JP2018142841A - コミュニケーションシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 搭乗者間の会話を操作性良く行うことができるコミュニケーションシステムを提供する。【解決手段】 本発明のコミュニケーションシステム30は、AVN40と、接続ライン4を介して接続されたモニター5、6とを有する。ANV40は、WZCボタン9の押下に応答してマイクロフォン50から入力された音声データを音声信号ライン70を介してリアのスピーカー8から出力可能である。AVN40はさらに、モニター5(6)にスマートフォン11(12)が接続されているか否かを検出する検出手段を含み、スマートフォン11(12)の接続が検出された場合、AVN40は、公衆電話回線を介してスマートフォン11(12)にマイクロフォン50から入力された音声データを送信する。音声データは、スマートフォン11からモニター5を介してヘッドフォン15から出力される。【選択図】 図1

Description

本発明は、車両等の移動体の空間内における搭乗者間のコミュニケーションシステムに関する。
自動車などの車内環境では、運転席や助手席の前方に搭乗する乗員と、後部座席に搭乗する乗員との間で会話をすることがある。しかし、比較的大きな車両では、前方座席と後方座席との距離が大きくなり、搭乗者間の会話内容を聞き取り難い状況が生じる。こうしたな状況では、前方座席側のAVN(オーディオヴィジュアルナビゲーション)装置のマイクから前方座席の搭乗者の会話を音声入力し、その音声を後部座席のスピーカーから出力することで、搭乗者間のコミュニケーションを取りやすくする方法が考えられている。このような方法は、ダブルゾーンコミュニケーション(WZC)と呼ばれることがある。なお、ダブルゾーンコミュニケーションでは、後部座席側のマイクから搭乗者の音声を入力し、その音声を運転席側のスピーカーから出力することも可能である。
このように、車内空間でのコミュニケーションを考慮した技術がある一方で、後部座席の搭乗者に特化したリアエンターテイメント技術も存在する。例えば、前方座席の後ろ側に備えられたリアディスプレイに自らのスマートフォンを接続し、スマートフォンのコンテンツを視聴する後部座席の搭乗者のパーソナルユース(以下、PUと呼ぶ)の機能が存在する。PUを使用する際、リアディスプレイは、あたかもスマートフォンの出力装置として機能し、後部座席の搭乗者は、リアディスプレイに表示される画像を見たり、そこから出力される音声を聴くことができる。また、周囲への音声漏洩を考慮し、搭乗者は、リアディスプレイにヘッドフォンを接続して音声を聴くこともできる。
上記したように、車内空間でのコミュニケーションと、PUの技術とが併存すると、搭乗者間のコミュニケーションがうまくいかない場合がある。特に、後部座席の搭乗者が、イヤホンやヘッドフォンを装着していると、思うようなタイミングでコミュニケーションを取ることが難しい。このような問題を解決する方法として、特許文献1の音声制御システムでは、同乗者がイヤホンまたはヘッドフォンを介して音声を聴いているときに、運手者は、同乗者と会話がしたい場合には、所定の入力操作を行うことで、同乗者が装着しているイヤホンまたはヘッドフォンからの音声の出力を停止させ、運転者と同乗者との意思の疎通を容易にしている。
特開2016−107868号公報
図12は、従来のコミュニケーションシステムの課題を説明する図である。図12(A)に示すように、コミュニケーションシステム1は、AVN2、分配器3およびHDMI等の接続ライン4を介してAVN2に接続されたシートバックモニター5、6、フリップダウンリアビジョン(車内の天井に取り付けられた可倒式のモニター)7、AVN2からの音声を出力する後部座席用のスピーカー8を含む。図12(B)は、シートバックモニターの一例である。
AVN2で再生された画像データは、分配器3および接続ライン4を介してモニター5、6、7へ分配され、再生された音声データはスピーカー8から出力される。前方の搭乗者が後方の搭乗者と会話をする場合には、前方の搭乗者がWZCボタン9を押下すると、AVNに接続されたマイクから入力された会話音声がスピーカー8から出力される。
また、後部搭乗者のPUとして、モニター5、6には、HDMI(登録商標)等の接続ライン10を介してスマートフォン11、12をそれぞれ接続することができる。モニター5、6にスマートフォン11、12が接続されると、モニター5、6は、スマートフォン11、12の専用の出力装置として機能することができる。搭乗者Aは、スマートフォン11のコンテンツをモニター5で視聴し、搭乗者Bは、スマートフォンのコンテンツをモニター6で視聴する。この際、隣同士の音声の干渉を避けるため、搭乗者A、Bは、それぞれヘッドフォン13、14を装着する。
PUの状態では、搭乗者がヘッドフォン13、14を装着して音声を聴くことになるが、前席の搭乗者が後席の搭乗者と会話をするとき、つまりWZCを行うとき、リアのスピーカー8を使用する必要があるため、後席の搭乗者A、Bは、スマートフォン11、12のコンテンツを手動で停止し、ヘッドフォン13、14を外す必要がある。また、モニター5、6とスマートフォン11、12との間の接続ライン10を切断することや、無線通信を用いてスマートフォン11、12のコンテンツ再生を停止させることは可能であるが、搭乗者A、Bは、スピーカー12からの音声を聴くために、ヘッドフォン13、14を外す必要がある。WZCの会話のたびにヘッドフォンを外す行為は、PU中の後席の搭乗者A、Bにとって非常に煩わしいものである。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、搭乗者間の会話を操作性良く行うことができるコミュニケーションシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るコミュニケーションシステムは、マルチメディア再生手段および音声入力手段を備えた車載装置と、前記車載装置に接続され、前記マルチメディア再生手段により再生されたマルチメディアデータを出力可能な出力装置とを有し、前記車載装置は、ユーザ操作に応答して前記音声入力手段から入力された音声データを第1の音声経路を介して前記出力装置近傍に配置されたスピーカーから出力可能なコミュニケーション手段を備えたものであって、前記車載装置はさらに、前記出力装置に第1の多機能型携帯端末が接続されているか否かを検出する検出手段を含み、前記コミュニケーション手段は、第1の多機能型携帯端末の接続が検出された場合、第1の音声経路とは異なる第2の音声経路を介して第1の多機能型携帯端末に前記音声データを送信する。
好ましくは前記車載装置には、第2の多機能型携帯端末が接続され、第2の音声経路は、第2の多機能型携帯端末と第1の多機能型携帯端末との間に確立された電話回線網である。好ましくは前記車載装置には、第2の多機能型携帯端末が接続され、第2の音声経路は、前記車載装置を経由する第1の多機能型携帯端末と第2の多機能型携帯端末との間の無線通信である。好ましくは前記出力装置にはヘッドフォンが接続され、第1の多機能型携帯端末で受信された前記音声データは、前記出力装置に接続された前記ヘッドフォンから出力される。好ましくは第2の多機能型携帯端末は、前記車載装置にハンズフリー接続される。好ましくは前記コミュニケーション手段は、第1の多機能型携帯端末の接続が検出されない場合、第1の音声経路により前記音声データを前記スピーカーから出力する。好ましくは前記車載装置はさらに、前記音声入力手段により入力された音声データをテキストデータに変換する変換手段を含み、前記コミュニケーション手段は、前記テキストデータを第2の音声経路を介して第1の多機能型携帯端末に送信する。好ましくは前記出力装置は、第1の多機能型携帯端末が接続されたとき、第1の多機能型携帯端末から出力される画像データおよび音声データを出力可能である。好ましくは前記出力装置は、車両の後部座席側に配置される。
本発明によれば、出力装置に第1の多機能型携帯端末が接続されている場合には、音声入力手段から入力された音声データを通常と異なる第2の音声経路を介して第1の多機能型携帯端末に送信するようにしたので、搭乗者がヘッドフォンを装着して出力装置の音声を聴いている場合であっても、ヘッドフォンを外すことなく音声入力装置からの音声データを聴くことができる。これにより、従来のコミュニケーションシステムと比較して、音声会話を行うときの操作性を向上させることができる。
本発明の実施例に係るコミュニケーションシステムの全体構成を示す図である。 本発明の実施例に係るAVNの構成を示すブロック図である。 他の配信サイトから情報を取得する例を示す図である。 本発明の実施例に係るAVNで実行されるプログラムの機能的な構成を例示する図である。 本発明の実施例に係る電話発信部の発信動作を説明する図である。 本発明の実施例に係る携帯型端末の典型的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係るコミュニケーションシステムの動作を示すフローである。 本発明の実施例に係るコミュニケーションシステムの動作を概念的に説明する図である。 本発明の変形例に係るコミュニケーションシステムの動作を概念的に説明する図である。 本発明の変形例に係るコミュニケーションシステムの動作を具体的に説明する図である。 本発明の実施例による携帯型端末同士を接続する他の例を示す図である。 従来のコミュニケーションシステムの課題を説明する図である。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る車載用のコミュニケーションシステムの全体の概略構成を示す図である。本発明の実施例に係るコミュニケーションシステム30は、図12で示したコミュニケーションシステム1と同様の構成を含むが、ここには、マイクロフォン50およびスマートフォン60とがAVN40に接続されている。コミュニケーションシステム30では、AVN40は、分配器3、接続ライン4を介してモニター5、6およびリアビジョン7に接続される。接続ライン4は、映像ライン、音声ライン、制御ライン等を含み、例えばHDMIを用いて構成される。AVN40で再生された映像データおよび音声データは、モニター5、6、リアビジョン7から出力可能である。コミュニケーションシステム30には、前席と後席の搭乗者間のコミュニケーションを図るためのダブルゾーンコミュニケーション(WZC)機能が搭載される。ダブルゾーンコミュニケーション機能は、ユーザによってWZCボタン9が押下されたとき起動され、マイクロフォン50から入力された会話音声が音声信号ライン70を介して後席のスピーカー8から出力される。本発明では、後述するように、モニター5、6がパーソナルユース(PU)の状態にあるとき、音声信号ライン70と異なる音声経路によりマイクロフォン50から入力された会話音声が出力される。
さらに、コミュニケーションシステム30では、モニター5、6を利用した後席の搭乗者のためのパーソナルユース機能が搭載される。モニター5、6には、接続ライン10を介してスマートフォン11、12が接続可能であり、接続ライン10は、映像ライン、音声ライン、制御ライン等を含み、例えばHDMI(登録商標)を用いて構成される。スマートフォン11、12によって再生されたマルチメディアデータは、接続ライン10を介してモニター5、6に出力され、モニター5、6は、スマートフォン11、12に映し出される映像を表示し、かつ音声を出力することができる。モニター5、6にはヘッドフォン13、14が接続可能であり、隣接する搭乗者への音声漏洩が防止される。モニター5、6は、接続ライン4または接続ライン10から入力されたマルチメディアデータのいずれかを選択する選択回路を内蔵する。選択回路は、AVN40からの制御信号によりいずれかのマルチメディアデータを選択することが可能であり、あるいは、先に入力されたマルチメディアデータを選択する。
コミュニケーションシステム30に含まれるAVN40は一例であり、オーディオ再生機能、ビデオ再生機能、テレビ受信機能、ラジオ受信機能、ナビゲーション機能などを備えたコンピュータ装置、車載装置あるいは電子装置であることができる。
図2は、本実施例に係るAVNの構成を示すブロック図である。AVN40は、一例として、入力部100、外部インターフェース(I/F)110、ナビゲーション部120、マルチメディア再生部130、表示部140、音声出力部150、通信部160、記憶部170、および制御部180を含んで構成される。なお、この構成は一例であり、他の機能を包含するものであっても良い。
入力部100は、音声入力可能なマイクロフォン50、WZCを開始するためのWZCボタン9、その他、入力ボタンやタッチパネルなどを含み、これらの入力を制御部180へ提供する。特に、WZC9が押下されると、マイクロフォン50からの音声データが音声信号ライン70に割り込まれる。
外部I/F110は、AVN40と外部機器との接続を可能にする。本例では、外部I/F110は、分配器3、接続ライン4、音声信号ライン70等を含み、リアエンターテイメント用のモニター5、6、7、スピーカー8をAVN40に接続する。
ナビゲーション部120は、GPS衛星からのGPS信号、ジャイロセンサ等のセンサ出力に基づき自車の現在地を算出し、自車位置周辺の道路を案内したり、目的地までの経路を案内する。マルチメディア再生部130は、CD、DVD、ブルーレイディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記録媒体に記憶された音声データや映像データを再生する。再生された映像データおよび音声データは、前席に設けられた表示部140や音声出力部150から出力され、さらに分配器3、接続ライン4を介して、後席のモニター5、6、7から出力され、音声信号ライン70を介してスピーカー8から出力されることができる。
表示部140は、前席に配置されたディスプレイを含み、ナビゲーション部120やマルチメディア再生部130で生成された画像を表示する。音声出力部150は、前席に配置されたスピーカーを含み、ナビゲーション部120やマルチメディア再生部130で生成された音声を出力する。
通信部160は、スマートフォンや他の外部装置との間で無線または有線による通信接続を可能にする。通信部160は、例えば、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線接続によりスマートフォン60等の携帯型端末との通信接続を可能にする。スマートフォン60との無線接続は、ハンズフリー通話に用いられるHFPプロファイルを用いた接続を基本とするが、スマートフォン同士をトランシーバーのように接続するICPプロファイルを用いた接続も可能である。さらに通信部160は、図3に示すように、ネットワークNWを介して、位置情報配信サイト162にアクセスし、そこから自車位置情報を取得したり、地図データ配信サイト164にアクセスし、そこから必要な地図データを取得したり、道路交通情報配信サイト166にアクセスし、そこから道路交通情報に関する詳細な情報を取得することができる。位置情報配信サイト162から得られる自車位置情報は、位置情報算出部110によって算出される自車位置情報の代わりに用いることができる。
記憶部170は、制御部180が実行するアプリケーションソフトウエアやプログラム、ナビゲーション部120が必要とする地図データ等を記憶することができる。記憶部170はさらに、マルチメディア再生部130により再生可能なマルチメディアデータを記憶することができる。
制御部180は、好ましい態様では、ROM、RAMなどを含むマイクロコントローラ等から構成され、ROMまたはRAMは、AVN2の各部の動作を制御するための種々のプログラムを実行することができる。本実施例では、入力部100のWZCボタン9が押下された際(WZCの開始トリガーが発動した際)、PUの使用状況に合わせたコミュニケーションプログラムを実行する。具体的には、コミュニケーションプログラムは、AVN40にスマートフォン60(携帯型端末)が接続されており、かつ、後部座席がPU状態であった場合には、スマートフォン60からPUに使用されているスマートフォン11、12に発信を行い、PUに使用されているスマートフォン11、12を介してヘッドフォン13、14に音声を出力することを可能にする。スマートフォン60がAVN40に未接続であるとき、あるいは後部座席がPU状態でないときには、通常のWZCを可能にする。
図4は、本実施例に係るコミュニケーションプログラムの機能的な構成を示す図である。コミュニケーションプログラム200は、携帯型端末検出部210、PU状態検出部220、WZC開始検出部230、音声経路決定部240、電話発信部250、音声経路確立部260、WZC終了部270を含んで構成される。
携帯型端末検出部210は、通信部160を介してスマートフォン(携帯型端末)60が接続されていることを検出する。スマートフォン60が検出されない場合には、通常のWZCによるコミュニケーションが行われることになる。PU状態検出部220は、シートバックモニター5、6がPU状態か否かを検出する。具体的には、モニター5、6に、接続ライン10を介してスマートフォン11、12が接続されているか否かを検出する。スマートフォン11、12が接続されていれば、PU状態にあると判断する。スマートフォン11、12が接続ライン10を介してモニター5、6に接続されている場合には、モニター5、6の選択回路は、接続ライン4から入力されるデータを選択しない。1つの好ましい態様では、PU状態検出部220は、モニター11、12の選択回路の選択状態からスマートフォン11、12が接続されていることを検出する。また、他の例では、PU状態検出部220は、接続ライン10が使用状態にあるか否かを検出するための制御信号を接続ライン4を介してモニター5、6に送信し、モニター5、6が、これに応答する信号を制御ライン4を介してAVN40に返信するようにしてもよい。PU状態検出部220によってPU状態が検出されない場合(スマートフォン11、12の接続が検出されない場合)には、ANV40は、接続ライン4を介して再生データをモニター5、6に分配することが可能である。
WZC開始検出部230は、WZCボタン9の押下の有無によりWZCの開始を検出する。WZCボタン9が押下されたとき、またはその期間中は、WZC機能が有効となり、マイクロフォン50から入力された音声が音声信号ライン70を介してスピーカー8から出力される。
音声経路決定部240は、WZC開始検出部230によりWZCの開始が検出されると、携帯型端末検出部210の検出結果およびPU状態検出部220の検出結果に基づきWZCによる音声経路を決定する。具体的には、AVN40にスマートフォン60が接続され、かつ、モニター5、6のいずれかにスマートフォン11、12が接続されているとき、音声経路決定部240は、スマートフォン60を介した公衆電話回線網を音声経路に決定する。つまり、スマートフォン60からスマートフォン11または12に発呼し、両機器間で電話による音声通話を行う。この際、スマートフォン60は、AVN40とハンズフリー接続されている。マイクロフォン50から入力された音声データは、AVN40、スマートフォン60、公衆電話回線を介してスマートフォン11、12に割込み受信される。
他方、AVN40にスマートフォン60が接続されておらず、あるいは、モニター5、6にスマートフォン11、12が接続されていない場合には、音声経路決定部240は、通常のWZCのときと同様に音声信号ライン70を音声経路に決定する。この場合にはマイクロフォン50から入力された音声データは、AVN40、音声信号ライン70を介してスピーカ−8から出力される。
電話発信部250は、音声経路決定部240によって、公衆電話回線網が音声経路に決定された場合に、スマートフォン60から後部座席のPUに使用されているスマートフォン11、12に公衆電話回線網を通じた発呼を行わせる。図5は、電話発信部250による発呼動作を説明する図である。まず、図5(A)に示すように、スマートフォン60がAVN40にハンズフリー接続されると、AVN40は、スマートフォン60から電話帳情報を取得し、設定画面において、PUのスマートフォン11、12に該当する電話番号を選択して設定登録する。この設定登録により、スマートフォン60からPUのスマートフォン11、12に自動的に発呼することができる。但し、電話帳にPUのスマートフォンの電話番号がない場合には、マニュアルによる設定登録を行うことができる。
他の方法として、図5(B)に示すように、AVN40とスマートフォンとをBluetooth(登録商標)によりペアリングしておく。アクセサリー(ACC)がONにされたときに、AVN40の通信部160が周囲にあるスマートフォンをサーチし、サーチされたスマートフォンを表示部140に表示し、その中からPUのスマートフォンを設定登録してもよい。
音声経路確立部260は、音声経路決定部240によって決定された音声経路を確立する。通常のWZCを行う場合には、マイクロフォン50から入力された音声データが音声信号ライン70を介して後部座席のスピーカー12から出力されるようにし、PU状態の場合には、スマートフォン60からPUのスマートフォン11、12に公衆電話回線網を介して音声が出力されるようにする。この際、例えば、モニター5、6に受話画面を表示させ(図8(C)を参照)、後部座席の搭乗者が「受話」を選択した場合に、電話回線網による音声信号ラインが確立される。WZC終了部270は、スマートフォン60による通話が終了されたとき、WZCボタン9が再度押下されたとき、あるいは、後部座席のスマートフォン11、12により通話が終了されたときWZCを終了させる。
図6は、スマートフォン(携帯型端末)の典型的な構成を示すブロック図である。スマートフォンは、ユーザからの入力を受け取る入力部300、公衆電話回線網やネットワーク通信を介しての通信を可能にする通信部310、ディスプレイなどの表示媒体を含む表示部320、音声出力を制御する音声出力部330、映像データや画像データを再生するマルチメディア再生部340、種々のデータを格納する記憶部350、マイクロコントローラやマイクロプロセッサ等を含みプログラムを実行することで各部を制御する制御部360を含む。
制御部360は、AVN40の電話発振部250からの指示に応じて発呼を行い、また、着信を検出すると、表示部320に割り込みの受話画面を表示し(図8(C)を参照)、ユーザが「受話」を選択すると、発呼したスマートフォンとの間に公衆電話回線網による音声通話を確立にする。
図7は、本実施例に係るコミュニケーションシステムの動作を示すフローである。コミュニケーションシステム30において、まず、WZC開始検出部230によってWZCボタン9が押下されたか否かが検出される(S100)。WZCボタン9の押下が検出されると、携帯型端末検出部210によりAVN40にスマートフォン60が接続されているか(S102)、また、PU状態検出部220によりPU状態であるか否か(モニター5、6にスマートフォンが接続されているか否か)が検出される(S104)。スマートフォン60が接続され、PUのスマートフォンが接続されている場合(この例では、スマートフォン11が接続されているものとする)には、音声経路決定部240は、公衆電話回線網を音声経路に決定する(S106)。この決定に応じて、電話発信部250により後部座席のモニター5に接続されたPUのスマートフォン11に発信がなされ(S108)、スマートフォン60、11間に電話回線が確立される(S110)。そして、前方座席の搭乗者からの会話音声が、スマートフォン60からPUのスマートフォン11に出力され、さらにスマートフォン11で受信された音声が接続ライン11、モニター5を介してヘッドフォン13に出力される。これにより、搭乗者は、ヘッドフォン13を取り外すことなく、前方座席の搭乗者のWZCによる音声を聴くことできる。
スマートフォン60が接続されていないか、あるいはPU状態でない場合には、音声経路決定部240は、通常のWZCによる音声信号ライン70を音声経路に決定し(S112)、音声信号ライン70により音声を出力する(S114)。従って、前方座席の搭乗者の会話音声は、音声信号ラインを介してスピーカー8から出力される。
図8は、本実施例のコミュニケーションシステムの動作を概念的に示す図である。図8(A)に示すように、WZCボタン9のオンボタンが押下され、WZCがONすると、スマートフォン60からPUのスマートフォンへの発信が行われる。図8(B)に示すように、PUのユーザは、ヘッドフォン13から着信音を聴き、図8(C)に示すようにモニター5に表示された受話画面80を確認する。受話画面80には、発信者の名前または電話番号が表示され、さらに着信を拒否するボタン82または着信を受話するボタン84が表示される。受話ボタン84を操作すると、電話による音声通話が確立される。その後、スマートフォンによる通話終了、またはWZCボタン9のオフボタン操作が検出されると、WZCが終了される。
次に、本実施例の変形例について説明する。上記実施例では、音声信号によるコミュニケーションを例示したが、変形例では、音声信号をテキストデータに変換し、これを後部座席のモニターに表示するものである。
図9は、変形例に係るコミュニケーションシステムの動作を概念的に示す図であり、図10は、具体的な表示例である。変形例では、マイクロフォン50から入力された音声データは、AVN40に搭載される音声認識モジュールによりテキストデータに変換される。例えば、図10(A)に示すように、運転者から「こんにちは」という音声が入力されると、それがテキストデータに変換され、当該テキストデータが音声データに重畳されて公衆電話回線網を介してPUのスマートフォンに受信され、後部座席のモニターに、発話者の名前と共に「こんにちは」と表示される(図10(B))。また、後部座席のPUのスマートフォンに、図10(C)に示すように、テキストデータ「ハロー!」が入力されると、前席のスマートフォン60にテキストデータが送信され、当該テキストデータが音声認識モジュールにより音声データに変換され、スマートフォン60から音声出力される(図10(A))。変形例では、音声入力/音声出力に加え、テキストデータへの変換、送受を用いたWZCが可能となる。
上記した本実施例および変形例では、前席のスマートフォン60と後席のPUのスマートフォン11、12との接続は、公衆電話回線網を利用するが、公衆電話回線網以外の系統を用いてスマートフォン同士を接続するようにしても良い。図11は、スマートフォン同士を接続する他の例を示す図である。複数のスマートフォンを予めAVN40とペアリングしておくことは、図5(B)と同じである。しかし、図11に示す接続では、AVN40を中継地点とし、Blutooth(登録商標)のプロファイルであるICPを用いてスマートフォン同士を接続する。このような接続は、公衆電話回線網を利用することなく、スマートフォンをトランシーバーの如く利用して音声データの送受を行う。本例の場合、音声経路決定部240は、ICPを用いた音声信号ラインでWZCを行うことを決定し、音声経路確立部260は、ICPを用いた音声ラインを確立する。なお、ICPを用いたWZCを行う場合には、スマートフォンおよびAVN40に予め専用のアプリケーションを導入しておき、WZCのコミュニケーションをサポートするようにしてもよい。
上記した変形例を含む実施例では、WZC開始後は、主に、前席側から入力された音声やテキストが後席のヘッドフォンやモニターから出力される例を示しているが、WZCが確立されている場合には、後席から入力された音声を前席から出力することも可能である。例えば、通常のWZCの場合には、後席にマイクロフォン等を設け、前席にスピーカーを備えれば、後席から入力された音声を前席から出力することができる。また、電話回線網を用いたWZCにおいては、後席の携帯型端末から入力した音声を前席のAVNの音声出力部150から出力することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲において、種々の変形、変更が可能である。
3:分配器 4:接続ライン
5、6:モニター 8:スピーカー
9:WZCボタン 10:接続ライン
11、12:スマートフォン 13、14:ヘッドフォン
30:コミュニケーションシステム 40:AVN
50:マイクロフォン 60:スマートフォン
70:音声信号ライン 80:受話画面

Claims (9)

  1. マルチメディア再生手段および音声入力手段を備えた車載装置と、前記車載装置に接続され、前記マルチメディア再生手段により再生されたマルチメディアデータを出力可能な出力装置とを有し、前記車載装置は、ユーザ操作に応答して前記音声入力手段から入力された音声データを第1の音声経路を介して前記出力装置近傍に配置されたスピーカーから出力可能なコミュニケーション手段を備えたコミュニケーションシステムであって、
    前記車載装置はさらに、前記出力装置に第1の多機能型携帯端末が接続されているか否かを検出する検出手段を含み、
    前記コミュニケーション手段は、第1の多機能型携帯端末の接続が検出された場合、第1の音声経路とは異なる第2の音声経路を介して第1の多機能型携帯端末に前記音声データを送信する、コミュニケーションシステム。
  2. 前記車載装置には、第2の多機能型携帯端末が接続され、第2の音声経路は、第2の多機能型携帯端末と第1の多機能型携帯端末との間に確立された電話回線網である、請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
  3. 前記車載装置には、第2の多機能型携帯端末が接続され、第2の音声経路は、前記車載装置を経由する第1の多機能型携帯端末と第2の多機能型携帯端末との間の無線通信である、請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
  4. 前記出力装置にはヘッドフォンが接続され、第1の多機能型携帯端末で受信された前記音声データは、前記出力装置に接続された前記ヘッドフォンから出力される、請求項1ないし3いずれか1つに記載のコミュニケーションシステム。
  5. 第2の多機能型携帯端末は、前記車載装置にハンズフリー接続される、請求項1ないし4いずれか1つに記載のコミュニケーションシステム。
  6. 前記コミュニケーション手段は、第1の多機能型携帯端末の接続が検出されない場合、第1の音声経路により前記音声データを前記スピーカーから出力する、請求項1ないし5いずれか1つに記載のコミュニケーションシステム。
  7. 前記車載装置はさらに、前記音声入力手段により入力された音声データをテキストデータに変換する変換手段を含み、前記コミュニケーション手段は、前記テキストデータを第2の音声経路を介して第1の多機能型携帯端末に送信する、請求項1ないし6いずれか1つに記載のコミュニケーションシステム。
  8. 前記出力装置は、第1の多機能型携帯端末が接続されたとき、第1の多機能型携帯端末から出力される画像データおよび音声データを出力可能である、請求項1ないし7いずれか1つに記載のコミュニケーションシステム。
  9. 前記出力装置は、車両の後部座席側に配置される、請求項1ないし8いずれか1つに記載のコミュニケーションシステム。
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