JP2018142334A - 車両情報処理システム、車載装置及び情報処理装置 - Google Patents

車両情報処理システム、車載装置及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】運転者の健康状態の悪化、運転者の心理状態の悪化、運転者の老いによる認知の劣化等を検知できるようにして、車両の安全性を向上させる。
【解決手段】本発明の車両情報処理システムは、車両(2)に搭載される車載装置(3)と、情報センター(4)の情報処理装置(5)との間で通信を行なうものであって、車載装置(3)は、車両(2)の位置情報を取得する第1取得手段と、車両(2)の運転情報を取得する第2取得手段と、位置情報及び運転情報を情報センター(4)の情報処理装置(5)へ設定された時間間隔毎に送信する送信手段とを備え、情報処理装置(5)は、車両(2)の車載装置(3)からの位置情報及び運転情報を受信する受信手段と、受信した運転情報に基づいて車両(2)の運転状態が異常であるか否かを判断する第1判断手段と、車両(2)の運転状態が異常であるときに、位置情報及び運転情報を送信する時間間隔を短くする第1時間間隔変更手段とを備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、運転者の種々の状態を検知して車両の安全性を向上できる車両情報処理システム、車載装置及び情報処理装置に関する。
車両情報処理システムの一例として、特許文献1には、運転者の身体状態(血圧、脈拍、体温等の状態)を検出して、運転者が健康状態であるか否かを判断する装置が記載されている。また、特許文献2には、車両から送信された種々の情報をセンターで受信し、センターでは、受信した種々の情報に基づいて車両の運転者の運転技量を判断し、車両が走行する地点における運転技量に応じた運転アドバイスを行うようにしたシステムが起債されている。また、特許文献3には、センターにて、プローブ情報収集対象地域内の通信状態情報及び道路交通情報を取得し、これら情報に基づいてプローブ情報を収集する条件を決定し、決定した条件をプローブ車両へ送信するように構成したシステムが記載されている。
特開2002−166743号公報 特開2011−107978号公報 特開2008−77143号公報
交通事故の原因として、運転者の健康状態の悪化、運転者の心理状態の悪化、運転者の老いによる認知の劣化等が挙げられている。このうち、運転者の健康状態の悪化は、上記した特許文献1記載の装置により、ある程度検知することができるが、運転者の心理状態の悪化や運転者の老いによる認知の劣化等は、上記した各特許文献記載の装置で検知することはできなかった。特に、トラックやバスといった大型車両の運転者が上記した悪化劣化状態に陥った場合に、車両事故が発生すると、大きな被害が発生するおそれがあった。
本発明の目的は、運転者の健康状態の悪化、運転者の心理状態の悪化、運転者の老いによる認知の劣化等を検知できるようにして、車両の安全性を向上させることができる車両情報処理システム、車載装置及び情報処理装置を提供することにある。
請求項1の発明は、車両2に搭載される車載装置3と、情報センター4の情報処理装置5との間で通信を行なう車両情報処理システム1であって、前記車載装置3は、前記車両2の位置情報を取得する第1取得手段と、前記車両2の運転情報を取得する第2取得手段と、前記位置情報及び前記運転情報を前記情報センター4の情報処理装置5へ設定された時間間隔毎に送信する送信手段とを備え、前記情報処理装置5は、前記車両2の前記車載装置3からの前記位置情報及び前記運転情報を受信する受信手段と、受信した前記運転情報に基づいて前記車両2の運転状態が異常であるか否かを判断する第1判断手段と、前記車両2の運転状態が異常であるときに、前記位置情報及び前記運転情報を送信する時間間隔を短くする第1時間間隔変更手段とを備え、前記第1判断手段は、前記車両の運転情報として運転者の運転時における情報を取得し、この取得した情報を閾値と比較することにより、運転情報に異常があるか否かを判断するように構成され、更に、前記車両の運転情報の蓄積データを統計処理することにより前記閾値を設定するように構成され、前記情報処理装置5は、前記車両2の運転状態が異常であるときに、前記車両2を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に他の車両2が存在するか否かを判断し、前記他の車両2が存在するときには、前記他の車両2の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在することを指示する情報を送信し、前記他の車両2が存在しなくなったときには、前記他の車両2の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在しなくなり危険状態が解除されたことを指示する情報を送信するように構成された車両情報処理システムである。
請求項3の発明は、車両2に搭載される車載装置3と、情報センター4の情報処理装置5との間で通信を行なう車両情報処理システム1であって、前記車載装置3は、前記車両2の位置情報を取得する第1取得手段と、前記車両2の運転情報を取得する第2取得手段と、前記位置情報及び前記運転情報を前記情報センター4の情報処理装置5へ設定された時間間隔毎に送信する送信手段とを備え、前記情報処理装置5は、前記車両2の前記車載装置3からの前記位置情報及び前記運転情報を受信する受信手段と、受信した前記運転情報に基づいて前記車両2の運転状態が異常であるか否かを判断する第1判断手段と、前記車両2の運転状態が異常であるときに、前記位置情報及び前記運転情報を送信する時間間隔を短くする第1時間間隔変更手段とを備え、前記第1判断手段は、前記車両の運転情報よして車両挙動情報を取得し、この取得した車両挙動情報を閾値と比較することにより、運転情報に異常があるか否かを判断するように構成され、更に、前記車両の運転情報の蓄積データを統計処理することにより前記閾値を設定するように構成され、前記情報処理装置5は、前記車両2の運転状態が異常であるときに、前記車両2を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に他の車両2が存在するか否かを判断し、前記他の車両2が存在するときには、前記他の車両2の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在することを指示する情報を送信し、前記他の車両2が存在しなくなったときには、前記他の車両2の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在しなくなり危険状態が解除されたことを指示する情報を送信するように構成された車両情報処理システムである。
請求項5の発明は、車両2に搭載される車載装置3と、情報センター4の情報処理装置5との間で通信を行なう車両情報処理システム1であって、前記車載装置3は、前記車両2の位置情報を取得する第1取得手段と、前記車両2の運転情報を取得する第2取得手段と、前記位置情報及び前記運転情報を前記情報センター4の情報処理装置5へ設定された時間間隔毎に送信する送信手段とを備え、前記情報処理装置5は、前記車両2の前記車載装置3からの前記位置情報及び前記運転情報を受信する受信手段と、受信した前記運転情報に基づいて前記車両2の運転状態が異常であるか否かを判断する第1判断手段とを備え、前記第1判断手段は、前記車両の運転情報として運転者の運転時における情報または車両挙動情報を取得し、この取得した情報を閾値と比較することにより、運転情報に異常があるか否かを判断するように構成され、更に、前記車両の運転情報の蓄積データを統計処理することにより前記閾値を設定するように構成され、前記情報処理装置5は、前記車両2の運転状態が異常であるときに、前記車両2を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に他の車両2が存在するか否かを判断し、前記他の車両2が存在するときには、前記他の車両2の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在することを指示する情報を送信し、前記他の車両2が存在しなくなったときには、前記他の車両2の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在しなくなり危険状態が解除されたことを指示する情報を送信するように構成された車両情報処理システムである。
請求項6の発明は、車両2に搭載される車載装置3と、情報センター4の情報処理装置5との間で通信を行なう車両情報処理システム1であって、前記車載装置3は、前記車両2の位置情報を取得する第1取得手段と、前記車両2の運転情報を取得する第2取得手段と、前記位置情報及び前記運転情報を前記情報センター4の情報処理装置5へ設定された時間間隔毎に送信する送信手段とを備え、前記情報処理装置5は、前記車両2の前記車載装置3からの前記位置情報及び前記運転情報を受信する受信手段と、受信した前記運転情報に基づいて前記車両2の運転状態が異常であるか否かを判断する第1判断手段とを備え、前記第1判断手段は、前記車両の運転情報として運転者の運転時における情報を取得し、この取得した情報を閾値と比較することにより、運転情報に異常があるか否かを判断するように構成され、更に、前記車両の運転情報の蓄積データを統計処理することにより前記閾値を設定するように構成され、前記情報処理装置5は、前記車両2の運転状態が異常であるときに、前記車両2の進行方向に他の車両2が存在するか否かを判断し、前記他の車両2が存在するときには、前記他の車両2の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在することを指示する情報を送信し、前記他の車両2が存在しなくなったときには、前記他の車両2の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在しなくなり危険状態が解除されたことを指示する情報を送信するように構成された車両情報処理システムである。
請求項7の発明は、車両2に搭載される車載装置3と、情報センター4の情報処理装置5との間で通信を行なう車両情報処理システム1であって、前記車載装置3は、前記車両2の位置情報を取得する第1取得手段と、前記車両2の運転情報を取得する第2取得手段と、前記位置情報及び前記運転情報を前記情報センター4の情報処理装置5へ設定された時間間隔毎に送信する送信手段とを備え、前記情報処理装置5は、前記車両2の前記車載装置3からの前記位置情報及び前記運転情報を受信する受信手段と、受信した前記運転情報に基づいて前記車両2の運転状態が異常であるか否かを判断する第1判断手段と、前記第1判断手段は、前記車両の運転情報として車両挙動情報を取得し、この取得した情報を閾値と比較することにより、運転情報に異常があるか否かを判断するように構成され、更に、前記車両の運転情報の蓄積データを統計処理することにより前記閾値を設定するように構成され、前記情報処理装置5は、前記車両2の運転状態が異常であるときに、前記車両2の進行方向に他の車両2が存在するか否かを判断し、前記他の車両2が存在するときには、前記他の車両2の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在することを指示する情報を送信し、前記他の車両2が存在しなくなったときには、前記他の車両2の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在しなくなり危険状態が解除されたことを指示する情報を送信するように構成された車両情報処理システムである。
請求項8の発明は、車両2に搭載される車載装置3と、情報センター4の情報処理装置5との間で通信を行なう車両情報処理システム1であって、前記車載装置3は、前記車両2の位置情報を取得する第1取得手段と、前記車両2の運転情報を取得する第2取得手段と、前記位置情報及び前記運転情報を前記情報センター4の情報処理装置5へ設定された時間間隔毎に送信する送信手段とを備え、前記情報処理装置5は、前記車両2の前記車載装置3からの前記位置情報及び前記運転情報を受信する受信手段と、受信した前記運転情報に基づいて前記車両2の運転状態が異常であるか否かを判断する第1判断手段とを備え、前記第1判断手段は、前記車両の運転情報として運転者の運転時における情報または車両挙動情報を取得し、この取得した情報を閾値と比較することにより、運転情報に異常があるか否かを判断するように構成され、更に、前記車両の運転情報の蓄積データを統計処理することにより前記閾値を設定するように構成され、前記情報処理装置5は、前記車両2の運転状態が異常であるときに、前記車両2を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に他の車両2が存在するか否かを判断し、前記他の車両2が存在するときには、前記他の車両2の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在することを指示する情報を送信し、前記他の車両2が存在しなくなったときには、前記他の車両2の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在しなくなり危険状態が解除されたことを指示する情報を送信するように構成された車両情報処理システムに用いられる車載装置である。
請求項9の発明は、車両2に搭載される車載装置3と、情報センター4の情報処理装置5との間で通信を行なう車両情報処理システム1であって、前記車載装置3は、前記車両2の位置情報を取得する第1取得手段と、前記車両2の運転情報を取得する第2取得手段と、前記位置情報及び前記運転情報を前記情報センター4の情報処理装置5へ設定された時間間隔毎に送信する送信手段とを備え、前記情報処理装置5は、前記車両2の前記車載装置3からの前記位置情報及び前記運転情報を受信する受信手段と、受信した前記運転情報に基づいて前記車両2の運転状態が異常であるか否かを判断する第1判断手段とを備え、前記第1判断手段は、前記車両の運転情報として運転者の運転時における情報または車両挙動情報を取得し、この取得した情報を閾値と比較することにより、運転情報に異常があるか否かを判断するように構成され、更に、前記車両の運転情報の蓄積データを統計処理することにより前記閾値を設定するように構成され、前記情報処理装置5は、前記車両2の運転状態が異常であるときに、前記車両2を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に他の車両2が存在するか否かを判断し、前記他の車両2が存在するときには、前記他の車両2の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在することを指示する情報を送信し、前記他の車両2が存在しなくなったときには、前記他の車両2の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在しなくなり危険状態が解除されたことを指示する情報を送信するように構成された車両情報処理システムに用いられる情報処理装置である。
本発明の第1実施形態を示す車両情報処理システムの概略構成図 車両情報処理システムのブロック図 情報センターの情報処理装置の制御を示すフローチャート 本発明の第2実施形態を示す図3相当図 本発明の第3実施形態を示す図3相当図 本発明の第4実施形態を示す図3相当図 本発明の第5実施形態を示す図3相当図
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図3を参照して説明する。図1は、本実施形態の車両情報処理システム1の概略構成図である。図1に示すように、車両情報処理システム1は、複数の車両2に搭載される車載装置3と、情報センター4に配置されたサーバ装置として構成される情報処理装置5とを含んで構成される。車両2は、トラック、乗用車、タクシーなどの車両であり、車載装置3の後述する通信部20を介して情報センター4の情報処理装置5との間で通信を行うことが可能な構成となっている。
車両2の車載装置3は、例えば、車両2の位置情報や目的地までの経路情報などを表示するナビゲーション装置で構成されている。尚、車載装置3としては、例えばスマホや、携帯電話や、タブレット等を含む装置で構成されていても良い。車両2は、上記車載装置3と、図示しないカメラからの画像情報を記録するドライブレコーダ装置6(図2参照)と、後述する各種センサ等(図2参照)を備えている。上記画像情報とは、静止画及び動画のいずれも含み、場合によって音声などを含んでいてもよい。更に、車載装置3は、車両2の位置情報や目的地までの経路情報などの表示機能(ナビゲーション装置の機能)に限られるものではなく、オーディオ再生や、DTV(Digital Television)再生及び録画などの機能も有していても良い。
車載装置3は、車両2の位置情報と車両2の運転情報とを予め決められた設定時間T1が経過する毎に情報センター4へ送信する機能を有する。そして、情報センター4の情報処理装置5は、車載装置3から送信された車両2の位置情報と車両2の運転情報とを受信する機能を有する。
車両2の位置情報は、車両2のユーザーIDと、緯度および経度の情報とを含む情報である。車両2の運転情報は、運転時におけるアクセルワーク、ハンドリング、ウィンカーの点灯タイミング、ブレーキタイミング、シフトアップタイミング、バック時の挙動、運転者の視線挙動、運転中に発せられた運転者の言動(つぶやき)の内容等といった運転者の運転時における情報と、それらの動作から発生する車両挙動(加減速度、ヨーイング、ローリング、ピッチング、ふらつき等)の情報とから構成される。これら運転情報は、車両1の位置情報と共に、車載装置3から定期的(予め決められた設定時間毎)に情報センター4へ送信される。
図2は、車両情報処理システム1のブロック図である。図2に示すように、車両情報処理システム1は、車両2が備えている車載装置3及び情報検出装置7と、情報センター4のサーバ装置である情報処理装置5とから構成される。情報検出装置7は、ドライブレコーダ装置6、速度センサ8、ステアリングセンサ9、視線センサ10、方向指示器11、加速度センサ12、アクセルセンサ13などを含んで構成されている。
ドライブレコーダ装置6は、所定の閾値を超えるG値を検出した場合に、画像情報を図示しないメモリに保存する。例えば、重力加速度を1Gの基本単位として、加速度の変化量をこの基本単位に換算した値を加速度情報とする。この加速度情報が閾値0.5Gを超えている場合は常時記録している画像情報のうちの所定の閾値を超えるG値を検出した時点から前後合計20秒間の画像情報をメモリーカードなどの記憶媒体に記録する。そして、この所定の閾値を超えるG値を検出した情報を後述する車載装置3の制御部14に送信する。
速度センサ8は、車両2の速度を検出して、制御部14へ情報を送信する。なお、この速度センサ8により、例えば1秒間あたりに10km/h以上の急加速、または、急減速が検知されると、その検知した旨の情報は、急減速または急加速を示す情報となる。
ステアリングセンサ9は、ステアリングの回転角速度を検出して、制御部14へ情報を送信する。なお、ステアリングセンサ9により、ステアリングの回転角速度が所定値を超えたことが検知されると、その検知した旨の情報は、急ハンドルを示す情報となる。
視線センサ10は、ドライバーの顔を撮影し、制御部14へ情報を送信する。なお、制御部14は、図示しない画像解析装置により撮影画像のドライバーの目の部分の画像解析を行い、ドライバーの視線方向を検出する。方向指示器11は、ドライバーの操作により、右折、または、左折を行う場合の信号を制御部14へ送信する。
加速度センサ12は、例えば3軸タイプの加速度センサであり、車両2に作用する3軸方向の各加速度を検出し、制御部14へ情報を送信する。アクセルセンサ13は、ドライバーが車両2のアクセル(図示しない)を操作したときに、該アクセルの操作量を検出し、制御部12へ情報を送信する。
また、車両2の車載装置(ナビゲーション装置)3は、制御部14、データ記憶部15、音声出力部16、表示部17、位置検出部18、音声認識部19、通信部20、LAN通信部21等を備えている。制御部14は、ドライブレコーダ装置6、速度センサ8、ステアリングセンサ9、視線センサ10、方向指示器11、加速度センサ12、アクセルセンサ13などの情報検出装置7、音声認識部19及び変速ECU23等が検出した種々の情報を含む車両2の運転情報と、位置検出部18が検出した情報を含む車両2の位置情報とを、通信部20を介して、情報センター4の情報処理装置5(の制御部24)に送信する。この場合、情報検出装置7、音声認識部19及び変速ECU23が第2取得手段に相当する。また、位置検出部18が第1取得手段に相当する。通信部20が送信手段に相当する。
データ記憶部15は、ハードディスク等で構成されており、ユーザー管理データベース15aと、地図データベース15bとを有する。音声出力部16は、制御部14から音声データを受けて、音声を出力する。表示部17は、液晶ディスプレイ等で構成されており、制御部14から表示データを受けて、地図や文字等の画像を表示する。位置検出部18は、GPS受信機等で構成されており、車両2の位置を検出し、制御部14へ情報を送信する。音声認識部19は、図示しないマイクを介して入力した音声を認識し、制御部14へ情報を送信する。通信部20は、情報センター4の情報処理装置5の通信部25との間で情報の送受信を例えば無線で行う。LAN通信部21は、車載LAN22を介して各種の車載ECU例えば変速ECU23等と情報の送受信を行なう。
また、変速ECU23は、車両2の変速装置(図示しない)を制御するものであり、車載LAN22及びLAN通信部21を介して変速装置のシフト位置の情報を制御部14へ送信する。
一方、情報センター4の情報処理装置5は、CPU、RAM、ROM、ハードディスク、入出力装置(キーボード、マウス、ディスプレイ)等を備えた一般的なコンピュータで構成されており、制御部24、通信部25、データ記憶部26等を備える。制御部24は、通信部25を介して車両2の車載装置3から車両2の運転情報及び車両2の位置情報等を受信する。制御部24は、受信した情報をハードディスクとして構成されるデータ記憶部26に記録する。データ記憶部26は、ユーザー管理データベース26aと、地図データベース26bとを備える。
次に、上記構成の動作を図3のフローチャートを参照して説明する。尚、図3のフローチャートは、情報センター4の情報処理装置5の制御の内容を示す。まず、図3のステップS10においては、情報処理装置5が車両2の運転情報を取得(受信)する。このステップS10が受信手段に相当する。続いて、ステップS20へ進み、設定された各項目の閾値を越えているか否かを判断する。このステップS20が第1判断手段に相当する。ここで、閾値を設定する運転情報の項目(即ち、異常を判定する運転情報の項目)は、次の通りである。車両2の運転情報のうちの運転者の運転時における情報としては、アクセルワーク、ハンドリング、ウインカー(方向指示器)の点灯タイミング、ブレーキタイミング、変速機のシフトアップタイミング、バック時の挙動、運転者の視線挙動、運転中に発せられた運転者の言動の内容等の情報がある。そして、車両2の運転情報のうちの車両挙動情報としては、車両2の加減速度、車両2のヨーイング、車両2のローリング、車両2のピッチング、車両2のふらつき度合等の情報がある。上記した各運転情報について、受信した情報を閾値と比較する処理を実行し、運転情報に異常があるか否かを判断する。尚、閾値としては、例えば、受信した各運転情報の履歴データ(データ記憶部26に記憶した各運転情報の蓄積データ)の統計処理を行ない、3σの値を閾値とすることが好ましい。他の方法で閾値を設定しても良い。本実施形態においては、車両2から日々取得した情報(運転情報)を記憶し、これらの情報から通常時の運転状態(運転技量及び運転の特徴)を把握して定義しておき、車両2の運行中に設定時間毎に取得する運転情報と、上記定義された通常時における運転状態とを比較することにより、通常時の運転状態と異なる運転状態(異常運転状態)であると判断するようにしている。即ち、このような異常判断ができるように上記した各項目の閾値を設定している。
さて、上記ステップS20において、設定された各項目の全てが閾値を越えていない場合には、「NO」へ進み、本制御を終了する。上記ステップS20において、設定された各項目の少なくとも1つが閾値を越えている場合、「YES」へ進み、ステップS30へ進む。ステップS30では、運転情報が異常であると判定し、その旨をデータ記憶部26に記憶する。
次いで、ステップS40へ進み、位置情報及び運転情報を送信する時間間隔を、設定された時間間隔T1からこれよりも短い時間間隔T2に変更する処理を行なう。この場合、時間間隔T1からこれよりも短い時間間隔T2に変更した情報をデータ記憶部26に記憶する。続いて、ステップS50へ進み、位置情報及び運転情報を送信する時間間隔を、時間間隔T1から時間間隔T2に変更するように指示する時間間隔変更指示情報を、車両2の車載装置3へ送信する。車載装置3は、情報センター4の情報処理装置5から上記時間間隔変更指示情報を受信すると、それ以降、時間間隔T2毎に、位置情報及び運転情報を情報センター4の情報処理装置5へ送信するように構成されている。上記ステップS40及び上記ステップS50が第1時間間隔変更手段に相当する。
次に、位置情報及び運転情報を送信する時間間隔を、時間間隔T1よりも短い時間である時間間隔T2に変更した後の制御について説明する。
まず、情報センター4の情報処理装置5においては、時間間隔を短く変更した対象の車両2は、監視対象車両2という位置付けとなり、該当車両2が停止するか、異常状態が解消されるまで、上記監視状態が継続される。そして、監視対象車両2に対しては、予め登録されているメール送信先(SMSやSNSのメッセージ送信機能を使用してのメール送信先を含む)へ、監視対象車両2が異常状態である旨を示すメッセージが記載されたメールが送信される。尚、登録されているメール送信先の具体例として、車両2が業務使用車両の場合には、運行管理者、車両管理者、運転者の管理者等の各メール送信先が登録されている。車両2が個人使用車両の場合には、登録されているメール送信先の具体例として、運転者の家族、親族等の各メール送信先が登録されている。
また、情報センター4の情報処理装置5は、監視対象車両2の車載装置3へ、異常運転状態であることを通知すると共に、車載装置3が車内に警告音を発生させるように指示する信号を送信する。監視対象車両2の車載装置3は、上記信号を受信すると、異常運転状態であることを認識すると共に、車内に警告音(警告音声等)を出力する。尚、情報センター4の情報処理装置5は、監視対象車両2の車載装置3へ、異常運転状態であることを通知する信号だけを送信するように構成し、監視対象車両2の車載装置3は、上記通知信号を受信したら、異常運転状態であることを認識すると共に、異常運転状態であることを示すメッセージ(音声等)や警告音等を出力するように構成しても良い。
更に、情報センター4の情報処理装置5が、監視対象車両2の車載装置3へ、異常運転状態であることを通知すると共に、監視対象車両2の車載装置3が車内に警告音を発生させるように指示する信号(警戒指示情報の信号)を送信した後、監視対象車両2の車内に警告音(警告音声等)が出力されたにも係わらず、監視対象車両2の監視状態(即ち、運転異常状態)が継続している場合には、情報センター4の情報処理装置5は、警告音(警告音声等)の音量、出力回数、出力間隔を変更する信号を監視対象車両2の車載装置3へ送信する。監視対象車両2の車載装置3は、上記信号を受信すると、警告音(警告音声等)の音量、出力回数、出力間隔を変更して、車内に更なる警告音(警告音声等)を出力するようになっている。
また、情報センター4の情報処理装置5は、監視対象車両2の車載装置3に対して、情報センター4に送信する運転情報の項目を追加する指示信号を送信する機能を有する。監視対象車両2の車載装置3は、上記追加する指示信号を受信すると、指示された項目を追加した運転情報を情報センター4へ送信する。また、監視対象車両2の車載装置3が、異常運転を判断する制御機能を有している場合には、車載装置3自身で追加する運転情報の項目を選択し、選択した追加情報を情報センター4へ送信するように構成することが好ましい。尚、追加する運転情報の項目としては、車載LAN22を介して取得可能な各種の情報や、運転者の挙動を監視するカメラを搭載した場合にそのカメラにより取得した画像情報や、マイクから取得可能な音声情報や、ドライブレコーダ装置6により取得した画像情報などがあり、これらの情報から追加する情報を1つ以上適宜選択して設定することが好ましい。
また、情報センター4の情報処理装置5においては、監視対象車両2の監視レベルを複数段階に設定できるように構成されており、運転異常状態が閾値から乖離する値の大きさに応じて、または、運転異常状態の項目の個数に応じて、監視レベルの段階を適宜設定できる(例えば乖離値が大きい場合(または運転異常状態の項目の個数が多い場合)、監視レベルを強くする)ように構成されることが好ましい。
また、情報センター4の情報処理装置5は、監視レベル毎に監視対応を設定可能なように構成されており、監視レベルに応じた監視対応を実施することができる。例えば、監視レベルが最大値の場合には、運行管理者が見ている運行管理画面(ウエブアプリ等)に常に表示され、監視対象車両2を追跡・監視することが可能な状態となる。そして、例えば、情報センター4の情報処理装置5は、監視対象車両2の車載装置3に対して、ハザードランプの点灯や、クラクションを鳴動させるなどの指示をする信号を送信する機能を有することも好ましい。更に、情報センター4の情報処理装置5は、例えば警察や自治体等に対して、危険車両(監視対象車両2)の存在を連絡することにより、警察や自治体等においても、監視対象車両2を追跡・監視することが可能なように構成することも好ましい。
また、情報センター4の情報処理装置5は、監視対象車両2が他の車両2の近く(両者の距離が第1の設定距離以下)を走行していることを検知した場合、その他の車両2の車載装置3に対して、危険車両2が近くを走行している旨の情報を送信するように構成することが好ましい。この場合、情報センター4の情報処理装置5は、監視対象車両2が他の車両2から離れた(両者の距離が第2の設定距離以上)ことを検知した場合、その他の車両2の車載装置3に対して、危険車両2がいなくなり危険状態が解除された旨の情報を送信するように構成することが好ましい。
上記構成の本実施形態によれば、車両2の運転状態が異常であるときに、車両2の位置情報及び車両2の運転情報を送信する時間間隔を短くするように構成したので、情報センター4において、車両2の運転状態の異常が続いているか否か、車両2の運転状態の異常の程度が悪化しているか否かなどを、短い時間間隔で検知することができる。その結果、情報センター4においては、運転状態が異常である車両2について、運行管理者や運転者の家族等へメールして連絡したり、警察や自治体等へ連絡するなどの有効な対策を速やかに実行することができる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一ステップには、同一ステップ番号を付している。この第2実施形態においては、ステップS10からステップS50までの処理は、第1実施形態と同じである。ステップS50の後、ステップS60へ進み、監視対象車両2の運転者の管理者(運転管理者)へメール(運転状態が異常であることを示すメール)を送信する。運転者の管理者としては、運転者が所属する会社や、運転者の家族などが情報センター4の情報処理装置5に予め登録されている。
続いて、ステップS70へ進み、監視対象車両2の車載装置3へ、異常運転状態であることを通知すると共に、車載装置3によって車内に警告音を出力させるように指示する信号(警戒指示情報)を送信する。この警戒指示情報を受信した車両2の車載装置3は、警戒指示情報を音声で出力する、または、ディスプレイ(スマホ等のディスプレイを含む)を備える車両2では該ディスプレイに表示する。
上述した以外の第2実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第2実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、第2実施形態によれば、異常運転状態である車両2について、監視対象車両2の運転者の管理者へメールを送信し、上記車両2の車載装置3によって車内に警告音を出力させるように指示する構成としたので、運転者の管理者を介して運転者に異常運転を注意したり、車内の警告音で運転者に異常運転を注意したりすることができる。
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一ステップには、同一ステップ番号を付している。この第2実施形態においては、ステップS10からステップS50までの処理は、第1実施形態と同じである。ステップS50の後、ステップS110へ進み、監視対象車両2を中心として予め設定された距離(例えば1km程度の距離)を半径とする円形領域の中に他の車両2が存在するか否かを判断する。ここで、他の車両2が存在しないときには、ステップS110にて「NO」へ進み、処理を終了する。
一方、ステップS110において、他の車両2が存在するときには、「YES」へ進み、ステップS120へ進む。ステップS120では、上記他の車両2(該当車両2)の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在することを指示する情報(警戒指示情報)を送信する。この警戒指示情報を受信した車両2の車載装置3は、警戒指示情報を音声で出力する、または、ディスプレイ(スマホ等のディスプレイを含む)を備える車両2では該ディスプレイに表示する。警戒指示情報の具体例としては、警戒指示情報を送信した車両2と監視対象車両2(異常運転車両2)との位置関係の情報、警戒指示情報を送信した車両2と監視対象車両2(異常運転車両2)との間の距離の情報、監視対象車両2(異常運転車両2)を回避するための情報等がある。
次いで、ステップS130へ進み、監視対象車両2の走行ルートを周知技術を用いて推測する。続いて、ステップS140へ進み、監視対象車両2の進行方向に他の車両2が存在するか否かを判断する。ここで、他の車両2が存在しない場合には、ステップS140にて「NO」へ進み、処理を終了する。
一方、ステップS140において、他の車両2が存在する場合には、「YES」へ進み、ステップS150へ進む。このステップS150では、監視対象車両2の進行方向に存在する他の車両2(該当車両2)の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在することを指示する情報(警戒指示情報)を送信する。この警戒指示情報を受信した車両2の車載装置3は、警戒指示情報を音声で出力する、または、ディスプレイ(スマホ等のディスプレイを含む)を備える車両2では該ディスプレイに表示する。警戒指示情報の具体例としては、上記ステップS120で説明した各情報を用いることが好ましい。
尚、情報センター4の情報処理装置5は、警戒指示情報を送信した車両2が、監視対象車両2を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に存在しなくなった場合、または、監視対象車両2の進行方向に存在しなくなった場合には、当該車両2に対して、警戒指示を解除する情報(危険状態を回避した旨の情報)を送信するように構成されている。
上述した以外の第3実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第3実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、第3実施形態によれば、監視対象車両2を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に存在する他の車両2に対して、警戒指示情報を送信するように構成したので、他の車両2が監視対象車両2に起因して事故に遭遇する可能性を低減することができる。また、監視対象車両2の進行方向に存在する他の車両2に対して、警戒指示情報を送信するように構成したので、監視対象車両2の進行方向に存在する他の車両2が監視対象車両2に起因して事故に遭遇する可能性を低減することができる。
(第4実施形態)
図6は、本発明の第4実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一ステップには、同一ステップ番号を付している。この第4実施形態においては、ステップS10からステップS50までの処理は、第1実施形態と同じである。ステップS50の後、ステップS210へ進み、監視対象車両2は、運転情報に基づいて危険運転車両であるか否かを判断する。ここで、危険運転車両としては、通常時の運転状態と異なる運転状態と判断した車両2や、通常時から危険な運転をしていると判断した車両2(無謀運転の常習者等が運転する車両2)等が考えられる。上記ステップS210において、監視対象車両2が危険運転車両でないと判断されたときには、「NO」へ進み、処理を終了する。
一方、上記ステップS210において、監視対象車両2が危険運転車両であると判断されたときには、「YES」へ進み、ステップS220へ進み、監視対象車両2を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に他の車両2が存在するか否かを判断する。ここで、他の車両2が存在しないときには、ステップS220にて「NO」へ進み、処理を終了する。
一方、ステップS220において、他の車両2が存在するときには、「YES」へ進み、ステップS230へ進む。ステップS230では、上記他の車両2(該当車両2)の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在することを指示する情報(警戒指示情報)を送信する。この警戒指示情報を受信した車両2の車載装置3は、警戒指示情報を音声で出力する、または、ディスプレイ(スマホ等のディスプレイを含む)を備える車両2では該ディスプレイに表示する。警戒指示情報の具体例としては、前記図5のステップS120で説明した各情報を用いることが好ましい。また、危険運転車両の危険のレベルに応じて危険度合いを定義し、危険度合いに応じて音声(警告音)の大きさや、表示態様(形、色、表示方法)等を種々変更することが好ましい。
次いで、ステップS240へ進み、監視対象車両2の走行ルートを周知技術を用いて推測する。続いて、ステップS250へ進み、監視対象車両2の進行方向に他の車両2が存在するか否かを判断する。ここで、他の車両2が存在しない場合には、ステップS250にて「NO」へ進み、処理を終了する。
一方、ステップS250において、他の車両2が存在する場合には、「YES」へ進み、ステップS260へ進む。このステップS260では、監視対象車両2の進行方向に存在する他の車両2(該当車両2)の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在することを指示する情報(警戒指示情報)を送信する。この警戒指示情報を受信した車両2の車載装置3は、警戒指示情報を音声で出力する、または、ディスプレイ(スマホ等のディスプレイを含む)を備える車両2では該ディスプレイに表示する。警戒指示情報の具体例としては、前記図5のステップS120で説明した各情報を用いることが好ましい。
尚、上述した以外の第4実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第4実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、第4実施形態によれば、監視対象車両2が危険運転車両であることを検知した場合に、監視対象車両2を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に存在する他の車両2に対して、警戒指示情報を送信するように構成したので、他の車両2が監視対象車両2(危険運転車両2)に起因して事故に遭遇する可能性を低減することができる。また、監視対象車両2が危険運転車両であることを検知した場合に、監視対象車両2の進行方向に存在する他の車両2に対して、警戒指示情報を送信するように構成したので、監視対象車両2の進行方向に存在する他の車両2が監視対象車両2に起因して事故に遭遇する可能性を低減することができる。
(第5実施形態)
図7は、本発明の第5実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一ステップには、同一ステップ番号を付している。この第5実施形態においては、ステップS10からステップS50までの処理は、第1実施形態と同じである。ステップS50の後、ステップS310へ進み、監視対象車両2は、運転情報に基づいて低運転技量車両であるか否かを判断する。ここで、低運転技量車両としては、運転初心者やシニアドライバー等の運転技量が低い運転者が運転する車両2が考えられる。上記ステップS310において、監視対象車両2が低運転技量車両でないと判断されたときには、「NO」へ進み、処理を終了する。
一方、上記ステップS310において、監視対象車両2が低運転技量車両であると判断されたときには、「YES」へ進み、ステップS320へ進み、監視対象車両2を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に他の車両2が存在するか否かを判断する。ここで、他の車両2が存在しないときには、ステップS320にて「NO」へ進み、処理を終了する。
一方、ステップS320において、他の車両2が存在するときには、「YES」へ進み、ステップS330へ進む。ステップS330では、上記他の車両2(該当車両2)の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在することを指示する情報(警戒指示情報)を送信する。この警戒指示情報を受信した車両2の車載装置3は、警戒指示情報を音声で出力する、または、ディスプレイ(スマホ等のディスプレイを含む)を備える車両2では該ディスプレイに表示する。警戒指示情報の具体例としては、前記図5のステップS120で説明した各情報を用いることが好ましい。
次いで、ステップS340へ進み、監視対象車両2の走行ルートを周知技術を用いて推測する。続いて、ステップS350へ進み、監視対象車両2の進行方向に他の車両2が存在するか否かを判断する。ここで、他の車両2が存在しない場合には、ステップS350にて「NO」へ進み、処理を終了する。
一方、ステップS350において、他の車両2が存在する場合には、「YES」へ進み、ステップS360へ進む。このステップS360では、監視対象車両2の進行方向に存在する他の車両2(該当車両2)の車載装置3へ、警戒すべき車両2が存在することを指示する情報(警戒指示情報)を送信する。この警戒指示情報を受信した車両2の車載装置3は、警戒指示情報を音声で出力する、または、ディスプレイ(スマホ等のディスプレイを含む)を備える車両2では該ディスプレイに表示する。警戒指示情報の具体例としては、前記図5のステップS120で説明した各情報を用いることが好ましい。
尚、上述した以外の第5実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第5実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、第5実施形態によれば、監視対象車両2が低運転技量車両であることを検知した場合に、監視対象車両2を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に存在する他の車両2に対して、警戒指示情報を送信するように構成したので、他の車両2が監視対象車両2に起因して事故に遭遇する可能性を低減することができる。また、監視対象車両2が低運転技量車両であることを検知した場合に、監視対象車両2の進行方向に存在する他の車両2に対して、警戒指示情報を送信するように構成したので、監視対象車両2の進行方向に存在する他の車両2が監視対象車両2(低運転技量車両)に起因して事故に遭遇する可能性を低減することができる。
尚、上記各実施形態では、情報センター4の情報処理装置5側において、車両2の運転情報に基づいて車両2の運転状態が異常であるか否かを判断するように構成したが、これに代えて、車両2の車載装置3側において、車両2の運転情報に基づいて車両2の運転状態が異常であるか否かを判断するように構成しても良い。この場合、車両2の車載装置3の記憶部15内に、車両2の運転情報を蓄積し、通常時の運転状態(運転技量及び運転の特徴)を把握して定義しておき、車両2の運行中に設定時間毎に取得する運転情報と、上記定義された通常時における運転状態(各項目の閾値)とを比較することにより、通常時の運転状態と異なる運転状態(異常運転状態)であると判断することが好ましい。
そして、このように構成した場合、車両2の車載装置3において車両2の運転状態が異常であると判断したときに、車両2の車載装置3は、該車載装置3から情報センター4の情報処理装置5へ位置情報及び運転情報を送信する時間間隔を短くするように設定する。そして、車両2が異常運転状態であることを示す情報を位置情報及び運転情報と共に、車載装置3から情報センター4の情報処理装置5へ送信するように構成する。更に、車載装置3は、異常運転状態であること旨のメッセージ等の音声や警告音を車内に出力したり、または、ディスプレイ(スマホ等のディスプレイを含む)を備える車両2では該ディスプレイに表示したりするように構成することが好ましい。
図面中、1は車両情報処理システム、2は車両、3は車載装置、4は情報センター、5は情報処理装置、6はドライブレコーダ装置、7は情報検出装置、14は制御部、15はデータ記憶部、20は通信部、21はLAN通信部、22は車載LAN、23は変速ECU、24は制御部、25は通信部、26はデータ記憶部である。

Claims (9)

  1. 車両(2)に搭載される車載装置(3)と、情報センター(4)の情報処理装置(5)との間で通信を行なう車両情報処理システム(1)であって、
    前記車載装置(3)は、前記車両(2)の位置情報を取得する第1取得手段と、
    前記車両(2)の運転情報を取得する第2取得手段と、
    前記位置情報及び前記運転情報を前記情報センター(4)の情報処理装置(5)へ設定された時間間隔毎に送信する送信手段とを備え、
    前記情報処理装置(5)は、前記車両(2)の前記車載装置(3)からの前記位置情報及び前記運転情報を受信する受信手段と、
    受信した前記運転情報に基づいて前記車両(2)の運転状態が異常であるか否かを判断する第1判断手段と、
    前記車両(2)の運転状態が異常であるときに、前記位置情報及び前記運転情報を送信する時間間隔を短くする第1時間間隔変更手段とを備え、
    前記第1判断手段は、前記車両の運転情報として運転者の運転時における情報を取得し、この取得した情報を閾値と比較することにより、運転情報に異常があるか否かを判断するように構成され、更に、前記車両の運転情報の蓄積データを統計処理することにより前記閾値を設定するように構成され、
    前記情報処理装置(5)は、前記車両(2)の運転状態が異常であるときに、前記車両(2)を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に他の車両(2)が存在するか否かを判断し、前記他の車両(2)が存在するときには、前記他の車両(2)の車載装置(3)へ、警戒すべき車両(2)が存在することを指示する情報を送信し、前記他の車両(2)が存在しなくなったときには、前記他の車両(2)の車載装置(3)へ、警戒すべき車両(2)が存在しなくなり危険状態が解除されたことを指示する情報を送信するように構成された車両情報処理システム。
  2. 前記運転者の運転時における情報として、アクセルワーク、ハンドリング、ウインカーの点灯タイミング、ブレーキタイミング、変速機のシフトアップタイミング、バック時の挙動、運転者の視線挙動、または、運転中に発せられた運転者の言動の内容の少なくとも1以上の情報が取得されるように構成された請求項1記載の車両情報処理システム。
  3. 車両(2)に搭載される車載装置(3)と、情報センター(4)の情報処理装置(5)との間で通信を行なう車両情報処理システム(1)であって、
    前記車載装置(3)は、前記車両(2)の位置情報を取得する第1取得手段と、
    前記車両(2)の運転情報を取得する第2取得手段と、
    前記位置情報及び前記運転情報を前記情報センター(4)の情報処理装置(5)へ設定された時間間隔毎に送信する送信手段とを備え、
    前記情報処理装置(5)は、前記車両(2)の前記車載装置(3)からの前記位置情報及び前記運転情報を受信する受信手段と、
    受信した前記運転情報に基づいて前記車両(2)の運転状態が異常であるか否かを判断する第1判断手段と、
    前記車両(2)の運転状態が異常であるときに、前記位置情報及び前記運転情報を送信する時間間隔を短くする第1時間間隔変更手段とを備え、
    前記第1判断手段は、前記車両の運転情報よして車両挙動情報を取得し、この取得した車両挙動情報を閾値と比較することにより、運転情報に異常があるか否かを判断するように構成され、更に、前記車両の運転情報の蓄積データを統計処理することにより前記閾値を設定するように構成され、
    前記情報処理装置(5)は、前記車両(2)の運転状態が異常であるときに、前記車両(2)を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に他の車両(2)が存在するか否かを判断し、前記他の車両(2)が存在するときには、前記他の車両(2)の車載装置(3)へ、警戒すべき車両(2)が存在することを指示する情報を送信し、前記他の車両(2)が存在しなくなったときには、前記他の車両(2)の車載装置(3)へ、警戒すべき車両(2)が存在しなくなり危険状態が解除されたことを指示する情報を送信するように構成された車両情報処理システム。
  4. 前記車両挙動情報として、車両の加減速度、車両のヨーイング、車両のローリング、車両のピッチング、または、車両のふらつき度合の少なくとも1以上の情報が取得されるように構成された請求項3記載の車両情報処理システム。
  5. 車両(2)に搭載される車載装置(3)と、情報センター(4)の情報処理装置(5)との間で通信を行なう車両情報処理システム(1)であって、
    前記車載装置(3)は、前記車両(2)の位置情報を取得する第1取得手段と、
    前記車両(2)の運転情報を取得する第2取得手段と、
    前記位置情報及び前記運転情報を前記情報センター(4)の情報処理装置(5)へ設定された時間間隔毎に送信する送信手段とを備え、
    前記情報処理装置(5)は、前記車両(2)の前記車載装置(3)からの前記位置情報及び前記運転情報を受信する受信手段と、
    受信した前記運転情報に基づいて前記車両(2)の運転状態が異常であるか否かを判断する第1判断手段とを備え、
    前記第1判断手段は、前記車両の運転情報として運転者の運転時における情報または車両挙動情報を取得し、この取得した情報を閾値と比較することにより、運転情報に異常があるか否かを判断するように構成され、更に、前記車両の運転情報の蓄積データを統計処理することにより前記閾値を設定するように構成され、
    前記情報処理装置(5)は、前記車両(2)の運転状態が異常であるときに、前記車両(2)を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に他の車両(2)が存在するか否かを判断し、前記他の車両(2)が存在するときには、前記他の車両(2)の車載装置(3)へ、警戒すべき車両(2)が存在することを指示する情報を送信し、前記他の車両(2)が存在しなくなったときには、前記他の車両(2)の車載装置(3)へ、警戒すべき車両(2)が存在しなくなり危険状態が解除されたことを指示する情報を送信するように構成された車両情報処理システム。
  6. 車両(2)に搭載される車載装置(3)と、情報センター(4)の情報処理装置(5)との間で通信を行なう車両情報処理システム(1)であって、
    前記車載装置(3)は、前記車両(2)の位置情報を取得する第1取得手段と、
    前記車両(2)の運転情報を取得する第2取得手段と、
    前記位置情報及び前記運転情報を前記情報センター(4)の情報処理装置(5)へ設定された時間間隔毎に送信する送信手段とを備え、
    前記情報処理装置(5)は、前記車両(2)の前記車載装置(3)からの前記位置情報及び前記運転情報を受信する受信手段と、
    受信した前記運転情報に基づいて前記車両(2)の運転状態が異常であるか否かを判断する第1判断手段とを備え、
    前記第1判断手段は、前記車両の運転情報として運転者の運転時における情報を取得し、この取得した情報を閾値と比較することにより、運転情報に異常があるか否かを判断するように構成され、更に、前記車両の運転情報の蓄積データを統計処理することにより前記閾値を設定するように構成され、
    前記情報処理装置(5)は、前記車両(2)の運転状態が異常であるときに、前記車両(2)の進行方向に他の車両(2)が存在するか否かを判断し、前記他の車両(2)が存在するときには、前記他の車両(2)の車載装置(3)へ、警戒すべき車両(2)が存在することを指示する情報を送信し、前記他の車両(2)が存在しなくなったときには、前記他の車両(2)の車載装置(3)へ、警戒すべき車両(2)が存在しなくなり危険状態が解除されたことを指示する情報を送信するように構成された車両情報処理システム。
  7. 車両(2)に搭載される車載装置(3)と、情報センター(4)の情報処理装置(5)との間で通信を行なう車両情報処理システム(1)であって、
    前記車載装置(3)は、前記車両(2)の位置情報を取得する第1取得手段と、
    前記車両(2)の運転情報を取得する第2取得手段と、
    前記位置情報及び前記運転情報を前記情報センター(4)の情報処理装置(5)へ設定された時間間隔毎に送信する送信手段とを備え、
    前記情報処理装置(5)は、前記車両(2)の前記車載装置(3)からの前記位置情報及び前記運転情報を受信する受信手段と、
    受信した前記運転情報に基づいて前記車両(2)の運転状態が異常であるか否かを判断する第1判断手段とを備え、
    前記第1判断手段は、前記車両の運転情報として車両挙動情報を取得し、この取得した情報を閾値と比較することにより、運転情報に異常があるか否かを判断するように構成され、更に、前記車両の運転情報の蓄積データを統計処理することにより前記閾値を設定するように構成され、
    前記情報処理装置(5)は、前記車両(2)の運転状態が異常であるときに、前記車両(2)の進行方向に他の車両(2)が存在するか否かを判断し、前記他の車両(2)が存在するときには、前記他の車両(2)の車載装置(3)へ、警戒すべき車両(2)が存在することを指示する情報を送信し、前記他の車両(2)が存在しなくなったときには、前記他の車両(2)の車載装置(3)へ、警戒すべき車両(2)が存在しなくなり危険状態が解除されたことを指示する情報を送信するように構成された車両情報処理システム。
  8. 車両(2)に搭載される車載装置(3)と、情報センター(4)の情報処理装置(5)との間で通信を行なう車両情報処理システム(1)であって、
    前記車載装置(3)は、前記車両(2)の位置情報を取得する第1取得手段と、
    前記車両(2)の運転情報を取得する第2取得手段と、
    前記位置情報及び前記運転情報を前記情報センター(4)の情報処理装置(5)へ設定された時間間隔毎に送信する送信手段とを備え、
    前記情報処理装置(5)は、前記車両(2)の前記車載装置(3)からの前記位置情報及び前記運転情報を受信する受信手段と、
    受信した前記運転情報に基づいて前記車両(2)の運転状態が異常であるか否かを判断する第1判断手段とを備え、
    前記第1判断手段は、前記車両の運転情報として運転者の運転時における情報または車両挙動情報を取得し、この取得した情報を閾値と比較することにより、運転情報に異常があるか否かを判断するように構成され、更に、前記車両の運転情報の蓄積データを統計処理することにより前記閾値を設定するように構成され、
    前記情報処理装置(5)は、前記車両(2)の運転状態が異常であるときに、前記車両(2)を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に他の車両(2)が存在するか否かを判断し、前記他の車両(2)が存在するときには、前記他の車両(2)の車載装置(3)へ、警戒すべき車両(2)が存在することを指示する情報を送信し、前記他の車両(2)が存在しなくなったときには、前記他の車両(2)の車載装置(3)へ、警戒すべき車両(2)が存在しなくなり危険状態が解除されたことを指示する情報を送信するように構成された車両情報処理システムに用いられる車載装置。
  9. 車両(2)に搭載される車載装置(3)と、情報センター(4)の情報処理装置(5)との間で通信を行なう車両情報処理システム(1)であって、
    前記車載装置(3)は、前記車両(2)の位置情報を取得する第1取得手段と、
    前記車両(2)の運転情報を取得する第2取得手段と、
    前記位置情報及び前記運転情報を前記情報センター(4)の情報処理装置(5)へ設定された時間間隔毎に送信する送信手段とを備え、
    前記情報処理装置(5)は、前記車両(2)の前記車載装置(3)からの前記位置情報及び前記運転情報を受信する受信手段と、
    受信した前記運転情報に基づいて前記車両(2)の運転状態が異常であるか否かを判断する第1判断手段とを備え、
    前記第1判断手段は、前記車両の運転情報として運転者の運転時における情報または車両挙動情報を取得し、この取得した情報を閾値と比較することにより、運転情報に異常があるか否かを判断するように構成され、更に、前記車両の運転情報の蓄積データを統計処理することにより前記閾値を設定するように構成され、
    前記情報処理装置(5)は、前記車両(2)の運転状態が異常であるときに、前記車両(2)を中心として予め設定された距離を半径とする円形領域の中に他の車両(2)が存在するか否かを判断し、前記他の車両(2)が存在するときには、前記他の車両(2)の車載装置(3)へ、警戒すべき車両(2)が存在することを指示する情報を送信し、前記他の車両(2)が存在しなくなったときには、前記他の車両(2)の車載装置(3)へ、警戒すべき車両(2)が存在しなくなり危険状態が解除されたことを指示する情報を送信するように構成された車両情報処理システムに用いられる情報処理装置。
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