JP2018151545A - ワイヤーグリッド偏光素子および投射型表示装置 - Google Patents

ワイヤーグリッド偏光素子および投射型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ワイヤー状金属層からなるワイヤーグリッド、およびワイヤー状金属層に積層した光吸収層の劣化を抑制することのできるワイヤーグリッド偏光素子、および該ワイヤーグリッド偏光素子を備えた投射型表示装置を提供すること。【解決手段】ワイヤーグリッド偏光素子1は、透光性基板2の一方面2aに、アルミニウムまたは銀を主成分とする複数のワイヤー状金属層41が並列して延在するワイヤーグリッド4と、ワイヤー状金属層41の端部に積層された光吸収層51を有している。ワイヤー状金属層41の側壁411、光吸収層51の側面511、および光吸収層51の透光性基板2とは反対側の面512は、保護層6で覆われている。保護層6は、シランカップリング剤による処理によって形成された有機シラン化合物61からなる。【選択図】図2

Description

本発明は、複数のワイヤー状金属層が並列して延在するワイヤーグリッドを備えたワイヤーグリッド偏光素子、および該ワイヤーグリッド偏光素子を備えた投射型表示装置に関するものである。
投射型表示装置は、液晶パネルと、液晶パネルに供給される光を出射する光源部と、ライドバルブによって変調された光を投射する投射光学系とを有しており、光源部から液晶パネルを経由して投射光学系に到る光路に偏光素子が配置されている。かかる偏光素子として、透光性基板の一方面に、アルミニウムまたは銀を主成分とする複数の細線が並列して延在するワイヤーグリッドが形成されたワイヤーグリッド偏光素子(無機偏光素子)が提案されている。
一方、ワイヤーグリッド偏光素子では、アルミニウムまたは銀を主成分とするワイヤー状金属層が水分との接触によって腐食するおそれがあることから、ワイヤー状金属層の表面をアミノホスホネートの単分子層からなる保護層で覆うことが提案されている(特許文献1参照)。
特表2006−507517号公報
ワイヤーグリッド偏光素子では、ワイヤーグリッドが形成されている側から光が入射した際、入射した光がワイヤーグリッドの先端面で反射すると、迷光等の原因となる。そこで、ワイヤー状金属層の透光性基板とは反対側の端部に光吸収層を積層した構造が考えられる。しかしながら、光吸収層においても水分と反応して光吸収性が低下するおそれがあるが、かかる光吸収性の低下は、ワイヤー状金属層の表面を覆う保護層では防止することができない。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、ワイヤー状金属層からなるワイヤーグリッド、およびワイヤー状金属層に積層した光吸収層の劣化を抑制することのできるワイヤーグリッド偏光素子、および該ワイヤーグリッド偏光素子を備えた投射型表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るワイヤーグリッド偏光素子は、透光性基板と、前記透光性基板の一方面に形成され、アルミニウムまたは銀を主成分とする複数のワイヤー状金属層が並列して延在するワイヤーグリッドと、前記ワイヤー状金属層の前記透光性基板とは反対側の端部に積層された光吸収層と、前記ワイヤー状金属層の側壁、前記光吸収層の側面、および前記光吸収層の前記透光性基板とは反対側の面を覆う保護層と、を有することを特徴とする。
本発明では、アルミニウムまたは銀を主成分とするワイヤー状金属層の側壁、光吸収層の側面、および光吸収層の透光性基板とは反対側の面が保護層で覆われているため、ワイヤー状金属層および光吸収層の双方において、水分等との反応に起因する劣化を防止することができる。
本発明において、前記光吸収層は、半導体膜または金属膜からなり、前記保護層は、有機シラン化合物からなる態様を採用することができる。かかる態様によれば、半導体膜または金属膜の表面に形成された酸化物とシランカップリング剤との結合によって、光吸収層およびワイヤー状金属層を覆うように撥水性の保護層を適正に形成することができる。また、シランカップリング剤による処理によれば、厚さの薄い保護層を形成することができるので、ワイヤーグリッド偏光素子の光学特性が保護層によって低下しにくい。
本発明において、前記保護層は、フッ素含有有機シラン化合物からなる態様を採用することができる。かかる態様によれば、シランカップリング剤がフッ素を含有しているため、撥水性が高い保護層を形成することができる。従って、ワイヤー状金属層および光吸収層の双方において水分等に起因する劣化を防止することができる。
本発明において、前記フッ素含有有機シラン化合物は、X線光電子分光法で結合エネルギーが0eVから1400eVの間で検出された全ての元素に対するフッ素の元素濃度(atom%)が40%以上かつ60%以下である態様を採用することができる。かかる態様によれば、シランカップリング剤がフッ素を多く含有しているため、撥水性が高い保護層を形成することができる。
本発明において、前記保護層は、厚さが5nm以下である態様を採用することができる。かかる態様によれば、ワイヤーグリッド偏光素子の光学特性が保護層によって低下しにくい。
本発明において、前記光吸収層は、シリコンまたはゲルマニウムを主成分とする態様を採用することができる。
本発明において、前記保護層は、前記一方面で前記ワイヤーグリッドから露出する部分を覆っている態様を採用することができる。
本発明において、前記保護層は、前記透光性基板の前記一方面とは反対側の面である他方面を覆っている態様を採用することができる。
本発明において、前記透光性基板の前記一方面とは反対側の面である他方面に反射防止層が積層されており、前記保護層は、前記反射防止層の前記透光性基板とは反対側の面を覆っている態様を採用することができる。
本発明において、前記保護層は、前記透光性基板の前記一方面と前記他方面との間の側面を覆っている態様を採用することができる。
本発明に係るワイヤーグリッド偏光素子は投射型表示装置等に用いることができる。投射型表示装置は、液晶パネルと、前記液晶パネルに供給される光を出射する光源部と、前記液晶パネルによって変調された光を投射する投射光学系と、を有し、前記光源部から前記液晶パネルを経由して前記投射光学系に到る光路に前記ワイヤーグリッド偏光素子が配置されている。
本発明の実施形態1に係るワイヤーグリッド偏光素子の説明図である。 本発明の実施形態1に係るワイヤーグリッド偏光素子の断面図である。 図2に示すワイヤーグリッド偏光素子の製造方法の一例を示す工程断面図である。 本発明の実施形態2に係るワイヤーグリッド偏光素子の断面図である。 本発明の実施形態3に係るワイヤーグリッド偏光素子の断面図である。 透過型の液晶パネルを用いた投射型表示装置の説明図である。 反射型の液晶パネルを用いた投射型表示装置の説明図である。
図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。また、以下の説明では、ワイヤーグリッド4(ワイヤー状金属層41)が延在している方向をY方向とし、ワイヤー状金属層41が並列している方向をX方向としてある。
[実施形態1]
(ワイヤーグリッド偏光素子1の構成)
図1は、本発明の実施形態1に係るワイヤーグリッド偏光素子1の説明図である。図2は、本発明の実施形態1に係るワイヤーグリッド偏光素子1の断面図である。なお、図1には、図2に示す保護層6が省略されている。
図1および図2に示すワイヤーグリッド偏光素子1は、透光性基板2と、透光性基板2の一方面2aに形成された金属製のワイヤーグリッド4とを有している。ワイヤーグリッド4は、平行に並列した複数のワイヤー状金属層41(金属細線)からなる。本実施形態において、複数のワイヤー状金属層41は各々、アルミニウムまたは銀を主成分とする。このため、ワイヤーグリッド偏光素子1は、可視光波長領域においてワイヤーグリッド4での吸収損失を小さく抑えることができる。
透光性基板2としては、ガラス基板、石英基板、水晶基板等が用いられる。本実施形態において、透光性基板2は水晶基板である。透光性基板2は、例えば1辺が約20mmから30mmの四角形状を有しており、厚さは0.5mmから0.8mmである。ワイヤー状金属層41の太さおよびスペース(ワイヤー状金属層41の間隔)は、例えば400nm以下である。本実施形態において、ワイヤー状金属層41の太さおよびスペースは各々、例えば50nmから200nmである。例えば、ワイヤー状金属層41の太さおよびスペースは各々、50nmであり、ワイヤー状金属層41の厚さは、200nmである。
このように構成したワイヤーグリッド4において、ワイヤー状金属層41のピッチが入射光の波長よりも十分短ければ、入射光のうち、ワイヤー状金属層41の長手方向に直交する電場ベクトルを有する成分である第1偏光の光は透過し、ワイヤー状金属層41の長手方向と平行な電場ベクトルを有する成分である第2偏光の光は反射される。
本実施形態に係るワイヤーグリッド偏光素子1では、ワイヤー状金属層41の透光性基板2とは反対側の端部に光吸収層51が積層されている。このため、ワイヤーグリッド偏光素子1では、ワイヤーグリッド4が形成されている側から光が入射した際、入射した光がワイヤーグリッド4の先端面で反射するという事態が発生しないので、迷光等の発生を抑制することができる。本実施形態において、光吸収層51は、シリコンやゲルマニウム等の半導体膜、またはタンタル、ニオブ、チタン等の金属膜からなる。本実施形態において、光吸収層51は、シリコンまたはゲルマニウムからなる。
また、本実施形態に係るワイヤーグリッド偏光素子1では、ワイヤー状金属層41の側壁411、光吸収層51の側面511、および光吸収層51の透光性基板2とは反対側の面512を覆う保護層6が形成されている。本実施形態において、保護層6はシランカップリング剤による処理により形成された有機シラン化合物61からなる。従って、保護層6は撥水性を有している。保護層6は、厚さが5nm以下、さらには、2nm以下であり、極めて薄い。すなわち、保護層6は、単分子膜、または略単分子膜からなる。それ故、保護層6を形成しても、保護層6がワイヤーグリッド偏光素子1の光学特性を低下させにくい。
本実施形態では、シランカップリング剤としてフッ素含有有機シラン化合物(フッ素系シランカップリング剤)を用いたため、保護層6は、フッ素含有有機シラン化合物62からなる。従って、保護層6は、極めて高い撥水性を有している。ここで、本実施形態で用いたフッ素含有有機シラン化合物62は、X線光電子分光法で結合エネルギーが0eVから1400eVの間で検出された全ての元素(炭素、酸素、フッ素、アルミニウム、シリコン、塩素、カリウム、カルシウム)に対するフッ素の元素濃度(atom%)が40%以上かつ60%以下であり、フッ素濃度が高い。
本実施形態では、保護層6は、透光性基板2の一方面2aのうち、ワイヤーグリッド4から露出する部分も覆っている。但し、透光性基板2において、一方面2aとは反対側の面である他方面2bや、一方面2aと他方面2bとの間の側面2cには、保護層6が形成されない。
(ワイヤーグリッド偏光素子1の製造方法)
図3は、図2に示すワイヤーグリッド偏光素子1の製造方法の一例を示す工程断面図である。本実施形態では、図3に示す工程ST1において、保護層6を形成する前のワイヤーグリッド偏光素子1aを準備する。ここで、ワイヤーグリッド偏光素子1aに有機物9が付着している場合には、図3に示す工程ST2において、UV光照射して有機物9を除去する。次に、図3に示す工程ST3において、透光性基板2の一方面2aの側にシランカップリング剤(フッ素系シランカップリング剤)を0.01wt%〜1wt%配合した処理液をスピンコート等により塗布し、処理液層60を形成する。
次に、図3に示す工程ST4において、自然乾燥等の方法で処理液層60から溶媒を蒸発させる。次に、温度が60℃〜150℃、湿度が75%〜100%の雰囲気中で、処理液層60を3時間から24時間加熱し、処理液層60においてシランカップリング剤に脱水縮合反応を行わせ、図2に示す保護層6を形成する。その結果、ワイヤーグリッド偏光素子1を得ることができる。
より具体的には、シランカップリング剤は、加水分解によってシラノール(Si−OH)を生成した後、シラノール同士が徐々に脱水縮合してシロキサン結合(Si−O−Si)を生成し、撥水性の有機シラン化合物61(保護層6)を形成する。また、シランカップリング剤は、ワイヤー状金属層41および光吸収層51を構成する金属膜や半導体膜の表面に形成された酸化物表面と強固な結合を生成し、自己組織化単分子膜(撥水性の有機シラン化合物61(保護層6))を形成する。また、透光性基板2の表面との間でも、上記の反応が行われるので、保護層6は、透光性基板2の一方面2aのうち、ワイヤーグリッド4から露出する部分も覆う。なお、本実施形態では、処理液層60をスピンコート法により形成したため、透光性基板2の他方面2bや側面2cには、保護層6が形成されない。
シランカップリング剤としては、n−ヘキシルトリメトキシシラン、n−ヘキシルトリエトキシシラン、シクロヘキシルメチルジメトキシシラン、n−オクチルトリエトキシシラン、n−デシルトリメトキシシラン等を例示することができる。また、フッ素含有有機シランカップリング剤では、シランカップリング剤の水素の一部がフッ素に置換された構造を有しており、上記の脱水縮合により、フッ素含有有機シラン化合物62(保護層6))を形成する。保護層6がフッ素含有有機シラン化合物62であれば、撥水性がより高くなる。
しかる後には、純水やアルコール等の洗浄液でワイヤーグリッド偏光素子1を洗浄した後、温度が150℃〜250℃の条件で1分から30分、乾燥させる。
(本実施形態の主な効果)
以上説明したように、本実施形態では、アルミニウムまたは銀を主成分とするワイヤー状金属層41の側壁411、光吸収層51の側面511、および光吸収層511の透光性基板2とは反対側の面512が保護層6で覆われているため、ワイヤー状金属層41および光吸収層51の双方において、水分等との反応に起因する劣化を防止することができる。また、光吸収層51は、半導体膜または金属膜からなり、保護層6は、有機シラン化合物61からなる。このため、半導体膜または金属膜の表面に形成された酸化物とシランカップリング剤との結合によって、光吸収層51およびワイヤー状金属層41を覆うように撥水性の保護層6を適正に形成することができる。また、シランカップリング剤による処理によれば、厚さの薄い保護層6を形成することができるので、ワイヤーグリッド偏光素子1の光学特性が保護層によって低下しにくい。
[実施形態2]
図4は、本発明の実施形態2に係るワイヤーグリッド偏光素子1の断面図である。なお、本実施形態および後述する実施形態3の基本的な構成は、実施形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図示し、それらの説明を省略する。
本実施形態では、ワイヤーグリッド偏光素子1の製造工程において、図3に示す工程ST3では、シランカップリング剤(フッ素系シランカップリング剤)を0.01wt%〜1wt%配合した処理液に、保護層6を形成する前のワイヤーグリッド偏光素子1aに浸漬して処理液層60を形成した後、余剰な処理液層60を除去し、その後、自然乾燥させる。以降の工程は実施形態1と同様である。かかる方法によれば、図4に示すように、保護層6は、ワイヤー状金属層41の側壁411、光吸収層51の側面511、および光吸収層51の透光性基板2とは反対側の面512を覆い、かつ、透光性基板2の一方面2aのうち、ワイヤーグリッド4から露出する部分、透光性基板2の他方面2b、および透光性基板2の側面2cを覆う。
なお、透光性基板2として大型基板を用い、上記の工程を実行した後、大型基板を切断してワイヤーグリッド偏光素子1を得る場合には、透光性基板2の側面2cには保護層6が形成されないことになる。
[実施形態3]
図5は、本発明の実施形態3に係るワイヤーグリッド偏光素子1の断面図である。図5に示すように、本実施形態に係るワイヤーグリッド偏光素子1では、透光性基板2の他方面2bに誘電体多層膜からなる反射防止層7が積層されており、保護層6は、反射防止層7の透光性基板2とは反対側の面71を覆っている。すなわち、ワイヤー状金属層41の側壁411、光吸収層51の側面511、光吸収層51の透光性基板2とは反対側の面512、透光性基板2の一方面2aのうち、ワイヤーグリッド4から露出する部分、透光性基板2の側面2c、および反射防止層7の透光性基板2とは反対側の面71を覆っている。
かかるワイヤーグリッド偏光素子1は、保護層6を形成する前に反射防止層7を形成しておき、図3に示す工程ST3では。シランカップリング剤(フッ素系シランカップリング剤)を0.01wt%〜1wt%配合した処理液に、保護層6を形成する前のワイヤーグリッド偏光素子1aに浸漬して処理液層60を形成する。なお、透光性基板2として大型基板を用い、上記の工程を実行した後、大型基板を切断してワイヤーグリッド偏光素子1を得る場合には、透光性基板2の側面2cには保護層6が形成されないことになる。
[他の実施形態]
上記実施形態では、シランカップリング剤によって保護層6を形成したが、シランカップリング剤に代えて、フッ素系アルミネートカップリング剤やフッ素系チタネートカップリング剤等を用いて保護層6を形成してもよい。
[投射型表示装置の構成例1]
上述した実施形態に係るワイヤーグリッド偏光素子1を用いた投射型表示装置(液晶プロジェクター)を説明する。図6は、透過型の液晶パネルを用いた投射型表示装置の説明図である。なお、図6に示す投射型表示装置110、および図7を参照して後述する投射型表示装置1000のいずれにおいても、液晶パネルと、液晶パネルに供給される光を出射する光源部と、液晶パネルによって変調された光を投射する投射光学系とが設けられ、光源部から液晶パネルを経由して投射光学系に到る光路に、図1〜図5を参照して説明したワイヤーグリッド偏光素子1が配置される。
図6に示す投射型表示装置110は、透過型の液晶パネルを用いた液晶プロジェクターであり、スクリーン等からなる被投射部材111に光を照射し、画像を表示する。かかる投射型表示装置110においては、以下に説明する第1偏光板115b、116b、117b、および第2偏光板115d、116d、117dの一方または両方に本発明を適用したワイヤーグリッド偏光素子1が用いられる。
投射型表示装置110は、装置光軸L0に沿って、照明装置160と、照明装置160から出射された光が供給される複数のライトバルブ(液晶ライトバルブ115〜117)と、液晶ライトバルブ115〜117から出射された光を合成して出射するクロスダイクロイックプリズム119(光合成光学系)と、クロスダイクロイックプリズム119により合成された光を投射する投射光学系118とを有している。また、投射型表示装置110は、ダイクロイックミラー113、114、およびリレー系120を備えている。投射型表示装置110において、液晶ライトバルブ115〜117およびクロスダイクロイックプリズム119は、光学ユニット150を構成している。
照明装置160では、装置光軸L0に沿って、光源部161、フライアイレンズ等のレンズアレイからなる第1インテグレーターレンズ162、フライアイレンズ等のレンズアレイからなる第2インテグレーターレンズ163、偏光変換素子164、およびコンデンサーレンズ165が順に配置されている。光源部161は、赤色光R、緑色光Gおよび青色光Bを含む白色光を出射する光源168と、リフレクター169とを備えている。光源168は超高圧水銀ランプ等により構成されており、リフレクター169は、放物線状の断面を有している。第1インテグレーターレンズ162および第2インテグレーターレンズ163は、光源部161から出射された光の照度分布を均一化する。偏光変換素子164は、光源部161から出射された光を、例えばs偏光のような特定の振動方向を有する偏光にする。
ダイクロイックミラー113は、照明装置160から出射された光に含まれる赤色光Rを透過させるとともに、緑色光Gおよび青色光Bを反射する。ダイクロイックミラー114は、ダイクロイックミラー113で反射された緑色光Gおよび青色光Bのうち、青色光Bを透過させるとともに緑色光Gを反射する。このように、ダイクロイックミラー113、114は、照明装置160から出射された光を赤色光R、緑色光Gおよび青色光Bに分離する色分離光学系を構成している。
液晶ライトバルブ115は、ダイクロイックミラー113を透過して反射ミラー123で反射した赤色光Rを画像信号に応じて変調する透過型の液晶装置である。液晶ライトバルブ115は、λ/2位相差板115a、第1偏光板115b、液晶パネル100R、および第2偏光板115dを備えている。ここで、液晶ライトバルブ115に入射する赤色光Rは、ダイクロイックミラー113を透過しても光の偏光は変化しないことから、s偏光のままである。
λ/2位相差板115aは、液晶ライトバルブ115に入射したs偏光をp偏光に変換する光学素子である。第1偏光板115bは、s偏光を遮断してp偏光を透過させる偏光板である。液晶パネル100Rは、p偏光を画像信号に応じた変調によってs偏光(中間調であれば円偏光又は楕円偏光)に変換する構成となっている。第2偏光板115dは、p偏光を遮断してs偏光を透過させる偏光板である。従って、液晶ライトバルブ115は、画像信号に応じて赤色光Rを変調し、変調した赤色光Rをクロスダイクロイックプリズム119に向けて出射する。
液晶ライトバルブ116は、ダイクロイックミラー113で反射した後にダイクロイックミラー114で反射した緑色光Gを画像信号に応じて変調する透過型の液晶装置である。液晶ライトバルブ116は、液晶ライトバルブ115と同様に、第1偏光板116b、液晶パネル100G、および第2偏光板116dを備えている。液晶ライトバルブ116に入射する緑色光Gは、ダイクロイックミラー113、114で反射されて入射するs偏光である。第1偏光板116bは、p偏光を遮断してs偏光を透過させる偏光板である。液晶パネル100Gは、s偏光を画像信号に応じた変調によってp偏光(中間調であれば円偏光又は楕円偏光)に変換する構成となっている。第2偏光板116dは、s偏光を遮断してp偏光を透過させる偏光板である。従って、液晶ライトバルブ116は、画像信号に応じて緑色光Gを変調し、変調した緑色光Gをクロスダイクロイックプリズム119に向けて出射する。
液晶ライトバルブ117は、ダイクロイックミラー113で反射し、ダイクロイックミラー114を透過した後でリレー系120を経た青色光Bを画像信号に応じて変調する透過型の液晶装置である。液晶ライトバルブ117は、液晶ライトバルブ115、116と同様に、λ/2位相差板117a、第1偏光板117b、液晶パネル100B、および第2偏光板117dを備えている。液晶ライトバルブ117に入射する青色光Bは、ダイクロイックミラー113で反射してダイクロイックミラー114を透過した後にリレー系120の2つの反射ミラー125a、125bで反射することから、s偏光となっている。
λ/2位相差板117aは、液晶ライトバルブ117に入射したs偏光をp偏光に変換する光学素子である。第1偏光板117bは、s偏光を遮断してp偏光を透過させる偏光板である。液晶パネル100Bは、p偏光を画像信号に応じた変調によってs偏光(中間調であれば円偏光又は楕円偏光)に変換する構成となっている。第2偏光板117dは、p偏光を遮断してs偏光を透過させる偏光板である。従って、液晶ライトバルブ117は、画像信号に応じて青色光Bを変調し、変調した青色光Bをクロスダイクロイックプリズム119に向けて出射する。
リレー系120は、リレーレンズ124a、124bと反射ミラー125a、125bとを備えている。リレーレンズ124a、124bは、青色光Bの光路が長いことによる光損失を防止するために設けられている。リレーレンズ124aは、ダイクロイックミラー114と反射ミラー125aとの間に配置されている。リレーレンズ124bは、反射ミラー125a、125bの間に配置されている。反射ミラー125aは、ダイクロイックミラー114を透過してリレーレンズ124aから出射した青色光Bをリレーレンズ124bに向けて反射する。反射ミラー125bは、リレーレンズ124bから出射した青色光Bを液晶ライトバルブ117に向けて反射する。
クロスダイクロイックプリズム119は、2つのダイクロイック膜119a、119bをX字型に直交配置した色合成光学系である。ダイクロイック膜119aは青色光Bを反射して緑色光Gを透過する膜であり、ダイクロイック膜119bは赤色光Rを反射して緑色光Gを透過する膜である。従って、クロスダイクロイックプリズム119は、液晶ライトバルブ115〜117のそれぞれで変調された赤色光Rと緑色光Gと青色光Bとを合成し、投射光学系118に向けて出射する。
なお、液晶ライトバルブ115、117からクロスダイクロイックプリズム119に入射する光はs偏光であり、液晶ライトバルブ116からクロスダイクロイックプリズム119に入射する光はp偏光である。このようにクロスダイクロイックプリズム119に入射する光を異なる種類の偏光としていることにより、クロスダイクロイックプリズム119において各液晶ライトバルブ115〜117から入射する光を合成できる。ここで、一般に、ダイクロイック膜119a、119bはs偏光の反射特性に優れている。このため、ダイクロイック膜119a、119bで反射される赤色光R、および青色光Bをs偏光とし、ダイクロイック膜119a、119bを透過する緑色光Gをp偏光としている。投射光学系118は、投影レンズ(図示略)を有しており、クロスダイクロイックプリズム119で合成された光をスクリーン等の被投射部材111に投射する。
[投射型表示装置の構成例2]
図7は、反射型の液晶パネルを用いた投射型表示装置の説明図であり、以下に説明するワイヤーグリッド偏光板1032r、1032g、1032bに本発明を適用したワイヤーグリッド偏光素子1が用いられる。また、入射側偏光板1037b、1037g、1037r、および出射側偏光板1038b、1038g、1038rの一方または双方に本発明を適用したワイヤーグリッド偏光素子1を用いてもよい。
図7に示す投射型表示装置1000は、光源光を発生する光源部1021と、光源部1021から出射された光源光を赤、緑、青の3色に分離する色分離導光光学系1023と、色分離導光光学系1023から出射された各色の光源光によって照明される光変調部1025とを有している。また、投射型表示装置1000は、光変調部1025から出射された各色の像光を合成するクロスダイクロイックプリズム1027(合成光学系)と、クロスダイクロイックプリズム1027を経た像光をスクリーン(不図示)に投射するための投射光学系である投射光学系1029とを備えている。
かかる投射型表示装置1000において、光源部1021は、光源1021aと、一対のフライアイ光学系1021d、1021eと、偏光変換部材1021gと、重畳レンズ1021iとを備えている。本実施形態においては、光源部1021は、放物面からなるリフレクター1021fを備えており、平行光を出射する。フライアイ光学系1021d、1021eは、システム光軸と直交する面内にマトリクス状に配置された複数の要素レンズからなり、これらの要素レンズによって光源光を分割して個別に集光・発散させる。偏光変換部材1021gは、フライアイ光学系1021eから出射した光源光を、例えば図面に平行なp偏光成分のみに変換して光路下流側光学系に供給する。重畳レンズ1021iは、偏光変換部材1021gを経た光源光を全体として適宜収束させることにより、光変調部1025に設けた複数の液晶パネル100(R)、(G)、(B)を各々均一に重畳照明可能とする。
色分離導光光学系1023は、クロスダイクロイックミラー1023aと、ダイクロイックミラー1023bと、反射ミラー1023j、1023kとを備える。色分離導光光学系1023において、光源部1021からの略白色の光源光は、クロスダイクロイックミラー1023aに入射する。クロスダイクロイックミラー1023aを構成する一方の第1ダイクロイックミラー1031aで反射された赤色(R)の光は、反射ミラー1023jで反射された後、ダイクロイックミラー1023bを透過して、入射側偏光板1037r、ワイヤーグリッド偏光板1032r、および光学補償板1039rを介して、p偏光のまま、赤色(R)用の液晶パネル100(R)に入射する。
また、第1ダイクロイックミラー1031aで反射された緑色(G)の光は、反射ミラー1023jで反射された後、ダイクロイックミラー1023bでも反射されて、入射側偏光板1037g、ワイヤーグリッド偏光板1032g、および光学補償板1039gを介して、p偏光のまま、緑色(G)用の液晶パネル100(G)に入射する。
これに対して、クロスダイクロイックミラー1023aを構成する他方の第2ダイクロイックミラー1031bで反射された青色(B)の光は、反射ミラー1023kで反射されて、入射側偏光板1037b、ワイヤーグリッド偏光板1032b、および光学補償板1039bを介して、p偏光のまま、青色(B)用の液晶パネル100(B)に入射する。なお、光学補償板1039r、1039g、1039bは、液晶パネル100(B)への入射光および出射光の偏光状態を調整することで、液晶層の特性を光学的に補償している。
このように構成した投射型表示装置1000では、光学補償板1039r、1039g、1039bを経て入射した3色の光は各々、各液晶パネル100(R)、(G)、(B)において変調される。その際、液晶パネル100(R)、(G)、(B)から出射された変調光のうち、s偏光の成分光は、ワイヤーグリッド偏光板1032r、1032g、1032bで反射し、出射側偏光板1038r、1038g、1038bを介してクロスダイクロイックプリズム1027に入射する。クロスダイクロイックプリズム1027には、X字状に交差する第1誘電体多層膜1027aおよび第2誘電体多層膜1027bが形成されており、一方の第1誘電体多層膜1027aはR光を反射し、他方の第2誘電体多層膜1027bはB光を反射する。従って、3色の光は、クロスダイクロイックプリズム1027において合成され、投射光学系1029に出射される。そして、投射光学系1029は、クロスダイクロイックプリズム1027で合成されたカラーの像光を、所望の倍率でスクリーン(図示せず。)に投射する。
(他の投射型表示装置)
なお、投射型表示装置については、光源部として、各色の光を出射するLED光源等を用い、かかるLED光源から出射された色光を各々、別の液晶装置に供給するように構成してもよい。
1…ワイヤーグリッド偏光素子、2…透光性基板、2a…一方面、2b…他方面、2c、4…ワイヤーグリッド、6…保護層、7…反射防止層、41…ワイヤー状金属層、51…光吸収層、60…処理液層、61…有機シラン化合物、62…フッ素含有有機シラン化合物、71、512…面、411…側壁、511…側面、100B、100G、100R…液晶パネル、110、1000…投射型表示装置、118、1029…投射光学系、161、1021…光源部。

Claims (11)

  1. 透光性基板と、
    前記透光性基板の一方面に形成され、アルミニウムまたは銀を主成分とする複数のワイヤー状金属層が並列して延在するワイヤーグリッドと、
    前記ワイヤー状金属層の前記透光性基板とは反対側の端部に積層された光吸収層と、
    前記ワイヤー状金属層の側壁、前記光吸収層の側面、および前記光吸収層の前記透光性基板とは反対側の面を覆う保護層と、
    を有することを特徴とするワイヤーグリッド偏光素子。
  2. 請求項1に記載のワイヤーグリッド偏光素子において、
    前記光吸収層は、半導体膜または金属膜からなり、
    前記保護層は、有機シラン化合物からなることを特徴とするワイヤーグリッド偏光素子。
  3. 請求項2に記載のワイヤーグリッド偏光素子において、
    前記保護層は、フッ素含有有機シラン化合物からなることを特徴とするワイヤーグリッド偏光素子。
  4. 請求項3に記載のワイヤーグリッド偏光素子において、
    前記フッ素含有有機シラン化合物は、X線光電子分光法で結合エネルギーが0eVから1400eVの間で検出された全ての元素に対するフッ素の元素濃度(atom%)が40%以上かつ60%以下であることを特徴とするワイヤーグリッド偏光素子。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載のワイヤーグリッド偏光素子において、
    前記保護層は、厚さが5nm以下であることを特徴とするワイヤーグリッド偏光素子。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載のワイヤーグリッド偏光素子において、
    前記光吸収層は、シリコンまたはゲルマニウムを主成分とすることを特徴とするワイヤーグリッド偏光素子。
  7. 請求項1から6までの何れか一項に記載のワイヤーグリッド偏光素子において、
    前記保護層は、前記一方面で前記ワイヤーグリッドから露出する部分を覆っていることを特徴とするワイヤーグリッド偏光素子。
  8. 請求項7に記載のワイヤーグリッド偏光素子において、
    前記保護層は、前記透光性基板の前記一方面とは反対側の面である他方面を覆っていることを特徴とするワイヤーグリッド偏光素子。
  9. 請求項1から7までの何れか一項に記載のワイヤーグリッド偏光素子において、
    前記透光性基板の前記一方面とは反対側の面である他方面に反射防止層が積層されており、
    前記保護層は、前記反射防止層の前記透光性基板とは反対側の面を覆っていることを特徴とするワイヤーグリッド偏光素子。
  10. 請求項8または9に記載のワイヤーグリッド偏光素子において、
    前記保護層は、前記透光性基板の前記一方面と前記他方面との間の側面を覆っている特徴とするワイヤーグリッド偏光素子。
  11. 請求項1から10までの何れか一項に記載のワイヤーグリッド偏光素子を備えた投射型表示装置であって、
    液晶パネルと、
    前記液晶パネルに供給される光を出射する光源部と、
    前記液晶パネルによって変調された光を投射する投射光学系と、
    を有し、
    前記光源部から前記液晶パネルを経由して前記投射光学系に到る光路に前記ワイヤーグリッド偏光素子が配置されていることを特徴とする投射型表示装置。
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