JP2018151171A - 案内装置、管理装置、端末装置及び案内方法 - Google Patents

案内装置、管理装置、端末装置及び案内方法 Download PDF

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Abstract

【課題】イベントの参加者による往来に起因して発生することが予測される渋滞を回避しつつ、適切な走行ルートを案内する。【解決手段】イベント情報取得部730がイベントに関する情報を取得する。引き続き、予測部740が、イベント情報取得部730による取得結果を解析して、イベントの参加者による往来で混雑する参加者ルートの発生状況を予測する。そして、参加者が道路を横断する横断路であって、参加者の横断による混雑時における移動体MVの移動中に交差することになる横断路が、予測部740により予測された発生状況に含まれている参加者ルート中にある場合、探索部760が、当該横断路と交差しない案内ルートを探索する。【選択図】 図1

Description

本発明は、案内装置、管理装置、端末装置、案内方法及び案内プログラム、並びに、当該案内プログラムが記録された記録媒体に関する。
従来から、目的地の指定に応じて車両等の移動体の当該目的地までの案内ルートを探索し、探索された案内ルートに関する案内を行う案内装置に関し、様々な技術が提案されている。こうした提案技術の一つとして、イベント開催に関連して発生する混雑を予測したうえで案内ルートの探索を行うナビゲーション装置の技術がある(特許文献1参照:以下、「従来例」と呼ぶ)。
この従来例の技術では、イベント開催に関するリアルタイム情報を取得する。引き続き、当該リアルタイム情報を参照して、リンク(道路)単位での混雑情報を更新し、リンク単位で渋滞予測情報を作成する。そして、作成された渋滞予測情報に基づき、混雑しているリンクを迂回する案内ルートの探索を行うようになっている。
特開2006−226977号公報
上述したように、従来例の技術では、渋滞予測情報をリンク単位で作成している。このため、例えば、イベント参加者の歩行等による往来に起因する渋滞が複数車線のリンクの一部の車線(レーン)のみで発生する場合にも、リンクに関する渋滞予測情報として作成され、当該リンクの走行を回避する案内ルートが検索(再検索を含む)される。
しかしながら、上述したような参加者の往来に起因する渋滞が複数車線のリンクの一部の車線のみで発生する場合には、渋滞発生車線の走行を回避するようにすれば、当該複数車線のリンクを案内ルート中に含めるようにしても渋滞を回避することができる。こうした案内ルートを採用することができれば、渋滞車線を含むリンクそのものを回避した案内ルートを採用する場合と比べて、目的地までの走行距離や走行時間を短縮できる可能性が高まり、利用者の利便性が向上する。
このため、イベント開催に関連して、イベントの参加者による往来に起因して発生することが予測される渋滞を回避しつつ、適切な走行ルートを案内することができる技術が望まれている。かかる要請に応えることが、本発明が解決すべき課題の一つとして挙げられる。
請求項1に記載の発明は、イベントに関する情報を取得する取得部と;前記イベントの参加者による往来で混雑する参加者ルートの発生状況を予測する予測部と;前記参加者ルートの混雑時における移動体の移動区間が前記参加者ルートと交差しない案内ルートを探索する探索部と;を備えることを特徴とする案内装置である。
請求項6に記載の発明は、イベントに関する情報を取得する取得部と;前記イベントの参加者による往来で混雑する参加者ルートの発生状況を予測する予測部と;前記参加者ルートの混雑時における移動体の移動区間が前記参加者ルートと交差しない案内ルートを探索する探索部と;前記探索された案内ルートを送信する送信部と;を備えることを特徴とする管理装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の管理装置から送信された案内ルートを受信する受信部と;前記案内ルートの提示を制御する提示制御部と;を備えることを特徴とする端末装置である。
請求項8に記載の発明は、取得部と;予測部と;探索部と;を備える案内装置において使用される案内方法であって、前記取得部が、イベントに関する情報を取得する取得工程と;前記予測部が、前記イベントの参加者による往来で混雑する参加者ルートの発生状況を予測する予測工程と;前記探索部が、前記参加者ルートの混雑時における移動体の移動区間が前記参加者ルートと交差しない案内ルートを探索する探索工程と;を備えることを特徴とする案内方法である。
請求項9に記載の発明は、案内装置が有するコンピュータに、請求項8に記載の案内方法を実行させる、ことを特徴とする案内プログラムである。
請求項10に記載の発明は、案内装置が有するコンピュータにより読み取り可能に、請求項9に記載の案内プログラムが記録されている、ことを特徴とする記録媒体である。
本発明の第1実施形態に係る案内装置の概略的な構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る端末装置及び案内装置の概略的な構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施例に係る案内装置の概略的な構成を示すブロック図である。 案内処理を説明するためのフローチャートである。 図4における最近接イベントのイベント情報の抽出処理を説明するためのフローチャートである。 図4における混雑する参加者ルートの発生状況の予測処理を説明するためのフローチャートである。 イベントの参加者による往来に起因する渋滞を回避するためのレーン単位のルート探索例を示す図である。 本発明の第2実施例に係る案内システムにおける端末装置及び案内装置の位置付けを説明するためのブロック図である。 図8の端末装置の構成を説明するためのブロック図である。 図8の案内装置の構成を説明するためのブロック図である。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。なお、以下の説明及び図面においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態を、図1を参照して説明する。
<構成>
図1には、第1実施形態に係る案内装置700の概略的な構成が示されている。この図1に示されるように、案内装置700は、移動体MV内に配置される。この移動体MV内には、案内装置700に加えて、位置検出部910と、提示部920とが配置されている。こうした位置検出部910及び提示部920は、案内装置700と接続されている。
上記の位置検出部910は、第1実施形態では、GPS受信機等を備えて構成されている。この位置検出部910は、複数のGPS衛星からの電波の受信結果に基づいて、移動体MVの現在位置及び現在時刻を検出する。位置検出部910による検出結果は、現在位置情報として、案内装置700へ逐次送られる。
上記の提示部920は、案内装置700から送られた提示データを受ける。そして、提示部920は、当該提示データに対応する提示情報を利用者に提示する。第1実施形態では、提示部920は、音出力部及び表示部を備えている。そして、提示データには、出力音データ及び画像データが含まれるようになっている。
音出力部は、スピーカを備えて構成される。この音出力部は、案内装置700から送られた出力音データを受ける。そして、音出力部は、当該出力音データに対応する音声を出力する。
表示部は、液晶ディスプレイ等の表示デバイスを備えて構成される。この表示部は、案内装置700から送られた画像データを受ける。そして、表示部は、当該画像データに対応する画像を表示する。
また、案内装置700は、ネットワーク500を介して、イベント情報サーバ600と通信可能となっている。このイベント情報サーバ600には、イベント情報が保持されている。こうしたイベント情報には、イベントごとの会場位置、イベント種類、予想来場客数及び開催時間帯(日付を含む)が含まれている。
イベント情報サーバ600は、イベント会場位置が属する領域、期間等のパラメータが指定されたイベント情報要求を、ネットワーク500を介して受信する。引き続き、イベント情報サーバ600は、指定されたパラメータに対応するイベントのイベント情報を抽出する。そして、イベント情報サーバ600は、抽出されたイベント情報を、ネットワーク500を介して、イベント情報要求を発行した装置へ送信する。
《案内装置700の構成》
案内装置700は、入力部710と、無線通信部720と、イベント情報取得部730と、予測部740とを備えている。また、案内装置700は、現在位置取得部750と、探索部760と、提示制御部770とを備えている。
なお、案内装置700は、不図示の記憶部を更に備えている。当該記憶部には、案内装置700において利用される様々な情報が記録される。こうした情報には、地図情報等が含まれている。この記憶部には、予測部740、探索部760及び提示制御部770がアクセス可能となっている。
地図情報には、道路の接続関係を示す道路データや、それらを表示するためのイメージデータ、POI(Point of Interest)情報等が含まれている。ここで、道路データには、複数の道路が交差、合流、分岐する地点(ノード)と、ノード間を結ぶ道路(リンク)の情報から成り、具体的にはノードやリンクの位置情報(緯度経度)や形状パターン、標準走行時間情報、及び、それらを一意に識別するためのID(Identifier:識別子)が含まれている。また、POI情報には、施設名、施設位置等が含まれている。
上記の入力部710は、案内装置700用に配置されたキー部、リモート入力装置等により構成される。ここで、案内装置700用に配置されたキー部としては、提示部920の表示デバイスに設けられたタッチパネルを用いることができる。なお、キー部を有する構成に代えて、音声入力する構成を採用することもできる。この入力部710を利用者が操作することにより、各種の指定や指令を入力することができる。こうした指定には、目的地を指定した探索開始指令等が含まれる。入力部710への入力結果は、探索部760へ送られる。
上記の無線通信部720は、ネットワーク500を介して、イベント情報サーバ600との通信を行う。無線通信部720は、イベント情報取得部730から送られたイベント情報要求を受ける。そして、無線通信部720は、当該イベント情報要求をイベント情報サーバ600へ送信する。なお、イベント情報取得部730が発行するイベント情報要求では、設定されている案内ルートに沿った領域(以下、「沿道領域」という)、及び、現時点から目的地までの走行予定期間(以下、単に「走行予定期間」という)が指定される。
また、無線通信部720は、イベント情報サーバ600から送信されたイベント情報を受信する。そして、無線通信部720は、当該イベント情報をイベント情報取得部730へ送る。
上記のイベント情報取得部730は、探索部760から送られたイベント情報取得指令を受ける。当該イベント情報取得指令には、沿道領域及び走行予定期間が含まれている。
引き続き、イベント情報取得部730は、イベント情報取得指令に対応するイベント情報要求を生成する。そして、イベント情報取得部730は、生成されたイベント情報要求を無線通信部720へ送る。
また、イベント情報取得部730は、無線通信部720から送られたイベント情報を受ける。そして、イベント情報取得部730は、当該イベント情報を予測部740へ送る。
上記の予測部740は、イベント情報取得部730から送られたイベント情報を受ける。また、予測部740は、探索部760から送られた案内ルート情報を受ける。引き続き、予測部740は、記憶部内の地図情報、当該イベント情報及び当該案内ルート情報に基づいて、最近接イベントの参加者による往来で混雑する参加者ルート(以下、単に「参加者ルート」という)の発生状況を予測する。そして、予測部740は、予測結果を探索部760へ送る。
なお、本明細書では、「参加者」には、「歩行により参加する者」以外に、「走って参加する者」や、「自転車等を利用して参加する者」も含まれるものとする。
上記の現在位置取得部750は、位置検出部910から送られた検出結果を受ける。そして、現在位置取得部750は、当該検出結果を予測部740、探索部760及び提示制御部770へ送る。
上記の探索部760は、目的地を指定した探索開始指令を受けると、探索ルートに沿った領域における開催イベント有無を考慮することなく、リンク単位での初期ルートの探索を行う。また、探索部760は、沿道領域及び走行予定期間を含むイベント情報取得指令を生成し、生成されたイベント情報取得指令をイベント情報取得部730へ送る。そして、今回のイベント情報取得指令の発行に対応する予測部740による予測結果を受ける。
当該予測結果を受けると、探索部760は、移動体MVが案内ルートに沿った走行をした場合、混雑発生時間帯の移動中に参加者ルートと交差することになるか否かという交差判定を行う。この交差判定の結果が肯定的であった場合、探索部760は、参加者ルートと交差しない新たな走行ルートの探索を行う。そして、探索部760は、新たに探索された走行ルートの情報を、案内ルートの情報として、予測部740及び提示制御部770へ送る。
上記の提示制御部770は、現在位置取得部750による取得結果、及び、探索部760から送られた案内ルートの情報を受ける。引き続き、提示制御部770は、当該取得結果及び当該案内ルートの情報に基づいて、記憶部内の地図情報を適宜参照しつつ、ルート案内を利用者に対して行うための提示データを生成する。そして、提示制御部770は、生成された提示データを提示部920へ送る。
<動作>
次に、上記のように構成された案内装置700の動作について、予測部740による予測処理及び探索部760による探索処理に主に着目して説明する。
なお、位置検出部910からは、検出された現在位置情報が案内装置700へ逐次送られているものとする。また、現在位置情報を受けた現在位置取得部750は、当該現在位置情報を、予測部740、探索部760及び提示制御部770へ逐次送っているものとする。
案内装置700における案内処理では、まず、探索部760が、ルート案内中であるか否かのルート案内中判定を行う。ルート案内中判定の結果が否定的であった場合には、入力部710に目的地を指定した探索開始指令が入力され、当該探索開始指令を探索部760が受けると、探索部760は、初期ルートの探索を行う。
かかる初期ルートの探索に際して、沿道領域における開催イベントの有無を考慮することなく、リンク単位での探索を行う。引き続き、探索部760は、初期ルートの情報を案内ルート情報として、予測部740及び提示制御部770へ送る。
探索部760から送られた案内ルートの情報を受けると、提示制御部770は、新たな案内ルート情報及び位置検出部910による検出結果に基づき、記憶部内の地図情報を適宜参照しつつ、ルート案内を利用者に対して行うための提示データを生成する。そして、提示制御部770は、生成された提示データを提示部920へ送る。この結果、更新された案内ルートに関する案内情報の提示部920による利用者への提示が開始される。
次に、探索部760は、沿道領域及び走行予定期間を含むイベント情報取得指令を生成し、生成されたイベント情報取得指令をイベント情報取得部730へ送る。探索部760から送られたイベント情報取得指令を受けると、イベント情報取得部730は、イベント情報取得指令に対応するイベント情報要求を生成する。そして、イベント情報取得部730は、無線通信部720を利用して、生成されたイベント情報要求をイベント情報サーバ600へ送信する。
当該イベント情報要求に応答して、イベント情報サーバ600から送信されたイベント情報を、イベント情報取得部730は、無線通信部720を介して受信する。そして、イベント情報取得部730は、当該イベント情報を予測部740へ送る。
《予測部740による予測処理》
イベント情報取得部730から送られたイベント情報を受けると、予測部740は予測処理を開始する。
かかる予測処理に際して、予測部740は、まず、記憶部内の地図情報を参照しつつ、当該イベント情報に含まれているイベントの中から、案内ルートに沿って最も近接する最近接イベントを特定し、最近接イベントのイベント情報を抽出する。そして、予測部740は、抽出されたイベント情報に基づいて、混雑する参加者ルート及び混雑時間帯を予測する。
混雑する参加者ルートの予測に際して、予測部740は、まず、最近接イベントのイベント情報に含まれているイベント開催位置に基づいて、当該最近接イベントへの参加者の多くが利用すると推定される最寄りのターミナルの位置を抽出する。ここで、ターミナルとしては、鉄道の駅、バス停留所等が挙げられる。
引き続き、予測部740は、記憶部内の地図情報を参照しつつ、最近接イベントの開催位置と最寄りのターミナルの位置との組み合わせごとに混雑する参加者ルートを予測する。また、最近接イベントのイベント種類及び開催時間帯に基づいて、予測部740は、混雑時間帯を予測する。
こうして予測された参加者ルート及び混雑時間帯を、混雑する参加者ルートの発生状況の情報(以下、「発生状況情報」という)として、予測部740は探索部760へ送る。そして、予測部740による今回の予測処理が終了する。
《探索部760による再ルート探索処理》
予測部740から送られた発生状況情報を受けると、探索部760は、再ルート探索処理を開始する。
再ルート探索処理に際して、探索部760は、記憶部内の地図情報を参照しつつ、発生状況情報に含まれる参加者ルート中に参加者が道路を横断する横断路があるか否かの横断路判定を行う。横断路判定の結果が肯定的であった場合には、探索部760は、発生状況情報に含まれる混雑時間帯に、案内ルートを走行する移動体MVの移動中に当該横断路と交差することになると予測されるか否かの交差判定を行う。
交差判定の結果が否定的であった場合には、探索部760は、再ルート探索を行うことなく、移動体MVの現在位置と現時点の案内ルートとに基づいて新たなイベント情報取得指令を生成する。引き続き、探索部760は、生成されたイベント情報取得指令をイベント情報取得部730へ送る。そして、探索部760は、今回の再ルート探索処理を終了する。
一方、交差判定の結果が肯定的であった場合には、探索部760は、案内ルートと交差すると判定された横断路と交差しない再ルート探索を行う。この再ルート探索に際して、探索部760は、参加者の往来に起因して混雑することになる案内ルートにおける混雑レーン(車線)を特定する。例えば、案内ルートと交差すると判定された横断路を含む交差点を右折又は左折した場合に当該横断路と交差することになるレーンを混雑レーンと特定する。
次に、探索部760は、混雑レーンを含むリンク(道路)が単数車線であるか否かの単数車線判定を行う。単数車線判定の結果が肯定的であった場合には、当該リンクを迂回するルートを探索する。引き続き、探索部760は、探索された迂回ルートの情報を案内ルート情報として、予測部740及び提示制御部770へ送る。引き続き、探索部760は、生成されたイベント情報取得指令をイベント情報取得部730へ送る。そして、探索部760は、今回の再ルート探索処理を終了する。
一方、単数車線判定の結果が否定的であった場合には、当該リンクを迂回しないルートを含めて、混雑レーンを回避するためのレーン単位でのルート探索を行う。引き続き、探索部760は、探索された迂回ルートの情報を案内ルート情報として、予測部740及び提示制御部770へ送る。引き続き、探索部760は、生成されたイベント情報取得指令をイベント情報取得部730へ送る。そして、探索部760は、今回の再ルート探索処理を終了する。
以後、目的地に到達するまで、上述した初期ルート探索処理の終了後から探索部760による再ルート探索処理が繰り返される。
以上説明したように、第1実施形態の案内装置700では、イベント情報取得部730がイベントに関する情報を取得する。引き続き、予測部740が、イベントの参加者による往来で混雑する参加者ルートの発生状況を予測する。そして、探索部760が、参加者ルートの混雑時における移動体MVの移動区間が当該参加者ルートと交差しない案内ルートを探索する。
また、第1実施形態では、参加者が道路を横断する横断路であって、参加者の横断による混雑時における移動体MVの移動中に交差することになる横断路が参加者ルート中にある場合、探索部760が、当該横断路に交差しない案内ルートを探索する。
また、第1実施形態では、探索部760が、横断路を横断する参加者の影響で混雑する混雑レーンを特定し、混雑レーンを走行しない案内ルートを探索する。
また、第1実施形態では、当該横断路を含む交差点を右折又は左折した場合に、その横断路と交差することになるレーンを、探索部760は混雑レーンと特定する。そして、探索部760は、混雑レーンを含む道路が単数車線である場合には、混雑レーンを含む道路を通らない案内ルートを探索し、混雑レーンを含む道路が複数車線である場合には、混雑レーンを回避する案内ルートをレーン単位で探索する。
したがって、第1実施形態によれば、イベントの参加者による往来に起因して発生することが予測される渋滞を回避しつつ、適切な走行ルートを案内することができる。また、イベントの参加者による往来に起因して発生することが予測される渋滞を回避可能な適切な走行ルートの案内を、合理的に行うことができる。
<第1実施形態の変形>
上記の第1実施形態に対しては、様々な変形を行うことができる。
例えば、上記の第1実施形態では、案内装置700が、案内装置700の外部の位置検出部910から送られた移動体MVの現在位置を取得するようにした。これに対し、位置検出部910として利用できる資源が外部に存在しない場合には、位置検出部910の機能を果たす資源を、案内装置700が備えるようにしてもよい。
また、上記の第1実施形態では、案内装置700により生成された案内情報を、案内装置700の外部の提示部920を利用して提示するようにした。これに対し、提示部920として利用できる資源が外部に存在しない場合には、提示部920の機能を果たす資源を、案内装置700が備えるようにしてもよい。
また、上記の第1実施形態では、イベントの参加者の往来により混雑する横断路であって、参加者の横断による混雑時における移動体の移動中に交差することになる横断路と交差しない案内ルートを探索するようにした。これに対し、横断路以外のイベントの参加者の往来により混雑する箇所でも、混雑時に移動体の移動中に交差しない走行ルートを探索するようにしてもよい。
また、混雑レーンの特定に際しては、VICS(登録商標)等の交通情報サーバから取得した渋滞情報等を更に考慮するようにしてもよい。
また、第1実施形態では、イベントの参加者による往来に起因する渋滞を回避しつつ、適切な走行ルートを探索するようにした。これに対して、イベントの参加者が利用する車両の入庫又は出庫に起因する渋滞を更に含めた渋滞を回避しつつ、適切な走行ルートを探索するようにしてもよい。
なお、上記の第1実施形態の案内装置700のイベント情報取得部730、予測部740、現在位置取得部750、探索部760及び提示制御部770の一部又は全部を、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)等を備えた演算部としてのコンピュータとして構成し、予め用意されたプログラムを当該コンピュータで実行することにより、イベント情報取得部730、予測部740、現在位置取得部750、探索部760及び提示制御部770の一部又は全部の機能を果たすようにしてもよい。このプログラムはハードディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該コンピュータによって記録媒体からロードされて実行される。また、このプログラムは、CD−ROM、DVD等の可搬型記録媒体に記録された形態で取得されるようにしてもよいし、インターネットなどのネットワークを介した配信の形態で取得されるようにしてもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を、図2を参照して説明する。
<構成>
図2には、第2実施形態に係る案内システムが備える端末装置810及び管理装置820の概略的な構成が示されている。この図2に示されるように、端末装置810は、移動体MV内に配置されて動作するようになっている。また、管理装置820は、移動体MVの外に配置される。そして、端末装置810と管理装置820とは、ネットワーク500を介して、通信可能となっている。
ネットワーク500には、イベント情報サーバ600が接続されている。そして、管理装置820は、ネットワーク500を介して、イベント情報サーバ600と通信可能となっている。
なお、管理装置820は、端末装置810と同様に構成された他の端末装置とも通信可能となっているが、図2においては、端末装置810のみが代表的に示されている。
《端末装置810の構成》
図2に示されるように、端末装置810は、上述した入力部710と、現在位置取得部750と、提示制御部770とを備えている。また、端末装置810は、送信部811と、受信部812とを備えている。
さらに、端末装置810は、地図情報等が格納された、不図示の記憶部を備えている。この記憶部には、提示制御部770がアクセス可能となっている。
なお、第2実施形態では、入力部710は、入力結果を送信部811へ送るようになっている。また、現在位置取得部750は、取得結果を提示制御部770及び送信部811へ送るようになっている。さらに、提示制御部770は、受信部812から案内ルート情報を受けるようになっている。
上記の送信部811は、入力部710から送られたルート探索開始指令を受ける。そして、送信部811は、当該ルート探索開始指令を、ネットワーク500を介して管理装置820へ送信する。
また、送信部811は、現在位置取得部750から送られた収集結果を受ける。そして、送信部811は、当該収集結果を、ネットワーク500を介して管理装置820へ送信する。
上記の受信部812は、管理装置820から、ネットワーク500を介して送られた案内ルート情報を受ける。そして、受信部812は、案内ルート情報を提示制御部770へ送る。
《管理装置820の構成》
図2に示されるように、管理装置820は、上述したイベント情報取得部730と、予測部740と、探索部760とを備えている。また、管理装置820は、受信部821と、送信部822とを備えている。
さらに、管理装置820は、地図情報等が格納された、不図示の記憶部を備えている。この記憶部には、予測部740及び探索部760がアクセス可能となっている。
なお、第2実施形態では、イベント情報取得部730は、上述した現在位置取得部750の収集結果を、受信部821から受けるようになっている。また、イベント情報取得部730は、イベント情報要求を送信部822へ送るようになっている。さらに、探索部760は、案内ルート情報を送信部822へ送るようになっている。
上記の受信部821は、ネットワーク500を介して、端末装置810から送信されたルート探索開始指令を受信する。そして、受信部821は、当該ルート探索開始指令を探索部760へ送る。
また、受信部821は、ネットワーク500を介して、端末装置810から送信された、上述した現在位置取得部750の収集結果を受信する。そして、受信部821は、当該収集結果を予測部740及び探索部760へ送る。
また、受信部821は、ネットワーク500を介して、イベント情報サーバ600から送信されたイベント情報を受信する。そして、受信部821は、当該イベント情報をイベント情報取得部730へ送る。
上記の送信部822は、イベント情報取得部730から送られたイベント情報要求を受ける。そして、送信部822は、当該イベント情報要求を、ネットワーク500を介して、イベント情報サーバ600へ送信する。
また、送信部822は、探索部760から送られた案内ルート情報を受ける。そして、送信部822は、当該案内ルート情報を、ネットワーク500を介して端末装置810へ送る。
したがって、端末装置810と管理装置820とを備える案内システムでは、構成要素710〜770間の相互接続は、必要に応じて送信部811、受信部812、ネットワーク500、受信部821及び送信部822を介することを除いて、上述した第1実施形態の場合と論理的に同様な相互接続となっている。また、当該案内システムでは、イベント情報取得部730が、第1実施形態における無線通信部720に代えて、受信部821及び送信部822を利用することにより、第1実施形態の場合と同様のイベント情報サーバ600との通信を行うようになっている。
<動作>
次に、上記のように構成された端末装置810と管理装置820とを備える案内システムの動作について説明する。
上述したように、当該案内システムでは、構成要素710〜770が、論理的には第1実施形態の場合と同様に相互接続する。また、当該案内システムでは、イベント情報サーバ600との通信を、第1実施形態の場合と同様に行う。このため、第2実施形態における構成要素710〜770は、第1実施形態の場合と同様に動作する。
以上説明したように、第2実施形態の案内システムによれば、第1実施形態の案内装置700と同様の効果を奏することができる。すなわち、第2実施形態の案内システムによれば、イベントの参加者による往来に起因して発生することが予測される渋滞を回避しつつ、適切な走行ルートを案内することができる。
<第2実施形態の変形>
第2実施形態の案内システムが備える端末装置及び管理装置の構成要素については、第1実施形態の場合と同様の変形を行うことができる。
なお、上記の第2実施形態の端末装置810の現在位置取得部750及び提示制御部770の一部又は全部を、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)等を備えた演算部としてのコンピュータとして構成し、予め用意されたプログラムを当該コンピュータで実行することにより、これらの要素の機能の一部又は全部を実現するようにしてもよい。また、管理装置820のイベント情報取得部730、予測部740及び探索部760の一部又は全部を、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)等を備えた演算部としてのコンピュータとして構成し、予め用意されたプログラムを当該コンピュータで実行することにより、これらの要素の機能の一部又は全部を実現するようにしてもよい。これらのプログラムはハードディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該コンピュータによって記録媒体からロードされて実行される。また、このプログラムは、CD−ROM、DVD等の可搬型記録媒体に記録された形態で取得されるようにしてもよいし、インターネットなどのネットワークを介した配信の形態で取得されるようにしてもよい。
以下、本発明の実施例を、図3〜図10を参照して説明する。なお、以下の説明及び図面においては、上述した実施形態を含めて、同一又は同等の要素については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施例]
まず、本発明の第1実施例を、図3〜図8を参照して説明する。
<構成>
図3には、第1実施例に係る案内装置100の概略的な構成が示されている。この案内装置100は、道路上を走行する移動体MVとしての車両CR内に配置される。
案内装置100は、ネットワーク500を介してイベント情報サーバ600と通信可能となっており、上述した第1実施形態の案内装置700(図1参照)の一態様となっている。なお、イベント情報サーバ600から取得されるイベント情報には、上述した実施形態の場合と同様に、イベントごとの会場位置、イベント種類、予想来場客数及び開催時間帯(日付を含む)が含まれている。
車両CR内には、案内装置100に加えて、音出力ユニット210、表示ユニット220、センサユニット230及びGPS受信ユニット240が配置されている。これらの音出力ユニット210、表示ユニット220、センサユニット230及びGPS受信ユニット240は、案内装置100と接続されている。
上記の音出力ユニット210は、案内装置100から送られた出力音データを受ける。そして、音出力ユニット210は、当該出力音データに対応する音声を出力する。すなわち、音出力ユニット210は、上述した提示部920の機能の一部を果たすようになっている。
上記の表示ユニット220は、案内装置100から送られた画像データを受ける。そして、表示ユニット220は、当該画像データに対応する画像を表示する。すなわち、表示ユニット220は、上述した提示部920の機能の一部を果たすようになっている。
上記のセンサユニット230は、車速センサ、加速度センサ、角速度センサ、傾斜センサ等を備えて構成されている。センサユニット230が備える各種センサによる検出結果は、案内装置100へ送られる。なお、センサユニット230は、上述した位置検出部910の一部の機能を果たすようになっている。
上記のGPS(Global Positioning System)受信ユニット240は、複数のGPS衛星からの電波の受信結果に基づいて、車両CRの現在位置及び現在時刻を算出する。この現在位置及び現在時刻に関する情報は、現在位置情報として案内装置100へ送られる。なお、GPS受信ユニット240は、位置検出部910の一部の機能を果たすようになっている。
図3に示されるように、案内装置100は、制御ユニット110Aと、記憶ユニット120と、無線通信ユニット130と、入力ユニット140とを備えている。制御ユニット110Aには、記憶ユニット120、入力ユニット140に加えて、上述した音出力ユニット210、表示ユニット220、センサユニット230及びGPS受信ユニット240が接続されている。
上記の制御ユニット110Aは、案内装置100の全体を統括制御する。この制御ユニット110Aについては、後述する。
上記の記憶ユニット120は、ハードディスク装置等の不揮発性の記憶装置を備えて構成され、案内装置100において利用される様々な情報データが記憶される。こうした情報データには、地図情報MPIが含まれている。この記憶ユニットには、制御ユニット110Aがアクセス可能となっている。
上記の無線通信ユニット130は、ネットワーク500を介して、イベント情報サーバ600との通信を行う。無線通信ユニット130は、制御ユニット110Aから送られたイベント情報要求を受ける。そして、無線通信ユニット130は、当該イベント情報要求をイベント情報サーバ600へ送信する。
また、無線通信ユニット130は、イベント情報サーバ600から送信されたイベント情報を受信する。そして、無線通信ユニット130は、当該イベント情報を制御ユニット110Aへ送る。
すなわち、無線通信ユニット130は、第1実施形態における無線通信部720の機能を果たすようになっている。
上記の入力ユニット140は、案内装置100の本体部に設けられたキー部、及び/又はキー部を備えるリモート入力装置等により構成される。ここで、本体部に設けられたキー部としては、表示ユニット220の表示デバイスに設けられたタッチパネルを用いることができる。なお、キー部を有する構成に代えて、又は併用して音声認識技術を利用して音声にて入力する構成を採用することもできる。
この入力ユニット140を利用者が操作することにより、案内装置100の動作内容の指定や動作指令が行われる。こうした指定には、探索開始指令等の指令が含まれる。すなわち、入力ユニット140は、第1実施形態における入力部710の機能を果たすようになっている。
次に、上記の制御ユニット110Aについて説明する。この制御ユニット110Aは、中央処理装置(CPU)及びその周辺回路を備えて構成されている。制御ユニット110Aが様々なプログラムを実行することにより、案内装置100としての各種機能が実現されるようになっている。こうした機能の中には、上述した第1実施形態におけるイベント情報取得部730、予測部740、現在位置取得部750、探索部760及び提示制御部770の機能も含まれている。また、制御ユニット110Aは、計時機能を有しており、GPS受信ユニット240から送られた現在時刻に従った補正を行うことにより、現時点の日付及び時刻を特定できるようになっている。
また、制御ユニット110Aは、センサユニット230から送られたセンサデータ及びGPS受信ユニット240から受けたGPSデータに基づいて、記憶ユニット120中の地図情報MPI等を適宜参照し、マップマッチングの手法を用いて、精度良く現在位置を検出する。すなわち、制御ユニット110Aは、上述した位置検出部910の機能の一部を果たすようになっている。
なお、制御ユニット110Aが実行するプログラムはハードディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該記録媒体からロードされて実行される。また、このプログラムは、CD−ROM、DVD等の可搬型記録媒体に記録された形態で取得されるようにしてもよいし、インターネットなどのネットワークを介した配信の形態で取得されるようにしてもよい。
<動作>
次に、上記のように構成された案内装置100の動作について、制御ユニット110Aが実行する案内処理に主に着目して説明する。
なお、センサユニット230からは、各種センサによる検出結果が、センサデータとして、制御ユニット110Aへ逐次送られているものとする。また、GPS受信ユニット240からは、現在位置及び現在時刻に関する情報が、GPSデータとして制御ユニット110Aへ逐次送られているものとする。
制御ユニット110Aは、センサユニット230から送られたセンサデータ、及び、GPS受信ユニット240から送られたGPSデータに基づくマップマッチングを逐次行い、現在位置を検出しているものとする。また、計時機能による計時結果、及び、GPS受信ユニット240から送られた現在時刻に基づいて、現時点の日付及び時刻を検出しているものとする。
かかる動作環境のもとで、制御ユニット110Aにより案内処理が実行される。
この案内処理では、図4に示されるように、まず、ステップS10において、制御ユニット110Aが、ルート案内中であるか否かを判定する。ステップS10における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS10:Y)には、処理は、後述するステップS13へ進む。
ステップS10における判定の結果が否定的であった場合(ステップS10:N)には、処理はステップS11へ進む。このステップS11では、初期ルートを探索するか否かを判定する。かかる判定は、制御ユニット110Aが、入力ユニット140に目的地を指定した探索開始指令が入力され、当該探索開始指令を受けたか否かを判定することにより行われる。ステップS11における判定の結果が否定的であった場合(ステップS11:N)には、ステップS11の処理が繰り返される。
探索開始指令を受け、ステップS11における判定の結果が肯定的となると(ステップS11:Y)、処理はステップS12へ進む。このステップS12では、制御ユニット110Aは、まず、探索ルートに沿った領域における開催イベント有無を考慮することなく、リンク単位での初期ルートの探索を行う。かがる初期ルートの探索に際して、制御ユニット110Aは、記憶ユニット120内の地図情報MPIを参照しつつ、例えば、目的地までの走行時間を最短化するとの観点から、初期ルートの探索を行う。
次に、制御ユニット110Aは、探索された初期ルートを案内ルートに設定する。引き続き、制御ユニット110Aは、新たに設定された案内ルートに沿ったルート案内を開始する。かかるルート案内に際して、制御ユニット110Aは、設定された案内ルート及び現在位置情報に基づいて、ルート案内用の出力音データ及び画像データを適宜生成する。そして、制御ユニット110Aは、生成された出力音データを音出力ユニット210へ送るとともに、生成された画像データを表示ユニット220へ送る。この結果、案内用音声が音出力ユニット210から出力されるとともに、案内用画像が表示ユニット220に表示され、利用者に案内用情報が提示される。
なお、こうした案内情報の提示処理が開始されると、制御ユニット110Aは、当該提示処理と並行して、以下のステップS13以降の処理を実行する。
引き続き、制御ユニット110Aは、今回の目的地までの案内ルートに沿った領域における開催イベントに関するイベント情報が取得されたことがあるか否かを示す取得フラグを「OFF」に設定する。そして、処理はステップS13へ進む。
ステップS13では、制御ユニット110Aが、案内ルートに沿って車両CRに最も近接している最近接イベントに関するイベント情報の抽出処理を行う。かかるイベント情報の抽出処理の詳細については、後述する。
次に、ステップS14において、制御ユニット110Aが、最近接イベントのイベント情報に含まれるイベント種類及び予想来場客数に基づいて、イベントの参加者による往来で混雑することが推定されるか否かを判定する。ステップS14における判定の結果が否定的であった場合(ステップS14:N)には、処理は、後述するステップS21へ進む。
ステップS14における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS14:Y)には、処理はステップS15へ進む。このステップS15では、制御ユニット110Aが、最近接イベントの開催に伴って混雑する参加者ルートの発生状況の予測処理を行う。かかる予測処理の詳細については、後述する。
なお、混雑する参加者ルートの発生状況の予測処理による予測結果には、上述した実施形態の場合と同様に、参加者ルート及び混雑時間帯が含まれる。
次いで、ステップS16において、制御ユニット110Aが、参加者ルートの混雑時における車両CRの走行区間が当該参加者ルートと交差するか否かを判定する。かかる判定に際して、制御ユニット110Aは、まず、地図情報MPIを参照しつつ、予測された発生状況の情報に含まれる参加者ルート中に参加者が道路を横断する横断路があるか否かの横断路判定を行う。当該横断路判定の結果が否定的であった場合には、ステップS16における判定の結果が否定的となる。
当該横断路判定の結果が肯定的であった場合には、制御ユニット110Aは、予測された発生状況の情報に含まれる混雑時間帯に、案内ルートを走行する車両CRの走行経路が当該横断路と交差すると予測される否かの交差判定を行う。当該交差判定の結果が否定的であった場合には、ステップS16における判定結果が否定的となる。一方、交差判定の結果が肯定的であった場合には、ステップS16における判定の結果が肯定的となる。
なお、案内ルートが、信号機が配置されている交差点を直進するルートの場合、当該交差点に含まれる横断路であって、車両CRが信号待ちの期間に、横断路用信号機の表示に従って参加者が往来する横断路の場合には、ステップS16における判定の結果が否定的となる。
ステップS16における判定の結果が否定的であった場合(ステップS16:N)には、処理はステップS21へ進む。一方、ステップS16における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS16:Y)には、処理はステップS17へ進む。
ステップS17では、制御ユニット110Aが、混雑レーンを特定する。かかる混雑レーンの特定では、例えば、案内ルートと交差すると判定された横断路を含む交差点を右折又は左折した場合に当該横断路と交差することになるレーンを混雑レーンと特定する。
次に、ステップS18において、制御ユニット110Aが、混雑レーンを含むリンク(道路)が単数車線であるか否かを判定する。ステップS18における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS18:Y)には、処理はステップS19へ進む。
ステップS19では、制御ユニット110Aが、混雑レーンを含むリンクを迂回するルートを探索する。引き続き、制御ユニット110Aは、探索されたルートを案内ルートに設定する。そして、制御ユニット110Aは、新たに設定された案内ルートに沿ったルート案内を開始する。この後、処理はステップS21へ進む。
ステップS18における判定の結果が否定的であった場合(ステップS18:N)には、処理はステップS20へ進む。このステップS20では、制御ユニット110Aは、
混雑レーンを含むリンクを迂回しないルート含めて、混雑レーンを回避するためのレーン単位でのルート探索を行う。引き続き、制御ユニット110Aは、探索されたルートを案内ルートに設定する。そして、制御ユニット110Aは、新たに設定された案内ルートに沿ったルート案内を開始する。この後、処理はステップS21へ進む。
ステップS21では、制御ユニット110Aは、車両CRが目的地に到着したか否かを判定する。ステップS21における判定の結果が否定的であった場合(ステップS21:N)には、処理はステップS10へ戻る。以後、ステップS21における判定の結果が肯定的となるまで、上述したステップS10〜S21までの処理が繰り返される。そして、車両CRが目的地に到着し、ステップS21における判定の結果が肯定的となると、今回の案内処理が終了する。
《最近接イベントに関するイベント情報の抽出処理》
次に、ステップS13における最近接イベントに関するイベント情報の抽出処理について説明する。
ステップS13の処理では、図5に示されるように、まず、ステップS31において、制御ユニット110Aが、案内ルートに沿った領域で開催されるイベント(「案内ルート上のイベント」ともいう)のイベント情報を取得する。かかるイベント情報の取得に際して、制御ユニット110Aは、「沿道領域」及び「走行予定期間」を指定したイベント情報要求を生成する。そして、制御ユニット110Aは、無線通信ユニット130を利用して、生成されたイベント情報要求をイベント情報サーバ600へ送信する。当該イベント情報要求に応答してイベント情報サーバ600から送信され、無線通信ユニット130が受信したイベント情報を、制御ユニット110Aが取得する。
次に、ステップS32において、制御ユニット110Aが、地図情報MPIを参照しつつ、取得されたイベント情報に含まれているイベントの中から、案内ルートに沿って最も近接している最近接イベントを特定する。引き続き、制御ユニット110Aは、取得されたイベント情報の中から、最近接イベントのイベント情報を抽出する。
次いで、ステップS33において、制御ユニット110Aが、今回取得した最近接イベントのイベント情報が、前回取得した最近接イベントのイベント情報から変化しているか否かを判定する。ステップS33における判定の結果が否定的であった場合(ステップS33:N)には、処理はステップS34へ進む。このステップS34では、制御ユニット110Aが、変化フラグを「OFF」に設定する。そして、処理は、上述した図4におけるステップS14へ進む。
ステップS33における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS33:Y)には、処理はステップS35へ進む。このステップS35では、制御ユニット110Aが、変化フラグを「ON」に設定する。そして、処理は、図4におけるステップS14へ進む。
《混雑する参加者ルートの発生状況の予測処理》
次いで、ステップS15における最近接イベントの開催に伴って混雑する参加者ルートの発生状況の予測処理について説明する。
ステップS15の処理では、図6に示されるように、まず、ステップS41において、制御ユニット110Aが、変化フラグが「ON」であるか否かを判定する。ステップS41における判定の結果が否定的であった場合(ステップS41:N)には、処理は、直ちに、上述した図4におけるステップS16へ進む。
ステップS41における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS41:Y)には、処理はステップS42へ進む。このステップS42では、制御ユニット110Aが、混雑する参加者ルートの発生状況を予測する。
かかる予測に際して、制御ユニット110Aは、まず、最近接イベントのイベント情報に含まれているイベント開催位置に基づいて、当該最近接イベントへの参加者の多くが利用すると推定される最寄りのターミナルの位置を抽出する。ここで、ターミナルとしては、鉄道の駅、バス停留所等が挙げられる。
引き続き、制御ユニット110Aは、地図情報MPIを参照しつつ、最近接イベントの開催位置と最寄りのターミナルの位置との組み合わせごとに混雑する参加者ルートを予測する。かかる参加者ルートの予測に際して、制御ユニット110Aは、歩行距離、歩道の幅、歩行者専用路等を考慮して、参加者ルートを予測するようになっている。
また、最近接イベントのイベント種類及び開催時間帯に基づいて、制御ユニット110Aは、混雑時間帯を予測する。例えば、最近接イベントが入学試験や野球試合である場合には、制御ユニット110Aは、開催時間帯の前後の時間帯を混雑時間帯と予測する。また、例えば、最近接イベントが文化祭である場合には、制御ユニット110Aは、開催時間帯及び当該開催時間の前後の時間帯の双方を混雑時間帯と予測する。
こうして予測された参加者ルート及び混雑時間帯を、制御ユニット110Aは、混雑する参加者ルートの新たな発生状況の情報とする。そして、処理は、図4のステップS16へ進む。
なお、図7には、上述したステップS20において新たに探索された案内ルートの例が太実線矢印により示されている。この図7では、ステップS20における探索前の案内ルートが一点鎖線矢印で示され、予測された参加者ルートが破線矢印で示されている。また、図7には、リンク単位の探索で得られる案内ルートが二点鎖線矢印で示されている。
以上説明したように、第1実施例の案内装置100では、制御ユニット110Aがイベントに関する情報を取得する。引き続き、制御ユニット110Aが、イベントの参加者による往来で混雑する参加者ルートの発生状況を予測する。そして、制御ユニット110Aが、参加者ルートの混雑時における車両CRの走行区間が当該参加者ルートと交差しない案内ルートを探索する。
また、第1実施例では、参加者が道路を横断する横断路であって、参加者の横断による混雑時における車両CRの走行中に交差することになる横断路が参加者ルート中にある場合、制御ユニット110Aが、当該横断路に交差しない案内ルートを探索する。
また、第1実施例では、制御ユニット110Aが、横断路を横断する参加者の影響で混雑する混雑レーンを特定し、混雑レーンを走行しない案内ルートを探索する。
また、第1実施例では、当該横断路を含む交差点を右折又は左折した場合に、その横断路と交差することになるレーンを、制御ユニット110Aは混雑レーンと特定する。そして、制御ユニット110Aは、混雑レーンを含む道路が単数車線である場合には、混雑レーンを含む道路を通らない案内ルートを探索し、混雑レーンを含む道路が複数車線である場合には、混雑レーンを回避する案内ルートをレーン単位で探索する。
したがって、第1実施例によれば、イベントの参加者による往来に起因して発生することが予測される渋滞を回避しつつ、適切な走行ルートを案内することができる。また、イベントの参加者による往来に起因して発生することが予測される渋滞を回避可能な適切な走行ルートの案内を、合理的に行うことができる。
<第1実施例の変形>
上記の第1実施例に対しては、様々な変形を行うことができる。
例えば、上記の第1実施形態について可能な変形と同様の変形を、第1実施例に対して適宜行うことができる。
[第2実施例]
次に、本発明の第2実施例を、図8〜図10を主に参照して説明する。この第2実施例は、上述した第2実施形態(図2参照)の一態様となっている。
<構成>
図8には、第2実施例に係る案内システムが備える端末装置300と管理装置400との配置位置の関係が示されている。なお、端末装置300は、第2実施形態における端末装置810の一態様であり、管理装置400は、第2実施形態における管理装置820の一態様である。
図8に示されるように、端末装置300は、車両CR内に配置されようになっている。この車両CR内には、端末装置300に加えて、第1実施例の場合と同様に、音出力ユニット210、表示ユニット220、センサユニット230及びGPS受信ユニット240が配置されている。これらの音出力ユニット210、表示ユニット220、センサユニット230及びGPS受信ユニット240は、端末装置300と接続されている。
管理装置400は、車両CRの外に配置される。そして、管理装置400は、ネットワーク500を介して、端末装置300と通信可能となっている。また、管理装置400は、ネットワーク500を介して、イベント情報サーバ600と通信可能となっている。
なお、管理装置400は、端末装置300と同様に構成された他の端末装置とも通信可能となっているが、図8においては、端末装置300のみが代表的に示されている。
《端末装置300の構成》
図9には、端末装置300の概略的な構成が示されている。この図9に示されるように、端末装置300は、制御ユニット110Bと、入力ユニット140とを備えている。また、端末装置300は、記憶ユニット310と、無線通信ユニット320を備えている。
上記の制御ユニット110Bは、端末装置300の全体を統括制御する。この制御ユニット110Bは、中央処理装置(CPU)及びその周辺回路を備えて構成されている。制御ユニット110Bが様々なプログラムを実行することにより、端末装置300としての各種機能が実現されるようになっている。こうした機能の中には、上述した第2実施形態におけるイベント情報取得部730、現在位置取得部750及び提示制御部770の機能が含まれている。
制御ユニット110Bは、センサユニット230から送られたセンサデータ及びGPS受信ユニット240から受けたGPSデータに基づいて、記憶ユニット310中の地図情報MPI等を適宜参照し、マップマッチングの手法を用いて、精度良く現在位置を検出する。すなわち、制御ユニット110Bは、上述した位置検出部910の機能の一部も果たすようになっている。そして、制御ユニット110Bは、無線通信ユニット320を利用し、特定された現在位置を含む現在位置情報を、ネットワーク500を介して管理装置400へ送信する。
また、制御ユニット110Bは、入力ユニット140から送られた入力データを受ける。そして、制御ユニット110Bは、無線通信ユニット320を利用し、探索開始指令を、ネットワーク500を介して管理装置400へ送信する。
さらに、制御ユニット110Bは、管理装置400から送信され、ネットワーク500を介して無線通信ユニット320が受信した案内ルート情報を受ける。そして、制御ユニット110Bは、現在位置情報と、地図情報MPIと、受信した案内ルート情報とに基づいて、ルート案内用の出力音データ及び画像データを適宜生成する。そして、制御ユニット110Bは、生成された出力音データを音出力ユニット210へ送るとともに、生成された画像データを表示ユニット220へ送る。この結果、案内用音声が音出力ユニット210から出力されるとともに、案内用画像が表示ユニット220に表示される、利用者に案内用情報が提示される。
なお、制御ユニット110Bが実行するプログラムはハードディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該記録媒体からロードされて実行される。また、このプログラムは、CD−ROM、DVD等の可搬型記録媒体に記録された形態で取得されるようにしてもよいし、インターネットなどのネットワークを介した配信の形態で取得されるようにしてもよい。
上記の記憶ユニット310は、ハードディスク装置等の不揮発性の記憶装置を備えて構成され、端末装置300において利用される様々な情報データが記憶される。こうした情報データには、地図情報MPIが含まれている。この記憶ユニット310には、制御ユニット110Bがアクセス可能となっている。
上記の無線通信ユニット320は、制御ユニット110Bから送られた入力データ等の端末送信データを受ける。そして、無線通信ユニット320は、当該端末送信データを、ネットワーク500を介して管理装置400へ送信する。
また、無線通信ユニット320は、管理装置400からネットワーク500を介して送信された案内ルート情報を受信する。そして、無線通信ユニット320は、当該案内ルート情報を制御ユニット110Bへ送る。
すなわち、無線通信ユニット320は、上述した送信部811及び受信部812の機能を果たすようになっている。
《管理装置400の構成》
図10には、管理装置400の概略的な構成が示されている。この図10に示されるように、管理装置400は、制御ユニット110Cと、記憶ユニット120と、外部通信ユニット410とを備えている。
制御ユニット110Cは、中央処理装置(CPU)及びその周辺回路を備えて構成され、管理装置400の全体を統括制御する。この制御ユニット110Cが様々なプログラムを実行することにより、管理装置400としての各種機能が実現されるようになっている。こうした機能の中には、上述した第2実施形態におけるイベント情報取得部730、予測部740及び探索部760の機能が含まれている。
なお、制御ユニット110Cが実行するプログラムはハードディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該記録媒体からロードされて実行される。また、このプログラムは、CD−ROM、DVD等の可搬型記録媒体に記録された形態で取得されるようにしてもよいし、インターネットなどのネットワークを介した配信の形態で取得されるようにしてもよい。
記憶ユニット120には、制御ユニット110Cがアクセスできるようになっている。
上記の外部通信ユニット410は、端末装置300からネットワーク500を介して送信された端末送信データを受信する。そして、外部通信ユニット410は、当該端末送信データを制御ユニット110Cへ送る。
また、外部通信ユニット410は、制御ユニット110Cから送られた案内ルート情報を受ける。そして、外部通信ユニット410は、当該案内ルート情報を、ネットワーク500を介して端末装置300へ送る。
また、外部通信ユニット410は、制御ユニット110Cから送られたイベント情報要求を受ける。そして、外部通信ユニット410は、当該イベント情報要求をイベント情報サーバ600へ送信する。
また、外部通信ユニット410は、イベント情報サーバ600から送信されたイベント情報を受信する。そして、外部通信ユニット410は、当該イベント情報を制御ユニット110Cへ送る。
すなわち、外部通信ユニット410は、上述した第2実施形態における受信部821及び送信部822の機能を果たすようになっている。
<動作>
次に、上記のように構成された端末装置300と管理装置400とを備える案内システムでは、端末装置300における制御ユニット110Bと、管理装置400における制御ユニット110Cとが協働して、第1実施形態の制御ユニット110Aと同様の案内処理を行う。
以上説明したように、第2実施例の案内システムによれば、第1実施形態の案内装置700と同様の効果を奏することができる。すなわち、第2実施形態の案内システムによれば、イベントの参加者による往来に起因して発生することが予測される渋滞を回避しつつ、適切な走行ルートを案内することができる
<第2実施例の変形>
第2実施例に対しては、第1実施例の場合と同様の変形を行うことができる。
100 … 案内装置
110A … 制御ユニット(取得部、予測部、探索部)
110B … 制御ユニット(提示制御部)
110C … 制御ユニット(取得部、予測部、探索部)
300 … 端末装置
320 … 無線通信ユニット(受信部)
400 … 管理装置
410 … 外部通信ユニット(送信部)
700 … 案内装置
730 … イベント情報取得部(取得部)
740 … 予測部
760 … 探索部
770 … 提示制御部
810 … 端末装置
812 … 受信部
820 … 管理装置
822 … 送信部

Claims (10)

  1. イベントに関する情報を取得する取得部と;
    前記イベントの参加者による往来で混雑する参加者ルートの発生状況を予測する予測部と;
    前記参加者ルートの混雑時における移動体の移動区間が前記参加者ルートと交差しない案内ルートを探索する探索部と;
    を備えることを特徴とする案内装置。
  2. 前記参加者が道路を横断する横断路であって、前記参加者の横断による混雑時における前記移動体の移動中に交差することになる横断路が、前記参加者ルート中にある場合、前記探索部は、前記横断路に交差しない案内ルートを探索する、ことを特徴とする請求項1に記載の案内装置。
  3. 前記探索部は、
    前記横断路を横断する参加者の影響で混雑する混雑レーンを特定し、
    前記混雑レーンを走行しない案内ルートを探索する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の案内装置。
  4. 前記横断路を含む交差点を右折又は左折した場合に、前記横断路と交差することになるレーンを、前記探索部は前記混雑レーンと特定する、ことを特徴とする請求項3に記載の案内装置。
  5. 前記探索部は、
    前記混雑レーンを含む道路が単数車線である場合には、前記混雑レーンを含む道路を通らない案内ルートを探索し、
    前記混雑レーンを含む道路が複数車線である場合には、前記混雑レーンを回避する案内ルートを、レーン単位で探索する、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の案内装置。
  6. イベントに関する情報を取得する取得部と;
    前記イベントの参加者による往来で混雑する参加者ルートの発生状況を予測する予測部と;
    前記参加者ルートの混雑時における移動体の移動区間が前記参加者ルートと交差しない案内ルートを探索する探索部と;
    前記探索された案内ルートを送信する送信部と;
    を備えることを特徴とする管理装置。
  7. 請求項6に記載の管理装置から送信された案内ルートを受信する受信部と;
    前記案内ルートの提示を制御する提示制御部と;
    を備えることを特徴とする端末装置。
  8. 取得部と;予測部と;探索部と;を備える案内装置において使用される案内方法であって、
    前記取得部が、イベントに関する情報を取得する取得工程と;
    前記予測部が、前記イベントの参加者による往来で混雑する参加者ルートの発生状況を予測する予測工程と;
    前記探索部が、前記参加者ルートの混雑時における移動体の移動区間が前記参加者ルートと交差しない案内ルートを探索する探索工程と;
    を備えることを特徴とする案内方法。
  9. 案内装置が有するコンピュータに、請求項8に記載の案内方法を実行させる、ことを特徴とする案内プログラム。
  10. 案内装置が有するコンピュータにより読み取り可能に、請求項9に記載の案内プログラムが記録されている、ことを特徴とする記録媒体。
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