支援装置と、
    前記店舗において作業を行う作業用ロボットと、を有し、
    前記作業用ロボットは、前記商品販売支援装置からの指示に基づいて、前記店舗に納入された前記商品を前記発注情報と照合する検品処理を行い、納入された前記商品を商品陳列棚に陳列する、商品販売支援システム。
  9. 請求項8に記載の商品販売支援システムにおいて、
    前記作業用ロボットは、前記商品陳列棚に陳列されている賞味期限切れの商品を特定して廃棄もしくは回収する、商品販売支援システム。
  10. 商品の販売を支援する商品販売支援システムであって、
    店舗に勤務する従業員およびその勤務予定の情報を管理し、第1の従業員の勤務予定の変更により、前記店舗で勤務する従業員の数が所定の数に満たなくなる場合に、各従業員の前記勤務予定の情報に基づいて、代替で勤務可能な第2の従業員を探索し、前記第2の従業員が保有する情報処理端末に対して勤務依頼を送信する、商品販売支援システム。
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